JP3739358B2 - 多層コーティングの1以上の層のための処方を選択する方法 - Google Patents

多層コーティングの1以上の層のための処方を選択する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補修の目的のために多層コーティング用のコーティング処方を選択するための方法に関する。そのような多層コーティングは、基材に施与されたプライマー及び少なくとも1のコーティング層を、典型的に含む。車補修の目的のためには、トップ層は一般的にクリアコートであり、下地層はいわゆるベースコートである。もしクリアコートが全く使用されないと、トップ層は一般的にトップコートと呼ばれる。プライマー及びコーティング層の処方は、硬化された多層コーティングの得られる色が補修されるべき対象、例えば車の色と緊密に合うように、必要とされるコーティング物質の量は最小化されるように決められる。
【0002】
【従来の技術】
国際特許出願公開97/43052は、トップコーティングの最小吸収の波長において測定されたトップコーティングの反射率と同じである、乾燥された状態における反射率を有する灰色プライマーを用いる、プライマー選択法を開示している。プライマーの灰色トーンだけがベースコートの色に適合される。
【0003】
さらに、着色されたプライマー、例えばオランダ、サッセンハイムのAkzo Nobel Coatingsにより市販されている、カラービルド(商標)プライマーを使用することが公知である。補修されるべき対象の色とある程度合う色を有するプライマーが選択される。続いて、補修されるべき車の色に合うトップ又はベースコートが施与されることができる。プライマーの緊密な調色のために、トップコート又はベースコートの減少された量が必要とされる。このシステムの欠点は、入手できるプライマー色の限られた数しかないことである。しかし、入手可能な色のこの限られた数は、それでもなお、かなりの保存スペースを必要とする。
【0004】
米国特許第4,552,780号は、着色された層間の上の不完全な隠蔽におけるトップコートの施与のための方法を開示している。プライマーと、補修されるべき対象の元の色と緊密に調和するベース又はトップコートとの組合せを選択するための示唆は全く含まれていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、始まりの段落で開示されたように、完璧な隠蔽のために必要とされるコーティング物質の量のさらなる減少を許す方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、以下の段階:
処方のセットに関する及び/又はプライマー及びベース又はトップコート層のための成分に関する測色データの1以上のデータベースを用意すること;
補修されるべき対象の測色データを、前記データベースへのアクセスを有するコンピュータに入力すること;
コーティング物質の最小の可能量を用いて、施与されるべき多層コーティングの得られる色が補修されるべき対象の色に合うように、多層コーティングのプライマー及び他の層の処方を、該データベースの助けにより決定すること
を含む方法により達成される。
【0007】
このようにして、必要とされるコーティング物質の量はさらに減少されることができるが、補修されるべき対象の色との調和は、従来技術における場合と少なくとも丁度同じぐらい緊密である。
【0008】
好適な処方は、前もって決定された処方の所与のセットから選択することによるか、又は入手可能な成分のデータのセットから好適な処方を計算することにより決定されることができる。これらの成分は、ベース塗料、バインダー、顔料ペースト、トナー等を含むことができる。成分の幾つか、例えばトナーは、プライマー処方並びにベース又はトップコート処方において使用されることができる。
【0009】
もし処方が入手可能な成分の測色データに基づく計算により決定されるならば、処方はインシチュ(in situ)で製造されることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
試料の測色データは例えば、あいまいでないカラーコードの入力により提供されることができる。二者択一的に、又は追加的に、測色データは色測定装置(colour measuring device)、例えば分光光度計又は関連する装置により提供されることができる。適切な装置は例えば、オランダ、サッセンハイムのAkzo Nobel Coatingsから入手可能なオートマッチック(商標)システムである。他の適切な装置は マクベスカラーアイ(商標)3000、BYK−ガードナー(商標)9300ハンディ仕様の分光光度計、及びX−ライト(商標)MA−58分光光度計を含む。もしそのように所望されるならば、測色データは補修されるべき車の商標と組み合わせて提供されることができる。
【0011】
好適には、国際照明委員会(CIE)により提案されたCIE LabシステムのL,a,b パラメータが測色データとして使用される。パラメータ“a” は赤〜緑軸に存在し、パラメータ“b” は黄〜青軸に存在し、“L” は明るさの軸に存在する。しかし、もしそのように所望されるならば、他の色座標系、例えばCIE Luvシステムもまた使用されてもよい。
【0012】
もし色が、例えば、入手可能な成分のデータのセットから計算されるならば、クベルカ及びムンクの理論(P.クベルカ及びF.ムンク,“Ein Beitrag zur Optik der Farbanstriche”,Z.tech.Physik.,Ed.12,593ページ、1931年)によるK及びSパラメータが、プライマー又はベースコート処方を決定するときに使われることができる。Kパラメータは吸収因子を表す。Sパラメータは散乱因子である。
【0013】
本発明の選択方法は、補修されるべき対象の色と合うトップコート又はベースコートの使用と組み合わせて、プライマー処方のためにのみ使用されることができる。しかし、施与されるべきすべての多層コーティングの、結果として得られる色が試料の色と合うように、多層コーティングのより多くの層、好適にはすべての層の処方を選択することが好ましい。そのようにして、多層コーティングは全体として最適化される。トップ層による完全な隠蔽が必要とされるわけではないので、低位層の色はまだ見えていてもよく、得られる色に影響を有してもよい。ほとんど混和性のない顔料の組合せが使用され得る。例えば、第1ベースコート層はエフェクト顔料、例えばメタリック、及び真珠光沢顔料を含んでもよく、第2ベースコート又はトップコート層はソリッドカラー顔料を含む。ベースコート又はトップコートは完全に隠蔽している必要はなく、低位層はある程度見えていてもよいので、色は、ベースコート又はトップコートを唯一の着色された層として使用するとき、再生できないであろう色が形成されてもよい。
【0014】
補修される対象と元の試料との調色は、種々の観察及び照明角から、できるだけ緊密であるべきなので、補修されるべき対象の測色データを複数の角度において測定すること、及びデータベースが、これらの角度において選択されるべき又は測定されるべき組成物の測色データに関するデータを含むことが好ましい。3以上の数の角が好ましい。
【0015】
トップ又はベースコートトナーと混合されたプライマー処方が選択されるか又は計算されるならば、それは追加的な有利性を有する。このようにして、ストックにおけるプライマー処方の数は減少されることができる。
【0016】
本発明はさらに以下の実施例により説明される。
【実施例】
実施例1
【0017】
添付の図面の図1は、本発明によるプライマー選択システムのブロック図を示す。それは、自体公知であるタイプの携帯用の測色計1を含む。測色計1は、色を測定し、補修の目的のために、補修されるべき車のコーティングのL,a,b値を測定するために使用される。測色計1はセンサー2、測定されたデータを加工するためのデータ加工ユニット3、測定されたL,a,b値をユーザーに表示するための表示装置4、これは例えばパーソナルコンピュータスクリーンでもよい、及びL,a,b値をコンピュータ6に伝達するためのインターフェース5を含む。車の色を測定した後、測色計1はコンピュータ6に接続7を介して接続され、これはケーブル又は無線、例えば赤外線通信であってもよい。コンピュータ6は一方で、インターフェース8を介して色混合機(color mixing machine)9を制御し、他方でモデム10、電話線11、及び第2モデム12を介して中央データ加工装置13と通信する。この接続はインターネット接続又は他のネットワーク接続のいずれかであってもよく、又は単なる一時的又は永久的な双方向接続であってもよい。中央データ加工装置13は、すべての入手可能なプライマー処方及びたくさんのベースコート処方を含む、たくさんの色処方のL,a,b値を含む第1データベース14へのアクセス、及び該プライマー処方及び、もしそのように所望されるならば、標準のプライマー処方及び/又はベースコートトナーの追加的なチント用のたくさんの顔料ペーストのK及びS値を含む第2のデータベース15へのアクセスを有する。
【0018】
補修されるべき車の色を測定するとき、入力データは測色計1のセンサー2により生成され、測色計のデータ加工ユニット3に、L,a,b値の測定のために送られる。これらの値は測色計1の表示装置4に表示される。ユーザーは、表示された値の測定及び比較を繰り返すことにより、L,a,b値をチェックすることができる。測定後、ユーザーは測色計1をコンピュータ6に移動させ、測色計1のインターフェース5を接続ケーブル7を介してコンピュータ6に接続することができる。接続の後、データ加工ユニット3はL,a,b値をコンピュータ6に送る。ユーザーの指令において、モデム8及び10及び通信線9を介して、コンピュータ6は中央加工装置13とのデータ交換接続を開く。中央データ加工装置13は、前もって処方されたプライマーのセットのために、一方で、合わせられるべき元の車の色の測定されたL,a,b値と、他方でプライマーの計算された層の上に施与される、元の車の色に合うベースコートの層を含む系のL,a,b値の間の差dEabを計算するプログラムを実行する。各プライマーごとに、完璧な隠蔽のために必要な最小ベースコート層厚が計算される。最も小さい、最小層厚を与える処方が選択される。もしこの最小層厚があらかじめセットされた限界より低ければ、選択されたプライマー処方はコンピュータ6に伝達され、コンピュータ6は該処方を色混合機9に送る。色混合機9は自体公知である標準的な装置であり、プライマー処方を限られた数のベース塗料及び顔料ペーストのセットから製造するために用いられる。中央データ加工装置13からの出力データに基づいて、色混合機9は要求されたベース塗料を要求された顔料ペーストと混合し、選択されたプライマー処方を届ける。もし最小層厚があらかじめセットされた限界より高いならば、中央データ加工装置13は、選択されたプライマーのK及びS値を第2のデータベース15から読み、それらを1以上の顔料ペーストのKおよびS値と合わせ、選択されたプライマー処方と追加顔料ペーストとの混合物のL,a,b値を計算し、続いて、完全隠蔽のために必要な最小層厚を計算する。選択されたプライマー処方及び追加的な着色料からなる処方は、得られる最小層厚が前もって設定された限界より低くなるように繰り返し処方される。限界を通過した後、適合された処方はコンピュータ6に伝達され、新しいプライマー処方の製造のために色混合機に送られる。
【0019】
実施例2、比較例A、B、及びC
以下の計算は、車を補修するときに施与されるベースコートの層厚が、本方法のプライマーが選択されるとき、慣用の白色プライマーと比較して、又はトップコーティングの最小吸収の波長において測定されたトップコーティングの反射率と同じである反射率を乾燥された状態において有する灰色のプライマーと比較して、減少されることを示す。
【0020】
赤色の車の車扉が損傷された後、補修される必要がある。該車の元の色と合うベースコートが選択される。ベースコートの色は、K及びS値及び表1に与えられた隠蔽クベルカ・ムンクモデルによる反射スペクトルにより表される。
Figure 0003739358
【0021】
使用されたプライマー選択システムは、トナーのセットに対応するK及びS値のデータベースにアクセスを有するコンピュータもまた含む。このデータベースに基づいて、プライマーが処方されることができる。データベースは例えば、そのK及びS値により特徴付けられる以下の3つのトナー処方を含んでもよい。
Figure 0003739358
【0022】
比較例A及びBのために、白および黒のプライマーが、それぞれ、表2の純白トナー及び黒色トナーに基づいて処方された。比較例Cのために、国際特許出願公開97/43052の従来技術の方法により、白色及び黒色トナーの混合物に基づいて、灰色プライマーが処方された。この灰色プライマーを処方するために、最初に、ベースコートの最小K値に対応する波長が測定された。表1によると、この波長は660nmである。この波長において、反射はR=0.669である。灰色のプライマー処方、およそ同じ反射、即ちR=0.67を有する、表2の98%の白色トナーと2%の黒色トナーとの混合物が選択された。
【0023】
実施例2のために、3つの赤色プライマーのセットが表2のトナーに基づいて処方された。第1の赤色プライマー処方は、60%の白色トナーと40%の赤色トナーとの混合物であった。第2の赤色プライマーは、白色トナー35%と赤色トナー65%との混合物であった。第3の赤色プライマーは10%の白色トナーと90%の赤色トナーとの混合物であった。第3のプライマーが、表1の隠蔽ベースコートのL,a,b値に対して最も低いdEabを与えた。
【0024】
各プライマーについて、反射率スペクトルが計算されることができる。固体に対するクベルカ−ムンクモデルを用いる、隠蔽及び非隠蔽層のための理論上の反射値Rtを計算するための式は以下のようである:
Figure 0003739358
ここで
A = K( λ )/S( λ ) + 1
B = ((K( λ )/S( λ ))2 + 2* K(λ)/S(λ))0.5
D = 層厚
λ = 波長
t(λ) = 理論上の反射率値
g(λ) = バックグランドの反射率
S(λ) =波長λにおけるコーティングの散乱因子
K(λ) =波長λにおけるコーティングの吸収因子
【0025】
プライマー処方の反射値が表3に示され、ここでRは比較例Aの白色プライマーの反射であり、Rは比較例Bの黒色プライマーの反射であり、Rは比較例Cの灰色プライマーの反射である。R赤1、R赤2、R赤3は実施例2のプライマーの反射である。
Figure 0003739358
【0026】
プライマーのL,a,b 値を測定するために、非常に実体のある層厚Dが選ばれることができ、それは該式を隠蔽クベルカ・ムンクモデルRt(λ)=A−B、ここでA及びBは上のように定義されている、に単純化する。L,a,b 値は、色測定に関する任意の標準的な参考書、例えばR.W.G.ハントによる“Measuring Colour”、第2章、1987年,Ellis Horwood Ltd.,チチェスター、ISBN 0−7458−0125−0、これは参考文献により本明細書に取り入れられる、に記載されているように、当業者に容易に知られる方法において、Rt(λ)値から計算されることができる。
【0027】
dEabとして表される、1の異なる色の間の色の差は、次の方法で計算される:
Figure 0003739358
ここでdLはL値における差、daはa値における差、及びdbはb値における差である。この式及び上述されたクベルカ・ムンクモデルに基づき、完全隠蔽に必要な最小ベースコート層厚Dは、プライマーのそれぞれに関して計算されることができる。完全な隠蔽は、同じベースコートの無限の厚さの層と比較して、dEab<=0.1の色の差を与える隠蔽の度合いとして定義される。
【0028】
実施例2において、第1赤色プライマーは6.4μmのベースコート層厚を必要とするのに対して、第2赤色プライマーは14.2μmのベースコート層厚を必要とし、プライマー3は16.4μmのベースコート層厚を必要とするであろうということが計算された。続いて、第1赤色プライマーが選択された。
【0029】
比較例Aにおいて、白色プライマー上の、必要とされる最小ベースコート層厚は16.1μmであることが計算された。これは、約2.5倍より多いベースコートが同じ隠蔽度のために必要とされたことを意味する。18.8μmの最小ベースコート層厚を必要とする、比較例Bの黒色プライマーと比較されたとき、この差は一層大きい。比較例Cの灰色プライマーは、10.3μmのベースコート層厚を必要とし、本発明の方法を適用するときのベースコート層厚よりまだ約1.6μm多い。
【図面の簡単な説明】
【図1】
1 測色計
2 センサー
3 データ加工ユニット
4 表示装置
5 インターフェース
6 コンピュータ
7 接続ケーブル
8 インターフェース
9 色混合機
10 モデム
11 電話線
12 モデム
13 中央データ加工ユニット
14 データベース
15 データベース K及びS値

Claims (7)

  1. 補修の目的のための多層コーティングのコーティング処方を選択する方法において、該多層コーティングは、基材の上に施与されたプライマー、及び少なくとも1のベース又はトップコートを含み、該方法は以下の段階
    処方のセットに関する及び/又はプライマー及びベース又はトップコート層のための成分に関する測色データの1以上のデータベースを用意すること;
    補修されるべき対象の測色データを、前記データベースへのアクセスを有するコンピュータに入力すること;
    コーティング物質の最小可能量を用いて、施与されるべき多層コーティングの得られる色が補修されるべき対象の色に合うように、多層コーティングのプライマー及び他の層の処方を前記データベースの助けにより決定すること
    を含む方法。
  2. 処方が、前もって決められた処方の所与のセットから選択されることにより決められることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 処方が、入手可能な成分のデータのセットから計算することにより決定されることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 補修されるべき対象の色と緊密に合うプライマーが選択される又は計算されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 補修されるべき対象の測色データが、複数の角度から測定されること及び該データベースが、これらの角度において選択されるべき又は測定されるべき、組成物の測色データに関するデータを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. トップ又はベースコートトナーと混合されたプライマー処方が選択又は計算されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. データベース中の測色データが、CIE Lab系に従うL,a,bパラメータを含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
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