JP3742308B2 - 帳票処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帳票処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
帳票処理装置は、近年、文字認識技術の向上により使用される用途が増えている。例えば、銀行、官公庁を始め様々な分野で使用する各種伝票、申込書等の帳票は、従来は処理する人が帳票の内容をコンピュータに入力して所定の処理を行っていた。しかしながら、最近では特開平6−107364号公報や特開平11−177784号公報にて開示されているように、光学的文字認識装置、すなわちOCR(Optical Character Reader)を用いて帳票上の文字が読み取られ、コンピュータ内に取り込まれ、読み取った文字が認識され、この認識された文字を元に様々な処理を行っている。
【0003】
図9はこのような帳票処理装置の一例を示す図である。帳票処理装置100は筐体101を備えている。筐体101には、帳票Tを供給する帳票供給部110と、帳票Tを搬送する搬送機構120と、この搬送機構120により搬送されている帳票Tより記録を読み出す情報読取部130と、帳票Tに印字を行うプリンタ部140と、これらを連携制御する制御コンピュータ150とが設けられている。なお、図中Hは搬送路を示している。
【0004】
帳票供給部110は、ホッパ111と、このホッパ111に取付けられ帳票Tを載置するとともに、帳票Tが取り出されていくに従って上方に移動するベース112と、ゴム等の材質からなり、ベース112上の帳票Tを取り出す取出ローラ113a,113bと、帳票Tを分離するセパレータ114とを備えている。
【0005】
搬送機構120は、帳票Tを挟んで一定速度で搬送するテンションローラ121及びドライブローラ122と、帳票Tが排出されるスタッカ123とを備えている。
【0006】
情報読取部130は、光源131a,131bと、リフレクタ132と、折り返しミラー133,134と、レンズ135と、CCDセンサ136、137とを備えている。
【0007】
プリンタ部140は、ドットプリンタヘッド141と、インクリボン142と、プラテン143とを備えている。
【0008】
このように構成された帳票処理装置100では、次のようにして帳票Tの読み取りが行われる。すなわち、帳票Tが積層された帳票束をベース112に載置する。束の一番上の帳票Tは、取り出しローラ113a,113bが時計回りに回転することにより、帳票Tが一枚ずつ取り出されていく。取り出しローラ113a,113bによって帳票Tが複数枚取り出された場合には、セパレータ114で二枚目以降の帳票Tが一枚目の帳票Tと一緒に取り出されることを防ぐ。取り出された帳票Tは、図中矢印R方向に搬送され、テンションローラ121と、ドライブローラ122との間で搬送力を受けながら一定速度で搬送される。
【0009】
帳票Tが読取部Aに到達すると、帳票T表面に表示される情報の読み取りを開始する。読み取り方法は光源131a,131bから照射された光をリフレクタ132で読取部Aに集光させ、読取部Aの位置にある帳票Tの文字に光が照射されると、帳票Tからの反射光は折り返しミラー133,134で折り返されて、レンズ135を通りCCDセンサ136で結像される。光源131a,131bからCCDセンサ136までの光路を光路Kとする。CCDセンサ136で読み取られた帳票Tの情報は、制御コンピュータ150に取込まれ文字の認識が行われデータ処理される。
【0010】
前記一連の動作は帳票Tを移動させながら連続して行われる。また帳票T表面の情報を読み取る際は通常縮小光学系が用いられる。読取部Aを通過した帳票Tが読取部Bに到達すると、帳票T裏面の情報の読み取りを開始する。読取部Bでは、縮小光学系が入るスペースがないため密着型のラインCCDセンサ137が用いられる。帳票T裏面の情報を読み取る必要がない場合は、密着型のラインCCDセンサ137は不要である。
【0011】
読取部Bを通過した帳票Tは、搬送路Hに沿って搬送される。搬送路Hによって搬送される帳票Tは、帳票Tから情報を読み取ったことを示す印がプリンタ部140において記録される。すなわち、インクリボン142とプラテン143との間にある帳票Tに、所定の文字例えば受付番号または使用者固有の番号などが印字される。印字が終了した帳票Tは、矢印の方向に搬送されスタッカ150に送られる。この様な動作を帳票Tがベース112からなくなるまで連続して行われて、読み取り、印字が終了した帳票Tはスタッカ150に集積される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した帳票処理装置には以下のような問題があった。すなわち、同じ種類の帳票Tを一枚ずつ取出す場合は問題ないが、様々な大きさ、厚さ、紙質が違う帳票Tが混在したものを取出す場合、帳票Tの向きは揃って入ないことが多い。これは、ホッパに載せる際にある程度帳票を揃えても、大きさや種類が違った帳票を積層させると帳票間の摩擦係数の違いにより向きを揃えることが困難なためである。
【0013】
したがって、スキュー(向きが正常な搬送方向からずれた)した帳票Tが積層された状態から一枚ずつ取り出される場合がある。このとき従来の装置ではスキュー補正を行う手段がなく、スキュー量が大きい帳票Tの場合文字認識ができなくなる虞があった。
【0014】
そこで本発明は、大きさ、厚さ、紙質が違う帳票Tが混在した場合であっても簡単な機構で確実にスキュー補正を行うことが可能な帳票処理装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の帳票処理装置は次のように構成されている。
【0016】
(1)帳票上に記録された情報を読み取る帳票処理装置において、積層配置された帳票を供給する帳票供給部と、前記帳票を搬送路に沿って搬送する搬送機構と、前記搬送路において前記帳票上に記録された情報を読取る情報読取部とを備え、前記搬送機構は、取出ローラを積層された前記帳票に接触回転させて前記帳票を一枚ずつ取出す取出手段と、この取出手段により取出された帳票のスキュー量を検出する検出手段と、前記スキュー量に基づいて前記取出された帳票のスキューを補正する補正手段とを具備し、前記補正手段は、振動モータにブラシを取付けた振動ブラシと、この振動ブラシを搬送方向に対して交差する交差方向に沿って前記帳票に接離させる振動ブラシ駆動部とを具備することを特徴とする。
【0018】
)前記(1)に記載された帳票処理装置であって、前記補正手段は、前記帳票を挟む少なくとも一対の駆動ローラ及びテンションローラからなるスキュー補正ローラと、前記スキュー補正ローラの軸心線を前記搬送方向に平行する面内で傾けるローラ軸傾斜機構とを具備することを特徴とする。
【0019】
)前記(1)に記載された帳票処理装置であって、前記補正手段は、互いに平行に配置された複数の搬送ベルトと、これら搬送ベルトの速度を前記スキュー量に基づいて速度差を設定する速度差設定手段とを具備することを特徴とする。
【0020】
)前記(1)に記載された帳票処理装置であって、前記取出手段は、前記補正手段による前記帳票のスキューを補正する際に、前記取出ローラを前記帳票から離間させる離間手段を具備することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る帳票処理装置の構成を示す図、図2の(a)は、同帳票処理装置に組み込まれた補正装置60を示す平面図、図2の(b)は、同補正装置60を示す正面図、図2の(c)は、同補正装置60の側面図である。
【0022】
帳票処理装置1は、筐体2を備えている。筐体2には、帳票Tを供給する帳票供給部10と、帳票Tを搬送する搬送機構20と、この搬送機構20により搬送されている帳票Tより記録を読み出す情報読取部30と、帳票Tに印字を行うプリンタ部40と、これらを連携制御する制御コンピュータ50と、帳票供給部10と搬送機構20との間に配置され、供給された帳票Tのスキューを補正する補正装置60とが設けられている。なお、図中Hは搬送路を示している。
【0023】
帳票供給部10は、ホッパ11と、このホッパ11に取付けられ帳票Tを載置するとともに、帳票Tが取り出されていくに従って上方に移動するベース12と、ゴム等の材質からなり、ベース12上の帳票Tを取り出す取出ローラ13a,13bと、帳票Tを分離する分離パッド14とを備えている。
【0024】
搬送機構20は、帳票Tを挟んで一定速度で搬送するテンションローラ21及びドライブローラ22と、帳票Tが排出されるスタッカ23とを備えている。
【0025】
情報読取部30は、光源31a,31bと、リフレクタ32と、折り返しミラー33,34と、レンズ35と、CCDセンサ36、37とを備えている。なお、図1中A,Bは読取位置を示している。
【0026】
プリンタ部40は、は、ドットプリンタヘッド41と、インクリボン42と、プラテン43とを備えている。
【0027】
補正装置60は、帳票Tの奥行き方向に沿って複数個設置され、帳票Tの位置を検出することで帳票Tのスキュー量あるいはスキュー角を測定する複数組の位置センサ61,62と、搬送ベルト63と、この搬送ベルト63に対向配置された複数の振動ブラシ64と、側壁65とを備えている。
【0028】
位置センサ61,62は、それぞれ発光部61a及び受光部61b、発光部62a及び受光部62bとを備えている。位置センサ61は、光路上に帳票Tがないときは光が受光部61bで検出でき、帳票Tがあるときは検出できないことを利用して帳票Tの位置検知を行うように構成されている。なお、スキュー補正された帳票Tのスキュー量は、位置センサ62により同様にして確認できるようになっている。
【0029】
振動ブラシ64は、駆動電圧がCD5(V)程度で5,000rpm〜7,000rpm程度の回転数が得られる振動モータ64aと、例えばナイロンを主成分とし、静電気を除去できる材質のブラシ64bとを備えている。
【0030】
このように構成された帳票処理装置1では、次のようにして帳票Tの読み取りが行われる。すなわち、帳票Tが積層された帳票束をベース12に載置する。束の一番上の帳票Tは、取り出しローラ13a,13bが時計回りに回転することにより、帳票Tが一枚ずつ取り出され、搬送ベルト63上に供給される。なお、取り出しローラ13a,13bによって帳票Tが複数枚取り出された場合には、分離パッド14で二枚目以降の帳票Tが一枚目の帳票Tと一緒に取り出されることを防ぐ。
【0031】
補正装置60では、位置センサ61によりスキュー量を測定し、スキュー量が所定の読取りに支障がないスキュー量の場合はそのまま読取位置A方向に搬送する。スキュー量が所定の量より大きい場合、帳票Tは搬送ベルト63上で振動ブラシ64によりスキュー補正が行われる。
【0032】
搬送ベルト63に送られた帳票Tは、帳票の先端が位置センサ61を抜けたときに検知されるスキュー量を測定し、所定のスキュー量より大きい場合に振動ブラシ64を帳票Tの搬送方向に対して垂直方向に振動させることにより、帳票Tの表面を接触及び離間を繰返すことによりスキュー補正を行う。振動ブラシ64を動作させるタイミングは、帳票Tの先端が位置センサ62に達したときにはまだ帳票の後端は取出ローラ13a,13bにあるため、帳票Tの後端が位置センサ61を通過後に振動ブラシ64を作動させ、帳票Tの先端が搬送機構20に入る前までにスキュー補正を終了させるようにしている。
【0033】
スキュー補正の際、帳票Tは側壁65にまず帳票Tの角が当たり、次に側壁に沿って帳票Tがならうため搬送方向と平行になるようにスキュー補正できる。従って、様々な向きを向いた帳票Tに対しても同様にスキュー補正が可能となる。
【0034】
なお、ここでは位置センサ61,62をそれぞれ3組ずつ設置してあるが、これは扱う帳票Tの大きさが例えばA8〜A3サイズまであり、精度よくスキュー量を測定するためにはそれぞれの帳票の大きさに応じて2組ずつ使用するようにした方がよいからである。このため、ここでは3組用いているが複数組あれば何組設置していてもよい。
【0035】
スキューが補正された帳票Tは、図中矢印R方向に搬送され、テンションローラ21と、ドライブローラ22との間で搬送力を受けながら一定速度で搬送される。
【0036】
帳票Tが読取位置Aに到達すると、帳票T表面に表示される情報の読み取りを開始する。読み取り方法は光源31a,31bから照射された光をリフレクタ32で読取位置Aに集光させ、読取位置Aの位置にある帳票Tの文字に光が照射されると、帳票Tからの反射光は折り返しミラー33,34で折り返されて、レンズ35を通りCCDセンサ36で結像される。光源31a,31bからCCDセンサ36までの光路を光路Kとする。CCDセンサ36で読み取られた帳票Tの情報は、制御コンピュータ50に取込まれ文字の認識が行われデータ処理される。
【0037】
前記した一連の動作は帳票Tを移動させながら連続して行われる。また帳票T表面の情報を読み取る際は通常縮小光学系が用いられる。読取位置Aを通過した帳票Tが読取位置Bに到達すると、帳票T裏面の情報の読み取りを開始する。読取位置Bでは、縮小光学系が入るスペースがないため密着型のラインCCDセンサ37が用いられる。帳票T裏面の情報を読み取る必要がない場合は、密着型のラインCCDセンサ37は不要である。
【0038】
読取位置Bを通過した帳票Tは、搬送路Hに沿って搬送される。搬送路Hによって搬送される帳票Tは、帳票Tから情報を読み取ったことを示す印がプリンタ部40において記録される。すなわち、インクリボン42とプラテン43との間にある帳票Tに、所定の文字例えば受付番号または使用者固有の番号などが印字される。印字が終了した帳票Tは、矢印の方向に搬送されスタッカ23に送られる。この様な動作を帳票Tがベース12からなくなるまで連続して行われて、読み取り、印字が終了した帳票Tはスタッカ23に集積される。
【0039】
上述したように本第1の実施の形態に係る帳票処理装置1によれば、補正装置60により帳票Tのスキューを補正するようにしているので、大きさ、厚さ、紙質が違う帳票Tが混在し、方向が揃わない状態で入ってきた帳票Tであっても文字認識等を適切に行うことができる。また、帳票Tの表面を振動ブラシ64により押すだけの簡単な機構でスキューを補正できるので、複雑な機構が必要ない。
【0040】
さらに、帳票Tに与える負荷が小さい振動ブラシ64を用いているので、ノーカーボン紙や帳票の裏にカーボンが塗布してある裏カーボン紙等の汚れが付着しやすい帳票、あるいは債権、商品券等の汚すのが厳禁な物に対しても汚すことを防止することができる。
【0041】
図3〜図5は、本発明の第2の実施の形態に係る帳票処理装置1に組み込まれた補正装置70を示す図であって、図3は帳票を取り出した直後の状態を示した平面図、図4はその正面図である。なお、これらの図中、図1と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0042】
補正装置70は、帳票Tの奥行き方向に沿って複数個設置され、帳票Tの位置を検出することで帳票Tのスキュー量あるいはスキュー角を測定する複数組の位置センサ71,72と、搬送ローラ73,74と、スキュー補正機構75とを備えている。
【0043】
位置センサ71,72は、それぞれ発光部71a及び受光部71b、発光部72a及び受光部72bとを備えている。位置センサ71は、光路上に帳票Tがないときは光が受光部71bで検出でき、帳票Tがあるときは検出できないことを利用して帳票Tの位置検知を行うように構成されている。なお、スキュー補正された帳票Tのスキュー量は、位置センサ72により同様にして確認できるようになっている。
【0044】
スキュー補正機構75は、図5に示すように、その軸心線P1,P2が帳票Tの搬送方向Rに平行であるテンションローラ76及び駆動ローラ77と、これらテンションローラ76及び駆動ローラ77の向きを変える補正部78と、駆動ローラ77に駆動力を与える駆動部79とを備えている。なお、テンションローラ76は、ローラ軸支部76aにより図中C軸回りに回動可能に支持されており、駆動ローラ77は、ローラ軸支部77aにより図中C軸回りに回動可能に支持されている。
【0045】
補正部78は、補正用モータ78aの回転力をローラ軸支部76aに伝達するための、タイミングプーリ78b、タイミングベルト78c、タイミングプーリ78d、シャフト78e、タイミングプーリ78f、タイミングベルト78g、タイミングプーリ78hを備えている。また、補正用モータ78aの回転力をローラ軸支部77aに伝達するための、タイミングプーリ78j、タイミングベルト78k、タイミングプーリ78mを備えている。
【0046】
駆動部79は、駆動用モータ79aと、駆動プーリ79bと、ローラ77と駆動プーリ79bとの間に掛け渡された駆動用ベルト79cとを備えている。
【0047】
このように構成された補正装置70では、次のようにして帳票Tのスキューが補正される。位置センサ71によりスキュー量を測定し、スキュー量が所定の読取りに支障がないスキュー量の場合はそのまま読取位置A方向に搬送する。スキュー量が所定の量より大きい場合、帳票Tの先端がテンションローラ76及び駆動ローラ77で挟持された後、帳票Tの後端が位置センサ71を通過した後、測定されたスキュー量に応じてテンションローラ76及び駆動ローラ77を図3の矢印M方向に回転させることによりスキュー補正を行う。スキューが補正されたかどうかは、位置センサ72により検知でき、スキュー補正ができなかった場合は読取を行わずに排出される。
【0048】
なお、スキュー補正が終了したらスキュー補正ローラ10は直ちに元の水平方向に戻るようにし、次の帳票のスキュー補正がスムーズに行えるように制御している。また、ここでは一対のローラでスキュー補正を行うようにしているが、複数対のローラで行っても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0049】
上述したように本実施の形態に係る補正装置70によれば、補正装置60と同様の効果が得られるとともに帳票Tを搬送する方向にも回転力を与えているため、帳票Tを搬送させながらスキュー補正を行うことができる。
【0050】
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る帳票処理装置1に組み込まれた補正装置80を示す図である。
【0051】
補正装置80は、帳票Tの奥行き方向に沿って複数個設置され、帳票Tの位置を検出することで帳票Tのスキュー量あるいはスキュー角を測定する複数組の位置センサ81,82と、互いに平行に配置された第1の搬送ベルト83及び第2の搬送ベルト84と、これらをそれぞれ独立して駆動する第1の駆動機構85及び第2の駆動機構86とを備えている。
【0052】
位置センサ81,82は、それぞれ発光部81a及び受光部81b、発光部82a及び受光部82bとを備えている。位置センサ81は、光路上に帳票Tがないときは光が受光部81bで検出でき、帳票Tがあるときは検出できないことを利用して帳票Tの位置検知を行うように構成されている。なお、スキュー補正された帳票Tのスキュー量は、位置センサ82により同様にして確認できるようになっている。
【0053】
第1の搬送ベルト83は、一対のシャフト83a,83bと、これらシャフト83a,83bにそれぞれ設けられたプーリ83c,83dと、これらプーリ83c,83dに掛け渡されたベルト83e,83fと、タイミングプーリ83gとを備えている。
【0054】
第2の搬送ベルト84は、一対のシャフト84a,84bと、これらシャフト84a,84bにそれぞれ設けられたプーリ84c,84dと、これらプーリ84c,84dに掛け渡されたベルト84eと、タイミングプーリ84fとを備えている。
【0055】
第1の駆動部85は、駆動モータ85aと、タイミングプーリ85bと、タイミングプーリ83gとタイミングプーリ85bとの間に掛け渡されたタイミングベルト85cとを備えている。
【0056】
第2の駆動部86は、駆動モータ86aと、タイミングプーリ86bと、タイミングプーリ84fとタイミングプーリ86bとの間に掛け渡されたタイミングベルト86cとを備えている。
【0057】
このように構成された補正装置80では、次のようにして帳票Tのスキューが補正される。帳票Tが図6に示すようにスキューして取出された場合、まず位置センサ81でスキュー量を測定する。この場合、手前の側壁側が遅れて取出されているため、第2の搬送ベルト84の搬送速度V2を第1の搬送ベルト83の搬送速度V1よりスキュー量に応じた分だけ速く搬送させることによりスキュー補正が可能となる。なお、搬送ベルト83,84に速度差をつけるのは帳票Tの後端が位置センサ81を通過後に行うようにするのが望ましい。スキューが補正されたかどうかが位置センサ82により測定された後、テンションローラ21及びドライブローラ22により読取位置Aへ送られる。
【0058】
上述したように、本実施の形態に係る補正装置80は、搬送ベルト83,84に速度差をつけることで、帳票Tのスキューを補正することが可能となる。
【0059】
図7及び図8は、本発明の第4の実施の形態に係る帳票処理装置1に組み込まれた供給機構90及び補正装置94とを示す図である。
【0060】
供給機構90は、搬送ベルト部91と、バックアップ部92と、分離機構93とを備えている。
【0061】
搬送ベルト部91は、プーリ91a,91bと、これらプーリ91a,91b間に掛け渡されたベルト91cとを備えている。バックアップ部92は、レール92aと、このレール92aに案内されて往復動するローラ92b,92cと、これらローラ92b,92cに支持されたバックアップ板92dと、帳票Tを案内するガイド92eとを備えている。分離機構93は、ピックアップローラ93aと、取出ローラ93bと、分離ローラ93cと、取出ローラ93bを図8中矢印G方向に上下動させるソレノイド93dとを備えている。
【0062】
補正装置94は、帳票Tの位置を検出することで帳票Tのスキュー量あるいはスキュー角を測定する複数組の位置センサ95,96,97と、搬送ローラ98と、スキュー補正ローラ99とを備えている。
【0063】
位置センサ95,96,97は、それぞれ発光部95a及び受光部95b、発光部96a及び受光部96bと、発光部97a及び受光部97bと備えている。位置センサ95は、光路上に帳票Tがないときは光が受光部95bで検出でき、帳票Tがあるときは検出できないことを利用して帳票Tの位置検知を行うように構成されている。なお、スキュー補正された帳票Tのスキュー量は、位置センサ97により同様にして確認できるようになっている。
【0064】
このように構成された補正装置80では、次のようにして帳票Tが取り出されるとともに、スキューが補正される。すなわち、搬送ベルト部91により、帳票Tが搬送されるとともに、ベルト91cと同じ速度で移動するローラ92b,92cによりバックアップ板92dが前方に移動する。これによりピックアップローラ93aによる帳票Tの取り出しが円滑に行われる。次に、取出ローラ93bにより帳票Tを一枚ずつ取り出し、分離ローラ93cにより一枚ずつ帳票を分離して取り出しを行う。帳票Tが減った分後方からバックアップ板92dで少しずつ押付けられているので、円滑な取り出しが可能となる。なお、搬送ベルト部91によるベルト91cの移動速度はゆっくりした速度に設定してある。
【0065】
取出ローラ93b及び分離ローラ93cで一枚ずつ分離された帳票Tは、位置センサ95により帳票Tの先端のスキュー角が測定される。次に、帳票Tの先端が位置センサ96に達したらソレノイド93dを作動させ取出ローラ93bを分離ローラ93cから離し、直ちにスキュー補正ローラ99でスキュー補正を行う。
【0066】
スキューが補正されたかどうかが位置センサ97により測定された後、テンションローラ21及びドライブローラ22により読取位置Aへ送られる。
【0067】
上述したように本実施の形態に係る供給機構90及び補正装置93によれば、例えばサイズの大きい帳票Tの場合でもスキュー補正を行うスキュー補正ローラ99前後のスペースを小さくすることができ、装置全体を小型化することが可能となる。
【0068】
なお、本実施の形態においては、スキュー補正ローラを用いてスキューを補正する方法について説明したが、振動ブラシや搬送ベルトの速度差を用いたスキュー補正に対しても同様に適用可能である。
【0069】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な機構で帳票のスキュー補正が可能となり、また、帳票の汚れが発生し難くすることができ、所望の操作性を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る帳票処理装置を模式的に示す正面図。
【図2】同帳票処理装置に組み込まれた補正装置を模式的に示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る帳票処理装置に組み込まれた補正装置を模式的に示す平面図。
【図4】同補正装置を模式的に示す正面図。
【図5】同補正装置を模式的に示す側面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る帳票処理装置に組み込まれた補正装置を模式的に示す平面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る帳票処理装置に組み込まれた供給装置及び補正装置を模式的に示す平面図。
【図8】同供給装置及び補正装置を模式的に示す正面図。
【図9】従来の帳票処理装置を模式的に示す正面図。
【符号の説明】
1…帳票処理装置
10…帳票供給部
20…搬送機構
30…情報読取部
40…プリンタ部
50…制御コンピュータ
60,70,80,94…補正装置
90…供給機構

Claims (4)

  1. 帳票上に記録された情報を読み取る帳票処理装置において、
    積層配置された帳票を供給する帳票供給部と、
    前記帳票を搬送路に沿って搬送する搬送機構と、
    前記搬送路において前記帳票上に記録された情報を読取る情報読取部とを備え、
    前記搬送機構は、取出ローラを積層された前記帳票に接触回転させて前記帳票を一枚ずつ取出す取出手段と、
    この取出手段により取出された帳票のスキュー量を検出する検出手段と、
    前記スキュー量に基づいて前記取出された帳票のスキューを補正する補正手段とを具備し、
    前記補正手段は、振動モータにブラシを取付けた振動ブラシと、
    この振動ブラシを搬送方向に対して交差する交差方向に沿って前記帳票に接離させる振動ブラシ駆動部とを具備することを特徴とする帳票処理装置。
  2. 前記補正手段は、前記帳票を挟む少なくとも一対の駆動ローラ及びテンションローラからなるスキュー補正ローラと、
    前記スキュー補正ローラの軸心線を前記搬送方向に平行する面内で傾けるローラ軸傾斜機構とを具備することを特徴とする請求項1記載の帳票処理装置。
  3. 前記補正手段は、互いに平行に配置された複数の搬送ベルトと、
    これら搬送ベルトの速度を前記スキュー量に基づいて速度差を設定する速度差設定手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の帳票処理装置。
  4. 前記取出手段は、前記補正手段による前記帳票のスキューを補正する際に、前記取出ローラを前記帳票から離間させる離間手段を具備することを特徴とする請求項1記載の帳票処理装置。
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