JP3736037B2 - 照明制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン送信器に設けられた人感センサ部の人体検知信号に基づいて照明負荷の点灯制御を行う照明制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、人感センサ部と照明負荷とを備え、人感センサ部が人を検知すると照明負荷を自動的に点灯させるとともに、人感センサ部が人を検知しなくなると所定の点灯保持時間後に照明負荷を消灯させる照明器具があった。この照明器具の施工時には、人感センサ部の検知範囲を調整する必要があり、例えば作業者が人感センサ部の検知範囲に入って、照明負荷が消灯状態から点灯するのを確認し、この作業を何度も繰り返し行って、人感センサ部の検知範囲を調整していた。
【0003】
ここで、人感センサ部が人を検知しなくなっても、所定の点灯保持時間が経過するまで、照明負荷は点灯されているので、作業者が検知範囲から出ても、点灯保持時間が経過するまで待たなければ、照明負荷が消灯しないため、検知範囲の調整作業に時間がかかっていた。そこで、人感センサ部の検知範囲を調整する場合、照明負荷の点灯保持時間を通常の設定時間よりも短い時間に設定して、調整を行っていた。
【0004】
ところで、人感センサ部は照明器具に取り付けられており、照明器具には商用電源が供給されているので、検知範囲の調整時に人感センサ部の検知回数が多くなり、人感センサ部の消費電力が多くなっても問題はない。また、照明器具の設置場所を一旦固定すると、人感センサ部の検知範囲も固定されるため、照明器具の施工時に人感センサ部の検知範囲を調整しておけば、以後使用者が人感センサ部の検知範囲を調整する必要はなかった(例えば、特開平4−150110号公報参照)。
【0005】
また、外部より赤外線光などの光信号からなるワイヤレス信号で送信された制御信号を受信する受信部、及び、受信部が受信した制御信号に応じて照明負荷を点灯させる器具制御部を備えた照明器具と、人の有無を検知する人感センサ部、赤外線光などの光信号からなるワイヤレス信号を照明器具に送信する送信部、及び、人感センサ部が人を検知すると送信部から照明器具へワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部を備えたリモコン送信器とから構成される照明制御装置もあり、リモコン送信器に設けられた人感センサ部が人を検知すると、リモコン送信器が赤外線光等の光信号よりなるワイヤレス信号にて制御信号を照明器具へ送信し、照明器具がこの制御信号を受信して照明負荷を点灯させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した後者の照明制御装置では、例えば図11に示すように、照明器具1を天井面に配設するとともに、リモコン送信器2を壁面に取り付ける場合、上述した前者の照明制御装置と同様に、施工時にリモコン送信器2に設けられた人感センサ部21の検知範囲の調整を行う必要があった。
【0007】
人感センサ部21の検知範囲を調整する場合、作業者が人感センサ部21の検知範囲に何度も出たり入ったりして、照明負荷が消灯状態から点灯するのを確認していた。リモコン送信器2は、通常人感センサ部21の検知信号を所定の間隔毎に間引いて送信部26から送信させているが、人感センサ部21の検知範囲の調整時には、人感センサ部21の検知信号を随時送信部26から送信させている。しかも、人感センサ部21の検知範囲の調整時には、作業者が何度も検知範囲に出たり入ったりするため、人感センサ部21の検知回数が通常時よりも多くなり、送信部26の送信回数が非常に多くなる。したがって、送信部26が信号を送信する際に最も電流を消費するため、リモコン送信器2の内部電源の寿命が短くなるという問題があった。
【0008】
また、照明器具に人感センサ部を設けた場合に比べて、リモコン送信器2に人感センサ部21を設けた場合は、リモコン送信器2の設置場所を容易に変更することができるので、リモコン送信器2の設置場所を変更する度に、人感センサ部21の検知範囲を調整しなければならず、リモコン送信器2の内部電源の寿命がさらに短くなるという問題もあった。
【0009】
ところで、人感センサ部を備えていないリモコン送信器の場合は、使用者がリモコン送信器を操作して照明負荷を点灯/消灯させていたので、リモコン送信器を操作しても照明負荷の点灯状態が変化しない場合、すなわち、リモコン送信器からのワイヤレス信号が照明器具に到達していない場合、使用者がリモコン送信器を照明器具の方向に向けて操作することができた。
【0010】
しかし、上述した後者の照明制御装置のように、リモコン送信器2が人感センサ部21を備えている場合、人感センサ部21の検知領域を設定するために、リモコン送信器2は壁や柱などに取り付けられており、使用者がリモコン送信器2を照明器具1の方向に向けて操作することができないので、照明器具1にワイヤレス信号が確実に到達する場所にリモコン送信器2を設置する必要があり、人感センサ部21の検知範囲の調整以外に、リモコン送信器2の送信部26から送信されるワイヤレス信号が照明器具1に確実に到達するように、送信部26のワイヤレス信号が照明器具に確実に到達するようにリモコン送信器2の設置場所を調整する必要があった。
【0011】
また、リモコン送信器2の送信部26から送信されるワイヤレス信号の信号周波数と、照明負荷の発光の波長域とが類似しているので、照明負荷の点灯時は消灯時に比べて、照明器具がリモコン送信器2からのワイヤレス信号を受信しにくくなる。したがって、照明負荷の点灯時にも照明器具がワイヤレス信号を確実に受信できるように、リモコン送信器2の送信出力を大きめに設定していたので、リモコン送信器2の内部電源の消耗が激しくなり、寿命が短くなるという問題があった。
【0012】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、リモコン送信器の内部電源の消費量を少なくした照明制御装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、上記目的を達成するために、人の存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、人感センサ部の検知範囲の確認や受信部が送信部のワイヤレス信号を受信できるか否かの確認を行うような点検モード時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を通常時よりも低下させることを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明では、人の存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、照明負荷の消灯時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を照明負荷の点灯時よりも低下させることを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数を減らすことによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1又は2の発明において、送信部が一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する送信用の発光ダイオードを複数備えており、リモコン制御部が、複数の発光ダイオードの中から選択した発光ダイオードのみにワイヤレス信号を送信させることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
【0016】
請求項5の発明では、請求項1又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の構成データの数を少なくすることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項1又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の構成データの送信時間を短縮することによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
【0017】
請求項7の発明では、請求項1又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から送信されるワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを低下させることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
請求項8の発明では、請求項1又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から送信されるワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比を下げることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
【0018】
請求項9の発明では、請求項1又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数の削減、一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する複数の発光ダイオードから送信する発光ダイオードを選択すること、一連のワイヤレス信号を構成する構成データのデータ数の削減、一連のワイヤレス信号を構成する構成データの送信時間の短縮、ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを低減、ワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比の低減、のうちの二つ以上を組み合わせて送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
【0019】
請求項10の発明では、請求項1の発明において、照明負荷が蛍光灯と白熱灯からなり、点検モード時に器具制御部が蛍光灯を点灯状態とし、器具制御部に受信部を介して制御信号が入力されると、器具制御部が白熱灯を点滅させることを特徴とする。
請求項11の発明では、請求項1又は2の発明において、人感センサ部が人を検知したことを報知する報知部をリモコン送信器に設けたことを特徴とする。
【0020】
請求項12の発明では、請求項11の発明において、報知部が、人感センサ部の人体検知時に発光する発光手段からなることを特徴とする。
請求項13の発明では、請求項11の発明において、報知部が、人感センサ部の人体検知時に音を発する発音手段からなることを特徴とする
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
本実施形態の照明制御装置のブロック図を図1に示す。
照明器具1は、外部より赤外線光などの光信号からなるワイヤレス信号(送信信号)で送信された制御信号を受信する受信部11と、受信部11を介して制御信号が入力されると照明負荷16を点灯させる負荷制御信号を発生する例えばマイクロコンピュータからなる器具制御部12と、商用電源15から電源供給され、器具制御部12の負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯制御する負荷制御部14とから構成される。
【0022】
また、リモコン送信器2は、人の動きに応じた赤外線の変化量を検出する赤外線センサ22及び赤外線センサ22の検出信号を信号処理して人体検知信号を出力する信号処理部23からなる人感センサ部21と、人感センサ部21の人体検知信号に基づいて照明負荷16の制御信号を発生する例えばマイクロコンピュータからなるリモコン制御部24と、リモコン制御部24の制御信号をワイヤレス信号で照明器具1に送信する複数の送信用発光ダイオードからなる送信部26と、各部に動作電源を供給する内部電源27とから構成される。また、信号処理部23は、赤外線センサ21が検出した赤外線の変化量を増幅する増幅部23aと、増幅部23aによって増幅された赤外線の変化量を所定の基準値と比較する比較部23bとから構成され、信号処理部23は比較部23bの比較結果を人体検知信号としてリモコン制御部24に出力する。
【0023】
ここで、リモコン送信器2のリモコン制御部24は、人感センサ部21の人体検知信号や操作スイッチ(図示せず)のスイッチ信号を入力信号とし、これらの入力信号を演算処理し、設定されたリモコン送信器2の動作モードに応じて照明負荷16を点灯、調光、或いは消灯させる制御信号を発生する。尚、リモコン送信器2の動作モードには、人感センサ部21の人体検知信号に応じて照明負荷16を点灯制御する通常モード(センサーモード)と、人感センサ部21の検知範囲を調整したり、受信部11が送信部26の送信信号を受信できるか否かを確認する点検モードとがあり、通常モードの動作を示すタイムチャートを図2(a)に示し、点検モードの動作を示すタイムチャートを図2(b)に示す。
【0024】
まず、通常モードにおける照明制御装置の動作を図2(a)のタイムチャートを参照して説明する。人感センサ部21が人を検知すると、人感センサ部21はハイレベル(H)の人体検知信号をリモコン制御部24に逐次出力する。時刻t1 で、リモコン制御部24に人感センサ部21からの人体検知信号が初めて入力されると、リモコン制御部24は送信部26に送信信号を送信させるとともに、タイマ25に所定の送信マスク時間T2 の限時動作を開始させる。一方、照明器具1では、受信部11がリモコン送信器2からの送信信号を受信すると、器具制御部12が受信部11を介して入力された送信信号に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制御部14が負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯させ、タイマ13が所定の点灯保持時間T1 の限時動作を終了するまで照明負荷16の点灯状態を維持する。そして、送信マスクタイマとして動作するタイマ25が送信マスク時間T2 の限時動作を終了するまでに、人感センサ部21からリモコン制御部24へハイレベルの人体検知信号が入力された場合、タイマ25が送信マスク動作T2 の限時動作を終了した時刻t2 で、リモコン制御部24は再び送信部26に送信信号を送信させるとともに、タイマ25に送信マスク時間T2 の限時動作を開始させる。
【0025】
このように、タイマ25が送信マスク時間の限時動作中は、人感センサ部21がハイレベルの人体検知信号を発生しても、送信部26が送信信号を出力せず、送信部26の送信を間引いているので、送信部26の消費電力を少なくして、内部電源27の消耗を少なくすることができる。尚、照明負荷16の点灯保持時間T1 は、送信マスク時間T2 よりも長い時間に設定されているので、次回送信部26から送信信号が送信されるまでに、照明負荷16が消灯されることはない。
【0026】
次に、点検モードにおける照明制御装置の動作を図2(b)のタイムチャートを参照して説明する。点検モードでは、人感センサ部21からリモコン制御部24にハイレベルの人体検知信号が入力されると、その都度、リモコン制御部24は送信部26に送信信号を送信させる。照明器具1では、受信部11がリモコン送信器2からの送信信号を受信すると、器具制御部12が受信部11を介して入力された送信信号に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制御部14が負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯させ、所定の点灯保持時間T3 が経過するまで照明負荷16の点灯状態を維持する。ここで、点検モードにおける点灯保持時間T3 は、通常モードにおける点灯保持時間T1 よりも短い時間に設定されているので、人が人感センサ部21の検知範囲から外に出ると、照明負荷16を短時間で消灯させることができ、検知範囲の点検に要する時間を短縮することができる。
【0027】
なお、点検モード時に送信部26から送信される信号に、点検用のコードを設定しても良く、この場合、器具制御部12に受信部11を介して点検用のコードを含む送信部26の送信信号が入力されると、器具制御部12は、タイマ13に点検時間T4 の限時動作を開始させ、タイマ13が点検時間T4 の限時動作を終了するまでの間、器具制御部12は点検モードで動作し、タイマ13が点検時間T4 の限時動作を終了すると、点検モードを自動的に終了して通常モードに復帰するようにしても良い。
【0028】
また、本実施形態ではリモコン送信器2のリモコン制御部24に点検モードで動作する指令が入力されると、リモコン制御部24が、送信部26から送信される一連の送信信号の送信回数(以下、フレーム数という)を、通常モードにおける送信回数よりも少なくすることによって、送信部26の送信出力を低下させ、内部電源27の消耗を少なくしている。例えば、通常モードでは、照明器具1とリモコン送信器2との間の信号伝送を確実に行うために、送信部26は3フレーム程度の送信を行っているが、点検モードでは、リモコン制御部24が送信部26のフレーム数を3フレーム未満に制御している。
【0029】
ここで、送信部26から送信される一連の送信信号のフォーマットは(社)家電製品協議会で定められており、図3に示すように、送信信号の送信開始を示す5.323 mSのリーダーコード、16ビットのメーカ名を示すメーカーコード、4ビットのメーカーパリティコード、制御信号の内容を示す12ビットのデータコード、8ビットのパリティコード、及び、送信信号の送信終了を示す74.528 mS のトレーラコードの各コード(構成データ)から1フレームが構成されている。
【0030】
また、本実施形態では、リモコン制御部24が送信部26から送信される一連の送信信号の送信回数を少なくすることによって、送信部26の送信出力を低減しているが、一連の送信信号(1フレーム)を構成するコードを削減したり、或いは、短縮したりすることによって、送信部26の送信出力を低下させても良い。例えば、通常モード時には、送信部26が上記の1フレームの送信信号を送信しているが、点検モード時には、リモコン制御部24が例えばパリティコードを無くしたり、トレーラコードの送信時間を75.528 mS よりも短くするなどして、1フレームを構成するコードを減らしたり、各コードの送信時間を短縮することによって、点検モード時に必要なコードのみを送信し、点検モード時における送信部26の送信出力を低減させている。
【0031】
(実施形態2)
実施形態1では、点検モード時において、リモコン制御部24が送信部26から送信される一連の送信信号のフレーム数を少なくすることによって、送信部26の送信出力を低減していたが、本実施形態では、送信部26が一連の送信信号をそれぞれ送信する送信用の発光ダイオードを複数備えており、複数の発光ダイオードのうち選択した発光ダイオードのみに送信信号を送信させることによって、フレーム数を削減している。尚、送信部26の構成以外は実施形態1の照明制御装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】
リモコン送信器2の送信部26の回路図を図4に示す。送信部26は、送信用の発光ダイオードLED1 〜LED3 と、発光ダイオードLED1 〜LED3 をそれぞれ点灯/消灯させるトランジンスタT1 〜T7 から構成される。ここで、リモコン制御部24がトランジスタT7 をオンした状態で、リモコン制御部24がトランジスタT1 をオンすると、トランジンスタT4 がオンして、発光ダイオードLED1 に電流が流れ、発光ダイオードLED1 から1フレームの送信が行われる。同様に、トランジスタT2 ,T3 をオンすると、トランジスタT5 ,T6 がオンして、発光ダイオードLED2 ,LED3 にそれぞれ電流が流れ、発光ダイオードLED2 ,LED3 からそれぞれ1フレームずつの送信が行われる。
【0033】
通常モードでは、リモコン制御部24がトランジスタT1 〜T3 を順番にオンさせることによって、発光ダイオードLED1 〜LED3 にそれぞれ1フレームずつの送信を行わせ、送信部26から3フレームの送信を行っている。
ここで、リモコン制御部24に点検モードの指令が入力されると、リモコン制御部24はトランジスタT1 〜T3 の内、例えばトランジスタT2 のみをオンし、発光ダイオードLED2 のみから送信信号を送信させているので、送信部26から送信されるフレーム数が1フレームとなり、送信部26の送信出力を低下させることができる。
【0034】
(実施形態3)
実施形態1又は2では、送信部26から送信される送信信号のフレーム数を少なくすることによって、送信部26の送信出力を低下させているが、本実施形態では、送信部26に設けられた送信用の発光ダイオードに流れる電流を小さくすることによって、送信部26の送信出力を下げている。尚、送信部26以外の構成は実施形態1の照明制御装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0035】
本実施形態の送信部26の回路図を図5に示す。この送信部26は、送信用の発光ダイオードLED4 と、発光ダイオードLED4 に流れる電流をオン・オフするトランジスタT8 と、発光ダイオードLED4 にスイッチSWを介して夫々直列接続された抵抗R1 ,R2 とから構成される。ここで、抵抗R1 ,R2 の抵抗値によって発光ダイオードLED4 に流れる電流の大きさが決定され、抵抗R2 の抵抗値は抵抗R1 の抵抗値よりも大きい値に設定されている。
【0036】
通常モード時にはスイッチSWを抵抗R1 側に切り替えて送信を行うとともに、点検モード時にはスイッチSWを抵抗R2 側に切り替えて送信を行っているので、点検モード時に発光ダイオードLED4 に流れる電流を、通常モード時の電流よりも少なくして、送信部26の送信出力を下げている。
本実施形態では、発光ダイオードLED4 に流れる電流を決定する抵抗を切り替えることによって、点検モード時に発光ダイオードLED4 に流れる電流を少なくして、送信部26の送信出力を低減しているが、送信部26の駆動電圧を変化させることによって送信部26の送信出力を低減しても良い。
【0037】
例えば、リモコン制御部24を構成するマイクロコンピュータの最小駆動電圧が約 2.6Vの場合、送信器2の内部電源27の電圧値が約 2.6Vに低下すると、送信器2が使用不能となるので、点検モード時には送信部26の駆動電圧を約 2.7Vに設定して、送信信号が確実に受信されているか否かを確認する。このように、点検モード時に送信部26の駆動電圧を低下させることによって、送信部26の送信出力を低減して、内部電源27の消耗を少なくすることができる。また、点検モード時には送信部26の駆動電圧をマイクロコンピュータの最小駆動電圧(約 2.6V)よりも僅かに高い電圧(約 2.7V)に設定しているので、内部電源27の電圧低下によって送信器2が使用不能となる直前の状態において、送信部26の送信信号が照明器具1に確実に受信される設置場所を見つけることができる。
【0038】
また、点検モードにおいて、送信部26から送信される送信信号の副搬送波のデューティ比を小さくすることによって、送信部26の送信出力を低減しても良く、通常モード時に、送信信号の副搬送波のデューティ比が例えば50%の場合、送信信号の送信回数の多い点検モード時に、リモコン制御部24が送信信号の副搬送波のデューティ比を例えば30%に設定することによって、送信部26の送信出力を低減して、内部電源27の消耗を低減することができる。
【0039】
上述のようにリモコン制御部24は、送信信号のフレーム数を少なくしたり、1フレームを構成するコードの数を減らしたり、1フレームを構成するコードの送信時間を短くしたり、送信信号の電圧レベル或いは電流レベルのいずれかを低下させたり、送信信号の副搬送波のデューティ比を下げたりして、送信部26の送信出力を低減しているが、リモコン制御部24は上述の送信部26の送信出力を低減するための方法のうち複数の方法を組み合わせて行ってもよい。例えば点検モード時に、リモコン制御部24が、1フレームを構成するコードの一部を無くすとともに、通常モード時よりも少ないフレーム数で送信を行い、さらに送信信号の副搬送波のデューティ比を小さくすることによって、送信部26の送信出力を低減させても良い。
【0040】
(実施形態4)
実施形態1乃至3の照明制御装置では、点検モード時にリモコン送信器の送信出力を低下させているが、本実施形態では、照明負荷の消灯時に、リモコン送信器が照明負荷を点灯させる制御信号を出力する場合、リモコン送信器の送信出力を低減させている。尚、照明制御装置の構成は実施形態1と同様であるので、その説明は省略する。
【0041】
負荷制御部14が照明負荷16を消灯させている場合、人感センサ部21が人を検知してハイレベル(H)の人体検知信号を発生すると、リモコン制御部24が人感センサ部21の人体検知信号に基づいて送信部26から照明器具1へ送信信号を送信させる。
ここで、リモコン送信器2から照明器具1へ照明負荷16を点灯させる点灯信号や照明負荷16を消灯させる消灯信号が送信信号として送信される場合に、前回送信時に送信部26が照明器具1へ消灯信号を送信すると(或いは、リモコン送信器2から照明器具1へ照明負荷16を点灯させる点灯信号のみが送信信号として送信され、照明器具1が点灯信号を受信すると照明負荷16を所定の点灯保持時間だけ点灯させる場合に、前回送信時より点灯保持時間以上が経過してから送信部26が送信信号を送信すると)、リモコン制御部24は送信部26から送信される信号が照明負荷16の点灯信号であると判断して、実施形態1乃至3で説明した方法により送信部26の送信出力を低下させる。
【0042】
照明負荷16の点灯時には、照明負荷16の発光の波長域と送信部26の送信信号の信号周波数とが類似しているので、受信部11が送信信号を確実に受信できるように、送信部26の送信出力を大きくしているが、照明負荷16の消灯時には照明負荷16の光がないので、照明負荷16の点灯時に比べて送信部26の送信出力を低くすることができ、リモコン制御部24が送信部26の送信出力を低下させることにより、内部電源27の消耗を少なくして、内部電源27の寿命を延ばすことができる。
【0043】
尚、通常モード及び点検モードの両方のモードにおいて、照明負荷16の消灯時に送信部26の送信出力を低減するようにしても良いし、点検モード時のみ、照明負荷16の消灯時に送信部26の送信出力を低減するようにしても良い。
(実施形態5)
実施形態1乃至4では、リモコン送信器から照明器具を点検モードに移行させる点検モードの点検開始信号を送信しなかったが、本実施形態では、リモコン送信器から送信される送信信号の到達距離を確認する点検モードの開始時に、リモコン送信器から照明器具へ点検開始信号を送信している。なお、照明制御装置の構成は実施形態1と同様であるので、その説明は省略する。
【0044】
本実施形態の照明制御装置の動作を図6のタイムチャートに基づいて説明する。なお、この照明制御装置では、照明負荷16が蛍光灯と白熱灯から構成されている。
時刻t4 でリモコン送信器2から照明器具1へ点検モードの点検開始信号S1 が送信されると、受信部11が点検開始信号S1 を受信し、器具制御部12に受信部11を介して点検開始信号S1 が入力される。この時、器具制御部12は、点検開始信号S1 に基づいて、点検タイマとして動作するタイマ13に所定の点検時間T4 の限時動作を開始させるとともに、タイマ13の限時動作が終了するまでの間、蛍光灯を連続的に点灯させる。
【0045】
その後、タイマ13の限時動作中の時刻t5 において、人感センサ部21が人を検知して、人体検知信号を発生すると、送信部26から照明器具1へ送信信号が送信される。そして、照明器具1では、受信部11がリモコン送信器2からの送信信号を受信し、器具制御部12が、受信部11を介して入力された送信信号に基づいて、所定の点灯保持時間T5 が経過するまでの間、白熱灯を点灯させる。以下、タイマ13の限時動作が終了するまでの間、上述の動作を行う。
【0046】
ここで、蛍光灯の発光の波長域と、リモコン送信器2の送信信号の信号出力波長域とが非常に類似しているので、蛍光灯が点灯している場合は、蛍光灯が消灯している場合に比べて、受信部11がリモコン送信器2の送信信号を受信しにくくなる。したがって、蛍光灯を点灯させた状態で、受信部11がリモコン送信器2の送信信号を受信できるか否かを確認することにより、リモコン送信器2からの送信信号が確実に照明器具1へ到達する位置に、リモコン送信器2を配設することができる。
【0047】
尚、点検モードにおいて、リモコン制御部24が、送信部26の送信出力を実施形態1乃至3で説明した方法で通常モードより低減しても良いし、通常モードにおける送信出力のままにしても良い。
(実施形態6)
本実施形態の照明制御装置に用いるリモコン送信器2は、図7に示すように、リモコン制御部24によって点灯される発光手段たる可視光LED28を備えており、人感センサ部21が人を検知してリモコン制御部24に人体検知信号を出力すると、リモコン制御部24は可視光LED28を一定時間点灯させる。なお、可視光LED28以外の構成は実施形態1の照明制御装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0048】
この照明制御装置の動作を図8のタイムチャートに基づいて説明する。
人感センサ部21の検知範囲を確認するとともに、リモコン送信器2の送信信号が受信部11に確実に受信されているか否かを確認する場合、時刻t6 でリモコン送信器2のリモコン制御部24は、照明器具1を点検モードに移行させる点検開始信号S1 を送信部26から送信させるとともに、点検タイマとして動作するタイマ25に点検時間T4 の限時動作を開始させる。
【0049】
照明器具1では、受信部11がリモコン送信器2からの点検開始信号S1 を受信すると、器具制御部12が受信部11を介して入力された点検開始信号S1 に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制御部14が器具制御部12の負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯させる。この時、器具制御部12は点検タイマとして動作するタイマ13に点検時間T4 の限時動作を開始させ、タイマ13の限時動作が終了するまでの間、器具制御部12は照明負荷16の点灯状態を維持する。
【0050】
その後、人感センサ部21が人を検知してハイレベル(H)の人体検知信号をリモコン制御部24に出力すると、リモコン制御部24は、人感センサ部21の人体検知信号が入力されている間だけ、可視光LED28を点灯させる。また、人感センサ部21の出力がローレベル(L)になると、リモコン制御部24は可視光LED28を消灯させる。尚、タイマ25がタイマ時間T4 の限時動作を終了するまでの間、リモコン制御部24は送信部26から照明器具1へ送信信号を出力させない。
【0051】
このように点検モードにおいて、人感センサ部21が人を検知してハイレベルの人体検知信号を出力すると、リモコン制御部24は可視光LED28を点灯させ、人感センサ部21が人を検知しておらず、人感センサ部21の出力がローレベルになると、リモコン制御部24が可視光LED28を消灯させているので、可視光LED28の点灯/消灯から人感センサ部21が人を検知したか否かを確認することができる。
【0052】
したがって、点検モードの開始時に照明負荷が点灯したか否かによって、リモコン送信器2の送信信号を受信部11が受信できたか否かを確認することができ、それ以後は送信部26から送信信号を送信させていないので、送信部26の送信出力を少なくして、内部電源27の長寿命化を図ることができる。また、可視光LED28の点灯/消灯によって、人感センサ部21の検知範囲を確認することができる。
【0053】
尚、点検モードの開始時に送信される点検開始信号S1 は、実施形態1乃至3で説明したような方法で、通常モードにおける送信出力よりも低下させた送信出力で送信しても良いし、通常モードと同じ送信出力で送信しても良い。
(実施形態7)
実施形態6では、報知部として発光手段たる可視光LED28を用いているが、本実施形態では、図9に示すように、可視光LED28の代わりに、人感センサ部21が人を検知したことを音で知らせる発音手段29を設けている。
【0054】
この照明制御装置の動作を図10のタイムチャートを参照して説明する。
時刻t7 において、リモコン送信器2のリモコン制御部24は、送信部26から照明器具1へ点検モードの点検開始信号S1 を送信させるとともに、点検タイマとして動作するタイマ25に点検時間T4 の限時動作を開始させる。
照明器具1では、受信部11がリモコン送信器2からの点検開始信号S1 を受信すると、器具制御部12が受信部11を介して入力された点検開始信号S1 に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制御部14が器具制御部12の負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯させる。この時、器具制御部12は点検タイマとして動作するタイマ13に点検時間T4 の限時動作を開始させ、タイマ13の限時動作が終了するまでの間、器具制御部12は照明負荷16の点灯状態を維持する。
【0055】
その後、人感センサ部21が人を検知してハイレベル(H)の人体検知信号をリモコン制御部24に出力すると、リモコン制御部24は発音手段29を鳴動させ、人感センサ部21が人を検知せず、ローレベルの信号を出力している場合は、リモコン制御部24は発音手段29を鳴動させない。尚、タイマ25がタイマ時間T4 の限時動作を終了するまでの間、リモコン制御部24は送信部26から照明器具1へ送信信号を出力させない。
このように点検モードにおいて、人感センサ部21が人を検知してハイレベルの人体検知信号を出力すると、リモコン制御部24は発音手段29を鳴動させ、人感センサ部21が人を検知しておらず、人感センサ部21の出力がローレベルになると、リモコン制御部24が発音手段29を鳴動させていないので、発音手段29の鳴動から人感センサ部21が人を検知したか否かを確認することができる。
【0056】
したがって、点検モードの開始時に照明負荷が点灯したか否かによって、リモコン送信器2の送信信号を受信部11が受信できたか否かを確認することができ、それ以後は送信部26から送信信号を送信させていないので、送信部26の送信出力を少なくして、内部電源27の長寿命化を図ることができる。また、発音手段29の鳴動によって、人感センサ部21の検知範囲を確認することができる。
【0057】
尚、点検モードの開始時に送信される点検開始信号S1 は、実施形態1乃至3で説明したような方法で、通常モードにおける送信出力よりも低下させた送信出力で送信しても良いし、通常モードと同じ送信出力で送信しても良い。
【0058】
【発明の効果】
請求項1の発明は、上述のように、人の存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、人感センサ部の検知範囲の確認や受信部が送信部のワイヤレス信号を受信できるか否かの確認を行うような点検モード時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を通常時よりも低下させているので、点灯モード時に送信部の送信出力を低減することによって、内部電源の消耗を少なくして、内部電源の長寿命化を図ることができるという効果がある。
【0059】
請求項2の発明は、人の存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、照明負荷の消灯時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を照明負荷の点灯時よりも低下させている。ところで、照明負荷の点灯時には照明負荷の光によって受信部が送信部の送信信号を受信しにくくなるが、照明負荷の消灯時には照明負荷の光がないため、送信部の送信出力を低下させても、受信部が送信部の送信信号を確実に受信することができ、請求項1の発明と同様、送信部の送信出力を低下させることによって、内部電源の消耗を少なくして、内部電源の長寿命化を図ることができるという効果がある。
【0060】
請求項3の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数を減らすことによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項4の発明は、送信部が一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する送信用の発光ダイオードを複数備えており、リモコン制御部が、複数の発光ダイオードの中から選択した発光ダイオードのみにワイヤレス信号を送信させることによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項5の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の構成データの数を少なくすることによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項6の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の構成データの送信時間を短縮することによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項7の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信されるワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを低下させることによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項8の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信されるワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比を下げることによって、送信部の送信出力を低下させており、請求項9の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数の削減、一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する複数の発光ダイオードから送信する発光ダイオードを選択すること、一連のワイヤレス信号を構成する構成データのデータ数の削減、一連のワイヤレス信号を構成する構成データの送信時間の短縮、ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを低減、ワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比の低減、のうち二つ以上を組み合わせて行い、送信部の送信出力を低下させているので、新たに複雑な回路を設けることなく、送信部の送信出力を切り換えることができ、請求項1又は2の発明と同様に、送信部の送信出力を低下させることにより、内部電源の消耗を少なくすることができるという効果がある。
【0061】
請求項10の発明は、照明負荷が蛍光灯と白熱灯からなり、点検モード時に器具制御部が蛍光灯を点灯状態とし、器具制御部に受信部を介して制御信号が入力されると、器具制御部が白熱灯を点滅させているので、蛍光灯が点灯しているような送信部の送信信号を受信しにくい状態で、受信部が送信信号を確実に受信できる位置を見つけることができるという効果がある。
【0062】
請求項11の発明は、人感センサ部が人を検知したことを報知する報知部をリモコン送信器に設け、請求項12の発明は、報知部が人感センサ部の人体検知時に発光する発光手段からなり、請求項13の発明は、報知部が人感センサ部の人体検知時に音を発する発音手段からなり、報知部によって人感センサ部の検知状態を容易に確認できるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の照明制御装置を示すブロック図である。
【図2】(a)(b)は同上の照明制御装置の動作を示すタイムチャートである。
【図3】同上の照明制御装置に用いる送信信号を説明する説明図である。
【図4】実施形態2の照明制御装置のリモコン送信器の送信部を示す回路図である。
【図5】実施形態3の照明制御装置のリモコン送信器の送信部を示す回路図である。
【図6】実施形態5の照明制御装置の動作を示すタイムチャートである。
【図7】実施形態6の照明制御装置に用いるリモコン送信器を示すブロック図である。
【図8】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図9】実施形態7の照明制御装置に用いるリモコン送信器を示すブロック図である。
【図10】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図11】照明制御装置の点検モードの点検作業を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具
2 リモコン送信器
11 受信部
12 器具制御部
14 負荷制御部
16 照明負荷
21 人感センサ部
24 リモコン制御部
26 送信部

Claims (13)

  1. 人の存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、人感センサ部の検知範囲の確認や受信部が送信部のワイヤレス信号を受信できるか否かの確認を行うような点検モード時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を通常時よりも低下させることを特徴とする照明制御装置。
  2. 人の存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、照明負荷の消灯時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を照明負荷の点灯時よりも低下させることを特徴とする照明制御装置。
  3. リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数を減らすことによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  4. 送信部が一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する送信用の発光ダイオードを複数備えており、リモコン制御部が、複数の発光ダイオードの中から選択した発光ダイオードのみにワイヤレス信号を送信させることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  5. リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の構成データの数を少なくすることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  6. リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の構成データの送信時間を短縮することによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  7. リモコン制御部が、送信部から送信されるワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを低下させることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  8. リモコン制御部が、送信部から送信されるワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比を下げることによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  9. リモコン制御部が、送信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数の削減、一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する複数の発光ダイオードから送信する発光ダイオードを選択すること、一連のワイヤレス信号を構成する構成データのデータ数の削減、一連のワイヤレス信号を構成する構成データの送信時間の短縮、ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを低減、ワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比の低減、のうちの二つ以上を組み合わせて送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  10. 照明負荷が蛍光灯と白熱灯からなり、点検モード時に器具制御部が蛍光灯を点灯状態とし、器具制御部に受信部を介して制御信号が入力されると、器具制御部が白熱灯を点滅させることを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  11. 人感センサ部が人を検知したことを報知する報知部をリモコン送信器に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  12. 報知部が、人感センサ部の人体検知時に発光する発光手段からなることを特徴とする請求項11記載の照明制御装置。
  13. 報知部が、人感センサ部の人体検知時に音を発する発音手段からなることを特徴とする請求項11記載の照明制御装置
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