JP2013224853A - 昇降機の低速回転軸受の異常診断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】低速回転軸受から発生する振動周波数が回転設備の稼働振動や外来振動の周波数帯域に混在している場合でも、該軸受の異常診断を的確に行うことが可能な昇降機の低速回転軸受の異常診断方法を提供する。
【解決手段】エスカレータの低速回転軸受5が回転時に発生する機械的振動を振動加速度センサ11で検出し、その検出信号を増幅後に高速フーリエ変換処理した結果に対して、重み付け設定部14が振動周波数帯域に応じた重み付け設定処理を行う。この重み付け設定処理では、診断対象の軸受5が正常時および異常時に発生する特有の振動周波数の帯域(診断帯域)を予め把握しておくことにより、この診断帯域の重み付けの度合いを最も高めておく。エスカレータの機械振動や外来振動の周波数は診断帯域以外の帯域に含まれるため重み付けの度合いが相対的に低くなり、これによりSN比を向上させる。
【選択図】図4
【解決手段】エスカレータの低速回転軸受5が回転時に発生する機械的振動を振動加速度センサ11で検出し、その検出信号を増幅後に高速フーリエ変換処理した結果に対して、重み付け設定部14が振動周波数帯域に応じた重み付け設定処理を行う。この重み付け設定処理では、診断対象の軸受5が正常時および異常時に発生する特有の振動周波数の帯域(診断帯域)を予め把握しておくことにより、この診断帯域の重み付けの度合いを最も高めておく。エスカレータの機械振動や外来振動の周波数は診断帯域以外の帯域に含まれるため重み付けの度合いが相対的に低くなり、これによりSN比を向上させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、昇降機の低速回転軸受が回転時に発生する機械的振動を測定した結果に基づいて該軸受の異常の有無を判定する、昇降機の低速回転軸受の異常診断方法に関する。
回転軸受の異常診断方法としては、振動信号レベルの傾向管理による簡易診断や、高速フーリエ変換を用いた特定周波数のスペクトラム監視によって異常の有無を判定する振動法が広く知られている。例えば、回転機構に組み込まれた転がり軸受が損傷すると、回転数に比例した周期を持つ衝撃的振動が発生し、該軸受の固有振動数の振動信号レベルも増大するため、こうした機械的振動を測定して振動法を適用することにより、該軸受の異常の有無を判定することが可能となる。かかる振動法は、一般的に、ファンやポンプ、減速機等100rpm(毎分100回転)を越える回転設備の軸受の異常診断に適用される。
しかし、エスカレータ等の昇降機に用いられている低速回転軸受の場合、軸受の損傷によって発生する振動の信号レベル(S)が、回転設備の稼働振動や外来振動の信号レベル(N)に比べて小さいため、一般的な振動法によって異常の有無を判定することは難しい。つまり、100rpm以下の低速で回転する軸受においてはSN比(S/N比)が小さく、損傷した軸受から発生する信号がノイズに埋没してしまう可能性が高い。
低速回転軸受の異常診断方法の従来技術としては、振動加速度センサの測定データにローパスフィルタ処理を行ってから3以上の奇数乗処理を行うことによって、低速回転軸受の異常の有無を判定できるようにした診断方法が、特許文献1に開示されている。この従来技術では、低速回転軸受が回転時に発生する機械的振動を振動加速度センサで測定し、この測定データに1kHzのローパスフィルタ処理を行うことにより、回転設備の稼働振動や外来振動の影響を排除している。また、ローパスフィルタ処理した振動の信号レベルに3以上の奇数乗処理を行うことにより、軸受の異常信号とノイズ成分等の相対的に低いレベルの信号との差を増大させて、SN比を大きくしている。
特許文献1に開示された上記の従来技術では、車輪に内蔵されている低速回転軸受の固有振動数がほぼ1kHz以下に限定されるという観点から、1kHzのローパスフィルタ処理を行って不要な周波数帯域の振動データを取り除いているが、エスカレータ等の昇降機に用いられている低速回転軸受で発生する振動周波数は1kHz以上の周波数帯域で顕著であり、回転設備の稼働振動や外来振動の周波数と混在している。そのため、ローパスフィルタ処理によって振動データの周波数帯域を限定してしまうと、昇降機の低速回転軸受の異常診断を的確に行うことは困難になる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、低速回転軸受から発生する振動周波数が回転設備の稼働振動や外来振動の周波数帯域に混在している場合でも、該軸受の異常診断を的確に行うことが可能な昇降機の低速回転軸受の異常診断方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、昇降機の低速回転軸受が回転時に発生する機械的振動を振動加速度センサにて測定し、この振動加速度センサの測定データに基づいて前記軸受の異常の有無を判定する異常診断方法において、診断対象の低速回転軸受が正常時および異常時に発生する特有の振動周波数の帯域を予め把握しておくと共に、前記振動加速度センサから出力される測定データを高速フーリエ変換処理した結果に対して、振動周波数帯域に応じた重み付け設定処理を行い、この重み付け設定処理で、前記特有の振動周波数の帯域の重み付けの度合いを最も高めておくこととした。
このように診断対象の低速回転軸受に特有の振動周波数が際立つように重み付け設定処理を行えば、回転設備の稼働振動や外来振動の周波数帯域に混在している振動データを排除するフィルタ処理を行わなくても、低速回転軸受から発生する振動の信号レベル(S)と、回転設備の稼働振動や外来振動の信号レベル(N)との差を増大させることができるため、SN比が向上する。したがって、振動加速度センサの測定データに基づき、低速回転軸受の異常の有無を的確に診断できるようになる。
上記の異常診断方法において、重み付け設定処理では低速回転軸受に特有の振動周波数の帯域に正の重み付けがなされ、且つ、それ以外の振動周波数帯域に負の重み付けがなされるようにしてあると、異常診断のターゲット信号を著しく際立たせることができるため、低速回転軸受の異常の有無を一層的確に診断できるようになる。
本発明の異常診断方法によれば、診断対象の低速回転軸受に特有の振動周波数が際立つように重み付け設定処理を行うため、フィルタ処理によって振動データの周波数帯域を限定しなくてもSN比を向上させることができる。それゆえ、昇降機の低速回転軸受から発生する振動周波数が回転設備の稼働振動や外来振動の周波数と混在している場合でも、振動加速度センサの測定データに基づいて該軸受の異常診断を的確に行うことができる。
以下、本発明の実施形態例について図面を参照しながら説明する。本実施形態例において診断対象となる低速回転軸受を備えた昇降機は、図1に示すようなエスカレータである。まず、このエスカレータの概略構成について説明する。
図1に示すエスカレータは、駆動モータ1と、減速機2、ドライビングチェーン3、ターミナルギヤ4、ターミナルギヤ軸受5、踏段6、踏段チェーン7、ハンドレール8、ハンドレール駆動装置9、ハンドレール駆動チェーン10等によって概略構成されている。
駆動モータ1の駆動軸には駆動プーリが設けられており、この駆動プーリが減速機2を介してドライビングチェーン3に動力を伝達する。ドライビングチェーン3は、エスカレータ上部に設置されたターミナルギヤ4等を介して踏段チェーン7やハンドレール8に動力を伝達する。踏段チェーン7は踏段6に連結されている。この踏段チェーン7は、エスカレータ上部に設置されたターミナルギヤ4と、エスカレータ下部に設置された別のターミナルギヤ4とに巻き掛けられており、上部側のターミナルギヤ4が駆動モータ1に回転駆動されるのに伴い、踏段チェーン7が踏段6と共に循環稼働するようになっている。また、エスカレータ上部に設置されたターミナルギヤ4には、踏段チェーン7だけでなくハンドレール駆動チェーン10も巻き掛けられており、このハンドレール駆動チェーン10がハンドレール駆動装置9を介してハンドレール8を駆動する。そして、ターミナルギヤ4が回転駆動されると、ハンドレール8が踏段6と同期して循環稼働するため、踏段6上に乗ってハンドレール8を把持している乗客を安全に搬送できるようになっている。
このエスカレータは、ターミナルギヤ4の回転に伴って毎分30メートル程度の速度で乗客を搬送するため、ターミナルギヤ軸受5は50rpm以下で低速回転する。このターミナルギヤ軸受5のように低速回転する軸受は、図2に示すように振動信号レベルが低いため、SN比が小さくなってしまうことが知られている。なお、図2は、低速回転軸受における回転数と振動信号レベルとの一般的な関係を示す特性図である。このように振動信号レベルが低い低速回転軸受の機械的振動を測定して該軸受の異常の有無を判定する手法として、前述したような公知の振動法は適用できない。そのため、本実施形態例では、図3に示すような異常診断システムによってターミナルギヤ軸受5の異常の有無を判定する。
図3に示す異常診断システムは、ターミナルギヤ軸受5の振動加速度信号を検出する振動加速度センサ11と、振動加速度センサ11の検出信号(振動加速度信号)を増幅する増幅器12と、増幅器12からの信号を高速フーリエ変換処理する高速フーリエ変換手段13と、高速フーリエ変換処理した各周波数の振動信号レベルに重み付けする量を設定する重み付け設定部14と、高速フーリエ変換処理および重み付け設定処理を実施した結果を診断データとして表示する診断データ生成部15とによって構成されている。なお、振動加速度センサ11はターミナルギヤ軸受5のハウジング51に設置されており、高速フーリエ変換手段13は、増幅器12から得た信号を30kHzでA/D変換した信号に対して高速フーリエ変換処理を実施する。
次に、図3に示す異常診断システムによる低速回転軸受(ターミナルギヤ軸受5)の異常診断方法の一例を、図4を用いて説明する。図4において、符号16を付した高速フーリエ変換処理結果16は、振動加速度センサ11の検出信号を増幅後に高速フーリエ変換手段13が高速フーリエ変換処理した結果を示している。この高速フーリエ変換処理結果16から明らかなように、ターミナルギヤ軸受5においては、異常診断のターゲット信号となる軸受振動周波数の振動信号レベルが、エスカレータの機械振動や外来振動の信号レベルに埋もれてしまうため、高速フーリエ変換処理のみで異常診断が可能な程度にSN比を向上させることは困難である。そのため、高速フーリエ変換処理した結果に対して重み付け設定部14が重み付け設定処理を実施する。
重み付け設定部14では、図4に示す重み付けテーブル17に基づいて、振動周波数帯域に応じた重み付けを行う。この重み付けテーブル17において、2〜4kHzと5〜7kHzは、診断対象の低速回転軸受(ターミナルギヤ軸受5)が正常時および異常時に発生する特有の振動周波数の帯域であり、異常診断のターゲット信号を含む診断帯域に相当する。この診断帯域は予め把握しておくことができる。具体的には、回転数による軸受のキズ周波数や固有振動数、機械仕様特有の軸受の異常周波数等に関するデータに基づいて、ターミナルギヤ軸受5が正常時および異常時に発生する特有の振動周波数の帯域を高精度に特定することができる。そして、重み付け設定部14が、この診断帯域(2〜4kHzと5〜7kHz)には3倍の重み付けを行い、それ以外の振動周波数帯域には1倍以下の重み付けを行う。つまり、低速回転軸受が発生する振動周波数を含む診断帯域の重み付けの度合いが3倍であるのに対し、エスカレータの機械振動や外来振動の周波数が含まれる不要帯域(診断帯域以外の帯域)の重み付けの度合いが1倍以下に設定されるため、この重み付け設定処理によってSN比を向上させることができる。なお、重み付けテーブル17では、ターミナルギヤ軸受5が7kHz以上の振動周波数を発生する可能性が極めて低いことを予め把握している関係上、7kHz以上の振動周波数帯域の重み付けの度合いが0.5倍以下に設定されている。
こうして高速フーリエ変換処理した結果に対して各周波数帯域に応じた重み付け設定処理を実施することにより、図4に示す診断データ生成結果18が診断データ生成部15によって表示される。この診断データ生成結果18を高速フーリエ変換処理結果16と比較すれば明らかなように、異常診断のターゲット信号を含む診断帯域の振動信号レベルと、それ以外の周波数帯域の振動信号レベルとの差が増大して、SN比が向上している。
このように診断対象の低速回転軸受(ターミナルギヤ軸受5)に特有の振動周波数が際立つように重み付け設定処理を行えば、回転設備の稼働振動や外来振動の周波数帯域に混在している振動データを排除するフィルタ処理を行わなくても、該軸受5が発生する振動の信号レベル(S)と、エスカレータの機械振動や外来振動の信号レベル(N)との差を増大させて、SN比を向上させることができるため、振動加速度センサ11の測定データに基づいて該軸受5の異常の有無を的確に診断できるようになる。すなわち、OA値による閾値判定や初期値との比較等の一般的な診断方法を採用して、ターミナルギヤ軸受5の異常診断を的確に行うことが可能となる。
次に、図3に示す異常診断システムによる低速回転軸受(ターミナルギヤ軸受5)の異常診断方法の他の例を、図5を用いて説明する。図5に示す重み付けテーブル19は、図4に示す重み付けテーブル17と異なっている。そのため、図5に示す診断データ生成結果20は、図4に示す診断データ生成結果18と大きく異なったものになっている。ただし、高速フーリエ変換手段13が行う高速フーリエ変換処理結果16は、図5においても図4の場合と同じである。
この異常診断方法では、図5に示す重み付けテーブル19に基づく重み付け設定処理によって、異常診断のターゲット信号を含む診断帯域(2〜4kHzと5〜7kHz)に正の重み付けがなされ、それ以外の振動周波数帯域に負の重み付けがなされる。つまり、重み付け設定部14は、低速回転軸受が発生する振動周波数を含む診断帯域には3倍の重み付けを設定するものの、エスカレータの機械振動や外来振動の周波数が含まれる不要帯域(診断帯域以外の帯域)には−1倍の重み付けを設定する。このような重み付け設定処理を行うと、図5に示す診断データ生成結果20において、異常診断のターゲット信号が著しく際立った振動信号レベルを示すようになるため、ターミナルギヤ軸受5の異常の有無を一層的確に診断することができる。
なお、図5に示す診断データ生成結果20から、負の重み付けをした振動周波数帯域に対する評価も可能であり、例えば建家設備の振動状況を把握することができる。
以上説明した本実施形態例における重み付けの値は、診断対象固有の特徴を判断することが可能である特定の領域ごとに決定することで、低速回転する軸上であっても目的に応じて正確な判断を行うことが可能となる。なお、具体的な数値については、上記実施形態例に限定されるものではなく、評価する対象に応じて判断を行うのに適した数値を設定するのが良い。また、フィルタを使用して信号を排除してしまうものと異なり、信号を残したまま判断材料とする特定領域の周波数帯の信号に倍数を掛ける方法によって評価を行いやすくしながら、評価目的とするものとは異なる異常や変化なども発見することなども可能となる。特に、負の重み付けをした場合、目的とする評価を行いやすくしながら、その他の特性や傾向なども検討することがより容易に行うことができる。
1 駆動モータ
3 ドライビングチェーン
4 ターミナルギヤ
5 ターミナルギヤ軸受(低速回転軸受)
6 踏段
7 踏段チェーン
8 ハンドレール
10 ハンドレール駆動チェーン
11振動加速度センサ
12 増幅器
13 高速フーリエ変換手段
14 重み付け設定部
15 診断データ生成部
16 高速フーリエ変換処理結果
17,S19 重み付けテーブル
18,S20 診断データ生成結果
3 ドライビングチェーン
4 ターミナルギヤ
5 ターミナルギヤ軸受(低速回転軸受)
6 踏段
7 踏段チェーン
8 ハンドレール
10 ハンドレール駆動チェーン
11振動加速度センサ
12 増幅器
13 高速フーリエ変換手段
14 重み付け設定部
15 診断データ生成部
16 高速フーリエ変換処理結果
17,S19 重み付けテーブル
18,S20 診断データ生成結果
Claims (2)
- 昇降機の低速回転軸受が回転時に発生する機械的振動を振動加速度センサにて測定し、この振動加速度センサの測定データに基づいて前記軸受の異常の有無を判定する異常診断方法において、
診断対象の低速回転軸受が正常時および異常時に発生する特有の振動周波数の帯域を予め把握しておくと共に、前記振動加速度センサから出力される測定データを高速フーリエ変換処理した結果に対して、振動周波数帯域に応じた重み付け設定処理を行い、この重み付け設定処理で、前記特有の振動周波数の帯域の重み付けの度合いを最も高めておくことを特徴とする昇降機の低速回転軸受の異常診断方法。 - 請求項1の記載において、前記重み付け設定処理では前記特有の振動周波数の帯域に正の重み付けがなされ、且つ、それ以外の振動周波数帯域に負の重み付けがなされることを特徴とする昇降機の低速回転軸受の異常診断方法。
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