JP3744782B2 - ネットワークシステムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、PC、家電製品、等を含んだネットワークシステムとその制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に係り、特にオートクリア機能、オートシャットオフ機能、オートプレヒート機能、スクリーンセーブ機能等を持つ複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、PCなどを電気回線等で接続されたネットワークシステムおよびネットワークシステムの制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
従来、ネットワークシステム上の画像形成装置及び、PC、家電製品、等を使用する場合は、ユーザーが必要に応じてオートクリア機能、オートシャットオフ機能、オートプレヒート機能、スクリーンセーブ機能等が設定されるが、このユーザーがジョブを終了し、所定の時間(オートクリアタイム、オートシャットオフタイム、オートプレヒートタイム)が経過すると自動的にその動作設定は、例えば、最も普通に使われる動作設定を登録した初期設定動作モードに復帰する。こうすることにより次のユーザーが使用する場合は初期動作設定により行うことができる。なお前記オートクリアタイムはユーザーが好みに応じて時間を選択したり、または復帰しないモードにすることもできる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、従来技術では、時間帯毎の使用頻度が少ない場合も、時間帯毎の使用頻度が多い場合も、時間に関係なく、一定時間で、所定の設定モードに移行させていた。つまり、移行時間が、一定であるため、時間帯毎の使用頻度が少ない場合は、相対的に使用頻度に対して移行時間が遅く、無駄が多くなっていた。反対に、時間帯毎の使用頻度が多い場合は、相対的に使用頻度に対して移行時間が早く、作業者のジョブにロスが生じていた。さらに、ネットワーク上の機器、例えば、PCの使用頻度が高いのに、プリンタの出力の頻度が低い為、所定時間出力ができないことがある。つまり、PCの使用頻度が高いということは、プリンタの出力する蓋然性が高い。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、本発明は、請求項1に記載の発明によれば、端末機器と、その他の機器とを少なくとも複数具備し、そのいずれかの機器には、端末機器の設定作動モードを入力する入力手段と、その設定作動モードを表示する表示部と、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を有した制御手段と有し、これらの機器を互いに接続したネットワークシステムにおいて、ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる移行時間を決定する移行時間決定手段とを有することを特徴とするネットワークシステムを提供するものである。
【0005】
また、請求項14に記載の発明によれば、コンピュータを、ネットワーク上の端末機器の設定作動モードを入力する入力手段と、その設定作動モードを表示する表示手段と、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を有した制御手段と、ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる移行時間を決定する移行時間決定手段として機能させるための制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するものである。
【0006】
これら請求項1および請求項14に記載の発明により、ユーザーの使用したい時(使用頻度の多い時)に、移行時間を短く設定し、ユーザーのあまり使用しない時(使用頻度の少ない時)に、移行時間を長く設定しているので、使用頻度の多い時は、迅速な操作を行う事ができ、使用頻度の少ない時は、省エネルギーを図ることができる。さらに、例えば、端末機器の使用頻度が少なかったが、PCの使用頻度が高い時、端末機器は、使用頻度が少ないので、移行時間は早くなるが、実際は、その時、端末機器の使用する可能性が、極めて高い。そういった問題も、使用頻度が高いと判定されて移行時間が早くなる。つまり、現実の使用状況に則した移行時間の設定が可能となる。
【0007】
次に、請求項2に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、端末機器の設定作動モードをオートクリアモード、オートシャットオフモード、オートプレヒートモードまたはスクリーンセーブモードに移行させる移行時間を決定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0008】
この請求項2記載の発明により、ユーザーの使用したい時(使用頻度の多い時)に、オートクリア移行時間、オートシャットオフ移行時間、オートプレヒート移行時間またはスクリーンモード移行時間を長く設定し、ユーザーのあまり使用しない時(使用頻度の少ない時)に、これらの移行時間を短く設定しているので、使用頻度の多い時は、オートクリア、オートシャットオフ、オートプレヒートまたはスクリーンセーブする迄の時間が十分あるので、迅速な操作を行う事ができ、使用頻度の少ない時は、早めにオートクリア、オートシャットオフ、オートプレヒートまたはスクリーンセーブを行うので、省エネルギーを図ることができる。
【0009】
次に、請求項3に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、少なくとも2つ以上の移行時間を下記の関係式
B>C>A>D
A:オートクリア時間
B:オートシャットオフ時間
C:オートプレヒート時間
D:スクリーンセーブ時間
を満足する関係で決定することを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0010】
この請求項3記載の発明により、上記の関係式で、それぞれの移行時間をコントロールするので、ユーザーにとって、円滑な動作制御が可能となる。
【0011】
次に、請求項4に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、少なくとも2つ以上の移行時間を下記の関係式
B>C>D>A
A:オートクリア時間
B:オートシャットオフ時間
C:オートプレヒート時間
D:スクリーンセーブ時間
を満足する関係で決定することを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0012】
この請求4記載の発明により、上記の関係式で、それぞれの移行時間をコントロールするので、ユーザーにとって、円滑な動作制御が可能となる。
【0013】
次に、請求項5に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、時間帯毎のネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、当該時間帯毎の上記移行時間を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0014】
また、請求項15に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、時間帯毎のネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、当該時間帯毎の上記移行時間を決定することを特徴とする請求項14に記載の記録媒体を提供するものである。
【0015】
これら請求項5記載および請求項15の発明により、ユーザーの使用したい時(使用頻度の多い時)に、移行時間を長く設定し、ユーザーのあまり使用しない時(使用頻度の少ない時)に、移行時間を短く設定しているので、使用頻度の多い時は、例えばオートクリアする迄の時間が十分あるので、迅速な操作を行う事ができ、使用頻度の少ない時は、早めにオートクリアを行うので、省エネルギーを図ることができる。
【0016】
次に、請求項6に記載の発明によれば、上記時間帯毎の使用頻度は、当該時間帯毎に設定作動モードを入力する回数である請求項5に記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0017】
この請求項6記載の発明により、上記時間帯毎の使用頻度は、設定作動モードを入力する回数であるので、使用頻度をリニアにカウントすることができる。
【0018】
次に、請求項7に記載の発明によれば、上記時間帯毎の使用頻度は、当該時間帯毎に設定作動モードを入力する総時間である請求項5のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0019】
この請求項7記載の発明により、上記時間帯毎の使用頻度は、設定作動モードを入力する総時間であるので、使用頻度をリニアにカウントすることができる。
【0020】
次に、請求項8に記載の発明によれば、上記時間帯毎の使用頻度によって、当該時間帯毎に決定された移行時間に対して、移行時間の上限値、若しくは、下限値を入力することが、可能なことを特徴とする請求項5乃至請求項7に記載のいずれかネットワークシステムを提供するものである。
【0021】
この請求項8記載の発明により、予め、使用者等が、移行時間の上限値、若しくは、下限値を入力することよって、使用者の要望をかなえつつそれぞれの移行時間を決定することができる。
【0022】
次に、請求項9に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、上記時間帯毎の使用頻度が所定頻度を超えると当該時間帯をさらに細分化し、この細分化された時間帯の上記移行時間を決定することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0023】
この請求項9記載の発明により、その機器の使用頻度が増えてきた際にさらに、所定頻度を超えると時間帯をさらに細分化するので、細やかな移行時間決定が可能となる。
【0024】
次に、請求項10に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、上記機器の時間帯毎の使用頻度が所定頻度を下回ると当該時間帯をさらに延ばし、若しくは、他の時間帯と合体し、この延ばされた若しくは合体した時間帯の移行時間を決定することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0025】
この請求項10記載の発明により、その機器の使用頻度が減ってきた際にさらに、所定頻度を下回ると時間帯を長くするので、リニヤな移行時間決定が可能となる。
【0026】
次に、請求項11に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段は、ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度(H1〜Hn)と、それぞれの機器によって定められた所定係数(K1〜Kn)とで下記の関係式、
【0027】
使用頻度Mn=H1×K1+H2×K2+H3×K3+………+Hn×Kn
を満足する関係で設定されるネットワークシステムの使用頻度Mnによって、上記移行時間を決定する場合のことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0028】
この請求項11記載の発明により、予め、使用者等が、それぞれの機器によって定められた所定係数(K1〜Kn)を入力するので、それぞれ決定する移行時間を決定するのに、関連性の低い機器には、所定係数(K1〜Kn)を高くし、関連性の高い機器には、所定係数(K1〜Kn)を低くすることができるので、使用頻度が、正確に算出することできる。さらに、使用者の要望をかなえつつそれぞれの移行時間を決定することができる。
【0029】
次に、請求項12に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた対応可能なすべての端末機器に対応させることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
【0030】
また、請求項16に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた対応可能なすべての端末機器に対応させることを特徴とする請求項14または15に記載の記録媒体を提供するものである。
【0031】
これら請求項12および請求項16に記載の発明により、決定された移行時間をネットワークにつながれた可能なすべての機器に対応させることによって、使用者に対して、理解しやすいネットワークシステムが提供できる。
【0032】
次に、請求項13に記載の発明によれば、上記移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた所定の端末機器に対応させることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のネットワークシステムを提供するものである。
また、請求項17に記載の発明によれば、移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた所定の端末機器に対応させることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の記録媒体を提供するものである。
【0033】
これら請求項13および請求項17に記載の発明により、使用者等が、予め定めた機器に対応させることで、使用者の要望をかなえつつそれぞれの移行時間を決定することができる。
【発明の実施の形態】
【0034】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
以下添付図面を参照して,本発明を具体化した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0035】
ここで、接続とは、有線、無線を問わず、電気公衆回線を含んだ接続のことである。
【0036】
ここに,図1は、本発明を採用するネットワーク上の画像形成装置のブロック図、図2は、本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの基本画面、図3は、本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの変倍画面、図4は、本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの機能画面、図5は、本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの枠消しモード選択画面である。
【0037】
本発明を採用する画像形成装置の、操作部を図2〜図5に基づいて説明する。まず図2に示す基本画面について説明する。表示部1はLCD表示部であり、表示とともにタッチパネルを兼ねている。この画面では倍率、カセットおよびバイパスの選択、両面の設定、写真モード、露光などの設定ができる。基本タブ111、変倍タブ131、機能タブ151はそれぞれのタブにタッチすると、その機能の設定画面に移る。基本ガイダンス表示部112はユーザーに情報を知らせる「コピーできます。1(枚ずつ)」などの表示を行う。設定表示部120は現在の設定「100%、自動用紙」などを表示する。その他は設定で選択されたもの以外は図中にあるようにマスクがかけられ現在の設定作動モードがわかりやすくなっている。この画面では倍率:100%、コピー枚数:1枚、自動用紙選択でA4横がセットされた第1カセットが選択され、露光はほぼ真ん中の強さにある。写真モードなどは選択されてない。
【0038】
図中の右側にはテンキー2、ストップ/クリアキー3、オールクリアキー4、スタートキー5が設けられている。前記テンキー2はコピー枚数などの数値入力に使われ、前記ストップ/クリアキー3は直前の入力を取り消すキーで、前記オールクリアキーは設定された設定作動モードをワンタッチで初期設定作動モードに戻すキーである。前記スタートキー5はコピーの開始キーとしてや、モードの決定などのキーとして使われる。
【0039】
上記変倍タブ131を選択すると図3に示す変倍画面に切り替わる。変倍ガイダンス表示部132はユーザーに「倍率を設定して下さい。」などの情報の表示を行う。解除キー133を選択すると入力した変倍率を初期の変倍率の100%にもどしつつ基本画面へ戻る。既定変倍キー134はそれぞれ原稿サイズと用紙サイズに基づいてA3→A4、A4R→A5、B4→B5の変更は70%、B4→A4の変更は81%、B4→A3、B5→A4、B5→A4の変更は115%、A4→A3、A5→A4、B5→B4の変更は141%の既定の変倍を行うキーである。50%キー135および200%キー136はそれぞれタッチすると50%、200%の変倍設定になる。変倍設定表示部137は現在の変倍率を表示している。拡大キー138および縮小キー139はそれぞれタッチするか押し続けると倍率1%刻みで倍率を変えることができる。設定キー140を選択すると入力した変倍率を保持したまま基本画面へ戻る。
【0040】
つぎに上記機能タブ151を選択すると図4に示す機能選択画面に切り替わる。機能ガイダンス表示部152はユーザーに「機能を選択して下さい。」などの情報の表示を行う。その下に機能を選択するキーである両面キー153、分割キー154、マージンキー155、OHP合紙キー156、シートキー157、枠消しキー158などが並べられている。前記両面キー153を選択すると両面コピーモードになり、前記分割キー154を選択すると、例えばA3原稿をA4用紙2枚に分割してコピーする。前記マージンキー155を選択するとそのさらに詳しい画面(図示していない)に切り替わりマージンの設定が可能となる。前記OHP合紙キーを選択すると、OHPシートを手差し給紙部から給紙してコピーしつつその他のカセットから用紙を給紙して合紙とする。前記シートキーを選択するとそのさらに詳しい画面(図示していない)に切り替わりオモテ表紙、ウラ表紙、仕切用紙などの設定が可能となる。
【0041】
前記枠消しキー158を選択すると図5に示すようなさらに詳細な枠消しモード選択画面159に切り替わる。枠消しモードガイダンス表示部1591に「枠消しコピーモードです。」や、「原稿の種類を選択して下さい。」などの表示を行う。もどるキー1592を選択すると前記機能選択画面15にもどる。枠消し幅選択キー1593は選択した幅の枠消しを行う。シート枠消しキー1594を選択すると用紙周辺の枠消しを行い。ブック枠消し1595を選択すると用紙の周辺および原稿長手方向の中央付近の枠消しを行う。任意設定枠消しキー1596を選択するとその詳しい画面(図示していない)に切り替わり数値入力した細かい枠消しも可能となる。
【0042】
その他タブ161を選択すると、パスワード入力画面や、部門管理画面、料金などの画面(図示していない)に切り替わる。
【0043】
このように設定作動モードは、倍率やコピー枚数および露光などを少しいじるだけで設定できる簡単なものから、マージンやシートモード、および枠消しモードなどの画面を次々と切り換えて数値入力や細かい設定を行う非常に複雑な設定作動モードなどいろいろある。本発明はこれらの設定作動モード毎にユーザーが適切なオートクリアタイムを設定できる。
【0044】
本件発明を採用する画像形成装置のブロック図を図1に示す。表示部1およびキー入力手段(2〜5)は上述したLCD表示部とテンキーやスタートキーなどのキー入力である。制御部6は、設定作動モード別オートクリアタイム設定手段61、オートクリアタイム決定手段62、タイマー63、復帰手段64などから構成されるか、もしくは各々が同等の作用をするものから構成されている。ROM7には初期設定作動モードデータや設定作動モード別オートクリアタイムの関係を予め決めたテーブルデータやその他プログラムなどが格納されている。RAM8には現状の設定作動モードのデータや画像形成装置の設定データなどが格納されている。
【0045】
本発明の特徴部分であるオートクリアタイム等設定手段61について図6に基づいて説明する。同図は設定作動モード別のオートクリアタイムを設定する画面である。本実施例では基本画面のタブを選択してこの画面に入っているが、専用のハードスイッチを設けても良い。この画面のオートクリアタイム設定画面ガイダンス表示部162に「各機能が選択されたときの自動復帰するまでの時間を設定して下さい。」などの表示を行う。オートクリアタイム設定画面表示部163は現在がどの画面であるかを表示している。設定作動モード別オートクリアタイム設定キー163は選択した作動モードを操作したあとの初期作動モードへの復帰時間を変えることができる。
【0046】
各キーの左側が設定動作モードで倍率や複写枚数などの簡単なものから、枠消しモードやOHP合紙モードなどの複雑なものがあり、右側には設定作動モード別オートクリアタイムが表示されている。ユーザーはこの画面で前記設定作動モード別オートクリアタイム設定キー163のどれかを選択して、UPキー167を押せば順次時間が上昇し、DOWNキー168を押せば順次時間が下降する。前の機能キー165や次の機能キー166はこれらを押すことによりその他のユーザー設定を行う画面に切り替わる。これらの設定された設定作動モード別オートクリアタイムは前記RAM8内に記憶保持される。
【0047】
第1実施の形態(請求項1、14)は、ネットワーク上の機器の最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を、ネットワーク上の画像形成装置とその他の機器とを合わせた使用頻度によって、決定する移行時間決定手段とを有することを特徴とするネットワークシステムを説明するものである。
【0048】
例えば、ネットワークシステムに、パソコンQ1とパソコンQ2と所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を有したプリンタQ3とが接続していた場合に、ネットワークシステムのQ1、Q2、Q3の全体の使用頻度をカウントして、移行時間決定を決定することである。
【0049】
第2実施の形態(請求項5、15)は、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を、時間帯毎のネットワーク上の画像形成装置とその他の機器とを合わせた使用頻度によって、当該時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段とを有する画像形成装置を含むネットワークシステムを説明するものであり、その処理手順を,図7のフローチャートを用いて説明する。図中S101,S102……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。S101で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S102に進み、選択された時間帯におけるネットワークシステムの使用回数をカウントする。
【0050】
ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。
【0051】
さらに、S103で、ネットワークシステムの使用回数が、例えば、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、20回以下なら、移行時間が、45(S)にセットされ(S104)、終了する。20回以上なら、S105に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、前述の45(S)より長い60(S)にセットされ(S106)、終了する。40回以上なら、S107に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S107)、終了する。60回以上なら、S109に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、60回以上なら、移行時間が、180(S)にセットされ(S110)、終了する。どこにも、該当しなければ、S103に戻り、判定を繰り返す。
【0052】
第3実施の形態(請求項2)は、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させるオートクリア機能を、時間帯毎の使用頻度によって、当該時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段とを有する画像形成装置を含むネットワークシステムを説明する。本実施形態においては、復帰する所定の設定モードが、初期設定動作画面であり、例えば、変倍画面(図3)、機能画面(図4)、その他(図面3,4)等から、基本画面(図2)に決定された移行時間によって、移行する状態をいう。つまり、決定された移行時間によって、初期設定動作画面(例えば、基本画面(図2))に移行することによって、ハンドリングの良い画像形成装置を含むネットワークシステムを提供することができる。その処理手順を、図8のフローチャートを用いて説明する。図中S201,S202……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。
【0053】
S201で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S202に進み、選択された時間帯における使用回数をカウントする。ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。さらに、例えば、テーブルデータを図8に示す。
【0054】
さらに、S203で、使用回数が、例えば、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、使用回数が、20回以下なら、移行時間が、45(S)にセットされ(S204)、終了する。
【0055】
20回以上なら、S205に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、前述の45(S)より長い60(S)にセットされ(S206)、終了する。40回以上なら、S207に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S207)、終了する。60回以上なら、S209に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、使用回数が、60回以上なら、移行時間が、180(S)にセットされ(S210)、終了する。
【0056】
どこにも、該当しなければ、S203に戻り、判定を繰り返す。
【0057】
第4実施の形態(請求項2)は、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させるオートシャットオフ機能を、時間帯毎の使用頻度によって、当該時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段とを有する画像形成装置を含むネットワークシステムを説明するものであり、その処理手順を,図9のフローチャートを用いて説明する。図中S301,S302……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。
【0058】
ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。さらに、例えば、テーブルデータを図9に示す。
【0059】
S301で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S302に進み、選択された時間帯における使用回数をカウントする。
【0060】
さらに、S303で、使用回数が、例えば、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、使用回数が、20回以下なら、移行時間が、45(S)にセットされ(S304)、終了する。
【0061】
20回以上なら、S305に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、前述の45(S)より長い60(S)にセットされ(S306)、終了する。
【0062】
40回以上なら、S207に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S307)、終了する。
【0063】
60回以上なら、S309に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、
使用回数が、60回以上なら、移行時間が、180(S)にセットされ(S310)、終了する。
【0064】
どこにも、該当しなければ、S303に戻り、判定を繰り返す。
【0065】
第5実施の形態(請求項2)は、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させるオートプレヒート機能を、時間帯毎の使用頻度によって、当該時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段とを有することを特徴とする画像形成装置を説明するものであり、その処理手順を,図10のフローチャートを用いて説明する。図中S401,S402……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。
【0066】
ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。さらに、例えば、テーブルデータを図10に示す。
【0067】
S401で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S402に進み、選択された時間帯における使用回数をカウントする。
【0068】
さらに、S403で、使用回数が、例えば、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、使用回数が、20回以下なら、移行時間が、45(S)にセットされ(S404)、終了する。
【0069】
20回以上なら、S405に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、前述の45(S)より長い60(S)にセットされ(S406)、終了する。
【0070】
40回以上なら、S407に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S407)、終了する。
【0071】
60回以上なら、S409に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、使用回数が、60回以上なら、移行時間が、180(S)にセットされ(S410)、終了する。
【0072】
どこにも、該当しなければ、S403に戻り、判定を繰り返す。
【0073】
第6実施の形態(請求項2)は、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると画像形成装置の設定作動モードを所定の設定モードに移行させるスクリーンセーブ機能を、時間帯毎の使用頻度によって、時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段とを有する画像形成装置を含むネットワークシステムを説明するものであり、その処理手順を,図11のフローチャートを用いて説明する。図中S501,S502……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。
【0074】
ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。さらに、例えば、テーブルデータを図11に示す。
【0075】
S201で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S502に進み、選択された時間帯における使用回数をカウントする。
【0076】
さらに、S503で、使用回数が、例えば、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、使用回数が、20回以下なら、移行時間が、45(S)にセットされ(S504)、終了する。
【0077】
20回以上なら、S505に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、前述の45(S)より長い60(S)にセットされ(S506)、終了する。
【0078】
40回以上なら、S507に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S507)、終了する。
【0079】
60回以上なら、S509に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、
使用回数が、60回以上なら、移行時間が、180(S)にセットされ(S510)、終了する。
【0080】
どこにも、該当しなければ、S503に戻り、判定を繰り返す。
【0081】
第7実施の形態(請求項6)は、上記時間帯毎の使用頻度は、設定作動モードを入力する回数であるネットワークシステムを説明するものであり、その説明を行う。ここで、使用頻度を図るパラメータとして、設定作動モードを入力する回数によって、移行時間を決定する。
【0082】
第8実施の形態(請求項7)は、上記時間帯毎の使用頻度は、設定作動モードを入力する総時間であるネットワークシステムを説明するものであり、その説明を行う。ここで、使用頻度を図るパラメータとして、設定作動モードを入力する総時間によって、移行時間を決定する。
【0083】
第9実施の形態(請求項3)は、時間帯毎の使用頻度によって、当該時間帯毎の決定された移行時間を、少なくとも2つ以上有し、且つ、それぞれ下記の関係式
B>C>A>D
A:オートクリア時間
B:オートシャットオフ時間
C:オートプレヒート時間
D:スクリーンセーブ時間
を満足するものとした場合のネットワークシステムを説明するものであり、表1を用いて説明する。
【0084】
つまり、テーブルデータを表1のように、使用回数0〜20回の場合は、 B(100(S))>C(60(S))>A(45(S))>D(30(S))にし、使用回数21〜40回の場合は、 B(120(S))>C(100(S))>A(60(S))>D(45(S))にし、使用回数41〜60回の場合は、 B(180(S))>C(160(S))>A(120(S))>D(100(S))にし、使用回数0〜20回の場合は、 B(240(S))>C(210(S))>A(180(S))>D(120(S))に予め設定する。
【0085】
【表1】
このような設定を行なっているので、重みづけられたオートシャ−トオフ移行時間の場合は、移行時間が、長い時間にセットされ、
逆に、重みづけの軽いオートクリア移行時間の場合は、移行時間が、短い時間にセットされる。
【0086】
従って、効率良く、ユーザーにも使いやすいネットワークシステムになる。
【0087】
第10実施の形態(請求項4)は、時間帯毎の使用頻度によって、時間帯毎の決定された移行時間を、少なくとも2つ以上有し、且つ、それぞれ下記の関係式
B>C>D>A
A:オートクリア時間
B:オートシャットオフ時間
C:オートプレヒート時間
D:スクリーンセーブ時間
を満足するものとした場合のネットワークシステムを説明するものであり、表2を用いて説明する。
【0088】
表2のように、使用回数0〜20回の場合は、 B(100(S))>C(60(S))>D(45(S))>A(30(S))にし、、使用回数21〜40回の場合は、 B(120(S))>C(100(S))>D(60(S))>A(45(S))にし、使用回数41〜60回の場合は、 B(180(S))>C(160(S))>D(120(S))>A(100(S))にし、使用回数0〜20回の場合は、 B(100(S))>C(210(S))>D(180(S))>A(120(S))に予め設定する。
【0089】
【表2】
このような設定を行なっているので、重みづけられたオートシャ−トオフ移行時間の場合は、移行時間が、長い時間にセットされ、
逆に、重みづけの軽いスクリーンセーブ移行時間の場合は、移行時間が、短い時間にセットされる。
【0090】
従って、効率良く、ユーザーにも使いやすいネットワークシステムになる。
【0091】
第11実施の形態(請求項8)は、時間帯毎の決定された移行時間に対して、移行時間の上限値、若しくは、下限値を入力することが、可能なことを特徴とするネットワークシステムを説明するものであり、表3、4を用いて説明する。
【0092】
例えば、上限値を180(S)と使用者が、予め設定するとテーブルデータの中の180(S)を超える値は、すべて180(S)に変更されて、表3のようなテーブルデータに書き換えられる。
【0093】
又、上限値を100(S)と使用者が、予め設定するとテーブルデータの中の100(S)を下回る値は、すべて100(S)に変更されて、表4のようなテーブルデータに書き換えられる。
そして変更された新しい表3、若しくは、表4によって、移行時間が決定される。
【0094】
【表3】
【0095】
【表4】
第12実施の形態(請求項11)は、いずれかの機器の時間帯毎の使用頻度(H1〜Hn)と、それぞれの機器によって定められた所定係数(K1〜Kn)とで下記の関係式、使用頻度Mn=H1×K1+H2×K2+H3×K3+………+Hn×Knによって、端末機器の当該時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段とを有するネットワークシステムを説明するものである。
【0096】
第13実施の形態(請求項9)は、上記時間帯毎の使用頻度が、所定頻度を超えると当該時間帯をさらに細分化し、この細分化された時間帯の移行時間を決定する移行時間決定手段を有するネットワークシステムを説明するものであり、その処理手順を,図12のフローチャートを用いて説明する。図中S601,S602……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。S601で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S602に進み、選択された時間帯におけるネットワークシステムの使用回数をカウントする。
【0097】
ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。
【0098】
さらに、S603で、ネットワークシステムの使用回数が、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、20回以下なら、移行時間が、180(S)にセットされ(S604)、終了する。20回以上なら、S605に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S606)、終了する。
【0099】
40回以上なら、S607に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、60(S)にセットされ(S607)、終了する。
【0100】
60回以上なら、S609に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、60回以上なら、移行時間が、45(S)にセットされる(S610)。
【0101】
さらに、時間帯の分割を行なう(S611)。つまり、例えば、時間帯が、A6(20〜24時)であれば、A6を20〜22時し、A7を22〜24時する。
【0102】
どこにも、該当しなければ、S603に戻り、判定を繰り返す。
【0103】
第14実施の形態(請求項10)は、上記時間帯毎の使用頻度が、所定頻度を下回ると時間帯をさらに延ばした時間帯によって、端末機器の時間帯毎の移行時間を決定する移行時間決定手段を有するネットワークシステムを説明するものであり、その処理手順を,図13のフローチャートを用いて説明する。図中S701,S702……は,処理手順(ステップ)の番号を示す。
【0104】
S701で、現在の時間帯から、A1〜A6のうち1つを選択する。S702に進み、選択された時間帯におけるネットワークシステムの使用回数をカウントする。
【0105】
ここで、例えば、時間帯A1からA6迄は、A1:0〜4時、A2:4〜8時、A3:8〜12時、A4:12〜16時、A5:16〜20時、A6:20〜24時とする。
【0106】
さらに、S703で、ネットワークシステムの使用回数が、20回以下か、20回以上かを判断する。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、20回以下なら、移行時間が、180(S)にセットされる(S704)。
【0107】
さらに、時間帯の合体を行なう(S711)。つまり、例えば、使用頻度が、少ないと、時間帯が、A5(16〜20時)、A6(20〜24時)であれば、A5を16〜24時にする。
そして、20回以上なら、S705に進み、21〜40回か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、21〜40回なら、移行時間が、120(S)にセットされ(S706)、終了する。
【0108】
40回以上なら、S707に進み、41〜60回か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、41〜60回なら、移行時間が、60(S)にセットされ(S707)、終了する。
【0109】
60回以上なら、S709に進み、60回以上か否か、判断される。ここで、ネットワークシステムの使用回数が、60回以上なら、移行時間が、45(S)にセットされる(S710)。
【0110】
さらに、時間帯の分割を行なう(S711)。つまり、例えば、時間帯が、A6(20〜24時)であれば、A6を20〜22時し、A7を22〜24時する。
【0111】
どこにも、該当しなければ、S703に戻り、判定を繰り返す。
【0112】
第15実施の形態(請求項12、16)は、決定された移行時間をネットワークにつながれた対応可能なすべての端末機器に対応させる場合のネットワークシステムを説明するものである。
【0113】
第16実施の形態(請求項13、17)は、決定された移行時間をネットワークにつながれた所定の端末機器に対応させる場合のネットワークシステムを説明するものである。
【0114】
【発明の効果】
本発明により、ユーザーの使用したい時(使用頻度の多い時)に、移行時間を短く設定し、ユーザーのあまり使用しない時(使用頻度の少ない時)に、移行時間を長く設定しているので、使用頻度の多い時は、迅速な操作を行う事ができ、ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度の少ない時は、省エネルギーを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用するネットワーク上の画像形成装置のブロック図。
【図2】本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの基本画面。
【図3】本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの変倍画面。
【図4】本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの機能画面。
【図5】本発明を採用するその画像形成装置の操作パネルの枠消しモード選択画面。
【図6】本発明のオートクリアタイム設定手段の説明画面。
【図7】本発明を説明するフローチャート(請求項2)
【図8】本発明を説明するフローチャート(請求項3)
【図9】本発明を説明するフローチャート(請求項5)
【図10】本発明を説明するフローチャート(請求項6)
【図11】本発明を説明するフローチャート(請求項7)
【図12】本発明を説明するフローチャート(請求項14)
【図13】本発明を説明するフローチャート(請求項15)
【符号の説明】
1;表示部(LDC)
2〜5;キー入力手段
6;制御部
61;オートクリアタイム設定手段
62;オートクリアタイム決定手段
63;タイマ
64;復帰手段
7;ROM
8;RAM

Claims (17)

  1. 端末機器と、その他の機器とを少なくとも複数具備し、そのいずれかの機器には、端末機器の設定作動モードを入力する入力手段と、その設定作動モードを表示する表示部と、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を有した制御手段と有し、これらの機器を互いに接続したネットワークシステムにおいて、
    ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる移行時間を決定する移行時間決定手段とを有することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 上記移行時間決定手段は、端末機器の設定作動モードをオートクリアモード、オートシャットオフモード、オートプレヒートモードまたはスクリーンセーブモードに移行させる移行時間を決定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 上記移行時間決定手段は、少なくとも2つ以上の移行時間を下記の関係式
    B>C>A>D
    A:オートクリア時間
    B:オートシャットオフ時間
    C:オートプレヒート時間
    D:スクリーンセーブ時間
    を満足する関係で決定することを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 上記移行時間決定手段は、少なくとも2つ以上の移行時間を下記の関係式
    B>C>D>A
    A:オートクリア時間
    B:オートシャットオフ時間
    C:オートプレヒート時間
    D:スクリーンセーブ時間
    を満足する関係で決定することを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  5. 上記移行時間決定手段は、時間帯毎のネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、当該時間帯毎の上記移行時間を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  6. 上記時間帯毎の使用頻度は、当該時間帯毎に設定作動モードを入力する回数である請求項5に記載のネットワークシステム。
  7. 上記時間帯毎の使用頻度は、当該時間帯毎に設定作動モードを入力する総時間である請求項5のいずれかに記載のネットワークシステム。
  8. 上記時間帯毎の使用頻度によって、当該時間帯毎に決定された移行時間に対して、移行時間の上限値、若しくは、下限値を入力することが、可能なことを特徴とする請求項5乃至請求項7に記載のいずれかネットワークシステム。
  9. 上記移行時間決定手段は、上記時間帯毎の使用頻度が所定頻度を超えると当該時間帯をさらに細分化し、この細分化された時間帯の上記移行時間を決定することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のネットワークシステム。
  10. 上記移行時間決定手段は、上記時間帯毎の使用頻度が所定頻度を下回ると当該時間帯をさらに延ばし、若しくは、他の時間帯と合体し、この延ばされた若しくは合体した時間帯の移行時間を決定することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のネットワークシステム。
  11. 上記移行時間決定手段は、ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器の使用頻度(H1〜Hn)と、それぞれの機器によって定められた所定係数(K1〜Kn)とで下記の関係式、
    使用頻度Mn=H1×K1+H2×K2+H3×K3+………+Hn×Kn
    を満足する関係で設定されるネットワークシステムの使用頻度Mnによって、上記移行時間を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のネットワークシステム。
  12. 上記移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた対応可能なすべての端末機器に対応させることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のネットワークシステム。
  13. 上記移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた所定の端末機器に対応させることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のネットワークシステム。
  14. コンピュータを、ネットワーク上の端末機器の設定作動モードを入力する入力手段と、その設定作動モードを表示する表示手段と、最後の入力動作が終了後、所定の時間が経過すると端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる機能を有した制御手段と、ネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、端末機器の設定作動モードを所定の設定モードに移行させる移行時間を決定する移行時間決定手段として機能させるための制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  15. 上記移行時間決定手段は、時間帯毎のネットワーク上の上記端末機器と上記その他の機器とを合わせた使用頻度によって、当該時間帯毎の上記移行時間を決定することを特徴とする請求項14に記載の記録媒体
  16. 移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた対応可能なすべての端末機器に対応させることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の記録媒体
  17. 移行時間決定手段によって決定された移行時間をネットワークにつながれた所定の端末機器に対応させることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の記録媒体
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