JP3721556B2 - ターンバックル型のワイヤ緊張装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、手すりや柵等の支柱間にワイヤを張り渡し、あるいは天井と床との間や、壁面に沿ってワイヤを張り渡す場合などに使用されるワイヤ緊張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置は特開平8−93167号公報や、特開2000−297849公報等に公知である。そこでは、ワイヤの一端をワイヤ固定具で受け止め、ワイヤの他端をワイヤ緊張具で引き寄せて、支柱間に張り渡したワイヤを緊張させている。ワイヤ緊張具は、ケースと、ケース内に収容されるボールチャックなどで構成されており、ケースを支柱の取付金具にねじ込み操作することにより、ワイヤを引き寄せ操作できる。ワイヤ固定具は、ケース内に圧縮コイル形のばねを備えており、このばねでワイヤのエンド金具を張り方向へ移動付勢することにより、気温等によるワイヤの伸びを吸収できる。実開平3−55761号公報には、ワイヤ緊張具をターンバックルを介して取付金具に連結する形態のワイヤ緊張装置が開示されている。
【0003】
ボールチャックをクランプ要素とするワイヤ緊張具は、ワイヤをボールチャックで直接的にクランプ固定するので、ワイヤの張り渡し長さが短くなるような場合にも、ワイヤの不用部分を切断するだけでよく、施工現場での仕様変更に柔軟に対応できる。しかし、クランプ要素としてボールチャックを用いるので、全体コストが高く付くのを避けられない。
【0004】
全体コストを削減するために、ワイヤ緊張具をターンバックル状に構成した、廉価版のワイヤ緊張装置が流通している。そこでは、図7に示すように、支柱41に固定される第1ボルト42と、ワイヤ43の端部にかしめ固定される第2ボルト44と、両ボルト42・44がねじ込まれるターンバックル本体45と、一対のロックナット46などでワイヤ緊張具を構成している。両ボルト42・44の一方は右ねじで形成し、他方は左ねじで形成してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ターンバックル型の上記ワイヤ緊張具は、第1・第2の両ボルト42・44をターンバックル本体45の両端から対向する向きにねじ込む形態を採るので、ワイヤ緊張具の全長寸法が大きくなるのを避けられず、体裁に問題がある。ターンバックル本体45や両ボルト42・44の長さを短くすることは容易であるが、そうすると、ターンバックルの調整可能範囲が狭まるので、支柱41の間隔のばらつきに柔軟に対応できなくなる。この種のワイヤ緊張装置では、支柱41の間隔寸法に応じて、ワイヤ43の両端に第2ボルト44とエンド金具(図示していない)を予めかしめ固定しており、ワイヤ43の長さを施工現場で調整できないからである。
【0006】
ワイヤ43を支柱間に張り渡した状態においては、両ボルト42・44と、ターンバックル本体45の全てが支柱41の一側に大きく突出する。そのため、例えばワイヤ43に乗り上がって、あるいはワイヤ端に固定した第2ボルト44を足掛かりにして、ワイヤ緊張具が上下に揺さぶられるようないたずらを受けるとき、各ボルト42・44とターンバックル本体45との連結端に大きな曲げモーメントを生じ、最悪の場合にはねじ軸が曲がったり、ねじ山が変形して、以後はワイヤの緩みを矯正できなくなってしまうことがある。因みに、支柱の間隔やワイヤ直径にもよるが、冬期と夏期の温度差によって、ワイヤの単位長さ当りの伸び量(緩み量)が相当量にも達するので、ワイヤの伸縮変形をワイヤ固定具側のばねだけで吸収するのは難しい。
【0007】
この発明の目的は、ワイヤを支柱間に張り渡した状態におけるワイヤ緊張具の支柱からの突出寸法を小さくでき、従ってワイヤ緊張装置の体裁を向上しながら、ワイヤの伸縮調整代を十分に確保できるターンバックル型のワイヤ緊張装置を提供することにある。この発明の目的は、いたずら等によってワイヤ緊張具に強い外力が作用するような場合にも、ねじ軸やねじ山の変形をよく防止でき、従って施工後であっても必要に応じてワイヤの張力調整を支障なく行えるワイヤ緊張装置を提供することにある。この発明の目的は、温度差によるワイヤの緩みをワイヤ固定具で吸収でき、従ってワイヤ緊張具によるワイヤの張力調整と相俟って、ワイヤの張力を過不足なく常に適正化できるワイヤ緊張装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明のワイヤ緊張装置は、隣接する支柱1・1の一方に固定されるワイヤ緊張具3と、他方に固定されるワイヤ固定具2と、これら両者2・3の間に張り渡されるワイヤ4とからなる。ワイヤ緊張具3は、支柱1に固定される第1ボルト16と、ワイヤ4の一端にかしめ固定される第2ボルト17と、両ボルト16・17に同時にねじ込まれて第2ボルト17を第1ボルト16の側へ引き寄せ操作するターンバックル本体18とからなる。第2ボルト17は、ワイヤ4の端部がかしめ固定されるかしめ部25と、ターンバックル本体18にねじ込まれるねじ軸26とを一体に備えている。ターンバックル本体18のワイヤ連結端側の内面に、ワイヤ4を緊張した状態において、第2ボルト17のかしめ部25を収容する凹部30が形成されている。
【0009】
第1ボルト16のねじ径Dは、第2ボルト17のねじ軸26のねじ径dより大きく設定する。ワイヤ4を緊張した状態において、第2ボルト17のねじ軸26の入り込みを許す逃げ凹部32が、第1ボルト16の第2ボルト17との対向端に形成されている。
【0010】
ワイヤ固定具2は、支柱1に固定される連結具8と、連結具8にねじ込み固定される筒状のケース9と、ケース9内に収容したワイヤ4のエンド金具5とケース9の内突端との間に配置した伸び吸収用の圧縮コイル形のばね10とを含むものとすることができる。
【0011】
第1ボルト16の内部に、支柱1に挿通したボルト23にねじ込まれる雌ねじ20と、第1ボルト16ボルト23にねじ込み操作する断面非円形の操作部21とを設け、操作部21は先に説明した逃げ凹部32を兼ねているものとすることができる。
【0012】
【発明の作用効果】
ターンバックル本体18に凹部30を設け、ワイヤ4を支柱間に張り渡した状態において、第2ボルト17のかしめ部25を凹部30内に収容するので、第2ボルト17がターンバックル本体18の内部に入り込んだ寸法分だけ、ワイヤ緊張具3の支柱1からの突出寸法が小さくなる。とくに、図1に示すようにターンバックル本体18を第1ボルト16に対して殆どねじ込んだ状態において、かしめ部25の殆どが凹部30内に入り込むように、各部の長さを設定しておくと、ワイヤ4を緊張した状態における、ワイヤ緊張具3の支柱1からの突出寸法をターンバックル本体18の長さにほぼ一致させて最小限化でき、両ボルト16・17がターンバックル本体18の両側方に突出するのを解消して、外観上の体裁を向上できる。
【0013】
凹部30内に入り込んだかしめ部25は、図6に示すように、ごく小さな余裕隙間を介して凹部30の内周面と対向している。従って、いたずら等によってワイヤ4上に人が乗り上がる場合には、かしめ部25の周面が凹部30に接して、ワイヤ4に作用する外力をターンバックル本体18と第2ボルト17とで協同して受け止めることができる。また、ワイヤ緊張具3に人が乗り上がる場合には、ターンバックル本体18と第1ボルト16とが協同して外力を受け止めることができる。従って、いたずら等によってワイヤ4やワイヤ緊張具3に大きな外力が作用するような場合にも、各ボルト16・17のねじ軸やねじ山が変形するのを防止でき、手すりや柵等を構築した後でも、必要に応じてワイヤ4の張力調整を支障なく行える、いたずらに対して効果的に耐性を発揮できる、構造強度に優れたワイヤ緊張装置が得られる。
【0014】
ワイヤ4を緊張した状態において、第2ボルト17のねじ軸26の端部を第1ボルト16の逃げ凹部32内に入り込ませるようにしたワイヤ緊張具3によれば、第2ボルト17の有効ねじ部長さを大きくでき、その分だけワイヤ緊張時の調整代2を拡大できるにもかかわらず、ワイヤ緊張具3の支柱1からの突出寸法を小さくできる。
【0015】
ワイヤ固定具2にワイヤ4の伸びを吸収する圧縮コイル形のばね10を設けたワイヤ緊張装置によれば、温度差に基づくワイヤ4の伸び変形を先のばね10で吸収して、ワイヤ4が支柱間で弛むのを防止でき、この発明のワイヤ緊張装置で構築した手すりや柵等の体裁を長期にわたって良好な状態に維持し続けることができる。
【0016】
第1ボルト16を支柱1に挿通した別のボルト23で締結固定するようにし、第1ボルト16に設けられるねじ込み操作用の操作部21を逃げ部32として利用すると、第1ボルト16に別途逃げ部32を形成する必要がないので、その分だけワイヤ緊張具3の製造に要するコストを削減して、ターンバックル型のワイヤ緊張装置の全体コストをさらに減らすことができる。
【0017】
【実施例】
図1ないし図6はこの発明に係るワイヤ緊張装置の実施例を示す。図3において、符号1は隣接配置した支柱、2・3は各支柱1に対向状に固定したワイヤ固定具とワイヤ緊張具、4はワイヤ固定具2およびワイヤ緊張具3で張られたステンレス製のワイヤであり、その一端には断面六角形のエンド金具5がかしめ固定され、他端には第2ボルト17がかしめ固定してある。
【0018】
図2および図4においてワイヤ固定具2は、支柱1にボルト7で締結固定される連結具8と、連結具8にねじ込み固定されるケース9と、ケース9内に収容した先のエンド金具5とケース9の内奥端との間に配置した圧縮コイル形のばね10とからなる。連結具8は、六角穴付ボルト状に構成されており、その内部にボルト7用の雌ねじ11と、断面六角形の操作部12とを有し、外周面にケース9をねじ込むための雄ねじ13が形成してある。ケース9は一端が開口する有底筒体からなり、その開口端の側の内面に雄ねじ13に対応する雌ねじ14を形成し、ケース内奥壁にワイヤ4を通す挿通口15を開口してなる。連結具8およびケース9はそれぞれステンレス鋼材で形成する。ワイヤ固定具2は、ケース9内にばね10を収容した後、ワイヤ4の端部にエンド金具5をかしめ固定するので、ケース9とばね10とエンド金具5、さらにワイヤ他端にかしめ固定した第2ボルト17とは一組の部材として取り扱うことになる。
【0019】
図1および図4においてワイヤ緊張具3は、支柱1に固定される第1ボルト16と、ワイヤ4にかしめ固定した第2ボルト17と、両ボルト16・17に同時にねじ込まれるターンバックル本体18とからなる。第1ボルト16は、先の連結具8と同様に六角穴付きボルト状に構成されており、その内部に雌ねじ20と断面六角形の操作部21を有し、外周面にターンバックル本体18をねじ込むための雄ねじ22が形成してある。この雄ねじ22は右ねじで形成する。支柱1に挿通したボルト23を雌ねじ20にねじ込むことにより、第1ボルト16が支柱1に固定される。第1ボルト16は、その操作部21の深さが連結具8の操作部21の深さより大きい点で連結具8と異なっており、これは後述するように操作部21で逃げ凹部32を兼ねるようにして、構造の簡素化を図り、さらにワイヤ緊張時の調整代を大きくするためである。
【0020】
第2ボルト17は、ワイヤ4の端部がかしめ固定されるかしめ部25と、ターンバックル本体18にねじ込まれるねじ軸26とを一体に備えている。かしめ部25の周面は断面六角形に形成してあり(図6参照)、その周面にスパナやレンチを係合できる。これは、ターンバックル本体18をねじ込んでワイヤ4を緊張させるとき、第2ボルト17がターンバックル本体18と同行回転するのを防ぎ、さらにワイヤ4がねじ込み方向へ回転されて撚り形態が変わるのを防ぐためである。ねじ軸26は左ねじで形成し、図4に示すようにそのねじ径dを先の第1ボルト16の雄ねじ22のねじ径Dより小さく寸法設定している。この実施例では、ねじ軸26のねじ径dを、雄ねじ22のねじ径Dの2分の1に設定した。第1・第2の両ボルト16・17は、それぞれステンレス鋼材で形成する。
【0021】
ターンバックル本体18は丸棒状の施削加工品あるいは型鍛造品からなり、その内面に第1ボルト16の雄ねじ22とかみ合う雌ねじ28と、第2ボルト17のねじ軸26とかみ合う雌ねじ29と、ワイヤ4を緊張した状態において第2ボルト17のかしめ部25を収容する凹部30とが形成してある。本体周面の対向2個所には、スパナやレンチを係合するための操作溝31が形成してある。図6に示すように、先の凹部30は断面円形の穴として形成してあり、その直径値がかしめ部25の対頂寸法より僅かに大きく設定してある。また、凹部30の奥行寸法は、かしめ部25の全長と同じか、これより僅かに大きく設定する。
【0022】
次に、ワイヤ4の張り渡し手順を説明する。まず、連結具8と第1ボルト16とは、それぞれボルト7およびボルト23で支柱1・1に固定する。次にワイヤ固定具2のケース9の雌ねじ14の全体を連結具8にねじ込んで、ワイヤ4の張り基準とする。ワイヤ4の他端に固定した第2ボルト17のねじ軸26を、図4に示すようにターンバックル本体18の雌ねじ28にねじ込む。さらに、ターンバックル本体18の他端側の雌ねじ28を第1ボルト16にねじ込み、第1・第2の両ボルト16・17とターンバックル本体18の三者を仮り組みする。最後に、かしめ部25をスパナ等で回転不能に係合保持した状態で、操作溝31に係合したスパナ等でターンバックル本体18を締め込むことにより、第2ボルト17を第1ボルト16側へ引き寄せて、ワイヤ4を緊張させる。多くの場合には、図1に示すようにターンバックル本体18の殆どを第1ボルト16にねじ込んだ状態において、図2に示すようにワイヤ固定具2のばね10が全圧縮されるか、その直前の状態にまで圧縮されるように、各部の長さを設定しておく。
【0023】
上記のように、ワイヤ4を完全に張り終えた状態では、第1ボルト16の全体がターンバックル本体18内へ入り込み、さらに第2ボルト17のかしめ部25の殆どが凹部30内へ入り込む。また、第2ボルト17のねじ軸26の先端は、第1ボルト16の操作部21内に入り込んで、第1ボルト16との干渉を避けている。従って、ワイヤ緊張具3の支柱1からの突出寸法を小さくできる。操作部21は第2ボルト17の逃げ凹部32を兼ねていて、その深さ寸法分だけワイヤ緊張具3の調整代を拡大できる。
【0024】
いたずら等によって、ワイヤ4上に人が乗り上がる場合に、かしめ部25は下向きにたわみ変形しようとするが、上記のようにかしめ部25を凹部30内に収容すると、かしめ部25がたわみ変形し始めるのと同時に、その周面が凹部30で受け止められるので、ターンバックル本体18と第2ボルト17との両者で外力に対抗でき、従って先のようないたずらを受ける場合にも、ねじ軸26やそのねじれが変形するのをよく防止できる。ターンバックル本体18上に人が乗り上がる場合にも、第1ボルト16とターンバックル本体18が協同して外力に対抗するので、同様にねじ部の変形を避けることができる。
【0025】
上記の実施例以外に、連結具8および第1ボルト16は、それぞれ支柱1に対して溶接で固定できる。ワイヤ固定具2のばね10とケース9との間に、張設時におけるワイヤ4の回転を吸収するスラストベアリング、若しくは同種のブッシュを介装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤ緊張具の縦断正面図である。
【図2】ワイヤ固定具の縦断正面図である。
【図3】ワイヤの張設例を示す正面図である。
【図4】ワイヤ緊張装置の緊張前の状態の縦断面図である。
【図5】図1におけるA−A線断面図である。
【図6】図1におけるB−B線断面図である。
【図7】従来のワイヤ緊張装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 支柱
3 ワイヤ緊張具
4 ワイヤ
16 第1ボルト
17 第2ボルト
18 ターンバックル本体
25 かしめ部
26 ねじ軸
30 凹部
32 逃げ凹部

Claims (4)

  1. 隣接する支柱1・1の一方に固定されるワイヤ緊張具3と、他方に固定されるワイヤ固定具2と、これら両者2・3の間に張り渡されるワイヤ4とからなり、
    ワイヤ緊張具3は、支柱1に固定される第1ボルト16と、ワイヤ4の一端にかしめ固定される第2ボルト17と、両ボルト16・17に同時にねじ込まれて第2ボルト17を第1ボルト16の側へ引き寄せ操作するターンバックル本体18とからなり、
    第2ボルト17は、ワイヤ4の端部がかしめ固定されるかしめ部25と、ターンバックル本体18にねじ込まれるねじ軸26とを一体に備えており、
    ターンバックル本体18のワイヤ連結端側の内面に、ワイヤ4を緊張した状態において、第2ボルト17のかしめ部25を収容する凹部30が形成してあることを特徴とするターンバックル型のワイヤ緊張装置。
  2. 第1ボルト16のねじ径Dが、第2ボルト17のねじ軸26のねじ径dより大きく設定されており、
    ワイヤ4を緊張した状態において、第2ボルト17のねじ軸26の入り込みを許す逃げ凹部32が、第1ボルト16の第2ボルト17との対向端に形成してある請求項1記載のターンバックル型のワイヤ緊張装置。
  3. ワイヤ固定具2が、支柱1に固定される連結具8と、連結具8にねじ込み固定される筒状のケース9と、ケース9内に収容したワイヤ4のエンド金具5とケース9の内突端との間に配置した伸び吸収用の圧縮コイル形のばね10とを含む請求項1または2記載のターンバックル型のワイヤ緊張装置。
  4. 第1ボルト16の内部に、支柱1に挿通したボルト23にねじ込まれる雌ねじ20と、第1ボルト16をボルト23にねじ込み操作する断面非円形の操作部21とが設けられて、
    操作部21が逃げ凹部32を兼ねている請求項2または3記載のターンバックル型のワイヤ緊張装置。
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