JPH10326680A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH10326680A
JPH10326680A JP9137262A JP13726297A JPH10326680A JP H10326680 A JPH10326680 A JP H10326680A JP 9137262 A JP9137262 A JP 9137262A JP 13726297 A JP13726297 A JP 13726297A JP H10326680 A JPH10326680 A JP H10326680A
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智美 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リモコン送信器の内部電源の長寿命化を図った
照明制御装置を提供する。 【解決手段】リモコン送信器2は人感センサ部21を備
えており、人感センサ部21が人を検知すると、リモコ
ン制御部24は送信部26から照明器具1へワイヤレス
信号にて制御信号を送信させる。照明器具1では、受信
部11がリモコン送信器2からの制御信号を受信する
と、器具制御部12が受信部11を介して入力された制
御信号に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制御部1
4が負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯させ
る。ここで、人感センサ部21の検知範囲を確認した
り、受信部11が送信部26のワイヤレス信号を確実に
受信できるか否かを確認したりする点灯モードにおい
て、リモコン制御部24は送信部26の送信出力を低下
させ、内部電源27の消耗を少なくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン送信器に
設けられた人感センサ部の人体検知信号に基づいて照明
負荷の点灯制御を行う照明制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、人感センサ部と照明負荷とを
備え、人感センサ部が人を検知すると照明負荷を自動的
に点灯させるとともに、人感センサ部が人を検知しなく
なると所定の点灯保持時間後に照明負荷を消灯させる照
明器具があった。この照明器具の施工時には、人感セン
サ部の検知範囲を調整する必要があり、例えば作業者が
人感センサ部の検知範囲に入って、照明負荷が消灯状態
から点灯するのを確認し、この作業を何度も繰り返し行
って、人感センサ部の検知範囲を調整していた。
【0003】ここで、人感センサ部が人を検知しなくな
っても、所定の点灯保持時間が経過するまで、照明負荷
は点灯されているので、作業者が検知範囲から出ても、
点灯保持時間が経過するまで待たなければ、照明負荷が
消灯しないため、検知範囲の調整作業に時間がかかって
いた。そこで、人感センサ部の検知範囲を調整する場
合、照明負荷の点灯保持時間を通常の設定時間よりも短
い時間に設定して、調整を行っていた。
【0004】ところで、人感センサ部は照明器具に取り
付けられており、照明器具には商用電源が供給されてい
るので、検知範囲の調整時に人感センサ部の検知回数が
多くなり、人感センサ部の消費電力が多くなっても問題
はない。また、照明器具の設置場所を一旦固定すると、
人感センサ部の検知範囲も固定されるため、照明器具の
施工時に人感センサ部の検知範囲を調整しておけば、以
後使用者が人感センサ部の検知範囲を調整する必要はな
かった(例えば、特開平4−150110号公報参
照)。
【0005】また、外部より赤外線光などの光信号から
なるワイヤレス信号で送信された制御信号を受信する受
信部、及び、受信部が受信した制御信号に応じて照明負
荷を点灯させる器具制御部を備えた照明器具と、人の有
無を検知する人感センサ部、赤外線光などの光信号から
なるワイヤレス信号を照明器具に送信する送信部、及
び、人感センサ部が人を検知すると送信部から照明器具
へワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制
御部を備えたリモコン送信器とから構成される照明制御
装置もあり、リモコン送信器に設けられた人感センサ部
が人を検知すると、リモコン送信器が赤外線光等の光信
号よりなるワイヤレス信号にて制御信号を照明器具へ送
信し、照明器具がこの制御信号を受信して照明負荷を点
灯させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した後者の照明制
御装置では、例えば図11に示すように、照明器具1を
天井面に配設するとともに、リモコン送信器2を壁面に
取り付ける場合、上述した前者の照明制御装置と同様
に、施工時にリモコン送信器2に設けられた人感センサ
部21の検知範囲の調整を行う必要があった。
【0007】人感センサ部21の検知範囲を調整する場
合、作業者が人感センサ部21の検知範囲に何度も出た
り入ったりして、照明負荷が消灯状態から点灯するのを
確認していた。リモコン送信器2は、通常人感センサ部
21の検知信号を所定の間隔毎に間引いて送信部26か
ら送信させているが、人感センサ部21の検知範囲の調
整時には、人感センサ部21の検知信号を随時送信部2
6から送信させている。しかも、人感センサ部21の検
知範囲の調整時には、作業者が何度も検知範囲に出たり
入ったりするため、人感センサ部21の検知回数が通常
時よりも多くなり、送信部26の送信回数が非常に多く
なる。したがって、送信部26が信号を送信する際に最
も電流を消費するため、リモコン送信器2の内部電源の
寿命が短くなるという問題があった。
【0008】また、照明器具に人感センサ部を設けた場
合に比べて、リモコン送信器2に人感センサ部21を設
けた場合は、リモコン送信器2の設置場所を容易に変更
することができるので、リモコン送信器2の設置場所を
変更する度に、人感センサ部21の検知範囲を調整しな
ければならず、リモコン送信器2の内部電源の寿命がさ
らに短くなるという問題もあった。
【0009】ところで、人感センサ部を備えていないリ
モコン送信器の場合は、使用者がリモコン送信器を操作
して照明負荷を点灯/消灯させていたので、リモコン送
信器を操作しても照明負荷の点灯状態が変化しない場
合、すなわち、リモコン送信器からのワイヤレス信号が
照明器具に到達していない場合、使用者がリモコン送信
器を照明器具の方向に向けて操作することができた。
【0010】しかし、上述した後者の照明制御装置のよ
うに、リモコン送信器2が人感センサ部21を備えてい
る場合、人感センサ部21の検知領域を設定するため
に、リモコン送信器2は壁や柱などに取り付けられてお
り、使用者がリモコン送信器2を照明器具1の方向に向
けて操作することができないので、照明器具1にワイヤ
レス信号が確実に到達する場所にリモコン送信器2を設
置する必要があり、人感センサ部21の検知範囲の調整
以外に、リモコン送信器2の送信部26から送信される
ワイヤレス信号が照明器具1に確実に到達するように、
送信部26のワイヤレス信号が照明器具に確実に到達す
るようにリモコン送信器2の設置場所を調整する必要が
あった。
【0011】また、リモコン送信器2の送信部26から
送信されるワイヤレス信号の信号周波数と、照明負荷の
発光の波長域とが類似しているので、照明負荷の点灯時
は消灯時に比べて、照明器具がリモコン送信器2からの
ワイヤレス信号を受信しにくくなる。したがって、照明
負荷の点灯時にも照明器具がワイヤレス信号を確実に受
信できるように、リモコン送信器2の送信出力を大きめ
に設定していたので、リモコン送信器2の内部電源の消
耗が激しくなり、寿命が短くなるという問題があった。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、リモコン送信器の内
部電源の消費量を少なくした照明制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、人の存否を検知する人感セン
サ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、人感セ
ンサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレス信号
にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び各部に
動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送信器
と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信号を
受信する受信部、及び受信部を介して入力された制御信
号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部
からなる照明器具とを備え、人感センサ部の検知範囲の
確認や受信部が送信部のワイヤレス信号を受信できるか
否かの確認を行うような点検モード時に、リモコン制御
部が送信部の送信出力を通常時よりも低下させることを
特徴とする。
【0014】請求項2の発明では、人の存否を検知する
人感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信
部、人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイ
ヤレス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、
及び各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコ
ン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制
御信号を受信する受信部、及び受信部を介して入力され
た制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器
具制御部からなる照明器具とを備え、照明負荷の消灯時
に、リモコン制御部が送信部の送信出力を照明負荷の点
灯時よりも低下させることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、リモコン制御部が、送信部から送信される
一連のワイヤレス信号の送信回数を減らすことによっ
て、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1又は2の発明において、
送信部が一連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する送信
用の発光ダイオードを複数備えており、リモコン制御部
が、複数の発光ダイオードの中から選択した発光ダイオ
ードのみにワイヤレス信号を送信させることによって、
送信部の送信出力を低下させることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明では、請求項1又は2の発
明において、リモコン制御部が、送信部から送信される
一連のワイヤレス信号の構成データの数を少なくするこ
とによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴
とする。請求項6の発明では、請求項1又は2の発明に
おいて、リモコン制御部が、送信部から送信される一連
のワイヤレス信号の構成データの送信時間を短縮するこ
とによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴
とする。
【0017】請求項7の発明では、請求項1又は2の発
明において、リモコン制御部が、送信部から送信される
ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれか
を低下させることによって、送信部の送信出力を低下さ
せることを特徴とする。請求項8の発明では、請求項1
又は2の発明において、リモコン制御部が、送信部から
送信されるワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比を
下げることによって、送信部の送信出力を低下させるこ
とを特徴とする。
【0018】請求項9の発明では、請求項1又は2の発
明において、リモコン制御部が、送信部から送信される
一連のワイヤレス信号の送信回数の削減、一連のワイヤ
レス信号をそれぞれ送信する複数の発光ダイオードから
送信する発光ダイオードを選択すること、一連のワイヤ
レス信号を構成する構成データのデータ数の削減、一連
のワイヤレス信号を構成する構成データの送信時間の短
縮、ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいず
れかを低減、ワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比
の低減、のうちの二つ以上を組み合わせて送信部の送信
出力を低下させることを特徴とする。
【0019】請求項10の発明では、請求項1の発明に
おいて、照明負荷が蛍光灯と白熱灯からなり、点検モー
ド時に器具制御部が蛍光灯を点灯状態とし、器具制御部
に受信部を介して制御信号が入力されると、器具制御部
が白熱灯を点滅させることを特徴とする。請求項11の
発明では、請求項1又は2の発明において、人感センサ
部が人を検知したことを報知する報知部をリモコン送信
器に設けたことを特徴とする。
【0020】請求項12の発明では、請求項11の発明
において、報知部が、人感センサ部の人体検知時に発光
する発光手段からなることを特徴とする。請求項13の
発明では、請求項11の発明において、報知部が、人感
センサ部の人体検知時に音を発する発音手段からなるこ
とを特徴とする。請求項14の発明では、請求項11乃
至13の発明において、点検モード時に、リモコン制御
部が送信部からのワイヤレス信号の送信を停止させるこ
とを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の照明制御装置のブロック図
を図1に示す。照明器具1は、外部より赤外線光などの
光信号からなるワイヤレス信号(送信信号)で送信され
た制御信号を受信する受信部11と、受信部11を介し
て制御信号が入力されると照明負荷16を点灯させる負
荷制御信号を発生する例えばマイクロコンピュータから
なる器具制御部12と、商用電源15から電源供給さ
れ、器具制御部12の負荷制御信号に基づいて照明負荷
16を点灯制御する負荷制御部14とから構成される。
【0022】また、リモコン送信器2は、人の動きに応
じた赤外線の変化量を検出する赤外線センサ22及び赤
外線センサ22の検出信号を信号処理して人体検知信号
を出力する信号処理部23からなる人感センサ部21
と、人感センサ部21の人体検知信号に基づいて照明負
荷16の制御信号を発生する例えばマイクロコンピュー
タからなるリモコン制御部24と、リモコン制御部24
の制御信号をワイヤレス信号で照明器具1に送信する複
数の送信用発光ダイオードからなる送信部26と、各部
に動作電源を供給する内部電源27とから構成される。
また、信号処理部23は、赤外線センサ21が検出した
赤外線の変化量を増幅する増幅部23aと、増幅部23
aによって増幅された赤外線の変化量を所定の基準値と
比較する比較部23bとから構成され、信号処理部23
は比較部23bの比較結果を人体検知信号としてリモコ
ン制御部24に出力する。
【0023】ここで、リモコン送信器2のリモコン制御
部24は、人感センサ部21の人体検知信号や操作スイ
ッチ(図示せず)のスイッチ信号を入力信号とし、これ
らの入力信号を演算処理し、設定されたリモコン送信器
2の動作モードに応じて照明負荷16を点灯、調光、或
いは消灯させる制御信号を発生する。尚、リモコン送信
器2の動作モードには、人感センサ部21の人体検知信
号に応じて照明負荷16を点灯制御する通常モード(セ
ンサーモード)と、人感センサ部21の検知範囲を調整
したり、受信部11が送信部26の送信信号を受信でき
るか否かを確認する点検モードとがあり、通常モードの
動作を示すタイムチャートを図2(a)に示し、点検モ
ードの動作を示すタイムチャートを図2(b)に示す。
【0024】まず、通常モードにおける照明制御装置の
動作を図2(a)のタイムチャートを参照して説明す
る。人感センサ部21が人を検知すると、人感センサ部
21はハイレベル(H)の人体検知信号をリモコン制御
部24に逐次出力する。時刻t 1 で、リモコン制御部2
4に人感センサ部21からの人体検知信号が初めて入力
されると、リモコン制御部24は送信部26に送信信号
を送信させるとともに、タイマ25に所定の送信マスク
時間T2 の限時動作を開始させる。一方、照明器具1で
は、受信部11がリモコン送信器2からの送信信号を受
信すると、器具制御部12が受信部11を介して入力さ
れた送信信号に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制
御部14が負荷制御信号に基づいて照明負荷16を点灯
させ、タイマ13が所定の点灯保持時間T1 の限時動作
を終了するまで照明負荷16の点灯状態を維持する。そ
して、送信マスクタイマとして動作するタイマ25が送
信マスク時間T2 の限時動作を終了するまでに、人感セ
ンサ部21からリモコン制御部24へハイレベルの人体
検知信号が入力された場合、タイマ25が送信マスク動
作T2 の限時動作を終了した時刻t2 で、リモコン制御
部24は再び送信部26に送信信号を送信させるととも
に、タイマ25に送信マスク時間T2 の限時動作を開始
させる。
【0025】このように、タイマ25が送信マスク時間
の限時動作中は、人感センサ部21がハイレベルの人体
検知信号を発生しても、送信部26が送信信号を出力せ
ず、送信部26の送信を間引いているので、送信部26
の消費電力を少なくして、内部電源27の消耗を少なく
することができる。尚、照明負荷16の点灯保持時間T
1 は、送信マスク時間T2 よりも長い時間に設定されて
いるので、次回送信部26から送信信号が送信されるま
でに、照明負荷16が消灯されることはない。
【0026】次に、点検モードにおける照明制御装置の
動作を図2(b)のタイムチャートを参照して説明す
る。点検モードでは、人感センサ部21からリモコン制
御部24にハイレベルの人体検知信号が入力されると、
その都度、リモコン制御部24は送信部26に送信信号
を送信させる。照明器具1では、受信部11がリモコン
送信器2からの送信信号を受信すると、器具制御部12
が受信部11を介して入力された送信信号に基づいて負
荷制御信号を発生し、負荷制御部14が負荷制御信号に
基づいて照明負荷16を点灯させ、所定の点灯保持時間
3 が経過するまで照明負荷16の点灯状態を維持す
る。ここで、点検モードにおける点灯保持時間T3 は、
通常モードにおける点灯保持時間T1 よりも短い時間に
設定されているので、人が人感センサ部21の検知範囲
から外に出ると、照明負荷16を短時間で消灯させるこ
とができ、検知範囲の点検に要する時間を短縮すること
ができる。
【0027】なお、点検モード時に送信部26から送信
される信号に、点検用のコードを設定しても良く、この
場合、器具制御部12に受信部11を介して点検用のコ
ードを含む送信部26の送信信号が入力されると、器具
制御部12は、タイマ13に点検時間T4 の限時動作を
開始させ、タイマ13が点検時間T4 の限時動作を終了
するまでの間、器具制御部12は点検モードで動作し、
タイマ13が点検時間T4 の限時動作を終了すると、点
検モードを自動的に終了して通常モードに復帰するよう
にしても良い。
【0028】また、本実施形態ではリモコン送信器2の
リモコン制御部24に点検モードで動作する指令が入力
されると、リモコン制御部24が、送信部26から送信
される一連の送信信号の送信回数(以下、フレーム数と
いう)を、通常モードにおける送信回数よりも少なくす
ることによって、送信部26の送信出力を低下させ、内
部電源27の消耗を少なくしている。例えば、通常モー
ドでは、照明器具1とリモコン送信器2との間の信号伝
送を確実に行うために、送信部26は3フレーム程度の
送信を行っているが、点検モードでは、リモコン制御部
24が送信部26のフレーム数を3フレーム未満に制御
している。
【0029】ここで、送信部26から送信される一連の
送信信号のフォーマットは(社)家電製品協議会で定め
られており、図3に示すように、送信信号の送信開始を
示す5.323 mSのリーダーコード、16ビットのメーカ名を
示すメーカーコード、4ビットのメーカーパリティコー
ド、制御信号の内容を示す12ビットのデータコード、
8ビットのパリティコード、及び、送信信号の送信終了
を示す74.528 mS のトレーラコードの各コード(構成デ
ータ)から1フレームが構成されている。
【0030】また、本実施形態では、リモコン制御部2
4が送信部26から送信される一連の送信信号の送信回
数を少なくすることによって、送信部26の送信出力を
低減しているが、一連の送信信号(1フレーム)を構成
するコードを削減したり、或いは、短縮したりすること
によって、送信部26の送信出力を低下させても良い。
例えば、通常モード時には、送信部26が上記の1フレ
ームの送信信号を送信しているが、点検モード時には、
リモコン制御部24が例えばパリティコードを無くした
り、トレーラコードの送信時間を75.528 mS よりも短く
するなどして、1フレームを構成するコードを減らした
り、各コードの送信時間を短縮することによって、点検
モード時に必要なコードのみを送信し、点検モード時に
おける送信部26の送信出力を低減させている。
【0031】(実施形態2)実施形態1では、点検モー
ド時において、リモコン制御部24が送信部26から送
信される一連の送信信号のフレーム数を少なくすること
によって、送信部26の送信出力を低減していたが、本
実施形態では、送信部26が一連の送信信号をそれぞれ
送信する送信用の発光ダイオードを複数備えており、複
数の発光ダイオードのうち選択した発光ダイオードのみ
に送信信号を送信させることによって、フレーム数を削
減している。尚、送信部26の構成以外は実施形態1の
照明制御装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】リモコン送信器2の送信部26の回路図を
図4に示す。送信部26は、送信用の発光ダイオードL
ED1 〜LED3 と、発光ダイオードLED1 〜LED
3 をそれぞれ点灯/消灯させるトランジンスタT1 〜T
7 から構成される。ここで、リモコン制御部24がトラ
ンジスタT7 をオンした状態で、リモコン制御部24が
トランジスタT1 をオンすると、トランジンスタT4
オンして、発光ダイオードLED1 に電流が流れ、発光
ダイオードLED1 から1フレームの送信が行われる。
同様に、トランジスタT2 ,T3 をオンすると、トラン
ジスタT5 ,T 6 がオンして、発光ダイオードLE
2 ,LED3 にそれぞれ電流が流れ、発光ダイオード
LED2 ,LED3 からそれぞれ1フレームずつの送信
が行われる。
【0033】通常モードでは、リモコン制御部24がト
ランジスタT1 〜T3 を順番にオンさせることによっ
て、発光ダイオードLED1 〜LED3 にそれぞれ1フ
レームずつの送信を行わせ、送信部26から3フレーム
の送信を行っている。ここで、リモコン制御部24に点
検モードの指令が入力されると、リモコン制御部24は
トランジスタT1 〜T3 の内、例えばトランジスタT2
のみをオンし、発光ダイオードLED2 のみから送信信
号を送信させているので、送信部26から送信されるフ
レーム数が1フレームとなり、送信部26の送信出力を
低下させることができる。
【0034】(実施形態3)実施形態1又は2では、送
信部26から送信される送信信号のフレーム数を少なく
することによって、送信部26の送信出力を低下させて
いるが、本実施形態では、送信部26に設けられた送信
用の発光ダイオードに流れる電流を小さくすることによ
って、送信部26の送信出力を下げている。尚、送信部
26以外の構成は実施形態1の照明制御装置と同様であ
るので、その説明は省略する。
【0035】本実施形態の送信部26の回路図を図5に
示す。この送信部26は、送信用の発光ダイオードLE
4 と、発光ダイオードLED4 に流れる電流をオン・
オフするトランジスタT8 と、発光ダイオードLED4
にスイッチSWを介して夫々直列接続された抵抗R1
2 とから構成される。ここで、抵抗R1 ,R2 の抵抗
値によって発光ダイオードLED4 に流れる電流の大き
さが決定され、抵抗R 2 の抵抗値は抵抗R1 の抵抗値よ
りも大きい値に設定されている。
【0036】通常モード時にはスイッチSWを抵抗R1
側に切り替えて送信を行うとともに、点検モード時には
スイッチSWを抵抗R2 側に切り替えて送信を行ってい
るので、点検モード時に発光ダイオードLED4 に流れ
る電流を、通常モード時の電流よりも少なくして、送信
部26の送信出力を下げている。本実施形態では、発光
ダイオードLED4 に流れる電流を決定する抵抗を切り
替えることによって、点検モード時に発光ダイオードL
ED4 に流れる電流を少なくして、送信部26の送信出
力を低減しているが、送信部26の駆動電圧を変化させ
ることによって送信部26の送信出力を低減しても良
い。
【0037】例えば、リモコン制御部24を構成するマ
イクロコンピュータの最小駆動電圧が約 2.6Vの場合、
送信器2の内部電源27の電圧値が約 2.6Vに低下する
と、送信器2が使用不能となるので、点検モード時には
送信部26の駆動電圧を約 2.7Vに設定して、送信信号
が確実に受信されているか否かを確認する。このよう
に、点検モード時に送信部26の駆動電圧を低下させる
ことによって、送信部26の送信出力を低減して、内部
電源27の消耗を少なくすることができる。また、点検
モード時には送信部26の駆動電圧をマイクロコンピュ
ータの最小駆動電圧(約 2.6V)よりも僅かに高い電圧
(約 2.7V)に設定しているので、内部電源27の電圧
低下によって送信器2が使用不能となる直前の状態にお
いて、送信部26の送信信号が照明器具1に確実に受信
される設置場所を見つけることができる。
【0038】また、点検モードにおいて、送信部26か
ら送信される送信信号の副搬送波のデューティ比を小さ
くすることによって、送信部26の送信出力を低減して
も良く、通常モード時に、送信信号の副搬送波のデュー
ティ比が例えば50%の場合、送信信号の送信回数の多
い点検モード時に、リモコン制御部24が送信信号の副
搬送波のデューティ比を例えば30%に設定することに
よって、送信部26の送信出力を低減して、内部電源2
7の消耗を低減することができる。
【0039】上述のようにリモコン制御部24は、送信
信号のフレーム数を少なくしたり、1フレームを構成す
るコードの数を減らしたり、1フレームを構成するコー
ドの送信時間を短くしたり、送信信号の電圧レベル或い
は電流レベルのいずれかを低下させたり、送信信号の副
搬送波のデューティ比を下げたりして、送信部26の送
信出力を低減しているが、リモコン制御部24は上述の
送信部26の送信出力を低減するための方法のうち複数
の方法を組み合わせて行ってもよい。例えば点検モード
時に、リモコン制御部24が、1フレームを構成するコ
ードの一部を無くすとともに、通常モード時よりも少な
いフレーム数で送信を行い、さらに送信信号の副搬送波
のデューティ比を小さくすることによって、送信部26
の送信出力を低減させても良い。
【0040】(実施形態4)実施形態1乃至3の照明制
御装置では、点検モード時にリモコン送信器の送信出力
を低下させているが、本実施形態では、照明負荷の消灯
時に、リモコン送信器が照明負荷を点灯させる制御信号
を出力する場合、リモコン送信器の送信出力を低減させ
ている。尚、照明制御装置の構成は実施形態1と同様で
あるので、その説明は省略する。
【0041】負荷制御部14が照明負荷16を消灯させ
ている場合、人感センサ部21が人を検知してハイレベ
ル(H)の人体検知信号を発生すると、リモコン制御部
24が人感センサ部21の人体検知信号に基づいて送信
部26から照明器具1へ送信信号を送信させる。ここ
で、リモコン送信器2から照明器具1へ照明負荷16を
点灯させる点灯信号や照明負荷16を消灯させる消灯信
号が送信信号として送信される場合に、前回送信時に送
信部26が照明器具1へ消灯信号を送信すると(或い
は、リモコン送信器2から照明器具1へ照明負荷16を
点灯させる点灯信号のみが送信信号として送信され、照
明器具1が点灯信号を受信すると照明負荷16を所定の
点灯保持時間だけ点灯させる場合に、前回送信時より点
灯保持時間以上が経過してから送信部26が送信信号を
送信すると)、リモコン制御部24は送信部26から送
信される信号が照明負荷16の点灯信号であると判断し
て、実施形態1乃至3で説明した方法により送信部26
の送信出力を低下させる。
【0042】照明負荷16の点灯時には、照明負荷16
の発光の波長域と送信部26の送信信号の信号周波数と
が類似しているので、受信部11が送信信号を確実に受
信できるように、送信部26の送信出力を大きくしてい
るが、照明負荷16の消灯時には照明負荷16の光がな
いので、照明負荷16の点灯時に比べて送信部26の送
信出力を低くすることができ、リモコン制御部24が送
信部26の送信出力を低下させることにより、内部電源
27の消耗を少なくして、内部電源27の寿命を延ばす
ことができる。
【0043】尚、通常モード及び点検モードの両方のモ
ードにおいて、照明負荷16の消灯時に送信部26の送
信出力を低減するようにしても良いし、点検モード時の
み、照明負荷16の消灯時に送信部26の送信出力を低
減するようにしても良い。 (実施形態5)実施形態1乃至4では、リモコン送信器
から照明器具を点検モードに移行させる点検モードの点
検開始信号を送信しなかったが、本実施形態では、リモ
コン送信器から送信される送信信号の到達距離を確認す
る点検モードの開始時に、リモコン送信器から照明器具
へ点検開始信号を送信している。なお、照明制御装置の
構成は実施形態1と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0044】本実施形態の照明制御装置の動作を図6の
タイムチャートに基づいて説明する。なお、この照明制
御装置では、照明負荷16が蛍光灯と白熱灯から構成さ
れている。時刻t4 でリモコン送信器2から照明器具1
へ点検モードの点検開始信号S1が送信されると、受信
部11が点検開始信号S1 を受信し、器具制御部12に
受信部11を介して点検開始信号S1 が入力される。こ
の時、器具制御部12は、点検開始信号S1 に基づい
て、点検タイマとして動作するタイマ13に所定の点検
時間T4 の限時動作を開始させるとともに、タイマ13
の限時動作が終了するまでの間、蛍光灯を連続的に点灯
させる。
【0045】その後、タイマ13の限時動作中の時刻t
5 において、人感センサ部21が人を検知して、人体検
知信号を発生すると、送信部26から照明器具1へ送信
信号が送信される。そして、照明器具1では、受信部1
1がリモコン送信器2からの送信信号を受信し、器具制
御部12が、受信部11を介して入力された送信信号に
基づいて、所定の点灯保持時間T5 が経過するまでの
間、白熱灯を点灯させる。以下、タイマ13の限時動作
が終了するまでの間、上述の動作を行う。
【0046】ここで、蛍光灯の発光の波長域と、リモコ
ン送信器2の送信信号の信号出力波長域とが非常に類似
しているので、蛍光灯が点灯している場合は、蛍光灯が
消灯している場合に比べて、受信部11がリモコン送信
器2の送信信号を受信しにくくなる。したがって、蛍光
灯を点灯させた状態で、受信部11がリモコン送信器2
の送信信号を受信できるか否かを確認することにより、
リモコン送信器2からの送信信号が確実に照明器具1へ
到達する位置に、リモコン送信器2を配設することがで
きる。
【0047】尚、点検モードにおいて、リモコン制御部
24が、送信部26の送信出力を実施形態1乃至3で説
明した方法で通常モードより低減しても良いし、通常モ
ードにおける送信出力のままにしても良い。 (実施形態6)本実施形態の照明制御装置に用いるリモ
コン送信器2は、図7に示すように、リモコン制御部2
4によって点灯される発光手段たる可視光LED28を
備えており、人感センサ部21が人を検知してリモコン
制御部24に人体検知信号を出力すると、リモコン制御
部24は可視光LED28を一定時間点灯させる。な
お、可視光LED28以外の構成は実施形態1の照明制
御装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0048】この照明制御装置の動作を図8のタイムチ
ャートに基づいて説明する。人感センサ部21の検知範
囲を確認するとともに、リモコン送信器2の送信信号が
受信部11に確実に受信されているか否かを確認する場
合、時刻t6 でリモコン送信器2のリモコン制御部24
は、照明器具1を点検モードに移行させる点検開始信号
1 を送信部26から送信させるとともに、点検タイマ
として動作するタイマ25に点検時間T4 の限時動作を
開始させる。
【0049】照明器具1では、受信部11がリモコン送
信器2からの点検開始信号S1 を受信すると、器具制御
部12が受信部11を介して入力された点検開始信号S
1 に基づいて負荷制御信号を発生し、負荷制御部14が
器具制御部12の負荷制御信号に基づいて照明負荷16
を点灯させる。この時、器具制御部12は点検タイマと
して動作するタイマ13に点検時間T4 の限時動作を開
始させ、タイマ13の限時動作が終了するまでの間、器
具制御部12は照明負荷16の点灯状態を維持する。
【0050】その後、人感センサ部21が人を検知して
ハイレベル(H)の人体検知信号をリモコン制御部24
に出力すると、リモコン制御部24は、人感センサ部2
1の人体検知信号が入力されている間だけ、可視光LE
D28を点灯させる。また、人感センサ部21の出力が
ローレベル(L)になると、リモコン制御部24は可視
光LED28を消灯させる。尚、タイマ25がタイマ時
間T4 の限時動作を終了するまでの間、リモコン制御部
24は送信部26から照明器具1へ送信信号を出力させ
ない。
【0051】このように点検モードにおいて、人感セン
サ部21が人を検知してハイレベルの人体検知信号を出
力すると、リモコン制御部24は可視光LED28を点
灯させ、人感センサ部21が人を検知しておらず、人感
センサ部21の出力がローレベルになると、リモコン制
御部24が可視光LED28を消灯させているので、可
視光LED28の点灯/消灯から人感センサ部21が人
を検知したか否かを確認することができる。
【0052】したがって、点検モードの開始時に照明負
荷が点灯したか否かによって、リモコン送信器2の送信
信号を受信部11が受信できたか否かを確認することが
でき、それ以後は送信部26から送信信号を送信させて
いないので、送信部26の送信出力を少なくして、内部
電源27の長寿命化を図ることができる。また、可視光
LED28の点灯/消灯によって、人感センサ部21の
検知範囲を確認することができる。
【0053】尚、点検モードの開始時に送信される点検
開始信号S1 は、実施形態1乃至3で説明したような方
法で、通常モードにおける送信出力よりも低下させた送
信出力で送信しても良いし、通常モードと同じ送信出力
で送信しても良い。 (実施形態7)実施形態6では、報知部として発光手段
たる可視光LED28を用いているが、本実施形態で
は、図9に示すように、可視光LED28の代わりに、
人感センサ部21が人を検知したことを音で知らせる発
音手段29を設けている。
【0054】この照明制御装置の動作を図10のタイム
チャートを参照して説明する。時刻t7 において、リモ
コン送信器2のリモコン制御部24は、送信部26から
照明器具1へ点検モードの点検開始信号S1 を送信させ
るとともに、点検タイマとして動作するタイマ25に点
検時間T4 の限時動作を開始させる。照明器具1では、
受信部11がリモコン送信器2からの点検開始信号S1
を受信すると、器具制御部12が受信部11を介して入
力された点検開始信号S1 に基づいて負荷制御信号を発
生し、負荷制御部14が器具制御部12の負荷制御信号
に基づいて照明負荷16を点灯させる。この時、器具制
御部12は点検タイマとして動作するタイマ13に点検
時間T4 の限時動作を開始させ、タイマ13の限時動作
が終了するまでの間、器具制御部12は照明負荷16の
点灯状態を維持する。
【0055】その後、人感センサ部21が人を検知して
ハイレベル(H)の人体検知信号をリモコン制御部24
に出力すると、リモコン制御部24は発音手段29を鳴
動させ、人感センサ部21が人を検知せず、ローレベル
の信号を出力している場合は、リモコン制御部24は発
音手段29を鳴動させない。尚、タイマ25がタイマ時
間T4 の限時動作を終了するまでの間、リモコン制御部
24は送信部26から照明器具1へ送信信号を出力させ
ない。このように点検モードにおいて、人感センサ部2
1が人を検知してハイレベルの人体検知信号を出力する
と、リモコン制御部24は発音手段29を鳴動させ、人
感センサ部21が人を検知しておらず、人感センサ部2
1の出力がローレベルになると、リモコン制御部24が
発音手段29を鳴動させていないので、発音手段29の
鳴動から人感センサ部21が人を検知したか否かを確認
することができる。
【0056】したがって、点検モードの開始時に照明負
荷が点灯したか否かによって、リモコン送信器2の送信
信号を受信部11が受信できたか否かを確認することが
でき、それ以後は送信部26から送信信号を送信させて
いないので、送信部26の送信出力を少なくして、内部
電源27の長寿命化を図ることができる。また、発音手
段29の鳴動によって、人感センサ部21の検知範囲を
確認することができる。
【0057】尚、点検モードの開始時に送信される点検
開始信号S1 は、実施形態1乃至3で説明したような方
法で、通常モードにおける送信出力よりも低下させた送
信出力で送信しても良いし、通常モードと同じ送信出力
で送信しても良い。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、人の
存否を検知する人感センサ部、外部へワイヤレス信号を
送信する送信部、人感センサ部の検知信号に基づいて送
信部からワイヤレス信号にて制御信号を送信させるリモ
コン制御部、及び各部に動作電源を供給する内部電源か
らなるリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号にて
送信された制御信号を受信する受信部、及び受信部を介
して入力された制御信号に基づいて照明負荷の点灯状態
を制御する器具制御部からなる照明器具とを備え、人感
センサ部の検知範囲の確認や受信部が送信部のワイヤレ
ス信号を受信できるか否かの確認を行うような点検モー
ド時に、リモコン制御部が送信部の送信出力を通常時よ
りも低下させているので、点灯モード時に送信部の送信
出力を低減することによって、内部電源の消耗を少なく
して、内部電源の長寿命化を図ることができるという効
果がある。
【0059】請求項2の発明は、人の存否を検知する人
感センサ部、外部へワイヤレス信号を送信する送信部、
人感センサ部の検知信号に基づいて送信部からワイヤレ
ス信号にて制御信号を送信させるリモコン制御部、及び
各部に動作電源を供給する内部電源からなるリモコン送
信器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された制御信
号を受信する受信部、及び受信部を介して入力された制
御信号に基づいて照明負荷の点灯状態を制御する器具制
御部からなる照明器具とを備え、照明負荷の消灯時に、
リモコン制御部が送信部の送信出力を照明負荷の点灯時
よりも低下させている。ところで、照明負荷の点灯時に
は照明負荷の光によって受信部が送信部の送信信号を受
信しにくくなるが、照明負荷の消灯時には照明負荷の光
がないため、送信部の送信出力を低下させても、受信部
が送信部の送信信号を確実に受信することができ、請求
項1の発明と同様、送信部の送信出力を低下させること
によって、内部電源の消耗を少なくして、内部電源の長
寿命化を図ることができるという効果がある。
【0060】請求項3の発明は、リモコン制御部が、送
信部から送信される一連のワイヤレス信号の送信回数を
減らすことによって、送信部の送信出力を低下させ、請
求項4の発明は、送信部が一連のワイヤレス信号をそれ
ぞれ送信する送信用の発光ダイオードを複数備えてお
り、リモコン制御部が、複数の発光ダイオードの中から
選択した発光ダイオードのみにワイヤレス信号を送信さ
せることによって、送信部の送信出力を低下させ、請求
項5の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信され
る一連のワイヤレス信号の構成データの数を少なくする
ことによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項6
の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信される一
連のワイヤレス信号の構成データの送信時間を短縮する
ことによって、送信部の送信出力を低下させ、請求項7
の発明は、リモコン制御部が、送信部から送信されるワ
イヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれかを
低下させることによって、送信部の送信出力を低下さ
せ、請求項8の発明は、リモコン制御部が、送信部から
送信されるワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比を
下げることによって、送信部の送信出力を低下させてお
り、請求項9の発明は、リモコン制御部が、送信部から
送信される一連のワイヤレス信号の送信回数の削減、一
連のワイヤレス信号をそれぞれ送信する複数の発光ダイ
オードから送信する発光ダイオードを選択すること、一
連のワイヤレス信号を構成する構成データのデータ数の
削減、一連のワイヤレス信号を構成する構成データの送
信時間の短縮、ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レ
ベルのいずれかを低減、ワイヤレス信号の副搬送波のデ
ューティ比の低減、のうち二つ以上を組み合わせて行
い、送信部の送信出力を低下させているので、新たに複
雑な回路を設けることなく、送信部の送信出力を切り換
えることができ、請求項1又は2の発明と同様に、送信
部の送信出力を低下させることにより、内部電源の消耗
を少なくすることができるという効果がある。
【0061】請求項10の発明は、照明負荷が蛍光灯と
白熱灯からなり、点検モード時に器具制御部が蛍光灯を
点灯状態とし、器具制御部に受信部を介して制御信号が
入力されると、器具制御部が白熱灯を点滅させているの
で、蛍光灯が点灯しているような送信部の送信信号を受
信しにくい状態で、受信部が送信信号を確実に受信でき
る位置を見つけることができるという効果がある。
【0062】請求項11の発明は、人感センサ部が人を
検知したことを報知する報知部をリモコン送信器に設
け、請求項12の発明は、報知部が人感センサ部の人体
検知時に発光する発光手段からなり、請求項13の発明
は、報知部が人感センサ部の人体検知時に音を発する発
音手段からなり、報知部によって人感センサ部の検知状
態を容易に確認できるという効果がある。さらに、請求
項14の発明は、点検モード時にリモコン制御部が送信
部からのワイヤレス信号の送信を停止させているので、
送信部の送信出力をさらに低減でき、内部電源の消耗を
少なくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の照明制御装置を示すブロック図で
ある。
【図2】(a)(b)は同上の照明制御装置の動作を示
すタイムチャートである。
【図3】同上の照明制御装置に用いる送信信号を説明す
る説明図である。
【図4】実施形態2の照明制御装置のリモコン送信器の
送信部を示す回路図である。
【図5】実施形態3の照明制御装置のリモコン送信器の
送信部を示す回路図である。
【図6】実施形態5の照明制御装置の動作を示すタイム
チャートである。
【図7】実施形態6の照明制御装置に用いるリモコン送
信器を示すブロック図である。
【図8】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図9】実施形態7の照明制御装置に用いるリモコン送
信器を示すブロック図である。
【図10】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図11】照明制御装置の点検モードの点検作業を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 リモコン送信器 11 受信部 12 器具制御部 14 負荷制御部 16 照明負荷 21 人感センサ部 24 リモコン制御部 26 送信部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の存否を検知する人感センサ部、外部へ
    ワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知
    信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号
    を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供
    給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワ
    イヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信
    部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて
    照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明
    器具とを備え、人感センサ部の検知範囲の確認や受信部
    が送信部のワイヤレス信号を受信できるか否かの確認を
    行うような点検モード時に、リモコン制御部が送信部の
    送信出力を通常時よりも低下させることを特徴とする照
    明制御装置。
  2. 【請求項2】人の存否を検知する人感センサ部、外部へ
    ワイヤレス信号を送信する送信部、人感センサ部の検知
    信号に基づいて送信部からワイヤレス信号にて制御信号
    を送信させるリモコン制御部、及び各部に動作電源を供
    給する内部電源からなるリモコン送信器と、外部よりワ
    イヤレス信号にて送信された制御信号を受信する受信
    部、及び受信部を介して入力された制御信号に基づいて
    照明負荷の点灯状態を制御する器具制御部からなる照明
    器具とを備え、照明負荷の消灯時に、リモコン制御部が
    送信部の送信出力を照明負荷の点灯時よりも低下させる
    ことを特徴とする照明制御装置。
  3. 【請求項3】リモコン制御部が、送信部から送信される
    一連のワイヤレス信号の送信回数を減らすことによっ
    て、送信部の送信出力を低下させることを特徴とする請
    求項1又は2記載の照明制御装置。
  4. 【請求項4】送信部が一連のワイヤレス信号をそれぞれ
    送信する送信用の発光ダイオードを複数備えており、リ
    モコン制御部が、複数の発光ダイオードの中から選択し
    た発光ダイオードのみにワイヤレス信号を送信させるこ
    とによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴
    とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  5. 【請求項5】リモコン制御部が、送信部から送信される
    一連のワイヤレス信号の構成データの数を少なくするこ
    とによって、送信部の送信出力を低下させることを特徴
    とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  6. 【請求項6】リモコン制御部が、送信部から送信される
    一連のワイヤレス信号の構成データの送信時間を短縮す
    ることによって、送信部の送信出力を低下させることを
    特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  7. 【請求項7】リモコン制御部が、送信部から送信される
    ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいずれか
    を低下させることによって、送信部の送信出力を低下さ
    せることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装
    置。
  8. 【請求項8】リモコン制御部が、送信部から送信される
    ワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比を下げること
    によって、送信部の送信出力を低下させることを特徴と
    する請求項1又は2記載の照明制御装置。
  9. 【請求項9】リモコン制御部が、送信部から送信される
    一連のワイヤレス信号の送信回数の削減、一連のワイヤ
    レス信号をそれぞれ送信する複数の発光ダイオードから
    送信する発光ダイオードを選択すること、一連のワイヤ
    レス信号を構成する構成データのデータ数の削減、一連
    のワイヤレス信号を構成する構成データの送信時間の短
    縮、ワイヤレス信号の電圧レベル又は電流レベルのいず
    れかを低減、ワイヤレス信号の副搬送波のデューティ比
    の低減、のうちの二つ以上を組み合わせて送信部の送信
    出力を低下させることを特徴とする請求項1又は2記載
    の照明制御装置。
  10. 【請求項10】照明負荷が蛍光灯と白熱灯からなり、点
    検モード時に器具制御部が蛍光灯を点灯状態とし、器具
    制御部に受信部を介して制御信号が入力されると、器具
    制御部が白熱灯を点滅させることを特徴とする請求項1
    記載の照明制御装置。
  11. 【請求項11】人感センサ部が人を検知したことを報知
    する報知部をリモコン送信器に設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の照明制御装置。
  12. 【請求項12】報知部が、人感センサ部の人体検知時に
    発光する発光手段からなることを特徴とする請求項11
    記載の照明制御装置。
  13. 【請求項13】報知部が、人感センサ部の人体検知時に
    音を発する発音手段からなることを特徴とする請求項1
    1記載の照明制御装置。
  14. 【請求項14】点検モード時に、リモコン制御部が送信
    部からのワイヤレス信号の送信を停止させることを特徴
    とする請求項11乃至13記載の照明制御装置。
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