JP3722340B2 - プリントシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インク等の顕像剤の残量を管理する機能を備えたプリントシステムの技術分野に属し、特に、残りの顕像剤で印字可能な量を精度良く使用者に告知することのできるプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インクやトナー等の顕像剤を用いた印刷装置や画像形成装置における顕像剤の残量管理として、顕像剤の貯留している貯留部に残量検知用のセンサ等を用いて装置上で予備警告をまず行いその後に顕像剤が無くなった旨の表示を行う形態が知られていた。 しかし、この場合には、印刷動作を指示する前に、残りの顕像剤量で不足することなく印刷可能であるかを予め知ることができず、例えば急いでいるときに予備警告の表示がある場合、印刷動作を強行して指示し、その後の印刷中に顕像剤が不足して装置が停止したり、一部の画像が欠けたり濃度が出ずに所望の印字が得られなくなるといった問題があった。
【0003】
そこで、特開平10−202902号公報や特開平08−336985号公報には、残りのインク量と印刷データを印刷するために必要なインク量を計算し、前記両インク量を比較することによって、印刷が可能であるか否かを判定し、印刷が不可能であれば、使用者に告知する技術が開示されている。また、これらの処理を印刷装置で行うだけではなく、印刷装置とホストを双方向通信で結んで残りインク量を送り、残りの処理をホストで行うことも記載されている。
【0004】
さらに、特開平09−187963号公報や特開平09−131897号公報には、インクの平均使用量或いは想定使用量と、残り印刷量から印刷可能枚数を算出することを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術においては、使用者が印刷したい特定のデータが残りインク量で何部印字できるのかを算出して使用者に報知することができないという問題点があった。
【0006】
また、残りインク量を、既に印字したドット数などから計算するようになっているが、残りインク量の計算に、ネットワークで共有しているプリンタなどで既に受け付けた印刷要求で消費されるはずのインク量が考慮されておらず、インク量の算出精度が低いという問題点があった。
【0007】
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、使用者が印刷したい特定のデータを何部印字できるのかを高精度に算出でき、操作性を格段に向上することの可能なプリントシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、情報処理手段と、顕像剤を用いて印刷を行う印刷手段と、印刷データを入力するための入力手段と、使用者に告知を行う告知手段とから構成され、前記情報処理手段、前記印刷手段、前記入力手段、及び前記告知手段は信号伝送手段を介して相互に接続されると共に、前記入力手段を介して入力された前記印刷データと使用者からの印刷条件情報に基づき、前記印刷データと前記印刷条件情報とを前記印刷手段に送信して所定部数の印刷を行うプリントシステムにおいて、
上記印刷手段は、検出或いは算出した顕像剤の残量情報を上記情報処理手段へ送信可能であり、上記情報処理手段は、濃度や解像度、倍率、用紙サイズ等の情報を含む上記印刷データに基づいて1部だけ印刷するのに必要な顕像剤量情報を算出し、算出された1部当りに必要な前記顕像剤量情報と、前記印刷手段から送信された前記残量情報とから、上記印刷手段が印刷可能な部数情報を算出し、上記告知手段から告知し、
上記情報処理手段は上記印刷手段に対し、上記印刷データと共に、上記印刷データを所定部数だけ印刷するのに必要な顕像剤量情報を送信し、上記印刷手段は上記情報処理手段に対し、検出或いは算出した上記残量情報から所定部数だけ印刷するのに必要な前記顕像剤量情報を差し引いた情報を前記現像剤の残量情報として送信し、さらに、上記情報処理手段から上記印刷手段に対し変更された印刷部数が送信された際には、上記印刷手段は上記情報処理手段に対し、上記残量情報から印刷するのに必要な顕像剤量情報を差し引いた情報を送信し、
上記印刷手段が印刷完了したときには上記印刷手段は検出或いは算出した顕像剤の残量情報を上記情報処理手段へ送信することを特徴とするプリントシステムである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る一実施形態のプリントシステムの基本構成を表わす説明である。本プリントシステムでは、印刷手段を構成する印刷装置30、情報処理手段を構成するホストコンピュータ31、及び別のホストコンピュータ等の他装置とが、信号伝送回線たるLAN(Local Area Network)等のネットワーク100を介して相互に通信可能な状態で接続されている状態を表わしている。
【0019】
尚、ネットワーク100としては有線、無線を問わず、互いに信号伝送可能な状態であれば、どのような伝送形態を採っても良く、例えば印刷装置と情報処理装置が一体的に設けられた場合、印刷装置と情報処理装置が一対一で接続された場合、及び印刷装置がネットワーク共有されてクライアントやサーバー等のコンピュータと接続されている場合等も含まれる。
【0020】
印刷装置30は主に、例えばインクジェットプリンタ、レーザプリンタ等の印刷可能な装置を表わしており、マイクロプロセッサ等からなる演算制御部1、半導体メモリや磁気記憶媒体からなる記憶手段2、ネットワーク接続されたホストコンピュータ31や他装置との間で情報の入出力を行うための双方向通信インターフェイス4、及び顕像剤を貯留するインクカートリッジ部3から構成される。
【0021】
以下、印刷装置30として、顕像剤にインクを用いて画像形成を行うインクジェットプリンタを採用した場合を例として説明を行うが、印刷方法はインクジェット方式にのみ限定されるものではなく、顕像剤を用い、顕像剤の残量と使用量を定量的に測定可能な印刷方法であれば、どのような印刷方法を採用しても良く、例えば顕像剤としてトナーを用いたレーザプリンタやデジタル複写機等の種々の印刷装置が適用可能であることはいうまでもない。
【0022】
記憶手段2は、ホストコンピュータ31及び他装置より送信されてきた印刷データを一時的に格納するものであり、本実施形態では、印刷データと共に、送信されてくる該印刷データに対応して必要なインク量が格納されており、格納手段を構成する。尚、記憶手段2は印刷装置と別体に設けたり、接続された他装置内の記憶手段を流用するよう構成しても良い。
【0023】
演算制御部1は、各種演算及び装置各部の制御を行うために設けられており、後述するインク残量検出センサ5の検出結果を基に、インクの使用可能な量(以後、インク使用可能量と称す)を算出するためのインク使用可能量算出部1a、及び印刷中のインクの使用量を累計して使用インク量を求めるインク使用量累計手段1bとしての機能も有しており、これらインク使用可能量算出部1a、インク使用量累計手段1bにより算出された値を、ホストコンピュータ31へと送信する。
【0024】
インク使用可能量算出手段1aは、最も簡単な方法として、インク残量センサ5にて検出されたインク残量をそのままインク使用可能量(残量情報)として扱うことが挙げられる。しかしながら、既に記憶手段2へ格納されている印刷データのうち、印刷要求を受け入れているものについては、用紙切れ等の問題がない限りは先に出力されてしまうことから、前記印刷データに係るインク必要量を考慮しておくことが望ましい。
【0025】
そこで本実施形態では、前記印刷データに係る必要インク量を、インク残量検出センサ5の検出値より差し引き、これをインク使用可能量とすることで、処理精度を向上させている。また、既に受け付けた印刷データの印刷に必要なインク量は、記憶手段2にて印刷データと共に格納されている必要インク量を用いる。
【0026】
このような、インク使用可能量算出部1aによるインク使用可能量の算出及びホストコンピュータ31への送信は、印刷要求が変更された場合、印刷途中でエラーが発生し再度印刷を行う場合、及び印刷が終了した時点の検出センサ5の検出結果に基づき正確にインク使用可能量を算出できる場合など、状況を変化した際に実施できるようになっている。 インク使用量累計手段1bは、印刷中に順次使用されてゆくインク量の累計を求めるものであり、この累計結果が印刷に用いた使用インク量となる。尚、印刷時以外でも例えばインクヘッドの目詰まり時に回復する場合や、テストモード時(トナーを顕像剤として用いた場合は、空転時や画像補償モード時等)にも顕像剤が消費されるので、印刷動作時以外でも、インクを使用する動作を行う度に、消費されるインク量を累計するようになっている。さらに、例えば1ドット毎のインク量が変化する場合(吐出量を制御できる場合)や印刷時以外のインクの使用量に差がある場合には、動作を行う度に消費量を累計するようにしている。
【0027】
また累計する場合でも、常に動作毎に累計するのではなく、例えば使用量の比較的少ない動作を行う場合には、動作内容だけを記録しておき、所定期間毎に一括して使用量を累計するように構成しても良く、この場合には、処理量が軽減される効果があることはいうまでもない。
【0028】
さらに、インク使用可能量算出手段1aでインク残量を求めるのに、上述のようにインク残量検出センサ5を用いるのではなく、インクカートリッジ部5の初期インク量からインク使用量累計手段1bで求めた使用量を随時又は所定間隔毎に一括して差し引くようにしても良いし、インク残量が所定値に達したことをインク残量センサ5で確認し、その時点からインク使用量累計手段1bで求めた使用量を随時又は一括して差し引くことで、インク残量を求めるように構成しても良い。
【0029】
インクカートリッジ部3は、印刷に用いるインクを貯留し、供給するものであり、印刷装置本体から着脱自在に設けられている。またインクカートリッジ部3には、インクカートリッジ部3内に貯留されたインクの残量を検出するためのインク残量検出センサ5が設けられており、検出されたインク残量は、演算制御部1におけるインク使用可能量算出部1aへ送られるようになっている。
【0030】
インク残量センサ5におけるインク残量の検出方法としては、例えば常に残量を監視するために超音波で液面の高さを計測するようなものであっても良いし、電極、光センサ、重量センサ、磁気センサ等により残量が所定値に達したことを検出するように構成しても良い。尚、これらの検出方法については、周知の技術であり、これ以上の説明は省略する。
【0031】
一方、ホストコンピュータ31は、演算制御部11、記憶手段12、ネットワーク接続された印刷装置30や他装置との情報の入出力を行う双方向通信インターフェイス13、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等からなる表示部14、及び各種設定等を入力するためのタッチパネル、キースイッチ、各種ポインティングデバイス等からなる入力部15より構成される。尚、ホストコンピュータ31を構成する双方向インターフェイス13、表示部14、入力部15、演算処理部11、入力部15、記憶手段12は単一の装置として構成されても良いし、別体の装置を相互に接続することで構成しても良い。
【0032】
演算制御部11は、ホストコンピュータ31における各種演算及び装置各部の制御を行うものである。本実施形態では、印刷データを基にして印刷データを一部印刷するために必要な必要インク量を算出する必要インク量算出部11a、及び必要インク量算出部11aにて求めた必要インク量と、ネットワークを介して印刷装置30より送られるインク使用可能量とから、印刷可能部数を算出する印刷可能部数算出部11dから構成されており、印刷可能部数算出部11dにて算出された部数を表示部14に表示し、必要インク量算出部11aにて算出された必要インク量を印刷データと共に、記憶手段12及び印刷装置30へと送信するように構成されている。
【0033】
必要インク量算出部11aにて求められる必要インク量は、印字するための印刷データが変更されない限り同一であるので、本実施形態では、記憶手段12に印刷データと共に必要インク量を格納させる構成を採っている。
【0034】
即ち、記憶手段12の各ファイルには、印刷データ、必要インク量の有効無効を示す有効無効フラグ、及び必要インク量が記録されている。ここで、有効無効フラグは、必要インク量を記録した場合にセットされ、印刷データが変更された場合にリセットされる。尚、必要インク量は濃度や解像度、倍率、用紙サイズ等で異なることから、これらのモード情報についても付随して格納するように構成すれば、さらに精度の高い制御が行え好適な実施形態である。
【0035】
演算処理部11は、前記有効無効フラグがセットされている場合のみ、ファイルに記録されている必要インク量を印刷データの必要インク量として用い、フラグがリセットされている場合には、必要インク量算出部11aにて必要インク量を算出できるように構成される。
【0036】
さらに本実施形態では、記憶手段12に格納されている必要インク量を、印刷装置30の累計手段1bの累計結果である実際の印刷に用いた使用量が送信されてくると、この値に書き換えられるようになっている。これは必要インク算出部11aにて算出される必要インク量が飽くまでも推測した予想値であるので、実際の使用インク量が判明した時点で修正することで、より正確な必要インク量とすることができるためである。このような書き換えは、演算制御部11に備えられた必要インク量比較部11bと予め格納されている許容誤差11cを基に実施される。
【0037】
演算処理部11は、印刷装置30より送信されてくる実際の使用インク量と、算出された必要インク量とを必要インク量比較部11bで比較し、その値が許容誤差11c内であり、且つ使用インク量の方が多い場合のみ、当該使用インク量を必要インク量としてファイル内のデータを書き換えることとなる。
【0038】
ここで許容誤差を設定するのは、トラブルなどによって通常は起こり得ない使用量が必要インク量として記録されるのを回避するためにである。インクヘッドのノズルが詰まった場合など、詰まりを取り除くためにインクが噴出されて使用されるため、前述のインク使用量累計手段1bの累計結果では、このような印刷途中に目詰まり解消に使用された、印刷とは直接関係のないインク量も使用量に加えることで、通常の場合は実際に使用したインクの使用量が正確に把握することができることとなる。
【0039】
しかしながら、何らかの不具合等によって印刷以外で使用されたインク量が極端に多くなった場合には、その使用インク量は必要インクとして適切でないことから、許容誤差を設けて許容誤差内である場合のみ使用インク量として扱うことにより、このような印刷装置のトラブルや、通信トラブル等による影響を受けないようにすることができる。
【0040】
そして、実際の使用インク量のほうが多い場合のみファイルを書き換えるのは、使用インク量を少なく見積もることで、インク残量が少ないにも関わらず、あたかもインク残量を多く判定してしまい印刷動作に不具合を生じることを防ぐためである。尚、許容誤差の値については、装置のサービスサイクルや使用年数、使用条件等で変動することも考えられるので、適宜設定できるように構成することが好ましい。
【0041】
演算制御部11では、記録装置30より送信された使用インク量が必要インク量より多かった場合、即ちインク使用可能量を少なく見積もった場合に、先に表示部14で表示されていた必要部数の印刷ができないおそれが高いことから、このような事態を招来した場合には使用者へその旨告知するように構成されている。また、この告知をトリガとして、印刷可能部数の再計算を行うように構成しても良い。
【0042】
このようなプリントシステムにおいて、使用者は、表示部14に表示された印刷可能部数を基にして、入力部15より印刷部数を設定する。このとき仮に印刷可能部数よりも多い印刷指定がなされた場合には、使用者に対しインクが不足している旨の告知がなされる。
【0043】
図2は、本プリントシステムの基本動作を説明するためのフローチャートである。まずステップS1(以降、S1というように略す)において、演算制御部1のインク使用可能量算出部1aにて、インク残量を検出(或いは算出)し、得られた値を基にインク使用可能量を算出し、その算出結果をホストコンピュータ31へ送信する。尚、S1はサブルーチンであり、詳細は図3にて後述する。
【0044】
次いでS2で、ホストコンピュータ31は、演算制御部11の11aにて、記憶手段12に格納されている印刷データから一部当りの印刷に要するインク量を算出し、S3に処理が移行する。
【0045】
S3にてホストコンピュータ31は、S2の処理で求めた必要インク量と、S1の処理で印刷装置30より送信されてきたインク使用可能量より、当該印刷データの印刷が可能な部数を計算する。
【0046】
そしてS4で、ホストコンピュータ31は、S3にて計算した印刷可能部数を表示部14に表示する。このとき印刷可能な部数としては、整数値に限らず、小数を含む正の実数でも良い。
【0047】
図3は図1におけるS1のサブルーチンを表わすフローチャートである。前述した通り、インク使用可能量算出手段1aは、印刷要求を受け入れている印刷データの印刷に要するインク量を考慮するようになっている。
【0048】
まず、インク使用可能量算出部1aは、インク残量検出センサ5の検出した検出値又は算出によりインクの残量を求めて、S12ではS11で求めたインク残量からインクの使用可能量も求めてS13へ移行する。
【0049】
次いでS13にて印刷要求の有無を判断して、印刷要求のない場合にはメインルーチン(図2)へリターンし、印刷要求のある場合には、S14へ移行して、印刷要求を受け付けている印刷データの必要インク量をS12で設定した使用可能量から差し引き、これを新たな使用可能量とする。
【0050】
S15では、S13にて印刷要求の有無を判断するための印刷データを読み出してS13へ戻り、同様にして次の印刷データに対する印刷要求の有無を判断する。S15、S13にて印刷要求のある全ての印刷データについてS14の処理が完了すると図2のメインルーチンへリターンすることとなる。
【0051】
図4に示すフローチャートは、記憶手段12の各ファイルに、印刷データと共に必要インク量、及び必要インク量の有効無効を示す有効無効フラグとを格納する構成において、演算制御部11が、記憶手段12からの必要インク量を読み出すか、必要インク量を新たに算出するか否かを判断する動作を示すものである。
【0052】
まずS31において、演算制御部11は、記憶手段12における所定のファイルの有効無効フラグがセットされているか否かを判断し、S31においてフラグがセットされていると判断した場合には、S33に移行し、記憶手段12に格納されているファイルを用いて必要インク量とする。
【0053】
一方、S31において、フラグがリセットされていると判断した場合には、S33に移行し、印刷データに基づいて算出部11aにより必要インク量を算出する。そしてS33で算出した必要インク量をファイルに格納して(S34)、ファイルの有効無効フラグをセットする(S35)。
【0054】
図5のフローチャートは、演算制御部11が、必要インク量比較部11bと、予め格納されている許容誤差11cに基づいて、印刷装置30の累計手段1bより送出される実際の使用インク量と、記憶手段12に格納されている必要インク量とを比較し、その差分が許容誤差11cの範囲であり、且つ使用インク量の方が多い場合についてのみ、この使用インク量を必要インク量としてファイル内のデータを書き直す動作を示すものである。
【0055】
まずS51において、有効無効フラグがリセットされていると判断すると、S57に移り、印刷装置30より送信されてきた実際の使用量を記憶手段12のファイルに書き込むと共に、S58でファイルのフラグをセットする。
【0056】
一方、S31において、フラグがセットされていると判断すると、S32にて、印刷装置30より送信されてきた実際の使用量から、記憶手段12に格納されている必要インク量を減算し、差分を求めてS53に移る。S53では、S52で求めた差が0より大きい場合、即ち、実際の使用量の方が多い場合についてのみS54へ進み、0或いは0より小さい場合には、そのまま処理を終了させる。
【0057】
S54では、実際の使用インク量を基に、印刷可能な部数を再度計算し、S55にて使用者に告知する。
【0058】
次いでS56にて、差が許容範囲内であるか否かを判断して、範囲外であれば処理を終了し、範囲内であればS57において、ファイルが格納されている必要インク量を実際の使用量に書き換えることとなる。
【0059】
以上が本発明の一実施形態の説明であるが、ホストコンピュータ31における記憶手段12への格納にあたっては、印刷データを所定の単位毎にブロック分割し、各ブロック毎に、必要なインク量及びその有効無効を示すフラグを格納しておく構成がより望ましい。 この場合には、対応するブロックの必要インク量を記録した場合に対応するフラグをセットし、対応するブロックの印刷データが変更された場合に対応するフラグをリセットし、演算制御部11は、各ブロックの全フラグがセットされている場合のみ、ファイルに記録されている各必要インク量を集計して、印刷データの必要インク量とする。このことにより、大きなデータの一部が変更された場合などの無駄な再計算を省くことが可能である。
【0060】
また、本発明の別の実施形態として、印刷装置30における前述したインクの使用量を累計するインク使用量累計手段1bを、実際の印刷を行わずに印刷データのインク使用見込み量を予測(シミュレート)できるように構成し、演算制御部1を印刷要求のない場合に、その旨をホストコンピュータ31へ通知させる構成とし、一方、ホストコンピュータ31においては、印刷データがない旨の通知を受けた場合に、必要インク量を計算したい所定の印刷データを印刷装置30へ送信して、11bにてインク使用見込み量を算出させ、その値を必要インク量として記憶手段12のファイルに記録させる構成にしても良い。 これにより、本プリントシステムによれば、実際に印刷することなく、印刷装置の空いている時間を利用して未印刷データのインク使用量を累計する手段によって測定することができるので、より正確な必要インク量を利用することが可能である。
【0061】
この場合には、最近印刷データの修正が行なわれ、必要インク量の算出が必要なものから実施できるように、ホストコンピュータ31において、必要インク量の有効無効を示すフラグがリセットされているファイルを優先して、印刷装置にインク使用見込み量を算出させる構成であることが望ましい。
【0062】
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、趣旨から逸脱しない範囲で種々の応用が可能であることはいうまでもない。
【0063】
例えば、本実施形態では、ホストコンピュータ31に記憶手段12、表示部14、及び入力部15をあたかも一体的に内蔵しているかのように記載しているが、これら手段の一部又は全部はお互いに信号伝送可能な形態で接続されていれば良く、例えば記憶手段12がネットワーク共有された他の情報処理装置の記憶手段であったり、ネットワーク接続された情報携帯機器の入力手段15のように別体に設けられていても良い。また、ホストコンピュータ31を装置全体を制御する制御部、印刷装置30を装置内に設けられたプリンタエンジン等として、これらを一体的に設けたデジタル画像形成装置として見なしても良い。
【0064】
さらに情報処理装置に対して所定のデータを入力するのも、接続された記録媒体上の画像データや文字データ等を入力する場合や、他の装置から電話回線やネットワーク回線、汎用接続(SCSI:Small Computer System Interface)等を介して外部スキャナ等で入力される場合、キーボードやポインティングデバイスでファイルを作成するよう入力する場合等が含まれる。
【0065】
さらにまた、上述した処理方法の全部又は一部をソフトウェアとして実現しても同様な効果が得られることはいうまでもなく、複写、消去、更新、配布等が容易になる新たな効果が期待できることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、残りインク(顕像剤)のうちの使用可能量と印刷データの一部あたりの必要インク量を算出し、検知又は算出されたインク量残量を1部あたりに必要なインク量で除することで、何部印字することができるのかを算出でき、使用者にとって印刷途中で印字ができなくなったりするという不具合を解消でき、操作性が大幅に向上するという格別な効果を奏する。
【0067】
また1部あたりの必要インク量を算出した誤差が蓄積するので、印刷したことのあるデータについては、実際に使用したインク量をファイルに記録して使用できるようにし、さらに、残りインクの使用可能性としては、現在の残りインク量から既に受け付けた印刷要求で使用見込みのインク量を除した値を用いるように構成することで、使用者に対して告知できる残量情報の精度をより向上させることができる。
【0069】
本発明では、残りのインク量(顕像剤量)で印刷し得る部数が、記録紙の大きさに見合った平均値等の誤差の多い値を採用するのではなく、実際に印刷で使用とする個別のデータの印刷に要するインク量から計算されるので、残りのインクで印刷データの印刷可能な部数を的確に把握でき、正確に表示して使用者に告知することができ、操作性が格段に向上するという効果がある。
【0070】
また、上記情報処理手段が上記印刷手段に対し、上記印刷データと共に、上記印刷データを所定部数だけ印刷するのに必要な顕像剤量情報を送信すると共に、上記印刷手段は上記情報処理手段に対し、検出或いは算出した上記残量情報から所定部数だけ印刷するのに必要な前記顕像剤量情報を差し引いた情報を送信することを特徴とする。
することができ、操作性が格段に向上するという効果がある。
【0071】
従って、既に受け付けた印刷データは、特に問題のない限り先に出力されることから、その分の印刷に使用される必要なインク量を、ホストコンピュータ等の情報処理装置から印刷データと共に送信させ、印刷装置側では、この必要インク量を実際のインク残量より差し引いてインク使用可能量とすることができ、より正確なインク使用可能量を求め、使用者に対して適切な部数情報を告知することが可能となる。
【0072】
本発明によれば、また、上記印刷手段が印刷完了したとき又は上記情報処理手段から上記印刷手段に対し変更された上記印刷条件情報が送信された際、上記印刷手段は上記情報処理手段に対し、上記残量情報から印刷するのに必要な顕像剤量情報を差し引いた情報を送信することを特徴とするので、既に受け付けていた印刷データの取消が指示された場合や、印刷部数が変更された場合、既に受け付けていた印刷データの印刷を終了した時点等でも、必要なインク量に基づいた予測の使用インク量ではなく、実際に使用したインク量としてインク残量を求めることができ、印刷完了時や印刷要求変更時にインク使用可能量の算出を実施することで、状況が変化した場合でも、最新のインク使用可能量を利用することができる。
【0073】
本発明によれば、また、上記情報処理手段に入力された上記印刷データと、印刷するのに必要な顕像剤量情報と、前記顕像剤量情報が有効を無効かを判定するための判定フラグ情報とを対応付けて格納する格納手段を有し、上記情報処理手段は、前記顕像剤量情報を前記格納手段に格納する場合に前記判定フラグ情報をセット状態とする一方、上記印刷データが変更される場合に前記判定フラグ情報をリセット状態とし、前記判定フラグ状態がセットされている場合には、前記格納手段に格納されている前記顕像剤量情報を印刷に必要な顕像剤量情報として印刷手段に送信することを特徴とするので、印刷データ毎の必要インク量は、データの書き換え等が行なわれない限り変わらないことから、以前に利用した必要インク量を、この必要インク量の有効無効を示すフラグと一緒に印刷データと共に記録しておくことで、必要となる毎に一々必要インク量を計算しなくても、以前の計算値を利用することができ、処理を簡素化しながら印刷可能な部数の正確な把握ができるという効果がある。
【0074】
本発明によれば、また、上記印刷手段が、印刷中に実際に使用された顕像剤量を累計した累計情報を求める使用顕像剤量累計手段を有し、印刷後に前記累計情報を上記情報処理手段に送信し、上記情報処理手段は、送信された前記累計情報に基づき、上記格納手段に格納された上記顕像剤量情報を設定することを特徴とするので、格納手段にファイルとして記録される必要なインク量が、印刷時に実際に使用されたインク量にて設定、更新され、より正確に必要インク量を求め、利用することができる。請求項6に記載の発明によれば、請求項5において、上記情報処理手段が、上記使用顕像剤量累計手段で求められた上記累計情報と、上記格納手段に格納された上記顕像剤量情報とを比較する比較手段を有し、前記比較手段の比較結果に基づき、両者の差異が所定範囲内であって、且つ上記使用顕像剤量累計手段で求められた顕像剤量の方が大きい場合には、上記格納手段に格納されている上記顕像剤量情報を上記使用顕像剤量累計手段で求められた上記累計情報に更新することを特徴とする。
【0075】
例えばインクヘッドのノズルが詰まった場合など、詰まりを取り除くためにインクが噴出されて使用され、前述のインクの使用量を累計する手段では、このような印刷途中に目詰まり解消に使用された、印刷とは関係ないインク量も累計するようになっているが、上記構成により、累計する手段による使用インク量と、記録されている必要インク量(印刷データにより算出)との差異に所定の許容範囲を設けておき、この範囲内の場合のみ実際の使用インク量として扱うことにより、印刷装置のトラブル等による影響を受けないようにできる。そして、許容範囲内であり、且つ実際の使用インク量の方が多い場合のみファイルを書き直すことで、処理を簡素化しながらも、使用インク量を少なく見積り印刷動作の不具合を招来するといった問題を回避できる。
【0076】
本発明によれば、また、上記情報処理手段が、上記使用顕像剤量累計手段で求められた上記累計情報と、上記格納手段に格納された上記顕像剤量情報とを比較する比較手段を有し、前記比較手段の比較結果に基づき、両者の差異が所定範囲内であって、且つ上記使用顕像剤量累計手段で求められた顕像剤量の方が大きい場合には、上記告知手段により、その旨を使用者に告知することを特徴とする。
【0077】
従って、印刷中のインクの使用量を累計する手段にて求められた使用インク量が、ファイルに記録されている必要インク量よりも多い場合、使用インク量を少なく見積り、告知されていた必要部数の印刷ができないことと問題が発生するので、このような事態を招来した場合には、使用者に告知することで、印刷部数の予測に誤りが生じる可能性を認識させ得る。また、この告知をトリガとして印刷可能部数の再計算を行うような構成とすることも可能である。
【0078】
本発明によれば、また、上記印刷手段が、上記使用顕像剤量累計手段を用いて、実際の印刷を行わずに顕像剤の使用見込み量を試算する見込み量試算手段を有し、試算された顕像剤の前記使用見込み量を上記情報処理手段へ送信すると共に、上記情報処理手段は、上記印刷データと印刷条件情報とを前記印刷手段に送信して前記使用見込み量を試算させ、返信された前記使用見込み量に基づき、上記格納手段に格納されている上記顕像剤量情報を更新することを特徴とするので、実際に印刷することなく、印刷装置の空いている時間等を利用して未印刷のデータのインク使用量を累計する手段にて測定でき、必要インク量を随時求め、利用することができる。
【0079】
本発明によれば、また、上記情報処理手段が、対応付けられた上記判定フラグ情報がリセット状態である上記印刷データを優先して、上記印刷装置に対し上記使用見込み量を試算させることを特徴とするので、例えば最近印刷データの修正が行なわれ、必要インク量の算出が必要ないものから実施できるので、例えば空き時間を利用した請求項8による必要インク量の算出が、より有効に実施することができる。
【0080】
本発明によれば、また、上記格納手段が、上記顕像剤量、上記判定フラグ情報を、上記印刷データの所定単位毎に格納可能であり、上記判定フラグ情報がセット状態である単位については、格納されている各々の上記顕像剤量を集計して用いることを特徴とするので、請求項4の構成では、例えば多数頁からなる原稿の場合など、そのうちの1頁が修正されても、印刷データの変更が必要となり、印刷に必要なインク量の計算を再度行う不具合が生じていたところ、本構成により、印刷データを複数のブロック(単位)に分類して個々のブロック毎にフラグを立てるので、フラグがリセットされているブロックのデータのみ必要インク量を再計算すれば良く、大きなデータの一部が変更された場合などで無駄な再計算を省くことができ、処理を高速化したり、負担を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリントシステム全体の構成を表わす説明図である。
【図2】本発明の実施形態に係るメインフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に係るS1のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施形態に係るフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施形態に係るフローチャートである。
【符号の説明】
Claims (8)
- 情報処理手段と、顕像剤を用いて印刷を行う印刷手段と、印刷データを入力するための入力手段と、使用者に告知を行う告知手段とから構成され、前記情報処理手段、前記印刷手段、前記入力手段、及び前記告知手段は信号伝送手段を介して相互に接続されると共に、前記入力手段を介して入力された前記印刷データと使用者からの印刷条件情報に基づき、前記印刷データと前記印刷条件情報とを前記印刷手段に送信して所定部数の印刷を行うプリントシステムにおいて、
上記印刷手段は、検出或いは算出した顕像剤の残量情報を上記情報処理手段へ送信可能であり、上記情報処理手段は、濃度や解像度、倍率、用紙サイズ等の情報を含む上記印刷データに基づいて1部だけ印刷するのに必要な顕像剤量情報を算出し、算出された1部当りに必要な前記顕像剤量情報と、前記印刷手段から送信された前記残量情報とから、上記印刷手段が印刷可能な部数情報を算出し、上記告知手段から告知し、
上記情報処理手段は上記印刷手段に対し、上記印刷データと共に、上記印刷データを所定部数だけ印刷するのに必要な顕像剤量情報を送信し、上記印刷手段は上記情報処理手段に対し、検出或いは算出した上記残量情報から所定部数だけ印刷するのに必要な前記顕像剤量情報を差し引いた情報を前記現像剤の残量情報として送信し、さらに、上記情報処理手段から上記印刷手段に対し変更された印刷部数が送信された際には、上記印刷手段は上記情報処理手段に対し、上記残量情報から印刷するのに必要な顕像剤量情報を差し引いた情報を送信し、
上記印刷手段が印刷完了したときには上記印刷手段は検出或いは算出した顕像剤の残量情報を上記情報処理手段へ送信することを特徴とするプリントシステム。 - 情報処理手段と、顕像剤を用いて印刷を行う印刷手段と、印刷データを入力するための入力手段と、使用者に告知を行う告知手段とから構成され、前記情報処理手段、前記印刷手段、前記入力手段、及び前記告知手段は信号伝送手段を介して相互に接続されると共に、前記入力手段を介して入力された前記印刷データと使用者からの印刷条件情報に基づき、前記印刷データと前記印刷条件情報とを前記印刷手段に送信して所定部数の印刷を行うプリントシステムにおいて、
上記印刷手段は、検出或いは算出した顕像剤の残量情報を上記情報処理手段へ送信可能であり、上記情報処理手段は、濃度や解像度、倍率、用紙サイズ等の情報を含む上記印刷データに基づいて1部だけ印刷するのに必要な顕像剤量情報とを算出し、算出された1部当りに必要な前記顕像剤量情報と、前記印刷手段から送信された前記残量情報とから、上記印刷手段が印刷可能な部数情報を算出し、上記告知手段から告知し、
上記情報処理手段に入力された上記印刷データと、印刷するのに必要な顕像剤量情報と、前記顕像剤量情報が有効を無効かを判定するための判定フラグ情報とを対応付けて格納する格納手段を有し、上記情報処理手段は、前記顕像剤量情報を前記格納手段に格納する場合に前記判定フラグ情報をセット状態とする一方、上記印刷データが変更される場合に前記判定フラグ情報をリセット状態とし、前記判定フラグ状態がセットされている場合には、前記格納手段に格納されている前記顕像剤量情報を印刷に必要な顕像剤量情報として印刷手段に送信することを特徴とするプリントシステム。 - 上記印刷手段は、印刷中に実際に使用された顕像剤量を累計した累計情報を求める使用顕像剤量累計手段を有し、印刷後に前記累計情報を上記情報処理手段に送信し、上記情報処理手段は、送信された前記累計情報に基づき、上記格納手段に格納された上記顕像剤量情報を設定することを特徴とする請求項2に記載のプリントシステム。
- 上記情報処理手段は、上記使用顕像剤量累計手段で求められた上記累計情報と、上記格納手段に格納された上記顕像剤量情報とを比較する比較手段を有し、前記比較手段の比較結果に基づき、両者の差異が所定範囲内であって、且つ上記使用顕像剤量累計手段で求められた顕像剤量の方が大きい場合には、上記格納手段に格納されている上記顕像剤量情報を上記使用顕像剤量累計手段で求められた上記累計情報に更新することを特徴とする請求項3に記載のプリントシステム。
- 上記情報処理手段は、上記使用顕像剤量累計手段で求められた上記累計情報と、上記格納手段に格納された上記顕像剤量情報とを比較する比較手段を有し、前記比較手段の比較結果に基づき、両者の差異が所定範囲内であって、且つ上記使用顕像剤量累計手段で求められた顕像剤量の方が大きい場合には、上記告知手段により、その旨を使用者に告知することを特徴とする請求項3に記載のプリントシステム。
- 上記印刷手段は、上記使用顕像剤量累計手段を用いて、実際の印刷を行わずに顕像剤の使用見込み量を試算する見込み量試算手段を有し、試算された顕像剤の前記使用見込み量を上記情報処理手段へ送信すると共に、上記情報処理手段は、上記印刷データと印刷条件情報とを前記印刷手段に送信して前記使用見込み量を試算させ、返信された前記使用見込み量に基づき、上記格納手段に格納されている上記顕像剤量情報を更新することを特徴とする請求項3に記載のプリントシステム。
- 上記情報処理手段は、対応付けられた上記判定フラグ情報がリセット状態である上記印刷データを優先して、上記印刷装置に対し上記使用見込み量を試算させることを特徴とする請求項6に記載のプリントシステム。
- 上記格納手段は、上記顕像剤量、上記判定フラグ情報を、上記印刷データの所定単位毎に格納可能であり、上記判定フラグ情報がセット状態である単位については、格納されている各々の上記顕像剤量を集計して用いることを特徴とする請求項2に記載のプリントシステム。
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