JP3738728B2 - 建物用土台およびこれを用いた建物用土台と柱との接続構造 - Google Patents

建物用土台およびこれを用いた建物用土台と柱との接続構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基礎の上方に沿って配置される建物用土台およびこれを用いた建物用土台と柱との接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンクリートからなる基礎の上面に沿って固定される建物用土台には、在来工法やプレハブ工法においても、断面角形の木材からなる土台が広く用いられている。かかる木材製の土台は、基礎の上方に立設するアンカーボルトにより固定されると共に、柱や間柱などもかかる土台を介して立設されている。
【0003】
しかしながら、従来の木材製の建物用土台には、以下のような問題があった。
(1)白蟻による食害を受け易く、湿気によって腐食し易い。
(2)吸湿および放湿を繰り返すことにより、土台の断面寸法が経年変化するため、建物に歪みを招来させる。
(3)重量が大きいため、現場での作業性が低く、コスト高になり易い。
(4)柱の直下などの集中荷重を支持する部分とそうでない部分との何れも同一断面であるため、重量が重なり、当該土台材料の無駄にもなる。
(5)加工精度が低く且つ寸法が狂いやすいため、モジュールユニット化が困難で建物の施工性が低下する。
(6)柱などとの接合部に複雑で熟練を要する継手構造の加工が必要となる。
(7)木材伐採による環境破壊につながり易い。
【0004】
【発明が解決すべき課題】
本発明は、以上に説明した従来の技術における問題点を解決し、白蟻の食害や湿気による腐食または寸法変化がなく、軽量で加工精度および施工性を高められると共に、柱との接続も容易となる建物用土台、およびこれを用いた建物用土台と柱との接続構造を提供する、ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、発明者らによる鋭意研究および調査の結果、建物用土台にアルミニウム合金からなる押出形材を適用すると共に、柱との接続に用いる接続金具の回転を予防する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明における第1の建物用土台(請求項1)は、基礎の上面に沿って配置され且つアルミニウム合金からなる押出形材により形成される建物用土台であって、断面がほぼ矩形で且つ上面の中央付近に上向きに開口する凹溝を長手方向の全長に沿って形成している、ことを特徴とする。
【0006】
これによれば、アルミニウム合金の押出形材により建物用土台を形成するため、白蟻の食害や湿気による腐食または寸法変化がなく、長期間にわたり断面や形状および強度が安定した土台となる。また、軽量化できるため、加工精度が高く且つ建物の施工性を高められると共に、環境上からも好ましくなる。
しかも、断面が矩形で且つ上面の中央付近に凹溝を長手方向に沿って形成しているため、後述する柱の下端に進入する接続金具の下辺を上記凹溝に嵌合することにより、上記金具を介して柱を回転不能にして接続することも可能となる。
尚、上記長手方向とは、土台を形成する押出形材の押出方向と同じである。
【0007】
また、本発明における第2の建物用土台(請求項2)は、基礎の上面に沿って配置され且つアルミニウム合金からなる押出形材により形成される土台本体と、かかる土台本体の長手方向における所定の位置に嵌合され且つ上記同様の押出形材からなる補強材と、を備えた建物用土台であって、上記土台本体は、開口部が基礎側に開口した断面ほぼコ字を呈すると共に、その上面の中央付近に上向きに開口する凹溝を長手方向の全長に沿って形成している、ことを特徴とする。
【0008】
これにても、白蟻の食害、湿気による腐食のおそれ、寸法変化、および建物の歪みを生じるおそれがなく、加工精度が高く且つ建物の施工性を高められる。しかも、アンカーボルトが貫通する部分や柱が立設されて垂直方向の荷重が集中する部分にのみ補強材を配置するため、一層軽量にすることができる。更に、土台本体の上面の中央付近に凹溝を長手方向に沿って形成しているため、後述する柱の下端を固定する接続金具の下辺を上記凹溝に嵌合することにより、かかる金具を介して柱を回転不能にして接続することも可能となる。
【0009】
更に、本発明には、前記建物用土台または前記補強材は、長手方向に沿った中空部を内蔵し且つかかる中空部の幅方向における中央付近に一対の垂直な隔壁が一体に形成されている、建物用土台(請求項3)も含まれる。
これによれば、アンカーボルトが貫通する部分や柱が立設されて垂直方向の荷重が集中する部位においても、上記ボルトが貫通する両側付近に一対の隔壁が形成されているので、建物用土台や土台本体の上面が下向きに変形したり、かかる隔壁などが座屈するなどの変形を確実に防止できる。従って、構造材として所要の強度を有する建物用土台とすることができる。
【0010】
一方、本発明の建物用土台と柱との接続構造(請求項4)は、前記建物用土台あるいは前記土台本体および補強材の幅方向における中央付近を垂直に貫通し且つ上記建物用土台または上記土台本体よりも上方に突出するボルトと、かかるボルトの上端にネジ結合するナットを接続板の中央付近に垂直に固定し且つかかるナットよりも下側に位置する上記接続板の下辺が上記建物用土台または上記土台本体の上面に形成した凹溝内に嵌合する接続金具と、かかる接続金具の接続板が下端に形成したスリットに嵌合し且つ上記建物用土台または上記土台本体の上面に垂直に立設される柱と、を含む、ことを特徴とする。
【0011】
これによれば、建物用土台の上に接続金具を介して、柱を回転不能にして容易且つ短時間に精度良く立設できると共に、上記金具もボルトにより建物用土台に強固に固定される。従って、従来のように、木材製の土台にノミなどを用いて形成される複雑な継手構造が不要となり、熟練を要する作業を省略することができ、住宅などの建物の施工性を高めることにも寄与することができる。
尚、上記ボルトは、例えば建物用土台の下方に配置されるベース板の上面に垂直に溶着されたものが用いられる。
【0012】
また、本発明には、前記接続金具は、側面視がほぼ矩形の接続板と、かかる接続板の下辺における中央付近から垂直に切り欠いた凹部と、かかる凹部の中間に溶接付けにより垂直に固定したナットと、を含む、建物用土台と柱との接続構造(請求項5)も含まれる。これによれば、土台の中央付近を垂直に貫通する前記ボルトと上記ナットとが所定の位置でネジ結合しても、このボルトの先端を凹部の上端付近に収容でき、且つ上記ナットよりも下側に位置する接続板の下辺を、土台または土台本体の上面に位置する前記凹溝に確実に嵌合することができる。
【0013】
更に、本発明には、前記接続金具の接続板には複数の通し孔が穿設され、前記柱にほぼ水平方向に打ち込まれる複数のピンが上記通し孔を個別に貫通している、建物用土台と柱との接続構造(請求項6)も含まれる。
これによれば、接続金具を介して建物用土台の上に立設された柱が、施工中に上向きに抜け出す事態を防止できると共に、施工後において負圧により屋根などの上部構造体と共に柱が浮き上がる事態も確実に防止できる。従って、施工時の安全はもとより、居住者の生活上における安全性も確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施に好適な形態を図面と共に説明する。
尚、以下の各実施の形態では、布基礎の上に本発明の建物用土台を配置しているが、べた基礎や独立基礎についても適用可能である。
図1は、本発明の建物用土台1の施工済み状態を示す斜視図であり、この土台1は、建物の布基礎Kの上面に沿ってスペーサS,sなどを介して配置される。
図1に示すように、建物用土台1は、アンカーボルト7により布基礎Kの上に固定され、かかるアンカーボルト7が貫通する位置に隣接する建物用土台1の上に、追って詳述する接続金具40を介して柱Hが垂直に立設される。
尚、建物用土台1上で柱1H,1Hの間には、布基礎Kとの間にスペーサSを介して間柱mHがL型金具により立設される。また、図1に示すように、互いに平行な建物用土台1,1間には、根太Nが掛け渡されている。かかる根太Nは、アルミニウム合金からなり断面角形の中空押出形材からなり、その上面は上記土台1の上面と同じレベルに配置されている。
【0015】
図2(A)は、図1中のA−A線に沿った矢視における建物用土台1付近の断面図である。建物用土台1は、布基礎Kの上面に沿ってスペーサSを介して配置され、アルミニウム合金(JIS:A6063S−T5など)の押出形材からなる。図2(A)に示すように、建物用土台1は、上・下端の水平片2,5および屋外・屋内側の縦片3,4とからなる外形の断面がほぼ矩形(長方形)を呈し、かかる外形の断面形状とほぼ相似形の中空部6を長手方向(図示で奥行き方向で押出方向)の全長に沿って有する。尚、かかる土台1の外周面には、図示しない陽極酸化皮膜層、あるいはこれと電着塗膜層とが所定の厚みで被覆されている。
【0016】
断面矩形の中空部6は、その幅方向における中央付近に垂直な一対の隔壁7a,7bを、当該中空部6の幅方向において、後述するアンカーボルト20などの貫通位置に近い位置に形成している。このため、図2(A)に示すように、中空部6は、幅寸法が互いに異なる中空部6a,6b,6cに3分割されている。因みに、かかる土台1全体の外形における高さは40mmで且つ幅は120mmであり、且つ各部の厚みは約2mmである。
また、建物用土台1は、図2(A)に示すように、上端の水平片(上面)2の中央付近に浅い凹溝2aを、屋外側の縦辺3の上・下端に対向する断面L形で長短の突条8,10およびこれらの内側の係止溝9,11を、屋内側の縦片4の上・下端に水平な突片12,13およびその間の浅い凹部14を、一体に設けている。
【0017】
更に、図2(A)に示すように、布基礎Kの上には、平面視がほぼ正方形を呈し厚みが約20mmのスペーサSが柱Hの立設位置の近傍などの必要箇所に複数載置される。スペーサSは、耐熱性および耐候性を有する硬質の合成ゴムまたは合成樹脂からなり、その中心部には、布基礎K中の図示しないアンカー部から連続し且つ布基礎Kの上面の中央付近から立設するアンカーボルト20が貫通する。
アンカーボルト20は、図2(A)に示すように、土台1の中央に位置する中空部6cおよびその上下の水平片2,5を貫通し、座金21を介してナット22とネジ結合される。この結果、建物用土台1は、複数のスペーサSを介して布基礎Kの上方に固定される。尚、隔壁7a,7b間の距離(内のり)wは、アンカーボルト20の外径dに対して、1.1倍〜2.5倍の範囲に設定されている。
【0018】
また、図2(A)に示すように、建物用土台1の屋外側の縦片3における係止溝9,11には、水切り材30の垂直片32が挿入される。かかる水切り材30も前記同様のアルミニウム合金の押出形材からなり、垂直片32、補助突片33、水平片34、傾斜片35、およびカバー片36を一体に有する。補助突片33は、例えば壁下地材に用いられる合板などの取付け時の位置決めや補助支持材となり、且つ屋外から傾斜片35上を吹き上がる雨水の屋内側への進入を阻止する。
【0019】
更に、図2(A)に示すように、建物用土台1の屋内側の縦片4に位置する突片12,13間の凹部14には、根太受け24の垂直部25と出隅部の段部27とが挿入される。この根太受け24も、前記同様の押出形材をその長手方向において短く切断したもので、垂直部25および水平部26からなる断面ほぼL字形を呈し、その出隅部に段部27が一体に設けられている。根太受け24は、その垂直部25を縦片4にネジ止めして固定され、その水平部26上には、木材製で断面角形(角材)の根太23が複数載置され且つ固定される。
【0020】
図2(B)は、図1中のB−B線に沿った矢視における建物用土台1付近の納まりを示す断面図である。
図2(B)に示すように、建物用土台1上に予め後述する方法で固定した接続金具40の接続板42は、その下辺43が当該土台1の水平片2の中央付近に設けた凹溝2a内に嵌合している。かかる接続板42は、柱Hの下端に設けたスリットhsに挿入される。かかるスリットhsは、柱Hの下端で内外方向の中央に垂直に形成され、その中央付近には接続金具40のナット46を進入可能とする凹所(図示せず)が形成されている。また、柱Hの下部には、内外方向に水平に貫通する一対の通し孔haが、図2(B)で奥行き方向のスリットhsを貫通して穿孔され、これらは、その中間で接続板42の通し孔49と連通している。
【0021】
尚、図2(B)に示すように、土台1の隔壁7a,7b間の間隔wは、接続金具40とネジ結合するボルト48の外径dの1.1〜2.5倍の範囲とされている。また、接続金具40は、後述するように、接続板42とその中央付近に溶着したナット46などを含む。更に、接続金具40は、そのナット46が上記土台1の下側に配置したベース板47から薄肉のスペーサsを介して当該土台1を垂直に貫通するボルト48とネジ結合することにより、上記土台1に固定される。
【0022】
次いで、図2(B)に示すように、柱Hにおける屋外側の通し孔haから、鋼材製のピンPを打ち込み、接続板42の通し孔49を貫通させ且つ屋内側の通し孔haに進入させる。この結果、柱Hは、接続金具40および一対のピンPにより、建物用土台1上の所定の位置に抜け出し不能且つ回転不能にして立設される。
更に、図2(B)に示すように、建物用土台1の屋外側に水切り材30をセットし且つその垂直片32から縦片3にネジ(図示せず)止めすると共に、かかる土台1の屋内側に根太受け24をセットし且つその垂直部25から縦片4にネジ止めした後、かかる根太受け24の上に角材の根太23を複数載置する。かかる根太23の上には、図示しない床材を載せて固定する。尚、柱Hには、図示しない梁や壁材などが、種々の工法により接続または支持される。
【0023】
ここで、建物用土台1を例として布基礎Kへの施工方法を説明する。
予め、図3(A),(B)に示すように、前記スペーサS上に載置されない建物用土台1の位置に、柱Hとの接続金具40を回転不能に固定する。
接続金具40は、図3(A),(a)に示すように、鋼板からなり側面視が矩形状の接続板42、その底辺43の中央を上向きに細長くに切り欠いた逆U字形の凹部44、かかる凹部44の中間に挟まれつつ溶接付けしたナット46、および左右一対の通し孔49を含む。上記ナット46の下側には凹部44の下部45が位置し、且つナット46の上側には凹部44のアール部44aが位置している。
また、図3(A)に示すように、建物土台1の下方には、上面の中心部からボルト48を垂直に立設する平面視がほぼ正方形のベース板47と、上記ボルト48が中心部の通し孔saを貫通するスペーサsを配置する。かかるスペーサsは、前記スペーサSよりもベース板47の厚み分だけ薄肉とされている。
【0024】
更に、図3(A)に示すように、建物用土台1の水平片2,5の幅方向の中央における凹溝2a付近に通し孔2bを穿孔する(水平片5の通し孔の図示は省略)。図3(A)に示すように、ベース板47のボルト48を、スペーサsの通し孔saおよび建物土台1の通し孔2bなどに貫通させ、かかるボルト48の上端における雄ネジ部48aを接続金具40のナット46に螺入する。同時に、図3(B)に示すように、接続金具40の接続板42における下辺43,43を、建物用土台1の上端の水平片2における凹溝2a内に挿入する。
【0025】
かかる状態で、図3(A)中の矢印で示すように、ベース板47を回転し、ボルト48をナット46に更に螺入して、ベース板47と接続板42との間にスペーサsおよび建物土台1を挟み付ける。そして、スペーサsが建物土台1の水平片5の底面に当接した時点で、ベース板47の回転、即ちボルト48のナット46に対するネジ込みを停止する。この結果、図3(B)に示すように、接続金具40の接続板42は、その下辺43,43が建物用土台1の凹溝2a内に嵌合され且つ回転不能となった状態で、当該土台1上に固定される。尚、かかる固定時においても、隔壁7a,7bにより、建物用土台1には座屈などの変形が生じない。また、以上の操作は、前記建物用土台1aについても、同様に行われる。
【0026】
次に、所定の位置に接続金具40、スペーサs、およびベース板47を固定した建物用土台1を、布基礎Kの上面に固定する。図4(A)に示すように、布基礎Kから立設するアンカーボルト20は、スペーサSの中心部を貫通している。
尚、建物用土台1を固定する位置は、前記図1に示したように、柱Hが立設された位置の近傍で、且つ前記接続金具40などがない位置である。
また、建物用土台1の水平片2,5の幅方向の中央における凹溝2aなどの付近には、前記とは別の通し孔2bを穿孔しておく(水平片5の通し孔の図示は省略)。更に、ナット22および座金21を用意する。
【0027】
次いで、図4(B)に示すように、アンカーボルト20を、通し孔2bなどに貫通して建物用土台1をスペーサSの上に載置する。そして、アンカーボルト20の上端の雄ネジ部20aに、座金21を貫通させ且つナット22をネジ結合する。この結果、図4(B)に示すように、建物用土台1は、複数のスペーサSを介して布基礎Nの上面に沿って強固に固定される。しかも、アンカーボルト20およびナット22による締め付けによっても、水平片2の中央付近が変形し、これに連鎖してさらに隔壁7a,7bなどが座屈する事態を防止することができる。
尚、アンカーボルト20の外径dと隔壁7a,7b間の距離wは、前記範囲とされる。また、座金21には、その一辺の長さが、隔壁7a,7b間の距離wまたは隔壁7a,7b間の(外のり)間隔よりも大きいものが用いられる。
【0028】
そして、図5(A)に示すように、布基礎K上に固定された建物用土台1に先に固定した接続金具40に、木材製の柱Hを垂直に接続して固定する。
かかる柱Hの下部には、図5(A)に示すように、図示で左右方向にスリットhsを貫通して穿孔され、これと直交する方向で且つ建物の内外方向に沿って水平に貫通する一対の通し孔haが穿孔されている。かかる一対の通し孔haの中間において、追って挿入される接続板42の通し孔49が連通可能となる。
図5(A)の垂直の矢印で示すように、垂直姿勢の柱Hを垂下し、そのスリットhsに接続板42を挿入すると共に、屋外側から一対の通し孔haおよびこれらに連通する接続板42の各通し孔49に、鋼材製のピンPを個別に打ち込む。この結果、前記図2(B)に示したように、建物用土台1上に接続金具40を介して柱Hを接続し且つピンPにより抜け出し不能にして立設することができる。
【0029】
図5(B)は、前記土台1の変形形態である建物用土台1aの納まり図である。
建物用土台1aも前記同様のアルミニウム合金の押出形材からなり、上・下端の水平片2,5、屋外・屋内側の縦片3,4、中空部6(6a,6b,6c)、および屋外側の突条8,10および係止溝9,11を有している。
図5(B)に示すように、屋内側の縦片4の上端には、断面L形の突条15およびその内側の係止溝16が、当該縦片4の下端には水平な突片17が設けられると共に、突条15と突片17のとの間に凹部18が形成されている。
かかる建物用土台1aも前記土台1と同様にスペーサSを介して布基礎Kの上方に配置され、中空部6cなどを貫通するアンカーボルト20により固定される。また、屋外側の縦片3の係止溝9,11には、水切り材30の垂直片32が前記同様に挿入され且つ固定される。
【0030】
更に、建物用土台1aの屋内側の縦片4には、根太受け24aが配置される。図5(B)に示すように、根太受け24aも垂直部25および水平部26からなる断面ほぼL字形を呈し、その出隅部に、係止突条28および係止溝29を設けている。尚、係止突条28の長さは、土台1aの突条15よりも短く設定される。
根太受け24aは、以下のようにして建物土台1aに固定される。先ず、縦片4の上端の係止溝16に、根太受け24aの係止突条28の先端部を斜めにして挿入する。次に、かかる状態で根太受け24aを、図5(B)で時計回り方向に回転しつつ押し込むことにより、建物用土台1aの突条15を係止溝29に挿入し、且つ土台1aの凹部18に垂直部25を嵌合する。この結果、根太受け24aは位置決めされる。そして、垂直部25を縦片4にネジ止めして固定され、水平部26上には角材の根太23が複数載置される。
【0031】
更に、図5(B)に示すように、建物用土台1aを布基礎K上に固定する前に、前記同様の操作により、かかる土台1aの凹溝2aに接続板42の下辺43を嵌合して接続金具40を回転不能に固定した後、布基礎K上に前記アンカーボルト20を介して建物用土台1aを固定すると共に、かかる土台1a上における所定の位置に、柱Hを接続金具40を介して接続する。そして、一対のピンPを柱Hの通し孔haおよび接続板42の通し孔49に水平に打ち込む。この結果、柱Hを建物用土台1a上に抜け出し不能にして垂直に立設することができる。
【0032】
図6(A)は、異なる形態の建物用土台50の納まり図である。かかる土台50は、布基礎Kの上面に沿って配置される長尺な土台本体51と、かかる土台本体51に嵌合され、布基礎Kから立設するアンカーボルト20などが貫通する位置にのみ配置される複数の短い補強材60とを組み合わせたものである。尚、図6(A)において、土台50全体の高さは40mmで且つ幅は120mmである。
図6(B)に示すように、土台本体51も前記同様のアルミニウム合金の押出形材からなり、下向き(布基礎K側)に開口する断面ほぼコ字形を呈し、上端の水平片52および屋外・屋内側の縦片53,54と、これらに囲まれた開口部55とを備える。水平片(上面)52の中央には、前記同様の凹溝52aが位置する。
【0033】
また、図6(B)に示すように、土台本体51における屋外側の縦片53の上端と下端付近とには断面L形で互いに対向する長短の突条56,58およびこれらの内側の係止溝57を有する。更に、屋内側の縦片54の上端には断面L形の突条56およびこの内側の係止溝57を有し、下端には水平な突片59を、それぞれ長手方向(紙面の奥行き方向で押出方向)の全長に沿って一体に設けている。
【0034】
一方、補強材60も前記同様の押出形材からなり、図6(B)に示すように、上・下端の水平片62,65および屋外・屋内側の縦片63,64とからなる外形の断面がほぼ矩形(長方形)を呈し、外形の断面形状とほぼ相似形の中空部66を長手方向に沿って有している。断面ほぼ矩形の中空部66は、その幅方向における中央付近に垂直な一対の隔壁67a,67bを、該中空部66の幅方向における中央寄りの位置に形成している。従って、中空部66は、図6(B)に示すように、互いに幅寸法の異なる中空部66a,66b,66cに3分割されている。
また、図6(B)に示すように、上端の水平片62の中央には、土台本体51の凹溝52aの底部を受け入れる幅広い凹溝62aが形成されている。更に、屋外側の縦片63の下端には、下端の水平片65の先端から立設する突片68とその内側の係止溝61とが位置すると共に、屋内側の縦片64の下端には、断面L字形の突条69とその内側の幅広の係止溝61とが位置している。
【0035】
図6(A)に示すように、土台本体51の開口部55における所定の位置に補強材60を嵌合すると共に、屋外側において土台本体51の縦片53の下端を、補強材60の係止溝61内に係止し、屋内側において土台本体51の縦片54の下端に位置する突片59を、補強材60の前記幅広い係止溝61内に係止する。
この結果、長尺な土台本体51における前記柱Hの立設位置やアンカーボルト20による固定位置に所望数の補強材60を嵌合した建物用土台50が形成される。土台本体51における水平片52の幅方向における中央付近で且つ凹溝52aの底部と、補強材60の中空部66cの上下に位置する水平片62,65とに、図6(A)中で破線で示す通し孔をそれぞれ穿孔しておく。
【0036】
図6(A)に示すように、布基礎K中からその上面に垂直に立設するアンカーボルト20は、スペーサSを貫通して、建物用土台50における土台本体51や補強材60の上記各通し孔を貫通すると共に、かかる土台50の上方に突出するアンカーボルト20の雄ネジ部に座金21を介してナット22をネジ結合する。
この結果、建物用土台50は、その補強材60が位置する部位の複数のスペーサSを介して、布基礎Kの上方に沿って配置され且つ固定される。尚、図6(A)に示すように、一対の隔壁67a,67b間の距離wは、中空部66cなどを貫通するアンカーボルト20の外径dの1.1〜2.5倍の範囲に設定されている。また、上記操作の前に、建物用土台50上における所定の位置に、予め前記接続金具40の接続板42をボルト48など用いて立設しておくものとする。
【0037】
更に、図6(A)に示すように、建物用土台50の屋外側に水切り材30が前記土台1と同様にセットされ、且つ屋内側に根太受け24aがセットされ且つその上に角材の根太23が複数載置される。
そして、図7(A)に示すように、かかる土台50の上に予め立設した接続金具40の接続板42を、柱H下端のスリットhsに挿入した後、通し孔haおよび接続板42の通し孔49にピンPを打ち込む。この結果、柱Hを建物用土台50の上に回転不能且つ抜け出し不能にして立設できる。
【0038】
以上のような建物用土台50によっても、白蟻の食害、湿気による腐食のおそれ、寸法変化、および建物の歪みを生じるおそれがなく、当該土台50全体を一層軽量化でき、加工精度が高くなる。しかも、接続金具40などにより、柱Hの接続および固定も容易且つ迅速に行えるため、建物の施工性を高められる。
加えて、前記アンカーボルト20やボルト48が貫通する位置の付近にのみ補強材60を配置するため、その隔壁67a,67bにより、土台本体51や補強材60の水平片52,62の下向きの変形や縦片53,63,54,64および当該隔壁67a,67bの座屈変形も防止できる。従って、一層軽量で且つ高い強度を有する建物用土台50となる。
【0039】
図7(B)は、前記土台50の変形形態の建物用土台50aの納まり図である。建物用土台50aも、前記同様に、布基礎Kの上面に沿って配置される長尺な土台本体51aと、かかる土台本体51aに嵌合され、布基礎Kから立設する前記アンカーボルト20や柱Hの直下に位置するボルト48が貫通する位置などにのみ配置される複数の短い補強材60aとを組み合わせたものである。
土台本体51も前記同様の押出形材からなり、図7(B)に示すように、上端の水平片52、屋外側・屋内側の縦片53,54、およびこれらの囲まれた開口部55とからなる断面ほぼコ字形を呈する。上端の水平片52の中央には凹溝52aが形成され、屋外側の縦片53には、前記同様の突条56,58およびこれらの内側の係止溝57が設けられ、屋内側の縦片54の上端と下端付近とには水平な突片59a,59bをそれぞれ長手方向(図示で奥行き方向で押出方向)の全長に沿って一体に設けている。
【0040】
また、補強材60aも前記同様の押出形材からなり、図7(B)に示すように、前記同様の上・下端の水平片62,65、屋外・屋内側の縦片63,64、およびこれらに囲まれた中空部66を有し、且つ前記同様の隔壁67a,67bにより3つの中空部66a〜66cを内蔵している。また、水平片62の中央には幅広の凹溝62aが形成され、屋外側の縦片63の下端には、前記同様の突片68およびその内側の係止溝61が形成されている。更に、屋内側の縦片64の下端には、断面L字形の突条69およびその内側の係止溝61が形成されている。
【0041】
前記同様に、土台本体51aの開口部55における所定の位置に補強材60aを嵌合すると共に、屋外側にて土台本体51の縦片53の下端を、補強材60aの係止溝61内に係止し、屋内側において土台本体51aの縦片54の下端を、補強材60aの係止溝61内に係止し且つ突片59bを突条69の上に載せる。この結果、図7(B)に示すように、長尺な土台本体51aにおける所定の位置にのみ所望数の補強材60aを嵌合した建物用土台50aが組み立てられる。
【0042】
土台本体51aの水平片52の幅方向における中央付近で且つ凹溝52aの底部と、補強材60aの中空部66cの上下に位置する水平片62,65とに、それぞれ通し孔を穿孔し、且つ長手方向の所定の位置ごとに穿孔しておく。
先ず、図7(B)に示すように、ベース板47上から立設するボルト48を薄肉のスペーサsを介して、建物用土台50aにおける上記各通し孔に貫通させた後、接続板42の底辺43が凹溝52a内に嵌合するように、上記ボルト48を接続金具40のナット46にネジ結合する。この結果、接続金具40は、その接続板42を建物用土台51aの上に垂直に立設して固定される。
【0043】
次に、前記図6(A)に示したと同様に、布基礎Kに植え込まれ且つスペーサSを貫通して立設するアンカーボルト20を、建物用土台50aの異なる位置における上記各通し孔に貫通させ、且つ座金21を介してナット22を螺着する。これにより、建物用土台50aを布基礎Kの上面に沿って固定する。
そして、図7(B)に示すように、柱H下端のスリットhsに接続板42を挿入し、且つ柱Hの水平な通し孔ha内にピンPを打ち込み且つ接続板42の通し孔49を貫通させることで、建物用土台50a上に柱Hを立設することができる。尚、水切り材30や根太受け24も前記同様にして土台50aにセットされる。
以上の建物用土台50aによっても、前記土台50と同様な効果が得られる。
【0044】
尚、本発明の建物用土台および接続構造は、以上に説明した各形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上に説明した本発明の第1の建物用土台(請求項1)によれば、白蟻の食害や湿気による腐食または寸法変化がなく、長期間にわたり断面や形状および強度が安定した土台となる。また、軽量化でき、加工精度が高く且つ建物の施工性を高められると共に、樹木などを伐採が不要となるため、環境上からも好ましくなる。しかも、断面が矩形で且つ上面の中央付近に凹溝を長手方向に沿って形成しているため、柱の下端に挿入する接続金具の下辺を上記凹溝に嵌合させることにより、かかる金具を介して柱を回転不能にして接続することも可能となる。
【0046】
また、本発明の第2の建物用土台(請求項2)によれば、上記第1の土台による効果に加えて、アンカーボルトが貫通する部分や柱が立設されて垂直方向の荷重が集中する部分にのみ補強材を配置するため、一層軽量化できる。しかも、土台本体の上面の中央付近に凹溝を長手方向に沿って形成しているため、柱の下端に挿入する接続金具の下辺を上記凹溝に嵌合することにより、かかる金具を介して柱を回転不能にして接続することもできる。
更に、請求項3の建物用土台によれば、アンカーボルトが貫通する部分や柱が立設されて垂直方向の荷重が集中する部位においても、上記ボルトなどが貫通する両側付近に一対の隔壁が形成されるため、当該土台や土台本体の上面が下向きに変形したり、かかる隔壁が座屈するなどの変形を確実に防止できる。従って、構造材として所要の強度を有する建物用土台とすることができる。
【0047】
一方、本発明の建物用土台と柱との接続構造(請求項4)によれば、建物用土台の上に柱を接続金具を介して、回転不能で容易に且つ短時間に精度良く立設できると共に、上記金具もボルトにより上記土台上に強固に固定される。このため、従来のような木材製の土台にノミなどを用いて形成される複雑な継手構造が不要となり、熟練を要する作業を省略することができる。従って、建物の施工性を高め且つ低コスト化に寄与することが可能となる。
【0048】
また、請求項5の接続構造によれば、土台を垂直に貫通する前記ボルトと接続金具のナットとが所定の位置でネジ結合しても、かかるボルトの先端を接続板の凹部の上端付近に収容でき、且つ上記ナットよりも下側に位置する接続板の下辺を、土台または土台本体の上面に位置する凹溝に確実に嵌合できる。
更に、請求項6の接続構造によれば、接続金具を介して土台上に立設した柱が、施工中に上向きに抜け出す事態を防止でき、施工後において負圧により屋根などの上部構造体と共に柱が浮き上がる事態も確実に防止できる。従って、施工時の安全はもちろん、居住者の生活上における安全性も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物用土台1の布基礎上への施工済み状態を示す斜視図。
【図2】 (A)は本発明の建物用土台の納まりを示す図1中のA−A線の矢視に沿った断面図、(B)は図1中のB−B線の矢視に沿った上記土台の納まりを示す断面図。
【図3】 (A),(B)は図1,2の土台に柱用の接続金具を固定する状態を示す概略図。
【図4】 (A),(B)は図1,2の建物用土台を布基礎に固定する状態を示す概略図。
【図5】 (A)は図1,2の土台上に柱を立設する直前の状態を示す概略図、(B)は図1,2の土台の変形形態である建物用土台の納まりを示す断面図。
【図6】 (A)は異なる形態の建物用土台の納まりを示す断面図、(B)は(A)の土台を形成する土台本体と補強材とを示す断面図。
【図7】 (A)は図6(A)の建物用土台の異なる位置における納まりを示す断面図、(B)は図6(A)の土台の変形形態である建物用土台の納まりを示す断面図。
【符号の説明】
1,1a,50,50a……………………建物用土台
2,52………………………………………水平片(上面)
2a,52a…………………………………凹溝
6(6a〜6c),66(66a〜66c)…中空部
7a,7b,67a,67b………………隔壁
40……………………………………………接続金具
42……………………………………………接続板
43……………………………………………下辺
44……………………………………………凹部
46……………………………………………ナット
48……………………………………………ボルト
49……………………………………………通し孔
51,51a…………………………………土台本体
55……………………………………………開口部
60,60a…………………………………補強材
N………………………………………………布基礎(基礎)
H………………………………………………柱
hs……………………………………………スリット
P………………………………………………ピン

Claims (6)

  1. 基礎の上面に沿って配置され且つアルミニウム合金からなる押出形材により形成される建物用土台であって、
    断面がほぼ矩形で且つ上面の中央付近に上向きに開口する凹溝を長手方向の全長に沿って形成している、ことを特徴とする建物用土台。
  2. 基礎の上面に沿って配置され且つアルミニウム合金からなる押出形材により形成される土台本体と、かかる土台本体の長手方向における所定の位置に嵌合され且つ上記同様の押出形材からなる補強材と、を備えた建物用土台であって、
    上記土台本体は、開口部が基礎側に開口した断面ほぼコ字を呈すると共に、その上面の中央付近に上向きに開口する凹溝を長手方向の全長に沿って形成している、ことを特徴とする建物用土台。
  3. 前記建物用土台または前記補強材は、長手方向に沿った中空部を内蔵し且つかかる中空部の幅方向における中央付近に一対の垂直な隔壁が一体に形成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の建物用土台。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の前記建物用土台あるいは前記土台本体および補強材の幅方向における中央付近を垂直に貫通し且つ上記建物用土台または上記土台本体よりも上方に突出するボルトと、
    上記ボルトの上端にネジ結合するナットを接続板の中央付近に垂直に固定し且つかかるナットよりも下側に位置する上記接続板の下辺が上記建物用土台または上記土台本体の上面に形成した凹溝内に嵌合する接続金具と、
    上記接続金具の接続板が下端に形成したスリットに嵌合し且つ上記建物用土台または上記土台本体の上面に垂直に立設される柱と、を含む、
    ことを特徴とする建物用土台と柱との接続構造。
  5. 前記接続金具は、側面視がほぼ矩形の接続板と、かかる接続板の下辺における中央付近から垂直に切り欠いた凹部と、かかる凹部の中間に溶接付けにより垂直に固定したナットと、を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の建物用土台と柱との接続構造。
  6. 前記接続金具の接続板には複数の通し孔が穿設され、前記柱にほぼ水平方向に打ち込まれる複数のピンが上記通し孔を個別に貫通している、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の建物用土台と柱との接続構造。
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