JP3742677B2 - エレベータ用回転軸受の損傷検出装置 - Google Patents

エレベータ用回転軸受の損傷検出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ用回転軸受の損傷検出装置に係り、特に、低速で回転する回転機械に備えられる回転軸受の異常を検出するのに好適なエレベータ用回転軸受の損傷検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は回転機械の一例であるトラクションマシンを備えたエレベータの説明図、図9は図8に示すトラクションマシンの断面図、図10は一般的なエレベータの速度特性図である。
図8に示すエレベータは、主ロープ10が巻掛けられる綱車11と、主ロープ10の両端にそれぞれ連結されるかご12、およびつり合いおもり13と、綱車11を駆動するトラクションマシン14とを備えている。このトラクションマシン14は、電動機15の出力軸に取付けられるウオームギヤ16と、このウオームギヤ16と噛合するホイールギヤ17と、このホイールギヤ17から綱車11へ回転力を伝達するホイールギヤ軸18を備えており、図9に示すように、このホイールギヤ軸18は、ころがりタイプの回転軸受19、20によって回転可能に支持されている。
【0003】
前記の電動機15が回転するとき、ウオームギヤ16、ホイールギヤ17およびホイールギヤ軸18を介して綱車11へ回転力が伝達され、この綱車11は例えば15rpm〜90rpm程度の低速で回転する。なお、かご12を昇降させる牽引力は、かご12の自重や積載荷重、つり合いおもり13の自重および主ロープ10の自重などによって綱車11および主ロープ10間に生じる摩擦によって生じるようになっている。
【0004】
一般にエレベータでは、図10に示すようにかご12の走行速度が変化しており、例えば時間T1で前記の電動機15を起動すると、トラクションマシン14、綱車11、および主ロープ10を介してかご12が駆動されるので、このかご12が加速走行した後、時間T2で定速走行状態に到達する。次いで、時間T3で前記の電動機15の駆動状態を停止すると、かご12が減速走行して時間T4で停止する。
【0005】
このようなエレベータでは通常、設置から所定の年数、例えば10数年を経過した後、トラクションマシン14を分解して回転軸受19、20などをすべて新品と交換するようになっていた。また、上述した所定の年数が経過する以前に、回転軸受19、20が損傷してもトラクションマシン14が故障するまで前記の損傷を発見できないという懸念があった。
【0006】
また、一般に低速で継続的に回転する回転機械がプラントなどに備えられている場合、前記の回転機械が突然に停止したとき、プラント全体の停止が余儀なくされ、大きな被害をこうむる懸念があるため、前記の回転機械の損傷状態、特に軸受部分の損傷状態を稼働したままの状態で分解せずに、すなわち非分解で検査することが要望されており、そのために従来よりアコースティック・エミッション方式の損傷検出装置が数多く提案されている。
【0007】
この種の損傷検出装置は、ころがり軸受で発生するアコースティック・エミッション信号(以下、AE信号と称する)を検知する検知センサ(いわゆるAEセンサ)を備えており、回転機械が定速で回転するときに検知センサでAE信号を検知し、この検知したAE信号に基づいて前記の軸受の異常を検出するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の回転軸受の損傷検出装置では、回転機械が比較的速く定速で回転する場合に回転軸受の異常を正確に検出できるとともに、回転機械が稼働したままの状態で分解せずに容易に前記の検出を行なえるが、回転機械が比較的低速で回転する場合や間歇的に回転する場合、回転軸受の異常を確実に検出することが困難であった。
【0009】
例えば、エレベータの回転軸受19、20の損傷検出のために上述した従来の損傷検出装置を用いようとした場合、ホイールギヤ軸18は例えば15rpm〜90rpm程度の低速で回転するとともに、図10に示すようにかご12が加速走行、定速走行、減速走行および停止し、すなわちかご12の速度変化の度合いが大きいため、検知したAE信号に基づいて回転軸受19、20の異常を確実に検出することが困難であった。さらに、電動機15をインバータ運転する場合には、電動機15の加速、減速時にAE信号とほぼ同帯域の高周波ノイズが多量に発生し、この高周波ノイズも検知センサで検出されるため、これらのAE信号と高周波ノイズとの弁別は困難であり、上述した損傷状態の正確な検出が困難であるという問題が顕著であった。したがって、エレベータの回転軸受19、20の損傷検出に従来の損傷検出装置を用いることは難しいため、上述したようにエレベータ設置から所定の年数を経過した後、トラクションマシン14を分解して回転軸受19、20をすべて新品と交換するようになっていた。
【0010】
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータ用回転機械に備えられる回転軸受の異常を容易にかつ確実に検出することのできるエレベータ用回転軸受の損傷検出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、エレベータ用回転機械に備えられる回転軸受の近傍に設置され、この回転軸受で発生するアコースティック・エミッション信号を含むノイズを検知する検知センサを有し、前記アコースティック・エミッション信号に基づいて前記回転軸受の異常を検出するエレベータ用回転軸受の損傷検出装置において、前記検知センサから出力される検知信号のうちの所定周波数を越える周波数成分のみを選択的に検波出力信号として通過させる信号処理手段と、前記回転機械の回転数を検出する回転数検出器と、この回転数検出器で検出される回転数に基づいてかごの動作状態を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応じて前記かごが定速走行するときのみ作動し、あらかじめ定められるしきい値を越える前記検波出力信号の出力回数を計測する計測手段と、この計測手段で計測した結果を出力する出力手段と、この出力手段による出力回数があらかじめ定められる回数を越えたときに作動する警告手段を備えた構成にしてある。
【0012】
上記のように構成した本発明によれば、エレベータ用回転機械に備えられる回転軸受の近傍に設置した検知センサにより、回転軸受の損傷に伴って生じるAE信号が検知されるとともに、回転軸受の外部で生じる機械的なノイズ(例えば主ロープのきしみ音や、ギヤの噛み合い音など)、およびエレベータ用電動機がインバータ運転される場合に生じるインバータノイズなども検知されるが、前記の機械的なノイズには、AE信号に比べて低い周波数成分が主に含まれることが実験で確認されているので、信号処理手段で所定周波数を越える周波数成分のみを選択的に通過させることにより、前記の機械的なノイズの低い周波数成分を除外することができる。また、エレベータ用電動機がインバータ運転される場合、かごの加速時および減速時にAE信号とほぼ同帯域の高周波ノイズが多量に発生し、一方、かごの定速走行時には前記の高周波ノイズがわずかであることが実験で確認されているので、前記の回転数検出器で検出される回転数に基づいて、判定手段によりかごの動作状態を判定し、かごの定速走行時のみ計測手段を作動させることにより、前記のインバータ運転に伴って生じる高周波ノイズの周波数成分を除外することができる。これにより、エレベータ用回転機械に備えられる回転軸受の異常を検出する際に前記の機械的なノイズおよびインバータノイズの影響を受けることがなくて済むので、回転軸受の異常検出を確実に行なうことができる。また、回転機械の分解を要せずに済むので前記の回転軸受の異常検出が容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエレベータ用回転軸受の損傷検出装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るエレベータ用回転軸受の損傷検出装置のブロック図、図2は図1の損傷検出装置に備えられる回転数検出器の取付位置を示す図、図3は図1の損傷検出装置に備えられる検知センサの取付位置を示す図、図4は回転軸受で発生するAE信号の周波数特性図、図5は回転軸受の周辺で発生する機械的なノイズの周波数特性図、図6はかごの加速時および減速時に発生するインバータノイズの周波数特性図、図7はかごの定速走行時に発生するインバータノイズの周波数特性図である。なお、図1〜図3において前述した図8、図9に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
【0014】
図1に示す本形態の損傷検出装置は、図2に示すように綱車11の外周の近傍に設置され、回転軸受19、20の回転数を検出する回転数検出器(すなわちロータリエンコーダ)1と、回転軸受19で発生するAE信号を含むノイズを検知する検知センサ2と、この検知センサ2から出力される検知信号を増幅する増幅回路3と、増幅した検知信号のうちの所定周波数、例えば40kHzを越える周波数成分のみを選択的に通過させるハイパスフィルタ(特に、高周波通過フィルタ:FPF)4と、このハイパスフィルタ4を通過したAE信号の周波数成分を検波する検波回路5と、この検波回路5から出力される検波出力信号aと前記の回転数検出器1から出力される回転パルス信号bに基づいて演算処理を行ない、かご12が定速走行するときのみ作動する演算制御回路6と、あらかじめ定められるしきい値を越える検波出力信号aの出力回数をカウントするカウンタ7と、このカウンタ7でカウントした検波出力信号aの出力回数があらかじめ定められる回数を越えたことを表示する表示器8とからなっている。
【0015】
上述した検知センサ2は、図3に示すように、回転軸受19の近傍に設置されており、この検知センサ2によって、回転軸受19の転動体、内輪や外輪のいずれかに損傷などの欠陥が生じた場合に発生するAE信号とともに、回転軸受19の外部で生じる機械的なノイズ(例えば主ロープ10のきしみ音、ウオームギヤ16およびホイールギヤ17の噛み合い音など)や、電動機15のインバータ運転に伴って生じるインバータノイズなども同時に検知される。これらのAE信号、機械的なノイズ、かご12の加速、減速時のインバータノイズ、およびかご12の定速走行時のインバータノイズは、それぞれ図4、図5、図6、図7に示す周波数特性を有することが実験で確認されている。すなわち、主ロープ10のきしみ音、ウオームギヤ16およびホイールギヤ17の噛み合い音などの機械的なノイズの主成分はいずれの場合も、図5に示すように20〜30kHz程度の低い周波数であることが確認されている。また、かご12の加速時および減速時のインバータノイズには、図6に示すように20〜30kHzの低周波成分が含まれるとともに、図4に示すAE信号の60〜70kHz程度の周波数成分とほぼ同帯域の50〜60kHzの高周波成分も多量に含まれている。さらに、かご12の定速走行時のインバータノイズには、図7に示すように前記の高周波成分がわずかであることが確認されている。
【0016】
また、上述した演算制御回路6は、単位時間当たりの回転パルス信号bをカウントして微分演算によりかご12の走行速度およびその変化の度合いを演算し、かご12が定速走行であるかどうか判定するとともに、かご12の定速走行時のみ前記の検波出力信号aに基づいて演算し、演算結果があらかじめ定められるしきい値を越えた場合にカウント信号をカウンタ7へ出力するようになっている。
【0017】
この実施形態にあっては、回転数検出器1により回転軸受19の回転数を検出して回転パルス信号bを出力するとともに、回転軸受19で発生するAE信号を含むノイズを検知センサ2により検知し、前記のノイズに対応して出力される検知信号を増幅回路3で増幅した後、所定周波数、例えば40kHzを越える周波数成分のみをハイパスフィルタ4により選択的に通過させて検波回路5で検波して検波出力信号aを出力する。次いで、かご12の定速走行時のみ検波出力信号aを演算処理してカウント信号をカウンタ7へ出力し、カウンタ7によりあらかじめ定められるしきい値を越える検波出力信号aの出力回数をカウントし、この出力回数があらかじめ定められる回数を越えたとき、その旨を表示器8で表示する。
【0018】
このように構成した本実施形態では、ハイパスフィルタ4により検知信号のうちの所定周波数を越える周波数成分のみを選択的に通過させることにより、機械的なノイズの低い周波数成分を除外できるとともに、かご12の定速走行時のみ演算制御回路6で計測することにより、かご12の加速時および減速時に生じるインバータノイズの高周波成分を除外できる。したがって、これらの機械的なノイズおよびインバータノイズの影響を受けることがなくて済むので、回転軸受19の異常を確実に検出することができる。また、表示器8の表示を見ることにより回転軸受19が異常かどうか確認でき、その際にトラクションマシン14や回転軸受19を分解する必要がないので、回転軸受19の異常検出が容易である。
【0019】
なお、本実施形態では、前記の増幅回路3、ハイパスフィルタ4および検波回路5によって、検知センサ2から出力される検知信号のうちの所定周波数を越える周波数成分のみを選択的に検波出力信号aとして通過させる信号処理手段が構成され、演算制御回路6によって、回転数検出器1で検出される回転数に基づいてかご12の動作状態を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応じてかご12が定速走行するときのみ、前記の信号処理手段を通過した検波出力信号aの出力回数を計測する計測手段とが構成され、さらに、カウンタ7および表示器8によって、前記の計測手段で計測した結果を出力する出力手段が構成されている。
【0020】
また、本実施形態では、検波出力信号aの出力回数があらかじめ定められる回数を越えた旨を表示器8で表示するようにしたが、この表示器8と連動する警告手段、例えば警告灯を設け、検波出力信号aの出力回数があらかじめ定められる回数を越えたときに前記の警告灯を点灯させることもできる。
【0021】
また、本実施形態では回転軸受19の異常を検出する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、回転軸受20などの他の回転軸受の異常を同様の手順で検出することもできる。
【0022】
また、本実施形態では電動機15をインバータ運転する場合を例示したが、インバータ運転以外の場合にも本実施形態の損傷検出装置を適用できる。
【0023】
さらに、かご12が昇降する階床階が比較的少ないエレベータでは、かご12が定速で走行する時間が短いため、回転軸受19で発生するAE信号を検知する時間が規定時間に満たないこともあり得る。そこで、かご12が断続的に定速走行する時間を前記の規定時間まで加算することにより、かご12が昇降する階床階が比較的多く、かご12が定速で走行する時間が長いエレベータとの間で検出精度の平衡を取ることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、エレベータ用回転軸受の異常を容易にかつ確実に検出することができ、したがって、例えばトラクションマシンなどのオイル診断時のような比較的短い時間間隔で行なわれる保守作業時にも前記の回転軸受が損傷したかどうか確認できるため、エレベータ保守作業を効率的に行なえるという効果がある。また、前記の回転軸受の損傷を早期発見することによりエレベータの停止を未然に防げるため、信頼性の高いエレベータが得られるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータ用回転軸受の損傷検出装置のブロック図である。
【図2】図1の損傷検出装置に備えられる回転数検出器の取付位置を示す図である。
【図3】図1の損傷検出装置に備えられる検知センサの取付位置を示す図である。
【図4】回転軸受で発生するAE信号の周波数特性図である。
【図5】回転軸受の周辺で発生する機械的なノイズの周波数特性図である。
【図6】かごの加速時および減速時に発生するインバータノイズの周波数特性図である。
【図7】かごの定速走行時に発生するインバータノイズの周波数特性図である。
【図8】回転機械の一例であるトラクションマシンを備えたエレベータの説明図である。
【図9】図8に示すトラクションマシンの断面図である。
【図10】一般的なエレベータの速度特性図である。
【符号の説明】
1 回転数検出器
2 検知センサ
3 増幅回路
4 ハイパスフィルタ
5 検波回路
6 演算制御回路
7 カウンタ
8 表示器
14 トラクションマシン(回転機械)
15 電動機
17 ホイールギヤ
19、20 回転軸受

Claims (3)

  1. エレベータ用回転機械に備えられる回転軸受の近傍に設置され、この回転軸受で発生するアコースティック・エミッション信号を含むノイズを検知する検知センサを有し、前記アコースティック・エミッション信号に基づいて前記回転軸受の異常を検出するエレベータ用回転軸受の損傷検出装置において、
    前記検知センサから出力される検知信号のうちの所定周波数を越える周波数成分のみを選択的に検波出力信号として通過させる信号処理手段と、前記回転機械の回転数を検出する回転数検出器と、この回転数検出器で検出される回転数に基づいてかごの動作状態を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応じて前記かごが定速走行するときのみ作動し、あらかじめ定められるしきい値を越える前記検波出力信号の出力回数を計測する計測手段と、この計測手段で計測した結果を出力する出力手段と、この出力手段による出力回数があらかじめ定められる回数を越えたときに作動する警告手段を備えたことを特徴とするエレベータ用回転軸受の損傷検出装置。
  2. エレベータは、インバータ運転される電動機と、低速で回転し、前記電動機で出力される回転トルクを伝達するホイールギヤを含むトラクションマシンとを備え、前記ホイールギヤを回転可能に支承する回転軸受の近傍に検知センサを設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用回転軸受の損傷検出装置。
  3. ホイールギヤは、15rpm〜90rpmの範囲内の回転速度で間歇的に回転することを特徴とする請求項記載のエレベータ用回転軸受の損傷検出装置。
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