JP5710285B2 - 車両用ウインドレギュレータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ドアのスライドウインドを昇降させるための車両用ウインドレギュレータ装置に関する。
車両ドアのドアパネルに対してスライドウインドを昇降させるウインドレギュレータ装置の一例として、上下方向に延びる一本のガイドレールに沿ってスライドウインドを移動案内するタイプのものが知られている。
特許文献1、2はいずれもこのタイプのウインドレギュレータ装置であり、スライドウインドの下端部に固定したスライダと、ドアパネルに固定した、スライダを移動案内する上下方向に延びるガイドレールと、ドアパネルにガイドレールの下方に位置させて固定した、ガイドレールの下端部に接続するドラムハウジングと、ドラムハウジングに回転可能に支持した、モータの動力によって回転する駆動ドラムと、ガイドレールの上端部に回転可能に設けたプーリと、プーリに掛け回した状態で駆動ドラムに連係させた、その中間部をスライダに固定した駆動ワイヤと、を備えている。
モータの動力を利用して駆動ドラムを回転させると、駆動ドラムの回転動作に連動してワイヤがプーリを回転させながら上下方向に移動するため、スライダと一体化しているスライドウインドが昇降し車両ドアの窓孔を開閉する。
特許第3332803号公報 特開2006−28973号公報
特許文献1、2では、ガイドレールとドラムハウジングを別部材として成形した上で両者を接続しているので、部品点数が多く、かつガイドレールとドラムハウジングの接続工程分だけ組立工数が多くなってしまう。
また特許文献1では、ガイドレールの下端部とドラムハウジングの上端部を車両ドアの厚み方向に重ねた上で両者をネジ等により固定するため、ガイドレールとドラムハウジングの接続部の厚みが大きくなる。一方、特許文献2ではドラムハウジングの上面に凹設した下向きの嵌合孔にガイドレールの下端部を嵌合することによりガイドレールの下端部とドラムハウジングの上端部を接続しているので、やはりガイドレールとドラムハウジングの接続部の厚みが大きくなる。しかしガイドレールとドラムハウジングの接続部の厚みが大きいウインドレギュレータ装置を車両ドアに設ける場合は、車両ドアの厚みを大きくしたり、他の部材のレイアウトを変更しないと、(車両ドアの内部空間に設けた)他の部材と干渉してしまうので、ウインドレギュレータ装置は出来るだけその厚みを薄くするのが理想的である。
なお、ガイドレールとドラムハウジングを鉄やアルミニウム等の金属によって一体成形すれば上記接続部に相当する部分が一枚の金属板によって構成されることになるため、当該部分の厚みは薄くなる。しかしガイドレール及びドラムハウジングは凹凸のある複雑な形状であるため、現実的には金属によってこれらを一体物として成形するのは困難である。
本発明は、ガイドレールとドラムハウジングの接続部を薄くしつつ、ガイドレール及びドラムハウジングを簡単に成形することが可能な車両用ウインドレギュレータ装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用ウインドレギュレータ装置は、車両ドアのドアパネルに対して昇降するスライドウインドに固定したスライダと、上記ドアパネルに固定した、上記昇降方向に沿って延び、かつ上記スライダを移動案内するガイドレールと、上記ドアパネルに、上記ガイドレールの下方に位置させて固定したドラムハウジングと、該ドラムハウジングに回転可能に支持した駆動ドラムと、上記ガイドレールに設けた該駆動ドラムの上方に位置するワイヤガイドと、上記ワイヤガイドに掛け回した状態で上記駆動ドラムに連係させた、該駆動ドラムの回転動作に連動して上記スライダと一緒に上下動する駆動ワイヤと、を備える車両用ウインドレギュレータ装置において、上記ガイドレールと上記ドラムハウジングを樹脂の一体成形品である一体型ガイドレールとし、上記一体型ガイドレールの上記スライダとの対向面に凹設した、上記一体型ガイドレールの幅方向の一方の側縁側に向かって下向きに延び、その下端が該一方の側縁まで延びる水誘導溝を備え、上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端より下方に位置することを特徴としている。
本発明の車両用ウインドレギュレータ装置は、別の態様によると、車両ドアのドアパネルに対して昇降するスライドウインドに固定したスライダと、上記ドアパネルに固定した、上記昇降方向に沿って延び、かつ上記スライダを移動案内するガイドレールと、上記ドアパネルに、上記ガイドレールの下方に位置させて固定したドラムハウジングと、該ドラムハウジングに回転可能に支持した駆動ドラムと、上記ガイドレールに設けた該駆動ドラムの上方に位置するワイヤガイドと、上記ワイヤガイドに掛け回した状態で上記駆動ドラムに連係させた、該駆動ドラムの回転動作に連動して上記スライダと一緒に上下動する駆動ワイヤと、を備える車両用ウインドレギュレータ装置において、上記ガイドレールと上記ドラムハウジングを樹脂の一体成形品である一体型ガイドレールとし、上記一体型ガイドレールに形成した、該一体型ガイドレールの幅方向の一方の側縁側から他方の側縁側に向かって延び、上記駆動ドラムの直上に位置する直上防水部と、上記一体型ガイドレールの上記スライダとの対向面に形成した、上記一方の側縁側に向かって下向きに延び、その下端が上記直上防水部の直上において開口する水誘導溝と、を備え、上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端より下方に位置することを特徴としている。
また、上記一体型ガイドレールに形成した、該一体型ガイドレールの幅方向の一方の側縁側から他方の側縁側に向かって延び、上記駆動ドラムの直上に位置する直上防水部と、上記一体型ガイドレールの上記スライダとの対向面に形成した、上記一方の側縁側に向かって下向きに延び、その下端が上記直上防水部の直上において開口する水誘導溝と、を備え、上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端より下方に位置してもよい。
上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端の近傍に位置してもよい。
上記水誘導溝の上面が、上記一体型ガイドレールの表面から該水誘導溝の底面側に向かうにつれて該水誘導溝の下面側に延びる傾斜面であるのが好ましい。
本発明の一体型ガイドレールはガイドレールとドラムハウジングを樹脂により一体成形したものなので、ガイドレールとドラムハウジングの接続部を薄くすることが可能である。そのため、車両ドアの厚みを大きくしたり、車両ドアの内部空間に設けた他の部材のレイアウトを変更することなく、該他の部材との干渉を避けることができる。
しかも樹脂による一体成形品なので、表面に複雑な凹凸形状を有する一体型ガイドレールであっても簡単に成形することが可能である。
さらに、従来のウインドレギュレータ装置では別体であったガイドレールとドラムハウジングを一体化しているので、部品点数及び組立工数の削減を図ることが可能である。
請求項2記載の発明によれば、スライドウインドが上限位置に位置している場合に雨水がスライダから一体型ガイドレールに流れても、この雨水は一体型ガイドレールの表面から水誘導溝に入り、水誘導溝の下端から一体型ガイドレールの幅方向の一方の側縁に流れるので、該雨水が駆動ドラムに付着するのを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、スライドウインドが上限位置に位置している場合に雨水がスライダから一体型ガイドレールに流れても、この雨水は一体型ガイドレールの表面から水誘導溝に入り、水誘導溝の下端から直上防水部に流れ落ちる。従って、該雨水が駆動ドラムに付着するのを防止できる。
請求項4記載の発明によれば、(水誘導溝の上端部がスライダ下端から下方に大きく離れている場合に比べて)水誘導溝の上下長が長くなるため、結果的に水誘導溝の水平方向に対する傾斜角度がきつくなる(水誘導溝が立つ)。そのため水誘導溝に流れた雨水が下端側に円滑に流れるようになる。
請求項5記載の発明によれば、水誘導溝の上方から一体型ガイドレールの表面を流れ落ちてきた雨水が、水誘導溝の上面から水誘導溝内(底面側)に流れ易くなる。
本発明の一実施形態の車両ドアのドアトリムを省略し、かつアウタパネルの一部を破断して示す車外側から見た側面図である。 ウインドレギュレータ装置の車外側から見た分解斜視図である。 ウインドレギュレータ装置の車外側から見た斜視図である。 変形例のガイドレールの車外側から見た斜視図である。 図4のV矢線で示す部分の拡大図である。 図4のVI矢線で示す部分の拡大図。
以下、図1〜図3を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の各方向は図中の矢印方向を基準としている。
図1は、自動車の車両ボディ(図示略)の側面開口を開閉する上下方向の軸回りに回転可能な車両ドア10の車外側から見た側面図である。
車両ドア10は、その下半部の車外側面を構成する金属製のアウタパネル(ドアパネル)11と、アウタパネル11の車内側面の上縁部を除く周縁部にその周縁部を固定した、アウタパネル11との間に上面が開放したレギュレータ収納空間13を構成する金属製のインナパネル(ドアパネル)12と、車両ドア10の上半部を構成する、アウタパネル11の車内側面に固定した逆U字形のドアサッシュ14と、アウタパネル11の車内側面に固定した前後一対のガラスガイド15と、を備えている。前方のガラスガイド15の後面及び後方のガラスガイド15の前面にはガイド溝(図示略)が形成してあり、前後のガラスガイド15のガイド溝には、前後のガラスガイド15の間に設けたガラス製のスライドウインド16の前後両縁部がそれぞれ上下方向に摺動自在に支持してある。スライドウインド16は前後のガラスガイド15に沿って、アウタパネル11とドアサッシュ14の間に形成された窓孔全体を閉塞する全閉位置(上限位置。図1参照)と、該窓孔全体をほぼ開放する全開位置(下限位置。図示略)と、の間を昇降可能である。また後方のガラスガイド15とドアサッシュ14の後部の間に形成された開口部には、該開口部と同じ形状の固定ガラス17が嵌合固定してある。
レギュレータ収納空間13にはスライドウインド16を昇降させるためのウインドレギュレータ装置20が設けてある。
ウインドレギュレータ装置20は、樹脂の一体成形物である一体型ガイドレール21を具備している。一体型ガイドレール21は、その下端部を除く大部分を構成するガイドレール22と、下端部を構成するドラムハウジング28と、を一体的に備えている。
ガイドレール22は、上下方向(スライドウインド16の昇降方向と平行な方向)に延びるベース板23と、ベース板23の後縁部に突設した車外側に向かって延びるガイド壁24と、ガイドレール22の車外側面の上端部に形成した、その中央部に貫通取付孔26を有するプーリ取付部25と、貫通取付孔26の直上に形成した前後一対の貫通孔27と、を一体的に具備している。
ドラムハウジング28の車外側面には、ベース板23の車外側面より車内側に一段凹んだ側面視円形をなすドラム取付用凹部29が形成してあり、ドラム取付用凹部29の中心部には回転支持凸部30が形成してある。ドラムハウジング28の車外側面にはドラム取付用凹部29の周辺部を囲み、その前後の上端部を除く部分の内周面が回転支持凸部30を中心とする円弧面を形成する略U字形のドラムカバー壁31が一体的に突設してある。ドラムカバー壁31の後部の上端部はドラム取付用凹部29の後部の直上に位置する直上防水部32を構成している。ドラムカバー壁31の外周面には3つの突部が一体的に設けてあり、2つの突部には雌ねじ孔33が形成してあり、残りの一つの突部には該突部を貫通するねじ挿通孔34が形成してある。さらにドラムカバー壁31の後部の車外側面には、その上面から下向きに延び、かつ内周面(円弧面)側において開口するワイヤ挿通溝35が凹設してある。さらに直上防水部32の上面にはゴム製のクッション部材37が固着してある(又は直上防水部32の上面に凹部を形成し、クッション部材37を該凹部に嵌合固定してもよい)。このクッション部材37は一体型ガイドレール21の樹脂による一体成形が完了した後に、接着等によって直上防水部32に固定したものである。
一体型ガイドレール21には、樹脂製の一体成形物であるスライダ40がスライド自在に取り付けてある。
スライダ40は横断面形状が略L字形をなす部材であり、上下方向に延びかつ上下端面及び前端面が開口する断面L字形の嵌合溝41を備えている。さらにスライダ40は、嵌合溝41とは別に上下方向に延びる3本の貫通溝を備えている。そのうちの一つは、断面円形をなす一様断面形状のスライド挿通溝42である。スライド挿通溝42の前側に位置する第1ワイヤ取付溝43は、その前後幅が二段階に変化する断面円形の溝であり、その下部を構成するストッパ取付部44と、その上部を構成するストッパ取付部44より小径のワイヤ取付部45と、を具備している。図示するようにストッパ取付部44及びワイヤ取付部45の車内側端部には、ストッパ取付部44と同幅の挿入用スリット46が接続しており、挿入用スリット46はスライダ40の車内側面まで延びている。第1ワイヤ取付溝43の前側に位置する第2ワイヤ取付溝47は第1ワイヤ取付溝43と上下対称をなす形状であり、ストッパ取付部44に相当しかつ第2ワイヤ取付溝47の上部を構成するストッパ取付溝48と、ワイヤ取付部45に相当しかつ第2ワイヤ取付溝47の下部を構成するワイヤ取付部49と、を具備しており、第2ワイヤ取付溝47に接続する挿入用スリット50がスライダ40の車内側面まで延びている。またスライダ40の前端部に形成した突部には、該突部を車幅方向に貫通するカラー嵌合孔51が形成してある。
このスライダ40には第1ワイヤ(駆動ワイヤ)54と第2ワイヤ(駆動ワイヤ)58の一端をそれぞれ取付可能である。
金属製の第1ワイヤ54の両端部には共に第1ワイヤ54より大径であるストッパ55、56が固着してあり、ストッパ55側の端部近傍には圧縮コイルばね57がスライド自在に取り付けてある。一方、金属製の第2ワイヤ58の両端部には共に第2ワイヤ58より大径であるストッパ59、60が固着してあり、ストッパ59側の端部近傍には圧縮コイルばね61がスライド自在に取り付けてある。
第1ワイヤ54と第2ワイヤ58は共に、一体型ガイドレール21から分離した状態のスライダ40に対して取り付けられる。具体的には、第1ワイヤ54のストッパ55側の端部と第2ワイヤ58のストッパ59側の端部を車内側から第1ワイヤ取付溝43と第2ワイヤ取付溝47に近づけて、第1ワイヤ54を挿入用スリット46を通して第1ワイヤ取付溝43(ストッパ取付部44、ワイヤ取付部45)内に挿入し、第2ワイヤ58を挿入用スリット50を通して第2ワイヤ取付溝47(ストッパ取付溝48、ワイヤ取付部49)内に挿入する。
このようにしてスライダ40に対して第1ワイヤ54及び第2ワイヤ58を取り付けたら、スライダ40に対して金属製の押さえカバー63を装着する。
押さえカバー63は金属板のプレス成形品であり、車幅方向に対して直交する平板部である押さえ板部64と、押さえ板部64の上下両縁からそれぞれ車外側に突出する上片65及び下片67と、押さえ板部64の前端部から車外側に突出しかつ両端が開口するカラー69と、を具備している。上片65にはワイヤ用スリット66が形成してあり、下片67にはワイヤ用スリット66よりも前側に位置するワイヤ用スリット68が形成してある。
押さえカバー63をスライダ40に装着する際はまず、圧縮コイルばね57をその付勢力に抗して圧縮させながらストッパ55と一緒に挿入用スリット46を通してストッパ取付部44内に挿入し、かつ、圧縮コイルばね61をその付勢力に抗して圧縮させながらストッパ59と一緒に挿入用スリット50を通してストッパ取付溝48内に挿入する。そしてカラー69をカラー嵌合孔51に嵌合しながら、押さえカバー63をスライダ40に対して車内側から被せる。すると押さえ板部64がスライダ40の車内側面(挿入用スリット46及び挿入用スリット50が形成された面)に接触し、かつ上片65がワイヤ用スリット66内に第1ワイヤ54を位置させながらスライダ40の上面に接触し、下片67がワイヤ用スリット68内に第2ワイヤ58を位置させながらスライダ40の下面に接触する。その結果、押さえ板部64によって第1ワイヤ54及び第2ワイヤ58が挿入用スリット46及び挿入用スリット50から車内側に抜け出すのが規制され、さらに上片65の前部によって第2ワイヤ取付溝47の上面が塞がれ、下片67の後部によって第1ワイヤ取付溝43の下面が塞がれるので、圧縮コイルばね61と圧縮コイルばね57の弾性力によってそれぞれ上方と下方に移動付勢されているストッパ59とストッパ55がストッパ取付溝48とストッパ取付部44からそれぞれ上方と下方に抜け出すのが規制される。
そしてこのスライダ40、第1ワイヤ54、第2ワイヤ58、及び、押さえカバー63、からなる一体物を一体型ガイドレール21に取り付ける。具体的には、この一体物を上方から一体型ガイドレール21の上端部に接近させて、ベース板23の上端部の後縁部を嵌合溝41の後部に下方から嵌合し、ベース板23の車外側面をスライダ40の車内側面(挿入用スリット46及び挿入用スリット50が形成された面)と対向させ、そのままスライダ40を一体型ガイドレール21に対して下方にスライドさせる。するとガイド壁24の上端部が嵌合溝41の車外側端部に対して下方から嵌合するので、スライダ40の一体型ガイドレール21に対する前後方向の相対移動及び車幅方向の相対移動が規制される。
第1ワイヤ54の中間部はプーリ(ワイヤガイド)73の周面全体に凹設したワイヤ支持溝に掛け回してある。このプーリ73は、金属製のブラケット74に車幅方向に延びる回転支持軸75を介して回転可能に支持してある。ブラケット74は、その背面に突設したボルト(図示略)を車外側から貫通取付孔26に挿通し一体型ガイドレール21の車内側に突出した該ボルトの先端部にナット(図示略)螺合することにより、一体型ガイドレール21に対して取り付けてある。
第1ワイヤ54のストッパ56側の端部と第2ワイヤ58のストッパ60側の端部は駆動ドラム77に固定してある。駆動ドラム77の周面全体にはワイヤ支持溝が凹設してあり、駆動ドラム77の側面には該ワイヤ支持溝と連通する2つの係止凹部78が凹設してある(図2に一つのみ図示)。ストッパ56とストッパ60は2つの係止凹部78にそれぞれ抜止された状態で嵌合させてあり、第1ワイヤ54のストッパ56側の端部近傍部と第2ワイヤ58のストッパ60側の端部近傍部が駆動ドラム77の上記ワイヤ支持溝に巻き付けてある(第1ワイヤ54と第2ワイヤ58の巻き付け方向は互いに逆向き)。駆動ドラム77は、その中心貫通孔の車内側端部を回転支持凸部30に回転可能に嵌合した状態で一体型ガイドレール21のドラム取付用凹部29に収納させてあり、第1ワイヤ54の駆動ドラム77近傍に位置する部分はワイヤ挿通溝35にスライド自在に挿通させてある。
駆動ドラム77は、金属製の円板であるモータブラケット81に固定したモータ80の動力によって回転する。モータブラケット81は、車内側に向かって突出する回転支持軸82と、径方向外向きに突出する2つの突部にそれぞれ形成した2つの貫通孔83と、を備えている。モータブラケット81は、回転支持軸82を駆動ドラム77の中心貫通孔の車外側端部に相対回転可能に嵌合させ、かつ2つの貫通孔83に車外側から挿入したボルト84を雌ねじ孔33に螺合させることにより、ドラムカバー壁31の車外側面に接触した状態でドラムハウジング28に固定してある。モータブラケット81をドラムハウジング28に固定すると、回転支持軸82に支持された駆動ドラム77がドラム取付用凹部29内で回転可能となり、さらにモータ80の出力回転軸が減速機構(図示略)を介して駆動ドラム77と連係する。
以上説明した一体型ガイドレール21、クッション部材37、スライダ40、第1ワイヤ54(ストッパ55、ストッパ56、圧縮コイルばね57)、第2ワイヤ58(ストッパ59、ストッパ60、圧縮コイルばね61)、押さえカバー63、プーリ73(ブラケット74、回転支持軸75)、駆動ドラム77、モータ80、モータブラケット81、及び、ボルト84がウインドレギュレータ装置20の構成要素である。そして上記のようにしてユニット化したウインドレギュレータ装置20は、インナパネル12に形成した作業用開口12aを通してレギュレータ収納空間13内に配置され、一体型ガイドレール21の上端に穿設した一対の貫通孔27に車内側から挿入したボルト85をアウタパネル11の車内側面に固定した固定部材の雌ねじ孔に螺合し、かつ、ねじ挿通孔34に車外側から挿入したボルト86をインナパネル12の車外側面に固定した固定部材の雌ねじ孔に螺合することにより、アウタパネル11とインナパネル12に固定する。
さらにスライドウインド16の下縁部にウインドホルダ71を固定し、スライドウインド16を下降させてウインドホルダ71をスライダ40と対向させたら、車内側からカラー嵌合孔51及びカラー69に貫通させたボルト70の先端部を、ウインドホルダ71の雌ねじ孔(図示略)に螺合して、スライダ40とウインドホルダ71を互いに固定する。そしてインナパネル12の車内側面にドアトリム(図示略)を取り付ければ車両ドア10が完成する。
車両ドア10の該ドアトリムに設けたウインドスイッチを初期位置(中立位置)から開操作方向に操作すると、電源(図示略)から電流を受けたモータ80が正転し駆動ドラム77が図1〜図3の反時計方向に回転する。すると第1ワイヤ54が駆動ドラム77から排出される一方で第2ワイヤ58が駆動ドラム77によって巻き取られ、第1ワイヤ54のプーリ73より前側に位置する部分及び第2ワイヤ58がプーリ73を回転させながら下降し、第1ワイヤ54のプーリ73より後側に位置する部分が上昇するので、スライダ40及びスライドウインド16がベース板23及びガイド壁24に沿って下降する。一方、ウインドスイッチを閉操作方向に操作すると電源から電流を受けたモータ80が逆転し駆動ドラム77が図1〜図3の時計方向に回転する。そのため第2ワイヤ58が駆動ドラム77から排出される一方で第1ワイヤ54が駆動ドラム77によって巻き取られ、第1ワイヤ54のプーリ73より前側に位置する部分及び第2ワイヤ58がプーリ73を回転させながら上昇し、第1ワイヤ54のプーリ73より後側に位置する部分が下降するので、スライダ40及びスライドウインド16がベース板23及びガイド壁24に沿って上昇する。ウインドスイッチを初期位置に復帰させれば、電源からモータ80への電流の供給が遮断されるので、モータ80は回転を停止する。
以上説明した本実施形態では、ガイドレール22とドラムハウジング28を樹脂により一体成形することにより一体型ガイドレール21を構成しているので、ガイドレール22とドラムハウジング28の接続部を薄くすることが可能である。そのため、車両ドア10の厚みを大きくしたり、レギュレータ収納空間13に設けるウインドレギュレータ装置20以外の部材のレイアウトを変更することなく、ウインドレギュレータ装置20と該部材との干渉を避けることができる。
しかも一体型ガイドレール21はその表面にガイド壁24、ドラムカバー壁31等の複雑な凹凸形状を有するものの樹脂による一体成形品なので、簡単に成形することが可能である。
さらに、従来のウインドレギュレータ装置では別体であったガイドレールとドラムハウジングを一体化しているので、部品点数及び組立工数の削減を図ることが可能である。
以上、上記実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明は様々な変更を施しながら実施可能である。
例えば一体型ガイドレール21を図4〜図6に示す一体型ガイドレール88の態様で実施してもよい。
この一体型ガイドレール88の特徴は、ベース板23の車外側面に後方に向かうにつれて下方に延びる傾斜溝である水誘導溝89を凹設した点にある。図4、図5に示すように水誘導溝89の上端(前端)はベース板23の前端面において開口しており、水誘導溝89の該上端はスライドウインド16が上記全閉位置(上限位置)に位置するときにスライダ40の下端面より下方の近傍に位置する。図6に示すように水誘導溝89の下端(後端)はドラムカバー壁31の後部の上端面まで延びている。図6に示すようにドラムカバー壁31の後部の上端面は、ワイヤ挿通溝35の後方に位置し、かつ後斜め下方に向かって延びる傾斜面31aとなっている。
アウタパネル11の上縁部にはスライドウインド16の車外側面に水密状態で接触するベルトモール(弾性リップ)を具備しているので、スライドウインド16が全閉位置に位置するときは、雨天等の環境下においてスライドウインド16の表面に付着した雨水がスライドウインド16の表面を伝ってスライドウインド16の下端部(ベルトモール及びスライドウインド16の上縁より下方に位置する部分)にまで流れるおそれは小さい。しかし雨水がアウタパネル11及びベルトモールとスライドウインド16との間の僅かな隙間からスライドウインド16の下端部まで流れることが希にあり、該下端部まで流れるとスライダ40を伝ってベース板23の車外側面に付着し、さらに駆動ドラム77まで流れるおそれがある。駆動ドラム77に雨水が付着すると、雨水は駆動ドラム77からモータ80に飛び散る可能性があるため、雨水の駆動ドラム77に対する付着は防止しなければならない。
しかし本変形例ではベース板23に水誘導溝89を凹設しているので、スライドウインド16が全閉位置に位置している場合に雨水がスライダ40からベース板23に流れても、この雨水はベース板23の表面から水誘導溝89に入り、水誘導溝89の下端(後端)から傾斜面31aに流れ傾斜面31aから車外側に排出されるので、該雨水が駆動ドラム77に付着することはない。
なお、水誘導溝89の下端をガイド壁24の後端面まで延ばして(ガイド壁24を貫通させて)、ガイド壁24の後面において開口させてもよい。
また、直上防水部32は駆動ドラム77の一部(後部)の上部を覆っているため、水誘導溝89の下端(後端)を直上防水部32の直上位置で終端させて、水誘導溝89の下端から排出された雨水を直上防水部32の上面に落下させても良い。
さらに水誘導溝89を、後方から前方に向かうにつれて下方に延びる傾斜溝としてもよい。
さらに水誘導溝89の上面(図4〜図6の変形例では「後面」、水誘導溝89を後方から前方に向かうにつれて下方に延びる傾斜溝とした場合は「前面」)を、ベース板23の表面から水誘導溝89の底面側に向かうにつれて水誘導溝89の下面側に延びる傾斜面としてもよい。このようにすれば、水誘導溝89の上方からベース板23の表面を流れ落ちてきた雨水が、水誘導溝89の上面(傾斜面)から水誘導溝89内(底面側)に流れ易くなる。
またプーリ73の代わりに、ベース板23に対して回転不能で周面にワイヤ支持溝を有する固定式ワイヤガイドを固定してもよい。
10 車両ドア
11 アウタパネル(ドアパネル)
12 インナパネル(ドアパネル)
12a 作業用開口
13 レギュレータ収納空間
14 ドアサッシュ
15 ガラスガイド
16 スライドウインド
17 固定ガラス
20 ウインドレギュレータ装置
21 一体型ガイドレール
22 ガイドレール
23 ベース板
24 ガイド壁
25 プーリ取付部
26 貫通取付孔
27 貫通孔
28 ドラムハウジング
29 ドラム取付用凹部
30 回転支持凸部
31 ドラムカバー壁
31a 傾斜面
32 直上防水部
33 雌ねじ孔
34 ねじ挿通孔
35 ワイヤ挿通溝
37 クッション部材
40 スライダ
41 嵌合溝
42 スライド挿通溝
43 第1ワイヤ取付溝
44 ストッパ取付部
45 ワイヤ取付部
46 挿入用スリット
47 第2ワイヤ取付溝
48 ストッパ取付部
49 ワイヤ取付部
50 挿入用スリット
51 カラー嵌合孔
54 第1ワイヤ(駆動ワイヤ)
55 56 ストッパ
57 圧縮コイルばね
58 第2ワイヤ(駆動ワイヤ)
59 60 ストッパ
61 圧縮コイルばね
63 押さえカバー
64 押さえ板部
65 上片
66 ワイヤ用スリット
67 下片
68 ワイヤ用スリット
69 カラー
70 ボルト
71 ウインドホルダ
73 プーリ(ワイヤガイド)
74 ブラケット
75 回転支持軸
77 駆動ドラム
78 係止凹部
80 モータ
81 モータブラケット
82 回転支持軸
83 貫通孔
84 85 86 ボルト
88 一体型ガイドレール
89 水誘導溝

Claims (4)

  1. 車両ドアのドアパネルに対して昇降するスライドウインドに固定したスライダと、
    上記ドアパネルに固定した、上記昇降方向に沿って延び、かつ上記スライダを移動案内するガイドレールと、
    上記ドアパネルに、上記ガイドレールの下方に位置させて固定したドラムハウジングと、
    該ドラムハウジングに回転可能に支持した駆動ドラムと、
    上記ガイドレールに設けた該駆動ドラムの上方に位置するワイヤガイドと、
    上記ワイヤガイドに掛け回した状態で上記駆動ドラムに連係させた、該駆動ドラムの回転動作に連動して上記スライダと一緒に上下動する駆動ワイヤと、
    を備える車両用ウインドレギュレータ装置において、
    上記ガイドレールと上記ドラムハウジングを樹脂の一体成形品である一体型ガイドレールとし、
    上記一体型ガイドレールの上記スライダとの対向面に凹設した、上記一体型ガイドレールの幅方向の一方の側縁側に向かって下向きに延び、その下端が該一方の側縁まで延びる水誘導溝を備え、
    上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端より下方に位置することを特徴とする車両用ウインドレギュレータ装置。
  2. 車両ドアのドアパネルに対して昇降するスライドウインドに固定したスライダと、
    上記ドアパネルに固定した、上記昇降方向に沿って延び、かつ上記スライダを移動案内するガイドレールと、
    上記ドアパネルに、上記ガイドレールの下方に位置させて固定したドラムハウジングと、
    該ドラムハウジングに回転可能に支持した駆動ドラムと、
    上記ガイドレールに設けた該駆動ドラムの上方に位置するワイヤガイドと、
    上記ワイヤガイドに掛け回した状態で上記駆動ドラムに連係させた、該駆動ドラムの回転動作に連動して上記スライダと一緒に上下動する駆動ワイヤと、
    を備える車両用ウインドレギュレータ装置において、
    上記ガイドレールと上記ドラムハウジングを樹脂の一体成形品である一体型ガイドレールとし、
    上記一体型ガイドレールに形成した、該一体型ガイドレールの幅方向の一方の側縁側から他方の側縁側に向かって延び、上記駆動ドラムの直上に位置する直上防水部と、
    上記一体型ガイドレールの上記スライダとの対向面に形成した、上記一方の側縁側に向かって下向きに延び、その下端が上記直上防水部の直上において開口する水誘導溝と、
    を備え、
    上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端より下方に位置することを特徴とする車両用ウインドレギュレータ装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用ウインドレギュレータ装置において、
    上記スライドウインドが上限位置に位置するときに、上記水誘導溝の上端部が上記スライダ下端の近傍に位置する車両用ウインドレギュレータ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の車両用ウインドレギュレータ装置において、
    上記水誘導溝の上面が、上記一体型ガイドレールの表面から該水誘導溝の底面側に向かうにつれて該水誘導溝の下面側に延びる傾斜面である車両用ウインドレギュレータ装置。
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