JP3734755B2 - オートテンショナ - Google Patents

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    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プーリに巻き掛けられたベルトに、所定の張力を付与するオートテンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車に搭載されたエアコンディショナ用コンプレッサ等の補機に、エンジンからの動力を伝達するためには、一般にベルトが用いられている。このベルトの張力は、オートテンショナによって一定に維持される。オートテンショナは、固定点を中心に揺動可能な揺動アームの先端に、上記ベルトが巻き掛けられたプーリを有しており、捻りコイルばねの力でベルトに張力を付与している。揺動アームには、その揺動基部近傍に設けられた摩擦板により、揺動抵抗が付与される。
このようなオートテンショナにより、補機の取付誤差、温度変化による寸法変化、又は、ベルトの長さのばらつき等を吸収することができる。また、エンジン回転変動等によるベルトの張力変動を吸収して、ベルトの振動や異音の発生を防止し、ベルト本来の寿命を確保することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のオートテンショナにおいて、ベルトの張力変動を受けた揺動アームは、揺動しながらその揺動抵抗により揺動エネルギーを熱に変えて消費し、揺動を迅速に減衰させる。しかしながら、近年、回転変動が従来のものより大きい自動車エンジンが現れ、そのため、揺動エネルギーが増大している。このようなエンジンに対して、従来のオートテンショナを使用すると、摩擦板の摩耗進行が従来より早まり、寿命が短くなる。これらの問題点に対して摩擦板の寸法を大きくしたり、複雑な構造とすることは、コンパクト化やコストダウンに反するので得策ではない。
【0004】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、簡素な構造により、揺動エネルギーを減衰させる能力を向上させたオートテンショナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のオートテンショナは、ベルトが巻き掛けられるプーリを回転自在に先端部に支持した揺動アームと、前記揺動アームを揺動自在に支持する支持部材と、前記揺動アーム側の揺動部と前記支持部材側の不動部との間に介在し、前記揺動アームの揺動に対して揺動抵抗を付与する第1摩擦部材と、前記揺動アームを所定の揺動方向に捻り付勢するとともに、前記第1摩擦部材を挟んで前記揺動部と前記不動部とが互いに押し合うように、前記支持部材に対して前記揺動アームを揺動中心軸方向に付勢する捻りコイルばねと、前記捻りコイルばねによって、そのばね軸方向の線間に挟持され、線間の相対的捻れにより当該コイルばねと摩擦を生じる第2摩擦部材とを備えたものである(請求項1)。
【0006】
上記のように構成されたオートテンショナ(請求項1)では、揺動アームの揺動に対して第1摩擦部材により第1の揺動抵抗が付与されるとともに、揺動に基づく捻りコイルばねの捻れにより線間の相対的捻れが生じ、ばね軸方向の線間に挟持された第2摩擦部材との間に摩擦が生じる。これが第2の揺動抵抗となる。その結果、第1の揺動抵抗のみの場合と比べて揺動アームには大きな揺動抵抗が付与される。また、第2摩擦部材の取り付けは、捻りコイルばねに挟み込むだけでよいので、取付部材等が別途必要になることもない。
【0007】
また、第2摩擦部材は、捻りコイルばねの線間に挟み込まれ、線間の相対的捻れにより摩擦を生じるものであるとともに、周方向の一箇所を切断した環状体を原形とし、これを、捻りコイルばねの線形に合わせて変形させたものであってもよい(請求項2)。
このようなオートテンショナでは、揺動アームの揺動に対して第1摩擦部材により第1の揺動抵抗が付与されるとともに、揺動に基づく捻りコイルばねの捻れにより線間の相対的捻れが生じ、線間に挟み込まれた第2摩擦部材との間に摩擦が生じる。これが第2の揺動抵抗となる。その結果、第1の揺動抵抗のみの場合と比べて揺動アームには大きな揺動抵抗が付与される。また、第2摩擦部材の取り付けは、捻りコイルばねに挟み込むだけでよいので、取付部材等が別途必要になることもない。さらに、第2摩擦部材の原形は、製造容易な単純な形状である。
【0008】
また、第2摩擦部材は、捻りコイルばねの線間に挟み込まれ、線間の相対的捻れにより摩擦を生じるものであるとともに、捻りコイルばねに係止され、かつ、揺動アームの揺動基部である筒状部に外挿されたものであってもよい(請求項3)。
このようなオートテンショナでは、揺動アームの揺動に対して第1摩擦部材により第1の揺動抵抗が付与されるとともに、揺動に基づく捻りコイルばねの捻れにより線間の相対的捻れが生じ、線間に挟み込まれた第2摩擦部材との間に摩擦が生じる。これが第2の揺動抵抗となる。その結果、第1の揺動抵抗のみの場合と比べて揺動アームには大きな揺動抵抗が付与される。また、第2摩擦部材の取り付けは、捻りコイルばねに挟み込むだけでよいので、取付部材等が別途必要になることもない。さらに、捻りコイルばねが第2摩擦部材を支持し、第2摩擦部材が筒状部を支持する関係が生じる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2はそれぞれ、本発明の一実施形態によるオートテンショナの断面図及び側面図である。図1において、ベルト1が巻き掛けられるプーリ2は、その中心部に玉軸受3が装着されている。この玉軸受3の内輪は、揺動アーム4の先端部4aに外嵌され、ボルト5及びナット6によって先端部4aに固定されている。このようにして、プーリ2は、揺動アーム4の先端部4aにより回転自在に支持されている。揺動アーム4の下方には、先端部4aと一体に、鍔部4b及び筒状部4cが形成されている。
【0010】
一方、支持部材7は、内部が空洞になっている支持基部7aと、この支持基部7aの周りに形成されたばね受け部7bと、取付部7cとを有する成形部材である。取付部7cで車体のシャシやエンジン等の固定部に固定することにより、支持部材7は固定される。なお、支持基部7aの外周面は鋳型の抜き勾配のため、図1の右方へ若干先細りのテーパ形状となっている。この支持基部7aの外周面には、略筒状のブッシュ8が装着されている。ブッシュ8は、硬さがHRR90〜95の樹脂(ナイロン等)である。
【0011】
揺動アーム4は、その筒状部4cがブッシュ8に外挿されることにより、支持部材7に対して揺動自在である。また、支持部材7のばね受け部7bと揺動アーム4の筒状部4cとの間に捻りコイルばね9が装着されている。捻りコイルばね9の一方の端部9aは支持部材7に係止され、他方の端部9bは揺動アーム4に係止されている。
上記の構成により、揺動アーム4は、固定部材である支持部材7に対して、ブッシュ8を介して所定範囲で揺動(回動)可能となる。このとき、揺動基部は筒状部4cであり、揺動中心軸Xは支持基部7aの中心軸と一致する。捻りコイルばね9は、ベルト1が巻き掛けられた状態で揺動アーム4を図2の時計回り方向に付勢し、ベルト1に一定の張力を与える。
【0012】
一方、環状の第1摩擦部材10(摩擦板)は、揺動中心軸Xに対して直交し、揺動アーム4の鍔部4bと環状の押さえ板11との間に介在している。第1摩擦部材10は、例えば、クラッチフェーシング材からなる。また、押さえ板11の内周形状及び、支持部材7の右端側(図1)の外周形状は、互いに嵌合する菊型の回り止め構造を成している(図2参照)。そして、押さえ板11は、支持部材7に嵌合された状態で、支持部材7のねじ孔7dを通して取り付けられる抜け止め手段(図示せず。)により固定される。捻りコイルばね9は、揺動中心軸X方向への弾発力により支持部材7に対して揺動アーム4を付勢し、これにより、鍔部4bと押さえ板11とは、第1摩擦部材10を挟んで、揺動中心軸Xに平行な方向に互いに押し合うように付勢される。
【0013】
また、図1の捻りコイルばね9の線間には、第2摩擦部材12が装着されている。図3は、この第2摩擦部材12を単体で示す図であり、(a)は正面図、(b)は、側面図(下)及び断面図(上)である。第2摩擦部材12は、周方向の一箇所で切断された環状体である。この第2摩擦部材12の材質は例えば一定の耐熱性、耐摩耗性及び弾性を備えた樹脂である。捻りコイルばね9への装着時には、第2摩擦部材12を切断部分で軸方向に捻ることにより、これを、スプリングワッシャのような形態にすることができる。
【0014】
第2摩擦部材12の外径は、図1に示すように装着された捻りコイルばね9の輪径より大きく、内径は、捻りコイルばね9の輪径より小さい。また、当該内径は、装着時に揺動アーム4の筒状部4cに対して隙間なく外挿され、かつ、筒状部4cに対して軸方向に摺動可能な状態となるように設計される。図3において、第2摩擦部材12の両側面には、捻りコイルばね9の線に係止させるための、周方向に連続した凹部12aが形成されている。(b)に示す断面で見た凹部12aの形状は概ね円弧状であるが、捻りコイルばね9の線をぴったりと填めるものではなく、捻りコイルばね9の線を受け入れても、なお若干の遊びができる程度に大きめに形成されている。また、第2摩擦部材12の(b)に示す断面における軸方向の幅は、外径側より内径側の方が広い。
【0015】
第2摩擦部材12の肉厚の最も薄い部分(凹部12aの底)の厚さは、図1に示すように装着された捻りコイルばね9の軸方向への線間隙間を考慮して、装着状態で線間に挟み込まれ、揺動アーム4がどの揺動位置にあっても、双方の線と常に接触しているように設計される。
図4は、捻りコイルばね9の線間に、第2摩擦部材12が挟み込まれた状態を示す斜視図である。このように第2摩擦部材12を挟み込むには、捻りコイルばね9の一方の軸端側から、スプリングワッシャのように捻った第2摩擦部材12を回しながら入れる。そして、このように第2摩擦部材12が挟み込まれた状態の捻りコイルばね9は、図1に示すように装着される。装着時に、第2摩擦部材12が揺動アーム4の筒状部4cに対して隙間なく外挿されることにより、径方向への、第2摩擦部材12の安定した位置決めが可能となる。
【0016】
次に、上記のように構成されたオートテンショナの動作について図1〜図2を参照して説明する。
ベルト1の張力変動が生じて、揺動アーム4が図2の反時計回り方向又は時計回り方向に揺動すると、「揺動部」としての図1の鍔部4bが揺動中心軸X周りに回動する。一方、「揺動部」に対する「不動部」としての押さえ板11は、固定されている。従って、押さえ板11と鍔部4bとの間の相対的な回動により、両者間に圧接された状態の第1摩擦部材10に摩擦が生じる。これによって、揺動アーム4には第1の揺動抵抗(摩擦抵抗)が付与される。
【0017】
また、端部9bにおいて揺動アーム4と係合している捻りコイルばね9は縮径又は拡径する方向に捻れ、それぞれの線間に相対的な捻れが生じる。従って、隣接する双方の線に接触している第2摩擦部材12は、これらの線との間で周方向に相対的に摺接する関係となり、摩擦を生じる。また、縮径又は拡径により、径方向にも若干、線が移動する。従って、線と凹部12aとの間で径方向にも摩擦が生じる。これによって、揺動アーム4には、第2摩擦部材12に基づく第2の揺動抵抗(摩擦抵抗)が付与され、優れた減衰効果が得られる。また、縮径の場合には、ばねが径方向内方に第2摩擦部材12を強く締め付けることにより、接触圧力が増大して減衰効果が急増する。
【0018】
上記のように、第1の揺動抵抗及び第2の揺動抵抗により、第1の揺動抵抗のみの場合と比べて揺動アーム4には大きな揺動抵抗が付与される。従って、回転変動の大きいエンジンによりベルト1の張力変動が大きい場合でも、各摩擦部材10,12の摩耗の進行を抑制しつつ、揺動エネルギーを迅速に減衰させることができる。さらに、摩擦力の二箇所分担が可能となることにより、張力変動がさほど大きくないエンジンに適用する場合には、第1摩擦部材10の負担が相対的に小さくなる。従って、第1摩擦部材10の材質に、高価なクラッチフェーシング材に代えて安価な樹脂を採用することも可能となり、コストの低減が可能となる。
【0019】
上記第2摩擦部材12の原形は単純な形状であるので、安価に製造することができる。また、このような第2摩擦部材12の取り付けは、捻りコイルばね9に挟み込むだけでよいので、取付部材等が別途必要になることもなく、構造が簡素である。
また、第2摩擦部材12が筒状部4cに外挿され、かつ、第2摩擦部材12が捻りコイルばね9に係合していることにより、捻りコイルばね9が第2摩擦部材12を支持し、第2摩擦部材12が筒状部4cを支持する関係が生じる。その結果、筒状部4cの軸が傾いて揺動アーム4の上部が図1の左右に傾くことを防止することができる。
【0020】
なお、上記実施形態では、第2摩擦部材12を1個装着したが、複数個装着すれば、さらに第2の揺動抵抗を増大させることができる。すなわち、第2摩擦部材12の装着個数により、減衰能力の調節が可能となる。
また、上記実施形態では、第2摩擦部材12の内周面を揺動アーム4の筒状部4cに接触させたが、これは、必ずしも接触していなくてもよい。例えば、内周面に代えて外周面をその外側の部材に接触させてもよいし、どちらにも接触させず、捻りコイルばね9と共に浮かせた状態としてもよい。但し、これらの場合には、第2摩擦部材を介して筒状部4cを支持する機能は得られない。
また、上記実施形態では、捻りコイルばね9に装着された第2摩擦部材12の凹部12a(図3)が、線に対して遊びを有しているが、線形状にぴったりの断面形状にしてもよい。但し、この場合には遊びがないので装着しにくい。また、捻れに伴う輪径の拡縮に対して第2摩擦部材が追随し、両者の間に径方向への摺接関係が生じないので、径方向への摩擦は期待できない。
【0021】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1〜3のオートテンショナによれば、揺動アームの揺動に対して第1摩擦部材により第1の揺動抵抗が付与されるとともに、揺動に基づく捻りコイルばねの捻れにより線間の相対的捻れが生じ、第2摩擦部材との間に摩擦が生じて、第2の揺動抵抗となる。従って、第1の揺動抵抗のみの場合と比べて揺動アームには大きな揺動抵抗が付与され、揺動エネルギーを減衰させる能力が向上する。また、第2摩擦部材の取り付けは、捻りコイルばねに挟み込むだけでよいので、取付部材等が別途必要になることもなく、構造が簡素である。こうして、簡素な構造により、揺動エネルギーを減衰させる能力を向上させたオートテンショナを提供することができる。
【0022】
また、請求項2のオートテンショナによれば、第2摩擦部材の原形は単純な形状であるので、安価に製造することができる。
【0023】
また、請求項3のオートテンショナによれば、捻りコイルばねが第2摩擦部材を支持し、第2摩擦部材が筒状部を支持する関係が生じるので、筒状部の軸が傾いて揺動アームが傾くことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるオートテンショナの主要部を示す部分断面図である。
【図2】上記オートテンショナの側面図である。
【図3】上記オートテンショナの第2摩擦部材を単体で示す図であり、(a)は正面図、(b)は、側面図(下)及び断面図(上)である。
【図4】上記第2摩擦部材を捻りコイルばねに装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベルト
2 プーリ
4 揺動アーム
4b 鍔部(揺動部)
4c 筒状部
7 支持部材
9 捻りコイルばね
10 第1摩擦部材
11 押さえ板(不動部)
12 第2摩擦部材
X 揺動中心軸

Claims (3)

  1. ベルトが巻き掛けられるプーリを回転自在に先端部に支持した揺動アームと、
    前記揺動アームを揺動自在に支持する支持部材と、
    前記揺動アーム側の揺動部と前記支持部材側の不動部との間に介在し、前記揺動アームの揺動に対して揺動抵抗を付与する第1摩擦部材と、
    前記揺動アームを所定の揺動方向に捻り付勢するとともに、前記第1摩擦部材を挟んで前記揺動部と前記不動部とが互いに押し合うように、前記支持部材に対して前記揺動アームを揺動中心軸方向に付勢する捻りコイルばねと、
    前記捻りコイルばねによって、そのばね軸方向の線間に挟持され、線間の相対的捻れにより当該コイルばねと摩擦を生じる第2摩擦部材と
    を備えたことを特徴とするオートテンショナ。
  2. ベルトが巻き掛けられるプーリを回転自在に先端部に支持した揺動アームと、
    前記揺動アームを揺動自在に支持する支持部材と、
    前記揺動アーム側の揺動部と前記支持部材側の不動部との間に介在し、前記揺動アームの揺動に対して揺動抵抗を付与する第1摩擦部材と、
    前記揺動アームを所定の揺動方向に捻り付勢するとともに、前記第1摩擦部材を挟んで前記揺動部と前記不動部とが互いに押し合うように、前記支持部材に対して前記揺動アームを揺動中心軸方向に付勢する捻りコイルばねと、
    前記捻りコイルばねの線間に挟み込まれ、線間の相対的捻れにより摩擦を生じる第2摩擦部材とを備え、
    前記第2摩擦部材は、周方向の一箇所を切断した環状体を原形とし、これを、前記捻りコイルばねの線形に合わせて変形させたものであることを特徴とするオートテンショナ。
  3. ベルトが巻き掛けられるプーリを回転自在に先端部に支持した揺動アームと、
    前記揺動アームを揺動自在に支持する支持部材と、
    前記揺動アーム側の揺動部と前記支持部材側の不動部との間に介在し、前記揺動アームの揺動に対して揺動抵抗を付与する第1摩擦部材と、
    前記揺動アームを所定の揺動方向に捻り付勢するとともに、前記第1摩擦部材を挟んで前記揺動部と前記不動部とが互いに押し合うように、前記支持部材に対して前記揺動アームを揺動中心軸方向に付勢する捻りコイルばねと、
    前記捻りコイルばねの線間に挟み込まれ、線間の相対的捻れにより摩擦を生じる第2摩擦部材とを備え、
    前記第2摩擦部材は、前記捻りコイルばねに係止され、かつ、前記揺動アームの揺動基部である筒状部に外挿されていることを特徴とするオートテンショナ。
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