JP3733765B2 - 無端ベルト内周面への部品貼付装置 - Google Patents

無端ベルト内周面への部品貼付装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のロール間に張架されて回転する無端ベルトの内周面に、紐状の走行案内部材である部品を貼付する部品貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、無端ベルトの内周面にその周方向に沿って紐状の走行案内部材を接着剤により貼付し、その走行案内部材を無端ベルトの張架用ロールに設けた走行ガイド溝を通過させたり或いはそのロール端縁に当接させた状態で無端ベルトを回転走行させることにより、無端ベルトが複数のロール間に張架されて回転する際に生じる位置ずれや蛇行走行を防止してそのベルトが一定した位置で直進性よく安定して回転走行するようにした技術が知られている。
【0003】
このような技術は、例えば電子写真方式等を利用した複写機やプリンタ等の画像形成装置の分野においても、中間転写ベルトや用紙搬送ベルト等の無端ベルトが使用されており、その無端ベルトが位置ずれや蛇行走行を起こした場合には、画像形成に大きな支障となり良好な画像形成ができないことがあるため、かかるトラブルの防止策の1つとして重要視されている。一方、このような走行案内部材を無端ベルトの内周面に貼付する作業は、今まで手作業に頼らざるを得ないのが現状であった。このため、かかる作業をより効率よくしかも精度よく貼付することが可能な技術が望まれていた。
【0004】
従来、この種の貼付作業を行うための装置として、特開平10−86232号公報において、無端ベルトの両端部に段部を係合させてその無端ベルトを円筒状に保持し得る2つの回動可能なリング体を備えたベルト保持手段と、そのベルト保持手段にて円筒状に保持される無端ベルトの内周に、蛇行防止部材をロールに周設したガイド溝に保持しながら押圧させるガイド手段と、ベルト保持手段をガイド手段に対して周方向に相対的に回動させる回転駆動手段とを有した貼付装置が提案されている。
【0005】
この貼付装置は、ベルト保持手段が無端ベルトを2つのリング体でその端部側から挟持するようにして円筒状態に保持し、ガイド手段がかかる無端ベルトの内周面に対して、紐状の蛇行防止部材を押圧しつつ周方向へと導き、回転駆動手段がベルト保持手段(2つのリング体)をガイド手段に対して相対的に無端ベルトの周方向に回転させるようになっている。そして、このように動作することにより、無端ベルトの内周面に対してガイド手段により押圧されつつ周方向に導かれる蛇行防止部材が、無端ベルトの回転に従って当該ベルトの内周面にその周方向に沿って貼着されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この貼付装置では、次のような技術的課題がある。まず、そのベルト保持手段やガイド部材をはじめとして全体的に構造がきわめて複雑である。また、ベルト保持手段が2つのリング体により円筒状に保持する構成のものであるため、その保持できる無端ベルトがリング体の周長に相応したごく限られたベルト周長のものに制約されてしまい、ベルト周長の異なる複数種の無端ベルトを適用できるか否かの適用許容範囲が狭くなり汎用性に欠ける。しかも、このベルト保持手段では、作業対象の無端ベルトの両端部における各周長が基準値からばらついている場合には、そのベルトを円筒状に均一に保持することが難しくなり、かかるベルト内周面に対し蛇行防止部材を精度よく貼付することが困難となる。また、作業対象の無端ベルトがフィルムような薄いものである場合には、ベルト端部を挟持するように保持するリング体によって、そのベルト端部が損傷されやすくなり、無端ベルトそのものの品質低下を招いてしまうおそれがある。
【0007】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ベルト周長が異なったりあるいはその周長にばらつきがある無端ベルトやフィルムのごとき薄い無端ベルトであっても適用することができ、しかも、それらいずれの無端ベルトに対しても紐状の走行案内部材をそのベルト内周面の周方向に沿って精度よくかつ均一に貼付することができる、簡易な構造からなる部品貼付装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成し得る本発明は、無端ベルトの内周面にその周方向に沿って紐状の走行案内部材を接着材料により貼付する部品貼付装置であって、前記走行案内部材をその貼付面がロール周面とほぼ同一面となるように係合保持するガイド溝がロール周方向に沿って形成され、定位置で回転駆動するように設置された駆動ロールと、この駆動ロールと軸方向が平行に保たれるとともにその駆動ロールとの軸間距離が微調整可能に支持された状態で従動回転するように設置される従動ロールと、この従動ロールに対して駆動ロールとの軸間距離が広がる方向への一定の張力を付与する張力付与機構とを有し、この駆動ロールと従動ロール間に前記無端ベルトを張架した状態で保持して回転させるベルト保持手段を備え、かつ、このベルト保持手段の無端ベルトが張架された駆動ロールのガイド溝に、前記走行案内部材がその貼付面に接着材料が付されかつその貼付面が無端ベルトの内周面と対向する状態で導入されるものである。
【0009】
この貼付装置によれば、ベルト保持手段が無端ベルトをその駆動ロールと従動ロール間に張架して保持する。この際、その従動ロールは、駆動ロールと平行な状態に保たれるとともにその軸間距離が可変するように支持され、しかも張力付与機構によって駆動ロールとの軸間距離が広がる方向への一定の張力が付与されているため、無端ベルトは、その周長の大小にかからわず一定の張力でもって確実に保持されるようになる。また、無端ベルトは駆動ロール及び従動ロールの各周面に圧接した状態で保持されるだけであるため、そのベルト保持に際してベルト端部が損傷することはない。
【0010】
そして、この貼付装置によれば、駆動ロールのガイド溝に導入された走行案内部材は、その貼付面がロール周面とほぼ同一面となるように係合保持されるため、接着材料(接着剤や両面テープ等)が塗布された貼付面が駆動ロール面にある無端ベルトの内周面と圧接した状態に保たれながら、駆動ロールの回転により無端ベルトと一体となって移動する。これにより、走行案内部材は、駆動ロールのガイド溝内にある間において接着材料を介して無端ベルトの内周面に圧接される結果、そのベルト内周面の周方向に沿って貼付される。なお、上記貼付面がロール周面とほぼ同一面となるとは、その両面が完全に同一になる場合に限らず、走行案内部材の貼付面がロール周面よりも極わずかに異なる場合も含むことをいう。但し、その貼付面がロール周面よりも極わずかに低くなる場合でも、その貼付面が接着材料(の厚み分)を介して上述の無端ベルト内周面からの圧接を受け得るように、例えば接着材料の厚さ等を選定することが必要である。
【0011】
この部品貼付装置においては、駆動ロールにおけるガイド溝の底面に、ロール周方向に沿う調整溝を形成するとよい。この場合には、その調整溝がある分だけガイド溝の底面と走行案内部材との接触面積が少なくなって走行案内部材とガイド溝の底面との密着性が低減される。これにより、貼付後の走行案内部材がガイド溝内から良好に剥離される。
【0012】
また、この部品貼付装置においては、駆動ロールにおけるガイド溝のロール端部側となる側近領域部を、そのロール中央部側となる駆動ロール領域部の外径よりも小さい外径で形成するとよい。この場合には、駆動ロールにおけるガイド溝のロール端部側となる側近領域部が、そのロール中央部側となるロール領域部よりも一段低いロール面となり、張架される無端ベルトとの間にわずかな隙間が形成される。これにより、接着材料(特に接着剤の場合)は、駆動ロールのガイド溝内にある走行案内部材と無端ベルトの内周面との圧接により、その隙間が形成される側に押し出されやすくなるが、その反対側には押し出されにくくなる。
【0013】
また、この部品貼付装置においては、従動ロールにおける走行案内部材の通過領域に相当する部位を、その走行案内部材とは非接触状態となる形態に形成するとよい。この場合には、駆動ロールにおいて無端ベルトの内周面に貼付された後の走行案内部材が従動ロールを通過する際に、その従動ロールとは全く接触しないで通過する。これにより、貼付された後の走行案内部材が、従動ロールと接触することが起因して貼付位置の位置ずれを起こすことが防止される。
【0014】
また、この部品貼付装置においては、張力付与機構を、先端に重りを付けた左右一対のワイヤを定滑車からそれぞれ吊り下げるとともに、その定滑車を経由したワイヤの各他端を従動ロールの軸にそれぞれ取り付ける機構とするとよい。この場合には、きわめて簡易な構造でもって、従動ロールの両端部に対し一定の張力がそれぞれ付与される。
【0015】
さらに、この部品貼付装置においては、駆動ロールと従動ロールとの間の領域において移動可能に支持され、駆動ロールと従動ロール間に張架される無端ベルトの片側端部が突き当てられて位置決めされる基準平面を有する基準体を備え、その基準体を位置決め後に無端ベルトから離間する位置に移動させる位置決め機構を配設するとよい。この場合には、無端ベルトをベルト保持手段の駆動ロールと従動ロール間に張架する際に、無端ベルトを基準平面に突き当てるだけで正確な張架位置に装着することができる。また、貼付作業時には、その基準平面を有する基準体が無端ベルトから離間するため、そのベルト端部を接触により損傷させることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0017】
[実施の形態1]
図1及び図2は本発明を適用した部品貼付装置を示すもので、図1はその全体を示す斜視図、図2はその正面図である。この貼付装置は、基台15上に、無端ベルト10を張架して保持するための保持装置1を設置したものである。ベルト保持装置1は、駆動ロール2と、駆動ロール2用の回転駆動部3と、従動ロール4と、従動ロール4の支持部5と、張力付与機構6と、位置決め機構7とでその主要部が構成されている。図中の矢印X1,X2はこの貼付装置上における水平前後方向、Y1,Y2は同じく水平左右方向、Z1,Z2は同じく垂直上下方向をそれぞれ示す。
【0018】
駆動ロール2は、図1〜図3に示すように、円筒状のロール本体20とそのロール本体20の片側端部から一部突出するシャフト(回転軸)21とからなり、そのロール本体20はシャフト21に対して固定されている。また、そのロール本体20の両端部側には、2つのガイド溝22、23がそのロール周方向に沿って形成されている。このガイド溝22、23は、前記無端ベルト10の内周面にその周方向に沿って貼付する断面矩形状の後述する走行案内部材(12)を係合保持するためのものである。ガイド溝22、23はいずれも、その溝幅w及び溝深さdの各寸法が、走行案内部材(12)の断面形状における幅及び厚さの各寸法に応じて適宜設定される。この例では、その溝幅wについては走行案内部材の幅寸法よりも0.2〜0.3mm程度大きい値になるように設定され、その溝深さdについては走行案内部材の厚さ寸法とほぼ一致させる(同一か又は厚さ寸法よりも極わずか小さめにする)。
【0019】
また、この駆動ロール2は、基台15の左寄り後方位置に固定された回転駆動部3の支持フレーム30に、そのシャフト21が不図示の軸受け部を介して回転可能な状態で支持されている。これにより、駆動ロール2は、片側から突出すたシャフト21のみで支持フレール30に支持された、いわば片持ち状態で支持されていることになる一方で、その支持された側と反対側のロール端部側(ガイド溝22のある側)は開放された状態にある。そして、駆動ロール2は、その支持フレーム30の一端部に取り付けられた電動モータ31による回転駆動力が回転伝達ベルト32やプーリー33等を介してシャフト21側に伝えられることにより、矢印A方向に回転するようになっている。
【0020】
一方、従動ロール4は、図1〜図2や図4に示すように、円筒状のロール本体40とそのロール本体40の両端部から一部突出するシャフト41とからなり、そのロール体40はシャフト41に対して固定されている。突出するシャフト41の各先端部には、支持部5の一部を構成する第1ガイド車輪50と第2ガイド車輪51がそれぞれベアリング等を介して回転可能に取り付けられている。第1ガイド車輪50としてはその転動面50aが平面形状からなるものが使用され、また、第2ガイド車輪51としてはその転動面に断面がV字状のV溝52が周方向に沿って形成されたものが使用される。
【0021】
また、この従動ロール4は、基台15の右寄りの前方及び後方位置において、駆動ロール2の軸方向(矢印X1,X2方向)と直交する方向(矢印Y1,Y2方向)に沿って固定された支持部5の第1ガイドレール体53と第2ガイドレール体54(の上部レール面)に、前記した第1ガイド車輪50と第2ガイド車輪51を介して載置されている。そして、従動ロール4は、その両輪50、51がガイドレール体53、54上を矢印B,C方向に回転して任意に転がることにより矢印Y1,Y2方向に移動するようになっている。第1ガイドレール体53としてはそのレール面53aが第1ガイド車輪50の転動面の幅よりも広い幅の平面からなるものが使用され、また、第2ガイドレール体54としてはそのレール面54aが第2ガイド車輪51の前記V溝52と係合する断面が逆V字状の山形カット面からなるものが使用されている。図4中の符号55及び図5中の点線55は、第2ガイドレール体54の山形カット面の稜線(又は先端部)である。また、両ガイドレール体53,54には、従動ロール4の矢印Y2方向への移動範囲を規制してガイドレール体からの脱落を防止するためのストッパー部材56が取り付けられている。
【0022】
このような支持部5によって支持される従動ロール4は、図4に示すように、その第1ガイドレール体53と第2ガイドレール体54に対して簡単に取り付け及び取り外し可能となっている。また、この従動ロール4は、図5に示すように、その軸方向(矢印X1,X2方向)が前記した駆動ロール2の軸方向と平行に保たれるようになっているとともに、その駆動ロール2との軸間距離L(実際には左右の各ロール端部における軸間距離L1 ,L2 )が微調整(可変)され得るようになっている。ここで、軸間距離L1 ,L2 が可変するのは、駆動ロール2が、その第2ガイド車輪51が第2ガイドレール体54に対して係合した状態にある一方で、その第1ガイド車輪50が第1ガイドレール体53に対してスライド移動可能な状態にあるため、第2ガイド車輪51と第2ガイドレール体54の接合部57を支点として、第1ガイド車輪50が矢印θ1、θ2方向に揺動し得るようになっているからである(図5)。
【0023】
張力付与機構6は、図1や図2等に示すように、先端にテンション用の重り60、61を付けた一対のワイヤ62、63を、基台15の第1及び第2ガイドレール体53、54の近傍となる位置に固定されたブラケット64に回転可能に取り付けられる定滑車65からそれぞれ吊り下げるとともに、その定滑車65に掛け回した前記ワイヤ62、63の各他端を、従動ロール4のシャフト41端部に設けた係止突起42にフック66を介して着脱自在に取り付ける機構からなるものである。ここで、2つの重り60、61は互いに同じ重量のものである。また、フック66には、係止突起42に着脱可能に係止させ得る係止孔66aがそれぞれ設けられている。
【0024】
従って、この張力付与機構6は、重り60、61に作用する重力を「張力F」として利用し、その重力をワイヤ62、63を通して従動ロール4の両端部にて伝えることにより、従動ロール4を駆動ロール2との軸間距離Lが広がる方向(矢印Y2方向)に引っ張って移動させようとする一定の張力Fを付与するようになっている。このため、重り60、61の重量は、その重力により得られる上記張力Fとして必要な張力を発現できるようにする観点から適宜選定される。
【0025】
位置決め機構7は、図1〜図2や図5等に示すように、ベルト保持装置1の駆動ロール2と従動ロール4間に張架される無端ベルト10の片側端部10aが突き当てられて位置決めされる基準平面70aを有する基準プレート(基準体)70を備えたものである。ここで、無端ベルト10の片側端部10aの位置決めとは、図5や図9に示すように、無端ベルト10をベルト保持装置1(ここでは駆動ロール2)に張架した際に、駆動ロール2のガイド溝23のロール端部側縁からそのロール端部側に所定量(即ち、ベルト端部から走行案内部材12の貼付位置までの離間距離)だけずれた張架位置P1に、そのベルトの片側端部10aが一致するように張架されることをいう。
【0026】
また、位置決め機構7は、その基準プレート70を、駆動ロール2と従動ロール4の間の空間領域において、水平前後方向X1,X2に移動させるようにX軸移動テーブル71に取り付けているとともに、垂直上下方向Z1,Z2方向に移動させるように前記X軸移動テーブル71を介してZ軸移動テーブル72に取り付けて支持した機構になっている。Z軸移動テーブル72は基台15に固定されている。そして、この位置決め機構7では、X軸移動テーブル71とZ軸移動テーブル72を駆動させることにより、ベルト張架作業時には基準プレート70をその基準平面70aが張架位置P1と一致する位置決め位置Q1に移動させ、その張架作業終了時にはその基準平面70aが無端ベルト10の片側端部10aと接しない離れた退避位置Q2に移動させるように設定されている。
【0027】
そして、この貼付装置においては、図5に示すように、その従動ロール4のロール本体40の両端部40aが、駆動ロール2の各ガイド溝22(23)の内側縁から寸法Sの分だけ内側に位置するようなロール本体寸法に形成されている。これにより、従動ロール4の走行案内部材12が通過する領域に相当する左右両端部には、シャフト41のみが露出する空間部44が形成される。この結果、この空間部44には、無端ベルト10に駆動ロール2において貼付された後の走行案内部材12が通過することになるが、その際、走行案内部材12は従動ロール4のロール本体40に接触することなく通過するようになる。なお、この空間部44は、通過する走行案内部材12が接触しない形態であればよいため、ロール本体40にガイド溝22等のようにロール周方向に沿って形成される大きめの凹溝としてもよい。
【0028】
また、この貼付装置においては、図6aに示すように、その駆動ロール2のガイド溝22(23)の底面に、断面が凹状の2本の調整溝25をそのロール周方向に沿って形成している。これにより、ガイド溝22(23)は、その調整溝25のない底面部分22a(23a)のみがそのガイド溝に係合保持される走行案内部材(12)と接触するようになっている。
【0029】
結局、この調整溝25は、走行案内部材(12)との接触面積を低減する目的で形成するものであり、このため、その調整溝の本数や断面形状等についてはその接触面積を低減でき、しかも走行案内部材(12)をある程度均等に保持できる接触面22a(23a)が確保できるものであればよい。従って、調整溝25としては、図6bに例示するように、断面逆三角形からなる溝を複数本そのロール周方向に沿って形成したものであってもよい。また、ガイド溝22(23)の底面における走行案内部材との接触面積を低減する観点からは、その底面を微細な凹凸面としてもよい。
【0030】
さらに、この貼付装置においては、図7に示すように、駆動ロール2におけるガイド溝22(23)のロール端部側となる側近領域部20aが、そのロール中央部側となる駆動ロール領域部22bの外径Rよりも小さい外径r(<R)で形成されている。これにより、駆動ロールのロール端部側となる側近領域部20aは、そのロール中央部側となるロール領域部20bよりも一段低いロール面となり、この結果、その低いロール面となった側近領域部20aと張架される無端ベルト(10)との間にはわずかな隙間(又は段差)tが形成される。
【0031】
このような駆動ロール2におけるロール端部側となる側近領域部20aを形成するには、例えば、そのロール本体20を加工することにより対応することも可能であるが、図7に示すように、その駆動ロール2の側近領域部20aを、ロール本体20とは別体の上記外径rからなるリング体(図中の右下がりの斜線で示す領域部)とし、そのリング体をシャフト21に差し込んで固定するように構成すればよい。また、この場合、ガイド溝22(23)についても、図7に示すようにシャフト21に差し込むロール本体20とは別体からなるリング体(図中の左下がりの斜線で示す領域部)として構成するとよい。これにより、ガイド溝22等の変更を容易に行うことができる。
【0032】
次に、この部品貼付装置を用いて行う無端ベルトへの走行案内部材の貼付作業時の各動作について説明する。
【0033】
まず、ベルト保持装置1の駆動ロール2と従動ロール4間への無端ベルト10の張架を行う。この張架作業に先立って、図8に示すように、張力付与機構6の重り60、61を、その重りを支持するワイヤ62、63の他端にあるフック66を従動ロール4のシャフト41端部の係止突起42から外すことにより、取り外しておく。また、位置決め機構7における基準プレート70を、Z軸移動テーブル72を駆動させて上昇(矢印Z1方向)させるとともにX軸移動テーブル71を駆動させて装置前方側(矢印X1方向)に移動させることにより、位置決め位置Q1に移動させる(図9)。
【0034】
このような状態にした後に、従動ロール4を支持部5のガイドレール体53、54から取り外してから(図4)、無端ベルト10を駆動ロール2の手前側の開放端部側から架け、しかる後、取り外した従動ロール4をベルト10の内側を貫通させるように挿入して再び支持部5のガイドレール体53、54に載置するようにして取り付ける(図8)。
【0035】
続いて、この無端ベルト10の駆動ロール2に対する張架位置P1の位置決めを行う。すなわち、上述したように駆動ロール2と従動ロール4間に簡単に架け渡した状態の無端ベルト10を、従動ロール4の両端部を手でつかんでガイドレール体53、54上を水平右方向(Y2)に移動させてベルト10の内側から張るように保ちながら、そのベルト片側端部10aを位置決め機構7の基準プレート70の基準平面70aに突き当たるようにベルト10全体を水平後方向(X2)に移動させ、もって位置決めがなされる(図9)。
【0036】
この際、無端ベルト10を水平右方向(Y2)に張る動作と水平後方向(X2)に移動させて基準平面70aに突き当てる動作を、ベルト端部10aが基準平面70aと整合するまで交互に複数回繰り返して行うことにより、精度のよい位置決めが可能となる。また、無端ベルトの片側端部10aの基準平面70aとの突き当ては、図2の実線で示すように、駆動ロール2と従動ロール4間に位置する上下一対の片側端部10aのいずれか一方に突き当てるように行ってもよいが、その位置決め精度を高める観点からは、図2の点線で示すように、その上下一対の片側端部10aの双方に突き当てるように行うとよい。
【0037】
この位置決め作業が終了した後は、予め取り外しておいた張力付与機構6の重り60、61を取り付ける。すなわち、図10に示すように、位置決めされた無端ベルト10が架け回されている従動ロール4のシャフト41端部の係止突起42に、その重りを支持するワイヤ62、63の他端にあるフック66を係止させた後、ワイヤ62、63を定滑車65に架け回して重り60、61を吊り下げた状態にする。これにより、従動ロール4の両端部には各重り60、61の重力に相当する張力Fがそれぞれ付与される(図9)。
【0038】
この結果、無端ベルト10は、ベルト保持装置1の駆動ロール2と従動ロール4間に張力Fでもって弛みなく張架される。この際、無端ベルト10の両端部における周長にばらつきがなければ、従動ロール4は駆動ロール2と軸方向が平行に保たれるようになる。しかし、たとえ無端ベルト10の両端部における周長にばらつきがあった場合でも、従動ロール4は前述したように第2車輪51側が支点(57)となって揺動可能になっている(図5)とともに、そのロール両端部に張力Fがそれぞれ付与されている仕組みであるため、その周長の違いに対応して従動ロール4がガイドレール体53、54上で微妙に移動して駆動ロール2との軸間距離L1 ,L2 (図5)が調整されるほか、常に従動ロール4の両端部に一定の張力Fが同じように付与される。従って、このベルト保持装置1によれば、両端部における周長にばらつきがある無端ベルト10であっても、良好に張架することができる。
【0039】
このようにして無端ベルト10をベルト保持装置1に張架した後は、その無端ベルト10の位置決めに使用した基準プレート70を、X軸移動テーブル71を駆動させて装置後方側(矢印X2方向)に移動させるとともにZ軸移動テーブル72を駆動させて下降(矢印Z2方向)させることにより、退避位置Q2に移動させる(図9)。これにより、この基準プレート70の基準平面70aがベルト端部10aから離れるため、かかるベルト端部10aがこれ以降に行われる貼付作業時において基準平面70aに接触して擦れ合うことによって損傷することが防止される。
【0040】
この無端ベルト10のベルト保持装置1への張架作業が終了すると、図10や図11に示すように、駆動ロール2のガイド溝22、23に対して走行案内部材12をそれぞれ導入する。この際、各走行案内部材12は、貼付する無端ベルト10の内周長とほぼ同じ長さに裁断された断面矩形状のものが使用され、その貼付面12aには無端ベルト10との貼付を行うための接着剤13が一定の厚さに塗布される(図11)。そして、その接着剤13が塗布された貼付面12aが無端ベルト10の内周面と対向する状態(姿勢)でもって上記ガイド溝22、23にそれぞれ導びいて挿入される。
【0041】
この実施の形態では、上記走行案内部材12への接着剤の塗布作業は接着剤を塗布する専用の塗布装置を用いて行い、また、その塗布後の走行案内部材12のガイド溝への導入作業は手作業で行った。特に走行案内部材12のガイド溝への導入作業については、手作業で行った方が簡単で効率よく行うことができるが、その走行案内部材12を適切な支持部材により支持してガイド溝22等に導き入れる機能をもつ導入手段(機構)を用いても構わない。なお、走行案内部材12の導入作業は、最初に走行案内部材12をガイド溝22、23に少し導入してしまえば、それ以降は駆動ロール2の回転により送り込まれるため、特に送り込むための作業がまったく不要となり、継続して行われるようになる。
【0042】
続いて、この走行案内部材12のガイド溝への導入に合わせて、駆動ロール2の駆動部3における電動モータ31を駆動させることにより、駆動ロール2を一定の速度で矢印A方向に回転させる。これにより、無端ベルト10は駆動ロール2と従動ロール4間で張架された状態で回転し始めるとともに、走行案内部材12がガイド溝22(23)に順次挿入され、もって、この貼付装置による貼付作業が開始される。
【0043】
すなわち、この貼付作業の開始により、図11に示すように、駆動ロール2のガイド溝22、23に導入された走行案内部材12は、その貼付面12aがロール周面とほぼ同一面となるように係合保持されるため、接着剤13が塗布された貼付面12aが駆動ロール2のロール面にある無端ベルト10の内周面と圧接した状態に保たれながら、駆動ロール2の回転により無端ベルト10と一体となって移動する。この結果、走行案内部材12は、駆動ロール2のガイド溝22、23内に係合保持されている間(図11b中の符号Hで示す駆動ロール2の半周分の領域にある間)において、接着剤13が無端ベルト10の張架により受ける張力(F)により押しつぶされる状態となるため、接着剤13を介して無端ベルト10の内周面に圧接されることになり、これによって、そのベルト内周面の周方向に沿って貼付される。
【0044】
この際、走行案内部材12は、駆動ロール2のガイド溝22、23に係合保持された状態で無端ベルト10と常に一定した位置関係に保持され続けるため、そのベルト内周面の周方向にそって正確に貼付される。しかも、無端ベルト10にかかる張力は駆動ロール2の周面において均等であるため、走行案内部材12と無端ベルトの内周面との圧接状態が一定に保たれる結果、走行案内部材12はそのベルト内周面の周方向にそって均一な状態で貼付される。
【0045】
また、この貼付装置においては、図7に示すように、駆動ロール2のガイド溝22(23)のロール端部側となる側近領域部20aがそのロール中央部側となるロール領域部20bよりも一段低いロール面となるように形成されているため、その低いロール面となった側近領域部22aと張架される無端ベルト(10)との間にはわずかな隙間t{=(R−r)/2}が形成される。このため、無端ベルト10の内周面と走行案内部材12との間にある接着剤13が、図12に示すように、無端ベルト10の張力により押しつぶされる際に、その隙間tがある側に押し出されやすくなり、その反対側(ロール中央部側となるロール領域部22b側)には押し出されにくくなる。
【0046】
この結果、図13bに示すように、走行案内部材12のベルト外側には接着剤13のはみ出し部分13aが発生するが、そのベルト内側には接着剤13のはみ出しのない走行案内部材12の貼付が可能となる。このような走行案内部材12の貼付は、無端ベルト10を複数のロール間に張架させて回転させる際、かかる走行案内部材12を当該ロール端縁部に外側から当接させることにより、ベルトの走行を安定させるように使用する無端ベルトにおいて、走行案内部材12の貼付部位での接着剤のはみ出し部13aの存在によるガイド不良が回避されるため、特に有効となる。
【0047】
そして、この貼付装置においては、駆動ロール2のガイド溝22、23内に走行案内部材12が係合保持されている間において貼付作業がなされた後、走行案内部材12が無端ベルト10側に貼付された状態でガイド溝22、23内から引き出される(図11b)。この際、ガイド溝22(23)の底面に図6aに示すような調整溝25が設けられていると、その調整溝25がある分だけガイド溝22(23)の底面と走行案内部材12との接触面積が少なくなって走行案内部材12とガイド溝の底面との密着性が低減されるため、貼付後の走行案内部材12がガイド溝22(23)内から良好に剥離されるようになる。これにより、走行案内部材12が貼付後において駆動ロール2のガイド溝22(23)内から剥離されずその溝底面に密着して、駆動ロール2に巻き付いてしまうという不具合が発生することがない。
【0048】
さらに、この貼付装置においては、従動ロール4の両端部に空間部44が形成されるているため(図5)、無端ベルト10の内周面に貼付された後に従動ロール4に回転移動してくる走行案内部材12が従動ロール4(ロール本体)に接触することなく通過するようになる。これにより、貼付後の走行案内部材12が従動ロール4と接触することによってその貼付位置の位置ずれを起こすという不具合を確実に回避することができる。
【0049】
以上のようにして、走行案内部材12がすべてガイド溝22(23)に導入されて無端ベルト10の内周面に貼付されると、無端ベルト10が1回以上回された後に駆動ロール2の回転が停止され、もって貼付作業が完了する。そして、この貼付作業が完了した後の無端ベルト10をベルト保持装置1から取り外すことにより、図13に示すように、走行案内部材12がベルト内周面の周方向に沿って貼付された無端ベルト10が得られる。
【0050】
ちなみに、無端ベルト10の内周面に貼付された走行案内部材12は、通常、図13aに示すように、その両端部が少し離れてすき間Kが存在するような状態で貼付されるが、このすき間Kについては、ほとんど無いようにしてもよく(皆無はない)、また、存在させる場合であっても走行案内部材12による案内機能が損なわれない程度の小さいすき間とする。
【0051】
[他の実施の形態]
実施の形態1では、ベルト保持装置1として従動ロール4が1つの場合について例示したが、この発明では、従動ロール4は複数あっても構わない。また、その駆動ロール2として2つのガイド溝22、23を形成した場合について例示したが、例えば貼付すべき走行案内部材12が1つである場合には、そのガイド溝は1つであってもよい。さらに、走行案内部材を無端ベルト10に貼付する接着材料として接着剤13を使用する場合について例示したが、両面テープを使用してもよい。
【0052】
また、無端ベルト10の駆動ロール2への張架位置P1への位置決めは、位置決め機構7を用いることなく、駆動ロール2の周面にベルト端部10aの張架位置P1を示す位置決めマークを付し、その位置決めマークを利用してベルト端部10aの位置を調整して行うようにしてもよい。このように構成した場合には、位置決め時に無端ベルトの端部10aを基準プレート70の基準平面70aに突き当てる作業がなくなる分、位置決め作業時におけるベルト端部10aの折れ曲がりや損傷等の発生をより確実に回避することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の部品貼付装置は、簡易な構造とすることができるうえ、ベルト周長が異なったりあるいはその周長にばらつきがある無端ベルトやフィルムのごとき薄い無端ベルトであっても、何ら支障がなくそのベルト端部を損傷させることもなく適用することができ、汎用性に優れたものとなる。しかも、それらいずれの無端ベルトに対しても紐状の走行案内部材をそのベルト内周面の周方向に沿って精度よくかつ均一に安定して貼付することができる。
【0054】
従って、この貼付装置を用いた場合には、走行案内部材を無端ベルトに精度よく安定した接合品質で貼付することが可能となる。また、ベルト端部の損傷が発生して無端ベルトそのものの品質が低下するおそれもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した部品貼付装置の全体を示す斜視図である。
【図2】 部品貼付装置の正面図である。
【図3】 駆動ロールとその駆動部を示す概略平面図である。
【図4】 従動ロールとその支持部(従動ロールを支持部から離間した状態)を側面からみた場合の一部断面図である。
【図5】 駆動ロールと従動ロールの配置関係を示す概略平面図である。
【図6】 (a)はガイド溝の底面に形成する調整溝の一例を示す要部説明図、(b)はその調整溝の他例を示す要部説明図である。
【図7】 駆動ロールのガイド溝の端部側の領域部の構成を示す要部説明図である。
【図8】 部品貼付装置による貼付作業の一工程(前半部)を示す斜視図である。
【図9】 無端ベルトを駆動ロールと従動ロール間に張架した状態を示す平面説明図である。
【図10】 部品貼付装置による貼付作業の一工程(後半部)を示す斜視図である。
【図11】 (a)は駆動ロールにおける貼付状態を示す断面説明図、(b)は(a)におけるE−E線断面図である。
【図12】 駆動ロールの端部領域における貼付状態を示す要部断面説明図である。
【図13】 (a)は貼付作業により得られた無端ベルトの斜視図、(b)は(a)におけるG−G線断面図である。
【符号の説明】
1…ベルト保持装置(ベルト保持手段)、2…駆動ロール、4…従動ロール、6…張力付与機構、7…位置決め機構、10…無端ベルト、12…走行案内部材、12a…貼付面、13…接着剤(接着材料)、20a…駆動ロールの(ガイド溝から)ロール端部側となる側近領域部、20b…駆動ロールの(ガイド溝から)ロール中央部側となる側近領域部、22、23…ガイド溝、25…調整溝、44…(非接触用)空間部、60、61…重り、62、63…左右一対のワイヤ、65…定滑車、70…基準プレート(基準体)、70a…基準平面、L…軸間距離、F…張力。

Claims (6)

  1. 無端ベルトの内周面にその周方向に沿って紐状の走行案内部材を接着材料により貼付する部品貼付装置であって、
    前記走行案内部材をその貼付面がロール周面とほぼ同一面となるように係合保持するガイド溝がロール周方向に沿って形成され、定位置で回転駆動するように設置された駆動ロールと、この駆動ロールと軸方向が平行に保たれるとともにその駆動ロールとの軸間距離が微調整可能に支持された状態で従動回転するように設置される従動ロールと、この従動ロールに対して駆動ロールとの軸間距離が広がる方向への一定の張力を付与する張力付与機構とを有し、この駆動ロールと従動ロール間に前記無端ベルトを張架した状態で保持して回転させるベルト保持手段を備え、
    かつ、このベルト保持手段の無端ベルトが張架された駆動ロールのガイド溝に、前記走行案内部材がその貼付面に接着材料が付されかつその貼付面が無端ベルトの内周面と対向する状態で導入されることを特徴とする無端ベルト内周面への部品貼付装置。
  2. 駆動ロールにおけるガイド溝の底面に、ロール周方向に沿う調整溝が形成されている請求項1記載の部品貼付装置。
  3. 駆動ロールにおけるガイド溝のロール端部側となる側近領域部が、そのロール中央部側となる駆動ロール領域部の外径よりも小さい外径で形成されている請求項1記載の部品貼付装置。
  4. 従動ロールにおける走行案内部材の通過領域に相当する部位が、その走行案内部材とは非接触状態となる形態に形成されている請求項1記載の部品貼付装置。
  5. 張力付与機構が、先端に重りを付けた左右一対のワイヤを定滑車からそれぞれ吊り下げるとともに、その定滑車を経由したワイヤの各他端を従動ロールの軸にそれぞれ取り付ける機構である請求項1記載の部品貼付装置。
  6. 駆動ロールと従動ロールとの間の領域において移動可能に支持され、駆動ロールと従動ロール間に張架される無端ベルトの片側端部が突き当てられて位置決めされる平面を有する基準体を備え、その基準体を位置決め後に無端ベルトから離間する位置に移動させる位置決め機構が配設されている請求項1に記載の部品貼付装置。
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