JPH11277080A - ミネラル添加型浄水カートリッジ - Google Patents

ミネラル添加型浄水カートリッジ

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JPH11277080A
JPH11277080A JP8772498A JP8772498A JPH11277080A JP H11277080 A JPH11277080 A JP H11277080A JP 8772498 A JP8772498 A JP 8772498A JP 8772498 A JP8772498 A JP 8772498A JP H11277080 A JPH11277080 A JP H11277080A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カルシウム濃度一定の浄水をカートリッジの
寿命末期まで安定して得る。長寿命化を達成する。 【解決手段】 上流側に不織布7を配置する。不織布7
の下流側にカルシウム剤13が充填された流路8とこの
流路8を迂回するバイパス流路9とを設ける。両流路
8,9の下流側に合流部10を設ける。原水は、不織布
7にて一定流に整流された後、両流路8,9内にそれぞ
れ流入する。カルシウム剤13が充填された流路8を通
過したミネラル添加された浄水とバイパス流路9を通過
した原水とは合流部10で合流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミネラル添加型
浄水器のカートリッジに関するものであり、詳しくは、
水道水に含まれる濁り、臭気の除去を行い、同時にカル
シウム等のミネラル成分を添加して、ミネラル分豊富で
安全な飲用水を供給しようとする技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のミネラル添加型浄水
器のカートリッジとしては、カルシウム剤等のミネラル
添加剤が層状に配置されている場合が多い。このような
構成にあっては、カートリッジ内に原水(水道水)を供
給したときに、通水初期の動圧が大きいことが原因でカ
ルシウム剤が溶け過ぎ、このためカートリッジの寿命が
短くなるという問題があり、さらに通水初期の動圧の影
響等によってカルシウム剤の溶け量が安定せず、このた
めカルシウム濃度が一定にならず、結果としてカートリ
ッジの寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水を安定し
て得ることができないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、寿
命が長く、しかもカルシウム濃度一定の浄水をカートリ
ッジの寿命末期まで安定して得ることができるようにし
たミネラル添加型浄水カートリッジを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、上流側に不織布7を配置し、不織布7の
下流側にカルシウム剤13が充填された流路8とこの流
路8を迂回するバイパス流路9とを設け、両流路8,9
の下流側に合流部10を設けて成ることを特徴としてお
り、このように構成することで、水道水等の原水は、不
織布7にて一定流に整流された後、カルシウム剤13が
充填された流路8及びバイパス流路9内にそれぞれ流入
されるので、先ず不織布7によって通水初期の動圧が干
渉され、さらにバイパス流路9においても通水初期の動
圧が干渉される結果、カルシウム剤13が充填された流
路8に対する通水初期の動圧の影響が小さくなり、カル
シウム剤13の溶け過ぎを防止できる。しかも、カルシ
ウム剤13が充填された流路8内の通水量を少なくする
ことで、カルシウム剤13の溶け過ぎを一層防止できる
と同時に、カルシウム剤13が充填された流路8を通過
したミネラル添加された浄水とバイパス流路9を通過し
た原水とを両流路8,9の下流側の合流部10で合流さ
せたことによって、カルシウム濃度が一定となり、カー
トリッジ3の寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水を
安定して得ることができる。
【0005】また上記バイパス流路9に残留塩素除去剤
11を充填するのが好ましく、この場合、バイパス流路
9を通過する原水の残留塩素(カルキ臭)を効率良く除
去できる。また上記残留塩素除去剤11を亜硫酸カルシ
ウム11aとするのが好ましく、この場合、高流速下に
おいてもバイパス流路9内に充填した亜硫酸カルシウム
11aによって残留塩素(カルキ臭)を除去することが
でき、またバイパス流路9を通過する原水にもカルシウ
ムの添加を行うことができる。
【0006】また上記カルシウム剤13が充填された流
路8に抗菌剤12をカルシウム剤13と混合して充填す
るのが好ましく、この場合、抗菌剤12によって流路8
内の細菌繁殖を防止することができる。また上記カルシ
ウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の下
流側に中空糸膜14を配置するのが好ましく、この場
合、中空糸膜14により、浄水中に含まれる濁り成分や
細菌を効率良く除去することができる。
【0007】また上記不織布7の下流側であって、カル
シウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の
上流側に、ミネラル石15を配置するのが好ましく、こ
の場合、ミネラル石15によって、不織布7の整流効果
が増し、さらに浄水中にカルシウム以外のミネラル成分
を添加することができる。また上記不織布7の上流側
に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止弁16を配置
するのが好ましく、この場合、止水状態時に逆止弁16
が働いて、カートリッジ3内に充満した滞留水によりさ
らにミネラル分の溶解が大きくなり、カルシウム以外の
ミネラル分を多く含んだ水が得られるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。ミネラル添加型浄水器Aは、図2に示すよう
に、蛇口に接続される給水ホース1を備えると共に、内
部に水道水を給水する給水路2、ミネラル添加及び浄水
を行うカートリッジ3、及び浄水路4が設けられ、さら
に吐水パイプ取付部5には吐水パイプ6が取付けられて
いる。そして、蛇口に接続された給水ホース1を介して
水道水が給水路2からカートリッジ3内に導入され、後
述するようにカートリッジ3内において水道水にカルシ
ウム等のミネラル分が添加され、水道水中の濁り、臭気
を除去し、ミネラル添加された浄化された水道水(以
下、ミネラル添加された浄水という。)が浄水路4に供
給される。このミネラル添加された浄水は吐水パイプ取
付部5に取付けられた吐水パイプ6より飲用水として吐
出されるようになっている。
【0009】以下、カートリッジ3について詳述する。
カートリッジ3の外ケース17は、図1に示すように、
上ケース17bと下ケース17aとから成り、下ケース
17aの下部に水道水の入口18が設けられ、上ケース
17bの上部に浄水の出口19が設けられている。水道
水の入口18の下流にはメッシュフィルター20、その
下流には不織布7が設けられている。この不織布7は、
通水初期の動圧の影響を無くしてカルシウム剤13の溶
け過ぎ等を防止する働きをする。
【0010】この不織布7の下流には仕切板21が配置
され、その下流には、カルシウム剤13が充填された流
路8と、この流路8を迂回するバイパス流路9とが設け
られている。本実施形態では、仕切板21の中央部に流
路8の入口孔23、外周部にバイパス流路9の入口孔2
4がそれぞれ穿孔されている。また、両流路8,9を区
画するために、カルシウム剤13が充填された流路8は
筒型ケース27内に配置され、筒型ケース27の外周面
と外ケース17の内周面との間がバイパス流路9となっ
ている。なお、流路8内に充填されるカルシウム剤13
は、例えば硫酸カルシウム、水酸化カルシウム、亜硫酸
カルシウム等が用いられる。また流路8の上流側及び下
流側には、カルシウム剤13の漏れ出しを防ぐための不
織布30がそれぞれ配置されている。
【0011】また、両流路8,9の下流には、別の仕切
板22が配置されている。この仕切板22の中央部に流
路8の出口孔25、外周部にバイパス流路9の出口孔2
6がそれぞれ穿孔されている。ここで、カルシウム剤1
3が安定的に溶けるような水量となるように、流路8の
入口孔23と出口孔25、及びバイパス流路9の入口孔
24と出口孔26の流量比率が設定されている。本実施
形態では、流路8の入口孔23の流路径d及び出口孔2
5の流路径d1 が、バイパス流路9の入口孔24の流路
径D及び出口孔26の流路径D1 よりもそれぞれ小さく
絞られており、これにより、カルシウム剤13が充填さ
れた流路8内の通水量を少なくして、カルシウム剤13
の溶け過ぎを防止している。
【0012】さらに、上記両流路8,9の下流には、出
口孔25から吐出されるミネラル添加された浄水と出口
孔26から吐出される原水とが合流される合流部10が
設けられており、その最下流にカートリッジ3の出口1
9が設けられている。しかして、カートリッジ3の入口
18から流入した原水(水道水)は、不織布7にて一定
流に整流された後、原水の一部が仕切板21の入口孔2
3からカルシウム剤13が充填された流路8内に流入
し、残りが入口孔24からバイパス流路9内に流入す
る。このとき流路8の入口孔23とバイパス流路9の入
口孔24、流路8の出口孔25とバイパス流路9の出口
孔26の流量比率で両流路8,9内に流れ込む水量が決
まっている。そして、流路8内でミネラル添加された浄
水とバイパス流路9を通過した原水とが下流側の合流部
10にて合流し、カートリッジ3の出口19から吐出さ
れる。
【0013】ここで、両流路8,9の上流に不織布7を
設けたことにより、この不織布7によって通水初期の動
圧が干渉され、さらに不織布7の下流に原水を通過させ
るバイパス流路9を設けたことにより、このバイパス流
路9においても通水初期の動圧が干渉されるようにな
り、この結果、カルシウム剤13が充填された流路8に
対する通水初期の動圧の影響が小さくなり、カルシウム
剤13の溶け過ぎを防止でき、カートリッジ3の寿命を
長く伸ばすことができる。しかも不織布7にて整流され
た水を両流路8,9にそれぞれの流路径バランスにより
定流量比率で流して、その後合流させるようにしたか
ら、カルシウム濃度が常に一定となり、カートリッジ3
の寿命末期までカルシウム濃度一定の浄水が安定して得
られるようになる。
【0014】図3は、バイパス流路9内に残留塩素除去
剤11を充填した場合を示している。水の流れ方は図1
の実施形態と同様である。残留塩素除去剤11として
は、例えば粒状活性炭が用いられるが、これ以外のもの
でもよい。このようにバイパス流路9内に粒状活性炭を
充填することによってカートリッジ3に流入する原水の
ほとんどをバイパス流路9に流すことにより、原水の残
留塩素(カルキ臭)を効率良く除去でき、ミネラル添加
された浄水中のカルキ臭を容易に除去できるようにな
る。しかも、バイパス流路9内の原水の通水量を多くす
ることができるので、カルシウム剤13が充填された流
路8とバイパス流路9との流量比率の設定が容易になる
という利点もある。
【0015】図4は、残留塩素除去剤11として亜硫酸
カルシウム11aを用いた場合を示し、亜硫酸カルシウ
ム11aと残留塩素(次亜塩素酸)との化学反応にてカ
ルキ臭を除去し、同時に、カルシウムも溶出するように
したものである。水の流れ方は図1の実施形態と同様で
ある。以下、反応式を示す。 CaSO3 (亜硫酸カルシウム)→Ca2++SO2- 3 ……(1) HClO(次亜塩素酸)→ClO- +H+ ……(2) SO2- 3 +ClO- →SO2- 4 +Cl- ……(3) 上記式(3)のCl- によって式(2)のカルキ臭(H
ClO)が除去されたことが分かる。このように亜硫酸
カルシウム11aをバイパス流路9内に充填すること
で、高流速下においても残留塩素を除去できるようにな
り、またバイパス流路9を通過する原水にもカルシウム
を添加することができるようになる。
【0016】図5はカルシウム剤13が充填された流路
8に抗菌剤12を混合して充填した場合を示している。
なお、図5では、カルシウム剤13と抗菌剤12とを水
の流れ方向に沿って交互に配置した場合を示している
が、両者の配置状態は必ずしも図5の実施形態に限られ
るものではなく、ランダムに混合配置されてもよいもの
である。ここで、抗菌剤12としては、銀または銀化合
物を添着した活性炭が用いられる。このような抗菌剤1
2を流路8内に混合充填することによって、流路8内で
の細菌繁殖を防止することができる。
【0017】図6は、カルシウム剤13が充填された流
路8及びバイパス流路9の下流側に中空糸膜14を配置
した場合を示している。他の構成は図3の実施形態と同
様である。この実施形態では、合流部10の下流に不織
布7′及びメッシュフィルター20′を介して中空糸膜
14が配置されている。この中空糸膜14により、ミネ
ラル添加された浄水中に含まれる濁り成分や細菌を効率
良く除去することができるようになる。
【0018】図7は、不織布7の下流側であって、カル
シウム剤13が充填された流路8及びバイパス流路9の
上流側にミネラル石15を配置した場合を示している。
他の構成は図6と同様である。このミネラル石15は不
織布7の下流側にその略全面に亘って層状に形成されて
おり、例えば麦飯石15aとサンゴ化石15bとの2層
構造を有している。なお、これ以外に例えば医王石等を
用いることもできる。しかして不織布7と両流路8,9
との間に層状のミネラル石15を配置することで、不織
布7の整流効果を増加させることができ、さらにミネラ
ル石15が溶けることによって浄水中にカルシウム以外
のミネラル成分(例えばマグネシウム、シリカ、カリウ
ム等)の添加を行うことができる。
【0019】さらに、図8及び図9に示すように、不織
布7の上流側に、止水状態時に水の逆流を防止する逆止
弁16を配置するのが望ましい。図8は逆止弁16が開
位置(通水状態)にある状態を示し、図9は逆止弁16
が閉位置(止水状態)にある状態を示している。他の構
成は図7と同様である。止水状態時には逆止弁16が働
いてカートリッジ3内に充満した滞留水によりさらにミ
ネラル分の溶解が大きくなり、カルシウム以外のミネラ
ル分を多く含んだ水が得られるようになり、またカート
リッジ3への通水を止めている間は、カートリッジ3内
に滞留水を充満させることができ、一度の通水(ワンパ
ス)では溶解しづらいミネラル石15でも滞留水によっ
てミネラル分の溶解が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、上流側に不織布を配置し、不織布の
下流側にカルシウム剤が充填された流路とこの流路を迂
回するバイパス流路とを設け、両流路の下流側に合流部
を設けて成るから、水道水等の原水は、不織布にて一定
流に整流された後、カルシウム剤が充填された流路及び
バイパス流路内にそれぞれ流入されるので、不織布によ
って通水初期の動圧が干渉され、さらにバイパス流路に
おいても通水初期の動圧が干渉される結果、カルシウム
剤が充填された流路に対する通水初期の動圧の影響が小
さくなり、カルシウム剤の溶け過ぎを防止でき、カート
リッジの寿命を長く伸ばすことができる。しかも、カル
シウム剤が充填された流路内の通水量を少なくすること
で、カルシウム剤の溶け過ぎを一層防止できると同時
に、カルシウム剤が充填された流路を通過したミネラル
添加された浄水とバイパス流路を通過した原水とを両流
路の下流側の合流部で合流させたことによって、カルシ
ウム濃度が一定となり、カートリッジの寿命末期までカ
ルシウム濃度一定の浄水が安定して得られるようにな
る。
【0021】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、バイパス流路に残留塩素除去剤を充填
したから、バイパス流路を通過する原水の残留塩素(カ
ルキ臭)を効率良く除去でき、カルシウム濃度が一定で
しかもカルキ臭が除去された浄水が容易に得られるよう
になると共に、カルシウム剤が充填された流路とバイパ
ス流路とに流れる流量の比率の設定も容易となる。
【0022】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、残留塩素除去剤を亜硫酸カルシウムと
したから、高流速下においてもバイパス流路内に充填し
た亜硫酸カルシウムによって残留塩素(カルキ臭)を除
去することができ、またバイパス流路を通過する原水に
もカルシウムを添加することができるようになる。また
請求項4記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、
カルシウム剤が充填された流路に抗菌剤をカルシウム剤
と混合して充填したから、抗菌剤によってカルシウム剤
が充填された流路内の細菌繁殖を防止することができ
る。
【0023】また請求項5記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、カルシウム剤が充填された流路及びバ
イパス流路の下流側に中空糸膜を配置したから、中空糸
膜により、ミネラル添加された浄水中に含まれる濁り成
分や細菌を効率良く除去することができる。また請求項
6記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、不織布
の下流側であって、カルシウム剤が充填された流路及び
バイパス流路の上流側に、ミネラル石を配置したから、
ミネラル石によって、不織布の整流効果が増し、さらに
浄水中にカルシウム以外のミネラル成分、例えばミネラ
ル石に含まれるマグネシウム、シリカ、カリウム等の添
加を行うことができる。
【0024】また請求項7記載の発明は、請求項6記載
の効果に加えて、不織布の上流側に、止水状態時に水の
逆流を防止する逆止弁を配置したから、止水状態時に逆
止弁が働いて、カートリッジ内に充満した滞留水により
さらにミネラル分の溶解が大きくなり、カルシウム以外
のミネラル分を多く含んだ水が得られるようになり、し
かもカートリッジへの通水を止めている間は、カートリ
ッジ内に滞留水を充満させて、ワンパスでは溶解しづら
いミネラル石でも滞留水によってミネラル分の溶解が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】同上のミネラル添加型浄水器の断面図である。
【図3】他の実施形態を示す断面図である。
【図4】更に他の実施形態を示す断面図である。
【図5】更に他の実施形態を示す断面図である。
【図6】更に他の実施形態を示す断面図である。
【図7】更に他の実施形態を示す断面図である。
【図8】更に他の実施形態を示す断面図である。
【図9】更に他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
A ミネラル添加型浄水器 3 カートリッジ 7 不織布 8 カルシウム剤が充填された流路 9 バイパス流路 10 合流部 11 残留塩素除去剤 11a亜硫酸カルシウム 12 抗菌剤 13 カルシウム剤 14 中空糸膜 15 ミネラル石 16 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/68 540 C02F 1/68 540A 540G 540Z 1/28 1/28 R 1/50 510 1/50 510A 520 520D 531 531E 540 540F 550 550A 560 560B 560E 560Z 1/70 1/70 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側に不織布を配置し、不織布の下流
    側にカルシウム剤が充填された流路とこの流路を迂回す
    るバイパス流路とを設け、両流路の下流側に合流部を設
    けて成ることを特徴とするミネラル添加型浄水カートリ
    ッジ。
  2. 【請求項2】 バイパス流路に残留塩素除去剤を充填し
    たことを特徴とする請求項1記載のミネラル添加型浄水
    カートリッジ。
  3. 【請求項3】 残留塩素除去剤を亜硫酸カルシウムとし
    たことを特徴とする請求項2記載のミネラル添加型浄水
    カートリッジ。
  4. 【請求項4】 カルシウム剤が充填された流路に抗菌剤
    をカルシウム剤と混合して充填したことを特徴とする請
    求項1記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
  5. 【請求項5】 カルシウム剤が充填された流路及びバイ
    パス流路の下流側に中空糸膜を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
  6. 【請求項6】 不織布の下流側であって、カルシウム剤
    が充填された流路及びバイパス流路の上流側に、ミネラ
    ル石を配置したことを特徴とする請求項1記載のミネラ
    ル添加型浄水カートリッジ。
  7. 【請求項7】 不織布の上流側に、止水状態時に水の逆
    流を防止する逆止弁を配置したことを特徴とする請求項
    6記載のミネラル添加型浄水カートリッジ。
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