JP3735585B2 - 二次電池充放電用加圧装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二次電池充放電用加圧装置に関し、特に大型の二次電池用の加圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の加圧装置は、二次電池、特に外装が缶ケースまたはラミネートなどのリチュームなどの二次電池を対象とし、初期充電時に電池の広い面積の対応する両側面に対し圧力を加えるものである。この加圧する目的は、電池の充電容量を増大させる、あるいは充電サイクル寿命を長くすることにある。
【0003】
即ち、この種の二次電池は充電時にガスが発生し内圧が上昇するので、内部を変形させると同時と外形を膨張させることになる。特に内部の変形、例えば電極間の距離が長くなることなどにより充電容量が減少したり、あるいは充放電による変形のくり返しにより内部素子が劣化にして充電サイクル寿命が短くなるといった問題が発生する。この問題を改善するために充電時に加圧装置により加圧して外形の膨張を抑えている。また、この加圧による充電は初期充電時に1回だけ行うことにより、その後の使用による充放電時の上述した膨張、変形を抑える効果があり、本加圧装置は、この目的で使用されるものである。
【0004】
この電池加圧方法として、例えば特開2001−338627号公報に開示された方法がある。
【0005】
図6,7はこの従来例を示し、図6(a)は、この従来例の電池加圧方法の一実施形態例を示す前面図、(b)は、(a)の上面図、図7は、図6の電池が同一トレー上に多数個配列された状態を模式的に示す上面図である。
【0006】
図6において、その構造、操作について説明する。先ず電池66をコの字型の枠体65にセットし、ロック板操作部63cを介してロック板63を押すことにより、ばね62が収縮し、その反発力が押圧プレート64から電池66に伝わる。ロック板63を押し続け、ロック板63がコの字型の枠体65に設けたロック用穴65bの高さにきたところでロック板63を回転させてロック用穴65bにはめ込むことで、ばね62の位置が固定され電池66に一定の圧力を加えることができる。
【0007】
電池66に加えた圧力はコの字型の体65とロック板63にのみ伝達され、充放電装置やトレーには力が伝わらないという構造である。
【0008】
したがって、個々の電池に加えた圧力は充放電装置やトレーに伝達しないため、充放電装置やトレーは加圧を必要としない電池の場合とほぼ同じ強度ですみ、装置の重量も軽減でき、安価な装置となるという効果が得られる。
【0009】
図7において、図6の加圧装置にセットされた電池66をトレー67上に複数個配置し、同時に加圧する場合の状態を示すものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来例においては、電池1個づつに加圧装置を用い、これをトレー上に必要個数配置する構造であるので、個数が多くなると全体として装置の大きさが大きくなり、かつ価格が高くなるという問題がある。また、1個づつ加圧する必要があるのでこのための作業時間が長くかかり効率が極めて悪いという問題がある。特に電池の製造時の最終工程で行う初期充電は、1度に大量の電池を効率良く充電する必要があるので以上の問題は極めて大きな問題となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の二次電池充放電用加圧装置は、受圧天板と、前記受圧天板の下方に位置する棚板と、前記棚板に積み重ねられた複数のトレー外枠と、前記複数のトレー外枠それぞれに同一の位置に設けられ互いに同一の形状の上下に貫通するトレー穴と、前記トレー穴それぞれに上下可動に嵌め込まれ上面に設けた凹部に電池を載置する中箱と、前記受圧天板および前記棚板が近づくようにして前記電池を上下から加圧するアクチュエータとを備え、前記アクチュエータにより加圧されていない状態では前記中箱およびこれに載置された電池の高さは前記トレー外枠の高さよりも大きいことを特徴とする。
【0012】
本発明の二次電池充放電用加圧装置は、受圧天板と、前記受圧天板の下方に位置し前記受圧天板に対し上下可動な複数の棚板と、前記棚板それぞに積み重ねられた複数のトレー外枠と、前記複数のトレー外枠それぞれに同一の位置に設けられ互いに同一の形状の上下に貫通するトレー穴と、前記トレー穴それぞれに上下可動に嵌め込まれ上面に設けた凹部に電池を載置する中箱と、前記受圧天板および最下段の前記棚板が近づくようにして前記電池を上下から加圧するアクチュエータとを備え、前記アクチュエータにより加圧されていない状態では前記中箱およびこれに載置された電池の高さは前記トレー外枠の高さよりも大きいことを特徴とする。
【0013】
本発明の二次電池充放電用加圧装置は、固定された受圧天板と、前記受圧天板の下方に固定された受圧底板と、前記受圧天板および前記受圧底板を連結する垂直な複数の支柱と、前記支柱に上下可動に案内された複数の棚板と、前記棚板それぞに積み重ねられた複数のトレー外枠と、前記複数のトレー外枠それぞれに同一の位置に設けられ互いに同一の形状の上下に貫通するトレー穴と、前記トレー穴それぞれに上下可動に嵌め込まれ上面に設けた凹部に電池を載置する中箱と、前記受圧底板および最下段の前記棚板の間に設けられ前記棚板を押し上げて前記電池を上下から加圧するアクチュエータと、前記アクチュエータにより前記電池を加圧していない状態で前記棚板それぞれについて積み重ねた前記トレー外枠、前記中箱および前記電池と1つ上の前記棚板または前記受圧天板との間に隙間を有するように位置させた前記棚板それぞれの下面に当接するように前記支柱に半固定された複数のセットカラーとを備え、前記アクチュエータにより加圧されていない状態では前記中箱およびこれに載置された電池の高さは前記トレー外枠の高さよりも大きいことを特徴とする。
【0014】
上述の二次電池充放電用加圧装置において、前記トレー外枠に、複数の前記トレー穴を設けるようにしてもよい。また、前記受圧天板および最下段のものを除いた前記棚板それぞれの下面に前記棚板それぞれについての最も上の前記電池それぞれをそれぞれが加圧するための複数の加圧板を前記中箱および前記電池の高さのバラツキを吸収するためのバネを介して取り付けるようにしてもよい。
【0015】
上述の二次電池充放電用加圧装置において、前記受圧天板または最下段のものを除いた前記棚板の下面に取り付けられたピンプローブに設けられ、前記電池が加圧された時に前記トレー外枠の側面から外側に突出する前記電池の電極それぞれに対応してアクセスするピンを備えるようにしてもよい。
【0016】
上述の二次電池充放電用加圧装置において、前記支柱は、所定の単位長で分割された短支柱を連結して構成するようにしてもよい。
【0017】
本発明の二次電池充放電用加圧装置において、下方からの圧力を受け止める4辺形の受圧天板と、上方からの圧力を受け止める4辺形の受圧底板と、前記受圧天板と前記受圧底板とを連結する4本の支柱と、前記支柱に4隅をスライド可能に挿通された複数の棚板と、前記棚板を所定の間隔で位置決めするために前記支柱に固定される複数のセットカラーと、各前記棚板に積み重ねられた状態で載置され充放電する電池を装着した時に各電池が下方からの圧力を受けて加圧されるような加圧構造を有する複数のトレーと、各前記トレーに装着される複数の電池と、最下段に位置する前記棚板と前記受圧底板との間に設けられ各前記棚板を押し上げて各前記電池を加圧するためのアクチュエータとを備え、
前記トレーは、装着される電池の大きさに対応する寸法の複数の穴が並列に明けられた所定の厚みを有する外枠と、この外枠の各穴に若干量上下可動にしてはめ込まれる中箱と、この中箱の中に所定の深さ位置まで落し込まれて固定される前記電池を載置する平板とを備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態例の全体構成を示す前面図、図2は図1における装置の加圧時における状態を示す前面図、図3は図1における加圧板、トレー、棚板の関係と構造を示す斜視図、図4は図1あるいは図3におけるトレーの構造を示す分解斜視図、図5は図3におけるA−A線の部分断面を示す(a)断面図、および(b)皿バネの動作を説明するA−A線の断面を模式的に示す断面図である。
【0019】
先ず、図1において、本発明の加圧装置の全体構成を説明する。(図中トレーの部分は模式的に断面で示す)下方からの圧力を受け止める4辺形の受圧天板1と、上方からの圧力を受け止める4辺形の受圧底板2と、受圧天板1と受圧底板2とを連結する4本の支柱3と、支柱3に4隅をスライド可能に挿通された4枚の棚板4と、棚板4を所定の間隔で位置決めするために支柱3に固定される16個のセットカラー10と、各棚板4に積み重ねられた状態で載置され、充放電する電池を装着した時に電池が下方からの圧力を加圧できる加圧構造を有する4枚のトレー7と、各トレー7に装着される複数の電池9と、最下段に位置する棚板4と受圧底板2との間に設けられ各棚板4を押し上げて各電池を加圧するためのアクチュエータ5と、
更に、受圧天板1あるいは各棚板4の下面側に電池の加圧時に圧力を受圧すると同時に電池の厚みのバラツキを吸収するためにバネを介し固定される4枚の加圧板6(奥行方向に4枚が並べられている)と、
更に、受圧天板1あるいは各棚板4の下面側に電池加圧時に各前記電池の電極に自動的にアクセスする複数のピンブローブ8を備えて構成する。尚、受圧天板1と受圧底板2には、高圧に耐えられるように補強枠が設けられている。
【0020】
本実施例は図示のように棚板4を4枚設け、各棚板4にはトレー7を4枚それぞれ積み重ねた例を示したが、これ等の個数はその時の製造諸条件により変更されることは勿論である。また電池9の全数量は、各トレー7に4個(奥行方向に4個並列に装着される)ずつ装着されるので、4×4×4=64個である。
【0021】
次に動作について説明する。図1は加圧前の状態を示しており、加圧時は先ずアクチュエータ5へ電磁弁を開いてエアーを供給する。アクチュエータは空気圧を利用した空気バネ方式のものである。エアーの供給量は制御機構(図示せず)により制御され、あらかじめ各電池へ所定の加圧力を与えるために必要な供給量がプログラムされているので、この供給量に達した時に自動的に停止する。
【0022】
各棚板4は支柱3にスライド可能に取付けられているので、先ずアクチュエータ5が最下段の棚板4をその上段の棚板との間隙分を押し上げると、その上段にある棚板4に圧力が伝達され、これを押し上げ順次各棚板が押し上げられて行く。そして各電池9が所定の圧力で加圧される。即ち、各電池9はトレーの部材を介してアクチュエータ5からの圧力を受け加圧される。
【0023】
この加圧した時の本加圧装置の状態は図2に示す通りである。即ち、図示のように各棚板は上方に押し上げられ加圧状態にあり、また各電池9の電極91は棚板4が押し上げられると同時に上方へ移動してピンプローブ8側のピンと接触し導通状態となる。そして充放電装置(図示せず)からピンプローブ8を介して充放電が行われる。
【0024】
充電が完了するとアクチュエータ5は元の状態に戻り各棚板4の状態は図1の状態に戻る。そして各棚板上のトレー7が図において手前方向に引出される。この時、4枚のトレー7は一緒に引出され、そして外部で1枚ずつ下されて各トレーに装着された各電池9が外されて充電完了となる。
【0025】
次に新しい電池を充電するのは以上説明した工程の逆工程となるが、先ず外部で各トレー7に電池9を装着して4枚のトレーを積み重ねた状態で棚板4上に手前から、差し込むようにして載置する。この作業を容易にするために各棚板間は図示のように若干の隙間を設けてある。
【0026】
次に図3を参照して加圧板6、トレー7、棚板4の各関係と詳細な構造を説明する。この部分は、下からの圧力を受ける棚板4と、この棚板4に積み重ねられ載置された4枚のトレー7と、各トレーに4個ずつ装着して充電される電極を有する電池9と、最上段の電池9の上に設けられた4枚の加圧板6とで構成されている。尚、棚板4には支柱とのスライドをスムースにするスライドブッシュ41が設けられている。また加圧板6の裏面には電池9の厚みのバラツキを吸収するための複数の皿バネ61が設けられており、加圧板6はこの皿バネをはさんで上部の受圧天板1あるいは上段の棚板4にネジ穴62をスライド可能にて抜けるネジで固定される。
【0027】
次に図4を参照してトレー7の詳細構造を説明する。装着される電池の大きさに対応する寸法の4個の穴であるトレー穴76が並列に明けられた所定の厚みを有する外枠71とこの外枠71の各トレー穴76に若干上下可動にしてはめ込まれる中箱72と、この中箱72の所定の深さ位置まで落し込まれ電池を載置する平板73とで構成される。特に外枠71には、トレーを積み重ねる時の位置決め用として突起74とこれに係合する穴75とが設けられている。中箱72が若干上下可動にするのは、後述する電池の厚みのバラツキを吸収するためのものである。
【0028】
また、平板73を中箱72の所定の位置まで落し込むのは、電池の種類による厚みの変化に対応するためで、薄い電池は落し込み寸法を小さく、また厚い電池は大きくとることで電池の種類に対応することができるようにしてある。
【0029】
次に図5を参照して電池加圧時の動作について説明する。図5(a)は図3のトレーのA−A線の部分断面を示すもので、電池9は各トレー7の中箱72の中にある平板73に搭載され、最上段のトレーの電池9は上面を加圧板6と、またその下段のトレーの電池9は上面を上段にある中箱72の底板と接している。各電池9は下方からの圧力を受け加圧板6あるいは中箱72の底と平板73との間で加圧される。
【0030】
そして前述したように平板73の位置を変えることで電池9の種類による厚みの変化に対応することができる。
【0031】
また、皿バネ61で電池9の厚みのバラツキ(例えば1個0.1mmのバラツキであれば4個分重なったとして0.4mm程度)を吸収する。図示では右側の電池7の方が厚い場合を拡大して例示してある。特に皿バネ61は薄型で弾力の強い特徴があるのでここに用いられている。このようにして厚みのバラツキを吸収して各電池が均等の加圧力を得るようになっている。
【0032】
次に図5(b)を参照して前述した電池の厚みのバラツキの吸収状態を付け加えて説明する。図においては、左から2,4番目の電池の厚みが厚い場合を示すもので、この厚み分だけ皿バネ61が縮んでいる状態を示す。アクチュエータ5からの圧力は棚板4で受け、棚板4に載置された各トレー7の中箱72へ伝達され、各電池9を均等に加圧して加圧板6と皿バネ61を介して上段の棚板4へ伝達される。
【0033】
尚、支柱3は、所定の単位長で分割された短支柱を連結して構成するようにしても良く、例えば短支柱を棚板間隔と等しくすれば、棚数が増減した場合に容易にこれに対応できる効果がある。
【0034】
また、セットカラー10は、支柱に対し容易にスライド可能にする半固定構造を供えるようにしても良く、例えば固定用ネジを設け、これをゆるめることによりスライド可能にすれば棚板間の変更が容易にできるという効果がある。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の二次電池充放電用加圧装置は、複数のトレーに装着した複数の電池を1つのアクチュエータで同時にかつ均等に加圧できるので、電池1個ずつ加圧する必要がなく、加圧作業の作業効率が極めて良いという効果がある。また加圧装置自体を小型にでき価格も安くできるという効果がある。
【0036】
特に本装置においては電池の種類による厚みの変化に対して電池を装着する中箱の寸法を変更するのみで対応することができ、かつ電池の製造工程で発生する厚みのバラツキに対しも自動的にこれを吸収して各電池を均等に加圧することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体構成を示す前面図である。
【図2】図1における装置の加圧時における状態を示す前面図である。
【図3】図1における棚板、トレー、加圧板の関係と構造を示す斜視図である。
【図4】図1あるいは図3におけるトレーの構造を示す分解斜視図である。
【図5】図3におけるA−A線の部分断面を示す(a)断面図である。およびA−A線の断面を皿バネの動作を説明するために模式的に示す(b)断面図である。
【図6】従来例を示す(a)前面図,(b)上面図である。
【図7】図6の加圧装置を複数トレー上に配置した状態を模式的に示す上面図である。
【符号の説明】
1 受圧天板
2 受圧底板
3 支柱
4 棚板
5 アクチュエータ
10 セットカラー
8 ピンプローブ
7 トレー
9 電池
6 加圧板
41 スライドブッシュ
71 外枠
72 中箱
73 平板
74 突起
75 穴
91 電極
61 皿バネ
62 ネジ穴
76 トレー穴

Claims (8)

  1. 受圧天板と、前記受圧天板の下方に位置する棚板と、前記棚板に積み重ねられた複数のトレー外枠と、前記複数のトレー外枠それぞれに同一の位置に設けられ互いに同一の形状の上下に貫通するトレー穴と、前記トレー穴それぞれに上下可動に嵌め込まれ上面に設けた凹部に電池を載置する中箱と、前記受圧天板および前記棚板が近づくようにして前記電池を上下から加圧するアクチュエータとを備え、前記アクチュエータにより加圧されていない状態では前記中箱およびこれに載置された電池の高さは前記トレー外枠の高さよりも大きいことを特徴とする二次電池充放電用加圧装置。
  2. 受圧天板と、前記受圧天板の下方に位置し前記受圧天板に対し上下可動な複数の棚板と、前記棚板それぞに積み重ねられた複数のトレー外枠と、前記複数のトレー外枠それぞれに同一の位置に設けられ互いに同一の形状の上下に貫通するトレー穴と、前記トレー穴それぞれに上下可動に嵌め込まれ上面に設けた凹部に電池を載置する中箱と、前記受圧天板および最下段の前記棚板が近づくようにして前記電池を上下から加圧するアクチュエータとを備え、前記アクチュエータにより加圧されていない状態では前記中箱およびこれに載置された電池の高さは前記トレー外枠の高さよりも大きいことを特徴とする二次電池充放電用加圧装置。
  3. 固定された受圧天板と、前記受圧天板の下方に固定された受圧底板と、前記受圧天板および前記受圧底板を連結する垂直な複数の支柱と、前記支柱に上下可動に案内された複数の棚板と、前記棚板それぞに積み重ねられた複数のトレー外枠と、前記複数のトレー外枠それぞれに同一の位置に設けられ互いに同一の形状の上下に貫通するトレー穴と、前記トレー穴それぞれに上下可動に嵌め込まれ上面に設けた凹部に電池を載置する中箱と、前記受圧底板および最下段の前記棚板の間に設けられ前記棚板を押し上げて前記電池を上下から加圧するアクチュエータと、前記アクチュエータにより前記電池を加圧していない状態で前記棚板それぞれについて積み重ねた前記トレー外枠、前記中箱および前記電池と1つ上の前記棚板または前記受圧天板との間に隙間を有するように位置させた前記棚板それぞれの下面に当接するように前記支柱に半固定された複数のセットカラーとを備え、前記アクチュエータにより加圧されていない状態では前記中箱およびこれに載置された電池の高さは前記トレー外枠の高さよりも大きいことを特徴とする二次電池充放電用加圧装置。
  4. 前記トレー外枠は、複数の前記トレー穴を設けたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の二次電池充放電用加圧装置。
  5. 前記受圧天板および最下段のものを除いた前記棚板それぞれの下面に前記棚板それぞれについての最も上の前記電池それぞれをそれぞれが加圧するための複数の加圧板を前記中箱および前記電池の高さのバラツキを吸収するためのバネを介して取り付けたことを特徴とする請求項4に記載の二次電池充放電用加圧装置。
  6. 前記受圧天板または最下段のものを除いた前記棚板の下面に取り付けられたピンプローブに設けられ、前記電池が加圧された時に前記トレー外枠の側面から外側に突出する前記電池の電極それぞれに対応してアクセスするピンを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の二次電池充放電用加圧装置。
  7. 前記支柱は、所定の単位長で分割された短支柱を連結して構成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の二次電池充放電用加圧装置。
  8. 下方からの圧力を受け止める4辺形の受圧天板と、上方からの圧力を受け止める4辺形の受圧底板と、前記受圧天板と前記受圧底板とを連結する4本の支柱と、前記支柱に4隅をスライド可能に挿通された複数の棚板と、前記棚板を所定の間隔で位置決めするために前記支柱に固定される複数のセットカラーと、各前記棚板に積み重ねられた状態で載置され充放電する電池を装着した時に各電池が下方からの圧力を受けて加圧されるような加圧構造を有する複数のトレーと、各前記トレーに装着される複数の電池と、最下段に位置する前記棚板と前記受圧底板との間に設けられ各前記棚板を押し上げて各前記電池を加圧するためのアクチュエータとを備え、
    前記トレーは、装着される電池の大きさに対応する寸法の複数の穴が並列に明けられた 所定の厚みを有する外枠と、この外枠の各穴に若干量上下可動にしてはめ込まれる中箱と、この中箱の中に所定の深さ位置まで落し込まれて固定される前記電池を載置する平板とを備えることを特徴とする二次電池充放電用加圧装置。
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