JP3736963B2 - ヘッダー付き商品包装袋の製造方法及び該袋を用いた包装体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的高価な小型の商品、例えばボタン電池、半導体モジュールなどの電子部品、メタル、コイン類、指輪、イアリングなどの装身具などの物品であって、そのものだけでは寸法が小さいためにかえって取り扱いが困難なもののヘッダー付き商品包装袋及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、小型商品は、商品の寸法より数倍の寸法の包装体にして陳列して販売されている。例えば、ボタン電池用の包装は、中央に凹部を有し、その周縁にフランジ面を有する塩化ビニル樹脂製のブリスターと呼ばれる容器にボタン電池を挿入して、これにボタン電池の寸法の数倍の大きさのボール紙又はプラスチック製シートをかぶせてプラスチックシートと容器のフランジ面を接着、嵌め込み又は溶着して包装している。この包装を裏返すと、ブリスター包装は、寸法の大きい台紙のほぼ中央部に塩化ビニル樹脂の容器部が突出しており、その凸状部(ブリスター)の中にボタン電池が収納されている。
このブリスター包装は、寸法が台紙によって拡大されているので、流通過程及び消費者の保存には便利であるが、消費者が実際にボタン電池を包装体から取り出す場合にブリスター包装が堅固であり、これを破るのが非常に困難となる欠点がある。また、収納商品の寸法に比して廃棄される容器が嵩ばり、省資源及び廃棄公害の観点からも好ましくない。
さらに、包装工程において、凹状容器に個別に商品を入れて、台紙と接合する包装工程の自動化が困難で包装操作に手間がかかる欠点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、ブリスター包装に代えて、自動包装可能な熱可塑性樹脂製プラスチック袋による包装を企図したが、商品を陳列した場合等において、収納商品が袋体部の底及び端に偏在して、ブリスター包装の場合のように包装体(台紙の)中央附近に商品がないために、袋体部に収納商品があるのか否かがはっきりしない欠点が発生した。
そこで、鋭意研究の結果、省資源及び公害の観点からも好ましく、かつ、包装体から収納商品を取り出し易いヘッダー付きプラスチックフイルム製商品包装袋において、自動包装可能で、ヘッダーで吊り下げたときに、収納商品が袋体部のほぼ中央部に底部から浮き上がった状態で存在し明確に商品を確認できるヘッダー付き商品包装袋及びその製造方法の発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、次の各項の発明よりなる。
(1)薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムの積層構造からなるヘッダー部を有し、該ヘッダー部の下縁の裏面の薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムから延設された袋体フイルムが底縁で折り返されて重合された袋体フイルムの側縁を溶断固定されて形成された袋体部を有し、そしてヘッダー部の表面の下縁近辺に開口部を有する包装袋であって、前記袋体部が袋体部の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線上又は当該2本の傾斜線の外側面部の表裏の袋体フイルムを熱圧着固定されてなる袋に、ボタン電池、半導体モジュール、メタル、コイン類、指輪又はイアリングを袋体部のほぼ中央部に底部から浮き上がった状態で存在させたことを特徴とするヘッダー付き商品包装体。
(2)袋体部の内部に厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを有する第1項記載のヘッダー付き商品包装体。
(3)薄手の長尺熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、長尺フイルムの下縁及び上縁で折り返し、次いでワンピッチ移動で断続的に送り込まれた溶断工程において袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の連続製造方法において、該溶断工程で、溶断刃の後のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に若しくは前のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に、該袋体部面の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部面の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線の形状の熱刃の熱圧着により表裏の袋体フイルムを固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
(4)長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁の折り目にヘッダー用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させて、長尺の芯材シートの下縁で薄手プラスチックフイルムを芯材シート下縁に連続的ヒートシールによって固定し、次いでワンピッチ移動で断続的に送り込まれた溶断工程に おいて袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の連続製造方法において、該溶断工程で、溶断刃の後のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に若しくは前のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に、該袋体部面の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部面の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線の形状の熱刃の熱圧着により表裏の袋体フイルムを固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
(5)長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁の折り目にヘッダー用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させるとともに、下縁の折り目に袋体用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材シートを連続的に挟持させたことを特徴とする第4項記載のヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
(6)長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁及び下縁の折り目と同一の幅の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させた帯状積層体を形成し、次いで該帯状積層体をワンピッチ移動で断続的に溶断工程に送り込み袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の連続製造方法において、該溶断工程で、次の溶断工程で形成される商品包装袋の袋体部相当面に、該袋体部相当面の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有し、かつ袋体部相当面の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線に適合する形状の熱刃による熱圧着をして袋体表フイルムと芯材シートとを熱圧着固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
(7)熱刃による熱圧着工程において、袋体部の芯材シートと裏面の袋体フイルムの間に圧着プレートを存在させることを特徴とする第5項又は第6項記載のヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明を実施例の図面によって詳細に説明する。
図1は本発明の商品包装袋の1実施例の平面図である。ボタン電池が収納されている状態を示している。
これは、ヘッダー部1と袋体部2とからなり、ヘッダー部1の表側の下縁に開口部3がある。このヘッダー部1は、図2の断面図に示されるように、芯材シート11の表側の下縁から芯材シートの上縁13を越えて、芯材シート11の裏面に折り返され、袋体部底縁14で再び折り返され開口部3に至る薄手フイルム12が設けられ、この断面構造の積層体を袋体部側縁4、5で溶断することにより、袋体部側縁4及び5並びにヘッダー部1の側縁を溶着して、それぞれヘッダー部1及び袋体部2並びに開口部3が形成されている。ヘッダー部には吊り下げ孔6があけられている。
そして、図1に示されるように、袋体部2が、袋体部の上方ではボタン電池9の直径より広い間隔を有しかつ袋体部の下方ではボタン電池9の直径より狭い間隔になっている2本の傾斜線7、8上を熱圧着固定されている。
この袋体部2に上方からボタン電池9を落下させて収納した場合、袋体部2のほぼ中央部にボタン電池を保持することができる。
この2本の傾斜線は、袋体部2の側縁に接する必要はなく、傾斜線の端部と袋体側縁との間に収納商品の入り込まない範囲で側縁と傾斜線の間隔を離すことができる。
また、図1の傾斜線7、8は、左右対称形である必要はなく曲線であってもよい。さらに、収納商品の下部の形状に合わせて図3のように形成することができる。
この場合、2本の傾斜線の下部が連結してつながって1本の線になることも本発明のヘッダー付き商品包装袋の態様として有用である。
このように、商品の形状に適合させると、例えば自動包装で商品を上方から落下したときに、容易に袋体部の所定の位置に保持されるとともに、袋体部が90度以上傾斜しても、中央部にそのまま保持される利点がある。このように商品の形状に適合した傾斜線を用いた場合には、商品を収入後開口部をヒートシール等によって密封しなくとも商品が飛び出す恐れがない利点もある。
また、傾斜線は直線又は曲線であっても、必ずしも連続線である必要はなく、図4のような破線であっても同様の効果が得られる。
また、本発明の傾斜線上の溶着に代えて、傾斜線の外側を面で溶着させることもできる。この場合の溶着は半融解状態の熱圧着にするのが望ましい。
【0006】
本発明は、ヘッダー部1と袋体部2があって、袋体部2の開口部3がヘッダー部1の下縁近くに設けられているものであれば、特に制限なくどのようなヘッダー付き商品包装袋でも適用することができる。例えば、図2で示される商品包装袋の断面構造のヘッダー部の芯材シートを除去した構造が本発明の商品包装袋の最も基本的構造となる。
このようにヘッダー部分の芯材を除去する場合は薄手のフイルムは少し厚さを増加させるのが望ましい。
また、ヘッダーがあって、その下縁に開口部がある構造によって、公知の自動包装(特開平2−296628号公報、特許第2620209号公報、特開平6−191514号公報)を適用することができる構造となっている。すなわち、自動包装機の充填工程において、ヘッダー部を固定して、開口縁を機械的に開いた状態でヘッダー部表面と開口縁の間に商品を滑り込ませるもしくは落下させる自動包装においては、ヘッダー部下縁に開口部がある構造が便利である。
本発明ヘッダー付き商品包装袋に商品を充填後に開口部をヒートシール等によって密封する。
このような公知のヘッダー付き商品包装袋としては、図2のような袋体部2が薄手フイルムのみで形成される袋体部よりも、袋体部2に厚手の芯材シートを積層した図5の断面構造のヘッダー付き商品包装袋の方が高級感及び機能面からも本発明にはさらに適した態様となる。
この図5においては、袋体部2の開口部のある表側は薄手フイルム12となっていて、袋体の裏面側が薄手フイルム12と芯材シート11の積層となっている。この袋では芯材シート11は、ヘッダー部1の芯材となるとともに、袋体部2の芯材となっていて、ヘッダー部から一体的に連続した厚手の芯材シートで構成されている。
図5のヘッダー付き商品包装袋では、収納商品は、表フイルムaと芯材シート11との間に収納される。この場合の傾斜線7、8は表側の表フイルムaと厚手の芯材シート11の間に溶着固定によって形成される。
別法として、芯材シートが開口縁の位置でヘッダー部芯材と袋体部芯材に分離切断されていて、開口部がある表側の表フイルムaに芯材シートが固定した商品包装袋も形成することができる。収納商品は図5の裏面側から見えるように収納するヘッダー付き商品包装袋にすることができる。この場合は表裏が逆転して開口部がある面が商品包装袋としては裏面となる。
芯材シートが袋体部にある方が、芯材シートがブリスター包装の台紙と同様の機能を果たし、包装体の寸法を大きくする点で望ましい。
このように、芯材シートを袋体部に設けたものは、ブリスター包装と同様に、包装の中央部に商品を保持できて、ブリスター台紙と同様の寸法拡大作用というブリスター包装の利点を有しており、従来のブリスター包装の前記欠点を解消している。
【0007】
本発明のヘッダー付き商品包装袋の製造は、長尺の薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルム及び長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを、断面構造が図2又は図5の積層構造になるように常法によって連続的に形成して、袋体幅ごとに溶断して連続的製造する公知の連続製造方法を改良して製造することができる。また、図2のヘッダー部の積層構造からヘッダー部の芯材シートを除去した積層構造に同一の施工操作を適用したものが本発明製造方法の基本的態様である。さらに、図5の積層構造の芯材シートをヘッダー部分と袋体部分に分離した積層構造に同一の施工操作を適用したものが別の態様の本発明製造方法を構成する。
公知の連続製袋方法においては、最終の溶断工程において、ワンピッチ移動で溶断工程台に送り込まれた積層シートに溶断刃を下降させて袋体部及びヘッダー部の側縁を切り離す。この場合、溶断刃の位置を通過したワンピッチ前の袋体部は、帯状の長尺材料構造から分離されていて商品包装袋が完成している。溶断刃の位置の直前のワンピッチ前の袋体部は長尺の材料構造に繋がっていて、次の溶断操作によって、商品包装袋を形成しながら分離される。
本発明はこの公知の連続製袋方法の溶断刃の下降動作に連動して下降する熱刃によって、次のピッチの袋体部又は前のピッチの袋体部の所定の位置に本発明の特徴的傾斜線の溶着を形成させることを特徴とするものである。
すなわち、図2の商品包装袋の製造方法においては、長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁の折り目にヘッダー用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させて、長尺の芯材シートの下縁で薄手プラスチックフイルムを芯材シート下縁に連続的ヒートシールによって固定し、次いでワンピッチ移動で断続的に送り込まれた溶断工程において袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の公知の連続製造方法において、該溶断工程で、次のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に又は前のピッチで形成された袋体部面に、該袋体部面の開口部方向の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部面の底部方向の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線の形状の熱刃の熱圧着により表裏の袋体フイルムを固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法となる。
この製造方法において、ヘッダー部の芯材シートの挟持操作を除去したものが本発明の最も基本的構造の商品包装袋の製造方法の態様となる。
さらに、本発明製造方法の別の態様として、長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁及び下縁の折り目の間隔と同一の幅の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させた帯状積層体を形成し、次いで該帯状積層体をワンピッチ移動で断続的に溶断工程に送り込み袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の公知の連続製造方法において、該溶断工程で、次のピッチの溶断工程で形成される商品包装袋の袋体部面に又は前のピッチで形成された袋体部面に、該袋体部面の開口部方向の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有し、かつ袋体部面の底部方向の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線に適合する形状の熱刃による熱圧着をして袋体表フイルムと芯材シートとを熱圧着固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法が提供される。
特に後者の製造方法において、熱刃による熱圧着工程において、袋体部の芯材シートと裏面の袋体フイルムの間に圧着プレートを存在させるのが望ましい。
また、後者の方法において、芯材シートをヘッダー部と袋体部に分離すると、開口部面から見て芯材シートの裏側に商品を収納できる商品包装袋を製造することができる。
本発明製造方法の熱刃の形状は、所定の傾斜線に応じて、連続的な直線又は曲線若しくは断続的な破線又は点線状にすることができる。
この熱刃によって、袋体部に収納商品保持のための所定の傾斜線を形成することができる。また、熱刃の代わりに熱プレートを用いると、傾斜線の外側に溶着面を形成することができる。
また、袋体部に厚手の芯材シートを設ける態様の場合は、熱刃又は熱プレートは薄手のフイルム側から熱圧着されるのが望ましい。
また、袋体部に芯材シートを設けた場合には、熱刃の圧着操作の際に芯材シートの商品収納面の裏面と該裏面に対向する薄手の袋体フイルム面との間に薄い断熱用プレートを入れて熱刃の熱で薄手の袋体フイルム上の印刷が歪まないようにするのが望ましい。
本発明製造方法において、袋体部の傾斜線の熱圧着は、溶断工程での次ピッチのヘッダー付き商品包装袋に対して施工するので、能率的な傾斜線の熱圧着及び断熱用プレートの挿入も可能になる。
【0008】
【発明の効果】
本発明は、小型商品のブリスター包装と同様の作用機能を発揮しながら、ブリスター包装の欠点を解消したものである。
本発明は、ブリスター包装と比較して商品の取り出し及び自動包装を可能とする利点があり、かつ、商品包装袋では収納商品が偏在する欠点を解消し、かつ、自動包装も可能となる利点を有するものである。
そして、省資源及び廃棄公害(塩化ビニル樹脂の廃棄)も解消する効果もあり産業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の1実施例の平面図である。
【図2】図2は、図1の断面図である。
【図3】図3は、本発明の他の態様の実施例の平面図である。
【図4】図4は、本発明の他の態様の実施例の平面図である。
【図5】図5は、本発明の他の態様の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッダー部
2 袋体部
3 開口部
4 袋体部側縁
5 袋体部側縁
6 吊り下げ孔
7 傾斜線
8 傾斜線
9 ボタン電池
11 芯材シート
12 薄手フイルム
13 芯材シートの上縁
14 袋体部底縁
a 表フイルム

Claims (7)

  1. 薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムの積層構造からなるヘッダー部を有し、該ヘッダー部の下縁の裏面の薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムから延設された袋体フイルムが底縁で折り返されて重合された袋体フイルムの側縁を溶断固定されて形成された袋体部を有し、そしてヘッダー部の表面の下縁近辺に開口部を有する包装袋であって、前記袋体部が袋体部の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線上又は当該2本の傾斜線の外側面部の表裏の袋体フイルムを熱圧着固定されてなる袋に、ボタン電池、半導体モジュール、メタル、コイン類、指輪又はイアリングを袋体部のほぼ中央部に底部から浮き上がった状態で存在させたことを特徴とするヘッダー付き商品包装体。
  2. 袋体部の内部に厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを有する請求項1記載のヘッダー付き商品包装体。
  3. 薄手の長尺熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、長尺フイルムの下縁及び上縁で折り返し、次いでワンピッチ移動で断続的に送り込まれた溶断工程において袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の連続製造方法において、該溶断工程で、溶断刃の後のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に若しくは前のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に、該袋体部面の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部面の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線の形状の熱刃の熱圧着により表裏の袋体フイルムを固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
  4. 長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁の折り目にヘッダー用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させて、長尺の芯材シ ートの下縁で薄手プラスチックフイルムを芯材シート下縁に連続的ヒートシールによって固定し、次いでワンピッチ移動で断続的に送り込まれた溶断工程において袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の連続製造方法において、該溶断工程で、溶断刃の後のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に若しくは前のピッチで形成される商品包装袋の袋体部面に、該袋体部面の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有しかつ袋体部面の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線の形状の熱刃の熱圧着により表裏の袋体フイルムを固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法
  5. 長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁の折り目にヘッダー用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させるとともに、下縁の折り目に袋体用の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材シートを連続的に挟持させたことを特徴とする請求項4記載のヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
  6. 長尺の下縁及び上縁で折り返して形成された薄手の熱可塑性樹脂製プラスチックフイルムを連続的に送りだしながら、上縁及び下縁の折り目と同一の幅の長尺の厚手の熱可塑性樹脂製芯材プラスチックシートを連続的に挟持させた帯状積層体を形成し、次いで該帯状積層体をワンピッチ移動で断続的に溶断工程に送り込み袋体部側縁を熱刃によって溶断して形成する商品包装袋の連続製造方法において、該溶断工程で、次の溶断工程で形成される商品包装袋の袋体部相当面に、該袋体部相当面の上方では収納すべき商品の幅より広い間隔を有し、かつ袋体部相当面の下方では収納すべき商品の幅より狭い間隔になっている2本の傾斜線に適合する形状の熱刃による熱圧着をして袋体表フイルムと芯材シートとを熱圧着固定することを特徴とするヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
  7. 熱刃による熱圧着工程において、袋体部の芯材シートと裏面の袋体フイルムの間に圧着プレートを存在させることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のヘッダー付き商品包装袋の製造方法。
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