JP7352854B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関するものである。
従来、床面に設置される装置本体構造体であって、床面に設置される少なくとも一つの側板が、上側の上側板の下方に下側板が結合されるものが知られている。例えば特許文献1には、所定枚数のシートを収容可能な第1トレイと、第1トレイを収容する収容空間を下部に有するとともに当該収容空間を挟むように配置される一対の支持部で第1トレイを支持する装置本体(装置本体構造体)とを備えるシート供給システムが開示されている。このシート供給システムは、第1トレイよりも深く形成されて所定枚数よりも多いシートを収容可能な第2トレイを収容可能な大きさまで前記収容空間を広げるため、前記一対の支持部の下に取り付けられる拡張部材(下側板)も備えている。
ところが、従来の装置本体構造体では、下側板を結合する場合に、装置本体構造体の各部の高さ精度(装置の水平度)が、下側板を結合しない場合に比して悪化する虞があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、下部に用紙収容部を備え床面に設置される装置本体構造体を有する画像形成装置において、前記装置本体構造体は、床面に設置される少なくとも一つの側板が上側板と下側板とからなり、前記上側板の下方に前記下側板が結合されることにより、係合されない場合に比して大容量の用紙収容部を構成した構造であり、前記下側板の床面設置位置が、前記下側板を結合せずに前記上側板を直接床面に設置する場合の床面設置位置の真下に位置し、前記下側板における前記上側板との接合箇所が凸形状であり、当該凸形状の上端面が前記上側板の下面に当接するものであり、3点設置のうち2点が両端部に設けられた側板を後側の側板として見たとき、前側における左右両側のうちの一方の端部に前記下側板を結合して3点目の設置とし、前記左右両側のうち他方の端部には、前記下側板は結合せず、前記他方の端部における上側板と前記後側の側板とを連結するステー部材を前記他方の端部まで延在させて設け、前記他方の端部は設置せず、前記他方の端部が、前記ステー部材を設けず、かつ前記下側板を結合せずに前記上側板を直接床面に設置する場合の設置しない端部であることを特徴とするものである。
本発明によれば、下側板を結合する場合の、装置本体構造体の各部の高さ精度(装置の水平度)の悪化を従来比して抑制できる。
電子写真方式を用いた複写機の概略構成図。 プリンタ構造体を模式的に示す斜視図。 図2(a)に相当するプリンタ構造体の斜視図。 図2(b)に相当するプリンタ構造体の斜視図。 継ぎ足し下側板が接合された状態の前プリンタ側板の正面図。 前プリンタ側板単体の斜視図及び部分拡大図。 継ぎ足し下側板の上面側を示す斜視図。 継ぎ足し下側板の底面側を示す斜視図。 拡張左下ステー部材の前側端部近傍を拡大した斜視図。 拡張左下ステー部材を取り除いたき状態の前プリンタ側板を示す斜視図。 図10の部分拡大図。 拡張左下ステー部材の前側端部近傍を拡大した正面図。
本発明を画像形成装置である複写機の本体構造体に適用した実施形態について説明する。
図1は電子写真方式を用いた複写機の概略構成図である。この複写機1は、プリンタ部100と、このプリンタ部上に載置された読み取り部としてのスキャナユニット200と、スキャナユニット200の上に載置された自動原稿搬送装置(ADF)300とを備えている。自動原稿搬送装置300を用いるなどしてスキャナユニット200で原稿を読み取って得られた画像信号を用い、プリンタ部100で転写紙(用紙)に画像を形成する。プリンタ部100は像担持体としての感光体、帯電装置、現像装置、及び、クリーニングユニットを一体化した作像ユニット110を、YMC及び黒の各色毎に備えている。書込みユニット120からの感光体上への露光により形成した潜像を現像装置で顕像化して感光体上にトナー像を形成する。このトナー像を中間転写ユニット130の中間転写ベルト131に一時的に各色重ね合わせて転写する。
片面通紙時は実線Aで示すように、用紙収容部としての給紙トレイ140からレジストローラ150を経由して搬送した転写紙に2次転写ローラ160にて転写し、定着ユニット170にて定着したのち、排紙ユニット180と排紙トレイ181の間に設けたフィニッシャー182で転写紙に対してソートやステープル等の後処理を行い、排紙トレイ181に排出する。
両面通紙時は、片面通紙時と同様、2次転写ローラ160にて転写紙に転写し、定着ユニット170にて定着した後、破線Bで示すように排紙ユニット180にて分岐しフィニッシャー182上部に排紙・反転し、両面ユニット190を通過させた後、再度レジストローラ150から2次転写ローラ160に送り込み、裏面に転写し、定着ユニット170にて定着した後、フィニッシャー182にてソート、ステープル等を行い排紙トレイ181に排紙する。図示の複写機は現像装置に供給するトナーを収容した各色毎のトナーボトル111や各色共通の廃トナーボトル112も備えている。
ここで、発売済あるいは開発済の従来機種に比べ、給紙トレイ容量アップなどの機能をアップさせた新機種を開発する際、従来機と同様に像担持体や定着装置、転写装置、レジストローラなどに加え、延長される給紙装置を保持する筐体を新しく製作することとなる。この際、前記の像担持体や定着装置、転写装置、レジストローラ、給紙装置を高精度で保持する必要があるので、1枚の側板で前記各装置を保持する技術が知られている。
しかし、従来機種で使用した構造体を使用せずに新規に作り直す場合、構造体は像担持体や定着装置などを高精度に保持する必要があるが、新規に作り直すことで再度高精度の構造体を作り直さなければならない。そのため、高精度の部品を製作するのに必要な日程やコストがかかっているという問題があった。特許文献1に記載の装置本体構造のように拡張部材(下側板)を追加することで、この問題を解決するのは可能であるが、装置本体構造体の各部の高さ精度(装置の水平度)が、下側板を結合しない場合に比して悪化する虞があった。
そこで、本実施形態は、高精度を必要とする筐体を、新規に作り直すことなく従来機種の筐体を利用しながら、必要な精度を保つことができるようにするものである。
図2(a)は発売済あるいは開発済の複写機1の床面に設置される装置本体構造体であるプリンタ構造体400aを模式的に示す斜視図である。プリンタ構造体400aは前側板である前プリンタ側板410と後側板である後プリンタ側板420aとを左上ステー部材430や右下ステー部材431aなど連結してなるものである。前プリンタ側板410にカセット挿入用開口411が形成されている。
図2(b)は、給紙トレイ容量アップなどの機能をアップさせた新機種の複写機1のプリンタ構造体400bを模式的に示す斜視図である。この新機種の複写機1のプリンタ構造体400bは、図2(a)の一つの側板である前プリンタ側板410を上側板とし、その右の下方に下側板としての継ぎ足し下側板450を設けた。このプリンタ構造体400bでは後プリンタ側板420bは図2(a)のものよりも、継ぎ足し下側板450の高さ分だけ高い。
前プリンタ側板410の左の下方には継ぎ足し下側板は設けずに、拡張左下ステー部材451を設け、その先端を前プリンタ側板410の前後厚みL分だけ前方に延在させている。符号451aで示す二点差線の箇所が本来のステー部材としての先端位置である。この図2(b)のプリンタ構造体400bではカセット挿入用開口411の下方に開口が延長される。このため、二点差線で示すように図2(a)における給紙トレイ140aよりも深さが深い大容量の給紙トレイ140bをプリンタ構造体400b内に収容させることができる。
後プリンタ側板420bについても二点差線cで示すように、図2(a)の後プリンタ側板420aと同じものを用い、その下方に継ぎ足し後側板452を設けてもよい。また、ステー部材451を上述のように延在させるのに代え、前プリンタ側板410の左下方にも継ぎ足し下側板を設けてもよい。この場合の、継ぎ足し後側板452や前プリンタ側板410の左下方に設ける継ぎ足し下側板の高さは、4点設置であれば、すべて継ぎ足し下側板450と同じ高さにする。三点設置であれば、その三点については同じ高さにする。
例えば、図2(a)で後プリンタ側板420aの左右両側と前プリンタ側板410の右側の3箇所で設置する場合には、図2(b)の継ぎ足し後側板452の高さは継ぎ足し下側板450の高さと同じにし、前プリンタ側板410の左下方に設ける継ぎ足し下側板は、この三点で設置した状態で下端が床から浮くような高さに設定する。なお、図2(a)で同様に後左右と前右の三点設置の場合には、図2(b)のステー部材451は、三点で設置した状態で下端が床から浮くように設けられている。
本実施形態の複写機では、図2に模式的に示したプリンタ構造体400a、400bを3点設置の形で構成する。そして、図2(a)のプリンタ構造体400aで支持されている各部の高さ精度が、図2(b)で示すプリンタ構造体400bでも維持されるように、継ぎ足し下側板450の設置位置の設定や、この継ぎ足し下側板450と、これに対する上側板である前プリンタ側板410との接合部の構造などに工夫が施されている。以下、具体例に基づいて説明する。
図3は図2(a)に相当するプリンタ構造体400aの斜視図である。前プリンタ側板410と後プリンタ側板420aは、これらの間に像担持体や定着装置、転写装置、レジストローラなど高精度で保持する側板である。後プリンタ側板420aの左右両端の底部、合計2点と、前プリンタ側板410の右側端の底部の1点との合わせて3点で設置する。前プリンタ側板410の左側の底部は床面から浮く。
前後プリンタ側板は、左上ステー部材430、右下ステー部材431a、左下ステー部材432、定着ステー部材433、および、ベース434により結合することでプリンタ構造体400aが構成される。このベース434は平面状の板金部品であり、前後プリンタ側板の前後左右の位置を決める。前プリンタ側板410と後プリンタ側板420aとに対し、ベース434やステーを搭載することで本体剛性を確保している。前プリンタ側板410のカセット挿入用開口411から例えば250枚収容の給紙トレイ140aが挿入可能である。
図4は図2(b)に相当するプリンタ構造体400bの斜視図である。このプリンタ構造体400bは、図3のプリンタ構造体400aを用いて500枚収容の給紙トレイ140bを収容可能になっている。前プリンタ側板410の右の下方に500枚給紙トレイのため継ぎ足し下側板450を設けている。後プリンタ側板420bは、図3の例の後プリンタ側板420aよりも継ぎ足し下側板450の高さだけ高い。250枚機と500枚機で給紙方式が異り、駆動部を持つ後プリンタ側板は別部品の結合でなく新規で一体部品としたものである。仮に給紙方式が同じだった場合、図2(b)を用いて説明したように、前プリンタ側板410と同様に後プリンタ側板420aに対しても別部品としての継ぎ足し下側板を結合する方式を採用することができる。
図4に示すように、図2(b)と同様に拡張左下ステー部材451が設けられている。図3における右下ステー部材431aとは異なり、右下ステー部材431bが後プリンタ側板420bと継ぎ足し下側板450との間を連結するように設けられている。そして、前下ステー部材453は拡張左下ステー部材451と継ぎ足し下側板450とを連結するように設けられている。500枚機はベース434から床面までの足となる形状部分が長く、さらに継ぎ足しのため一体ではなく別部品となっている。そこで、下側の左右スパンの精度を出すために前下ステー部材453を追加している。
継ぎ足し下側板450を設けて500枚機を構成するにあたり、継ぎ足し下側板450による床面設置位置が、250枚機として前プリンタ側板410を直接床面に設置する場合の前プリンタ側板410における床面設置位置とが異なると、荷重バランスが異なるものとなり、また、各部の高さ精度も異なる虞がある。特に、本実施形態のように3点設置の場合にはこの虞が大きい。そこで、本実施形態では、継ぎ足し下側板450を結合せずに前プリンタ側板410を直接床面に設置する図3のプリンタ構造体400a単体の場合床面設置位置の真下に相当する継ぎ足し下側板450の底面箇所を床面設置位置とした。
図5は継ぎ足し下側板450が接合された状態の前プリンタ側板410の正面図である。図6は前プリンタ側板410単体の斜視図及び部分拡大図である。図7は継ぎ足し下側板450の上面側を示す斜視図である。図8は継ぎ足し下側板450の底面側を示す斜視図である。
図5に枠Xで示すのが、前プリンタ側板410の右下面部分と、継ぎ足し下側板450の上面部分とが接合される接合部を示す。図6に示すように、前プリンタ側板410における接合部には、単体で用いる場合の床面設置位置基準部分としての環状の凸部500が形成され、その環状凸部の内側がゴム足をセットするゴム足取り付け面500aとされている。環状の凸部500がゴム足設置箇所を示し、結果的に床面設置位置を示す。
図6の拡大図部分に仮想線(二点鎖線)で示すのは、250枚機として前プリンタ側板410が単体で使用される場合にゴム足取り付け面500aにセットされるゴム足502と、固定用のネジ503である。ゴム足502は例えば円板形状であり、中心部に固定ネジ503の頭部を収容する凹みとネジ貫通穴が形成されている。ゴム足取り付け面500aの中心には固定ネジ503が螺合するネジ穴504が形成されている。この穴504もゴム足設置箇所を示す床面設置位置基準部分と言える。ゴム足502と固定ネジ503が一体化されたものを用い、ゴム足502を回転させながらネジ穴504に固定するようにしてもよい。なお、床面設置位置基準部分は環状の凸部500や穴504といった形状によってゴム足設置箇所を示すのに代え、着色などによってゴム足設置箇所を示すこともできる。また、ゴム足といった別体の設置用部品を付加するのではなく、一体に設置用箇所を形成してもよい。この場合にも形状や色などにより、設置位置を示し、設置位置基準部分と言える。
ゴム足502の厚みは、環状の凸部500の高さよりも大きい。ゴム足502を取り付けた状態で前プリンタ側板410の下面部分で最も下方に突出するのがゴム足502である。よって250枚機として用いる場合には、このゴム足502で床面に設置することになる。250枚機における後プリンタ側板420aや500枚機における後プリンタ側板420bの左右両端の下面にも同様のゴム足設置のための形状部分が形成されており、ゴム足の固定により、ゴム足で設置することになる。
この図6の拡大図部分にゴム足取り付け面500aの中心(穴504の中心)を通る仮想の鉛直線Lも示す。図5及び図8に示すように継ぎ足し下側板450の下面部分に同じく鉛直線Lが中心を通るゴム足のゴム足取り付け面520aを備える環状の凸部520が形成されている。この凸部520も床面設置位置基準部分である。図8に示すように、この環状の凸部520の内側がゴム足をセットするゴム足取り付け面520aであり、その中心に固定ネジ523用のネジ穴524が形成されている。このゴム足取り付け面520aに、ゴム足522かせ固定ネジ523で固定される。ゴム足522と固定ネジ523が一体化されたものを用いてもよい。ゴム足522の厚みも環状の凸部520の高さよりも大きい。この継ぎ足し下側板450の下面部分で最も下方に突出するのがゴム足522であり、このゴム足522で床面に設置する。
以上のように、ゴム足522の位置をゴム足502の直下に設定した。すなわち、継ぎ足し下側板450を結合せずに前プリンタ側板410を直接床面に設置する図3のプリンタ構造体400a単体の場合床面設置位置であるゴム足502の真下に相当する継ぎ足し下側板450の底面箇所にゴム足522を設けて床面設置位置とした。これにより、500枚機を構成した場合にも、250枚機と同等の荷重ぶらん素や各部の高さ精度を得ることができるようにした。
そして、継ぎ足し下側板450を設けるにあたり、前プリンタ側板410の下面と継ぎ足し下側板450の上面とをただ単純に面と面で合わせて結合してしまうと、位置精度が落ちてしまう虞が残る。そこで、本実施形態では、前プリンタ側板410における継ぎ足し下側板450との接合箇所を、下側板450を結合せずに前プリンタ側板410を直接床面に設置する場合の床面設置位置とする。しかも、前プリンタ側板410と継ぎ足し下側板450との接合箇所は凸形状とする。
凸形状とするのは、次の理由による。すなわち、接合部の全面にわたって接合箇所を設定すると、接合部全面にわたって平面度などの形状精度が高精度に要求されることとなり、加工コストの上昇を招く。特に樹脂成形の場合には側板の成型性が困難となる。一部突起を設けその部分だけ高精度を規定すれば、加工コストを下げることができ、樹脂成形での成形性を簡易にすることもできる。以下、凸形状の具体的に説明する。
図7に示すように、継ぎ足し下側板450の上面部には、図6に示すゴム足取り付け面500a中心をとおる鉛直線Lを中心とする環状の凸部510が形成されている。この環状の凸部の外径lはゴム足取り付け面500aの径よりも小さく、全体がゴム足取り付け面500a内に収まるようになっている。凸部510の高さhは前プリンタ側板410における環状の凸部の高さよりも高く設定されている。これにより、凸形状のある環状の凸部510で前プリンタ側板の設置位置であるゴム足取り付け面500aに接合できる。
図6の拡大図部分に示すように、前プリンタ側板410における接合部には窓枠状の突起部4箇所も形成されている。図7に示すように、継ぎ足し下側板7における接合部には4箇所の凸部511が形成されている。環状の凸部510がゴム足取り付け面500aに接合した状態でこの4箇所の凸部同士も接合するように各凸部の先端位置(高さ)が設定されている。これにより、環状の凸部510とゴム足取り付け面500aとの接合部に係る荷重を分散している。
以上の構造は、前プリンタ側板410と同様に後プリンタ側板420aに対しても別部品としての継ぎ足し下側板を結合する方式を採用する場合にも、用いることができる。
複写機が床面に対し4点設置だった場合は4点とも以上の継ぎ足し構成をとるが、カラー機のように色ずれ防止のため平面度(各部の高さ精度)を高精度に確保するには、3点設置が有利であり、本実施形態でも前プリンタ側板410の左側は床面から浮かせている。図2(b)を用いて説明したように、前プリンタ側板410の左側には別部品である継ぎ足し下側板を結合するのではなく、前後をつなぐ拡張左下ステー部材451を構造体前面まで延長することで構造体としての剛性を確保し、部品点数を減らしコストダウンをはかっている。
拡張左下ステー部材451の具体例について説明する。図9は拡張左下ステー部材451の前側端部近傍を拡大した斜視図である。符号600で示すのが拡張左下ステー部材451の前側端を前プリンタ側板410に連結するためのブラケットでありる。符号22で示すのが、ブラケット600へ拡張左下ステー部材451を固定するネジである。
図10は拡張左下ステー部材451を取り除いたき状態の前プリンタ側板410を示す斜視図である。図11(a)は図10における枠aで示す範囲の拡大図である。図11(b)は枠aで示す範囲を異なる角度から見た斜視図である。図12は拡張左下ステー部材451の前側端部近傍を拡大した正面図である。
図11に示すように、ブラケット600は水平部610と垂下部620とを有する。水平部610で固定ネジ611により前プリンタ側板410に固定されている。垂下部620はバーニング部621を備え、このバーニング部621が拡張左下ステー部材451の側壁部に形成された穴に入り込むように拡張左下ステー部材451をセットした状態で、図12で示すように、ネジ622で垂下部620に対し拡張左下ステー部材451の前側端を固定する。拡張左したステー部材451の後側の端部は公知の方法で後プリンタ側板420bに固定される。このように固定された状態で拡張左下ステー部材451の前側の端面が前プリンタ側板410の前側の端面に一致する。
以上の本実施形態によれば、前プリンタ側板410を直接床面に設置する場合よりも本体構造体に支持される部材の高さを上昇させることができる。これにより、給紙トレイとして深さが深くより大量の用紙を収容できる大容量トレイを収容可能にする。しかも、ゴム足取り付け面500aに前プリンタ側板410と継ぎ足し下側板450とを凸形状である凸部510を設けて接合している。ゴム足取り付け面500aでの接合がないと、500枚機の場合に250枚機の場合と地面との設置点が異なってしまい250枚機と同様に共通部分である作像部分の精度を出すことができない。これに対し、250枚機の構造体において設置するときに用いるゴム足取り付け面500aに対して下側板より突形状を出すことによって側板を結合しているので、高さ方向の位置精度を確保しつつ、250枚機と500枚機で設置に対する構成を同等にできる。前プリンタ側板410においてゴム足が置かれる直下に継ぎ足し下側板450においてもゴム足を設置することで、上下に側板を継ぎ足したとしても精度が確保され、かつ設置状態を継ぎ足す前と同等にすることができる。つまり、設置位置を上下方向で一致させているので、本体構造体の荷重バランスや各部の高さ精度を維持できる。
1 :複写機
100 :プリンタ部
140 :給紙トレイ
140a :給紙トレイ
140b :給紙トレイ
400a :プリンタ構造体
400b :プリンタ構造体
410 :前プリンタ側板
411 :カセット挿入用開口
420a :後プリンタ側板
420b :後プリンタ側板
430 :左上ステー部材
431a :右下ステー部材
431b :右下ステー部材
432 :左下ステー部材
433 :定着ステー部材
434 :ベース
450 :下側板
451 :拡張左下ステー部材
452 :後側板
500 :凸部
500a :ゴム足取り付け面
502 :ゴム足
503 :固定ネジ
504 :ネジ穴
510 :凸部
511 :凸部
520 :凸部
520a :ゴム足取り付け面
522 :ゴム足
523 :固定ネジ
524 :ネジ穴
600 :ブラケット
610 :水平部
611 :固定ネジ
620 :垂下部
621 :バーニング部
622 :ネジ
L :鉛直線
特開2013-10610号公報

Claims (4)

  1. 下部に用紙収容部を備え床面に設置される装置本体構造体を有する画像形成装置において、
    前記装置本体構造体は、
    床面に設置される少なくとも一つの側板が上側板と下側板とからなり、前記上側板の下方に前記下側板が結合されることにより、係合されない場合に比して大容量の用紙収容部を構成した構造であり、前記下側板の床面設置位置が、前記下側板を結合せずに前記上側板を直接床面に設置する場合の床面設置位置の真下に位置し、前記下側板における前記上側板との接合箇所が凸形状であり、当該凸形状の上端面が前記上側板の下面に当接するものであり、
    3点設置のうち2点が両端部に設けられた側板を後側の側板として見たとき、前側における左右両側のうちの一方の端部に前記下側板を結合して3点目の設置とし、前記左右両側のうち他方の端部には、前記下側板は結合せず、前記他方の端部における上側板と前記後側の側板とを連結するステー部材を前記他方の端部まで延在させて設け、前記他方の端部は設置せず、前記他方の端部が、前記ステー部材を設けず、かつ前記下側板を結合せずに前記上側板を直接床面に設置する場合の設置しない端部であることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記上側板における前記下側板との接合箇所が、前記下側板を結合せずに前記上側板を直接床面に設置する場合の床面設置位置であることを特徴とする請求項1の画像形成装置
  3. 前記上側板及び前記下側板それぞれにおける前記床面設置位置には床面設置位置基準部分が設けられていることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置
  4. 前記下側板は樹脂成形品であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一の画像形成装置。
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