JP3742750B2 - 扉付き昇降キャビネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシステムキシッチンの天井ユニット等に適用する扉付き昇降ユニットに係り、特に扉が上端を支点として開閉する構成のものにおいて扉の挙動に対する安全対策を施した扉付き昇降キャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の扉付き昇降キャビネットとして、外箱に内箱を昇降可能に設け、内箱の下降時にその内箱の前面が外箱から全体的に表出し得る如く構成し、外箱は内箱の上昇収納時にその内箱の前面を覆う扉を有し、この扉は外箱に連結したヒンジを介して上端を支点として下端側を前後方向に回動し得る構成としたものが知られている。
【0003】
このような構成のものでは、内箱の昇降時に扉と前方突出状態の収納物とが干渉する危険を防止する手段が必要である。例えば食器乾燥機に適用した場合、扉の開度が不十分で、かつ内箱に収納した食器が前方に飛出している状態で内箱を上昇させると、食器が扉に衝突して破損する危険がある。
【0004】
そのため、例えば特許第2912893号として開示された技術においては、扉の開閉状態を検出する扉センサを設け、センサ入力による制御装置で扉開放状態下でのみ安全に内箱の昇降を行なわせる等の工夫を施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、扉センサによる扉開度の検出およびセンサ出力に基づく制御装置を設けることは、制御構成の複雑化、高コスト化等を招き、またセンサ設定の困難性から精度の信頼性に欠けたり、故障等による不具合も生じ易い。また、内箱の前方に突出した食器等を内方に押し込む等の配置修復には、常に人手を要するため取扱い上の面倒もある。
【0006】
なお、従来の昇降キャビネットにおいては通常、扉の開閉操作を手操作より行う構造となっているが、高所に固定配置された外箱に取付けられた扉の開閉操作は利用者の背の高さにより困難な場合も多い。また、電動手段等によって扉を自動的に開閉させることも考えられるが、扉操作のみの単独機能では機能性に乏しく、部品点数の増大および構成のさらなる複雑化等を招く。
【0007】
また、従来ではマグネット等を用いたロック機構により扉を閉状態に保持する構造等が知られているが、地震等の際の大荷重に対しては扉閉状態を必ずしも確実に保持することができず、食器等が外部に飛散する可能性がある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、キャビネット内の空間を有効に利用した簡易な構成によって内箱の昇降と扉の開閉とを連動させることができ、かつ複雑な手段を用いる必要なく扉と内箱前方に突出する収納物との干渉を確実に防止することができるとともに、内箱上昇の際に扉を利用して収納物の押し込み作用等も行なえ、しかも地震等の際に扉の閉状態を確実に保持でき収納物の飛散防止も有効に図れる扉付き昇降キャビネットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明では、外箱に内箱を昇降可能に設け、前記内箱の下降時にその内箱の前面が前記外箱から全体的に表出し得る如く構成し、かつ前記外箱は前記内箱の上昇収納時にその内箱の前面を覆う扉を有し、この扉は前記外箱に連結したヒンジを介して上端を支点として下端側を前後方向に回動し得る構成とした扉付き昇降キャビネットにおいて、前記扉と前記内箱とを複数のアームよりなるリンクによって連結し、前記扉が前記内箱の昇降に伴ってその上昇時には閉方向に、かつ下降時には開方向にそれぞれ回動できる構成とし、かつ前記リンクは、前記内箱が下降するストロークの途中位置で扉を最大開き角度位置で停止させる構成としたことを特徴とする扉付き昇降キャビネットを提供する。
【0010】
請求項2に係る発明では、リンクを外箱と内箱との間に形成される側方空間に配設した請求項1記載の扉付き昇降キャビネットを提供する。
【0011】
請求項3に係る発明では、ヒンジは一定以上のトルク作用時にのみ扉の開閉を許容する回転抵抗付きのトルクヒンジである請求項1または2記載の扉付き昇降キャビネットを提供する。
【0012】
請求項4に係る発明では、内箱を昇降させる電動式昇降機構を備え、この電動式昇降機構はリンクを介して扉にトルクヒンジの回転抵抗を超える昇降力を付与できる構成とした請求項3記載の扉付き昇降キャビネットを提供する。
【0013】
請求項5に係る発明では、リンクは扉の開方向動作をアームの押出し力により、また閉方向動作をアームの引張力により行なう構成を有し、扉閉状態を引張力により保持するものである請求項1から4までのいずれかに記載の扉付き昇降キャビネットを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る扉付き昇降キャビネットの一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態はシステムキッチンにおける天井設置式の昇降式食器乾燥機として適用したものである。
【0015】
図1は、昇降式食器乾燥機の全体構成を示す斜視図であり、図2はその前面を開放して示す正面図である。図3は側断面図であり、図4は横断面図である。図5および図6は作用説明図である。
【0016】
図1〜図4に示すように、本実施形態の昇降式食器乾燥機は、基本的に、天井またはその付近に設置される外箱1と、この外箱1に昇降可能に設けられた内箱とを有し、外箱1の前面に扉3が設けられている。
【0017】
外箱1は、天板1a、前垂板1b、両側板1c、背板1d等により構成され、下端全面および前面の前垂板1b以外の部分が開口している。この外箱1の両側板1cの内面に、内箱2を昇降ガイドするための縦長なガイドレール4がそれぞれ設けられ、天板1aの内面(下面)には部品支持用のフレーム5が設けられている。この外箱1の前垂板1bに、扉3がその上端縁部の例えば3個所に設けたヒンジ6を介して連結され、これにより扉3は上端縁部を支点として下端側を前後方向に回動し得る構成となっている。なお、ヒンジ6はトルクヒンジであり、その作用等については後に説明する。
【0018】
内箱2は食器乾燥機本体を構成するもので、上板2a、下板2b、両側板2cおよび背板2dにより前面が開口する形状とされ、内部に上下2段の食器等の受具7を有している。この内箱2の両側板2cの外面間の寸法が、外箱1の両側板1cの内面間の寸法よりも僅かに小さく設定され、これら各側板1c,2c間にそれぞれ縦長な幅狭い側方空間8が形成されている。なお、内箱2の高さは外箱1より十分小さく、内箱2上方に機器スペースが形成されるようになっている。
【0019】
内箱2は外箱1に昇降機構9により昇降可能に支持されている。この昇降機構9は例えばベルト式昇降機構であり、外箱1のフレーム5に取付けたモータ10と、このモータ10にギア等の動力伝達機構11を介して連結された巻取りドラム12と、このドラムに巻装されるベルト13と、ベルト13を下方に案内するベルトローラ14と、内箱2の天板2aにブラケット15を介して支持された内箱吊上げ用の吊上げローラ16と、ベルト13の端部をフレーム5部位で止着する止着具17とを有する。
【0020】
この昇降機構9のベルト13は例えば2本構成であり、その各ベルト13により内箱2の左右2箇所が吊上げられる方式となっている。各ベルト13は、一つの巻き取りドラム12に同時に巻上げられ、それにより内箱2が常時一定姿勢で昇降することができる。内箱2の両側板2cの外面部にはそれぞれスライダ4aが設けられ、このスライダ4aが外箱1のガイドレール4に案内されることにより、確実に内箱2の昇降時の姿勢が安定する。
【0021】
内箱2の天板2a上には送風機18、ヒータ19およびダクト20が設けられ、送風口21を介して内箱2に温風が供給されるようになっている。なお、内箱2の内底部には傾斜したドレン受け22が設けられ、このドレン受けで集められるドレンは排水口23を介して、底板2bに着脱可能に設けたドレン貯め24に貯留されるようになっている。
【0022】
また、内箱2の下部前面にランプ、入力スイッチ等25を有するパネル26が設けられ、さらに内箱2の底部隅部分に上下動操作用の操作レバー27が設けられている。操作レバー27は図3に示すように、内箱2に設けられた支点ピン28によって回動可能に支持され、アクチュエータ29を介して1対のリミットスイッチ30,31を操作できるようになっている。パネル26およびリミットスイッチ30,31は、外箱1のフレーム5部位に設けた制御装置32に接続されている(配線については図示省略)。そして、制御装置32を介してモータ10、送風機18、ヒータ19等が駆動される。
【0023】
なお、具体的には操作レバー27を下方に動かすとモータ10オンにより巻き取りドラム12が回転して内箱2が下降し、操作レバー27を上向きに動かすと内箱2が上昇する。
【0024】
次に、扉3を駆動するためのリンク33および前述したヒンジ6(トルクヒンジ)等について説明する。
【0025】
本実施形態では、内箱2と扉3とが、外箱1と内箱2との各側板1c,2c間に形成される側方空間8に配設した1対のリンク33によって連結されている。各リンク33は、各3本ずつのアーム、すなわち第1アーム34,第2アーム35および第3アーム36により構成されている。第1アーム34は内箱2の側板2cに一端を固定ピン37によって取付けられた垂直な固定アームである。この第1アーム34の上端に第2アーム35が支点ピン38により回動可能に連結されている。第2アームは第1アームより長く、内箱2が外箱1に収納された図3の状態においては、支点ピン38を中心として下向きに配置され、下端が円運動できるようになっており、扉3側に傾く傾斜をもつ状態に設定されている。また、第3アーム36は、く字状に屈曲した形状を有する短いアームであり、一端が第2アーム35の下端に支点ピン39を介して連結され、他端が扉3から突出したブラケット40に支点ピン41を介して連結されている。この第3アーム36は、図3における扉3の閉状態においては上端が第2アーム35と略直線状態となる設定としてある。
【0026】
そして、前述した電動式昇降機構によって内箱2が図3の状態から下降する場合には、内箱2とともに第1アーム34が下降するので、第2、第3アーム35,36を介して扉3が前方(図3の左方)に押動される状態となり、次第に扉3が開動作する。
【0027】
ところで、扉3を外箱1に連結しているヒンジ6は、一定以上のトルク作用時にのみ扉3の開閉を許容する回転抵抗付きのトルクヒンジであり、扉3の材質、重量等を考慮して、扉3に大きい地震荷重が作用した程度では扉3の自然回動を阻止できるようになっている。本実施形態では、リンク33による押動力が地震荷重以上で扉3に作用し、これにより扉3が開動作する。
【0028】
図5の仮想線は、このような内箱2の下降およびそれに基づくリンク33の押動力によって扉3が少し開いた状態を示している。この状態から、さらに内箱2が下降すると、図6に仮想線で示す状態を経て、最終的には同図に実線で示すように、内箱2の最大下降状態および扉3の最大開状態となる。この場合、内箱2は連続的に下降動作して最大下降状態となるが、扉3は内箱2が下降するストロークの途中位置で最大開き角度となって停止し、その後は内箱2の下降のみが行なわれる構成としてある。
【0029】
すなわち、リンク33の第3アーム36は、図6に「イ」で示す内箱2の中間下降位置において略水平状態となり、その後は扉3側の支点ピン41を中心として下向きとなるので、この位置からリンク33の押動力が扉3に作用しなくなる。また、本実施形態では、ヒンジ6が扉3の荷重のみによっては回動しないトルク設定としてある。これにより、扉3はリンク33からの押動力を失っても閉方向に回動することはなく、図6に実線で示す最大開き位置で停止する。したがって、内箱2が図6に仮想線「イ」で示す下降途中位置から、実線で示す最大下降位置までは、扉3が最大限開いたままの状態で内箱2の下降のみが行なわれる。
【0030】
一方、内箱2が最大限下降した位置から上昇する場合には、上記と逆の作用が行なわれる。すなわち、図6に実線で示す最大下降位置から仮想線で示す中間位置「イ」まで内箱2が上昇する際には、第3アーム36から扉3に何らの作用力も働かない。そして、「イ」の位置を過ぎて内箱2が上昇する際には、第3アーム36により扉3に引張り力が作用し始める。したがって、その位置から扉3に対してリンク33の引張り力が生じ、ヒンジ6の持つ回動阻止力を超えた力が作用して扉3は閉方向に回動する。
【0031】
そして、図5の仮想線の状態を経て、扉3が同図に実線で示す全閉状態となるまで、リンク33の引張り力によって扉3が回動する。この全閉状態では、モータ10の停止作用によって、リンク33による扉3への引張り力が持続する。したがって、扉3の全閉状態においては、ヒンジ6による扉回動阻止作用に加えて、リンク33による引張り力も作用することにより、扉3は強力に全閉状態を維持することができる。
【0032】
以上の機能に基づき、食器乾燥機としての使用状態について説明すると、以下の通りである。
【0033】
洗浄後の食器類を内箱2に収納する場合には、図1および図6の実線に示すように、内箱2が最大限下降するとともに扉3が最大限開いた状態で食器類を受け具7に支持させる。そして、操作レバー27を上向きに操作することにより内箱2を上昇させる。この場合、食器類が内箱2の前方に突出していたとしても、前述したように内箱2が一定高さ位置(図6の「イ」の位置)に上昇するまでは扉3が閉動作しないので、食器類の多少の前方突出があっても扉3との干渉等の問題は何ら生じない。
【0034】
そして、内箱2が一定高さ位置まで上昇した後、扉3が閉じ始めるので、突出していた食器類があったとしても、閉動作する扉3によって食器類が内箱2の内部方向に押し込まれるようになる。したがって、ある程度の食器類が前方に突出している場合でも、扉3によって食器類の配置修復が自動的に行なわれる。その状態で内箱2が最大上昇し、扉3が全閉状態となって外箱に収納された後は、スイッチ操作により送風機18、ヒータ19等を起動させ、閉じた内箱2の内部空間において食器類の温風による乾燥作用を行なうことができる。
【0035】
以上の本実施形態によると、外箱1の側板1cと内箱2の側板2cとの間に形成された空間8を有効に利用してリンク33を設けた簡易な構成により、内箱2の昇降と扉3の開閉とを連動させることができ、構成の簡素化、低コスト化等が図れるとともに、機能性を高めることができる。また、扉検出用のセンサ等を使用する必要がなく、高精度の動作を行なわせることができ、信頼性向上が図れ、故障等による不具合も生じない。
【0036】
また、扉3を回動支持するためのヒンジ6をトルクヒンジとするとともに、内箱2の昇降に伴って上昇時に扉3を閉方向に回動できる構成としたことにより、地震等の際の大荷重に対しても扉閉状態を確実に保持することができ、食器等が外部に飛散することを有効に防止することができる。
【0037】
しかも、リンク33により、内箱2の上昇ストロークの途中位置で扉3を最大開き角度位置で停止させる構成としたことにより、複雑な手段を用いる必要なく扉3と内箱2の前方に突出する食器類との干渉を確実に防止することができ、さらに積極的に前方に突出した食器類を内箱2内方に押し込む等の利便性も得ることができる。
【0038】
なお、本実施形態においては、扉3、ヒンジ6またはリンク33等の交換その他のメンテナンスを行なう場合、ヒンジ6およびリンク33のアームを外して行なうことができる(例えばリンク33のアームについては、第2アーム35の両端の支点ピン38,39等をねじ構成としておき、これを外す)。
【0039】
また、図7および図8に他の実施形態として示すように、扉3を扉板3aおよびそれを囲む上下左右の扉枠3bによって構成し、上下左右いずれかの扉枠3bを止着するためのねじ3cを外すことによって扉3分解できるようにしてもよい。
【0040】
このような構成とすることにより、扉3の交換、補修等を容易に行なうことができる。
【0041】
なお、本発明は以上の実施形態に限らず、種々の変形、応用等が可能である。
【0042】
例えばリンク33による扉3の開動作をより円滑に行なうため、速度制御機能を付加してもよい。
【0043】
また、リンク33の逆動作等を防止するために、リンク33を構成するアームの連結部等に、逆動作防止用のストッパを設けてもよく、またトルクヒンジとともに、またはこれに代えて、扉位置固定用としてガスダンパあるいはスプリング等を設けることもできる。
【0044】
さらに、内箱2の昇降機構をベルト式に代えてワイヤあるいはチェーン式としたり、他の異なる手段を使用することもできる。
【0045】
さらにまた、食器乾燥機以外の棚等に適用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上で詳述したように、本発明に係る扉付き昇降ユニットによれば、キャビネット内の空間を有効に利用した簡易な構成によって、内箱の昇降と扉の開閉とを連動させることができ、かつ複雑な手段を用いる必要なく扉と内箱前方に突出する収納物との干渉を確実に防止することができ、また内箱上昇の際に扉を利用して収納物の押し込み作用等も行なえ、さらに地震等の際に扉の閉状態を確実に保持でき、収納物の飛散防止も有効に図れる等の優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扉付き昇降ユニットの一実施形態を示す斜視図。
【図2】図1に示した扉付き昇降ユニットの前面を開放した状態で示す正面図。
【図3】図1に示した扉付き昇降ユニットの側断面図。
【図4】図1に示した扉付き昇降ユニットの横断面図。
【図5】図1に示した扉付き昇降ユニットの作用説明図。
【図6】図1に示した扉付き昇降ユニットの作用説明図。
【図7】本発明の他の実施形態を示す斜視図。
【図8】前記他の実施形態における扉構成を説明するための側面図。
【符号の説明】
1 外箱
2 内箱
3 扉
4 ガイドレール
4a スライダ
5 フレーム
6 ヒンジ
7 受具
8 側方空間
9 昇降機構
10 モータ
11 動力伝達機構
12 巻取りドラム
13 ベルト
14 ベルトローラ
15 ブラケット
16 吊上げローラ
17 止着具
18 送風機
19 ヒータ
20 ダクト
21 送風口
22 ドレン受け
23 排水口
24 ドレン貯め
25 ランプ、入力スイッチ等
26 パネル
27 操作レバー
28 支点ピン
29 アクチュエータ
30,31 リミットスイッチ
32 制御装置
33 リンク
34 第1アーム
35 第2アーム
36 第3アーム
37 固定ピン
38 支点ピン
39 支点ピン
40 ブラケット
41 支点ピン

Claims (5)

  1. 外箱に内箱を昇降可能に設け、前記内箱の下降時にその内箱の前面が前記外箱から全体的に表出し得る如く構成し、かつ前記外箱は前記内箱の上昇収納時にその内箱の前面を覆う扉を有し、この扉は前記外箱に連結したヒンジを介して上端を支点として下端側を前後方向に回動し得る構成とした扉付き昇降キャビネットにおいて、前記扉と前記内箱とを複数のアームよりなるリンクによって連結し、前記扉が前記内箱の昇降に伴ってその上昇時には閉方向に、かつ下降時には開方向にそれぞれ回動できる構成とし、かつ前記リンクは、前記内箱が下降するストロークの途中位置で扉を最大開き角度位置で停止させる構成としたことを特徴とする扉付き昇降キャビネット。
  2. リンクを外箱と内箱との間に形成される側方空間に配設した請求項1記載の扉付き昇降キャビネット。
  3. ヒンジは一定以上のトルク作用時にのみ扉の開閉を許容する回転抵抗付きのトルクヒンジである請求項1または2記載の扉付き昇降キャビネット。
  4. 内箱を昇降させる電動式昇降機構を備え、この電動式昇降機構はリンクを介して扉にトルクヒンジの回転抵抗を超える昇降力を付与できる構成とした請求項3記載の扉付き昇降キャビネット。
  5. リンクは扉の開方向動作をアームの押出し力により、また閉方向動作をアームの引張力により行なう構成を有し、扉閉状態を引張力により保持するものである請求項1から4までのいずれかに記載の扉付き昇降キャビネット。
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