JP3723317B2 - 信号伝送に用いる駆動回路、バイアス発生回路 - Google Patents

信号伝送に用いる駆動回路、バイアス発生回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は例えば半導体集積回路素子の相互間において高速信号の授受を行なう場合に適用して好適な信号伝送方法及びこれに用いる駆動回路、この駆動回路を適正な状態で動作させるバイアス発生回路を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より回路基板に実装した多数の半導体集積回路素子は、回路基板に形成したプリント配線によって相互に電気接続されて実用されている。
ところで取扱う信号の周波数が高くなるに従って信号の波形を忠実に保って伝送するには、伝送する信号線路のインピーダンスが均一に整合されている必要が生じる。このため一般には信号伝送線路をマイクロストリップ線路で構成し、伝送線路を一定の特性インピーダンスに整合させる方法が採られている。更に受信端又は送信端の何れか一方、望ましくは双方に信号伝送線路の特性インピーダンスに等しい抵抗値を持つ終端抵抗器を設け、受信端又は送信端で反射が生じないように構成することも信号の波形を乱すことなく伝送するための必要条件とされている。
【0003】
図6にその一例を示す。図6の例では半導体集積回路素子LSI1から平衡形式の信号伝送路LINを通じて受信側の半導体集積回路素子LSI2に平衡信号を伝送する場合を示す。信号伝送路LINは所定の特性インピーダンスZ0 に整合され、受信側の半導体集積回路素子LSI2の受信端には特性インピーダンスZ0 に等しい終端抵抗器RTが接続される。
【0004】
図7は送信端側に終端抵抗器RTを接続した例を示す。このように受信端側及び送信端側の何れか一方に信号伝送路LINの特性インピーダンスZ0 に等しい終端抵抗器RTを接続することにより、受信される信号の波形が反射波によって波形が歪んでしまうことを阻止することができることはよく知られているところであるが、ここでは念のためその理由を簡単に説明しておくことにする。
【0005】
先ず図6に示した受信端に終端抵抗器RTを接続した場合は送信側から送られて来た信号は受信端に設けられた終端抵抗器RTによって吸収されるため、反射が発生しない。この結果、受信側に取り込まれる受信信号は反射波の影響を受けることなく受信することができる。
一方送信端側に終端抵抗器RTを接続した場合には、送信側から送られて来た信号は受信端で反射し、信号伝送を逆向に進行する。受信端では反射波が受信信号に加算されるから受信信号の振幅は約2倍の振幅になるが、受信端で取り込まれる信号は同一タイミングの信号同士であるから波形を歪ませることはない。反射波が信号伝送路LINを逆走する間、受信端に向う信号とすれ違うが、すれ違う信号には反射波は歪みを与えることなく受信端には正しい波形のまま伝達される(信号伝送路LINの各点毎に波形を観測すればその観測点毎にすれ違う波形同士の和が観測され、波形は歪んで見える)。反射波が送信端に戻ると、その反射波は送信端に設けた終端抵抗器RTに吸収され消滅する。
【0006】
以上の説明により終端抵抗器RTを受信端と送信端の何れか一方に接続すれば反射による影響を除去でき、波形を歪みなく伝達できることが理解できよう。また望ましくは終端抵抗器RTを送信端と受信端の双方に設けることにより、更に反射の影響を除去できることは容易に理解できよう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように信号の反射を阻止するためには終端抵抗器RTを受信端又は送信端の何れか一方又は双方に設けることは必要不可欠である。この終端抵抗器RTの抵抗値は信号伝送路LINの特性インピーダンスZ0 に正確に合致している必要がある。このため抵抗器の形成に精度が要求される。従って終端抵抗器RTを半導体集積回路素子LSI1又はLSI2の内部に形成することはコストの上昇をまねく欠点があるため得策でない。一般的には終端抵抗器RTを半導体集積回素子LSI1又はLSI2の外部に実装することになる。半導体集積回路素子LSI1とLSI2との間の信号伝送路のLINの本数が多くなるに従って、終端抵抗器RTの数も増え、その実装に要する面積が広くなり、装置の小型化、高密度化にとって大きな障害になる。特にMCM(Multi−Chip−Module)、CSP(Chip−Size−Package)等の超高密度実装技術を用いる場合はこの問題は一層顕著に表われる。
【0008】
この発明の目的は終端抵抗器を接続する必要がない信号伝送方法を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は半導体集積回路素子の相互間において信号を授受する信号伝送方法において、送信側と受信側の半導体集積回路素子間を所定の特性インピーダンスを持つ信号伝送路によって接続し、この信号伝送路に送信側半導体集積回路素子に設けた信号伝送路の特性インピーダンスにほぼ等しい出力インピーダンスを持つ駆動回路から信号を送出する信号伝送方法に適用するものである。
【0010】
この発明が適用される信号伝送方法によれば送信側の駆動回路の出力インピーダンスが信号伝送路の特性インピーダンスに整合していることから、送出された信号は受信端で反射されるが、その反射波は送信端に戻った時点で送信端に接続した駆動回路に吸収されて消滅する。
従って、この発明によれば信号伝送路の送信端側及び受信端側の何れにも終端抵抗器を設けなくても反射による影響を除去することができる。よって半導体集積回路素子以外に回路素子を設ける必要がないから半導体集積回路素子を実装するプリント配線板上の実装密度を高めることができる。また装置の小型化を実現できる利点も得られる。
【0011】
この発明では更に、送信側の出力インピーダンスを自由に設定することができる駆動回路及びこの駆動回路を所望の出力インピーダンスを維持して動作させるバイアス発生回路をも提案する。
この発明による駆動回路は互いにプッシュプル動作を行なうソースフォロワとして動作し、導電型式を異にする一対の第1電界効果トランジスタと、
この第1電界効果トランジスタの共通接続点から導出した出力端子と、
第1電界効果トランジスタのゲート電極にそれぞれソース電極が接続され、第1電界効果トランジスタのゲートを駆動するソースフォロワとして動作し、共通接続されたゲート端子を信号入力端子とする互に導電型式を異にする一対の第2電界効果トランジスタと、
この第2電界効果トランジスタの各ソース電極にそれぞれ電流を供給する電流源として動作し、その電流量をそれぞれのゲート電圧によって制御し、上記出力端子から見た出力インピーダンスを制御する互に導電型式を異にする一対の第3電界効果トランジスタと、
この一対の第3電界効果トランジスタのゲート電極から導出した一対のバイアス供給端子と、
によって信号伝送用駆動回路を構成したものである。
【0012】
この発明の駆動回路によれば第3電界効果トランジスタのゲートにバイアス発生回路からバイアス電圧を与えることによって、第1電界効果トランジスタのソース・ドレイン間のインピーダンスを信号伝送路の特性インピーダンスに等しい値に設定することができる。この結果、信号伝送路には終端抵抗器を接続しなくても反射波を駆動回路によって吸収することができ、小さい実装面積に多チャンネルの信号伝送路を形成できる利点が得られる。
【0013】
この出願の請求項では請求項で提案した駆動回路にバイアス電圧を与えるバイアス発生回路を提供するものである。
この出願の請求項で提案する第1バイアス発生回路は出力インピーダンスを変化させることができる請求項で提案した駆動回路の出力側に、設定したいインピーダンスを持つ負荷抵抗器を接続し、この負荷抵抗器と駆動回路の出力インピーダンスとによって分圧回路を構成し、この分圧回路の分圧点の電圧を分圧回路の両端に掛る電圧の1/2の電圧となるように帰還回路によって制御することによってバイアス電圧を発生させる。
【0014】
バイアス発生回路自体が駆動回路と同一構成のダミー回路によって構成していることから、このバイアス発生回路が発生するバイアス電圧を各駆動回路の第3電界効果トランジスタのゲート電極に与えることにより、各駆動回路の出力インピーダンスをバイアス発生回路に接続した負荷抵抗器の抵抗値に合致させることができる。よって負荷抵抗器のインピーダンスを信号伝送路の特性インピーダンスに合致させておくことにより、駆動回路の出力インピーダンスを信号伝送路の特性インピーダンスに合致させることができる。
【0015】
この出願の請求項で提案する第2バイアス発生回路は、第1バイアス発生回路と同様に請求項で提案した駆動回路と同様の構成のダミー回路によって構成し、駆動回路の入力端子と出力端子の間に任意のオフセット電圧を設定することができるバイアス電圧を発生するバイアス発生回路を提案するものである。
つまり、この第2バイアス発生回路を設けたことにより、例えば送信側の電源電圧と、受信側の電源電圧との間にオフセットを持つ場合には受信側で正常に信号を受け取ることができない。このような場合に送信側である駆動回路の出力端子に任意のオフセット電圧を加算し、受信側の受信可能な電圧範囲に、送信側の励振電圧範囲を合致させることができれば受信側で正常に信号を受信することができる。
【0016】
従って、この発明による第2バイアス発生回路はオフセット加算器を具備し、このオフセット加算器に加えるオフセット電圧が駆動回路の入力端子と出力端子との間に発生するようにバイアス電圧が生成される。
この出願の請求項で提案する第3バイアス発生回路は第1バイアス発生回路と第2バイアス発生回路の双方を備えたバイアス発生回路を提案するものである。このように第1バイアス発生回路と第2バイアス発生回路の双方を備えることにより、あらゆる条件下でも対応して正常な信号の伝送を行うことができる利点が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1にこの発明による駆動回路とバイアス発生回路の実施例を示す。図中10は駆動回路、20はバイアス発生回路を示す。駆動回路10はN型の導電型式で構成された電界効果トランジスタQ2,Q4,Q5と、P型の導電型式で構成された電界効果トランジスタQ1,Q3,Q6とによって構成される。
【0018】
電界効果トランジスタQ5とQ6は導電型式を異にし、ソース電極Sを共通接続し電源電圧VDDとVSSの印加点間に直列接続された第1電界効果トランジスタとして動作する。この第1電界効果トランジスタQ5,Q6は入力端子11に入力される信号によって互にプッシュプル動作し、ソース共通接続点から導出した出力端子12を電源電圧VDD(例えば+3〜5V)とVSS(例えば0V)の間で励振する。
【0019】
第1電界効果トランジスタQ5とQ6の各ゲート電極には、第2電界効果トランジスタとして動作し互に導電型式を異にする電界効果トランジスタQ1とQ2の各ソース電極Sを接続する。この第2電界効果トランジスタQ1とQ2のゲート電極は互に共通接続し、その共通接続点を入力端子11に接続する。電界効果トランジスタQ1のドレイン電極Dは電源電圧VSSの印加点に接続する。また電界効果トランジスタQ2のドレイン電極Dは電源電圧VDDの印加点に接続する。従ってこの電界効果トランジスタQ1とQ2はソースフォロアとして動作し、入力端子11に入力した信号と同位相の信号を第1電界効果トランジスタQ5とQ6のゲート電極に伝達する。
【0020】
これらの第2電界効果トランジスタQ1とQ2のソース電極Sと電源電圧VDDとVSSの各印加点間に第3電界効果トランジスタQ3とQ4を接続する。これら第3電界効果トランジスタQ3とQ4は電流源回路として動作し、バイアス供給端子13と14に入力したバイアス電圧Bias−PとBias−Nによって電流I1とI2を制御し、第1電界効果トランジスタQ5とQ6のゲートバイアスを制御する。
【0021】
つまり、第1電界効果トランジスタQ5とQ6のゲートバイアス電圧VGSをバイアス電圧Bias−PとBias−Nとによって適当値に設定することにより第1電界効果トランジスタQ5とQ6のドレイン−ソース間のインピーダンスを制御することができる。
図2を用いて電界効果トランジスタのゲートソース間に与えるバイアス電圧を変化させた場合に、ドレイン−ソース間のインピーダンスが変化する様子を示す。図2に示す曲線Aは一般的な電界効果トランジスタのゲート−ソース間電圧VGS対ドレイン電流ID の変化特性を示す。ゲート−ソース間に与えるバイアス電圧VGSを順方向バイアスに近ずける程曲線Aの傾斜ΔAが大きくなる。この傾斜ΔAは電界効果トランジスタの相互コンダクタンスgmに該当し、バイアス電圧VGSを順方向に増加させるに従って相互コンダクタンスgmは大きくなる。一方図1に示す駆動回路10の出力端子12から駆動回路10の内側を見たインピーダンスZ0 はZ0 =1/gmで表わすことができる。この点から第1電界効果トランジスタQ5とQ6のゲートバイアス電圧VGSを変化させると、出力インピーダンスZ0 を変化させることができることになる。第3電界効果トランジスタQ3とQ4に与えるバイアス電圧Bias−PとBias−Nは互に差動的に変化するインピーダンス制御用の第1バイアス電圧成分と、双方が揃って同一方向に変化し出力端子12の直流電位にオフセット電圧を印加することができる制御を行なう第2バイアス電圧成分とを具備する。つまりインピーダンス制御用のバイアス電圧成分はバイアス供給端子13に与えるバイアス電圧Bias−Pの電位がVSS側に近ずくとき、他方のバイアス供給端子14に与えるバイアス電圧Bias−Nの電位はVDD側に近ずくように変化すればよい。このバイアス電圧Bias−PとBias−Nを任意の値に設定することにより、出力端子12から見た駆動回路10の出力インピーダンスZ0 を任意の値(出力端子12に接続する信号伝送路の特性インピーダンス)に設定することができる。
【0022】
また、バイアス電圧Bias−PとBias−Nの双方を同一方向に偏倚させる第2バイアス電圧成分を制御することにより、駆動回路10の出力端子12の励振電圧範囲の中心電圧(オフセット電圧)を電源電圧VDDとVSSの間の任意の電圧に設定することができる。これにより、受信側の受信可能な電圧範囲に、駆動回路10の励振電圧範囲を合致させる設定を行うことができる。
【0023】
駆動回路10は上述したようにバイアス供給端子13と14に与えるバイアス電圧Bias−PとBias−Nによって出力インピーダンスを任意の値に設定することができる。従って駆動回路10の出力インピーダンスZ0 を信号伝送路LINの特性インピーダンスZ0 に合致させることにより、図1に示すように信号伝送路LINの送信端及び受信端の何れにも終端抵抗器を接続しなくても伝送する信号の波形を忠実に受信側に受信させることができる。
【0024】
図1では信号伝送路LINを不平衡型の伝送路とした場合を示したが、図3に示すように平衡型の信号伝送路にもこの発明による信号伝送方法を適用することができる。この場合には駆動回路10を2台設け、一方を正相出力用駆動回路として動作させ、他方を逆相出力用駆動回路として動作させる。更にこの発明による駆動回路10の出力端子12を図4に示すように受信端に接続することにより、駆動回路10を終端抵抗器として代用させることができる。駆動回路10は全て電界効果トランジスタで構成されるため、集積回路内では専有面積を大きく採ることなく形成することができる。よって駆動回路10を終端抵抗器の代用として使っても半導体集積回路素子の形状が特別大形になることはない。また駆動回路10を終端抵抗器に代用する場合は、駆動回路の出力インピーダンスを電気的に自由に設定できるため、信号伝送路の特性インピーダンスに正確に合致させることができる利点も得られる。
【0025】
次に駆動回路10に与えるバイアス電圧Bias−PとBias−Nを発生するバイアス発生回路20について説明する。このバイアス発生回路20は駆動回路10の出力インピーダンスZ0 を特定のインピーダンスに合致させるバイアス電圧を発生するように動作する第1バイアス発生回路18と、駆動回路10の出力端子12にオフセット電圧を発生させる第2バイアス発生回路19とによって構成される。これらバイアス発生回路は信号伝送路LINの状況或いは受信側の状況によって何れか一方だけでも済む場合もあるが、ここでは第1バイアス発生回路18と第2バイアス発生回路19の双方を備えたバイアス発生回路20を第3バイアス発生回路と呼ぶことにする。
【0026】
第1バイアス発生回路は駆動回路10と同一構造のダミー回路10Aと、ブリッジ回路21と、差動増幅器22とによって構成される。
ダミー回路10Aの出力端子は負荷抵抗器R1を通じて電圧VHの印加点に接続する。電圧VHとセンタ電圧VC(VC=(VH+VL)/2)の各印加点の間にブリッジ回路21を構成する抵抗器R2とR3の直列回路を接続する。尚、ここで電圧VHとVLは電源電圧VDDとVSSの間の電圧範囲より小さい、数100mV乃至1V程度の電圧範囲を指す。ブリッジ回路21は負荷抵抗器R1とダミー回路10Aの出力インピーダンスZ0 及び抵抗器R2,R3とによって構成され、抵抗器R2とR3の接続点に発生する電位を基準電位と定め、この基準電位と負荷抵抗器R1に発生する電圧を差動増幅器22に入力する。ブリッジ回路21は抵抗器R2とR3の抵抗値をR2=R3に設定した場合、負荷抵抗器R1と出力インピーダンスZ0 がR1=Z0 の関係に合致するとブリッジが平衡し、負荷抵抗器R1に発生する電位と基準電位(K点の電位)との電位差は0ボルトになる。
【0027】
更に詳しく説明するならばダミー回路10Aの入力端子11には電圧VHとVLのセンタ電圧VCを印加する。従ってダミー回路10Aの出力端子Jに基準抵抗器R1を接続しない状態にすれば、ダミー回路10Aの出力端子Jの電位はセンタ電圧VCとなる。尚、ダミー回路10Aとダミー回路10Bの入力端子11及びブリッジ回路21に与えるセンタ電圧VCは特に図示していないがセンタ電圧発生器により正確に然も安定して発生されているものとする。
【0028】
ダミー回路10Aの出力端子J(センタ電圧VCとなるべき点)を負荷抵抗器R1を通じて電圧VHの電位点に接続し、出力端子Jの電位と抵抗器R2とR3の接続点Kの電位を差動増幅器22で比較し、その差動増幅出力を減算回路24と加算回路25を通じてダミー回路10Aのバイアス供給端子13と14に帰還することにより、J点とK点の電位が平衡する状態に収束する。
【0029】
この収束状態ではJ点の電位は抵抗器R2とR3の分圧点Kの電位に等しい状態に制御される。つまり、R1=Z0 の関係に制御される。この状態で例えばJ点の電位が電圧VH側に変動したとすると、その変動は差動増幅器22の出力の電位を上昇させる方向に変化させる。この電圧変化はバイアス電圧Bias−Pを低下させる方向に変化させ、バイアス電圧Bias−Nを上昇させる方向に変化させる。
【0030】
バイアス電圧Bias−Pが低下方向に、またバイアス電圧Bias−Nが上昇方向に制御されると、ダミー回路10Aの第3電界効果トランジスタQ3とQ4(駆動回路10を参照)を流れる電流I1とI2は共に増加方向に制御される。この結果、第1電界効果トランジスタQ5とQ6のゲートバイアスVGSは順方向バイアスに偏倚される。このために第1電界効果トランジスタQ5とQ6のインピーダンス、つまり出力インピーダンスZ0 は小さくなる方向に制御されるから出力インピーダンスZ0 が小さくなる方向に制御されることによりJ点の電位は低下し、K点の電位に収束する。
【0031】
J点の電位がK点の電位より低下した場合にはバイアス電圧Bias−Pは上昇方向に変化し、バイアス電圧Bias−Nは低下方向に変化する。従って、このバイアス電圧がダミー回路10Aのバイアス供給端子13と14に帰還させることにより、電界効果トランジスタQ3とQ4を流れる電流I1とI2は減少する方向に制御され、これによって第1電界効果トランジスタQ5とQ6のインピーダンスZ0 は大きくなる方向に制御される。この結果J点の電位は上昇方向に制御されてK点の電位に等しい状態に収束される。
【0032】
このようにして、第1バイアス発生回路18はダミー回路10Aの出力インピーダンスZ0 が負荷抵抗器R1の抵抗値と合致する状態に収束するように動作し、その条件を満すバイアス電圧Bias−PとBias−Nとを出力する。従ってこのバイアス電圧Bias−PとBias−Nとを駆動回路10に供給することにより、駆動回路10の出力インピーダンスZ0 も負荷抵抗器R1の抵抗値に合致した状態に制御される。
【0033】
第2バイアス発生回路19はダミー回路10Bと差動増幅器23と、オフセット加算器26とによって構成することができる。この第2バイアス発生回路19は駆動回路10の入力端子11と出力端子12の間にオフセット電圧加算器26に入力するオフセット電圧VOFFを発生させるように動作する。つまり、ダミー回路10Bの入力端子11にもセンタ電圧発生器で正確に、また安定して発生されるセンタ電圧VCを入力し、その出力端子にセンタ電圧VC′を出力する。(ダミー回路10Bが出力するセンタ電圧VCをここではVC′として表わすことにする)差動増幅器23はダミー回路10Bが出力するセンタ電圧VC′にオフセット加算器26に与えたオフセット電圧VOFFを加えたVC′+VOFFとセンタ電圧発生器で安定して発生するセンタ電圧VCとを比較する。
【0034】
オフセット電圧VOFFをVOFF=0ボルトに設定すると、第2バイアス発生回路19はVC=VC′の状態に収束するように動作し、駆動回路10では出力端子12のオフセット電位はセンタ電圧VCとなり、センタ電圧VCを中心に信号が励振される。つまり、この状態は入力端子11と出力端子12の間の直流電位差(オフセット電圧)がゼロの状態で動作し、入力信号はオフセット電圧を付加されることなく、信号伝送路LINに出力される。
【0035】
オフセット電圧VOFFに例えば+Vを与えると、第2バイアス発生回路19はVC=VC′+Vの状態で安定する。この状態では、駆動回路10の出力端子12の直流電位はVC+Vの状態で動作し、入力端子11に入力した入力信号はVC+Vを中心に励振され、信号伝送路LINに出力される。
オフセット電圧VOFFに例えば−Vを与えると、第2バイアス発生回路19はVC=VC′−Vの状態で安定する。この状態では、駆動回路10の出力端子12の直流電位はVC−Vの状態で動作し、入力端子11に入力した入力信号はVC−Vを中心に励振され、信号伝送路LINに出力される。
【0036】
ここで駆動回路10において例えば温度変動等によって出力端子12及び出力端子Lの直流電位が電源電圧VDDに近ずく方向に変動したとすると、この駆動回路10と同一の回路構造で構成されるダミー回路10Bの出力端子Lの電位も同様の温度変動による影響を受け同一方向に変動する。出力電圧VC′が電源電圧VDDに近ずく方向に変動したとすると、差動増幅器23の出力電圧も正方向に上昇する方向に変動を始める。この変動はそのままバイアス電圧Bias−PとBias−Nに伝達され、これらのバイアス電圧Bias−PとBias−Nの電位を正方向に上昇させる。この結果、電界効果トランジスタQ3(駆動回路10参照)を流れる電流I1が減少し、また電界効果トランジスタQ4を流れる電流I2は増加する。この結果、電界効果トランジスタQ5のインピーダンスが大きくなる方向に制御され、電界効果トランジスタQ6のインピーダンスが小さくなる方向に制御されて出力端子12及びLの電位は低下する方向に制御され、オフセット電圧VOFF=0に設定した場合は駆動回路10の入出力間の電位差は0ボルトの状態に収束する。
【0037】
駆動回路10及びダミー回路10Bの出力端子12及びLの直流電位が低下方向に変動した場合には、バイアス電圧Bias−PとBias−Nは共に低下する方向に変動する。この変動が駆動回路10及びダミー回路10Bの各バイアス供給端子13と14に与えられることにより、駆動回路10及びダミー回路10Bを構成する電界効果トランジスタQ3を流れる電流I1は増加する方向に制御され、電界効果トランジスタQ4を流れる電流I2は減少する方向に制御される。この結果電界効果トランジスタQ5のインピーダンスを減少方向に変化し、電界効果トランジスタQ6のインピーダンスは増加方向に変化し、出力端子12及びLの直流電位を上昇させる。これにより、オフセット電圧VOFF=0に設定した場合は、差動増幅器23の入力端子間の電位差は0ボルトの状態に収束し、常時この状態に維持される。
【0038】
図5はこの発明による駆動回路10とバイアス発生回路20の実用例の一例を示す。図示するLSI1とLSI2はそれぞれ半導体集積回路素子を示す。この半導体集積回路素子LSI1とLSI2の間で信号の授受を行なうために半導体集積回路素子LSI1及びLSI2の双方に複数の駆動回路10を設け、これら各駆動回路10によって信号伝送路LINに信号を送出させる構成とした場合を示す。
【0039】
各半導体集積回路素子LSI1,LSI2にはそれぞれにバイアス発生回路20を設け、各半導体集積回路素子LSI,LSI2のそれぞれの内部毎にバイアス電圧Bias−PとBias−Nを発生させ、各素子毎に駆動回路10にバイアス電圧Bias−P及びBias−Nを供給する。尚、この例では各駆動回路10の前段に伝送する信号の振幅を電圧VHとVLの間の振幅に制限する振幅制限回路30を設けた場合を示す。この振幅制限回路30によって駆動回路10に入力する信号の振幅を数100mV乃至1V程度の小振幅とし、この小振幅の信号を信号伝送路LINに送出することにより、信号伝送路LINに分布する静電容量等によって発生する波形の歪み量を減少させるように構成した場合を示す。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の信号伝送方法によれば信号伝送路LINの送信側及び受信側の何れにも終端抵抗器を設ける必要がなく、終端抵抗器を実装する部分の面積を必要としない。よって集積回路素子の間で高い周波数の信号の授受する場合であっても、半導体集積回路素子の入力端子及び出力端子の何れにも終端抵抗器を接続するスペースを設けなくてもよいため、装置全体を小形に作ることができる利点が得られる。また、駆動回路10の出力端子12に出力する信号に任意のオフセット電圧を付加することができる構成としたから、送信側と受信側の間に電源電圧の違いがあっても、受信側で正常に受信できるオフセット電圧を加えて送り出すことができる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による信号伝送方法の一例と、これに用いる駆動回路、バイアス発生回路の一例を説明するための接続図。
【図2】図1に示した駆動回路の動作を説明するためのグラフ。
【図3】この発明による信号伝送方法の変形実施例を説明するためのブロック図。
【図4】図3と同様のブロック図。
【図5】この発明による駆動回路とバイアス発生回路の実用例を説明するためのブック図。
【図6】従来の技術を説明するためのブロック図。
【図7】従来の技術の他の例を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
LSI1,LSI2 半導体集積回路素子
LIN 信号伝送路
10 駆動回路
10A,10B ダミー回路
11 入力端子
12 出力端子
Q5,Q6 第1電界効果トランジスタ
Q1,Q2 第2電界効果トランジスタ
Q3,Q4 第3電界効果トランジスタ
18 第1バイアス発生回路
19 第2バイアス発生回路
20 第3バイアス発生回路
R1 負荷抵抗器
21 ブリッジ回路
22,23 差動増幅器
24 減算回路
25 加算回路

Claims (4)

  1. 信側と受信側の半導体集積回路素子間を所定の特性インピーダンスを持つ信号伝送路によって接続し、この信号伝送路に上記送信側半導体集積回路素子に設けた上記信号伝送路の特性インピーダンスにほぼ等しい出力インピーダンスを持つ回路から信号を送出する駆動回路であって、
    上記駆動回路は、
    A.互にソース電極同士が共通接続され、この共通接続された接続点から出力端子を導出し、相互にプッシュプル動作を行うソースフォロワとして動作し、導電型式を異にする一対の第1電界効果トランジスタと、
    B.この一対の第1電界効果トランジスタのゲート端子にそれぞれソース端子が接続され、上記一対の第1電界効果トランジスタのゲートをそれぞれ駆動するソースフォロワとして動作し、一対のゲート端子が共通に接続されてゲート端子を信号入力端子とする互に導電型式を異にする一対の第2電界効果トランジスタと、
    C.この一対の第2電界効果トランジスタの各ソースにそれぞれ電流を供給する電流源として動作し、その電流量をそれぞれのゲート電極に与えるバイアス電圧によって制御して上記一対の第1電界効果トランジスタのゲート電圧を制御し、上記出力端子から見たインピーダンス及び出力端子のオフセット電圧を制御する互に導電型式を異にする一対の第3電界効果トランジスタと、
    D.上記一対の第3電界効果トランジスタのゲート電極から導出した一対のバイアス供給端子と、
    によって構成したことを特徴とする駆動回路。
  2. 請求項1に記載の駆動回路にバイアス電圧を供給するバイアス発生回路であって、
    A.上記駆動回路と同様に入力端子の他に一対のバイアス供給端子を具備したダミー回路と、
    B.このダミー回路の出力端子と所定の電源電圧印加点との間に接続され、上記ダミー回路の出力インピーダンスの目標とすべき値の抵抗値を持つ負荷抵抗器と、
    C.この負荷抵抗器に発生する電位と基準電位との間の電位差を検出し、上記負荷抵抗器に発生する電位と上記ダミー回路の出力インピーダンスに発生する電圧との偏差を検出する差動増幅器と、
    D.この差動増幅器の検出出力電圧を上記一対のバイアス供給端子に供給し、上記負荷抵抗器に発生する電位と上記基準電位との電位差を常にゼロの状態に制御して上記ダミー回路の出力インピーダンスの値を上記負荷抵抗器の抵抗値に合致させる帰還回路と、
    E.上記差動増幅器の検出出力電圧を上記駆動回路の第3電界効果トランジスタのゲート電極にバイアス電圧として供給する回路と、
    を具備して構成したことを特徴とする第1バイアス発生回路。
  3. 請求項1に記載の駆動回路にバイアス電圧を供給するバイアス発生回路であって、
    A.上記駆動回路と同様に入力端子の他に一対のバイアス供給端子を具備したダミー回路と、
    B.このダミー回路の入力端子に上記駆動回路の出力端子の励振電位範囲に含まれる任意の電位を印加する電位供給源と、
    C.この電位供給源から与えられる電位と上記ダミー回路の出力端子から出力される電位との偏倚を求める差動増幅器と、
    D.この差動増幅器に入力される2つの電位の何れか一方に任意のオフセット電圧を与えるオフセット加算器と、
    E.このオフセット加算器で加算したオフセット電圧が上記駆動回路の入力端子と出力端子の間に発生するように上記ダミー回路のバイアス供給端子に帰還電圧を与える帰還回路と、
    F.このオフセット加算器で加算したオフセット電圧を上記駆動回路の第3電界効果ト ランジスタのゲート電極にバイアス電圧として供給する回路と、
    を具備して構成したことを特徴とする第2バイアス発生回路。
  4. 請求項と請求項に記載した第1バイアス発生回路と第2バイアス発生回路の双方を備え、上記請求項記載の駆動回路に第1バイアス発生回路と第2バイアス発生回路の双方のバイアス電圧を印加する構成としたことを特徴とする第3バイアス発生回路。
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