JP3740837B2 - ダクト用照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ダクトに取付け可能なダクト用照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例を図22に示す。すなわち、この照明器具は、アーム100の上端にダクト101に接続するプラグ102を設け、アーム100の下端に灯具103を設けたスポットライトである。
第2の従来例を図23に示す。すなわち、この照明器具は、蛍光灯器具本体104の上面にプラグ102を設け、プラグ102をダクト101に接続している。105はプラグ102を操作するレバーであり、器具本体104の側面に突出している。107は天井である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の従来例はアーム100を介しているため、灯具103に外力が加わるとプラグ102にその応力がかかり、外れやすくなる欠点があった。
第2の従来例は、操作部105が器具本体104の側面からでているため、器具幅Wが制限され、また器具本体104に外力が加わるとプラグ102に応力がかかる。また多灯用の照明器具を取付けることが容易でない。すなわちダクト101に平行に器具を設ける場合、ダクト101の本数が多くなり、ダクト101に直角に器具を設けるときは2本のダクト101を平行に設けねばならず施工が困難である。
【0004】
したがって、この発明の目的は、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されず、多灯用にも適用でき、さらに一見天井直付照明器具としてみえるダクト用照明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載のダクト用照明器具は、天井面に配設されたダクトを収納するダクト収納溝を天面に有し下面に反射板を有する器具本体と、前記ダクト収納溝に複数設けられて前記ダクトに電気的機械的に接続する操作部付きプラグとを備え、前記プラグの前記操作部は前記器具本体を貫通して前記器具本体の下面に突出するように設けられ、前記反射板は前記操作部を覆うものである。
請求項1記載のダクト用照明器具によれば、ダクト収納溝を器具本体の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクトの側面とダクト収納溝の内側面との間の距離が短くなり、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
さらに反射板を外してプラグの操作部を器具本体の下方から行える。
【0008】
請求項2記載のダクト用照明器具は、請求項1において、前記器具本体の天面に天井面に当接する弾性部材を設けたものである。
請求項2記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、幅広い器具の傾きを低減でき、天井面への保護ができ、変色やきずを防止することができる。
請求項3記載のダクト用照明器具は、請求項1において、前記器具本体が、前記ダクト収納溝の側部近傍に安定器を配置したものである。
【0009】
請求項3記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、プラグにかかる応力をより一層少なくでき安全性を高められるとともに、重量のアンバランスによる器具の傾きを極力抑えられる。
請求項4記載のダクト用照明器具は、天井面に配設されたダクトを収納するダクト収納溝を天面に有する器具本体と、前記ダクト収納溝に複数設けられて前記ダクトに電気的機械的に接続する操作部付きプラグとを備え、
前記器具本体は、ダクト収納溝の両側に重量部品を収納し天井面に当接する突出部を設け、
前記プラグは、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたものである。
【0010】
請求項4記載のダクト用照明器具によれば、ダクト収納溝を器具本体の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクトの側面とダクト収納溝の内側面との間の距離が短くなり、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
また、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ前記プラグを設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたため、部品を着脱することなく器具の着脱が行なえる。
さらに、ダクト収納溝の両側に重量部品を収納し天井面に当接する突出部を設けたため、プラグにかかる応力をより一層少なくでき安全性を高められるとともに、重量のアンバランスによる器具の傾きを極力抑えられ、また突出部により器具本体と天井面との間にすき間があるため、重量部品の熱を器具外に逃しやすくなる。
請求項5記載のダクト用照明器具は、天井面に配設されたダクトを収納するダクト収納溝を天面に有する器具本体と、前記ダクト収納溝に複数設けられて前記ダクトに電気的機械的に接続する操作部付きプラグとを備え、
前記器具本体が前記ダクトの長手方向に回動可能となるように、前記プラグの少なくとも一方が前記ダクトの長手方向に直角な水平軸により前記器具本体に軸支され、
前記プラグは、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたものである。
請求項5記載のダクト用照明器具によれば、ダクト収納溝を器具本体の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクトの側面とダクト収納溝の内側面との間の距離が短くなり、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
また、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ前記プラグを設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたため、部品を着脱することなく器具の着脱が行なえる。
さらに、プラグの少なくとも一方を回動可能に前記器具本体に取付けているため、プラグの一方を接続すると器具本体が傾斜姿勢または垂直姿勢に回動するので、器具本体をもつ手を離しても、器具本体が変形することがなく、プラグにかかる応力を少なくすることができる。
【0011】
請求項6記載のダクト用照明器具は、請求項1において、前記プラグの少なくとも1つが給電用電気接続部を有し、前記プラグの少なくとも他の1つがアース接続部を有するものである。
請求項6記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、小型で絶縁距離を確保できる。
【0012】
請求項7記載のダクト用照明器具は、請求項1において、前記ダクト収納溝は前記ダクトを抱持する突起を有するものである。
請求項7記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様の効果のほか、突起でダクトを抱持するためプラグへの応力がかかりにくく、操作時および衝撃時の器具の重心ずれに対して強度を確保でき、多灯用の器具が取付けでき、かつ器具の傾きを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1から図3により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、プラグ2とを有する。
器具本体1は、天井面3に配設されたダクト4に収納するダクト収納溝5を天面に有する。ダクト4は、断面略逆U字形で内側面に導体を設けている。また実施の形態の器具本体1は2本の直管蛍光ランプ6、7を点灯するものであり、ダクト収納溝5は天面の中央部に直管蛍光ランプ6、7に平行に形成されている。
【0015】
プラグ2は操作部8付きであり、ダクト収納溝5に複数設けられてダクト4に電気的機械的に接続する。プラグ2の操作部8はダクト4に略直交する水平方向を除く方向に設けている。実施の形態では器具本体1のダクト4に沿う方向の両端部にそれぞれプラグ2を設け、操作部8を器具本体1の両端部の側方外方に突出するように設けている。またプラグ2は操作部8が回転式レバーであり、操作部8に連動して導体刃11がダクト4の導体に接触し、かつ取付片12がダクト4に係止する。その構成は公知のものを適用しているので詳細を省略する。9は反射板である。
【0016】
この実施の形態によれば、ダクト収納溝5を器具本体1の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクト4の側面とダクト収納溝5の内側面との間の距離が短くなり、プラグ2にかかる応力を低減できるとともに、操作部8によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
【0017】
また器具本体1のダクト4に沿う方向の両端部にそれぞれプラグ2を設け、操作部8を器具本体1の両端部の側方外方に突出するように設けたため、部品を着脱することなく器具の着脱が行なえ、そのまま使用状態とすることができる。
したがって照明器具は、幅が広いものや長い器具の構成に有効である。
この発明の第2の実施の形態を図4および図5に示す。すなわち、第1の実施の形態の器具本体1が2本の直管蛍光ランプ6、7を設けたのに対して、4本のU字形ランプ14、15または8本の短い直管ランプを複数本並設したものである。13は器具本体1の両側部に配設した安定器である。
【0018】
この照明器具は、一対のプラグ2をダクト4に沿う方向の両端部に配置することで器具幅に規制を受けないので、幅の広い器具本体1を使用状態のまま取付け、天井直付け器具と同じイメージで使用することができる。その他は第1の実施の形態と同様である。
この発明の第3の実施の形態を図6に示す。すなわち、これは器具本体1のダクト4に沿う方向の両端部にそれぞれプラグ2を設け、操作部8を器具本体1の下方に向けて突出するように設けている。実施の形態では、プラグ2の操作部8の操作を下方から行なえるように、例えば図6のようにプラグ2の操作部8を反射板9などで覆われる部分に配置し、取付けの際は反射板9を外してダクト4に器具本体1を合わせ、プラグ2の操作部8を回動操作をさせる。
【0019】
なお、図6は操作部8がダイヤル式であるが、レバー式でもよい。
その他は、第1の実施の形態と同様である。
この発明の第4の実施の形態を図7に示す。すなわち、第1の実施の形態において、器具本体1の天面に天井面3に弾接する例えばパッキン、または板ばねやコイルばねのばねのような弾性部材25を1または複数介在するように設けている。
【0020】
ダクト4の幅よりも十分に幅広い器具の場合、ほんの少しの傾きが天井面3との比較で傾きが目立ってしまうが、弾性部材25を介在することによりダクト4の取付けに支障なく機械的にクリアランスをなくせ、傾きを低減することができる。
弾性部材25はパッキンなどの熱伝導率の悪く、かつ鋭角部のないものを用いると、天井面3への保護ができ、変色やきずを防止することができる。
【0021】
その他は、第1の実施の形態と同様である。
この発明の第5の実施の形態を図8に示す。すなわち、これは第1の実施の形態において、ダクト収納溝5の側部近傍に器具部品のうち重量の大きい重量部品16を配置したものである。実施の形態の重量部品16は点灯装置(安定器)であり、これにはインバータ、銅鉄バラスト、ダウントランスなどがあり、いずれも重量がある。
【0022】
図8のようにダクト4に取付ける器具で通常取付部分の左右の構成部品はバランスがとれているが、器具の幅が広く容易に取付部に力が加わってしまう器具において、点灯装置など照明器具の重量部品であるものをダクト4の側面近傍に配置することにより、器具本体1の傾きやプラグ2の破損につながる力が加わることを極力抑えることができ、強度を保持することができる。
【0023】
この点従来は、器具本体1がプラグ2よりも下方に位置するようなもののみであったため、ダクト4に取付けられる照明器具で蛍光灯器具の点灯装置など重量部品が必要なものを、プラグ2にできるだけ力を掛けずに取付けられることが必要であった。また左右対称に取付けできない部品を有する場合やおよび部品を左右対称に取付けできない構成である器具の傾きを抑えることが必要であった。
【0024】
この実施の形態によれば、器具の重心近くでプラグ2が荷重をうけるので、プラグ2にかかる応力をより一層少なくでき安全性を高められるとともに、重量のアンバランスによる器具の傾きを極力抑えられる。
その他は、第1の実施の形態または第2の実施の形態と同様である。
この発明の第6の実施の形態を図9に示す。すなわち、これは第5の実施の形態において、器具本体1の天面の略中央部、すなわちダクト収納溝5の両側および重量部品16を収納する部分、を天井面3に当接するように器具本体1に突設して突出部17を設け、それよりも外側の部分は天井面3との間に寸法h1の隙間H1が生じるようにしている。
【0025】
重量部品16が安定器など温度上昇するものでは、第5の実施の形態では安定器が温度上昇しすぎる場合がある。この場合、天井面3との間に寸法h1の隙間H1があるので器具外に熱を逃すことが容易になる。ただし、天井直付器具と同イメージ器具ではなくなるが側端部付近の器具高さh2 が低くなり、器具の薄さ感を与えられる。なお取付部となるプラグ2から離れた所が軽量となるのでプラグ2に負荷がかからない。また隙間H1に例えばアルミニウムの波板をおいて安定器の熱を放熱させることも可能である。また温度条件の悪い部品を中央におきながら放熱できる利点もある。
【0026】
その他は、第4の実施の形態と同様である。
この発明の第7の実施の形態を図10に示す。すなわち、第5の実施の形態のダクト4の両側に位置する重量部品16が、1灯用の安定器16aと2灯用の安定器16bである場合であり、重量が異なるため、図10で見て両端に安定器16a、16bを配置した場合、かなりバランスがずれてしまうが、図10のようにダクト4の側面近傍に配置すればかなりバランスがよくなり、傾きが減り、プラグ2にかかる力を減らせる。また安定器16a、16bに対応して、3本のU字形ランプ14、15、15′を器具本体1に取付けている。
【0027】
その他は、第5の実施の形態と同様である。
この発明の第8の実施の形態を図11に示す。すなわち、第5の実施の形態において、点灯装置を用いた重量部品16が1台の場合であり、配置した灯具たとえばU字形ランプ14と、その重量部品16とをダクト4に関して反対側に配置し、重量部品16をダクト4の側面近傍に設けることにより器具バランスをとっている。図11では、U字形ランプ14を有する灯具と重量部品16とはダクト4に関してほぼ対称に位置している。
【0028】
その他は、第5の実施の形態または第7の実施の形態と同様である。
この発明の第9の実施の形態を図12から図14に示す。すなわち、第1の実施の形態において、器具本体1のダクト4に沿う方向の両端部にそれぞれプラグ2a、2bを設け、プラグ2a、2bの少なくとも一方を回動可能に器具本体1に取付ける構成にしたものである。実施の形態では、両方のプラグ2a、2bを所定の範囲で回動可能に構成している。
【0029】
図(a)が天井面3に対する正常な器具の取付状態であるのに対して、同図(b)は片側のプラグ2aのみダクト4に接続し取付けて他の片側の器具本体1を支持する手をゆるめたり少し下ろした状態である。この場合、器具本体1が図(b)のように重力によって傾き、器具本体1が変形したりプラグ2に大きな力をかけることがないようにしている。
【0030】
プラグ2a、2bは同構成である。プラグ2aは図13に示すように側面に取付用ねじ孔26、27を形成している。またダクト収納溝5に収納固定する略U字形で両端に外向き折曲片18aを形成した取付板18にプラグ2aを嵌合し、取付板18の側板のねじ孔26に整合する位置にねじ挿通孔19を形成し、軸となるねじ21を並座金またはスプリングワッシャを用いたワッシャ23を通してねじ挿通孔19に挿通しねじ孔26にねじ込んで取付けている。またねじ挿通孔19を中心としてねじ孔26、27の相互間隔を半径Lとする円弧状の長孔20を取付板18の側板に形成し、器具支持用ストッパとなるねじ22をワッシャ23と同構成のワッシャ24に通し長孔20に通してねじ孔27にねじ込んでいる。
【0031】
図12(a)の姿勢でプラグ2aをダクト4に接続し、プラグ2b側の接続前に器具本体1のプラグ2b側を支持する手を離すか緩めると、図12(b)のように器具本体1の重力により回動する。このとき、器具本体1はねじ21を中心にねじ22が長孔20を移動して長孔20の端部に係止する。その結果、プラグ2a、2bを2個1組で使用する器具において、片側のプラグ2aのみ取付けて、もう片方のプラグ2bを取付けていない状態かどうかが容易にわかる恰好で落下につながらないような安全を図れる。また片側だけのプラグ2aをダクト4に取付けた状態で器具本体1を持つ力をゆるめても器具本体1が上記のように回動して器具本体1が傾くので器具の変形が抑えられ、プラグ2aを取付けている部分にかかる応力が減少する。またダクト4の変形など落下につながるような力がかかりにくくなる。
【0032】
この点、従来のダクト4に取付けられる照明器具はプラグ1つの軽量・小型回路の器具、もしくは落下防止ワイヤを先に取付けて万が一の安全を考慮しただけのものであった。
なお、回動式のプラグ2a、2bはその一方のみでもよく、両方の場合はいずれの端部からも器具本体1をダクト4に接続できる。また器具本体1の回動により器具本体1の天面の端部が天井面3に当接しないように構成にしてもよい。ただし、器具本体1が天井面3に例え当たっても天井面3にきずが付かない程度ならば当たる構成でもよい。
【0033】
この発明の第10の実施の形態を図15に示す。すなわち、これは第9の実施の形態の器具支持用ストッパとなるねじ22を挿通する長孔20を円弧状ではなく直線状にして取付板18の底板のダクト方向に形成し、プラグ2aのねじ孔27(図示せず)をプラグ2aの底面の長孔20に整合する位置に形成している。したがって、図12(b)のような状態では、ねじ21を中心に器具本体1が回動し、ねじ22が長孔20内を移動して長孔20の端部に係止して器具本体1を支えることとなる。
【0034】
ねじ21その他の構成は、第9の実施の形態と同様である。
この発明の第11の実施の形態を図16に示す。第10の実施の形態のねじ22、長孔20およびねじ孔27を省略し、プラグ2aの操作部8と反対側の端部にかぎ形の器具引掛部30を垂下し、取付板18(図示せず)の端部を器具引掛部30内に位置している。したがって、取付板18を取付た器具本体1は取付板18の端部が器具引掛部30の内面に係止するまでの範囲で図12(a)の水平姿勢から、図12(b)のある傾斜姿勢をとることができる。
【0035】
その他は、第10の実施の形態と同様である。
なお、第9の実施の形態、第10の実施の形態および第11の実施の形態は、ねじ挿通孔19を所定長さの直線状、折曲状または湾曲状のスリットにより形成してねじ21がある範囲でスライド可能となるようにすることができる。この場合、器具本体1の回動時に天井面3に当たらないように構成することが可能になる。
【0036】
この発明の第12の実施の形態を図17および図18に示す。すなわち、上記した各実施の形態において、プラグ2c、2dの少なくとも1つが給電用電気接続部33を有し、プラグ2c、2dの少なくとも他の1つがアース接続部33を有するものである。実施の形態ではアース接続部33を有するプラグ2dはアース接続部33のみを有する構成であり、同様にプラグ2cは給電用電気接続部33のみを有する構成である。
【0037】
図17のようなダクト用照明器具でプラグ2c、2dを2個1組として使用する場合に、蛍光灯の器具などの二次電圧が高くアースが必要な器具のとき、例えば図17のプラグ2cに図18(a)のように給電用電気接続部33のあるプラグを使用し、プラグ2dに図18(b)のようにアース接続部34のあるプラグを使用している。このような構成にすることにより、プラグ2c、2dの構成をシンプルにかつコンパクトな構成でも十分に相互の絶縁距離をとることができる。
【0038】
図18のプラグ2c、2dは、栓刃を設けた給電用電気接続部33またはアース接続部34を有しかつ取付部41を有する回転子40と取付部37を有する回転子58がキヤ部56、57の噛み合わせにより結合しており、レバー式の操作部8により回転子40が回転するとそれに連動して回転子58が回転する構成であり、ダクト4に差込み回転によりダクト4に係止し、強度のある確実な取付けを可能にしている。そして、給電用電気接続部33やアース接続部34を取付ける回転子40その他の部品は両プラグ2c、2dに共通のもので導体(33、34)の部分のみの組み替えでプラグ2c、2dが組立られる。
【0039】
また、前記したようにプラグ2c、2dは小型で絶縁距離を確保できるとともに、電源供給とアースを行なうプラグ2a、2bを同じ部品で導体材料のみの差で構成でき、取付操作力が固くなる部分を分散でき、片側のみ極端に固くなったりすることなく、操作しやすい。
この点従来は、1つのプラグで給電用接続部33とアース接続部34を有するもので、2個1組のプラグでは電源供給部を有するものと単なる機械的な取付けのクランプのみの構成であった。
【0040】
またプラグ2dは、ダクト4のアース電路に接続されるアース接続部34のみを電気接続部として有するものである。このプラグ2dによれば、給電用電気接続部34をも有するものと比較して、小型軽量にでき、操作性がよく、しかも給電用接続部との絶縁距離を容易にとることができる。
この実施の形態の変形の形態として、共通の回転子40を適用しているので、各プラグ2c,2dともに給電用接続部33とアース接続部34を設けることが可能である。また機械的取付けをするクランプ部がないものにあっても、栓刃を有する給電用電気接続部33やアース接続部34を有する回転子40に取付部41が設けてあるため、強度がさほど必要ないものにあっては、給電用電気接続部33およびアース接続部34を有する回転子40のみで十分である。
【0041】
また実施の形態では導通部品のみの別でその他の構成を共通化して共用しているが、全く別構成にすることにより材料の削減などもでき、またアースの接続をプラグの本体ベースに直付接続することにより、アース接続部を器具本体に接触させ器具本体とプラグの取付けをするだけでアース接続ができて、プラグ取付をする部品などを共用したりすることもでき、接続作業などの工程が削減できる。
【0042】
この発明の第13の実施の形態を図19から図21に示す。すなわち、このダクト用照明器具は、天井面に配設されたダクト4を抱持する抱持部50を天面に有する器具本体1と、抱持部50に設けられてダクト4に接続するプラグ2とを備えている。
抱持部50は器具本体1の天面のほぼ中央部に設けたダクト収納溝5と、ダクト収納溝5の内側面に設けた例えばだぼなどの突起51からなっている。器具本体1のダクト収納溝5をダクト4に嵌め込むと、突起51がダクト4の側面に近接または密接しダクト4を側面から抱持状態に接触する。またプラグ2によりダクト4に電気的機械的接続が行なわれる。
【0043】
突起51は器具本体1がダクト4の幅方向に傾くように器具本体1に力が加わった場合、ダクト4がその突起51に押されつっぱる状態になり、プラグ2だけに力がかからなくなる。
ダクト4に取付けられる照明器具の重量が重いものや幅の広いものなど、プラグ2に大きな力がかかる場合、その照明器具のプラグの保護をする必要がある。
この実施の形態によれば、抱持部50でダクト4を抱持するためプラグ2への応力がかかりにくく、操作時および衝撃時の器具の重心ずれに対して強度を確保でき、多灯用の器具の取付けが可能となり、かつ器具の傾きを防止できる。
【0044】
具体的には、器具本体1の振れやランプ交換の際における強度の確保、器具取付時のガイド性、器具本体1の傾き防止、取付時の仮止め(重量器具の取付けの補助)、天井への密着感や薄形化などが達成できる。
また、1本のダクト4に多灯用の器具を取付けて主照明としての光量を確保するような場合でも、プラグ2のダクト4への取付部および電気接続部に力がかかりにくく、操作時、衝撃および器具の重心ずれに対して強度を確保し、器具の傾き防止して水平に保てる。
【0045】
また器具をダクト4に挿入する際に突起51に弾性があるものでダクト4へ近接および接触する部分を設けることによりガイド機能を得ることができ、また器具をダクト4に挿入させる力を押えられる。
なお、実施の形態の変形形態として、突起51を板ばねなどのばねにより構成して、挿入時のクリアランスを十分にとることができ、ダクト4に加わる力の衝撃などを軽減することができる。またプラグ2は複数設けることができる。
【0046】
また、この発明において、第9の実施の形態から第12の実施の形態は相互の組合せが可能であり、その他の実施の形態でも部分的にあるいは全体的に相互に組合せることを妨げるものではない。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載のダクト用照明器具によれば、ダクト収納溝を器具本体の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクトの側面とダクト収納溝の内側面との間の距離が短くなり、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
【0048】
さらに、反射板を外してプラグの操作部を器具本体の下方から行える。
請求項2記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、幅広い器具の傾きを低減でき、天井面への保護ができ、変色やきずを防止することができる。
請求項3記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、プラグにかかる応力をより一層少なくでき安全性を高められるとともに、重量のアンバランスによる器具の傾きを極力抑えられる。
【0049】
請求項4記載のダクト用照明器具によれば、ダクト収納溝を器具本体の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクトの側面とダクト収納溝の内側面との間の距離が短くなり、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
また、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ前記プラグを設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたため、部品を着脱することなく器具の着脱が行なえる。
さらに、ダクト収納溝の両側に重量部品を収納し天井面に当接する突出部を設けたため、プラグにかかる応力をより一層少なくでき安全性を高められるとともに、重量のアンバランスによる器具の傾きを極力抑えられ、また突出部により器具本体と天井面との間にすき間があるため、重量部品の熱を器具外に逃しやすくなる。
請求項5記載のダクト用照明器具によれば、ダクト収納溝を器具本体の天面に有するため、一般の天井直付け照明器具と同イメージで使用でき、スポットなどとの併用、増設や撤去が容易になり、同じ配線設備で行なえる。またダクトの側面とダクト収納溝の内側面との間の距離が短くなり、プラグにかかる応力を低減できるとともに、操作部によって器具幅が制限されないので、器具幅を広げることにより多灯用にも適用でき、主照明としての光量を確保できる。
また、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ前記プラグを設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたため、部品を着脱することなく器具の着脱が行なえる。
さらに、プラグの少なくとも一方を回動可能に前記器具本体に取付けているため、プラグの一方を接続すると器具本体が傾斜姿勢または垂直姿勢に回動するので、器具本体をもつ手を離しても、器具本体が変形することがなく、プラグにかかる応力を少なくすることができる。
【0050】
請求項6記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、小型で絶縁距離を確保できる。
請求項7記載のダクト用照明器具によれば、請求項1と同様の効果のほか、突起でダクトを抱持するためプラグへの応力がかかりにくく、操作時および衝撃時の器具の重心ずれに対して強度を確保でき、多灯用の器具が取付けでき、かつ器具の傾きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の天井取付状態の側面図である。
【図2】そのダクト用照明器具の側面図である。
【図3】ダクト用照明器具を示し、(a)は平面図、(b)はその正面図である。
【図4】第2の実施の形態の照明器具を示し、(a)は平面図、(b)はその正面図ある。
【図5】そのダクト用照明器具の側面図である。
【図6】第3の実施の形態のダクト用照明器具の反射板を外した状態の斜視図である。
【図7】第4の実施の形態のダクト用照明器具を示し、(a)は天井取付状態の側面図、(b)は器具本体の斜視図である。
【図8】第5の実施の形態の天井取付状態の側面図である。
【図9】第6の実施の形態の天井取付状態の側面図である。
【図10】第7の実施の形態の天井取付状態の側面図である。
【図11】第8の実施の形態の天井取付状態の側面図である。
【図12】第9の実施の形態を示し、(a)は天井取付状態の正面図、(b)は照明器具の一端部のみを取付けた状態の正面図である。
【図13】一端部のプラグおよび取付板の分解斜視図である。
【図14】その取付板の側面図である。
【図15】第10の実施の形態におけるプラグおよび取付板の分解斜視図である。
【図16】第11の実施の形態におけるプラグの斜視図である。
【図17】第12の実施の形態における照明器具の取付状態を示す正面図である。
【図18】(a)はその一端のプラグの断面図、(b)は他端のプラグの断面図である。
【図19】第13の実施の形態の側面図である。
【図20】その部分拡大図である。
【図21】その器具本体の部分斜視図である。
【図22】第1の従来例の照明器具の取付状態の斜視図である。
【図23】第2の従来例を示し、(a)は天井取付状態の側面図、(b)はその一部破断正面図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 プラグ
3 天井面
4 ダクト
5 ダクト収納溝
6、7 直管蛍光ランプ
8 操作部
16 重量部品
H1 隙間
18 取付板
33 給電用電気接続部
34 アース接続部
50 抱持部
Claims (7)
- 天井面に配設されたダクトを収納するダクト収納溝を天面に有し下面に反射板を有する器具本体と、前記ダクト収納溝に複数設けられて前記ダクトに電気的機械的に接続する操作部付きプラグとを備え、前記プラグの前記操作部は前記器具本体を貫通して前記器具本体の下面に突出するように設けられ、前記反射板は前記操作部を覆うダクト用照明器具。
- 前記器具本体の天面に天井面に当接する弾性部材を設けた請求項1記載のダクト用照明器具。
- 前記器具本体は、前記ダクト収納溝の側部近傍に安定器を配置した請求項1記載のダクト用照明器具。
- 天井面に配設されたダクトを収納するダクト収納溝を天面に有する器具本体と、前記ダクト収納溝に複数設けられて前記ダクトに電気的機械的に接続する操作部付きプラグとを備え、
前記器具本体は、ダクト収納溝の両側に重量部品を収納し天井面に当接する突出部を設け、
前記プラグは、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたダクト用照明器具。 - 天井面に配設されたダクトを収納するダクト収納溝を天面に有する器具本体と、前記ダクト収納溝に複数設けられて前記ダクトに電気的機械的に接続する操作部付きプラグとを備え、
前記器具本体が前記ダクトの長手方向に回動可能となるように、前記プラグの少なくとも一方が前記ダクトの長手方向に直角な水平軸により前記器具本体に軸支され、
前記プラグは、前記器具本体の前記ダクトに沿う方向の両端部にそれぞれ設け、前記操作部を前記器具本体の両端部の側方外方に突出するように設けたダクト用照明器具。 - 前記プラグの少なくとも1つが給電用電気接続部を有し、前記プラグの少なくとも他の1つがアース接続部を有する請求項1記載のダクト用照明器具。
- 前記ダクト収納溝は前記ダクトを抱持する突起を有する請求項1記載のダクト用照明器具。
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