JP3745219B2 - 結合ピン及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジに関する。ここで電子写真画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして画像形成装置の例としては電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0002】
またプロセスカートリッジとは帯電手段、現像手段、または、クリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0003】
本発明は更にプロセスカートリッジの構成において二枠体を回動可能に結合するための結合ピンに関する。
【0004】
【従来の技術】
従来、電子写真画像成形プロセスを用いた画像形成装置においては電子写真感光体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジが採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、ユーザビリティが格段に向上する。
【0005】
このようなプロセスカートリッジの典型的な構成として2枠体を結合するものがある。例えば感光体ドラム、帯電器及びクリーニング器を支持するクリーニング枠体と、現像手段を支持する現像枠体とトナー室を有するトナー枠体とを接合した枠体と、を支点回りに回転可能に結合する。そしてばね等の弾性部材により上記支点回りに両枠体を付勢して感光体ドラムと現像手段との相対位置を決めている。以上の構成をとることの機能上の利点としては感光体ドラムに対する現像ローラの加圧力の適性化、感光体ドラム表面と現像ローラ表面間の間隔の維持等であり他方では2分割とすることにより枠体成形の容易化、組立ての容易化など多くのメリットがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述の従来の技術を更に発展させたものである。
【0007】
本発明は、機能上の利点としては引き抜き耐力の向上、特に物流過程において加わる振動や衝撃に対して耐え得る(抜けない)強度の向上、管理上の利点としては結合ピンの表面粗さや、圧入強度の定期的な抜き取り検査等、所定の圧入強度が確保されるよう厳格な管理を省略し得るプロセスカートリッジの結合ピン及びプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明を請求項の番号に対応する番号を付して示せば以下の通りである。
【0009】
本出願に係わる第1の発明は電子写真感光体ドラムと前記電子写真感光体ドラムに残留するトナーを除去するクリーニング手段とを有するクリーニングユニットと、トナーを収納するトナー収納部と前記トナー収納部に収納されているトナーを用いて前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像手段とを有する現像ユニットと、を回転可能に結合する、中空の結合ピンにおいて、
前記クリーニングユニットが有するクリーニング枠体に設けられた第1クリーニング枠体穴に前記結合ピンを挿入する挿入方向前方を曲げ根元として前記挿入方向の後方が外側に出っ張るように切り起こす曲げ加工で形成された係止部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記第1クリーニング枠体穴によって前記切り起こした部分が内側へ弾性的に撓んで挿入されて前記第1クリーニング枠体穴を抜けたところで撓みが開放されて前記結合ピンが前記挿入方向と反対側へ抜けようとするのを規制する係止部と、
前記係止部に対して前記挿入方向の後方に設けられた小径部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記現像ユニットが有する現像枠体に設けられた現像枠体穴に挿入する小径部と、
前記小径部に対して前記挿入方向の後方に設けられたテ−パ部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記結合ピンを前記挿入方向へ押し込んでも前記現像枠体穴の端部に当たって前記結合ピンのそれ以上の挿入を規制するテ−パ部と、
前記テ−パ部に対して前記挿入方向の後方に設けられた大径部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記クリーニング枠体に設けられた第2クリーニング枠体穴に挿入する、前記小径部よりも径の大きい大径部と、
を有し、一枚の金属板を加工して構成したことを特徴とする中空の結合ピンである。
【0018】
本出願に係わる第の発明は画像形成装置本体に着脱可能プロセスカートリッジにおいて、
(a)電子写真感光体ドラムと、
(b)前記電子写真感光体ドラムに残留するトナーを除去するクリーニング手段と、
(c)トナーを収納するトナー収納部と、
(d)前記トナー収納部に収納されているトナーを用いて前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像手段と、
(e)前記電子写真感光体ドラムと前記クリーニング手段とを有するクリーニングユニットと、
(f)前記トナー収納部と前記現像手段とを有する現像ユニットと、
(g)前記クリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合している、中空の結合ピンであって、
前記クリーニングユニットが有するクリーニング枠体に設けられた第1クリーニング枠体穴に前記結合ピンを挿入した挿入方向前方を曲げ根元として前記挿入方向の後方が外側に出っ張るように切り起こす曲げ加工で形成された係止部であって、前記第1クリーニング枠体穴によって前記切り起こした部分が内側へ弾性的に撓んで挿入されて前記第1クリーニング枠体穴を抜けたところで撓みが開放されて前記結合ピンが前記挿入方向と反対側へ抜けようとするのを規制している係止部と、
前記係止部に対して前記挿入方向の後方に設けられた小径部であって、前記現像ユニットが有する現像枠体に設けられた現像枠体穴に挿入している小径部と、
前記小径部に対して前記挿入方向の後方に設けられたテ−パ部であって、前記結合ピンを前記挿入方向へ押し込んでも前記現像枠体穴の端部に当たって前記結合ピンのそれ以上の挿入を規制するテ−パ部と、
前記テ−パ部に対して前記挿入方向の後方に設けられた大径部であって、前記クリーニング枠体に設けられた第2クリーニング枠体穴に挿入している、前記小径部よりも径の大きい大径部と、
を有し、一枚の金属板を加工して構成した中空の結合ピンと、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0034】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好適な実施の形態について説明する。以下、本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。以下の説明において、プロセスカートリッジBの短手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体14へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致している。またプロセスカートリッジBの長手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体14へ着脱する方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の表面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差(略直交)する方向である。また、プロセスカートリッジに関し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体を上から見て右または左である。
【0035】
図1は本発明の実施の形態を適用した電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)の構成説明図、図2はその外観斜視図である。また図3〜図6は本発明の実施の形態を適用したプロセスカートリッジに関する図面である。また以下の説明において、プロセスカートリッジBの上面とは、プロセスカートリッジBを装置本体14へ装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。
【0036】
(電子写真画像形成装置A及びプロセスカートリッジB)
まず、図1及び図2を用いて、本発明の実施の形態を適用する電子写真画像形成装置としてのレーザービームプリンタAについて説明する。また図3にプロセスカートリッジBの側断面図を示す。
【0037】
このレーザービームプリンタAは、図1に示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形成するものである。そしてドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラムと称す)にトナー像を形成する。詳しくは、帯電手段8によって感光体ドラム7に帯電を行い、次いでこの感光体ドラム7に光学手段1から画像情報に応じたレーザ光を照射して前記感光体ドラム7に画像情報に応じた潜像を形成する。そしてこの潜像を現像手段9によって現像してトナー像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期して、給紙カセット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c,3d及びレジストローラ対3eで反転搬送する。次いで、プロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写する。その後トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bを有する。そして通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3g,3h,3iで搬送し、反転経路3jを通して排出トレイ6へと排出する。この排出トレイ6は画像形成装置Aの装置本体14の上面に設けられている。なお、揺動可能なフラッパ3kを動作させ、排出ローラ対3mによって反転経路3jを介することなく記録媒体2を排出することもできる。本実施の形態においては、前記ピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c,3d、レジストローラ対3e、搬送ガイド3f、排出ローラ対3g,3h,3i及び排出ローラ対3mによって搬送手段3を構成している。
【0038】
一方、前記プロセスカートリッジBは、図1及び図3に示すように、感光体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電する。次いで光学系1からの画像情報に応じたレーザービーム光を、露光開口部1eを介して感光体ドラム7へ照射して潜像を形成する。そしてこの潜像をトナーを用いて現像手段9によって現像する。すなわち、帯電ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられており、感光体ドラム7に帯電を行う。なおこの帯電ローラ8は、感光体ドラム7に従動回転する。また、現像手段9は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感光体ドラム7に形成された潜像を現像する。なお光学系1は、レーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1b、レンズ1c、反射ミラー1dを有している。
【0039】
ここで、前記現像手段9は、トナー容器11A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、現像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵した現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9dは、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与するものである。またこの現像ローラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させるトナー攪拌部材9eを回動可能に取り付けている。
【0040】
そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段10によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。ここでクリーニング手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として除去トナー溜め10bへ集める。
【0041】
図1に示す装置本体14の右上に設けた開閉部材35のヒンジ35aを支点にして開くと、装置本体14の右上の左右両側には不図示のガイドレールが右上から左下へ向って斜設してあるのが見える。一方図4に示すようにプロセスカートリッジBの感光体ドラム7の中心線上において左右両側に前記ガイドレールの終端に設けた位置決め溝に嵌入する丸ガイド13m及び丸ガイド13mと一体または離れて前記ガイドレールに嵌合する長い突条形状の姿勢決めガイド13nが設けてあり、この丸ガイド13m及び姿勢決めガイド13nを前述のガイドレールに挿入してプロセスカートリッジBを装置本体14に装着する。プロセスカートリッジBを装置本体14から取り外すのは上述と逆に左下から右上に向って引き上げると装置本体14外へ取り外せる。
【0042】
上記プロセスカートリッジBの着脱に際しては上部枠体11aの凹部17の突条11c、下部枠体11bの突条11cに手を掛けて取り扱う。トナー枠体11は上部枠体11aと下部枠体11bとを接合面Uで溶着して一体化してある。
【0043】
(プロセスカートリッジの枠体構成)
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、トナーを収納するトナー容器(トナー収納部)11Aを有するトナー枠体11と現像ローラ9c等の現像手段9を保持する現像枠体12を符合701a,701bの個所で溶着により接合した現像ユニットDと感光体ドラム7、クリーニングブレード10a等のクリーニング手段10及び帯電ローラ8をクリーニング枠体13に取り付けたクリーニングユニットCを結合ピン22を支点として回転可能に結合している。そして図6に示すようにクリーニング枠体13のばね突き当て部13bと、現像枠体12の棒状のばね止め12aに圧縮コイルばね23の一端部を挿入して縮設し、穴20を中心にしてクリーニング枠体13を反時計回り、現像枠体12を時計回りに付勢して感光体ドラム7と現像ローラ9cの両端のスペーサコロ9iを圧接している。
【0044】
(クリーニング枠体と現像枠体の結合方法)
図4、図5、図6及び図7にクリーニングユニットCと現像ユニットDの結合方法を示す。図4に第一の枠体であるクリーニング枠体13及び結合ピン22を示す。図5、図6に示すように第二の枠体である現像枠体12の長手方向両側にはクリーニング枠体13に向ってアーム部19が突出している。現像枠体12の2本のアーム部19の先端には各吊り穴20が同軸上に設けられている。クリーニング枠体13の長手方向の外側板13aには穴13eoが設けられ、外側板13aの内側にアーム部19の幅よりも少し大きく間を置いて配した内側板13fに穴13eiが設けられている。穴13eo,13eiは長手方向の一直線上にあり、感光体ドラム7と平行している。穴13eoの直径は穴13eiの直径よりも僅かに大きいか若しくは略同じである。
【0045】
クリーニング枠体13と現像枠体12の結合にあたっては、クリーニング枠体13の現像枠体12のアーム部19をクリーニング枠体13の外側板13aと内側板13f間に挿入し、支持穴部13e(13ei,13eo)と現像枠体12の吊り穴20がほぼ同軸上に配置されるように位置決めを行った後、クリーニング枠体13の両側面外側より結合ピン22を圧入する。結合ピン22の外径部とクリーニング枠体13の支持穴13eiの内径はしまりばめ、結合ピン22の外径部と支持穴13eo及び現像枠体12の吊り穴20の内径は隙間ばめ、の関係になっているため結合ピン22を支持穴13eiに圧入し、組立て完了した後には、クリーニング枠体13は結合ピン22回りに回転可能に支持される一方、結合ピン22はクリーニング枠体13に対し、一定以上の引き抜き荷重に耐える強さで係止される。
【0046】
図7は従来の結合ピンによる結合構成の詳細を示す断面図である。結合ピン22は切削、研削または冷間鍛造(コールドフォーミング)により製作されたステンレス等の鉄鋼若しくはアルミ、黄銅等の非鉄金属から成る円柱形の中実ピンであり、外径d1を有している。図中矢印aは結合ピン22の挿入方向を示し、図示の状態は組立て完了状態を示す。即ち、結合ピン22はクリーニング枠体13の側面外側より内側方向へ挿入されることとなる。本従来例では結合ピン22の外径d1=φ3.0mm(公差 最大0mm、最小−0.020mm)、穴13ei,13eo,吊り穴20の内径をそれぞれφ3.0mm(公差 最大−0.030mm,最小−0.060mm)、φ3.05mm(公差 最大+0.050mm,最小0mm)、φ3.0mm(JIS規格D10 公差 最大+0.060mm,最小+0.020mm)とした。この結果結合ピン22はクリーニング枠体13の穴13eiではしまりばめとなり、圧入係止される一方結合ピン22に対し現像枠体の吊り穴20は隙間ばめとなるため現像枠体12は結合ピン22を軸として回転自在に結合される。
【0047】
ところで、上記のような従来構成において、万が一、結合ピン22が上記クリーニング枠体13の穴13eo、13eiのどちらか一方でも抜けてしまうと、結合ピン22が片端支持となってしまい、感光体ドラム7と現像ローラ9cの両端部での圧接が不安定となり、所望の上記静電潜像あるいは可視画像を得ることができず、結果として所望の画像が得られなくなるものである。さらに、結合ピン22が現像枠体12の吊り穴20から抜けてしまうと、クリーニング枠体13と現像枠体12とは分離してしまい、画像形成装置としての機能を果たせなくなるものである。
【0048】
従って上記のような不具合を回避するために従来は、結合ピン22とクリーニング枠体13の穴13eiの圧入が抜けないように、結合ピン22の外径及び、穴13eiの内径寸法を厳格に管理して常に所定の圧入強度を確保している。
【0049】
なお、ここで言うの所定の圧入強度というのは、例えばプロセスカートリッジを出荷後、物流過程において加わる振動や衝撃に対して耐え得る(抜けない)強度等である。即ち、物流過程においては画像形成時やユーザーの取扱い時より大きな振動や衝撃が加わるので、結合ピン22の抜けに対しては物流過程の方が厳しい条件である。従って物流過程で生ずる振動や衝撃に対して十分な抜け強度が必要である。
【0050】
本発明は上記のような厳しい管理を行わずに結合ピン22のクリーニング枠体13の穴13eo、13eiに対する十分な抜け強度を確保することを目的としたものである。
【0051】
参考例の実施の形態1〕
ここでは、段のない結合ピン24について説明するが結合ピンの全体としての形状及び使用方法は参考例である。図8に示した結合ピン24は円筒形(以下中空ピンと称す)で挿入方向である矢印a方向の前方を曲げ根元として、矢印a方向の後方が外側に出っ張るように切り起す曲げ加工で係止部24aを形成している。図9はこの中空ピン24を組み込んだ結合構成の詳細を示す断面図である。中空ピン24は板厚が0.2mm〜0.4mm程度のステンレス等の鉄鋼若しくはアルミ、黄銅等の非鉄金属から成り、係止部24aはスナップフィットの役目をしている。即ち図9で矢印aの方向から中空ピン24を第一の穴13eo、吊り穴20、第二の穴13eiの順に挿入していくと、係止部24aは曲げ根元側から挿入していくので穴13eoによって内側へ弾性的に撓んで挿入され係止部24aが穴13eiを抜けたところで撓みが開放される。撓みが開放された係止部24aは中空ピン24が矢印aの反対方向へ抜けようとした時クリーニング枠体13の内側板13fに突き当たるが曲げ根元側ではないので内側に撓むことができない。従って、中空ピン24は矢印aの方向から穴13eo、20、13eiに挿入することはできるが、一旦挿入すると矢印aの反対方向には抜けないようになっているのである。
【0052】
しかし、係止部24aの撓みが開放されるまで挿入された後、更に矢印aの方向に中空ピン24が押し込まれるような力がかかった時、係止部24aはそれを阻止することはできない。即ち中空ピン24が図9の状態から更に矢印aの方向に押し込まれる方向に力を受けると中空ピン24の後端が穴13eoから抜け落ちてしまう。そこで、本発明はクリーニング枠体13にリブ13hを設ける。リブ13hは中空ピン24の後端が穴13eoから抜け落ちる前に中空ピン24の先端が突き当たる位置に配置してあるので、中空ピン24の後端が穴13eoから抜け落ちるのを防ぐことができる。
【0053】
従って、物流過程において加わる振動や衝撃によって中空ピン24が矢印aと反対方向に抜けるような力が働いた時には係止部24aが内側板13fに突き当たり、矢印aの方向に押し込まれるような力が働いた時には中空ピン24の先端がリブ13hに突き当たるので、中空ピン24が穴13ei、13eoから抜け落ちるのを防止することができる。
【0054】
なお、上記実施の形態では中空ピン24が図9の状態から更に矢印aの方向に押し込まれる方向に力を受けた時、後端が穴13eoから抜け落ちるのを防ぐ為クリーニング枠体13にリブ13hを設けた場合の例を挙げたが、これに限定するものではなく、他に例えばクリーニング手段のクリーニングブレード10aの端面でも良く要は中空ピン24の先端に突き当たるものであれば何でも良い。すなわち、中空ピン24の内側への挿入量を規制する規制部材であれば第一枠体であるクリーニング枠体13と一体のリブ13h、クリーニングブレード10aに限定されない。
【0055】
ここで、中空ピン24について詳説する。図10は図8、図9に記載した中空ピン24の製造例を示した図である。先ず、図10のようにステンレス等の鉄鋼若しくはアルミ、黄銅等の非鉄金属から成る金属板をプレス加工によって外形を長方形に打ち抜くと共に係止部24aの根本を除いてコ字形に打ち抜いて係止部12aを形成し、次いでこの金属板を矢印bの方向に曲げていき図11に示すように略円筒形に加工する。略円筒状としたのは、曲げ加工において曲げた後若干、元の形に復元しようとする所謂スプリングバックがあるので端部が密着せずスリット24bが形成されるからである。また、図11は中空ピン24を後端側から見た側面図であるが、前述のスプリングバックは曲げ端部程大きくなり易いので、図11のように曲げ端部が外側に出っ張り易い。即ち図11で破線のように円筒形に曲げたいところを、スプリングバックの為に実線で描いたように曲げ端部が若干外側に戻ってしまう。図11のように曲げ端部が外側に出っ張ると端部の角部と現像枠体12の吊り穴20の内壁が引っ掛かって、中空ピン24と現像枠体12とがスムーズに回動できなくなる恐れがある。そこで本発明は図12のようにほぼスプリングバックが若しく出始める部分24hを曲げ部として曲げ端部24iを破線よりも内側に曲げるようにしている。こうすれば曲げ端部24iの角部が吊り穴20の内壁と摺動することが無くなるのでスムーズな回動が確保できる。
【0056】
なお、ここで念の為ことわっておくが、以下〔参考例の実施の形態〕、〔参考例の実施の形態〕を含め一般的な円筒形を「断面が円形で筒状のもの」と定義すると、前述のように中空ピン24にはスリット24bや、24hを曲げ部としてさらに内側に曲げ込んだ曲げ端部24iがあるので、厳密に言えば中空ピン24は円筒形とは言えないかも知れないが、現品を一見した時円筒形と表現した方が適当であり、前述製造例を説明するのに、「板材を円筒形に曲げたもの」と表現すると分り易いことから、便宜上本明細書では図8、図11、及び図12に示したようなスリット24bや、内側に曲げ込んだ曲げ端部24iを設けたもの、さらに後述の図13、図17、図19に記載した中空ピン24も円筒形と称することとした。
【0057】
また、上記のようなスリット24bが入った中空ピン24には次のようなメリットがある。図10で示したような金属板を曲げて中空ピン24の製造方法では前述のごとくスプリングバックがある為、中空ピン24の外形寸法d2の精度が非常に出し難い。即ち金属板の板厚や強度特性のばらつき(ここで言うばらつきとは公差範囲内のばらつきの意)によってスプリングバック量が微妙に変わる為精度が出し難いのである。特に、結合ピン22の外径d1=φ3.0(公差 最大0、最小−0.020)のような嵌め合い公差を安定して量産するのは極めて困難であり、仮にできたとしても歩留まりが悪くコストアップを招くことになる。出願人の見積りによれば中空ピン24の外形寸法d2が称呼でφ3.0mmである時、安定して量産ができる公差は最大、最小ともに0.15mmで公差幅として0.3mm程度が適当と推定される。しかし、前述のように現像枠体12の吊り穴20の内径がφ3.0mm(JIS規格D10 公差 最大+0.060mm,最小+0.020mm)で、中空ピン24の外形寸法d2=φ 3.0±0.15mm(公差 最大+0.15mm,最小−0.15mm)とすると、吊り穴20と中空ピン24とがしまりばめになってスムーズに回転できなくなり、現像ローラ9cの両端のスペーサコロ9iが感光体ドラム7へ圧接するのを妨げる可能性が生じる。そこで、中空ピン24の外形寸法d2をφ3.0(公差 最大0mm,最小−0.30mm)とすればしまりばめとなることはないが、この場合結合ピン22に比べて吊り穴20とのガタが大きくなることがあり、左右両端のスペーサコロ9iを感光体ドラム7へバランス良く圧接する為にはそのガタが大きくなることは好ましいことではない。詳説すると、左右両端の吊り穴20と中空ピン24とを嵌合させた時のガタが、結合ピン22の公差と吊り穴20との公差によって生じるガタの範囲内であれば問題無いが、前述のように結合ピン22の公差が(最大0mm、最小−0.020mm)に対して中空ピン24の公差は(最大0mm,最小−0.30mm)であるから、吊り穴20と中空ピン24とを嵌合させた時のガタは結合ピン22と吊り穴20とを嵌合させた時に比べて大きくなり得る。特に、一方の吊り穴20と中空ピン24とのガタが公差範囲内で最小(吊り穴20の内径公差が最小で中空ピン24の外形公差が最大になった時)で、他方の吊り穴20と中空ピン24とのガタが公差範囲内で最大(吊り穴20の内径公差が最大で中空ピン24の外形公差が最小になった時)になると現像ローラ9cと感光体ドラム7との母線の平行度がずれて、左右両端のスペーサコロ9iの感光体ドラム7への圧接にアンバランスが生じ、最悪所望の画像が得られなくなってしまう恐れもある。
【0058】
しかしながら、前述のようなスリット24bを設けていれば中空ピン24の外径を弾性的に変化させることが可能である。即ち中空ピン24の外径より若干小さい内径の穴に中空ピン24を挿入すれば中空ピン24はスリット24bの幅が狭くなる方向即ち外径が小さくなるように撓み、その外径は穴の内径によって拘束されることになる。言い換えれば中空ピン24の持つばね性を利用してその外径を挿入する穴の内径に合わせることが容易にできるのである。
【0059】
この考え方を前述の穴13ei,13eo,吊り穴20にあてはめてみる。先ず穴13ei,13eo両方の内径を結合ピン22と同じφ3.0mm(公差 最大0mm、最小−0.020mm)とし、中空ピン24の外径をφ3.0mm(最大+0.30mm,最小0mm)にする。こうすると公差上必然的に中空ピン24の外径は穴13ei,13eoの内径と同じか若しくは穴13ei,13eoの内径よりも大きくなる。実質的にこの公差関係で中空ピン24を穴13ei,13eoに挿入させれば殆どの場合中空ピン24はスリット24bの幅が狭くなる方向に撓み、その外径は穴13ei,13eoの内径によって拘束される。言うまでも無く稀に中空ピン24の外径と穴13ei,13eoの内径とが同じになる場合もあるが、それは中空ピン24の外径と穴13ei,13eoの内径の両方がちょうどφ3.0mmの時であるから穴13ei,13eo両方の内径公差(最大0mm、最小−0.020mm)の範囲内である。従って、中空ピン24を穴13ei,13eoに挿入させた状態では中空ピン24の外径公差は穴13ei,13eoの公差と同じ(最大0mm、最小−0.020mm)の範囲を確保できるのである。このように中空ピン24の外径を量産可能なφ3.0mm(最大+0.30mm,最小0mm)にしても、穴13ei,13eo両方の内径を結合ピン22と同じφ3.0mm(公差 最大0mm、最小−0.020mm)にすれば、挿入した状態で中空ピン24の公差を結合ピン22と同じにできるので、中空ピン24と吊り穴20とのガタは、結合ピン22と吊り穴20とのガタと同じにすることがコストアップを招くことなく容易にできるのである。また、実質的に中空ピン24は穴13ei,13eoに挿入させた状態ではスリット24bの幅が狭くなる方向に撓んでいるので、その反力によって強固に結合され、言わば圧入の状態になっていて抜け強度が増加する効果も得ることができる。
【0060】
なお、中空ピン24を穴13ei,13eoに対して挿入する際、図13のように中空ピン24の先端に曲げ若しくは絞り加工によって先端テーパ部24fを設けておくと挿入し易い。特に上記のように中空ピン24を穴13ei,13eoに対して圧入する時には先端テーパ部24fがガイドの役目をする他テーパに沿って中空ピン24の外径が徐々に撓んでいくからである。
【0061】
また、上記実施の形態では中空ピン24にスリット24bが設けてある例を示したが、スリット24bは必ず必要なものではなく図14に示したようにスリットが無い中空ピンであっても良い。図14に示した中空ピン24は継ぎ目の無い所謂シームレス管を加工して係止部24aを設けたもので、前述のスリットが入った中空ピン24のように穴13ei,13eoに挿入した時弾性を利用して外径寸法を規制する効果は期待できないが、そもそもシームレス管は外径公差が高精度でできている為、弾性を利用して外径寸法を規制する必要が無い。
【0062】
また、スリットが入った中空ピン24の製造例として図10に示したような金属板を矢印bの方向に曲げていき略円筒形に加工する例を示したが、必ずしもこうした製造方法に限定するものではなく、例えば図14に示したシームレス管にスリットを設ける加工を施して製造しても良い。
【0063】
参考例の実施の形態2〕
次に、図15に記載した参考例の実施の形態2について説明する。図15の実施の形態2と図9に示した実施の形態1との違いは、中空ピン24の後端が第一の穴13eoから抜け落ちてしまうのを防止する為のクリーニング枠体13に設けたリブ13hの代わりに、内側板13fにある第一の穴13eiを貫通穴にせず内側の端面を塞いだ袋状の穴にして中空ピン24の後端が穴13eoから抜け落ちてしまうのを防止するものである。
【0064】
図15における中空ピン24の外径寸法及び第二の穴13ei、第一の穴13eo及び吊り穴20の内径寸法は〔実施の形態1〕で示した寸法関係と同じで、内側板13fの穴13eiは貫通しておらず中空ピン24が挿入する側と反対側が塞がった穴である。現像枠体12のアーム部19に設けられた吊り穴20の周囲には中空ピン24の係止部24aの撓みが開放された時の寸法より内径が大きいザグリ部20aが設けてあって係止部24aを囲むようになっている。別の言い方をすれば係止部24aは内側板13fとザグリ部20aとに囲まれた領域に位置している。こうすることで中空ピン24が矢印aと反対方向に抜けるような力が働いても係止部24aがザグリ部20aの座面に突き当たり、矢印aの方向に押し込まれるような力が働いても穴13eiは塞がっているので抜け落ちるのを防止することができる。なお、穴13eiの塞ぎ方としては図16のように内側板13fの内側を凸形状にしても良い。図16のようにすれば中空ピン24と穴13eiとの嵌合長を図9のと同様に内側板13fの肉厚分確保することができる。また、ザグリ部20aは図15、図16のようにアーム部19の内側板13f側に限らず外側板13a側に設けても良い(不図示)。当然であるがこの場合、係止部24aは外側板13aとザグリ部20aとに囲まれた領域に位置することになり、中空ピン24が矢印aと反対方向に抜けるような力が働いた時、係止部24aは外側板13aの内側に突き当たる。また、穴13eiは図15、図16のように中空ピン24が挿入する反対側が完全に塞がっている必要は無く、中空ピン24の外径寸法より小さい穴が開いていても良い。例えば、穴13eiは内側板13fの外側の端面側の穴と、外側の穴の内径より小さい内径を有する内側穴とを有する断穴にしてもよい。要は中空ピン24の先端が穴13eiを突き抜けなければ良いのである。但し、図13のように先端に先端テーパ部24fがある場合には先端テーパ部24fの先端の一部が突き抜けるのは構わない。
【0065】
本発明を適用した実施の形態〕
次に、本発明を適用した実施の形態について、図17及び図18を用いて説明する。図17に記載した中空ピンについて説明する。図17に記載した中空ピン24は図8、図14に記載した中空ピン24の外径d2と同じ外径から成る小径部24cと、絞り加工等によって形成された前記小径部24cより大きい外径d3を持つ大径部24dと、小径部24cと大径部24dを繋ぐテーパ部24eと、から成る。図18はこの中空ピン24を組み込んだ状態の図である。図18において、穴13ei、吊り穴20及び小径部24cの内外径は〔参考例の実施の形態1〕と同じで夫々φ3.0mm(公差 最大0mm、最小−0.020mm)、φ3.0mm(JIS規格D10 公差 最大+0.060mm,最小+0.020mm)、φ3.0mm(最大+0.30mm,最小0mm)とする。そして、穴13eo及び大径部24dの内外径は夫々φ3.5mm(公差 最大0mm、最小−0.020mm)、φ3.5mm(最大+0.30mm,最小0mm)とする。図17で明らかなようにこの実施の形態は、中空ピン24の後端が穴13eoから抜け落ちてしまうのを防止する為中空ピン24の後端の外径を吊り穴20の内径より大きくしている。即ち図18の状態から中空ピン24が矢印aの方向に押し込まれるような力が働いてもテーパ部24eが吊り穴20の端部に当たって押し込まれないのである。中空ピン24が矢印aと反対方向に抜けるような力が働いた時には係止部24aが内側板13fに突き当たるのは〔参考例の実施の形態1〕と同じである。このような大径部と小径部をもつ中空ピンは特開平11−15354号公報に記載された複数の外径を持つ結合ピンの代替えとしてクリーニング枠体13や現像枠体12の設計変更を行わず導入することが可能である。
【0066】
なお、図18では小径部24cが穴13ei及び吊り穴20に嵌合し、大径部24dが穴13eoと嵌合する場合について説明したが、大径部24dが吊り穴20と嵌合できる長さになっていて、小径部24cが穴13eiに嵌合し、大径部24dが吊り穴20及び穴13eoと嵌合していても良い。この場合吊り穴20の内径はφ3.5mm(JIS規格D10 公差 最大+0.078mm,最小+0.030mm)とするのが適当である。
【0067】
また、図19は参考例の実施の形態であって、大径部24dの代わりに後端部に曲げ部24gを設けたものである。曲げ部24gは中空ピン24の半径方向の外側の方向へ向って折曲してある。曲げ部24gは中空ピン24の穴13eo,13ei、吊り穴20の挿入方向に対して直角方向または略直角方向に曲げてある。これは曲げ部24gがクリーニング枠体13の外側板13aに当たることによって中空ピン24の後端が穴13eoから抜け落ちてしまうのを防止するものである。このような曲げ部24gを設ければ図9のリブ13hを設けたり、図15のように穴13eiを袋状の穴にしたり、図18のように穴13eoと穴13eiの内径を変える必要が無いので、図7に記載した従来の技術を使用した既存製品に導入する際、クリーニング枠体13や現像枠体12を設計変更することなく導入が可能である。
【0068】
なお、中空ピンの形状を、参考例の実施の形態を示す図8、図13、図14、図19及び本発明の実施の形態を示す図17に例示したが、例えば図13に示した先端テーパ部24fの目的は挿入し易くする為であるから図14、図17、図19の中空ピンの先端に設けても良い。また、図13、図17、図19の中空ピンを図14のようなシームレス管を加工して製造しても良い。また、係止部24aは2個所としたが1箇所での良いし、3個所以上設けても良い。また、中空ピンの板厚や外径寸法及び公差、クリーニング枠体13の穴13ei,13eoの内径寸法及び公差、現像枠体12の吊り穴20の内径寸法及び公差は上記実施の形態の実施例の数値に限定するものではない。更に付け加えれば中空ピンの形状は必ずしも円筒形でなくても良く、断面が三角形や四角形等の多角形、若しくは半月状でも良い。
【0069】
以上説明したように実施の形態によれば、プロセスカートリッジの第1枠体と第2枠体の結合における結合ピンにおいて、結合ピンの挿入方向前方を曲げ根元として、後方が外側に出っ張るように曲げ起こして係止部を形成することにより、機能上の利点としては引き抜き耐力の向上、特に物流過程において加わる振動や衝撃に対して耐え得る(抜けない)強度の向上、管理上の利点としては結合ピンの表面粗さや、第1枠体に対する圧入強度の定期的な抜き取り検査等、所定の圧入強度が確保されるよう厳格な管理の省略があげられる。
【0070】
【発明の効果】
以上のとおり、本願発明によれば、結合ピンが移動してクリーニングユニットと現像ユニットとの結合部からこれらユニット内又は外へ外れてしまうことのない、一枚の金属板を加工して係止部と小径部と、テーパ部と大径部を備えた中空の結合ピンを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る画像形成装置本体の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る画像形成装置本体の外観斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジの縦断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るクリーニングユニットを示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る現像ユニットを示す斜視図である。
【図6】 プロセスカートリッジの枠体の結合部の構成を示す縦断面図である。
【図7】 従来の実施の形態に係る枠体結合部を示す水平断面図である。
【図8】 参考例の実施の形態1に係る結合ピンを示す斜視図である。
【図9】 参考例の実施の形態1に係る枠体結合部を示す水平断面図である。
【図10】 参考例の実施の形態1に係る結合ピンの製造工程を示す斜視図である。
【図11】 参考例の実施の形態1に係る結合ピンの詳細形状を示す側面図である。
【図12】 参考例の実施の形態1に係る結合ピンの詳細形状を示す側面図である。
【図13】 参考例の実施の形態1に係る結合ピンの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】 参考例の実施の形態1に係る結合ピンの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図15】 参考例の実施の形態2に係る枠体結合部を示す水平断面図である。
【図16】 参考例の実施の形態2に係る他の実施の形態の枠体結合部を示す水平断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態に係る結合ピンを示す斜視図である。
【図18】 本発明の実施の形態に係る枠体結合部を示す水平断面図である。
【図19】 参考例の実施の形態に係る結合ピンの他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置
B…プロセスカートリッジ
C…クリーニングユニット
D…現像ユニット
U…接合面
1…光学系 1a…レーザーダイオード 1b…ポリゴンミラー 1c…レンズ 1d…反射ミラー 1e…露光開口部
2…記録媒体
3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアップ 3c,3d…搬送ローラ対 3e…レジストローラ 3f…搬送ガイド 3g,3h,3i…排出ローラ対 3j…反転経路 3k…フラッパ 3m…排出ローラ対
4…転写ローラ
5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着ローラ 5c…駆動ローラ
6…排出トレイ
7…感光体ドラム
8…帯電ローラ
9…現像手段 9b…トナー送り部材 9c…現像ローラ 9e…トナー攪拌部材
10…クリーニング手段 10a…弾性クリーニングブレード 10b…除去トナー溜め
11…トナー枠体 11A…トナー容器 11a…上部枠体 11b…下部枠体 11c…突条
12…現像枠体 12a…ばね止め
13…クリーニング枠体 13a…外側板 13b…ばね突き当て部 13e…支持穴部 13ei,13eo…穴 13f…内側板 13g…ブラケット 13h…リブ 13m…丸ガイド 13n…姿勢決めガイド
14…装置本体
17…凹部
19…アーム部
20…吊り穴 20a…ザグリ部
22…結合ピン
23…圧縮コイルばね
24…中空ピン(結合ピン) 24a…係止部 24b…スリット 24c…小径部 24d…大径部 24e…テーパ部 24f…先端テーパ部 24g…後端曲げ部 24h…曲げ部 24i…曲げ端部
35…開閉部材 35a…ヒンジ
701a,701b…接合個所

Claims (2)

  1. 電子写真感光体ドラムと前記電子写真感光体ドラムに残留するトナーを除去するクリーニング手段とを有するクリーニングユニットと、トナーを収納するトナー収納部と前記トナー収納部に収納されているトナーを用いて前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像手段とを有する現像ユニットと、を回転可能に結合する、中空の結合ピンにおいて、
    前記クリーニングユニットが有するクリーニング枠体に設けられた第1クリーニング枠体穴に前記結合ピンを挿入する挿入方向前方を曲げ根元として前記挿入方向の後方が外側に出っ張るように切り起こす曲げ加工で形成された係止部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記第1クリーニング枠体穴によって前記切り起こした部分が内側へ弾性的に撓んで挿入されて前記第1クリーニング枠体穴を抜けたところで撓みが開放されて前記結合ピンが前記挿入方向と反対側へ抜けようとするのを規制する係止部と、
    前記係止部に対して前記挿入方向の後方に設けられた小径部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記現像ユニットが有する現像枠体に設けられた現像枠体穴に挿入する小径部と、
    前記小径部に対して前記挿入方向の後方に設けられたテ−パ部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記結合ピンを前記挿入方向へ押し込んでも前記現像枠体穴の端部に当たって前記結合ピンのそれ以上の挿入を規制するテ−パ部と、
    前記テ−パ部に対して前記挿入方向の後方に設けられた大径部であって、前記結合ピンがクリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合する際に、前記クリーニング枠体に設けられた第2クリーニング枠体穴に挿入する、前記小径部よりも径の大きい大径部と、
    を有し、一枚の金属板を加工して構成したことを特徴とする中空の結合ピン。
  2. 画像形成装置本体に着脱可能プロセスカートリッジにおいて、
    (a)電子写真感光体ドラムと、
    (b)前記電子写真感光体ドラムに残留するトナーを除去するクリーニング手段と、
    (c)トナーを収納するトナー収納部と、
    (d)前記トナー収納部に収納されているトナーを用いて前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像手段と、
    (e)前記電子写真感光体ドラムと前記クリーニング手段とを有するクリーニングユニットと、
    (f)前記トナー収納部と前記現像手段とを有する現像ユニットと、
    (g)前記クリーニングユニットと現像ユニットとを回転可能に結合している、中空の結合ピンであって、
    前記クリーニングユニットが有するクリーニング枠体に設けられた第1クリーニング枠体穴に前記結合ピンを挿入した挿入方向前方を曲げ根元として前記挿入方向の後方が外側に出っ張るように切り起こす曲げ加工で形成された係止部であって、前記第1クリーニング枠体穴によって前記切り起こした部分が内側へ弾性的に撓んで挿入されて前記第1クリーニング枠体穴を抜けたところで撓みが開放されて前記結合ピンが前記挿入方向と反対側へ抜けようとするのを規制している係止部と、
    前記係止部に対して前記挿入方向の後方に設けられた小径部であって、前記現像ユニットが有する現像枠体に設けられた現像枠体穴に挿入している小径部と、
    前記小径部に対して前記挿入方向の後方に設けられたテ−パ部であって、前記結合ピンを前記挿入方向へ押し込んでも前記現像枠体穴の端部に当たって前記結合ピンのそれ以上の挿入を規制するテ−パ部と、
    前記テ−パ部に対して前記挿入方向の後方に設けられた大径部であって、前記クリーニング枠体に設けられた第2クリーニング枠体穴に挿入している、前記小径部よりも径の大きい大径部と、
    を有し、一枚の金属板を加工して構成した中空の結合ピンと、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
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