JP3742997B2 - 像形成装置 - Google Patents

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JP3742997B2 JP30158396A JP30158396A JP3742997B2 JP 3742997 B2 JP3742997 B2 JP 3742997B2 JP 30158396 A JP30158396 A JP 30158396A JP 30158396 A JP30158396 A JP 30158396A JP 3742997 B2 JP3742997 B2 JP 3742997B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は像形成装置に係り、パソコン等と接続されて家庭で使用される小型のプリンタ、複写機等の像形成装置に関する。
パソコン等と接続されて家庭で使用されるプリンタは、例えばテーブル又はラックの棚上に置いて使用されるものであり、設置面積が狭くて足りる小型の構成であることが必要である。また、例えば、プリンタ購入したのちの使用する人の要求に応じられるように、プリンタは、後からオプションが取り付けられる構造であることが望ましい。しかも、プリンタは、オプションを取り付けた場合でも、設置面積が増えない構成であることが望ましい。
【0002】
【従来の技術】
図26は、従来の一般の小型のプリンタ10を示す。このプリンタ10は、片面印刷が可能であるプリンタ本体11に、用紙カセット12がプリンタ本体11の前面側より挿入されて装着されている構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のプリンタ10は、後からオプションが取付けされる構成とはなっていない。よって、プリンタ10を、両面印刷可能な構成としたり、用紙カセットを複数備えた構造とすることは出来なかった。
【0004】
そこで、本発明は上記課題を解決した像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、用紙に像を形成する像形成手段と、この像形成手段の下方側に収容空間部を有する像形成装置本体と、上記収納空間部内に該像形成装置本体の前側から挿入されて着脱可能に装着された、内部に裏面印刷のための用紙搬送経路を有する用紙搬送ユニットと、上記像形成装置本体の下方に設けられた給紙カセットと、上記像形成装置本体の上面に設けられ、上記給紙カセットから繰り出され、上記像形成手段により片面に印刷された用紙がフェイスダウンで排出され、且つ上記用紙搬送ユニットから搬送された後に上記像形成手段により裏面に印刷された用紙が排出されるスタッカとを有するものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1記載の像形成装置において、用紙搬送ユニットは、増設された下側の給紙ユニット内の給紙カセットから繰り出された用紙を上記像形成装置本体に導く用紙搬送路を有する構成としたものである。
請求項3の発明は、請求項1記載の像形成装置において、像形成装置本体は、上記収容空間部に露出しており、該像形成装置本体内のモータによって回転される出力ギヤを有し、
該用紙搬送ユニットは、上記収容空間部に装着されたときに、上記出力ギヤと噛合する入力ギヤを有し、
上記収容空間部に装着された該用紙搬送ユニットは、上記像形成装置本体側より動力をもらって動作する構成としたものである。
【0007】
請求項4の発明は、請求項1記載の像形成装置において、像形成装置本体は、
上記収容空間部に露出して設けてある検知部を有し、
該検知部よりの情報に基づいて像形成装置の動作を制御する制御手段とを有し、
該用紙搬送ユニットは、上記像形成装置本体の収容空間部内に挿入されて装着されたときに、上記検知部に、装着されたものが用紙搬送ユニットである旨の情報を提供する第1の情報提供部を有し、
該給紙カセットは、上記像形成装置本体の収容空間部内に挿入されて装着されたときに、上記検知部に、装着されたものが給紙カセットである旨の情報を提供する第2の情報提供部を有し、
上記用紙搬送ユニットが装着された場合には、両面印刷が可能となったことを認識し、且つ、上記給紙カセットが装着された場合には、給紙カセットからの用紙の供給が可能となったことを認識する構成としたものである。
【0008】
請求項5の発明は、請求項1記載の像形成装置において、上記用紙搬送ユニットは、
回転される用紙搬送ローラと、
該用紙搬送ローラを支持する第1のフレームと、
該用紙搬送ローラに対向するピンチローラと、
該ピンチローラを支持しており、上記第1のフレームに対して回動可能に支持された第2のフレームと、
該第2のフレームを閉じた位置にロックするロック機構とを有する構成としたものである。
【0009】
請求項6の発明は、請求項1記載の像形成装置において、上記像形成装置本体は、給紙ローラを有し、
該用紙搬送ユニットは、搬送されてくる用紙を案内する用紙ガイドを有し、
該用紙搬送ユニットが該像形成装置本体に装着された状態で、上記用紙ガイドがこれと上記給紙ローラとの間に用紙が通る分の隙間をおいて該給紙ローラと対向する構成としたものである。
【0010】
請求項7の発明は、請求項1記載の像形成装置において、上記像形成装置本体は、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙の後端が通過したことを検出する排紙センサと、
該排紙センサが用紙の後端が通過したことを検出した時点から所定時間経過した後に、所定方向に回転して、該像形成手段より送り出された用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラとを更に有し、
通常の用紙より剛性の高い用紙を使用する場合には、上記の所定時間を通常の所定時間より少し長くする構成としたものである。
【0011】
請求項8の発明は、請求項1記載の像形成装置において、上記像形成装置本体は、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラと、
逆の方向に搬送される用紙が通る反転経路と、
該反転経路の途中に設けてあり、用紙の先端が通過したことを検出する用紙センサとを有し、
該用紙センサが動作してから所定時間経過した時点で上記反転ローラを停止させるように構成したものである。
【0012】
請求項9の発明は、請求項1記載の像形成装置において、上記像形成装置本体は、該像形成手段よりスタッカよりの部位に設けてあり、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙をスタッカに向けて搬送するローラを有し、
用紙の後端が該像形成手段を通過するまでは、上記ローラを該像形成手段より送り出される用紙の搬送速度に対応した速度で回転させ、用紙の後端が該像形成手段を通過した後は、上記ローラを上記の速度より高速で回転させる構成としたものである。
【0013】
請求項10の発明は、請求項1記載の像形成装置において、上記像形成装置本体は、印刷された用紙をスタッカ上に送り出す排紙ローラと、
該像形成手段より送り出された用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラとを更に有し、
上記排紙ローラが上記反転ローラの回転を伝達されて回転する構成としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
説明の便宜上、先ず、概略的に説明する。
図1及び図2は本発明の第1実施例になる用紙搬送ユニット付きプリンタ20を示す。プリンタ20は、プリンタ本体21と、給紙カセット22に代えてプリンタ本体21に装着されたオプションとしての用紙搬送ユニット23とよりなる。
【0016】
Y2方向端の面がプリンタ20の前面24であり、Y1方向端の面が背面25であり、X1方向端の面が右側面26であり、X2方向端の面が左側面27であり、Z1方向端の面が上面28であり、Z2方向端の面が下面29である。この方向と面との関係は、以下の図についても同じである。
【0017】
プリンタ本体21は、図2に示すように、内部に光学ユニット40、感光ドラム41、プロセスユニット42、定着器43及び反転ローラ44等を備えており、用紙に印刷する機能を有している。図3に示すように、プリンタ本体21は、上面にフェイスダウンスタッカ30を有し、下面側に収容空間部31を有する。この収容空間部31は、図4に示すように、プリンタ本体21の左右側より下方に突き出ている脚部32、33の間に形成されており、プリンタ本体21の下面側と前面側とが共に開放されており下面開口34と前面開口35とを有する。通常は、給紙カセット22が、前面開口35よりY1方向に挿入されて収容空間部31内に引き出し可能に装着してある。
【0018】
用紙搬送ユニット23は、内部に、用紙を裏面印刷のためにY2方向に搬送する用紙搬送ローラ46a、46bを有しており、給紙カセット22と同じ外形を有する。
次に、図1及び図2のプリンタ20の構築について説明する。
【0019】
図5及び図6は、図1及び図2のプリンタ20を構築する前の状態の給紙カセット付きプリンタ20Aを示す。プリンタ20Aは、プリンタ本体21と、給紙カセット22とよりなっている。給紙カセット22は、前面開口35よりY1方向に挿入されて収容空間部31内に引き出し可能に装着してある。
【0020】
このプリンタ20Aにおいては、給紙カセット22内の例えばサイズがA4の用紙70が矢印80、81で示すように搬送されて、感光ドラム41、定着器43を経て、用紙70の片面に印刷され、更に矢印82、83で示すように搬送され、反転ローラ44を通過し、排紙ローラ45を経て、フェイスダウンスタッカ30上に排紙される。
【0021】
図1のプリンタ20は、先に装着されていた給紙カセット22をY2方向に引き抜いて、これに代えて、用紙搬送ユニット23をプリンタ本体21の前面開口35よりY1方向に挿入されて収容空間部31内に引き出し可能に装着することによって構築されている。プリンタ20は、用紙を手で差し込む方式に限定されているけども、片面印刷に加えて、両面印刷が可能となっている。
【0022】
用紙搬送ユニット23は先に装着されていた給紙カセット22と同じ外形を有しており、給紙カセット22に代えて、給紙カセット22が装着されていた位置と同じ位置に装着される。よって、プリンタ20を幅寸法W1と奥行き寸法A1とは、基本の形態のプリンタ20Aの幅寸法W1と奥行き寸法A1と同じであり、プリンタ20は基本の形態のプリンタ20Aの設置面積より設置面積を少しも増やさないで構築され、両面印刷が可能である機能が付加されている。
【0023】
用紙搬送ユニット23はモータを有していず、用紙搬送ユニット23が装着されると、後述するように、用紙搬送ユニット23のギヤがプリンタ本体21のギヤと噛合して、用紙搬送ユニット23はプリンタ本体21側から動力をもらって動作する。
【0024】
このプリンタ20において、操作パネル47を操作し、手で差し込まれた用紙71に両面印刷することを指定したと仮定する。この場合には、手で差し込まれた用紙71は、先ず、矢印85で示すように搬送されて、感光ドラム41、定着器43を経て、用紙70の片面(裏面)に印刷され、反転ローラ44を通過した点P1まで搬送される。次に、用紙71は、反転ローラ44によって矢印86で示すように搬送されて、用紙搬送ユニット23内に送り込まれ、搬送ローラ46b、46aによって矢印87で示すように搬送され、次いで、矢印80で示すように反転され、矢印81で示すように搬送され、感光ドラム41、定着器43を経て、用紙70の反対側の面(表面)に印刷される。両面に印刷された用紙70は、矢印82、83で示すように搬送され、反転ローラ44を通過し、排紙ローラ45を経て、フェイスダウンスタッカ30上に排紙される。
【0025】
なお、給紙カセット22には、Y2端の近傍に、用紙が下から上に向かって縦に通るための用紙搬送路48が形成してある。用紙搬送ユニット23にも、給紙カセット22の用紙搬送路48に対応して、Y2端の近傍に、用紙が下から上に向かって縦に通るための用紙搬送路49が形成してある。
【0026】
図7、図8、図9は本発明の第2実施例になるプリンタ50を示す。プリンタ50は、図1に示すプリンタ20の下側にオプションとしての2つの給紙ユニット51−1,51−2を増設して備えた構成である。換言すれば、プリンタ50は、積層搭載された給紙ユニット51−2、51−1の上に、プリンタ20が積層搭載されて構築されている。
【0027】
プリンタ20は、プリンタ本体21と、用紙搬送ユニット23とよりなる。
給紙ユニット51−1は、図10(A),(B)に示すように、給紙ユニット本体52と図3に示す給紙カセット22−1とよりなる。
給紙ユニット本体52は、天井部53と、天井部53の左右側より下方に突き出ている脚部54、55と、脚部54、55の間に形成されている給紙カセット収容空間部56とを有する。天井部53のうちY2端の近傍に、給紙カセット22の用紙搬送路48に対応して、用紙が下から上に向かって縦に通るための用紙搬送路59が形成してある。給紙カセット収容空間部56は、給紙ユニット本体51の下面側と前面側とが共に開放されており下面開口57と前面開口58とを有する。給紙カセット22−1は、前面開口58よりY1方向に挿入されて収容空間部56内に引き出し可能に装着してある。
【0028】
給紙ユニット51−1は、プリンタ20(プリンタ本体21)と同じく、幅寸法W1、奥行き寸法A1を有する。また、用紙搬送路48及び用紙搬送路59は、給紙ユニット51−1の内側に設けてある。
給紙ユニット51−2は、給紙ユニット51−1と同じものである。
【0029】
よって、プリンタ50は、用紙搬送路48及び用紙搬送路59を含めて見た場合でも、図1のプリンタ20の設置面積より設置面積を少しも増やさないで構築され、給紙ユニット51−2の給紙カセット22−2から、或いは、給紙ユニット51−1の給紙カセット22−1から給紙される機能が付加されている。
【0030】
また、図4に示すように、プリンタ本体21には、脚部32、33の下面に2つづつ凸状の足部100、101、102、103が設けてある。Y2側であってX1側の足部100の内部には、コネクタ105が露出して設けてある。図10(A)に示すように、給紙ユニット本体52には、天井部53の上面に、上記足部100、101、102、103に対応する配置で、凹状の受け部106、107、108、109が設けてある。Y2側であってX1側の受け部106の内部には、コネクタ110が露出して設けてある。図10(B)に示すように、給紙ユニット本体52の脚部54、55の下面に2つづつ、上記の足部100、101、102、103に対応して、凸状の足部111、112、113、114が設けてある。Y2側であってX1側の足部100の内部には、コネクタ115が露出して設けてある。
【0031】
給紙ユニット51−1は、足部111、112、113、114を給紙ユニット51−2の対応する受け部106、107、108、109に嵌合されて、給紙ユニット51−2に対して位置決めされ横にずれないように位置規制されている。プリンタ20は、足部100、101、102、103を給紙ユニット51−1の対応する受け部106、107、108、109に嵌合されて、給紙ユニット51−1に対して位置決めされ横にずれないように位置規制されている。
【0032】
また、プリンタ20のコネクタ105と給紙ユニット51−1のコネクタ110とが接続してあり、給紙ユニット51−1がプリンタ20と電気的に接続してある。給紙ユニット51−1のコネクタ115が給紙ユニット51−2のコネクタ110とが接続してあり、給紙ユニット51−2が給紙ユニット51−1を介してプリンタ20と電気的に接続してある。
【0033】
この電気的接続は、給紙ユニット51−2上に給紙ユニット51−1及びプリンタ20を積層搭載することによって自動的になされる。
このプリンタ50において、操作パネル47を操作し、給紙ユニット51−1の給紙カセット22−1の例えばB5の用紙72に両面印刷することを指定したと仮定する。この場合には、図9に示すように、給紙ユニット51−1の給紙カセット22−1の用紙72が、先ず、矢印90で示すように、給紙カセット22−1より繰り出され、用紙搬送路59−1を通過し、矢印91で示すように、下方より用紙搬送ユニット23内に送り込まれ、用紙搬送路49を通過し、続いて、矢印80、81、82、86、87、80、81、82、83で示すように搬送されて、両面に印刷され、フェイスダウンスタッカ30上に排紙される。
【0034】
操作パネル47を操作し、給紙ユニット51−2の給紙カセット22−2の例えばB4の用紙73に両面印刷することを指定したと仮定する。この場合には、図9に示すように、給紙ユニット51−2の給紙カセット22−2の用紙73が、先ず、矢印92で示すように、給紙カセット22−2より繰り出され、用紙搬送路59−2を通過し、下方より給紙ユニット51−1内に送り込まれ、矢印93で示すように、給紙カセット22−1の用紙搬送路48−1、給紙ユニット51−1の用紙搬送路59−1を通過し、下方より用紙搬送ユニット23内に送り込まれ、続いて、上記と同様に矢印80、81、82、86、87、80、81、82、83で示すように搬送されて、両面に印刷され、フェイスダウンスタッカ30上に排紙される。
【0035】
なお、積層されていない給紙ユニットは符号51で示し、これに装着されている給紙カセットは符号22で示す。
図11及び図12は本発明の第3実施例になるプリンタ60を示す。プリンタ60は、図5に示すプリンタ20Aの下側にオプションとしての2つの給紙ユニット51−1,51−2を増設して備えた構成である。換言すれば、プリンタ50は、積層搭載された給紙ユニット51−2、51−1の上に、プリンタ20Aが積層搭載されて構築されている。
【0036】
よって、プリンタ60は図5のプリンタ20Aの設置面積より設置面積を少しも増やさないで構築され、給紙ユニット51−2の給紙カセット22−1から、或いは、給紙ユニット51−1の給紙カセット22−2から給紙される機能が付加されている。
【0037】
このプリンタ60において、操作パネル47を操作し、給紙ユニット51−1の給紙カセット22−1の例えばB5の用紙72に印刷することを指定したと仮定する。この場合には、図12に示すように、給紙ユニット51−1の給紙カセット22−1の用紙72が、先ず、矢印90で示すように、給紙カセット22−1より繰り出され、用紙搬送路59−1を通過し、矢印91で示すように、下方より給紙カセット22内に送り込まれ、用紙搬送路48を通過し、続いて、矢印80、81、82、83で示すように搬送されて、片面に印刷され、フェイスダウンスタッカ30上に排紙される。
【0038】
操作パネル47を操作し、給紙ユニット51−2の給紙カセット22−2の例えばB4の用紙73に印刷することを指定したと仮定する。この場合には、図12に示すように、給紙ユニット51−2の給紙カセット22−2の用紙73が、先ず、矢印92で示すように、給紙カセット22−2より繰り出され、用紙搬送路59−2を通過し、下方より給紙ユニット51−1内に送り込まれ、矢印93下方より給紙ユニット51−1内に送り込まれ、給紙カセット22−1の用紙搬送路48−1、給紙ユニット51−1の用紙搬送路59−1を通過し、下方より給紙カセット22内に送り込まれ、用紙搬送路48を通過し、続いて、矢印80、81、82、83で示すように搬送されて、片面に印刷され、フェイスダウンスタッカ30上に排紙される。
【0039】
次に、上記プリンタ20、50、60の内部の構造について説明するに、代表例として図7に示すプリンタ50を取り上げてこの内部の構造について説明する。
図13は図7に示すプリンタ50の内部の構造を示し、図14はジャム処理時の状態を示す。
【0040】
図15はプリンタ50を構成しているプリンタ20を示す。図16はプリンタ本体21を示す。
プリンタ本体21(プリンタ20)は、4つのモータ、即ち、図2に示すように、ドラム用モータ120、レジストローラ用モータ121、ピックモータ122、反転ローラ用モータ123を有する。
【0041】
ドラム用モータ120は、感光ドラム41を反時計方向に回転させる。感光ドラム41の回転が定着器43に伝達される。
レジストローラ用モータ121は、レジストローラ125を回転させる。
ピックモータ122は、図4及び図16に示すように、軸126を回転させ、軸126上の給紙ローラ127と補助ローラ128、129とを回転させる。軸126の回転が、給紙ローラ130に伝達される。また、軸126の回転によって、出力ギヤ131が回転される。図4及び図16に示すように、出力ギヤ131は、収容空間部31内に突き出ている。
【0042】
反転ローラ用モータ123は、反転ローラ44を回転させる。反転ローラ44の回転が排紙ローラ45に伝達される。
図14に示すように、135は排紙ユニットであり、反転ローラ44を有しており、プリンタ本体21に取り外し可能な状態で取り付けてある。
【0043】
用紙の搬送経路についてみると、図15に示すように、プリンタ本体21は、感光ドラム41及び定着器43を有する記録経路140と、記録経路140に続いており、用紙をフェイスダウンスタッカ30に導く排紙経路141と、記録経路140と排紙経路141との間に位置しており、用紙の搬送方向をフェイスダウンスタッカ30に向かう方向とは逆向きに切り換える用紙搬送方向反転部142と、搬送方向を逆向きに切り換えられて反転された用紙を収容空間部31に導く反転経路143とを有する。収容空間部31は、記録経路140の下側に位置している。
【0044】
図17は、用紙搬送ユニット23を示す。用紙搬送ローラ46a,46b間にタイミングベルト150が掛けてある。入力ギヤ151、ギヤ152、ギヤ153が連なって設けてある。入力ギヤ151は、用紙搬送ユニット23の上面に突き出ている。ギヤ153が用紙搬送ローラ46aと一体のギヤに噛合している。用紙搬送ローラ46a,46b及び入力ギヤ151、ギヤ152、ギヤ153は、固定である第1のフレーム156に設けてある。
【0045】
用紙搬送ローラ46a,46bの上面には、ピンチローラ154、155が押し当たっている。ピンチローラ154、155は、軸157に回動可能に支持されて、第1のフレーム156に対して開閉可能である第2のフレーム158(図14、図19参照)に設けてある。通常は、第2のフレーム158は閉じた状態にロックされている。ロック機構については後述する。
【0046】
用紙搬送ユニット23は、前面寄りの部位に、下方からの用紙を上方に導く用紙搬送路49を有する。
用紙搬送ユニット23がY1方向に挿入されて収容空間部31に装着された状態で、入力ギヤ151が出力ギヤ131と噛合している(図17参照)。ここで、入力ギヤ151は、ばね159aでZ1方向に付勢されている回動アーム159に支持されており、ギヤ152の周りを回動しつつZ2方向に少し移動できるようになっている。また、入力ギヤ151と出力ギヤ131とには、バックラッシュを一定に保つギャップコロが設けてある。よって、用紙搬送ユニット23の装着位置のばらつきが吸収され、入力ギヤ151は出力ギヤ131と正常に噛合し、出力ギヤ131から入力ギヤ151への回転伝達は正常に行われる。
【0047】
用紙搬送ユニット23はプリンタ本体21から動力をもらって動作するため、モータは組み込まれていない。更には、用紙の状態を検知するセンサは専らプリンタ本体21に設けてある。よって、用紙搬送ユニット23とプリンタ本体21との間では電気的接続はなされていない。
【0048】
図18は給紙ユニット51を示し、給紙ユニット本体52に給紙カセット22が装着されている。
給紙ユニット本体52は、給紙ローラ160、レジストローラ162、モータ164を有する。給紙カセット22は、用紙積層板162、用紙積層板押し上げばね163を有する。
【0049】
モータ164は、給紙ローラ160又はレジストローラ162を回転させる。給紙ローラ160と給紙ローラ軸との間、及びレジストローラ軸とレジストローラを駆動するギヤとの間には一方向クラッチ(図示せず)が設けてあり、モータ164が正転している間は、レジストローラ162は停止しており、モータ165が逆転すると、レジストローラ162が回転する。
【0050】
給紙ユニット本体52は、前面寄りの部位に、下方からの用紙を上方に導く用紙搬送路59を有する。給紙カセット22は、前面寄りの部位に、下方からの用紙を上方に導く用紙搬送路48を有する。
図25は、図13のプリンタ50の制御ブロック回路図を示す。制御回路170が、操作パネル47からの指令等に応じて、モータ駆動回路171を制御し、モータ120、121、122、123、164が適宜駆動される。制御回路170は、マイクロコンピュータによって構成されている。
【0051】
次に、図13のプリンタ50において、給紙ユニット51−1より用紙72を引き出して両面印刷するときの動作について説明する。以下の動作は、コンピュータ制御されて行われる。
1.モータ164が正転し、給紙ローラ160が回転し、給紙ユニット51−1の給紙カセット22より用紙72が送り出され、用紙72の先端がレジストローラ162に突き当たり、用紙72は向きを正される。次いで、レジストローラ162が回転し、用紙72が給紙ユニット51−1よりZ1方向に搬送される。
【0052】
2.用紙72は、用紙搬送ユニット23の用紙搬送路49を通り抜けて、プリンタ本体21内に入り、レジストローラ125に突き当たり、用紙72は再度向きを正される。以下、便宜上、図15を参照して説明する。
3.モータ121が始動し、用紙72はレジストローラ125によって、記録経路140内をY1方向に印刷速度V1で搬送され(1パス目)、光学ユニット40によって静電潜像が書き込まれている感光ドラム41、定着器43を経て、用紙72の片面(上面)に印刷がなされる。
【0053】
4.モータ123が正転駆動され、用紙72は、先端側を時計方向に回転する反転ローラ44によって、後端側を定着器(定着ローラ)43によって送られる。反転ローラ44は、定着ローラによる用紙搬送速度より数%速い速度で用紙を搬送するように回転する。用紙の後端が定着器(定着ローラ)43を抜けた後は、用紙72は反転ローラ44だけで、排紙経路141に沿って搬送される。また、用紙72は排紙センサ180を押してこれを時計方向に回動させる。
【0054】
5.排紙センサ180が回動復帰して、用紙72の後端が通過したことを検出した時点から所定時間経過した時点で、モータ123が逆転し、反転ローラ44が反転し反時計方向に回転し、且つ、排紙ローラ45が反時計方向に回転し、用紙72がスイッチバックされる。モータ123の逆転によって、摩擦クラッチ(図示せず)を介してフラップ181が瞬時に反時計方向に回動し、図15に示す位置に到り、記録経路140の出口が塞がれ、反転経路143の入口が開かれる。用紙72は、反転経路143に沿って搬送され、用紙搬送ユニット23内に入り込む。
【0055】
6.続いて、用紙72は、用紙搬送ローラ46b,46aによってY2方向に搬送される。用紙搬送ローラ46b,46aは、プリンタ本体21内のピックモータ122を駆動源として、ギヤ131、ギヤ151等を介して回転される。モータ123及びモータ122は、反転経路143内の用紙センサ182が用紙72の先端を検出した時点から所定時間経過した時点で停止する。用紙72は、先端が給紙ローラ127及び補助ローラ128、129の手前の位置まで搬送された状態となって、停止し、頭出しされて待機される。即ち、片面が印刷された用紙72が頭出しされて待機する状態となる。用紙72の頭出しは、用紙センサ182が動作した時点を基準に時間で管理されているため、精度良く、且つ安定になされる。
【0056】
ここで、モータ123は正転時の速度の約2.5倍の速度で逆転し、反転ローラ44は時計方向回転速度の約2.5倍の速度で反時計方向に回転する。用紙搬送ローラ46b,46aは、反転ローラ44の反時計方向回転速度と等しい速度で回転する。よって、反転経路143及び用紙搬送ユニット23内に沿う用紙72の搬送は、前記の速度V1の約2.5倍の速度V1で高速でなされる。よって、用紙72の頭出しが迅速になされる。
【0057】
なお、用紙72のたるみや引っ張り合いが起きないように、反転ローラ44の周速度と用紙搬送ローラ46b,46aの周速度とは等しくしてある。
7.制御回路170より裏面印刷の指令がくると、モータ122が始動し、用紙72が用紙搬送ローラ46b,46aによって用紙搬送ユニット23より繰り出され、プリンタ本体21内に再度入り、レジストローラ125に突き当たり、用紙72は向きを正される。
【0058】
8.モータ121が始動し、用紙72はレジストローラ125によって、記録経路140内をY1方向に速度V1で搬送され(2パス目)、光学ユニット40に静電潜像が書き込まれている感光ドラム41、定着器43を経て、用紙72の裏面に印刷がなされる。
【0059】
9.モータ123が正転駆動され、用紙72は、時計方向に回転する反転ローラ44によって、排紙経路141に沿って搬送され、フェイスダウンスタッカ30上に排出される。
以上により、用紙72への両面印刷が完了する。
【0060】
上記のように、片面印刷された用紙72の頭だしが迅速になされるため、用紙72への両面印刷がその分短い時間で行われる。
なお、排紙経路141は斜め上に向かっている。よって、記録経路140の終端近傍の個所(排紙センサ180が設けてある部位)では、用紙の剛性によって、用紙の後端が通過する高さが少し異なる。葉書のように剛性の高い用紙の場合に用紙の後端が通過する高さ位置H2は、剛性の低い通常の用紙の後端が通過する高さ位置H1よりも少し低い(図19参照)。よって、剛性の高い用紙の場合には、排紙センサ180が回動復帰して、用紙の後端が通過したことを検出した時点が、剛性の低い用紙に比べて少し遅れる。よって、剛性の高い用紙に印刷する場合には、排紙センサ180が回動復帰した時点からモータ123が逆転をする時点までの時間を通常の所定時間より少し遅らせる。
【0061】
なお、片面が印刷された用紙を頭出しして待機しているときに別の用紙に印刷をするということが出来ない程度に長い用紙を使用する場合には、用紙の後端が定着器(定着ローラ)43を抜けると、モータ123が直ちに増速され、用紙72は速度V1より速い上記の速度V2で搬送される。これによって、スイッチバックのタイミングが早まる。ここで、用紙の後端が定着器(定着ローラ)43を抜けるた時点でモータ123を増速させても問題が起きないのは、続いては、次の用紙が記録経路140内に送り込まれてこないからである。
【0062】
なお、図15に示すように、フェイスアップスタッカ185を開くと、印刷された用紙は、フェイスアップスタッカ185上に排出される。
また、内蔵カセットを利用する場合には、図15に示すように、蓋186を開いて内蔵カセット187を露出させ、少し傾斜している内蔵カセット187上に複数枚の用紙をセットする。給紙ローラ130によって、最上部の用紙から1枚づつ記録経路140内に送り込まれる。
【0063】
また、制御回路170は、用紙センサ182が用紙を検出している状態で、排紙センサ180が用紙が到来したことを検出すると、モータ120を停止させ、ジャム処理アラームを上げる。また、排紙センサ180が所定時間より長い時間用紙を検出している場合、レジストローラ125が回転し始めてから所定時間経過しても排紙センサ180が用紙を検出しない場合にも、制御回路170は、モータ120を停止させ、ジャム処理アラームを上げる。
【0064】
次に、ジャム処理アラームが上がった場合のジャム処理について説明する。
ジャム処理は、図14に示すように、用紙搬送ユニット23をY2方向に引き出し、ロック機構190を解除し、第2のフレーム158を開き、用紙搬送ローラ46a,46bを露出させることによって、また、排紙ユニット135をプリンタ本体21から取り外し、記録経路140の一部と、排紙経路141の一部と、反転経路143の一部とを露出させることによって、円滑に行われる。
【0065】
上記のロック機構190は、図19に拡大して示すように、ロック爪191が第2のフレーム158の先端を係止しており、第2のフレーム158の先端がスポンジブロック192を押し付けている構成である。ロック爪191を外すと、第2のフレーム158がロックを解除され、スポンジブロック192の復元力で寸法aホップアップされる。よって、掴みしろが出来、第2のフレーム158を開く操作はし易い。
【0066】
次に、以上の記載で言及しきれなかったプリンタ50の特徴について説明する。
先ず、両面印刷する場合の用紙の汚れ対策の機構について説明する。
図20に示すように、給紙ローラ127からレジストローラ125に到る略逆U字状の用紙搬送路200の内周側に、ガイドコロ201、202が設けてある。
【0067】
頭出しされた用紙が送りだされたとき、用紙のうち印刷された面(内側の面)は、ガイドコロ201、202を回転させつつ移動する。よって、印刷された面が擦れることが無くなり、裏面を印刷する場合に印刷済の片面印刷面が汚れることが防止される。
【0068】
次に、片面印刷する場合及び両面印刷する場合の用紙の汚れ対策の機構について説明する。
図20に示すように、記録経路140から排紙経路141にかけての部位の上側に、ガイドコロ203、204が設けてある。
【0069】
用紙が記録経路140から排紙経路141に搬送されるとき、用紙のうち印刷された面(上面)は、ガイドコロ203、204を回転させつつ移動する。よって、印刷された面が擦れることが無くなり、用紙の印刷した面が汚れることが防止される。
【0070】
次に、片面印刷された用紙72の頭出しに関連する機構について説明する。
図20及び図21に示すように、用紙搬送ユニット23は、用紙ガイド210及びピンチローラ211、212を有する。用紙ガイド210は、軸213に回動可能に支持されており、ばね214によって時計方向に付勢されている。用紙ガイド210は、X1,X2方向上中央部に、凹状部210aを有する。
【0071】
用紙搬送ユニット23をプリンタ本体21に装着した状態で、用紙ガイド210は、補助ローラ128、129に軽く当たっている。用紙ガイド210は先端が少し上を向いた斜め状態にあり、用紙ガイド210と給紙ローラ127との間には、用紙が通る分の隙間215がある。ピンチローラ211、212が夫々補助ローラ128、129に当たっている。
【0072】
上記の用紙72の頭出しのとき、用紙72の先端は、斜めの用紙ガイド210に案内されることによって、つかえることなく、給紙ローラ127及び補助ローラ218、219の下側の位置にまで到る。
上記隙間215が存在することによって、用紙搬送ユニット23より繰り出された用紙72は、回転している給紙ローラ127の周囲に沿って円滑にプリンタ本体21に送り込まれる。
【0073】
次に、プリンタ本体21に装着されたものが用紙搬送ユニット23であるか給紙カセット22であるかを検出し、給紙カセット22の場合には、その給紙カセット22内の用紙のサイズを検出する検出装置220について説明する。
検出装置220は、図3に示すように、図22に示す検出部221と、図23及び図24に示す情報提供部222、223と、図25の制御回路170とを有する。
【0074】
検出部221は、図16に示すように、プリンタ本体21の収容空間部31の前面開口35の部分のX1側の内壁の部位に設けてある。検出部221は、図22に示すように、収容空間部31の壁229にZ方向に並んで形成されている4本の溝230と、各溝230毎に設けてある4つのスイッチ231〜234及び押し片235よりなる。スイッチ231〜234及び押し片235は、プリント基板236上に固定してある。スイッチ231〜234は制御回路170と接続してある。制御回路170は、スイッチ231〜234のうちどのスイッチが押されてオンとなったかによって、プリンタ本体21に装着されたものが用紙搬送ユニット23か給紙カセット22かを判断し、給紙カセット22の場合には、その給紙カセット22内の用紙のサイズを判断する。
【0075】
用紙搬送ユニット23は、図23に示す第1の情報提供部222を有する。第1の情報提供部222は、円柱カム240よりなる。円柱カム240は1つの環状の突起部241を有する。円柱カム240は、突起部241が用紙搬送ユニット23のX1側の側面242より突き出た状態で設けてある。
【0076】
給紙カセット22は、図24に示す第2の情報提供部223を有する。第2の情報提供部223は、円柱カム250よりなる。円柱カム250は周面に複数の円弧状の突起部251を有する。複数の円弧状の突起部251は、円柱カム250を同じ方向から見たときに、円柱カム250の回動位置に応じて、突起部251の組み合わせのパターンが変わるように形成してある。突起部251の組み合わせのパターンが変わることによって、A4,B5,B4等の用紙のサイズを表現出来るようになっている。円柱カム250は、突起部251が給紙カセット22のX1側の側面252より突き出た状態で設けてある。また、操作ノブ253を回動操作することによって、円柱カム250の回動位置を変えられるようになっている。
【0077】
給紙カセット22の第2の情報提供部223は、操作ノブ253を適宜操作して、収容した用紙のサイズに対応した情報を提供する状態となっている。
よって、用紙搬送ユニット23をプリンタ本体21の収容空間部31内に挿入して装着すると、第1の情報提供部222(突起部241)が押し片235を押し、スイッチ221だけがオンとされる。制御回路170にはこの情報が伝わり、制御回路170は、装着されたものが用紙搬送ユニット23であると判断する。プリンタ20は用紙搬送ユニット23が装着されていると認識した状態の下で動作する。
【0078】
給紙カセット22をプリンタ本体21の収容空間部31内に挿入して装着すると、第2の情報提供部223(突起部251の組み合わせ)が押し片235を押し、スイッチ231〜234のうち突起部251に対応する一つ又は複数のスイッチがオンとされる。制御回路170にはこの情報が伝わり、制御回路170は、装着されたものが給紙カセット22であり特定のサイズの用紙を収容しているものであると判断する。プリンタ20は特定のサイズの用紙が収容してある給紙カセット22が装着されていると認識した状態の下で動作する。
【0079】
上記より分かるように、用紙搬送ユニット23を装着した後に用紙搬送ユニットを装着した旨の入力操作をする必要がなく、また、給紙カセット22を装着した後に給紙カセットを装着した旨の入力操作をする必要がなく、良好な操作性を有する。
【0080】
また、図10に示す給紙ユニット51の給紙ユニット本体52にも、上記のプリンタ本体21の検出部221と同じく、給紙カセット収容空間部56の前面開口58の部分のX1側の内壁の部位に、検出部221Aが設けてある。よって、プリンタ50、60は、特定のサイズの用紙が収容してある給紙カセット22が装着されている給紙ユニット51と認識した状態の下で動作する。
【0081】
なお、片面印刷された用紙を頭出しするために利用される用紙センサを、用紙搬送ユニット23内に設けてもよい。
また、フラップ181をプランジャでもって回動させてもよい。フラップ181を、メカ的なものではなく、ポリエステルフィルム製とし、ポリエステルフィルム自体の弾性によって復元するように動く構成としてもよい。
【0082】
なお、図11及び図12のプリンタ60においては、装着された給紙カセット22の用紙積層板162が給紙ローラ127の下面に押し当たる。
また、本発明は、プリンタに限らず、複写機にも適用される。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、用紙搬送ユニットが着脱可能に装着されており、片面印刷された用紙がフェイスダウンで排出されるスタッカに、用紙搬送ユニットから搬送された後に裏面印刷された用紙も排出するようにし、しかもこのスタッカを像形成装置本体の上面に設けたので、設置面積を増やさずに両面印刷可能な像形成装置を実現できる。
【0084】
請求項2の発明は、請求項1記載の像形成装置において、用紙搬送ユニットは、増設された下側の給紙ユニット内の給紙カセットから繰り出された用紙を上側の像形成装置本体に導く用紙搬送路を有する構成としたため、下側の給紙ユニット内の給紙カセットから繰り出されて上側の像形成装置本体に向かう用紙のために専用の用紙搬送路を前面側に突き出して設ける必要はなく、よって、設置面積を元の状態から少しも増やさずに、給紙ユニットの増設を図ることが出来る。
【0085】
請求項3の発明によれば、請求項1記載の像形成装置において、像形成装置本体は、収容空間部に露出しており、像形成装置本体内のモータによって回転される出力ギヤを有し、用紙搬送ユニットは、収容空間部に装着されたときに、出力ギヤと噛合する入力ギヤを有し、収容空間部に装着された用紙搬送ユニットは、像形成装置本体側より動力をもらって動作する構成としたため、用紙搬送ユニットはモータを必要とせず、よって、用紙搬送ユニットの構成を簡単に出来る。また、像形成装置本体と用紙搬送ユニットとの間を電気的に接続するコネクタ(電気的インターフェイス)が必要でなく、この点からも用紙搬送ユニットの構成を簡単に出来る。
【0086】
請求項4の発明によれば、請求項1記載の像形成装置において、用紙搬送ユニットが装着された場合には、両面印刷が可能となったことを認識し、且つ、給紙カセットが装着された場合には、給紙カセットからの用紙の供給が可能となったことを認識する構成としたため、用紙搬送ユニットを装着した後に用紙搬送ユニットを装着した旨の入力操作をする必要がなく、また、給紙カセットを装着した後に給紙カセットを装着した旨の入力操作をする必要がなく、良好な操作性を有する。
【0087】
請求項5の発明によれば、請求項1記載の像形成装置において、ピンチローラを支持している第2のフレームをロック機構でロックした構成としたため、ロック機構によるロックを解除して第2のフレームを開くことによって、ジャムした用紙へのアクセスが容易となり、ジャム処理を手際良く行うことが出来る。
【0088】
請求項6の発明によれば、像形成装置本体は、給紙ローラを有し、用紙搬送ユニットは、搬送されてくる用紙を案内する用紙ガイドを有し、用紙搬送ユニットが像形成装置本体に装着された状態で、用紙ガイドと給紙ローラとの間に用紙が通る分の隙間が形成された構成としたため、片面を印刷した用紙が裏面を印刷する為の頭出しのときに用紙の先端がつかえることが起きないようにすることが出来、また、頭出しされた用紙の再度の搬送を円滑に行うことが出来る。
【0089】
請求項7の発明によれば、像形成装置本体は、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙の後端が通過したことを検出する排紙センサと、排紙センサが用紙の後端が通過したことを検出した時点から所定時間経過した後に、所定方向に回転して、像形成手段より送り出された用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラとを更に有し、通常の用紙より剛性の高い用紙を使用する場合には、上記の所定時間を通常の所定時間より少し長くする構成としたため、通常の用紙は勿論、通常の用紙より剛性の高い用紙についてもスイッチバックを確実に行うことが出来る。
【0090】
請求項8の発明によれば、像形成装置本体は、像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラと、逆の方向に搬送される用紙が通る反転経路と、反転経路の途中に設けてあり、用紙の先端が通過したことを検出する用紙センサとを有し、用紙センサが動作してから所定時間経過した時点で反転ローラを停止させるように構成し、用紙の逆方向搬送を時間で管理しているため、頭出しを安定に精度良く、更には、迅速に行うことが出来る。
【0091】
請求項9の発明によれば、像形成装置本体は、像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙をスタッカ側に搬送するローラを有し、用紙の後端が該像形成手段を通過するまでは、ローラを像形成手段より送り出される用紙の搬送速度に対応した速度(印刷速度)で回転させ、用紙の後端が該像形成手段を通過した後は、ローラを上記の速度より高速で回転させる構成としたため、用紙の頭出しを迅速に行うことが出来る。
【0092】
請求項10の発明によれば、像形成装置本体は、印刷された用紙をスタッカ上に送り出す排紙ローラと、像形成手段より送り出された用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラとを更に有し、排紙ローラが反転ローラの回転を伝達されて回転する構成としたため、反転ローラと協同して動作する補助ローラを設ける必要が無く、よって、その分、像形成装置本体の構成を簡単に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になるプリンタを示す図である。
【図2】図1のプリンタの概略図である。
【図3】図1のプリンタの構築を説明する図である。
【図4】プリンタ本体を下側よりみた斜視図である。
【図5】図1のプリンタを構築する前のプリンタを示す図である。
【図6】図5のプリンタの概略図である。
【図7】本発明の第2実施例になるプリンタを示す図である。
【図8】図7のプリンタの構築を説明する図である。
【図9】図7のプリンタの概略図である。
【図10】給紙ユニットを示す図である。
【図11】本発明の第3実施例になるプリンタを示す図である。
【図12】図11のプリンタの概略図である。
【図13】図7のプリンタの構造を示す図である。
【図14】図13のプリンタのジャム処理時の状態を示す図である。
【図15】図1のプリンタの構造を示す図である。
【図16】プリンタ本体の正面図である。
【図17】用紙搬送ユニットを示す図である。
【図18】給紙ユニットを示す図である。
【図19】第2のフレームをロックする機構を示す図である。
【図20】プリンタの用紙搬送路を取り出して拡大して示す図である。
【図21】図20中、用紙頭出し機構を示す図である。
【図22】プリンタ本体の収容空間部入口の検出機構を示す図である。
【図23】用紙搬送ユニットの情報提供部を示す図である。
【図24】給紙カセットの情報提供部を示す図である。
【図25】プリンタのブロック図である。
【図26】従来の一般の小型のプリンタを示す図である。
【符号の説明】
20 用紙搬送ユニット付きプリンタ
20A 給紙カセット付きプリンタ
21 プリンタ本体
22 給紙カセット
23 用紙搬送ユニット
30 フェイスダウンスタッカ
31 収容空間部
34 下面開口
35 前面開口
40 光学ユニット
41 感光ドラム
42 プロセスユニット
43 定着器
44 反転ローラ
45 排紙ローラ
46a,46b 用紙搬送ローラ
47 操作パネル
48、49 用紙搬送路
50 プリンタ
51(51−1,51−2) 給紙ユニット
52 給紙ユニット本体
56 給紙カセット収容空間部
59 用紙搬送路
100〜104、111〜114 足部
105、110、115 コネクタ
106〜109 受け部
120 ドラム用モータ
121 レジストローラ用モータ
122 ピックモータ
123 反転ローラ用モータ
127 給紙ローラ
128、129 補助ローラ
131 出力ギヤ
135 排紙ユニット
140 記録経路
141 排紙経路
142 用紙搬送方向反転部
143 反転経路
151 入力ギヤ
158 第2のフレーム
160 給紙ローラ
162 レジストローラ
164 モータ
170 制御回路
171 モータ駆動回路
180 排紙センサ
181 フラップ
182 用紙センサ
190 ロック機構
191 ロック爪
192 スポンジブロック
201、202、203、204 ガイドコロ
210 用紙ガイド
215 隙間
220 検出装置
221 検出部
222 第1の情報提供部
223 第2の情報提供部
230 溝
231〜234 スイッチ
235 押し片
240、250 円柱カム
241、251 突起部
253 操作ノブ

Claims (10)

  1. 用紙に像を形成する像形成手段と、
    この像形成手段の下方側に収容空間部を有する像形成装置本体と、
    上記収納空間部内に該像形成装置本体の前側から挿入されて着脱可能に装着された、内部に裏面印刷のための用紙搬送経路を有する用紙搬送ユニットと、
    上記像形成装置本体の下方に設けられた給紙カセットと、
    上記像形成装置本体の上面に設けられ、上記給紙カセットから繰り出され、上記像形成手段により片面に印刷された用紙がフェイスダウンで排出され、且つ上記用紙搬送ユニットから搬送された後に上記像形成手段により裏面に印刷された用紙が排出されるスタッカとを有することを特徴とする像形成装置。
  2. 上記用紙搬送ユニットは、増設された下側の給紙ユニット内の給紙カセットから繰り出された用紙を上記像形成装置本体に導く用紙搬送路を有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  3. 上記像形成装置本体は、上記収容空間部に露出しており、該像形成装置本体内のモータによって回転される出力ギヤを有し、
    該用紙搬送ユニットは、上記収容空間部に装着されたときに、上記出力ギヤと噛合する入力ギヤを有し、
    上記収容空間部に装着された該用紙搬送ユニットは、上記像形成装置本体側より動力をもらって動作する構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  4. 上記像形成装置本体は、
    上記収容空間部に露出して設けてある検知部を有し、
    該検知部よりの情報に基づいて像形成装置の動作を制御する制御手段とを有し、
    該用紙搬送ユニットは、上記像形成装置本体の収容空間部内に挿入されて装着されたときに、上記検知部に、装着されたものが用紙搬送ユニットである旨の情報を提供する第1の情報提供部を有し、
    該給紙カセットは、上記像形成装置本体の収容空間部内に挿入されて装着されたときに、上記検知部に、装着されたものが給紙カセットである旨の情報を提供する第2の情報提供部を有し、
    上記用紙搬送ユニットが装着された場合には、両面印刷が可能となったことを認識し、且つ、上記給紙カセットが装着された場合には、給紙カセットからの用紙の供給が可能となったことを認識する構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  5. 上記用紙搬送ユニットは、
    回転される用紙搬送ローラと、
    該用紙搬送ローラを支持する第1のフレームと、
    該用紙搬送ローラに対向するピンチローラと、
    該ピンチローラを支持しており、上記第1のフレームに対して回動可能に支持された第2のフレームと、
    該第2のフレームを閉じた位置にロックするロック機構とを有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  6. 上記像形成装置本体は、給紙ローラを有し、
    該用紙搬送ユニットは、搬送されてくる用紙を案内する用紙ガイドを有し、
    該用紙搬送ユニットが該像形成装置本体に装着された状態で、上記用紙ガイドがこれと上記給紙ローラとの間に用紙が通る分の隙間をおいて該給紙ローラと対向する構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  7. 上記像形成装置本体は、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙の後端が通過したことを検出する排紙センサと、
    該排紙センサが用紙の後端が通過したことを検出した時点から所定時間経過した後に、所定方向に回転して、該像形成手段より送り出された用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラとを更に有し、
    通常の用紙より剛性の高い用紙を使用する場合には、上記の所定時間を通常の所定時間より少し長くする構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  8. 上記像形成装置本体は、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラと、
    逆の方向に搬送される用紙が通る反転経路と、
    該反転経路の途中に設けてあり、用紙の先端が通過したことを検出する用紙センサとを有し、
    該用紙センサが動作してから所定時間経過した時点で上記反転ローラを停止させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  9. 上記像形成装置本体は、該像形成手段よりスタッカよりの部位に設けてあり、該像形成手段より片面の印刷がなされた状態で送り出され用紙をスタッカに向けて搬送するローラを有し、
    用紙の後端が該像形成手段を通過するまでは、上記ローラを該像形成手段より送り出される用紙の搬送速度に対応した速度で回転させ、用紙の後端が該像形成手段を通過した後は、上記ローラを上記の速度より高速で回転させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
  10. 上記像形成装置本体は、印刷された用紙をスタッカ上に送り出す排紙ローラと、
    該像形成手段より送り出された用紙の搬送方向を逆にして上記用紙搬送ユニットに搬送する反転ローラとを更に有し、
    上記排紙ローラが上記反転ローラの回転を伝達されて回転する構成としたことを特徴とする請求項1記載の像形成装置。
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