JP3736113B2 - ミネラル添加型浄水カートリッジ - Google Patents

ミネラル添加型浄水カートリッジ Download PDF

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Description

【発明の属する技術分野】
この発明は、ミネラル添加型浄水器のカートリッジに関するものであり、詳しくは、水道水に含まれる濁り、臭気の除去を行い、同時にカルシウム等のミネラル成分を添加して、ミネラル分豊富で安全な飲用水を供給しようとする技術に関するものである。
【従来の技術】
従来より、この種のミネラル添加型浄水器のカートリッジとしては、カルシウム剤等のミネラル添加剤が層状に配置されている場合が多い。このような構成にあっては、カートリッジ内に原水(水道水)を供給したときに、通水初期の動圧が大きいことが原因でカルシウム剤が溶け過ぎ、このためカートリッジの寿命が短くなるという問題があり、さらに通水初期の動圧の影響等によってカルシウム剤の溶け量が安定せず、このためカルシウム濃度が一定にならず、結果としてカートリッジの寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水を安定して得ることができないものであった。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来例に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、寿命が長く、しかもカルシウム濃度一定の浄水をカートリッジの寿命末期まで安定して得ることができるようにしたミネラル添加型浄水カートリッジを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、上流側に不織布7を配置し、不織布7の下流側にカルシウム剤13が充填された流路8とこの流路8を迂回するバイパス流路9とを設け、両流路8,9の下流側に合流部10を設け、カルシウム剤13が充填された流路8内の通水量がバイパス流路9内の通水量よりも少なくなるように、流路8の入口孔23と出口孔25、及びバイパス流路9の入口孔24と出口孔26の流量比率を設定し、不織布7の下流側であってカルシウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の上流側に、ミネラル石15を配置すると共に、不織布7の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁16を配置して成ることを特徴としており、このように構成することで、水道水等の原水は、不織布7にて一定流に整流された後、カルシウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9内にそれぞれ流入されるので、先ず不織布7によって通水初期の動圧が干渉され、さらにバイパス流路9においても通水初期の動圧が干渉される結果、カルシウム剤13が充填された流路8に対する通水初期の動圧の影響が小さくなり、カルシウム剤13の溶け過ぎを防止できる。しかも、流路8とバイパス流路9の流量比率により、カルシウム剤13が充填された流路8内の通水量を少なくすることで、カルシウム剤13の溶け過ぎを一層防止でき、結果、カルシウム剤13が安定的に溶けるような水量となり、浄水カートリッジの寿命を長く伸ばすことができると同時に、カルシウム剤13が充填された流路8を通過したミネラル添加された浄水とバイパス流路9を通過した原水とを両流路8,9の下流側の合流部10で合流させたことによって、カルシウム濃度が一定となり、カートリッジ3の寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水を安定して得ることができる。また、上記不織布7の下流側であって、カルシウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の上流側に、ミネラル石15を配置したので、ミネラル石15によって、不織布7の整流効果が増し、さらに浄水中にカルシウム以外のミネラル成分を添加することができる。さらに、上記不織布7の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁16を配置したので、止水状態時に逆止弁16が働いて、カートリッジ3内に充満した滞留水によりさらにミネラル分の溶解が大きくなり、カルシウム以外のミネラル分を多く含んだ水が得られるようになる。
また上記バイパス流路9に残留塩素除去剤11を充填するのが好ましく、この場合、バイパス流路9を通過する原水の残留塩素(カルキ臭)を効率良く除去できる。
また上記残留塩素除去剤11を亜硫酸カルシウム11aとするのが好ましく、この場合、高流速下においてもバイパス流路9内に充填した亜硫酸カルシウム11aによって残留塩素(カルキ臭)を除去することができ、またバイパス流路9を通過する原水にもカルシウムの添加を行うことができる。
また上記カルシウム剤13が充填された流路8に抗菌剤12をカルシウム剤13と混合して充填するのが好ましく、この場合、抗菌剤12によって流路8内の細菌繁殖を防止することができる。
また上記カルシウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の下流側に中空糸膜14を配置するのが好ましく、この場合、中空糸膜14により、浄水中に含まれる濁り成分や細菌を効率良く除去することができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の一例を説明する。図1〜図6は本発明の基本概念の説明図であり、図7〜図9は本発明の実施形態の説明図である。
ミネラル添加型浄水器Aは、図2に示すように、蛇口に接続される給水ホース1を備えると共に、内部に水道水を給水する給水路2、ミネラル添加及び浄水を行うカートリッジ3、及び浄水路4が設けられ、さらに吐水パイプ取付部5には吐水パイプ6が取付けられている。そして、蛇口に接続された給水ホース1を介して水道水が給水路2からカートリッジ3内に導入され、後述するようにカートリッジ3内において水道水にカルシウム等のミネラル分が添加され、水道水中の濁り、臭気を除去し、ミネラル添加された浄化された水道水(以下、ミネラル添加された浄水という。)が浄水路4に供給される。このミネラル添加された浄水は吐水パイプ取付部5に取付けられた吐水パイプ6より飲用水として吐出されるようになっている。
以下、カートリッジ3について詳述する。カートリッジ3の外ケース17は、図1に示すように、上ケース17bと下ケース17aとから成り、下ケース17aの下部に水道水の入口18が設けられ、上ケース17bの上部に浄水の出口19が設けられている。水道水の入口18の下流にはメッシュフィルター20、その下流には不織布7が設けられている。この不織布7は、通水初期の動圧の影響を無くしてカルシウム剤13の溶け過ぎ等を防止する働きをする。
この不織布7の下流には仕切板21が配置され、その下流には、カルシウム剤13が充填された流路8と、この流路8を迂回するバイパス流路9とが設けられている。本実施形態では、仕切板21の中央部に流路8の入口孔23、外周部にバイパス流路9の入口孔24がそれぞれ穿孔されている。また、両流路8,9を区画するために、カルシウム剤13が充填された流路8は筒型ケース27内に配置され、筒型ケース27の外周面と外ケース17の内周面との間がバイパス流路9となっている。なお、流路8内に充填されるカルシウム剤13は、例えば硫酸カルシウム、水酸化カルシウム、亜硫酸カルシウム等が用いられる。また流路8の上流側及び下流側には、カルシウム剤13の漏れ出しを防ぐための不織布30がそれぞれ配置されている。
また、両流路8,9の下流には、別の仕切板22が配置されている。この仕切板22の中央部に流路8の出口孔25、外周部にバイパス流路9の出口孔26がそれぞれ穿孔されている。ここで、カルシウム剤13が安定的に溶けるような水量となるように、流路8の入口孔23と出口孔25、及びバイパス流路9の入口孔24と出口孔26の流量比率が設定されている。本実施形態では、流路8の入口孔23の流路径d及び出口孔25の流路径dが、バイパス流路9の入口孔24の流路径D及び出口孔26の流路径Dよりもそれぞれ小さく絞られており、これにより、カルシウム剤13が充填された流路8内の通水量を少なくして、カルシウム剤13の溶け過ぎを防止している。
さらに、上記両流路8,9の下流には、出口孔25から吐出されるミネラル添加された浄水と出口孔26から吐出される原水とが合流される合流部10が設けられており、その最下流にカートリッジ3の出口19が設けられている。
しかして、カートリッジ3の入口18から流入した原水(水道水)は、不織布7にて一定流に整流された後、原水の一部が仕切板21の入口孔23からカルシウム剤13が充填された流路8内に流入し、残りが入口孔24からバイパス流路9内に流入する。このとき流路8の入口孔23とバイパス流路9の入口孔24、流路8の出口孔25とバイパス流路9の出口孔26の流量比率で両流路8,9内に流れ込む水量が決まっている。そして、流路8内でミネラル添加された浄水とバイパス流路9を通過した原水とが下流側の合流部10にて合流し、カートリッジ3の出口19から吐出される。
ここで、両流路8,9の上流に不織布7を設けたことにより、この不織布7によって通水初期の動圧が干渉され、さらに不織布7の下流に原水を通過させるバイパス流路9を設けたことにより、このバイパス流路9においても通水初期の動圧が干渉されるようになり、この結果、カルシウム剤13が充填された流路8に対する通水初期の動圧の影響が小さくなり、カルシウム剤13の溶け過ぎを防止でき、カートリッジ3の寿命を長く伸ばすことができる。しかも不織布7にて整流された水を両流路8,9にそれぞれの流路径バランスにより定流量比率で流して、その後合流させるようにしたから、カルシウム濃度が常に一定となり、カートリッジ3の寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水が安定して得られるようになる。
図3は、バイパス流路9内に残留塩素除去剤11を充填した場合を示している。水の流れ方は図1の実施形態と同様である。残留塩素除去剤11としては、例えば粒状活性炭が用いられるが、これ以外のものでもよい。このようにバイパス流路9内に粒状活性炭を充填することによってカートリッジ3に流入する原水のほとんどをバイパス流路9に流すことにより、原水の残留塩素(カルキ臭)を効率良く除去でき、ミネラル添加された浄水中のカルキ臭を容易に除去できるようになる。しかも、バイパス流路9内の原水の通水量を多くすることができるので、カルシウム剤13が充填された流路8とバイパス流路9との流量比率の設定が容易になるという利点もある。
図4は、残留塩素除去剤11として亜硫酸カルシウム11aを用いた場合を示し、亜硫酸カルシウム11aと残留塩素(次亜塩素酸)との化学反応にてカルキ臭を除去し、同時に、カルシウムも溶出するようにしたものである。水の流れ方は図1の実施形態と同様である。以下、反応式を示す。
CaSO (亜硫酸カルシウム)→Ca ++SO2− ……(1)
HClO(次亜塩素酸)→ClO- +H+ ……(2)
SO2− +ClO →SO2− +Cl- ……(3)
上記式(3)のCl- によって式(2)のカルキ臭(HClO)が除去されたことが分かる。このように亜硫酸カルシウム11aをバイパス流路9内に充填することで、高流速下においても残留塩素を除去できるようになり、またバイパス流路9を通過する原水にもカルシウムを添加することができるようになる。
図5はカルシウム剤13が充填された流路8に抗菌剤12を混合して充填した場合を示している。なお、図5では、カルシウム剤13と抗菌剤12とを水の流れ方向に沿って交互に配置した場合を示しているが、両者の配置状態は必ずしも図5の実施形態に限られるものではなく、ランダムに混合配置されてもよいものである。ここで、抗菌剤12としては、銀または銀化合物を添着した活性炭が用いられる。このような抗菌剤12を流路8内に混合充填することによって、流路8内での細菌繁殖を防止することができる。
図6は、カルシウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の下流側に中空糸膜14を配置した場合を示している。他の構成は図3の実施形態と同様である。この実施形態では、合流部10の下流に不織布7′及びメッシュフィルター20′を介して中空糸膜14が配置されている。この中空糸膜14により、ミネラル添加された浄水中に含まれる濁り成分や細菌を効率良く除去することができるようになる。
図7は本発明の実施形態の一例を示し、不織布7の下流側であって、カルシウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の上流側にミネラル石15を配置した場合を示している。他の構成は図6と同様である。このミネラル石15は不織布7の下流側にその略全面に亘って層状に形成されており、例えば麦飯石15aとサンゴ化石15bとの2層構造を有している。なお、これ以外に例えば医王石等を用いることもできる。しかして不織布7と両流路8,9との間に層状のミネラル石15を配置することで、不織布7の整流効果を増加させることができ、さらにミネラル石15が溶けることによって浄水中にカルシウム以外のミネラル成分(例えばマグネシウム、シリカ、カリウム等)の添加を行うことができる。
さらに本実施形態では、図8及び図9に示すように、不織布7の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁16を配置している。図8は逆止弁16が開位置(通水状態)にある状態を示し、図9は逆止弁16が閉位置(止水状態)にある状態を示している。他の構成は図7と同様である。止水状態時には逆止弁16が働いてカートリッジ3内に充満した滞留水によりさらにミネラル分の溶解が大きくなり、カルシウム以外のミネラル分を多く含んだ水が得られるようになり、またカートリッジ3への通水を止めている間は、カートリッジ3内に滞留水を充満させることができ、一度の通水(ワンパス)では溶解しづらいミネラル石15でも滞留水によってミネラル分の溶解が可能となる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、上流側に不織布を配置し、不織布の下流側にカルシウム剤が充填された流路とこの流路を迂回するバイパス流路とを設け、両流路の下流側に合流部を設け、カルシウム剤が充填された流路内の通水量がバイパス流路内の通水量よりも少なくなるように、流路の入口孔と出口孔、及びバイパス流路の入口孔と出口孔の流量比率を設定し、不織布の下流側であってカルシウム剤が充填された流路及びバイパス流路の上流側に、ミネラル石を配置すると共に、不織布の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁を配置して成るから、水道水等の原水は、不織布にて一定流に整流された後、カルシウム剤が充填された流路及びバイパス流路内にそれぞれ流入されるので、不織布によって通水初期の動圧が干渉され、さらにバイパス流路においても通水初期の動圧が干渉される結果、カルシウム剤が充填された流路に対する通水初期の動圧の影響が小さくなり、カルシウム剤の溶け過ぎを防止でき、カートリッジの寿命を長く伸ばすことができる。しかも、カルシウム剤が充填された流路内の通水量が少なくなるように流路の入口孔と出口孔、及びバイパス流路の入口孔と出口孔の流量比率を設定することで、カルシウム剤の溶け過ぎを一層防止でき、結果、カルシウム剤が安定的に溶けるような水量となり、浄水カートリッジの寿命を長く伸ばすことができると同時に、カルシウム剤が充填された流路を通過したミネラル添加された浄水とバイパス流路を通過した原水とを両流路の下流側の合流部で合流させたことによって、カルシウム濃度が一定となり、カートリッジの寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水が安定して得られるようになる。
また、上記不織布の下流側であって、カルシウム剤が充填された流路及びバイパス流路の上流側に、ミネラル石を配置したから、ミネラル石によって、不織布の整流効果が増し、さらに浄水中にカルシウム以外のミネラル成分、例えばミネラル石に含まれるマグネシウム、シリカ、カリウム等の添加を行うことができる。
さらに不織布の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁を配置したから、止 水状態時に逆止弁が働いて、カートリッジ内に充満した滞留水によりさらにミネラル分の溶解が大きくなり、カルシウム以外のミネラル分を多く含んだ水が得られるようになり、しかもカートリッジへの通水を止めている間は、カートリッジ内に滞留水を充満させて、ワンパスでは溶解しづらいミネラル石でも滞留水によってミネラル分の溶解が可能となる。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、バイパス流路に残留塩素除去剤を充填したから、バイパス流路を通過する原水の残留塩素(カルキ臭)を効率良く除去でき、カルシウム濃度が一定でしかもカルキ臭が除去された浄水が容易に得られるようになると共に、カルシウム剤が充填された流路とバイパス流路とに流れる流量の比率の設定も容易となる。
また請求項3記載の発明は、請求項2記載の効果に加えて、残留塩素除去剤を亜硫酸カルシウムとしたから、高流速下においてもバイパス流路内に充填した亜硫酸カルシウムによって残留塩素(カルキ臭)を除去することができ、またバイパス流路を通過する原水にもカルシウムを添加することができるようになる。
また請求項4記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、カルシウム剤が充填された流路に抗菌剤をカルシウム剤と混合して充填したから、抗菌剤によってカルシウム剤が充填された流路内の細菌繁殖を防止することができる。
また請求項5記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、カルシウム剤が充填された流路及びバイパス流路の下流側に中空糸膜を配置したから、中空糸膜により、ミネラル添加された浄水中に含まれる濁り成分や細菌を効率良く除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本概念を説明する断面図である。
【図2】 同上のミネラル添加型浄水器の断面図である。
【図3】 他の基本概念を説明する断面図である。
【図4】 更に他の基本概念を説明する断面図である。
【図5】 更に他の基本概念を説明する断面図である。
【図6】 更に他の基本概念を説明する断面図である。
【図7】 本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図8】 同上の逆止弁が開位置(通水状態)にある状態を示す断面図である。
【図9】 同上の逆止弁が閉位置(止水状態)にある状態を示す断面図である。
【符号の説明】
A ミネラル添加型浄水器
3 カートリッジ
7 不織布
8 カルシウム剤が充填された流路
9 バイパス流路
10 合流部
11 残留塩素除去剤
11a亜硫酸カルシウム
12 抗菌剤
13 カルシウム剤
14 中空糸膜
15 ミネラル石
16 逆止弁

Claims (5)

  1. 上流側に不織布を配置し、不織布の下流側にカルシウム剤が充填された流路とこの流路を迂回するバイパス流路とを設け、両流路の下流側に合流部を設け、カルシウム剤が充填された流路内の通水量がバイパス流路内の通水量よりも少なくなるように、流路の入口孔と出口孔、及びバイパス流路の入口孔と出口孔の流量比率を設定し、不織布の下流側であってカルシウム剤が充填された流路及びバイパス流路の上流側に、ミネラル石を配置すると共に、不織布の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁を配置して成ることを特徴とするミネラル添加型浄水カートリッジ。
  2. バイパス流路に残留塩素除去剤を充填したことを特徴とする請求項1記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
  3. 残留塩素除去剤を亜硫酸カルシウムとしたことを特徴とする請求項2記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
  4. カルシウム剤が充填された流路に抗菌剤をカルシウム剤と混合して充填したことを特徴とする請求項1記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
  5. カルシウム剤が充填された流路及びバイパス流路の下流側に中空糸膜を配置したことを特徴とする請求項1記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
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