JP3754251B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスの開閉方向に沿って設けられたガイドと、前記ガラスに固着され、前記ガイドに移動可能に係合するスライダベースと、前記ガイドの一方の端部側に設けられた第1のプーリと、前記ガイドの他方の端部側に設けられた第2のプーリと、前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間に設けられたドラムと、該ドラムに巻き掛けられ、一方の端部側が前記第1のプーリを介して前記スライダベースに、他方の端部側が前記第2のプーリを介して前記スライダベースにそれぞれ係止されたワイヤとを有し、前記ドラムを回転させることによって前記ガラスに固着されたスライダベースを前記ガイドに沿って移動させるウインドレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12を用いて、従来のウインドレギュレータを説明する。
ガラス2の昇降方向(図12において矢印方向)に沿ってガイド1が設けられている。このガイド1の上部はアッパブラケット3を介して車体側(ドアインナパネル)に、ガイド1の下部はロアブラケット4を介して車体側(ドアインナパネル)にそれぞれ取付けられている。
【0003】
ガイド1には、ガイド1に摺動可能に係合するスライダベース6が設けられている。更に、ガラス2の下部と、スライダベース6とが固着され、ガラス2はガイド1に沿って矢印方向に昇降可能となっている。
【0004】
ガイド1の側方には、ドラムベース8が設けられている。このドラムベース8上には、モータ10によって回転駆動されるドラム9が設けられている。
ドラム9の円筒面には、ワイヤ12が巻掛けられている。このワイヤ12の一方の端部側は、アッパブラケット3上に回転可能に設けられた第1のプーリとしてのアッパプーリ13を介して、スライダベース6上に係止されている。
【0005】
又、ワイヤ12の他方の端部側は、ロアブラケット4上に回転可能に設けられた第2のプーリとしてのロアプーリ14を介してスライダベース6上に係止されている。
【0006】
次に、上記構成の作動を説明する。モータ10を駆動することにより、ドラム9が回転する。ドラム9の回転により、ワイヤ12の一方はドラム9より繰出され、他方のワイヤ12はドラム9に巻き取られる。ワイヤ12の移動により、スライダベース6がガイド1に沿って移動し、ガラス2の昇降が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のウインドレギュレータにおいて、ワイヤ12の端部側とスライダベース6との係止は、図12に示すように、スライダベース6上に溝6a,6bを設け、この溝6a,6bにワイヤ12の端部に設けられたエンド部材12a,12bを係合させることで行なっている。
【0008】
一方、ガラス2の昇降ストロークをなるべく長く確保するため、即ちアッパプーリ13,ロアプーリ14の側方までスライダベース6が移動可能とするためには、溝6a,6bの延出方向はワイヤ12の移動方向と直交する方向が望ましい。
【0009】
しかし、このような構成とすると、溝6a,6bの近傍のワイヤ12に半径の小さな曲部Aが形成される。
よって、スライダベース6を移動させると、ワイヤ12の曲部Aには大きな曲げ応力が繰返し発生し、ワイヤの耐久性がなくなる問題点がある。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤの耐久性が向上するウインドレギュレータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、ガラスの開閉方向に沿って設けられたガイドと、前記ガラスに固着され、前記ガイドに移動可能に係合するスライダベースと、前記ガイドの一方の端部側に設けられた第1のプーリと、前記ガイドの他方の端部側に設けられた第2のプーリと、前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間に設けられたドラムと、該ドラムに巻き掛けられ、一方の端部側が前記第1のプーリを介して前記スライダベースに、他方の端部側が前記第2のプーリを介して前記スライダベースにそれぞれ係止されたワイヤとを有し、前記ドラムを回転させることによって前記ガラスに固着されたスライダベースを前記ガイドに沿って移動させるウインドレギュレータにおいて、前記ワイヤの一方の端部に設けられた円柱状の第1のエンド部材と、前記ワイヤの他方の端部に設けられた円柱状の第2のエンド部材と、前記スライダベースに設けられ、前記第1のエンド部材が嵌合し、前記第1のエンド部材を回転可能に支持する樹脂の第1のガイド部と、
前記スライダベースに設けられ、前記第2のエンド部材が嵌合し、前記第2のエンド部材を回転可能に支持する樹脂の第2のガイド部と、を有し、前記第1及び第2のガイド部に、前記第1及び第2のエンド部材によって荷重が作用する面と対向する溝を形成し、前記スライダベースに、前記溝に嵌合する補強部を形成したことを特徴とするウインドレギュレータである。
【0012】
前記ワイヤの端部を前記スライダベースに対して回転可能に係止したことにより、ワイヤに半径の小さな曲部が発生せず、ワイヤの耐久性が向上する。
【0015】
第1のガイド部に第1のエンド部材を、第2のガイド部に第2のエンド部材をそれぞれ嵌合させるだけでよいので、組み付けが簡単である。
【0016】
成形が容易な樹脂の第1及び第2のガイド部を用いた場合でも、前記第1及び第2のガイド部に、前記第1及び第2のエンド部材によって荷重が作用する面と対向する溝を形成し、前記スライダベースに、前記溝に嵌合する補強部を形成したことにより、第1及び第2のガイドの強度を確保できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態例)
図1〜図3を用いて説明する。
【0018】
図1において、ガラス102の昇降方向(図1において矢印方向)に沿ってガイド101が設けられている。このガイド101の上部はアッパブラケット103を介して車体側(ドアインナパネル)に、ガイド101の下部はロアブラケット104を介して車体側(ドアインナパネル)にそれぞれ取付けられている。
【0019】
ガイド101には、ガイド101に摺動可能に係合する二つのスライダ105を介してスライダベース106が設けられている。更に、ガラス102の下部と、スライダベース106とがねじ107を用いて固着され、ガラス102は、ガイド1に沿って矢印方向に昇降可能となっている。
【0020】
ガイド101の側方には、ドラムベース108が設けられている。このドラムベース108には、図2に示すように、円筒面に螺旋状に溝109aが刻設されたドラム109を回転可能に保持する上面が開放された円筒形のドラム保持部108aが形成されている。
【0021】
110は駆動シャフト110aがドラム109に嵌合し、ドラムベース108に設けられたモータ、111はドラムベース108のドラム保持部108aの開放面を覆う蓋である。
【0022】
ドラム109の円筒面の溝109aには、ワイヤ112の中間部が巻掛けられている。
図1に戻って、このワイヤ112の一方の端部側は、アッパブラケット103上に回転可能に設けられた第1のプーリとしてのアッパプーリ113を介して、スライダベース106上に係止されている。又、ワイヤ112の他方の端部側は、ロアブラケット104上に回転可能に設けられた第2のプーリとしてのロアプーリ114を介してスライダベース106上に係止されている。
【0023】
又、アッパブラケット103にはアッパワイヤガイド115が、ロアブラケット104にはロアワイヤガイド116がそれぞれ設けられている。
ここで、図3を用いて、ワイヤ112のスライダベース106への係止構造を説明する。
【0024】
ワイヤ112の一方の端部には貫通穴301が開設された第1のエンド部材303が、ワイヤ112の他方の端部には貫通穴311が開設された第2のエンド部材313がそれぞれ取り付けられている。
【0025】
そして、第1及び第2のエンド部材303,313の貫通穴301,311を挿通し、スライダベース106に取り付けられるピン321を用いて、第1及び第2のエンド部材303,313はスライダベース106に同軸上で回転可能に取り付けられている。
【0026】
次に、上記構成の作動を説明する。モータ110を駆動することにより、ドラム109が回転する。ドラム109の回転により、ワイヤ112の一方はドラム109より繰出され、他方のワイヤ112はドラム109に巻き取られる。ワイヤ112の移動により、スライダベース106がガイド101に沿って移動し、ガラス102の昇降が行なわれる。
【0027】
上記構成によれば、ワイヤ112の端部をスライダベース106に対して回転可能に取り付けたことにより、ワイヤ112に半径の小さな曲部が発生せず、ワイヤ112の耐久性が向上する。
【0028】
又、ワイヤ112の端部と、スライダベース106との係止構造の構成部品をワイヤの一方の端部に設けられ、貫通穴301が開設された第1のエンド部材303と、ワイヤ112の他方の端部に設けられ、貫通穴311が開設された第2のエンド部材313と、第1及び第2のエンド部材303,313の貫通穴301,311を挿通し、スライダベース106に取り付けられるピン321とで構成したことにより、部品点数が少なくてすむ。
(第2の実施の形態例)
図4〜図8を用いて説明する。尚、これらの図において、第1の実施の形態例と同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0029】
本実施の形態例と、第1の実施の形態例との相違点は、スライダベース500である。
図4において、ワイヤ112の一方の端部には円柱状の第1のエンド部材501が、ワイヤ112の他方の端部には、円柱状の第2のエンド部材511が設けられている。
【0030】
スライダベース500上には、第1のエンド部材501が嵌合し、第1のエンド部材501を回転可能に支持する第1のガイド部521と、第2のエンド部材511が嵌合し、第2のエンド部材511を回転可能に支持する第2のガイド部531とが形成されている。
【0031】
次に、図5〜図8を用いて、スライダベース500を詳細に説明する。
図6において、スライダベース500上には、第1のガイド部521,第2のガイド部531と、スライダ部541,551とが一体的に形成された樹脂成形品のスライダ560が取り付けられている。
【0032】
スライダ部541,551には、溝541a,551aが形成されている。
一方、ガイド101の断面形状は、図5に示すように、基底部101aと、基底部101aの両側から略垂直に折り曲げられた折り曲げ部101b,101cと、一方の折り曲げ部101cから基底部101aと平行な方向に折り曲げられたつば部101dと、からなっている。
【0033】
そして、スライダ部541,551の溝541a,551aがガイド101のつば部101dに係合することで、スライダベース500はガイド101に沿って移動可能となっている。
【0034】
図6に戻って、第1のガイド部521及び第2のガイド部531の円筒面には、スライダベース500がアッパプーリ113,ロアプーリ114の側方まで移動した場合にも、ワイヤ112の移動を妨げないような範囲の切り欠き522,532が施されている。
【0035】
スライダベース500には、スライダ560取付用の穴555と、ガラス102取付用の穴552とが開設されている。
次に、図7に示すように、スライダ560の下面には、径方向に可撓なようにすり割り573が施され、円筒面上に段部571が形成され、スライダベース500の穴555に係脱可能な突起570が形成されている。
【0036】
このスライダ560の突起570がスライダベース500の穴555に係合することにより、スライダ560はスライダベース500に一体的に取り付けられる。
【0037】
又、スライダ560の下面には、第1及び第2のガイド部521,531の内周面と対向する溝561,562が形成されている。
そして、スライダベース500には、この溝561,562に嵌合し、第1及び第2のエンド部材501,511によって荷重が作用する第1及び第2のガイド部521,531の内周面を補強する補強部として機能するバーリング部553,554が形成されている(図6,図8参照)。
【0038】
更に、スライダ560には、スライダベース500のガラス102取付用の穴552と対向する穴565が形成されている。
次に、上記構成の作動を説明する。モータ110を駆動することにより、ドラム109が回転する。ドラム109の回転により、ワイヤ112の一方はドラム109より繰出され、他方のワイヤ112はドラム109に巻き取られる。ワイヤ112の移動により、スライダベース500がガイド101に沿って移動し、ガラス102の昇降が行なわれる。
【0039】
上記構成によれば、ワイヤ112の端部をスライダベース500に対して回転可能に取り付けたことにより、ワイヤ112に半径の小さな曲部が発生せず、ワイヤ112の耐久性が向上する。
【0040】
又、第1のガイド部521に第1のエンド部材501を、第2のガイド部531に第2のエンド部材511をそれぞれ嵌合させるだけでよいので、組み付けが簡単である。
【0041】
第1のガイド部521,第2のガイド部531と、ガイド101に移動可能に係合するスライダ部541,551とが一体的に形成された樹脂成形品のスライダ560を用いた場合でも、即ち、樹脂の第1及び第2のガイド部を用いた場合でも、第1及び第2のエンド部材501,511によって荷重が作用する第1及び第2のガイド部521,531の内周面と対向するバーリング部(補強部)553,554をスライダベース500に形成したことにより、第1及び第2のガイド部521,531の強度を確保できる。
【0042】
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。例えば、図9に示すようなスライダ560′であってもよい。
即ち、スライダ560′の第1及び第2のガイド部521′,531′の第1及び第2のエンド部材501,511の挿入方向をスライダベース500側からとし、第1及び第2のガイド部521′,531′にワイヤ112が移動可能な横溝521a′,531a′(横溝531a′は図示せず)を設け、スライダベース500と協働してワイヤ112の第1及び第2のエンド部501,511のスライダ560′からの抜け止め、及び、ワイヤ112の第1及び第2のエンド部501,511のガイド101との接触を防止するようにしてもよい。
【0043】
尚、本実施の形態例の場合、第1及び第2のガイド部521′,531′の横溝521a′,531a′には、突起521b′,531b′(突起531b′は図示せず)を設け、ワイヤ112の抜け止めを行なっている。
【0044】
又、ワイヤ112の第1及び第2のエンド部材501,511の形状は、円柱状に限定するものではない。例えば、円錐状や円錐台状であってもよい。
(第3の実施の形態例)
図10及び図11を用いて説明する。尚、これらの図において、第2の実施の形態例と同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0045】
本実施の形態例と、第2の実施の形態例との相違点は、スライダベース600周りである。
図10において、スライダーベース600には、断面C字形のガイド610に係合するスライダ611を固着するピン610が挿通する穴612と、ワイヤ112の端部を回転可能に係止する樹脂製のワイヤ保持部材620の底面に形成された突起621が係合する穴622と、ワイヤ保持部材620を挿通し、スライダベース600の下面に取り付けられるガラス102の下端部に係合するガラス保持部材650を係止するピン660が挿通する穴632が形成されている。
【0046】
ワイヤ保持部材620の下面は、図11に示すように、第1のエンド部材501が嵌合し、第1のエンド部材501を回転可能に支持する第1のガイド部721と、第2のエンド部材511が嵌合し、第2のエンド部材511を回転可能に支持する第2のガイド部731とが形成されている。
【0047】
第1及び第2のガイド部721,731には、ワイヤ112が移動する横溝721a、731a(横溝731bは図示せず)が形成されている。
更に、第1及び第2のガイド部721,731の周りには、溝741を介して外周壁751が形成され、この外周壁751にもワイヤ112が移動する横溝751a、751b(横溝751aは図示せず)が形成されている。
【0048】
そして、スライダベース600の周縁には、この溝741に嵌合し、第1及び第2のエンド部材501,511によって荷重が作用する第1及び第2のガイド部721,731の内周面を補強する補強部として機能する立壁部600aが形成されている(図10参照)。
【0049】
上記構成によれば、ワイヤ112の端部をスライダベース600に対して回転可能に取り付けたことにより、ワイヤ112に半径の小さな曲部が発生せず、ワイヤ112の耐久性が向上する。
【0050】
又、第1のガイド部721に第1のエンド部材501を、第2のガイド部731に第2のエンド部材511をそれぞれ嵌合させるだけでよいので、組み付けが簡単である。
【0051】
ワイヤ保持部材620が樹脂成形品である場合でも、即ち、樹脂の第1及び第2のガイド部を用いた場合でも、第1及び第2のエンド部材501,511によって荷重が作用する第1及び第2のガイド部721,731の内周面と対向する立壁部(補強部)600aをスライダベース600に形成したことにより、第1及び第2のガイド部721,731の強度を確保できる。
【0052】
更に、スライダベース600の周縁に形成した立壁部600aを補強部としたことにより、第2の実施の形態例に比べてスライダベース600を小型化できる。
【0053】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1記載の発明によれば、前記ワイヤの端部を前記スライダベースに対して回転可能に係止したことにより、ワイヤに半径の小さな曲部が発生せず、ワイヤの耐久性が向上する。
【0055】
第1のガイド部に第1のエンド部材を、第2のガイド部に第2のエンド部材をそれぞれ嵌合させるだけでよいので、組み付けが簡単である。
【0056】
成形が容易な樹脂の第1及び第2のガイド部を用いた場合でも、前記第1及び第2のエンド部材によって荷重が作用する前記第1及び第2のガイド部の面と対向する補強部を前記スライダベースに形成したことにより、第1及び第2のガイドの強度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例のウインドレギュレータの構成図である。
【図2】図1の切断線B-Bでの断面図である。
【図3】図1のワイヤのスライダベースへの係止構造を説明する斜視図である。
【図4】第2の実施の形態例のウインドレギュレータの構成図である。
【図5】図4の切断線C-Cでの断面図である。
【図6】図4のワイヤのスライダベースへの係止構造を説明する斜視図である。
【図7】図5のD方向から見たスライダの斜視図である。
【図8】図4の切断線E-Eでの断面図である。
【図9】第2の実施の形態例の他の例を説明する図である。
【図10】第3の実施の形態例の要部斜視図である。
【図11】図10のワイヤ保持部材の下面から見た斜視図である。
【図12】従来のウインドレギュレータの一例の構成図である。
【符号の説明】
101 ガイド
102 ガラス
106 スライダベース
109 ドラム
112 ワイヤ
113 アッパプーリ(第1のプーリ)
114 ロアプーリ(第2のプーリ)
Claims (1)
- ガラスの開閉方向に沿って設けられたガイドと、
前記ガラスに固着され、前記ガイドに移動可能に係合するスライダベースと、
前記ガイドの一方の端部側に設けられた第1のプーリと、
前記ガイドの他方の端部側に設けられた第2のプーリと、
前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間に設けられたドラムと、
該ドラムに巻き掛けられ、一方の端部側が前記第1のプーリを介して前記スライダベースに、他方の端部側が前記第2のプーリを介して前記スライダベースにそれぞれ係止されたワイヤとを有し、
前記ドラムを回転させることによって前記ガラスに固着されたスライダベースを前記ガイドに沿って移動させるウインドレギュレータにおいて、
前記ワイヤの一方の端部に設けられた円柱状の第1のエンド部材と、
前記ワイヤの他方の端部に設けられた円柱状の第2のエンド部材と、
前記スライダベースに設けられ、前記第1のエンド部材が嵌合し、前記第1のエンド部材を回転可能に支持する樹脂の第1のガイド部と、
前記スライダベースに設けられ、前記第2のエンド部材が嵌合し、前記第2のエンド部材を回転可能に支持する樹脂の第2のガイド部と、
を有し、
前記第1及び第2のガイド部に、前記第1及び第2のエンド部材によって荷重が作用する面と対向する溝を形成し、前記スライダベースに、前記溝に嵌合する補強部を形成したことを特徴とするウインドレギュレータ。
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