JP3751896B2 - 建物外壁部への装飾部材の施工構造、施工方法、前記施工構造及び施工方法に用いる装飾部材、並びに、該装飾部材の留め付け金具 - Google Patents

建物外壁部への装飾部材の施工構造、施工方法、前記施工構造及び施工方法に用いる装飾部材、並びに、該装飾部材の留め付け金具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物外壁部への装飾部材の施工構造、施工方法、前記施工構造及び前記施工方法に用いる装飾部材、並びに、該装飾部材の留め付け金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より天然石板や窯業板等の長尺建築用板材を建物の外壁面に留め付けする施工方法として、釘留めやビス留めあるいは留め付け金具等を用いて係止するいわゆる乾式施工方法が知られている。この乾式施工方法は、利点がある。釘留めやビス留めの場合には、釘やビスの頭を補修することが必要であるが、留め付け金具を用いる場合には、そのような補修の必要はなく、しかもその係止部に建築用板材を係止させた状態で留め付けるため、耐振動性にも優れている。
【0003】
一方、比較的小ピースの建築用板材を、装飾性を目的として壁面に留め付ける施工も行われている。その場合、重厚感を表出するために、厚みのある板材が装飾板材として使用されることがあるが、厚みのある分重たくなってしまう。
そこで、本出願人は、留め付け金具を使用して、そのような厚みのある装飾部材を建物の外壁面に良好に留め付けるために、裏面に係止溝を形成した建築用板材と、該係止溝に係合するフック部を持つ吊り下げ具とを用い、建物側の下地材に吊り下げ具を固定する工程、建築用板材の前記係止溝に吊り下げ具のフック部を係合させる工程、とを行うことにより吊り下げ状態で建築用板材を建物に留め付けしていく新たな建築用板材の施工方法の特許(特許第3,115,273号)を、先に、取得している。
【0004】
【発明が解決しようする課題】
ところで、既存建物においては、その外壁面がサイディング壁面やモルタル壁面とされている場合がある。そのような建物外壁面を下地として、前記装飾部材を留め付けるリフォームを考えた場合、特に、建物の窓等の開口部の周囲部分、バルコニーの上端部を含んで建物壁を一周するような水平体の部分、あるいは、外壁面が直角に交わる出隅部分に、該装飾部材を留め付けることで、該壁面にアクセントを発現することができる。
しかしながら、前記装飾部材を、そのような場所に留め付けるにあたっては、留め付け場所に応じた形状の装飾部材と、留め付け方法を確立する必要がある。
【0005】
本発明は、前記のような点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、サイディング壁面あるいはモルタル壁面等を施した建物の既存外壁面の装飾部位に装飾部材を留め付けるにあたって、良好にかつその固定配置位置関係が各々異なっても、良好にかつ簡単容易に装飾部材の施工ができる建物外壁部への装飾部材の施工構造、施工方法を提供することにあると共に、更に、該施工方法に用いる改良された装飾部材と該装飾部材の留め付け金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するべく、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造は、前記外壁部の装飾部位に、底板を有する多数個の留め付け金具が列状に固定され、該留め付け金具の前記底板に、前記装飾部材の裏面に形成した金具溝が係止されることで多数の前記装飾部材が列状に吊り下げ状態で固定されていることを特徴としている。
【0007】
また、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造の具体的な態様は、前記外壁部の窓等の開口部の周囲を取り巻く前記装飾部位に、前記留め付け金具が多数個固定され、該留め付け金具の傾斜する前記底板に、裏面に左右と上下とに各々平行な一対の傾斜した前記金具溝を有する前記装飾部材の前記金具溝の一つが係止された状態で多数個の前記装飾部材が吊り下げ固定されていることを特徴としている。
【0008】
更に、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造の他の具体的な態様は、前記建物の外壁部の周囲を一周する前記装飾部位に、前記留め付け金具が多数個固定され、該留め付け金具の傾斜する前記底板に、裏面に少なくとも一本の傾斜した前記金具溝を有する前記装飾部材の前記金具溝が係止された状態で多数の前記装飾部材が吊り下げ固定されていることを特徴としている。
【0009】
更にまた、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造の更に他の具体的な態様は、前記建物の外壁部の出隅部の装飾部位に、底板を有する前記留め付け金具と底板と抑え板とを有する多数個の留め付け金具とが固定され、前記二つの留め付け金具の前記底板に、上下端部に各々前記金具溝を有する前記装飾部材の前記下端部金具溝が係止され、かつ、前記留め付け金具の前記抑え板で前記上端部金具溝が係合抑え保持された状態で固定されていることを特徴としている。更にまた、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造の更に他の具体的な態様は、前記前記留め付け金具と前記装飾部材との係止固定には、接着剤による接着固定が併用されていることを特徴としている。
【0010】
前記の如き、本発明の建物の外壁部への装飾部材の施工構造によれば、建物の外壁部に装飾を必要とする部位に、留め付け金具を固定し、該固定した留め付け金具に装飾部材を、単に吊り下げ固定するだけで、建物の外壁部に必要な装飾を容易に具現できると共に、かつ、前記吊り下げ固定に当たって外壁部と装飾部材との間に接着剤を介在させることにより外壁部に装飾部材をより強固に固定することができる。
【0011】
また、建物の外壁部の窓等の開口部の周囲を装飾する必要がある場合には、裏面に左右と上下とに各々平行な一対の傾斜した金具溝を有する一種類の前記装飾部材を用い、その開口部の周囲の位置(上部、下部、右側部、左側部)の違いにより、前記装飾部材の姿勢位置を変えると共に前記金具溝のいずれか一つを選択して留め付け金具に吊り下げることによって、開口部の周囲全体に多数個の装飾部材を固定することができ、装飾効果を上げることができる。
【0012】
更に、建物の外壁部の周囲を一周するような装飾を行いたい場合には、その周囲を一周する装飾の必要な部位に、横に長い横貼用の留め付け金具を多数個固定し、該固定した留め付け金具に、裏面に少なくとも一本の傾斜した金具溝を有する装飾部材を、前記装飾の必要な部位に沿って多数個吊り下げ固定することによって、建物の外壁部の周囲を一周する装飾を行うことができる。
【0013】
更にまた、建物の外壁部の出隅部に装飾を行いたい場合には、その出隅部に固定する底板を有する前記留め付け金具と底板と抑え板とを有する多数個の留め付け金具と、上下端部に各々金具溝を有する一種類の装飾部材とを用いて、前記装飾部材を一つ置きに上下を逆にして前記二つの留め付け金具で下端の係止と上端の抑えを行うことで装飾部材を外壁面に固定することで、装飾効果のある出隅部を具現できる。
【0014】
本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工方法は、建物の外壁部の窓等の開口部の周囲を取り巻く装飾部位に、装飾部材を施工するものであって、多数個の留め付け金具を開口部の周囲を取り巻く装飾部位に固定する工程と、前記多数の留め付け金具の傾斜する前記底板の各々に、裏面に左右と上下とに各々平行に一対ある傾斜した金具溝を有する前記装飾部材の前記金具溝の一つを係止して多数の前記装飾部材を吊り下げ状態で固定する工程とからなることを特徴としている。
【0015】
また、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工方法の他の態様は、建物の外壁部の周囲を一周する装飾部位に前記装飾部材を施工する方法であって、多数の留め付け金具を外壁部の周囲を一周する前記装飾部位に固定する工程、前記多数の留め付け金具の傾斜する底板に、裏面に少なくとも一本の傾斜した金具溝を有する前記装飾部材の前記金具溝を係止して多数の前記装飾部材を吊り下げ状態で固定する工程とからなることを特徴としている。
【0016】
更に、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工方法の更に他の態様は、前記建物の外壁部の出隅部の装飾部位に、装飾部材を施工する方法であって、前記建物の外壁部の出隅部の前記装飾部位の最下部に、底板を有する留め付け金具を固定する工程、前記底板に上下端部に各々金具溝を有する前記装飾部材の前記下端部金具溝を係止する工程、底板と抑え板とを有する留め付け金具の前記抑え板で前記上端部金具溝を係合抑え保持した状態で前記留め付け金具を固定する工程、及び、底板と抑え板とを有する留め付け金具の底板に上下端部に各々前記金具溝を有する他の装飾部材の下端部金具溝を係止する工程からなることを特徴としている。
【0017】
更にまた、本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工方法の更に他の態様は、前記外壁部と前記装飾部材を接着固定するために、前記外壁部に固定された前記留め付け金具及び/又は前記装飾部材の裏面に接着剤を塗布する工程を備えていることを特徴としている。
前記の如く、本発明の建物の外壁部への装飾部材の施工方法によれば、少ない種類の装飾部材と留め付け金具とを用いて、建物の外壁部の装飾を必要とする部位に容易に装飾部材を固定することができる。
【0018】
本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造及び施工方法に用いる装飾部材は、裏面側に少なくとも一本の傾斜した金具溝、もしくは、左右と上下とに各々平行な一対の傾斜した金具溝を有して矩形板状体に形成したことを特徴とし、前記矩形板状体は、直角L字状に屈曲していることを特徴としている。
また、本発明に係る装飾部材の他の態様は、表面側に適宜の凹凸模様が形成され、裏面側に左右と上下とに各々平行な一対の傾斜した金具溝を有し、矩形板状体に形成した一辺端に凹凸を有していることを特徴としている。
【0019】
更に、本発明に係る装飾部材の更に他の態様は、直角L字状に屈曲した矩形板状体に形成し、その上下辺端部に金具溝を有していることを特徴としている。
前記の如く、本発明の建物の外壁部へ施工される装飾部材は、構造が簡単で製造が容易で、留め付け金具への吊り下げや係止が簡単であると共に、少ない種類の装飾部材で、建物の外壁部の装飾が必要な部位の全ての個所に装飾を施すことができる。
【0020】
本発明に係る建物の外壁部への装飾部材の施工構造及び施工方法に用いる留め付け金具は、外壁に固定される基板と、前記基板の下端から屈曲して上方に傾斜して装飾部材を係止する底板とからなることを特徴としている。
また、本発明に係る他の留め付け金具は、外壁の出隅部に固定される直角に折り曲げられた基板と、該基板の下端から直角水平に伸びその端部が上方に傾斜して装飾部材を係止する底板とからなることを特徴としている。
【0021】
更に、本発明に係る更に他の留め付け金具は、外壁の出隅部に固定される基板と、該基板の下部中央から直角水平に伸びその端部が上方に傾斜して装飾部材を係止する底板と、前記基板の下部の前記底板の両側から直角水平に伸びその端部が下方に傾斜して装飾部材を抑え保持する二枚の抑え板とからなることを特徴としている。
前記の如く、本発明の建物の外壁部へ施工される留め付け金具は、板状体から容易に製造できると共に、建物の外壁部への固定が簡単で、装飾部材の係止も容易にできる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の建物の外壁部への装飾部材の施工の好ましい幾つかの実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の建物外壁部の装飾部位に装飾部材を施工する三つの実施の形態を示した建物の外観斜視図であり、前記建物の外壁部は、サイディング壁面に施工され、その外壁部の適当な部所を装飾部位として、部分的に装飾部材60、70、80、90が装着固定されているものである。前記外壁部は、モルタル壁であってもよい。
【0023】
図1に示されている装飾部位である外壁部分Aは、その建物の窓の開口部の周囲部分に、本発明の第一の実施の形態の装飾部材60が施された部分であり、装飾部位である外壁部分Bは、本発明の第二の実施の形態であって、バルコニーの上端部を含んで建物壁を一周する水平部分に装飾部材70、80が施された状態を示すものであり、更に、装飾部位の外壁部分Cは、本発明の第三の実施の形態を示しており、外壁面が直角に交わる出隅部分に、装飾部材90が施された状態を示している。以下、前記三つの実施の形態の装飾部材60、70、80、90が施された外壁部分A〜Cを、順次、説明する。
【0024】
図2〜図5は、本発明の第一の実施の形態が実施された装飾部位の外壁部分Aを示したものであり、図2は、装飾部材60の外観斜視図で、(a)は、表面61側から見た図であり、(b)は、裏面側62から見た図である。図2の装飾部材60は、表面61側に適宜の凹凸模様を形成する一方、上端(四辺の内の一辺)63にも上方向に向う適宜の凹凸を形成して装飾的な形状を具現していると共に、裏面62は平坦面とされている。なお、表面61及び四辺部にテクスチャ凸凹模様が形成されることで、装飾性は一層向上される。
【0025】
裏面62の平坦面には、その厚み方向に傾斜して切り込まれた四本の金具溝64、65、66、67が形成されている。上下に二本、平行に形成されるのは、開口部下側用金具溝64と開口部上側金具溝65であり、開口部上側用金具溝65は、内部が上方に向くように傾斜して切り込み形成されていると共に、開口部下側用金具溝64は、内部が下方に向くように傾斜して切り込み形成されている。
【0026】
また、裏面62の平坦面の左右にも互いに平行する二本の縦張り用金具溝66、67が形成され、互いに反対の左右側に向いてその厚み方向に各々傾斜した切り込みとなっている。前記二本の縦張り用金具溝66、67の上端は、装飾部材60の上端63までは、突き抜けていない構造になっている。これは、縦張り用金具溝66、67を装飾部材60の上端にまで突き抜ける構成とすると、該縦張り用金具溝66、67の上端が外部から見える状態となり、外観上の問題があるからである。
【0027】
図3は、本発明の第一の実施形態の前記装飾部材60を吊り下げるための横貼用留め付け金具50を示したものである。該横貼用留め付け金具50は、ガルタイト鋼板等の適宜の金属板から加工され、基板51、該基板51の下端から屈曲して上前方に傾斜する底板52とからなっており、基板51には、横貼用留め付け金具50を建物側に固定するためのビスあるいは釘等を挿入するための貫通孔53、53・・・が穿設されている。前記基板51の上部端と前記底板52は、折り返されて厚みのある形状とされ、前記底板52の屈曲部分には、水抜き穴54,54・・・が形成されている。なお、横貼用留め付け金具50には、予め、貫通孔を設けないで、施工時にビスあるいは釘等を直接基板51に打ち込むことにより固定するようにしても良い。
横貼用留め付け金具50の底板52の傾斜角度は、装飾部材60の裏面62に形成した金具溝64、65、66、67の切り込み傾斜角度とほぼ等しくすることが好ましい。
【0028】
図4と図5とは、前記横貼用留め付け金具50を用いて前記装飾部材60を建物の窓の開口部の周囲の上部部分に横貼施工した施工構造の一例を示したものであり、図4は、施工構造の斜視図であり、図5は、図4のV−V断面図である。図1を踏まえて図4及び図5を見れば理解されるように、建物の窓の開口部の周囲のサイディング20には、窓枠サッシ21が予めはめ込み固定されており、サイディング20側への横貼用留め付け金具50の留め付けは、例えば、次のようにして行う。
【0029】
まず、サイディング20に対して、横貼用留め付け金具50を前記窓枠サッシ21の上部に横方向に平行して位置させ、その横方向に並べて穿設されている貫通孔53、53・・・にビス22を挿入してネジ込むことにより固定する。窓枠サッシ21の幅が長い場合には、複数の横貼用留め付け金具50を横方向に並べて固定する。横貼用留め付け金具50を固定するビス22や釘は専用のものが良く、ビス22や釘の固定間隔は、455mm以下とするのが良い。
【0030】
この固定された横貼用留め付け金具50の底板52に、装飾部材60の上端63の凹凸部を上にして該装飾部材60の裏面62に形成されている開口部上側用金具溝65を係合して前記装飾部材60の下部が窓枠サッシ21の上面に位置するように、該装飾部材60を吊り下げるようにして固定する。これにより、装飾部材60の安定した留め付け状態が得られる。窓枠サッシ21の幅が長い場合には、複数の装飾部材を横方向に並べて配置し、その端部を突き合わせて隙間の無いようにし、窓枠サッシ21の全幅に装飾部材60が配置されるようにして吊り下げ固定する。
前記横貼用留め付け金具50の取付固定の上下の位置は、装飾部材60の下端と窓枠サッシ21の上端との間隙が5mm程度となる位置に、水平になるように取付固定するのが良い。
【0031】
また、この吊り下げ固定に当たっては、予め変成シリコーン系等の接着剤23を横貼用留め付け金具50の上端部にビード状に打設する一方、前記装飾部材60の裏面62に前記接着剤23を適宜間隔で塗布して置き、前記吊り下げ固定と併せて前記サイディング20に装飾部材60を接着固定する。前記接着剤23は、留め付け力を確実なものとして装飾部材60の位置ずれを防止すると共に、サイディング20と装飾部材60の裏面62との間の上方隙間から侵入した雨水が下方に流れ落ちるのを前記ビード状の接着剤23で止水する。また、接着剤23がビード状に打設されることで、留め付け金具50の裏面とサイディング20との間に雨水が浸入することも防止される。
【0032】
前記止水された雨水は、各装飾部材60間の突き合わせ部分の隙間を介して該装飾部材60の表面61側に排出されるか、もしくは、該装飾部材60に形成されている二つの縦張り用金具溝66、67を介して下方に排出されるようになっており、雨仕舞いを良好にすることができる。
【0033】
図6は、横貼用留め付け金具50を用いて装飾部材60を建物の窓の開口部の下部部分に横貼施工した施工構造の一例を示した斜視図である。
横貼用留め付け金具50と装飾部材60とを建物の窓の開口部の下部部分に施工する場合は、窓の開口部の上部部分に施工する場合と同じように行うものであるが、下部部分への施工は、装飾部材60の上下側を逆転し、該装飾部材60の上端63の凹凸部が下方側にくるようにして開口部下側用金具溝64を横貼用留め付け金具50の底板52で吊り下げるようにして固定するものである。
【0034】
図7は、前記横貼用留め付け金具50とは異なる縦貼用留め付け金具55を用いて前記装飾部材60を建物の窓の開口部の右側部分に縦貼施工した施工構造の一例を示した斜視図であり、図8は、縦貼用留め付け金具55の構造を示した斜視図である。
【0035】
図8から理解されるように、縦貼用留め付け金具55は、前記横貼用留め付け金具50と同様に、ステンレス等の適宜の金属板から加工され、基板56、該基板56の下端から屈曲して上前方に傾斜する底板57とからなっており、基板56には、縦貼用留め付け金具55を建物側に固定するためのビスあるいは釘等を挿入するための貫通孔58、58が穿設されている。なお、予め貫通孔を設けないで、施工時にビスあるいは釘等を直接基板56に打ち込むことにより固定するようにしてもよい。また、前記基板56の上部端と前記底板57は、折り返されて厚みのある形状とされている。
【0036】
縦貼留め付け金具55を用いて装飾部材60を建物の窓の開口部の右側部分に施工する場合は、窓の開口部の前記上下部部分に横貼施工する場合と同様に行うものであるが、右側部分への縦貼施工は、図7に示すように、装飾部材60を上部部分に固定する場合に対して90度、時計の回転方向に回転させた位置で該装飾部材60の上端63の凹凸部が右側方にくるようにして縦貼り用金具溝66を縦貼用留め付け金具55の底板57で吊り下げるようにして固定するものである。なお、図示は省略するが、縦貼用留め付け金具55を用いて装飾部材60を建物の窓の開口部の左側部分に縦貼施工する場合も、右側部分に縦貼施工するのと同様にして行うものである。
【0037】
装飾部材60を縦貼用留め付け金具55の底板57に吊り下げ固定するに当たっては、図7に示すように、装飾部材60の裏面62に接着剤23を縦方向に複数の筋条に打設して、該接着剤23によっても装飾部材60をサイディング20に固定する。このように、接着剤23によって装飾部材60をサイディング20に固定しても、該接着剤23は縦方向に筋条に打設されているものであるので、装飾部材60の裏面62とサイディング20との間から侵入する雨水は、該筋条の接着剤23の間を下方に流れて排出されることとなる。
【0038】
前記のように、上下の横貼施工と左右の縦貼施工とを行うことにより、窓枠サツシュで形成された開口部の周囲が、形状の同じ多数の装飾部材60によって縁取られることになり、建物が装飾的外観を奏することになる。上下の横貼施工された装飾部材60の端部と左右の縦貼施工された装飾部材60の端部とが交わる隅部は、横貼施工された装飾部材60によって、縦貼施工のための縦貼用留め付け金具55が隠れるようにして、該縦貼用留め付け金具55が外部から見えないようにする。
また、固定される装飾部材60の長さや幅等の調整は、装飾部材をカットすることにより行うが、カットに当たっては、装飾部材を固定するのに必要な金具溝は残すように切断する。
【0039】
図9と図10は、本発明の第二の実施の形態が実施された図1の外壁部分Bの装飾部位を示しており、図9の(a)は、前記横貼用留め付け金具50を用いて装飾部材70と装飾部材80とを建物のバルコニーの上端部を含んで建物壁を一周する水平部分に横貼施工した施工構造の一例の斜視図であり、(b)は、平面部用の装飾部材70を裏面72から見た外観斜視図であり、(c)は隅部用の装飾部材80を裏面82から見た外観斜視図である。また、図10は、装飾部材70と装飾部材80とを吊り下げ固定する前の横貼用留め付け金具50を固定した外壁部分の状態を示す斜視図である。
【0040】
図10に示されているように、サイディング20に対して、横貼用留め付け金具50(この留め付け金具は、本発明の第一の実施の形態の外壁部分Aに用いる留め付け金具50と同じものである)を建物のバルコニーの上端部を含んで建物壁を一周する水平横方向に位置させ、その横方向に並べて穿設されている貫通孔53、53・・・にビス22を挿入してネジ込むことにより固定する。該横貼用留め付け金具50は、順次、複数の横貼用留め付け金具50を横方向に並べて配置して建物壁を一周するようにして固定する。
【0041】
次に、図9の(a)に示すように、建物壁の平面部に装飾部材70を固定する場合は、前記固定された横貼用留め付け金具50の底板52に、装飾部材70の裏面72に形成された開口部上側用金具溝75を係合して、装飾部材70を吊り下げるようにして固定する。また、建物壁の隅部に装飾部材80を固定する場合は、装飾部材80の裏面82に形成された開口部上側用金具溝85を隅部に配置されている左右二つの横貼用留め付け金具50、50の底板52、52に係合することで、装飾部材80を吊り下げるようにして固定する。
【0042】
また、この吊り下げ固定に当たっては、予め変成シリコーン系等の接着剤23を横貼用留め付け金具50の上端部にビード状に打設する一方、前記装飾部材70、80の裏面72、82にも前記接着剤23、23・・・を適宜間隔で塗布して置き、前記吊り下げ固定と併せて前記サイディング20に装飾部材70、80を接着固定する。
前記のように、二つの装飾部材70、80を多数適宜選択して用いて、建物壁の平坦部と隅部とを覆い固定することで、建物のバルコニーの上端部を含んで建物壁を一周する水平部分を装飾することができる。
【0043】
前記実施形態では、形状の異なる二種類の装飾部材70、80を用いて、建物壁を一周する水平部分を装飾するものであるが、矩形平板の装飾部材70のみを用いても、建物壁を一周する水平部分を装飾することができるものである。この場合は、出隅部の両側に位置する二つの矩形平板の装飾部材70、70の端部を出隅部の角部で接触するべく配置して固定するようにようにすれば、形状の異なる二種類の装飾部材70、80を用いず、一種類の装飾部材70で、建物壁を一周する水平部分を装飾することができる。
【0044】
図11〜図14は、本発明の第三の実施の形態が実施された図1の装飾部位の外壁部分Cを示したものであり、外壁面が直角に交わる出隅部分に、装飾部材90を施したものである。図11は、装飾部材90の外観斜視図で、該装飾部材90を裏面側から見た図である。図11の出隅用の装飾部材90は、出隅部に合致するように、L字状に直角に屈曲した板状部材として形成され、L字の一方の板状部材91が他方の板状部材92よりも横方向の長さを長く形成している。該装飾部材90の表面側は適宜の模様等が形成されている一方、裏面93はその内部に窪み部94と凹陥部95とを備えている。前記板状部材91、92の上下端部には、その板面と平行な方向に部分的に切り込まれた二本の出隅用金具溝96、97が形成されている。なお、凹陥部95は、装飾部材90の重量を軽くするためであり、窪み部94及び凹陥部95は、施工の際に、留め付け金具を100、110を固定するビス22の頭部の飛び出し厚みを納めるために設けている。
【0045】
図12は、本発明の第三の実施形態の前記装飾部材90を係止固定するための出隅用留め付け金具100、110を示したものである。図12の(a)は、下部出隅用留め付け金具110であり、(b)は、中間出隅用留め付け金具100である。前記出隅用留め付け金具100、110は、いずれも、ガルタイト鋼板やステンレス鋼板等の適宜の金属板から加工されている。
【0046】
下部出隅用留め付け金具110は、建物の最下部の装飾部材90を係止固定するものであって、一枚の板を左右に直角に折り曲げた二つの基板111、111と、該基板111、111の下部から直角に水平に伸びてその端部が上方に傾斜するべく折り曲げられている底板112,112とからなっており、基板111,111には、下部出隅用留め付け金具110を建物側に固定するためのビスあるいは釘等を挿入するための貫通孔113、113が穿設されている。なお、予め貫通孔を設けないで、施工時にビスあるいは釘等を直接基板111に打ち込むことにより固定するようにしてもよい。また、前記基板111、111の折り曲げ部分は、その下部部分を欠いた形状となっている。
【0047】
また、中間出隅用留め付け金具100は、建物の中間出隅部にある上下二つの装飾部材90、90の上部と下部とを同時に係止固定するものであって、一枚の基板101と、該基板101の下方中央の所定位置から直角に水平に伸びてその端部が上方に傾斜するべく折り曲げられている底板102と、基板101の下方の前記底板102の両側から直角に水平に伸びてその端部が下方に傾斜するべく折り曲げられている二つの抑え板103、103とからなっており、基板101には、中間出隅用留め付け金具100を建物側に固定するためのビスあるいは釘等を挿入するための上下一列の複数の貫通孔104、104、104が穿設されている。なお、予め貫通孔を設けないで、施工時にビスあるいは釘等を直接基板101に打ち込むことにより固定するようにしてもよい。また、前記基板101の前記底板102は、上方の装飾部材90の下端を支持して係止固定するものであり、前記抑え板103,103は、下方の装飾部材90の上端を抑えて係止固定するものである。
【0048】
図13は、出隅用留め付け金具100、110を用いて前記装飾部材90を建物の出隅部分に縦貼施工した施工構造の一例を示した斜視図であり、(a)は、装飾部材90を施工する前の建物最下部の出隅部に、出隅用留め付け金具110が固定された状態を示す斜視図であり、(b)は、建物の出隅部分の最下部に上下に二つの装飾部材90、90を縦貼施工した状態を示す斜視図である。また、図14は、図13の(b)のXIV−XIV断面図である。
図13の(a)に示すように、装飾部材90を建物の出隅部分に縦貼施工するに当たっては、まず、下部出隅用留め付け金具110をビス22等により、建物の出隅部分の下部のサイディング20に固定し、その固定した下部出隅用留め付け金具110の底板112,112の傾斜端部に装飾部材90の出隅用金具溝97を係止保持する。
【0049】
その後、二個の中間出隅用留め付け金具100、100を用意し、該二個の中間出隅用留め付け金具100、100の各二枚の抑え板103、103を前記装飾部材90の出隅用金具溝96に係合して該装飾部材90を建物の出隅部分に抑え付けて保持し、その状態で、二個の中間出隅用留め付け金具100、100をビス22等により、サイディング20に固定する。なお、装飾部材90の上下方向左右側端部裏面には接着剤が塗布され、下地であるサイディング20面に接着固定されることで、排水に支障のない、位置ずれのおそれのない強固な固定状態が形成される。
【0050】
図14から理解されるように、装飾部材90は、その下端を下部出隅用留め付け金具110により係止保持されると共に、その上端が上部出隅用留め付け金具100により抑え保持されることで、装飾部材90を建物の出隅部分にしっかりと固定施工することができる。
【0051】
建物の出隅部分に固定された前記装飾部材90の上に、更に別の装飾部材90を固定する場合には、既に固定されている装飾部材90に対してその上部に配置する装飾部材90を180度、上下を逆にして位置させ、サイディング20に固定した前記中間出隅用留め付け金具100、100の底板102、102の傾斜端部に、前記装飾部材90の出隅用金具溝97を係合保持する。その後、別の二個の中間出隅用留め付け金具100の各二つの抑え板103、103を前記装飾部材90の金具溝96の係合して該装飾部材90を建物の出隅部分に抑え付けて保持し、その状態で、中間出隅用留め付け金具100、100をビス22等により、サイディング20に固定する。このようにして、順次、装飾部材90を上方に固定していって、建物の出隅部分の上下全体を多数の装飾部材90で覆うべくして固定する。
前記のように、多数の装飾部材90を一つ置きに上下を逆にして固定することにより、図1に見られるように、装飾効果のある模様を建物の出隅部分に形成することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の記載から理解されるように、本発明は、建物の外壁部に装飾を必要とする部位に、留め付け金具を固定し、該固定した留め付け金具に装飾部材を、単に吊り下げ固定するだけで、建物の外壁部に必要な装飾を容易に具現でき、かつ、前記吊り下げ固定に当たって外壁部と装飾部材との間に接着剤を介在させることにより外壁部に装飾部材をより強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三つの実施の形態の装飾部材が施工されている建物の外観の斜視図。
【図2】本発明の第一の実施形態の装飾部材であって、(a)は表面側から見た斜視図であり、(b)は裏面側から見た斜視図。
【図3】本発明の第一の実施形態の横貼用留め付け金具の斜視図。
【図4】本発明の第一の実施形態の横貼用留め付け金具を用いて装飾部材を建物の窓の開口部の周囲の上部部分に横貼施工した施工構造を示す図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】本発明の第一の実施形態の横貼用留め付け金具を用いて装飾部材を建物の窓の開口部の周囲の下部部分に横貼施工した施工構造を示す図。
【図7】本発明の第一の実施形態の横貼用留め付け金具を用いて装飾部材を建物の窓の開口部の周囲の右側部部分に縦貼施工した施工構造を示す図。
【図8】図7の縦貼施工に用いる縦貼用留め付け金具の斜視図。
【図9】本発明の第二の実施形態の装飾部材を建物のバルコニーの上端を含んで建物壁を一周する水平部分に横貼施工した施工構造を示す図。
【図10】図9の横貼施工における装飾部材の固定前の状態を示す図。
【図11】本発明の第三の実施形態の装飾部材であって、該装飾部材を裏面側から見た斜視図。
【図12】本発明の第三の実施形態の出隅用留め付け金具であって、(a)は下部出隅用留め付け金具の斜視図であり、(b)は、中間出隅用留め付け金具の斜視図。
【図13】本発明の第三の実施形態の装飾部材を建物の出隅部分に縦貼施工した施工構造を示すものであって、(a)は、装飾部材を固定する前の施工状態を示す図であり、(b)は装飾部材を固定した後の施工状態を示す図。
【図14】図13のXIV−XIV断面図。
【符号の説明】
20 サイデング
22 ビス
23 接着剤
50 留め付け金具(横貼用)
51 基板
52 底板
55 留め付け金具(縦貼用)
60 装飾部材
64 金具溝
65 金具溝
66 金具溝
67 金具溝
70 装飾部材
80 装飾部材
90 装飾部材
96 金具溝
97 金具溝
100 留め付け金具
102 底板
103 抑え板
110 留め付け金具
112 底板

Claims (3)

  1. 建物の外壁部における窓等の開口部の周囲を取り巻く装飾部位への、四辺の内の一辺に凹凸を形成してある装飾部材の施工構造であって、
    前記装飾部位における前記開口部の上部部分および下部部分に、上方に傾斜した底板を有する多数個の横張り用留め付け金具が列状に固定され、
    前記上部部分に固定された横張り用留め付け金具の前記傾斜した底板には、裏面に上下の長辺に沿うようにして内部が上方に向くように傾斜した開口部上側金具溝と内部が下側に向くように傾斜した開口部下側金具溝とが上下に平行に形成された前記装飾部材の前記開口部上側金具溝が係止された状態で横張り状態に吊り下げ固定されており、
    前記下部部分に固定された横張り用留め付け金具の前記傾斜した底板には、同じ形状の前記装飾部材が上下側を逆転した状態でかつ前記開口部下側金具溝が係止された状態で横張り状態に吊り下げ固定されており、
    さらに、前記装飾部位と前記各装飾部材の裏面の間には一部に接着剤が配置されていることを特徴とする建物外壁部への装飾部材の施工構造。
  2. 建物の外壁部における窓等の開口部の周囲を取り巻く装飾部位への、四辺の内の一辺に凹凸を形成してある装飾部材の施工構造であって、
    前記装飾部位における前記開口部の右部部分および左部部分に、上方に傾斜した底板を有する多数個の縦張り用留め付け金具が固定され、
    前記右部部分に固定された縦張り用留め付け金具の前記傾斜した底板には、裏面に左右の短辺に沿うようにして内部が右方の短辺側に向くように傾斜した右側の縦張り用金具溝と内部が左方の短辺側に向くように傾斜した左側の縦張り用金具溝とが左右に平行に形成された前記装飾部材の前記右側又は左側の内の一方の縦張り用金具溝が係止された状態で縦張り状態に吊り下げ固定されており、
    前記左部部分に固定された縦張り用留め付け金具の前記傾斜した底板には、同じ形状の前記装飾部材が左右側を逆転した状態でかつ前記右側又は左側の内の他方の縦張り用金具溝が係止された状態で縦張り状態に吊り下げ固定されており、
    さらに、前記装飾部位と前記各装飾部材の裏面の間には一部に接着剤が配置されていることを特徴とする建物外壁部への装飾部材の施工構造。
  3. 建物の外壁部における窓等の開口部の周囲を取り巻く装飾部位への、四辺の内の一辺に凹凸を形成してある装飾部材の施工構造であって、
    前記装飾部材として、裏面に上下の長辺に沿うようにして内部が上方に向くように傾斜した開口部上側金具溝と内部が下側に向くように傾斜した開口部下側金具溝とが上下に平行に形成され、かつ、左右の短辺に沿うようにして内部が右側の短辺側に向くように傾斜した右側の縦張り用金具溝と内部が左側の短辺側に向くように傾斜した左側の縦張り用金具溝とが左右に平行に形成された装飾部材を用い、
    前記装飾部位における前記開口部の上部部分および下部部分には請求項1に記載の装飾部材の施工構造により前記装飾部材が横張り状態で吊り下げ固定されており、
    前記開口部の右部部分および左部部分には請求項2に記載の装飾部材の施工構造により前記装飾部材が縦張り状態で吊り下げ固定されていることを特徴とする建物外壁部への装飾部材の施工構造。
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