JP3751989B2 - 車両タイヤのビードコア上にエラストマ性シートをループ状にする方法及び装置 - Google Patents

車両タイヤのビードコア上にエラストマ性シートをループ状にする方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両タイヤのビードコア上にエラストマ性材料層からなるエラストマ性シートをループ状にする方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両タイヤには、タイヤ自体の内周エッジに沿って形成されたいわゆる「ビード」の箇所に、円周方向に伸長不能で一般に「ビードコア」と呼ばれる個々の環状金属エレメントが組み込まれていることが知られている。該ビードコアは、二つの機能すなわちビード自体の剛性を適当に高めタイヤが取り付けられるリムとの安定な接続を保証し、かつ通常タイヤ自体に配設されるカーカスプライに対するしっかりとした締結をもたらす機能を果たしている。
【0003】
特定の実施例、特に苛酷な車両輸送用のチューブレスタイヤとともに用いられるものは、前記ビードコアは正多角形好ましくは六角形断面を有する複数の剥き出しの金属ワイヤで形成され、軸方向と半径方向とに相互に近接配設され、半径方向内面が自身の軸に対して15゜まで傾斜した環状エレメントを構成するようになっている。通常金属材料で出来ている複数のクリップが、前記エレメントの周辺延長に沿って分散的に配置され、タイヤ製造工程中の前記複数の金属ワイヤからなる環状エレメントをコンパクトに保ち、かつタイヤの断面形状を一定に保つ。
【0004】
かく言うものの、タイヤ製造工程において適切な便法を採用し、これによりタイヤの他のエラストマ性部品へのビードコアの完全な接着を保証すべきであることは指摘されねばならない。剥離領域の存在とビードコアと該ビードコアの周りに配設されたエラストマ性材料との間に捕捉された気泡の存在は、事実、使用中のタイヤの構造強度に非常に有害である。
【0005】
この目的のため、エラストマ性材料で出来たコーティング構造(以下、エラストマ性シートという)が、ビードコアに適用さるべく用いられるが、そのエラストマ性シートはビードコア自体を形成する剥き出しの金属ワイヤにしっかりと締結され、そこにさらに取り付けられるエラストマ性材料部品に対する適切な取り付け面をもたらすよう設けられる。
【0006】
この目的に向けた公知の構造が多数あるなかで、本出願人と同名義の1990年12月21日付けのイタリア特許出願第22502号が、格別な関心を寄せていることが判っている。それは、ビードコア自体に直接巻き付けられたエラストマ性材料層と、熱収縮性材料からなる補強コードを備えたゴム引き繊維リボンとから構成され、該熱収縮性材料はエラストマ性材料層の周りに巻き付けられていて、それにより前記コードはビードコアの長手方向の延長を横断する方向に配置される。
【0007】
事実、タイヤの加硫ステップの間に、ゴム引き繊維コードの収縮の結果として材料層上に好都合な圧縮作用が生ずることで、エラストマ性材料とビードコアとの間に優秀な化学的接着が得られる。
【0008】
上記の教えに従い、エラストマ性材料層とゴム引き繊維リボンとを寄せ集め、所定寸法の適切な幅に裁断されたストリップを形成するよう、便宜的に別個に準備することのできるエラストマ性シートは、ビードコアの周囲に好ましくはループ状に抱擁即ち、巻き付けられて、ビードコア自体の横断面輪郭を一体的に包み込む
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この工程は、記述した型のビードコアが含まれるときに、ビードコアの周辺延長に沿ってクリップが存在することにより現れる困難を容易に克服する
【0010】
残念ながら、ゴム引きされた金属ワイヤからなるビードコアが含まれるときは容易に行うことができるこのループ状化操作は、前述の剥き出しの金属で出来たパック型ビードコアを用いる公知技術に従って実施したときに、その行使中と最終製品の品質の両方に関して数種の欠点の元となることが分かっている。
【0011】
これは、これらのビードコアにとって、ビードコア上にリボン状構造を抱擁して安定的に位置決めすることは、エラストマ性シート自体の側方エッジ間の相互接着が、適切に重複していて該抱擁操作によって互いが押圧し合うかどうかに唯一依存するという事実に因るものである。
【0012】
事実、(ゴム引きされていない)剥き出しの金属上のエラストマ性原材料の接着はやや脆弱であり、いずれにしても抱擁或いはループ状化操作中のビードコアに対するエラストマ性シートの第1側方フラップの一時的な取り付けを確保するにも不十分であり、該構造がビードコア断面の周りを抱擁した後で最初の適合を弾力的になす傾向があるナイロン繊維等からなる場合は、とりわけそうである。
【0013】
この場合、ビードコアを形成する金属とエラストマ性シートを形成するエラストマ性材料との間の脆弱な接着により、第1側方フラップが第2側方フラップにシールされる前に、材料の弾性収縮がビードコア上の第1側方フラップの分離と摺動とを引き起こすことがある。その結果は、張りを欠き気泡を内包することもあるループであり、そこでは2個の側方フラップ間の重複幅がビードコアの長手方向延長に沿って変化してしまい、そのことがまたやや頻繁に2個の側方フラップ間のまさしく接続点に開口を生み、それによってタイヤの加硫不足の間にコードによって収縮作用が進展することになる。
【0014】
この問題は、米国特許第4,450,025号の教る所では解決できそうにないが、該特許によれば、2個の側方フラップはまずループに対する軸方向内面においてシールされ、ビードコアの半径方向面内に配設され、そこでエラストマ性シートのシール部分がビードコア表面に対して折り返される。
【0015】
この解決法に見られる欠点は、とりわけ、重複された側方フラップが接合部においてタイヤの今日的標準品質に比べ許容不能な肉厚を示すことにある。
【0016】
本発明によれば、加工するビードコアの横方向両端に、個々の環状対向ベル内に包まれ、軸方向に可動で互いに独立した2個の空気袋を画成する膨張可能なエアバッグによるループ状化を成し遂げることにより、2個の側方フラップ間の重複が始まる限り、第2の側方フラップを敷設したままビードコアに適用されるエラストマ性シートの第1の側方フラップを維持することができ、これにより第2の側方フラップがビードコアに適用されてそこで2個の側方フラップの重複が発生するまで、第1の側方フラップの主要部がビードコアから剥離する危険を取り除くことができる。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、車両タイヤビードコア上にエラストマ性シートをループ状化する方法に係り、少なくとも一のエラストマ性原材料層からなるリボン状エラストマ性シートを、支持ドラムの外筒面に対して平坦化された膨張可能なエアバッグの中間領域に円周方向に敷設するステップと、加工すべきビードコアを、前記支持ドラムの周りで、かつ膨張可能なエアバッグに円周方向に敷設された前記エラストマ性シートに近接して配置するステップであって、前記エラストマ性シートがビードコアの横断面輪郭の周辺全周長よりも若干大きな全幅を示す前記配置ステップと、ビードコアとエラストマ性シートとを膨張可能なエアバッグ上に相互に位置決めするため、前記支持ドラム上に円周方向に分散された複数の留めセクタをビードコアの半径方向内面に押圧するステップと、前記エアバッグを膨張させるステップであって、エアバッグをビードコアの両側で屈曲させ、かつエアバッグ自体により画成された第1の空気袋及び第2の空気袋の作用時に、エラストマ性シートの第1及び第2の側方フラップを前記ビードコアの第1及び第2側面に向けて横方向に屈曲させるためエアバッグを半径方向に膨張させる前記膨張ステップと、前記空気袋の一つの周りに配置された第1及び第2の環状対向ベルにより、前記空気袋の半径方向の膨張を阻止するステップと、前記ビードコアに向けて第1の環状対向ベルを軸方向に移動させ、前記エアバッグの第1の空気袋をビードコアの周りに抱擁させ、エラストマ性シートの第1の側方フラップをビードコアの対応する側面と半径方向外面の少なくとも一部とに段々に押し付けるステップと、前記ビードコアに向けて第2の環状対向ベルを軸方向に移動させ、前記エアバッグの第2空気袋をビードコアの周りに抱擁させ、エラストマ性シートの第2の側方フラップをビードコアの対応する側面と半径方向外面の前記第1側方フラップには被覆されていない非被覆部とに段々に押し付けるステップと、第1の環状ベルをビードコアから軸方向に引っ張るステップであって、第2の対向ベルを軸方向変位させた状態に維持しながら、前記第1側方フラップが被覆されたビードコアの半径方向外面に第2の側方フラップの端部エッジが適用される直前に、エラストマ性シートの第1の側方フラップから前記第1の空気袋を離脱させ、これにより前記第1及び第2の側方フラップをビードコアの半径方向外面にて相互に重複する個々の端部エッジに沿って相互に締結させる前記引っ張るステップとを具備する。
【0018】
好ましくは、エアバッグの半径方向伸長は、エアバッグ自体の膨張圧力が変化するときに、所定の一定値に安定化されるが、エアバッグは軸方向には伸長不能としてある。こうして、膨張可能なエアバッグの半径方向膨張を阻止するときに、軸方向の膨張の調整すなわち各空気袋の膨張輪郭の適切な制御が、同時にまた可能となる。
【0019】
特定の実施例では、該エアバッグは、両方の空気袋とも同じに、2ないし4バールの間に含まれる圧力に膨張させられ、そのことで膨張可能なエアバッグの第1及び第2の空気袋間の流体連通が絶えず維持される。
【0020】
第2の側面では、本発明は、車両タイヤのビードコアにエラストマ性シートをループ状にすることのできる装置に関し、支持ドラムと、膨張可能なエアバッグであって、支持ドラムに締結された円周方向の2個の係止ビードと、該係止ビードから相互に遠ざかって延びる2個の接続部と、前記ドラムの半径方向外方にあって前記接続部の両端間に延びる加工部とを露出する前記エアバッグと、複数の留めセクタであって、ドラム内に円周方向に分散され、ドラム内部に向けて半径方向に引っ込んだ休止位置と、加工されてドラム自体の周りに配置されるビードコアの半径方向内面に対してエアバッグの加工部を押し付けるため、半径方向に伸長されてドラムから突出する加工位置との間で半径方向に可動である前記複数の留めセクタと、エアバッグの内部と連通する流体給送手段であって、エアバッグが前記ドラムに対して筒形にほぼ平坦化されて配置された収縮状態から、エアバッグが半径方向に膨張して前記ビードコアに対して押し付けられた前記複数のセクタに対して軸方向両側に位置する第1及び第2の空気袋を形成する膨張状態へと移行させる前記流体給送手段と、前記エアバッグの周りに配置され、その内面によって第1の空気袋の半径方向膨張を阻止する一の環状対向ベルであって、ドラムに対して軸方向に可動であって第1の空気袋をビードコアの一側面と半径方向外面との周りに抱擁させる前記環状対向ベルと、前記第1ベルと軸方向反対側に配置され、該第2の空気袋の半径方向膨張を内面で阻止するため、エアバッグの周りに位置決めされるよう設計された第2の環状対向ベルであって、前記第1ベルとは独立してドラムに対して軸方向に可動であって、第2の空気袋をビードコアの第2の側面と半径方向外面との周りに抱擁させる前記第2の環状対向ベルとを具備する。
【0021】
好ましくは、前記膨張可能なエアバッグは、エアバッグ自体の軸方向に伸長不能とされたゴム引き繊維から形成されている。
【0022】
前記エアバッグは、接続部の両端において、360゜折り返された予成型調芯部を有する。
【0023】
好ましい実施例では、装置は、前記留めセクタの周囲に円周方向に係合する少なくとも一の弾性リングで、半径方向外方位置において、加工されるビードコアの半径方向内面にほぼ嵌合する係合シートを露出する前記一の弾性リングを備えている。
【0024】
前記環状ベル(19,20)はまた、相互に差分をもたせた直径を有するよう設けられている。
【0025】
さらなる特徴と長所は、本発明の車両タイヤのビードコア上にエラストマ性シートをループ状に持ち上げる方法及び装置の好ましい実施例の詳細な説明から、より明らかとなろう。その説明は、以下に添付図面を参照しつつ非限定的な例示をもってなされる。
【0026】
【実施例】
図1は、加工対象であるビードコアを支持ドラムの周りに配設するステップにおける本発明装置の概略部分断面図である。
【0027】
図2は、図1に示したステップに続く加工ステップで、ドラムに対して半径方向に可動の留めセクタにより係合するビードコアを含む図である。
【0028】
図3は、一対の環状対向ベル内のドラムに連通する膨張可能なエアバッグの続く膨張ステップを示す。
【0029】
図4は、膨張可能なエアバッグの一つの空気袋をビードコア周りに抱擁するよう一方の環状対向ベルが軸方向に移動するステップを示す。
【0030】
図5は、図4に示したステップに続くステップで、エラストマ性シートの第2の環状対向ベルが第1の環状対向ベルに向けて軸方向に移動するステップを示す。
【0031】
図6は、ビードコアに適用したエラストマ性シートの完成時に2個の対向側方フラップを重複させるステップを示す。
【0032】
図7は、本発明機械に同様に可能で、環状補強エレメントの異なる型での二つの代替操作(それぞれ、側方フラップを重複させずにループ状化する操作と、補強エレメントの適用操作)を示す。
【0033】
図面を参照するに、本発明になる車両タイヤのビードコアのエラストマ性シートをループ状に持ち上げる装置は、概ね符号1にて指し示される。
【0034】
装置1は、車両タイヤ内のビードコア2にエラストマ性シート3を適用するため設けてある。図示の実施例では、前記エラストマ性シート3は、エラストマ性原材料からなる少なくとも一のエラストマ性シート部(スキムコート)4からなり、このシート部4に対しては実質的にはゴム引き繊維からなるリボン5が好ましくは積層関係に結合され、そのリボンは好ましくは例えばナイロンなどの熱収縮性材料で出来た補強コードからなる。
【0035】
簡単かつ明瞭にするため、図1だけは、層4とリボン5が(異なる断面ハッチングを用いて)異ならしめて図示してある。以下の本説明では、そうした層とリボンは概括的にストリップと呼ぶ。
【0036】
装置1は、水平軸に対して片持ち梁風に回転可能に支持された支持ドラム6を備えており、水平軸の周りには概ね符号7で示す膨張可能なエアバッグが外方に伸長している。より詳細には、エアバッグは、前記ドラムと同軸的に廃された2個の円周方向ビード8を有し、本体9とドラム6に属す個々の環形伸長部10との間にシール状態で係合している。加工部12が延びる両端間の2個の接続部11が、半径方向の外方位置において、ビード8から離れそこから遠ざかっている。
【0037】
好ましくは、膨張可能なエアバッグ7は、一方のビードから他方に向けて軸方向に伸長する補強コードが備わったゴム引き繊維から出来ており、該コードがエアバッグを半径方向横断面内の伸長部に沿う軸方向に伸長不能としている。接続部11が加工部12に締結されている箇所の端部において、エアバッグは2個の予成型折り返し部を露出しており、該部品がドラム6から若干突出していて、以下に明らかになるように、ドラム自体にエアバッグを調芯(センタリング)するエレメントとして機能する。
【0038】
さらに、前記加工部12の半径方向外面は、前記平面と前記エアバッグに適合されたビードコアのエラストマー性シートとの間の接着を最小化する目的で、非接着性の大なる材料層をもって被覆されている。
【0039】
また、ドラム6に連通して留めセクタ14(添付図面には1個だけ図示してある)があり、それらが円周方向に分散されていて、中央本体9内から半径方向に摺動可能に係合している。留めセクタ14は、以下のどんな公知の処理手続きをも生み出すよう設けられた図示しないアクチュエータ手段の命令を受けて、ドラム6内に半径方向に引っ込んだ図1に示す休止位置と、エアバッグ7の加工部12を介して、半径方向に伸長してドラム自体から突出し、ビードコア自体の半径方向内面2aに対してスラスト作用を及ぼすことによって加工すべきビードコア2を締結する図2ないし図6に示す加工位置との間で、半径方向に可動とされている。
【0040】
優先的には、留めセクタ14は、該セクタに円周方向に係合した少なくとも一つの弾性リング15に相互接続されていて、半径方向外方位置において係合シート15aを有するが、シート15の形状は、ビードコア2の半径方向内面2aの形状にほぼ嵌合しており、このシート15を介してビードコア上のセクタの留め動作が行われる。
【0041】
また、エアバッグ7の内部に連通する流体給送手段16も備わっており、その目的は、エアバッグを図1に示したようにドラム6に対して筒形状にほぼ平坦化されて配設されている収縮状態から、図3ないし図6に示したように半径方向に膨張させてそこで前記ビードコアに対して圧力を及ぼす前記複数の留めセクタ14に対して横方向両端に配設された第1空気袋17及び第2空気袋18を形成する膨張状態に移行させることにある。図示の例では、前記流体給送手段は、ドラム6の中央本体9内に形成された配管系統16とエアバッグ7内への開口とによって具体化され、その配管系統には、圧縮空気や他の圧力加工流体が、公知の従来の方法で給送される。
【0042】
本発明の機械及び方法による簡単化された構成及び操作による解決策により、空気袋17,18は、各留めセクタ14と円周方向の隣接セクタとの間に存在する空隙を介して、絶えず相互に流体連通状態に置くことができることは特筆さるべきである。
【0043】
この便法は、この特徴が望まれ、或いはとにかく受容できるものであるときに、両方の空気袋内に非常に簡単な方法で圧力平衡を保証する。
【0044】
明らかに、柔軟性を増大させるため、各空気袋に対して異なる圧力が使用できるよう、空気袋に互いに別個に給送できるよう機械を修正することもまた、好都合である。
【0045】
空気袋17,18の半径方向の伸長は、エアバッグ7の周りに同軸的に位置決めされ、かつドラム6の軸方向に互いに独立して可動とされる2個の環状対向ベル19,20によって都合よく制御される。
【0046】
優先的には、第1及び第2のベル19,20は、相互に差分をもたせた直径を有しており、これによってうち一方例えば第1ベル19が機械的な干渉を招くことなく内外隣接状態で他方に導き入れられる。
【0047】
エアバッグ7が長手方向に伸長不能である特質が、2個の空気袋の伸長ステップの初期段階においてドラムの中心線に対して各環状ベルの軸方向位置を可変することによって、軸方向にもまた空気袋17,18の膨張輪郭を制御する可能性をもたらすことは特筆さるべきである。換言すれば、半径方向横断面で見たエアバッグが横断方向に伸長不能であり、膨張させたときに各空気袋が一端をビードコアの隣接エッジと嵌合リング15との間にしっかりと保持されるため、ビードコアに面する空気袋部分の幅、すなわちビードコアのエッジとベルの軸方向内方エッジとの間に自由に伸長可能なエアバッグ部分の半径方向の伸長量は、エアバッグが膨張したときのドラム上のベルの直径及び軸方向位置の両方に依存する。
【0048】
本発明のループ状にする方法によれば、主として構成に関して先に記述した装置1の操作は、以下の通りである。
【0049】
装置1は、図1に示したように収縮状態にあるエアバッグ7とともに既に配置されている。この状況下にあっては、膨張可能なエアバッグ7の中間領域の周囲へのエラストマー性シート3の円周方向敷設は、それ自体公知であって本発明の目的にとって重要ではないために図示していない給送手段によって実行される。このステップは、続く堆積ステージにおいて遂行することができ、その間にゴム引き繊維のリボン5とエラストマ性シート部4が敷設されて相互に重ね合わされる。
【0050】
さもなくば、ゴム引き繊維リボン5及びエラストマ性シート部4の敷設は、例えばドラム6の円周方向伸長部の異なる点においてストリップを接線方向に給送し、その一方でエラストマ性シート部4を回転駆動するか、又は既に互いに結合された2個のストリップをドラムに給送することにより、同時に行うこともできる。
【0051】
いずれにしても、エラストマ性シートは、前記ビードコア周りへの抱擁操作に続いてその側方エッジが相互に重複させられるよう、ビードコア2の横断面形状の全周長よりも全体に大きな幅を有している。該エラストマ性シートは、前記重複がビードコアの赤道面に対してもつべき位置に依存して、ドラム6の留めセクタ14の位置、すなわち該ドラムの赤道面に対して軸方向にオフセットした位置において、前記エアバッグに適合される。
【0052】
その結果、それ自体が公知で本発明の目的にとって重要でないために、これまた図示しない位置決め手段により、加工されるビードコア2は、該ドラムの赤道面の中心線上で、留めセクタ14の箇所でドラム6の周りに配置される。
【0053】
留めセクタ14は、そこで伸長(図2)され、それらを休止位置から加工位置に同時に移動させることにより、ビードコア2の半径方向内面2aに押し付けられる。留めセクタ14の操作に続き、エアバッグ7の加工部12上でのビードコア2及びエラストマ性シート3の相互位置は固定される。
【0054】
配管系統16を介して空気又は他の加工流体を供給することにより、上記の第1及び第2の空気袋17,18を形成するため、エアバッグ7はそこで膨張(図3)させられる。環状対向ベル19,20は、支持ドラム6の周りで所定の軸方向位置に配置され、かつビードコア2の他側に横方向に配置されているため、該空気袋の半径方向の伸長を阻止し、そのことがまた空気袋に軸方向の伸長原因を招く。他方、既に述べたように、エアバッグ7を形成するゴム引き繊維は、空気袋17,18の半径方向伸長及びドラムの赤道面に対するベルの正確な位置決めと同時には軸方向に伸長できないため、ビードコアに沿って配置された部分の空気袋の伸長輪郭の制御もまた遂行され、すなわち各空気袋の半径方向の伸長輪郭の形状もまた決定される。前述したように、エアバッグ7の内部圧力は、エアバッグ自体及び又はそこに含まれる他の変形の容積を変化させることなく、任意の所望値に好ましく調整することができる。
【0055】
優先的な解決策では、膨張ステップの最後のエアバッグ7の内部圧力は、2ないし4バールであり、好ましくは3バールに一致する。
【0056】
この状況下では、エアバッグ7の内部圧力の効果により、第1及び第2の空気袋17,18は、加工部12の動作時に、ビードコア2の第1及び第2の側面2b,2cに向けてエラストマ性シート3の第1及び第2の側方フラップ3b,3cをそれぞれ屈曲させる。明らかに、ビードコアに対するエラストマ性シートの位置に応じて該側方フラップは異なる長さを有するであろう。
【0057】
そこで、ビードコア2に向けた第1の対向ベル19の軸方向配置がなされ、これによりエアバッグ7により画成された第1空気袋17は、図4に示したようにビードコア自体を囲繞する。この状況化では、エラストマ性シート3の第1の側方フラップ3bが、エアバッグ7の内部圧力に対応するスラスト圧力をもって、ビードコア2の第1の側面2b及び半径方向外面2dに適用される。
【0058】
この第1ベル19の軸方向変位が完了すると、ビードコア2に向けた第2ベル20の軸方向変位が行われ、これにより第2の空気袋18が第1の空気袋17に関するのと同じ方法でビードコア自体を囲繞する。この状況下では、第1の空気袋に覆われていないビードコア2の第2の側面2c及び半径方向外面2dへの第2の側方フラップ3cの適用が行われる。
【0059】
囲繞操作の間の前記スラスト圧力値のお陰で、前記構造の補強エレメントすなわちリボン5の補強コードを緊張させるだけでなく、ビードコア面とエラストマ性シートとの間の真空もまた達成されることは特筆さるべきである。
【0060】
本発明によれば、第2ベル20の軸方向変位は、第2空気袋18が当接するか又はエラストマ性シート3の第1の側方フラップ3bに対して依然付勢されている第1の空気袋17のすぐ近傍に至るまで、進行する。エラストマ性シート3がビードコア2の横断面形状の全周長よりも全体に若干大きな幅を有するため、このステップの末期においても、ビードコアから分離された第2の空気袋18の表面上に、第1の側方フラップ3bの端部エッジ22に重複すべき第2側方フラップ3cの端部エッジ21が依然として存在するが、この重複は空気袋17の存在によって依然として阻止されている。
【0061】
ビードコアに向けた第2の環状ベルの前記動きの間に、第1の空気袋17が第1側方フラップ3bの端部エッジ22から離れず、ただしそれが好ましくは到達位置を依然として維持し、必要あらばビードコア自体の近くを移動しながら第2ベル20内を内外隣接状態で摺動する限り、第1の環状ベルはビードコアから動かし去ることができる。2個の空気袋17,18が上記の期間に相互接触状態に至ると、第2側方フラップ3cの端部エッジ21を第1側方フラップ3bの端部エッジに重複させるため、第1の対向ベル19をビードコア2から軸方向に引っ込ませ、これにより第1側方フラップを第1空気袋17から離脱させて第2側方フラップに接近可能にする必要がある。その故に、2個のベル10,20は、第2ベルの先行する変位の延長として共に移動し、これにより第1の空気袋17が第1側方フラップ3bの端部エッジ22を段々と離間する間に、第2の空気袋18が第2側方フラップ3cの端部エッジをして第1の側方フラップへの重複及びそれらの相互押圧を同時になさしめる。既に述べたエアバッグ7の非常に低い面接着性のお陰で、第1の空気袋17がそれ自体第1側方フラップ3bから離脱でき、これにより金属ビードコアワイヤとエラストマ性材料層との間の接着性は脆弱ではあるが、エアバッグ7とエラストマ性シート3との間の接着性よりも高いものとなることは特筆さるべきである。さらに、2個のベルによる同時組み合わせ変位は、ビードコア上の側方フラップの円周方向伸長部の縮径された連続する軸部分に沿って側方フラップ3bを解放する。かくして、第1空気袋17の完全なる離脱の結果、補強エレメント(コード)が浸っている緊張状態により引き起こされる弾性復帰のお陰で、重複が生ずる前に、従ってエラストマ性シート自体のエラストマ性材料に内在する接着性の効果により第2側方フラップ3cが合体する前に、第1の側方フラップ3bがその伸長部の一又はそれ以上の点でビードコア2の半径方向外面2dから分離される危険を取り除くことができる。事実、第1側方フラップ3bの剥離は、エラストマ性シート3の抱擁すなわちループ状化操作の正規の行使を修復不能に損なってしまいかねず、そのことがビードコア3全体を使用不能にしてしまうことになる。
【0062】
相互重複した2個の端部エッジ21,22の締結は、前述のごとく、タイヤ製造への必要な措置の間にビードコア2に適用されるエラストマ性シート3の完全な安定性を保証する条件となる。
【0063】
第1側方フラップ3b上に第2側方フラップ3cを完全に重複させ、2個の側方フラップ間の接合が完成し、ビードコアがエラストマ性シート内に完全に組み込まれるまで、2個のベルの軸方向組み合わせ変位は進行する。この時点で、留めセクタ14が半径方向に引き締められ、これにより留めセクタはループ状にされたビードコアを嵌合リング15から解放し、エアバッグ7は収縮して初期形状に戻される。このステップの間に、調芯エレメントとして作用する前記予成型部13の存在により、エアバッグを再びドラム上に赤道面に対して完全に調芯された位置に敷設できることが認められよう。それ故に、不整な堆積により、第2のビードコアを加工する次の伸長ステップにおいて、エアバッグが2個の不整な空気袋を作ってしまい、そのことが膨張する適合輪郭の制御を不発にし、前記ビードコアの誤った無駄な抱擁をもたらすといった危険は取り除かれる。
【0064】
結論としては、2個の側方フラップ間の重複幅はエラストマ性シートの幅とビードコアの周辺伸長量との差異に依存し、そこではビードコア表面の重複位置がビードコアの中心線面とそのエラストマ性シートとの間の相互位置に依存することが、ここで理解されよう。
【0065】
本発明は、意図した目的を達成した。
【0066】
当の方法及び装置は、事実、ループ状化によるエラストマ性シート3の適用を、たとえビードコア面に対するエラストマ性シートの接着力が非常に危ういものであっても、非常に素早くかつ信頼できる方法で遂行可能にしている。上述の実施例を参照しても、ビードコアが剥き出しの金属で出来ていて、公知のごとくエラストマ性材料に対して低い接着性を示すという事実と、エラストマ性シート3がストリップ5内の補強コードの存在によりビードコア断面の周りへの抱擁ステップの後でその原形を再び取ろうとする強固な性向を示すという事実の両方の理由で、ビードコア2の外面へのエラストマ性シート3の適用は、非常に困難なものとなる。
【0067】
しかしながら、ビードコアの表面に向け、かつ第2側方フラップ3cが適用される前にエアバッグの対応する空気袋から離脱させられた第1側方フラップ3bの縮径した表面部に向けてエアバッグ7により及ぼされる重要な圧力のお陰で、ビードコアからの前記第1側方フラップの部分剥離さえも全ての危険は排除される。
【0068】
また、当の方法及び装置が、該エラストマ性シート自体とビードコアに対し、公知の方法や装置と違って、ビードコアの円周方向延長全体に亙って均一に分配された圧力を及ぼすことで、エラストマ性シートの適用を好ましく遂行することもまた理解されるであろう。例えば、ローリングによりループ状化を遂行する公知のものは、エラストマ性シートの屈曲とエラストマ性シートのビードコア表面への適用が、ビードコアの円周方向延長のはっきりとした点に集中する瞬間的な圧力の適用を伴っており、そのことによってビードコアの横断面の局所的な変形及び結合構造における危険な変形を引き起こす。
【0069】
さらに、本発明の機械は非常に用途が広く、公知技術ではこれまで数種の異なる機械を必要としてきた一連の加工工程を実行することができる。特に、本発明の装置を使用することにより、前に述べたパック型のビードコアによるループ状化や抱擁に限定されず、ビードコアのあらゆるタイプの抱擁や部分コーティングに適用できる。図7,8は、その例として、半径方向外方位置において傾斜形状の公知のエラストマ性充填物を備えた現行のビードコア上に本発明の機械によっても遂行できる2個の代替操作(側方フラップの重複なしでの抱擁と側方補強エレメントの適用)を示している。これらのビードコアが、まず本発明に従って抱擁されて続いて前記充填物に組み付けられる上記のパック型のビードコアでもよいことは特筆さるべきである。
【0070】
図7は、よく知られた環状補強構造(充填物31に組み付けられたビードコア30からなる)を、エラストマ性材料すなわち同じ伸長部(図示せず)又は異なる半径方向伸長部を有するゴム引きされた繊維からなるストリップ32をもってループ状化するものを示している。これとは反対に、図8は、補強ストリップ35をビードコア33及び又はビードコアの充填物34の単一の軸表面に適用する異なる操作を示すものであり、そこでは補強ストリップは、充填物に対して変形をもたらすことなく、さもなくば環状ベルの軸方向ストローク及び又は2個の空気袋内での異なる圧力を適切に制御することによって充填物に対して正確に制御された変形を課すことにより、充填物の頂部から外部に向けて半径方向に随意突出する。該制御された変位は、例えば、肩部に切り込みを伴った固体タイプのドラムの使用によってカーカスプライに組み付けられたときにビードコア充填物が有するに違いない公知の軸方向屈曲(図示せず)である。
【0071】
上記の説明の後では、さらに詳細を追加せずとも、適当な修正をともなって本発明の工程を適用することで上記の操作を実行することが可能であることは明白である。例えば、図7に示した2個のベルの組み合わせ変位は除外することもでき、すなわち両方の空気袋をただ単一のベルとともに使用する。これらの操作すべてが、膨張状況下において2個の空気袋17,18の伸長形状を制御することと併せ、2個の環状対向ベルの独立した動きの複合効果により可能であることは明らかである。
【0072】
明らかに、想起した本発明は多くの修正と変形を受容できるが、それらはすべて添付クレームの範囲内に含まれる。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、車両タイヤのビードコアにエラストマ性シートをループ状に持ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工対象であるビードコアを支持ドラムの周りに配設するステップにおける本発明装置の概略部分断面図である。
【図2】図1に示したステップに続く加工ステップで、ドラムに対して半径方向に可動の留めセクタにより係合するビードコアを含む図である。
【図3】一対の環状対向ベル内のドラムに連通する膨張可能なエアバッグの続く膨張ステップを示す図である。
【図4】膨張可能なエアバッグの一つの空気袋をビードコア周りに抱擁するよう一方の環状対向ベルが軸方向に移動するステップを示す図である。
【図5】図4に示したステップに続くステップで、エラストマ性シートの第2の環状対向ベルが第1の環状対向ベルに向けて軸方向に移動するステップを示す図である。
【図6】ビードコアに適用したエラストマ性シートの完成時に2個の対向側方フラップを重複させるステップを示す図である。
【図7】本発明機械に同様に可能で、環状補強エレメントの異なる型での側方フラップを重複させずにループ状化する操作を示す図である。
【図8】本発明機械に同様に可能で、環状補強エレメントの異なる型での補強エレメントの適用操作を示す図である。
【符号の説明】
1 装置
2 ビードコア
エラストマ性シート部
エラストマ性シート
6 支持ドラム
7 エアバッグ
14 留めセクタ
17,18 空気袋
19,20 環状対向ベル

Claims (15)

  1. 車両タイヤのビードコア上にエラストマ性シートをループ状にする方法であって、少なくとも一のエラストマ性原材料層からなるエラストマ性シート(3)を、支持ドラム(6)の外筒面に対して平坦化された膨張可能なエアバッグ(7)の中間領域に円周方向に敷設するステップと、
    加工すべきビードコア(2)を、前記支持ドラム(6)の周りで、かつ膨張可能なエアバッグ(7)に円周方向に敷設された前記エラストマ性シート(3)に近接して配置するステップであって、前記エラストマ性シートがビードコア(2)の横断面輪郭の周辺全周長よりも若干大きな全幅を示す前記配置ステップと、
    前記支持ドラム(6)上に円周方向に分配された複数の留めセクタ(14)をビードコア(2)の半径方向内面(2a)に対して位置決めし、ビードコア(2)とエラストマ性シート(3)とを膨張可能なエアバッグ(7)上に押圧して相互に位置決めする前記押圧ステップと、
    前記エアバッグ(7)を半径方向に膨張させてビードコア(2)の両側で横方向へ屈曲させ、かつエアバッグ(7)の第1の空気袋(17)及び第2の空気袋(18)の作用時に、エラストマ性シート(3)の第1及び第2の側方フラップ(3b,3c)を前記ビードコアの第1及び第2側面(2b,2c)に向かわせる前記膨張ステップと、
    前記第1及び第2の空気袋(17、18)の周りに配置された第1及び第2の環状対向ベル(19,20)により、前記第1及び第2の空気袋(17、18)の半径方向の膨張を阻止するステップと、
    前記第1の環状対向ベル(19)をビードコア(2)に向けて軸方向に移動させ、前記エアバッグ(7)の第1の空気袋(17)をビードコアの周りに抱擁させ、エラストマ性シート(3)の第1の側方フラップ(3b)をビードコア(2)の対応する側面(2b)と半径方向外面(2d)の少なくとも一部とに段々に押し付ける前記軸方向移動ステップと、
    前記第2の環状対向ベル(20)をビードコア(2)に向けて軸方向に移動させ、前記エアバッグの第2空気袋(18)をビードコアの周りに抱擁させ、エラストマ性シート(3)の第2の側方フラップ(3c)をビードコア(2)の対応する側面(2c)と半径方向外面(2d)の前記第1の側方フラップ(3b)によっては被覆されていない非被覆部とに段々に押し付けるステップと、
    第2の対向ベル(20)を軸方向変位させたままの状態を維持しながら、第1の環状ベル(19)をビードコアから軸方向に引っ張るステップであって、第2の側方フラップ(3c)の端部エッジが前記第1の側方フラップ(3b)により被覆されたビードコア(2)の半径方向外面に押し付けられる直前に、前記第1の空気袋(17)をエラストマ性シート(3)の第1の側方フラップ(3b)から離脱させ、これにより前記第1及び第2の側方フラップ(3b,3c)をビードコアの半径方向外面にて相互に重複する個々の端部エッジに沿って互に締結される前記引張りステップとを具備する、ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記エラストマ性シート(3)を円周方向に敷設するステップは、
    熱収縮性材料コードにより補強されたゴム引き繊維からなる少なくとも一のリボン(5)を、前記膨張可能なエアバッグ上に円周方向に配置するステップと、前記リボン(5)の周りにエラストマ性原材料層(4)を円周方向に配置するステップとを具備する、ことを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法において、前記エアバッグ(7)の内部容積は、エアバッグ自体の膨張圧力が可変するときに、所定の一定値に安定化されている、ことを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、膨張可能なエアバッグ(7)の半径方向の膨張を阻止するステップと併せて、エアバッグ自体の軸方向膨張の制御を同時に遂行する、ことを特徴とする方法。
  5. 請求項4記載の方法において、前記エアバッグ(7)の軸方向膨張の前記制御は、前記空気袋(17,18)の膨張輪郭の形状を調整することにより遂行される、ことを特徴とする方法。
  6. 請求項4記載の方法において、前記エアバッグ(7)は、該エアバッグ自体の軸方向伸長方向に伸長不能のゴム引き繊維材料から出来ている、ことを特徴とする方法。
  7. 請求項1記載の方法において、前記エアバッグ(7)は、圧力範囲2ないし4バールまで膨張される、ことを特徴とする方法。
  8. 請求項1記載の方法において、膨張可能なエアバッグ(7)の第1及び第2の空気袋(17,18)は、異なる流体圧力値まで膨張される、ことを特徴とする方法。
  9. 車両タイヤのビードコア上にエラストマ性シートをループ状に持ち上げる装置であって、支持ドラム(6)と、
    膨張可能なエアバッグ(7)であって、支持ドラム(6)に締結された円周方向の2個の係止ビード(8)と、該係止ビードから相互に遠ざかって延びる2個の接続部(11)と、前記支持ドラムの半径方向外方にあって前記接続部の両端間に延びる一の加工部(12)とを有する前記エアバッグ(7)と、
    複数の留めセクタ(14)であって、前記支持ドラム(6)内に円周方向に分配され、前記支持ドラム内部に向けて半径方向に引っ込んだ休止位置と、加工されて前記支持ドラム自体の周りに配置されるビードコア(2)の半径方向内面に対してエアバッグ(7)の加工部(12)を付勢するよう、半径方向に伸長されて前記支持ドラムから突出する加工位置との間で半径方向に可動である前記複数の留めセクタ(14)と、
    エアバッグ(7)の内部と連通する流体給送手段(16)であって、エアバッグが前記支持ドラム(6)に対して筒形にほぼ平坦化されて配置された収縮状態から、エアバッグが半径方向に膨張して前記ビードコアに付勢された前記複数のセクタに関して軸方向両側に位置する第1及び第2の空気袋(17,18)を形成する膨張状態へと移行させる前記流体給送手段(16)と、
    前記エアバッグ(7)の周りに配置され、その内面によって第1の空気袋(17)の半径方向膨張を阻止する第1の環状対向ベル(19)であって、前記支持ドラム(6)に対して軸方向に可動であって第1の空気袋(17)をビードコア(2)の一側面(2b)と半径方向外面(2d)との周りに抱擁させる前記第1の環状対向ベル(19)と、
    前記第1ベル(19)とは軸方向反対側に配置され、エアバッグ(7)の周りに位置決めされて該第2の空気袋(18)の半径方向膨張を内面で阻止する第2の環状対向ベル(20)であって、前記第1ベル(19)とは独立して前記支持ドラム(6)に対して軸方向に可動であって、第2空気袋(18)をビードコア(2)の第2の側面(2c)と半径方向外面(2d)との周りに抱擁させる前記第2の環状対向ベル(20)とを具備する、ことを特徴とする装置。
  10. 請求項9記載の装置において、前記膨張可能なエアバッグ(7)は、エアバッグ自体に関して軸方向には伸長不能とされたゴム引き繊維から形成されている、ことを特徴とする装置。
  11. 請求項9記載の装置において、前記エアバッグは、接続部(11)の両端において、360゜折り返された予備成型調芯部(13)を有する、ことを特徴とする装置。
  12. 請求項9記載の装置において、前記エアバッグ(7)内で加工部(12)は、非接着性材料により外面が被覆されている、ことを特徴とする装置。
  13. 請求項9記載の装置において、前記支持ドラム(6)は、前記留めセクタ(14)の周囲に円周方向に係合する少なくとも一の弾性リング(15)を備えた、ことを特徴とする装置。
  14. 請求項13記載の装置において、前記弾性リング(15)は、半径方向外方位置において、ビードコア(2)の半径方向内面(2a)にほぼ係合する係合シート(15a)を有する、ことを特徴とする装置。
  15. 請求項9記載の装置において、前記環状ベル(19,20)は、相互に異なった直径を有する、ことを特徴とする装置。
    環状対向ベル
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