JPH01316757A

JPH01316757A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH01316757A
Application number: JP63148199A
Authority: JP
Inventors: Tamotsu Okada; 保岡田; Tokitaka Ehata; 時任江幡
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-06-17
Filing date: 1988-06-17
Publication date: 1989-12-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は複写機、記録機器及びレーザービームプリンタ
等の画像形成装置に関し、特に排熱又はオゾン等の排出
を行なう排気手段を備えた画像形成装置に関する。

（従来の技術）従来、画像形成装置としては、複写機、レーザービーム
プリンタ等の電子写真記録装置、静電記録装置、感熱記
録装置、熱転写記録装置、インクジェット記録装置等多
種に亘る記録装置がある。これらの記録装置は電源、モ
ータ、電装基板等からの発熱により装置内が昇温し、装
置の正常な動作を妨げる原因となる。

また、従来の画像形成装置は、走行する像担持体表面を
コロナ帯電器により一様に帯電して可転写トナー像を形
成した後、これをコロナ帯電器によって転写材に転写し
、この転写材を別のコロナ帯電器により像担持体より分
離するものが周知である。このような画像形成装置にお
いては、−様帯電用、転写用、分離用の各コロナ帯電器
の高電圧部材がその帯電工程、転写工程、分離工程にお
いてコロナ放電を起こし、オゾン等のコロナ生１１＆物
および窒素酸化物を生成させる。このコロナ生成物の内
、特にオゾンが像担持体表面に付着すると、このオゾン
は高温環境下において吸湿する。

その結果、像担持体表面の低抵抗化をもたらすため、像
担持体表面に形成された静電潜像が拡散し、可転写トナ
ー像画かにじむいわゆる画像流れを引き起すという問題
点があった。

そこで、従来より排熱又はオゾン等の排出を行なう排気
手段を備えた画像形成装置が知られておリ、上記排気手
段の風量は装置稼動中は一定であった。他方、排気手段
の風量を切換える装置もあるが、これは装置稼動中、つ
まりシート搬送中とスタンバイ時における切換えで、主
としてスタンバイ中の騒音低減が目的であった。

（発明が解決しようとする課８）ところで、上記画像形成装置は第６図に示すように、シ
ー）Ｓの先端又は後端がフリーとなるフリー領域が生じ
てしまい、この領域において排気手段１１４の影響によ
り、シートＳの先端又は後端がばたつき、シートＳ上の
未定着画像のこすれ（破線状態）や定着器１０８のニッ
プに対して平行にシートＳが搬送されず、不安定な状態
で搬送する（実線状りことによってシートＳにしわの発
生や画像画がりが発生してしまう問題がある。これを防
止するために従来ではシートＳのフリー領域にローラ等
を設けてシートＳを搬送部１０７に圧接させる手段もあ
るが、この手段ではシート上の画像が未定着なためロー
ラ跡等の弊害が新たに発生する。また、シー）Ｓを搬送
部１０７に吸引する手段もあるが、この手段では装置自
体が大型化し、構造も複雑となるので、小型且つ安価な
画像形成装置には不向きである。さらに、小型の画像形
成装置ではスペース的な余裕が限定されているので、排
気手段の数を増加するのも困難で、加えてユニットが密
集しているため昇温等に不利であって、これを防止する
ため所定量以上の風量が必要となる。

そこで、本発明は従来例の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、シート
の先端又は後端がフリー状態になってもシートの搬送を
安定させることのできる画像形成装置を提供することに
ある。

（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するために、本発明にあっては、装置
本体内の排気を行なう排気手段を有する画像形成装置に
おいて、前記排気手段の風量をシートの搬送位置に基づ
いて切換える切換手段を設けたことにより構成されてい
る。

（作　用）上記の構成を有する本発明においては、シートの搬送位
置に基づいて排気手段の風量を切換えることによって、
搬送中のシート先端又は後端がフリー状態となっても排
気手段による影響を受けないためシートのばたつきがな
くなり、安定した搬送が行なわれるようにした。

（実施例）以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第１
図において５画像形成装置はシートＳを積載する給紙ト
レイｌ及び該トレイｌからシートＳを給送する給紙部２
を有しており、該給紙部２の下流側にはシートＳを案内
するガイド対３及びシートＳを同期搬送するレジストロ
ーラ対４が配設されている。そして、該ローラ対４の下
流側にはシートＳを案内するガイド対５、画像を形成す
る画像形成部６及びシートＳを搬送する搬送部７が配設
されており、該搬送部７の下流には画像を定着する定着
器８が配設されている。また、定着器８の下流側には、
シートＳを装置本体９外の排紙トレイ１０上に排出する
排出ローラ対１１が配設されており、装置本体９上部に
は原稿をａ置するプラテン１２及び原稿を該プラテン１
２に圧接させる押え板１３が配設されている。さらに、
定着器８の上部には装置本体９内部の排熱又はオゾンの
排出を行なう排気手段としてのファン１４が配設され、
矢印Ａ方向に風路が形成されている。

上記の構成において、本実施例ではシートＳの先端又は
後端がフリー領域（画像形成部６と定着器８との間の領
域）にある状態を検知し、ファン１４の風量を制御して
、シートＳのばたつきを押え、搬送性を安定させている
。即ち、本実施例では排気手段としてのファン１４の回
転数を制御することによって風量の切換えを行なってい
る。第２図は本実施例の制御系を示すブロック図であり
、同図において、１６は搬送部７にあってシートＳを検
知するフォトセンサ、２０は制御手段としてのＣＰＵ、
２３はファン１４を駆動するための駆動手段としてのＤ
Ｃモータ、２２はＤＣモータ２３の回転数を制御する回
転数制御回路である。従って、フォトセンサ１６がシー
トＳを検知すると、この検知信号をＣＰＵ２０で得て、
ＣＰＵ２０が回転数制御回路２２に切換信号を送出する
ことで、Ｄ・Ｃモータ２３への印加電圧を切換えてＤＣ
モータ２３の回転数が制御され、ファン１４による風量
が変化する。

第３図は本実施例の制御系の動作を示すフローチャート
であり、先ずステップ■でコピースイッチ（図示せず）
をオンすると、ステップ■でファン１４がオンし、所定
風量が装置本体９から排出され続け、ステップ■でシー
トＳが搬送され。

フォトセンサ１６によってシートＳの先端又は後端がフ
リー領域内にあることを検知すると、ファン１４の排気
風量を低下させる（ステップの。

■）、そして、上記シー）Ｓの先端又は後端がフリー領
域内に位置しなくなると、ファン１４の排気風量を所定
風量に戻し、シートＳを排紙トレイ１０に排出し、スタ
ンバイ状態になる（ステップ■〜■）、従って、本実施
例ではファン１４の風量（ＤＣモータ２３の回転数）を
シー）Ｓの搬送位置に基づいて切換可使とし、シートＳ
の先端又は後端がフリー状態にある時はファン１４の風
量を低下させて、シートＳがファン１４によるＢ’Ｊを
受けないようにしである。

ここで、装置本体９のメインモータからベルトやギヤを
介して駆動する構成で、電気的な切換えが困難な場合に
は、第４図（ａ）、（ｂ）に示すように径の異なるプー
リ１５ａ、１５ｂ又はギヤを排気手段側又は駆動手段側
に設けてシート搬送位置によりクラッチ１９等を介して
切換えることも可能である。同図（ａ）が通常（所定）
の風量排出時で、同図（ｂ）が風量を減少、つまりファ
ンの回転数を低下させた状態を示している。

また、シートＳの搬送位置の検知について、上記実施例
ではフォトセンサ１６を使用したが、第５図（ａ）　、
（ｂ）に示すように原稿台移動型の装置であれば、原稿
台位置からシート搬送位置を検知することも可能である
ので、原稿台３０に位置検知用のコマ１７を設けて、検
知手段としてのマイクロスイッチ１Ｂを装置本体に設け
、原稿台位置からシートＳの搬送位置を検出してファン
の風量を切換えるようにしてもよい、さらに、搬送位置
の検知手段としては、給紙、レジストローラの駆動タイ
ミングからタイマーを用いてシーケンス対応するように
してもよい。

尚、上記実施例において、風量の切換えのタイミング、
回数、更には風量の大小については各装置の搬送条件等
により適宜設定されることは勿論である。そして、風量
の切換えは各装置のシート搬送条件、昇温レベル等によ
り決定されるものであり、シート搬送位置については限
定されない。

（発明の効果）本発明に係る画像形成装置は以上の構成及び作用からな
るもので、シートの搬送を安定させることができると共
に、装置本体内の昇温やオゾン排出性能に影響を与える
ことなく、容易に実施することができる。また、部材の
追加等が最小限で済み、構造も複雑化しないため、小型
且つ低コストな装置に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した画像形成装置を示
す概略構成図、第２図は同実施例の制御系を示すブロッ
ク図、第３図は同実施例の制御系の動作を示すフローチ
ャート、第４図（ａ）、（ｂ）は同実施例における風量
切換手段の変更例を示す概略図、第５図（ａ）、（ｂ）
は同実施例における搬送位置検出手段の変更例を示す概
略図、第６図は従来の画像形成装置を示す概略構成図で
ある。符号の説明６・・・画像形成部　　　　７・・・搬送部８・・・定
着器　　　　　　９・・・装置本体１４・・・ファン（
排気手段）２０・・・ＣＰＵ（切換手段）２２・・・回転数制御回路　２３・−ＤＣモータＳ・・
・シート第４図（σ）５ａ第５図（σ）（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

装置本体内の排気を行なう排気手段を有する画像形成装
置において、前記排気手段の風量をシートの搬送位置に
基づいて切換える切換手段を設けたことを特徴とする画
像形成装置。