JP3737245B2 - スライドレールのロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用シート(座席)の前後位置調節用スライドレールにおけるロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のロック装置には、シート側のアッパーレール側に設けたロック片を車床側のロアレールに設けたロック孔に係合することにより、アッパーレールをロアレールにロックするものがある。
【0003】
以上のロック片は、アッパーレール側に揺動自在に枢着したレバーの操作によってロック片を上方に移動させてロック状態を解除する構造であり、レバーはロアレール内から上方に突出し、その突出個所に操作部を設けている。
【0004】
一方、ロアレールは車床上より上方に突出しないように、車床に設けた凹溝内に埋設し、ロアレールの上面部に設けた開口部より内部に、塵、ゴミ等が浸入しないように、ロアレールの上面部にスリット付の柔軟な合成樹脂製カバーで開口部を塞ぐように固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のレバーは上下方向に揺動し、且つ、このレバーを有するアッパーレールはロアレールの開口部より上方に突出してロアレール内をスライドする。従って、レバーの前端縁又は後端縁が前記カバーに接触してカバーを下方であるロアレールの開口部内に喰い込むように作用する。
【0006】
そのため、カバーが損傷されるし、アッパーレールのスライド性も損なわれる不具合があった。
そこで、本発明は、ロック解除用のレバーによるカバーの損傷防止とを図ると共にアッパーレールのスライド性も損なわれないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明に係るスライドレールのロック装置は、ロック解除用レバーのカバーに接触する前、後端縁を、下方に向けて徐々に拡大状の曲線に形成したことを特徴とするものである。
【0008】
従って、レバーの前、後端縁は下方に拡開状の曲線に形成されているため、レバーの上下方向の回動操作又はアッパーレールのスライド時に、カバーを上方に持ち上げるように作用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るロック装置を有するスライドレールを示し、図中(1)は複数のロック歯(11)(11)(11)を有するロック片で、アッパーレール(4)に上下方向に移動自在に取付けられており、このロック歯(11)が下降してロアレール(3)の底部に設けたロック孔に係合することにより、アッパーレール(4)はロアレール(3)にロックされる構造である。
【0010】
ロアレール(3)は上面部に開口部(31)が長手方向に開口され、この開口部(31)を被覆するように二枚の柔軟弾性を有する合成樹脂製のカバー(30)がロアレール(3)の上面部に固定されている。
【0011】
アッパーレール(4)は前記ロアレール(3)と同様に前後にローラ(43)(43)を有する従来周知の構造のものであり、その一部には前記ロック片(1)を上方に移動させてロック歯(11)をロック孔から脱出してアッパーレール(4)のロック状態を解除するレバー(2)が上下方向に揺動自在にピン(41)で枢着されている。
【0012】
前記レバー(2)を枢着するアッパーレール(4)の突出部(40)は、ロアレール(3)から上方に突出するように形成されているため、レバー(2)の操作部(20)もロアレール(3)より上方に位置している。
【0013】
レバー(2)は突出部(40)を前側から挟むようにU字状に成形され、突出部(40)の左右両側面に接合するように前記ピン(41)で枢着され、前記操作部(20)は前側に位置し、後端部はロック片(1)の通孔(12)内に係合している。そして、ばね(5)の弾力によりロック片(1)をロック方向に付勢している。レバー(2)は図2に示すように前記カバー(30)が接触する部分の前端縁(21)と後端縁(22)が下方に向けて徐々に拡大状(膨出状)の曲線に成形されている。
【0015】
なお、操作部(20)をシート側に設けた操作部材(不図示)で、ばね(5)の弾力に抗して下方に移動すると、矢印方向にレバー(2)はピン(41)を回転中心に後端部が上方に回動するため、ロック片(1)は矢印方向である上方に移動してアッパーレール(3)のロック状態が解除される。
【0016】
そして、レバー(2)はアッパーレール(4)に取付けられているため、アッパーレール(4)と共に前、後方向にスライドする。
このスライド時及び前記操作部(20)を押動した際に、レバー(2)はロアレール(3)の内部からカバー(30)のスリットを通して上方に突出される。
【0017】
この突出する部位のレバー(2)の前、後端縁(21)(22)は、前述の如く、下方に向けて拡大状の曲線に成形されている。従って、前記アッパーレール(4)のスライド時及び操作部(20)を押動した際、カバー(30)を下方から上方に持ち上げるように作動させ、カバー(30)を下方に喰い込ませることがない。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、アッパーレールのスライド時、レバーの操作時に、ロアレールのカバーに対してレバーは下方より上方に持ち上げるように作動する。従って、カバーがレバーによって喰い込まれることがないため、カバーのレバーによる損傷を防止することができると共に、アッパーレールのスライド性も損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック装置を備えたスライドレールの分解斜視図である。
【図2】本発明の要部の部分切欠断面図である。
【図3】図2のIIIーIII線断面図である。
【符号の説明】
1 ロック片
2 レバー
3 ロアレール
4 アッパーレール
21 レバーの前端縁
22 レバーの後端縁
30 カバー

Claims (1)

  1. 車床に固定するロアレールと、このロアレールの上面部における長 手方向に設けた開口部を塞ぐカバーと、ロアレールの前後方向にスライド自在に嵌合 するシート側のアッパーレールと、前記アッパーレールに上下方向に移動自在に取付 けロアレールのロック孔に係合するロック片と、アッパーレールの前後方向に揺動自 在に枢着してロック歯を上下方向に移動させるレバーとを有するスライドレールにお いて、
    前記レバーのカバーに接触する前、後端縁を、下方に向けて徐々に拡大状の曲線に 形成したことを特徴とするスライドレールのロック装置。
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