JP3731294B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、複数の支軸で軸支される左右の長さ寸法が大きい合成樹脂製の風向板を、嵌合部を備えた複数の軸受部と一枚の板とに分割して、コスト的に有利な構成より成形できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機は、例えば図1と、図3(A)乃至図3(C)とで示すように、天井面Aに吊下げ設置された本体1の吸込口2と吹出口5とを結ぶ空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを設け、前記吹出口5に支軸7を備えた合成樹脂製の風向板6を回動自在に軸支してなる構成であった。
【0003】
前記風向板6は、例えば左右の長さ寸法が大きく形成されて複数の前記支軸7で軸支されるような場合、大型の射出成形機によって、板6a' と、同板6a' の背面側に交点を結ぶよう略三角錐状および垂直状に延びる複数のアーム6cと、同アーム6cの交点に設けられる前記支軸7とを一体成形していた。
【0004】
しかしながら、前記風向板6は、大型の射出成形機によって一体成形した際、気温や湿度などの成形条件によって寸法形状にバラツキが生じやすくなり、また、コスト的に不利になってしまうという問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、複数の支軸で軸支される左右の長さ寸法が大きい合成樹脂製の風向板を、嵌合部を備えた複数の軸受部と一枚の板とに分割して、コスト的に有利な構成より成形できるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に、複数の支軸を備えた風向板を回動自在に軸支してなる空気調和機において、
前記風向板は、前記支軸が設けられた合成樹脂製の複数の軸受部および一枚の板によって構成され、前記板の裏面側上下に、相対向する略L字状断面で形成した左右に延びる嵌合溝と、同嵌合溝に対応して前記軸受部に形成した嵌合片とからなる嵌合部で嵌合されて、前記軸受部および前記板がほぼ一体的に形成される構成となっている。
【0007】
また、前記嵌合溝は、前記略L字状断面の水平部が、垂直部の外側に位置するように形成した構成となっている。
【0008】
また、前記嵌合部は、相互に溶着して固定するようにした構成となっている。
【0009】
また、前記軸受部に、同軸受部の背面側に交点を結ぶ略三角錐状および垂直状に延びる複数のアームを設け、同アームの交点に前記支軸を設けた構成となっている。
【0010】
更に、前記板を押出し成形機によって成形し、前記軸受部を射出成形機によって成形するようにした構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以上のように構成したので、複数の支軸で軸支される左右の長さ寸法が大きい合成樹脂製の風向板を、嵌合部を備えた複数の軸受部と一枚の板とに分割して、コスト的に有利な構成より成形できるようにした空気調和機となる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1と、図2(A)乃至図2(C)とにおいて、1は天井面Aに設置された空気調和機本体、2は同本体1に設けられた吸込口、3は同吸込口2と後述する吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、同吸込口2から吸い込まれた空気を熱交換するための熱交換器、4は前記空気通路に設けられ、熱交換された空気を後述する吹出口に送出するための送風ファン、5は前記熱交換器3で熱交換された空気を室内に向けて吹き出すための吹出口、6は同吹出口5に支軸7を備えて回動自在に軸支された合成樹脂製の風向板である。
【0013】
前記風向板6は、前記支軸7が設けられた合成樹脂製の複数の軸受部6bおよび一枚の板6aによって構成され、前記板6aの裏面側上下に、相対向する略L字状断面で形成した左右に延びる嵌合溝bと、同嵌合溝bに対応して前記軸受部6bに形成した嵌合片aとからなる嵌合部で嵌合されて、前記軸受部6bおよび前記板6aがほぼ一体的に形成される構成となっており、
これによって、前記板6aおよび、または前記軸受部6bの弾性を利用して簡便に嵌合し、前記風向板6を正確に形成できるようになるとともに、前記板6aを金型費が比較的に安価な押出し成形機で成形できるようになり、また、前記軸受部6bを射出成形機で成形できるようになるので、材質を使い分けることができるようになって、製作コストを大幅に低減できるようにした構造となる。
【0014】
また、前記嵌合溝bは、略L字状断面の水平部が、垂直部の外側に位置するように形成したことにより、前記嵌合片aをその先端から容易に挿入して正確に嵌合できるようにした構成となっている。
【0015】
また、前記嵌合部は、例えば超音波溶着などにより溶着して固定するようにしたことにより、前記板6aと前記軸受部6bとを容易に、且つ正確に一体化できるようにした構成となっている。
【0016】
また、前記軸受部6bに、同軸受部6bの背面側に交点を結ぶ略三角錐状および垂直状に延びる複数のアーム6cを設け、同アーム6cの交点に前記支軸7を設けたことにより、
前記軸受部6bと前記アーム6cおよび前記支軸7とを、射出成形機によって容易に一体成形できるようになるとともに、前記支軸7に適宜強度をもたせることができるようにした構造となっている。
【0017】
更に、前記板6aを押出し成形機によって成形し、前記軸受部6bを射出成形機によって成形するようにしたことにより、上記に説明したとおり、前記板6aおよび前記軸受部6bの材質を使い分けることができるようになるとともに、製作コストを大幅に低減させることができるようにした構造となる。
【0018】
以上の構成により、図1と、図2(A)乃至図2(C)とで示すように、前記風向板6は、前記嵌合片aおよび前記嵌合溝bからなる嵌合部を備えた合成樹脂製の前記板6aと前記軸受部6bとによって構成され、同軸受部6bには前記支軸7が設けられ、前記嵌合部を嵌合して、前記板6aと前記軸受部6bとがほぼ一体的に形成される構成としたことによって、前記板6aを金型費が比較的に安価な押出し成形機で成形できるようになり、また、前記軸受部6bを射出成形機で成形できるようになるので、材質を使い分けることができるようになるとともに、製作コストを大幅に低減させることができるようになる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、複数の支軸で軸支される左右の長さ寸法が大きい合成樹脂製の風向板を、嵌合部を備えた複数の軸受部と一枚の板とに分割して、コスト的に有利な構成より成形できるようにした空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による空気調和機の断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は風向板の正面図であり、(B)は(A)で示すA矢視図であり、(C)は(A)で示すBーB分解断面図である。
【図3】従来例による空気調和機の説明図で、(A)は風向板の正面図であり、(B)は(A)で示すA矢視図であり、(C)は(A)で示すBーB分解断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体
2 吸込口
3 熱交換器
4 送風ファン
5 吹出口
6 風向板
6a 板
6b 軸受部
6c アーム
7 支軸
a 嵌合片
b 嵌合溝

Claims (5)

  1. 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に、複数の支軸を備えた風向板を回動自在に軸支してなる空気調和機において、
    前記風向板は、前記支軸が設けられた合成樹脂製の複数の軸受部および一枚の板によって構成され、前記板の裏面側上下に、相対向する略L字状断面で形成した左右に延びる嵌合溝と、同嵌合溝に対応して前記軸受部に形成した嵌合片とからなる嵌合部で嵌合されて、前記軸受部および前記板がほぼ一体的に形成されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記嵌合溝は、前記略L字状断面の水平部が、垂直部の外側に位置するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記嵌合部は、相互に溶着して固定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記軸受部に、同軸受部の背面側に交点を結ぶ略三角錐状および垂直状に延びる複数のアームを設け、同アームの交点に前記支軸を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記板を押出し成形機によって成形し、前記軸受部を射出成形機によって成形するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の空気調和機。
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