JP3739212B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製版された孔版原紙を用いて輪転印刷する孔版印刷装置に係り、特に、版胴と印刷用紙の擦れを防止できる孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
孔版印刷装置の版胴は、略円筒状の多孔性構造になっており、自身の内部にインキ供給機構が設けられ、外周面に孔版原紙を装着して回転駆動される。印刷用紙は、この版胴と版胴に対向配置され版胴と選択的に圧接しつつ回転するプレスローラとの間に送り込まれ、版胴の回転に伴い版胴に圧接されながら移送される。これにより、印刷用紙には、版胴と接触する表面にインキによる画像が形成され、排紙台方向に搬送される。
版胴から剥がされた印刷用紙は排紙手段により排紙台に搬送される。排紙手段は、無端ベルトとそれを駆動する手段、無端ベルトに印刷用紙を吸着保持させるための吸引ファン等で構成される。
【0003】
この排紙手段は、特開平2−35717号公報に開示されている。
この排紙手段は、版胴の周速より速い速度で排紙駆動されており、印刷用紙を版胴からスムーズに引き剥がし、排紙台に向けて飛ばす構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
印刷動作時において、無端ベルトは、版胴より速い周速で回転している。そして、印刷用紙の前端が無端ベルトにさしかかる時には、吸引ファンによる吸引力が少ししか得られないため無端ベルトによる排紙力は版胴の排紙力より小さい。しかし、無端ベルト上に載る印刷用紙の面積が次第に増えてくると、吸引ファンによる吸引力が大きくなるため、無端ベルトによる搬送力の方が、版胴の搬送力より大きくなる部分が出てくる。
これにより、印刷用紙が版胴とプレスローラに押圧されているまま無端ベルトによって引っ張られることとなり、印刷用紙の表面には、後端側に擦れた画像が形成されることになる。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、版胴と排紙手段の周速の相違による印刷用紙上の画像の擦れを防止できる孔版印刷装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の孔版印刷装置は、請求項1記載のように、外周面に孔版原紙が巻き付け装着され、自身とプレスローラとの間に印刷用紙を挟持しつつ圧接搬送し、該印刷用紙に印刷画像を形成する孔版印刷用版胴と、
前記版胴の搬送方向下流に位置し、該版胴側より排出された印刷用紙を排紙台に向けて吸引搬送する無端ベルトを有し、該無端ベルトの周速は版胴の周速よりも大きく設定されている排紙手段と、
前記印刷用紙の搬送経路上における印刷用紙の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段の検出信号に基づき、前記印刷用紙に対する前記排紙手段の搬送力が前記版胴の搬送力よりも大きくなる時期を判断し、該時期では前記排紙手段の搬送力を前記版胴の搬送力と同等かそれ以下になるよう切替制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
また、請求項2記載のように、前記位置検出手段は、前記搬送経路上を搬送移動する印刷用紙の端部を直接検出し、前記制御手段に検出信号を出力する構成としてもよい。
【0008】
また、請求項3記載のように、前記位置検出手段は、前記版胴の回転位置を検出し、前記制御手段に検出信号を出力し、
前記制御手段は、前記検出された版胴の回転位置に基づき前記印刷用紙の搬送位置を得る構成としてもよい。
【0009】
また、請求項4記載のように、前記印刷用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を備え、
前記制御手段は、前記用紙サイズ検出手段で検出された印刷用紙のサイズに応じて前記搬送力均衡の切替時期を変更させる構成としてもよい。
【0010】
また、請求項5記載のように、前記制御手段は、前記切替制御時に前記排紙手段の周速を前記版胴の周速にほぼ同一な速度に切り替える構成としてもよい。
【0011】
また、請求項6記載のように、前記制御手段は、前記切替制御時に前記排紙手段の吸引力を前記版胴の搬送力程度に弱めるよう切り替える構成とすることもできる。
【0012】
版胴1で印刷された印刷用紙Pは、版胴1より周速が速い排紙手段5に載り吸着搬送される。印刷用紙Pは、これら版胴1、搬送手段5の双方に接触している期間があり、搬送手段5側の搬送力が次第に増大していく。位置検出手段7は、印刷用紙Pの搬送位置を検出する。制御手段は、搬送手段5の搬送力と、版胴1の搬送力が不均衡となる時期を判断し、搬送手段5の搬送力を版胴1の搬送力程度に低下させて画像の擦れを解消する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の孔版印刷装置を示す構成図である。
孔版印刷用版胴1の外周には、製版された孔版原紙が挿着される。版胴1は、モータ2によって図中A方向に回転する。版胴1の下方には、自身の中心軸線の周りに回転可能に支持されたプレスローラ3が設けられ、印刷用紙Pが給紙されるタイミングに同期して版胴1に圧接する。これにより、印刷用紙Pは版胴1とプレスローラ3とによって挟持搬送され、印刷用紙Pの表面には孔版原紙の画像に対応した印刷画像が形成される。
【0014】
印刷用紙Pは、版胴1での印刷後、排紙手段5で排紙台方向に搬送される。排紙手段5は、無端ベルト5aと、吸引ファン5bと、搬送モータ5cで構成されている。吸引ファン5bの作動により、印刷後の印刷用紙Pは、無端ベルト5a上に裏面が吸着保持された状態で排紙台(図中B方向)に搬送される。この搬送手段5の無端ベルト5aの周速は、版胴1の周速よりも大きく設定されている。これにより、印刷用紙Pを版胴1からスムーズに引き剥がし、排紙台に向けた搬送力を確保できる。
【0015】
排紙手段5上の印刷用紙Pの通過位置は、位置検出手段7で検出される。この位置検出手段7は、例えば、投受光一体型の光センサが用いられる。この位置検出手段7は、版胴1とプレスローラ3との圧接位置から所定距離の位置だけ搬送方向下流側に設けられている。ここで、版胴1に印刷用紙Pの後端部分が圧接している状態で、この印刷用紙Pの先端位置を検出するように位置検出手段7が設置されている。
【0016】
また、印刷用紙Pのサイズ(幅、及び長さ)は、用紙サイズ検出手段8で検出される(図2参照)。この用紙サイズ検出手段8は、例えば、給紙台(不図示)に設けられているものが用いられる。例えば、この給紙台に設けられて用紙の幅位置を規制する一対の側板に連動するポテンショメータの出力で印刷用紙の幅を検出する。また、この給紙台に設けられた光センサの出力で印刷用紙の長さを検出する。
位置検出手段7を設けるに限らず、装置の操作パネル上で印刷用紙のサイズを選択、あるいは操作入力する構成とすることもできる。
【0017】
図2は、本装置の電気的回路構成を示すブロック図である。
位置検出手段7、用紙サイズ検出手段8の検出信号は、制御手段10に入力される。
制御手段10は、これら検出信号に基づき、所定のタイミングで排紙手段5の搬送モータ5cの回転速度を可変制御し排紙手段5の搬送力を一時的に低下させる。
【0018】
制御手段10内部には、タイミング検出手段10aと、切替手段10b、計時手段10cが設けられる。
タイミング検出手段10aは、用紙サイズ検出手段8で検出された用紙サイズと、位置検出手段7で検出された印刷用紙Pの搬送位置とに基づき、速度切替のタイミング信号を出力する。
【0019】
切替手段10bは、このタイミング信号の入力時に搬送モータ5cの速度を切り替える制御信号を出力する。この実施形態において、切替手段10bは、搬送モータ5cを2段階の異なる速度に切り替える。
即ち、版胴1の周速と排紙手段5の周速が一致する速度(V2)と、版胴1の周速よりも排紙手段5の周速が大きい速度(V1)、の2段階である。
この速度V1は、初期速度である。即ち、版胴1の周速より、排紙手段5の周速が大きいことにより、印刷用紙Pを版胴1からスムーズにに引き剥がし、排紙台に向けた搬送力を確保できる。
【0020】
計時手段10cは、タイマで構成され、タイミング検出手段10aがタイミング信号を出力した後、所定期間Tを計時する。そして、所定期間T経過後に、切替手段10bで切り替えた速度を初期速度V1に復帰させるための信号を切替手段10bに出力する。
所定期間Tは、印刷用紙Pのサイズ(長さ、幅)に応じて値が変更される。即ち、印刷用紙Pの後端が版胴1とプレスローラ3との圧接位置と離れる時期に対応した値に変更される。
【0021】
次に、上記構成による装置の動作を説明する。
版胴1がA方向に回転し、印刷用紙Pが給紙されるタイミングに合わせてプレスローラ3が版胴と圧接する。その圧接位置に向けて給紙された印刷用紙Pの版胴側の面に孔版原紙の穿孔に対応した画像が形成される。
この印刷用紙Pは、前記圧接位置通過後に排紙手段5により図中B方向に搬送される。排紙手段5は、無端ベルト5a上の印刷用紙Pを吸引ファン5bで無端ベルト5aに吸着しながら排紙台方向に搬送する。
【0022】
圧接位置から繰り出された印刷用紙Pは、搬送されるに従ってベルト5aに支えられる面積が増大していく。ここで、この排紙手段5の搬送速度は、版胴1の周速より大きい。また、印刷用紙Pは、これら版胴1、排紙手段5の双方に接触している期間が生じる。この期間において、印刷用紙Pは版胴1とプレスローラ3とによって挟持搬送されるため搬送力は不変である。これに比して、排紙手段5側の搬送力は、前記載る面積の増大によって吸引ファン5bによる吸着力が増すので次第に増大していく。
【0023】
よって、排紙手段5の搬送力と、版胴1の搬送力が不均衡となる時期のみ、排紙手段5の搬送力を版胴1の搬送力程度に低下させて画像の擦れを解消する。
【0024】
図3は、排紙手段5の搬送速度(周速)の時間的推移を示すグラフである。
制御手段10は、当初、排紙手段5の周速を版胴1の周速V2よりも高くなる速度V1(初期速度)で制御している。
この後、印刷用紙Pは、先端が位置検出手段7部分を通過する。このとき(速度切替時期t1)、位置検出手段7が印刷用紙Pの先端を検出しタイミング検出手段10aに出力する。そして、切替手段10bは、排紙手段5の周速を版胴1の周速と同一の速度V2となるよう切替制御する。即ち、搬送モータ5cの回転速度を切り替える。
【0025】
これにより、印刷用紙P後端が版胴に接触しているときの搬送力を均衡させることができる。即ち、版胴1における印刷用紙Pの搬送力と、排紙手段5上での印刷用紙Pの搬送力がほぼ等しくなる。したがって、印刷用紙P後端部で版胴1と接触している箇所での画像の擦れが防止される。
【0026】
この後、計時手段10cが所定期間Tを計時したとき、印刷用紙Pは版胴1から離れる(速度復帰時期t2)。
このとき、切替手段10bは、排紙手段5の周速を版胴1の周速V2よりも高くなる速度V1(初期速度)に復帰させる。
以上の制御で1枚の印刷用紙Pの印刷、搬送が実行される。以降、同様の手順で連続印刷される。上記制御内容は、図4のフローチャートに示されている。
【0027】
上記構成の位置検出手段7は、排紙手段5上の固定位置で印刷用紙Pを検出する構成である。この場合、印刷用紙Pの長さが変化した場合でも、同一のタイミングで印刷用紙Pの先端位置を検出することになる。即ち、印刷用紙Pの長さが長く、版胴1に接触している印刷用紙Pの位置が中央位置以前の場合もある。
【0028】
したがって、タイミング検出手段10aは、印刷用紙Pの長さが長い場合には、速度切替時期t1のタイミングを遅延させる構成とする。即ち、位置検出手段7から検出信号が出力された後、用紙サイズ検出手段8で検出された用紙サイズに合わせて、速度切替時期t1のタイミングを遅延させる(図3中、点線で記載)。これにより、版胴1に接触している印刷用紙Pが後端部分となったときに、排紙手段5の周速が版胴1の周速と同一の速度V2となるように切替制御される。
【0029】
また、タイミング検出手段10aは、印刷用紙Pの長さが同じであっても、幅が異なる場合、速度切替時期t1のタイミングを対応して可変する。即ち、印刷用紙Pの幅が広いときには、速度切替時期t1のタイミングを早める。
なお、印刷用紙Pのサイズ(長さ及び幅)は、用紙サイズ検出手段8により検出されている。
【0030】
上記実施の形態では、位置検出手段7の設置位置を排紙手段5上としたが、この位置検出手段7は、この排紙手段5上の位置を一端として搬送経路上の前方位置、即ち、版胴1の前方所定距離位置(図1中点線で記載)までの間(図中範囲D)で任意に設定することができる。
【0031】
この位置検出手段7の設置位置が異なると、印刷用紙Pの先端を検出するタイミングが変化する。このため、タイミング検出手段10aは、用紙サイズ検出手段8で検出された用紙サイズと、計時手段10cの計時機能を用いて、速度切替時期t1、及び速度復帰時期t2のタイミングを出力する構成とすればよい。
【0032】
また、位置検出手段7を図1に示す点線位置部分に配置した場合には、タイミング検出手段10aは、印刷用紙Pの後端を検知したときに、タイミング信号を出力する構成としてもよい。
この場合、切替手段10bは、タイミング信号の入力で、前記速度切替時期t1の時に排紙手段5の周速を版胴1の周速V2と同じになるよう切り替える。また、計時手段10cの計時によりこの速度切替軸t1から期間T経過後に速度復帰時期t2として排紙手段5の周速を初期速度V1に復帰させる。
【0033】
上記実施の形態で説明した位置検出手段7は、印刷用紙Pの搬送経路上で印刷用紙Pの先端、または後端の位置を検出する構成とした。
しかし、位置検出手段7は、印刷用紙Pの位置検出に限らず、版胴1の回転位置を検出する構成としてもよい。印刷用紙Pは、版胴1の回転に同期して搬送されるため、版胴1の位置を検出することで、印刷用紙Pの搬送位置を検出できる。
【0034】
この場合、版胴1の外周の基準となる箇所(例えば印刷用紙P先端が前記実施形態で示した排紙手段5上での位置検出センサ7の配置位置に達する箇所)に反射体、あるいは非反射体を設けて、この位置での光反射状態の変化により版胴1の基準位置を検出する。
したがって、タイミング検出手段10aは、前記実施形態同様に位置検出手段7から検出信号が入力されたときタイミング信号を出力する。
このように位置検出手段7が版胴1の回転位置を検出する構成としても、前記実施形態同様に排紙手段5の周速を切替制御することができる。
ここで、位置検出手段7は、装置に予め設けられている版胴1の回転位置検出用のセンサを用いる構成とすることができる。
【0035】
上記実施形態では、排紙手段5の周速を版胴1の周速V2と同一速度に切り替える構成としたが、これに限らない。即ち、排紙手段5の周速は、速度切替の期間Tにおいて、V2≦周速<V1の範囲内で適切な周速を適宜設定できる。
なお、排紙手段5の周速を版胴1の周速に近づけるだけでも、排紙手段5の搬送力が、版胴1の搬送力よりも大きくなることを防ぐことができる。
【0036】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上記第1実施形態では、排紙手段5の搬送速度を切り替える構成としたが、これに限らない。第2実施形態では、排紙手段5の搬送モータ5cは、常時一定な周速V1(V1>V2)で搬送駆動させる。
一方、切替手段10bは、前述した速度切替時期t1に、吸引ファン5bの吸引力を弱める制御を行う。また、速度復帰時期t2に、吸引ファン5bの吸引力を復帰させる制御を行う。
【0037】
これにより、期間Tの間は、版胴1の搬送力が、排紙手段5の搬送力よりも大きくなることを防止することができる。この期間Tの間、印刷用紙Pは、排紙手段5上でスリップすることになる。しかし、印刷用紙Pは、無端ベルト5a上で裏面がスリップするため、印刷用紙P表面の画像が擦れることはない。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、版胴の搬送力よりも搬送手段の搬送力が大きくなる時期が判断され、この時期に搬送手段の搬送力を弱める構成である。
これにより、版胴と印刷用紙との間のスリップが防止でき、印刷用紙上の画像の擦れを防止して画像品質を保つことができるようになる。
制御手段は、位置検出手段の検出信号に基づき、前記時期を判断するが、位置検出手段は、印刷用紙の搬送位置を直接検出する構成としたり、版胴の回転角度を検出する構成にできる。
また、搬送力を弱めるための具体的手段としては、搬送手段の周速を版胴の周速程度に低下させる構成や、搬送手段の吸着力を低下させる構成があり、いずれにおいても、上記同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の孔版印刷装置の構成図。
【図2】電気的回路構成を示すブロック図。
【図3】排紙手段の搬送速度(周速)を示すグラフ。
【図4】排紙手段の速度可変制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…孔版印刷用版胴、3…プレスローラ、5…排紙手段、5a…無端ベルト、5b…吸引ファン、5c…搬送モータ、7…位置検出手段、8…用紙サイズ検出手段、10…制御手段、10a…タイミング検出手段、10b…切替手段、10c…計時手段、10d…記憶手段、P…印刷用紙。

Claims (6)

  1. 外周面に孔版原紙が巻き付け装着され、自身とプレスローラとの間に印刷用紙を挟持しつつ圧接搬送し、該印刷用紙に印刷画像を形成する孔版印刷用版胴と、
    前記版胴の搬送方向下流に位置し、該版胴側より排出された印刷用紙を排紙台に向けて吸引搬送する無端ベルトを有し、該無端ベルトの周速は版胴の周速よりも大きく設定されている排紙手段と、
    前記印刷用紙の搬送経路上における印刷用紙の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段の検出信号に基づき、前記印刷用紙に対する前記排紙手段の搬送力が前記版胴の搬送力よりも大きくなる時期を判断し、該時期では前記排紙手段の搬送力を前記版胴の搬送力と同等かそれ以下になるよう切替制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 前記位置検出手段は、前記搬送経路上を搬送移動する印刷用紙の端部を直接検出し、前記制御手段に検出信号を出力する請求項1記載の孔版印刷装置。
  3. 前記位置検出手段は、前記版胴の回転位置を検出し、前記制御手段に検出信号を出力し、
    前記制御手段は、前記検出された版胴の回転位置に基づき前記印刷用紙の搬送位置を得る請求項1記載の孔版印刷装置。
  4. 前記印刷用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記用紙サイズ検出手段で検出された印刷用紙のサイズに応じて前記搬送力の切替時期を変更させる請求項1記載の孔版印刷装置。
  5. 前記制御手段は、前記切替制御時に前記排紙手段の周速を前記版胴の周速にほぼ同一な速度に切り替える請求項1記載の孔版印刷装置。
  6. 前記制御手段は、前記切替制御時に前記排紙手段の吸引力を前記版胴の搬送力程度に弱めるよう切り替える請求項1記載の孔版印刷装置。
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