JP3809970B2 - ワイヤ緊張装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤを2点間にたるみなく張り渡すためのワイヤ緊張装置に関する。ワイヤ緊張装置は、例えば手すりや柵の支柱に装着されて支柱間にワイヤを張り渡し、あるいは天井と床との間や、壁面に沿ってワイヤを張り渡す場合などに使用する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置は、特開平8−93167号公報に公知である。そこでは、図7に示すようにワイヤ固定具40とワイヤ緊張具41とでワイヤ42の両端を固定する。ワイヤ固定具40はボールチャック43を利用して構成してあり、ケース44から突出するホルダー45の操作部46にロックナット47をねじ込み、操作部46およびロックナット47の外面をケース44にねじ込んだ防護キャップ48で覆っている。ロックナット47を操作部46にねじ込んで、ホルダー45のケース内方への退入を阻止することにより、ワイヤ42を分離不能にクランプ固定できる。防護キャップ48はいたずら防止のために設けてある。ワイヤ固定具40およびワイヤ緊張具41は、それぞれ連結金具49を介して支柱等に連結固定する。
【0003】
ワイヤ緊張具41は、主ケース50とこれにねじ込まれるねじケース51を有し、ワイヤ42の端部に固定したエンド金具52を主ケース50内に収容し、エンド金具52とねじケース51との間にたるみ除去用のばね53を配置している。ばね53の両端部にはスリップワッシャ54を配置し、ねじケース51を主ケース50にねじ込む際のワイヤ42の連れ回りを防いでいる。55はバランスばねである。実開平7−10585号公報や同4−111944号公報にも同趣旨の緊張装置が見られる。実開平3−118053号公報には、ワイヤの連れ回り防止用にスラストベアリングを用いた緊張具が開示してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のワイヤ緊張装置は、たるみ除去用のばね53が緩衡作用を発揮できるように設定してある。そのため例えば人がワイヤ42にもたれ掛かるような場合に、ばね53のたわみ寸法(圧縮代)分だけワイヤ43がたるむのを避けられない。最悪の場合にはもたれ掛かった勢いで身体のバランスを崩すおそれがあり、安全性に問題がある。いたずら等によるワイヤ42の分離を避けるために、ロックナット47を設け、さらにその外面を防護キャップ48で覆っているが、防護キャップ48およびロックナット47を緩めてケース44から分離すると、ホルダー45を押し込み操作してワイヤ42のクランプを容易に解除でき、悪質ないたずらを阻止できない。ロックナット47および防護キャップ48の分だけワイヤ緊張装置のコストが高く付く。
【0005】
本発明の目的は、たるみ除去用のばねの圧縮変形に伴うワイヤのたるみを解消し、人がもたれ掛かるような場合にも、たるみを生じることなく外力に対抗できるワイヤ緊張装置を提供することにある。
本発明の目的は、ワイヤを張り渡した後に、ホルダーをクランプ解除することができず、従って、いたずらによってワイヤがワイヤ緊張具から分離されるのをよく防止できるワイヤ緊張装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のワイヤ緊張具は、ワイヤ1の一端を固定保持するワイヤ固定具2と、ワイヤ1の他端をワイヤ固定具2から遠ざかる側へ緊張操作するワイヤ緊張具3を備えている。ワイヤ固定具2は、ワイヤ1の端部に固定したエンド金具4を受け止める圧縮ばね5およびスラストベアリング6と、エンド金具4、圧縮ばね5、およびスラストベアリング6を収容する筒状のケース7と、ケース7の開口端に装着した取付金具9とを含む。ワイヤ緊張具3は、ワイヤ1の遊端をクランプ固定するボールチャック15と、ボールチャック15を収容する主ケース16と、主ケース16の内面とボールチャック15のケース22との間に配置したベアリング20と、主ケース16の開口端に緊張ねじ17を介してねじ込まれる取付金具19とを含み、主ケース16の外周面に締緩操作用の操作部32を形成する。緊張ねじ17のねじ込み代を圧縮ばね5を全圧縮できる寸法に設定する。
【0007】
具体的にはボールチャック15のケース22内に配置されるホルダー23の端部を主ケース17の一端に開口したワイヤ通口31の開口縁より内側に設けて、ホルダー23をクランプ解除操作不能に設ける。取付金具9・19は、周面に雄ねじ8a・17aが形成してある有底筒状のキャップ11と、キャップ11をブラケット12に締結するボルト13とで構成する。キャップ11の底壁にブラケット12に外嵌する係合穴14を設ける。ブラケット12および係合穴14の断面形状を相対回動不能な非円形状に形成する。
【0008】
【作用】
ワイヤ1を張り渡す場合には、各取付金具9・19を例えば支柱34等の取付対象に連結し、これらにワイヤ固定具2およびワイヤ緊張具3を装着して、ワイヤ1を仮張設する。次に、操作部32に工具を当てがって、主ケース16を緊張ねじ17を介して取付金具19にねじ込み、ワイヤ固定具2に設けた圧縮ばね5を全圧縮させて、ワイヤ1がたるむ余地を無くす。仮張設時には、ワイヤ固定具2に設けた圧縮ばね5が圧縮変形するので、ワイヤ1を容易に引き寄せ操作できる。緊張ねじ17を完全に締め込んで、圧縮ばねを全圧縮した状態では、それ以上ワイヤ1を引き寄せ操作できないので、ワイヤ1に外力が作用してもたるむことはない。ワイヤ1に作用するねじり力はスラストベアリング6およびベアリング20で逃がすことができる。
【0009】
ボールチャック15の全体を主ケース16内に収容し、ホルダー23の端部を主ケース16のワイヤ通口31より内側に位置させたワイヤ緊張具3によれば、主ケース16の外面側からホルダー23が操作されるのを阻止でき、いたずらによってワイヤ1が分離される余地を無くすことができる。いたずらの対象となる防護キャップやロックナットを省略できる分だけコストの減少にも役立つ。
ワイヤ固定具2およびワイヤ緊張具3は、それぞれ取付金具9・19にねじ込み連結される。このとき、キャップ11を回動不能に支持しておくために、キャップ11の側に設けた係合穴14とブラケット12の断面形状を非円形状に形成する。施工時には、キャップ11をブラケット12に係合した後、ボルト13をブラケット12にねじ込んでキャップ11の脱落を防ぐ。ブラケット12は支柱34等に予め溶接しておく。
【0010】
【実施例】
図1ないし図5は本発明に係るワイヤ緊張装置の実施例を示す。図1において符号1はワイヤ、2はワイヤ1の一端を固定保持するワイヤ固定具、3はワイヤ1の他端に設けたワイヤ緊張具である。
【0011】
ワイヤ固定具2は、ワイヤ1の端部にかしめ固定したエンド金具4を受け止める圧縮ばね5およびスラストベアリング6と、これら三者4・5・6を収容する有底筒状のケース7と、ケース7の開口端にねじ8を介して装着した取付金具9とからなる。ケース7、取付金具9、およびエンド金具4はそれぞれステンレス鋼材で形成する。エンド金具4は、ワイヤ1に外嵌する軸部4aと、軸部4aの一端に設けたフランジ部4bとからなり、フランジ部4bで圧縮ばね5の一端を受け止める。軸部4aの長さは、圧縮ばね5の全圧縮寸法と同じか、これより僅かに小さく設定する。圧縮ばね5の他端はケース7の内奥端に装填したスラストベアリング6で受け止める。ケース7の外周面には平行な一対以上の操作部7aを設け、筒端にはワイヤ通口7bを設ける。この実施例における操作部7aは、後述するワイヤ緊張具3の主ケース16と同様に八角形状に形成した。
【0012】
取付金具9は、周面に雄ねじ8aが形成してある有底筒状のキャップ11と、キャップ11をブラケット12に締結するボルト13とからなる。ブラケット12は四角形、六角形、八角形等の角軸で形成してあり、その一端を取付対象に予め溶接しておく。キャップ11の底壁にはブラケット12に外嵌できる同じ断面形状の係合穴14を通設する。キャップ11をブラケット12に外嵌した後、ボルト13をキャップ11の開口面の側からブラケット12に設けたねじ穴にねじ込むことにより、キャップ11を脱落不能に受け止めることができる。ボルト13は六角穴付きボルトからなり、頭部の直径寸法を係合穴14の対辺長よりも大きく設定する。
【0013】
ワイヤ緊張具3は、ワイヤ1の遊端をクランプ固定するボールチャック15と、ボールチャック15の全体を収容する有底筒状の主ケース16と、主ケース16の開口端に緊張ねじ17を介してねじ込んだ取付金具19およびベアリング20とからなる。
【0014】
ボールチャック15は、内面にテーパー面21を有するケース22と、ケース22内に組み込んだコーン形状のホルダー23と、ホルダー23で支持される大小2組のボール24・25と、ホルダー23をクランプ付勢する圧縮コイル形のばね26などで構成し、従来のボールチャックに比べて以下の点が異なる。ホルダー23をばね26の付勢力に抗してクランプ解除操作するための操作部を省略し、ホルダー23の端部をケース22の内部に位置させている。主ケース16の外面からホルダー23を操作できないようにし、いたずらの余地を無くすためである。ケース22の軸方向の長さを短縮して、ホルダー23の側端およびばね26のそれぞれをケース22外に露出している。ケース22の肩部に段落ち状の受座27を形成し、主ケース16の内奥端に配置したベアリング20を受座27で受け止めている。大小のボール24・25はそれぞれ3個を一組にして設けてあり、ワイヤ1を強固にクランプ固定できる。
【0015】
主ケース16にベアリング20およびケース22を装填した後、止め輪29をケース内面に嵌め込んでケース22を抜け止めする。さらに、ホルダー23とばね26を組み、主ケース16の内面に嵌め込んだ止め輪30でばね26の大径端を受け止めて、ボールチャック15を主ケース16と一体化する。この実施例ではベアリング20を複数個の鋼球で構成したが、ワイヤ固定具2のスラストベアリング6と同様のユニット部品化されたベアリングやスリップワッシャ等を用いることができる。主ケース16の内奥端の中央にはワイヤ通口31を通設し、ケース外周面に締結操作用の操作部32を設ける。操作部32はケース外周面に設けた平行な4対の平端面からなる(図4参照)。ケース内面の開口端寄りには、緊張ねじ17を構成する雌ねじ17bを形成する(図3参照)。
【0016】
取付金具19は先に説明した取付金具9と同じ部品であって、その周面に上記の雌ねじ17bに対応する雄ねじ17aを形成する。他は取付金具9と同じであるので同一部材に同じ符号を付して説明を省略する。なお、主ケース16、ケース22、ホルダー23および連結金具9・19はそれぞれステンレス鋼材で形成してある。緊張ねじ17のねじ込み代Sは、圧縮ばね5の圧縮代Tと同じか、これより大きく設定する。
【0017】
次にワイヤ緊張装置を用いて、図5に示すように隣接する支柱34・34の間にワイヤ1を張り渡す場合の作業手順を説明する。ブラケット12は各支柱34に予め溶接しておく。まず、取付金具9・19をそれぞれの開口面が対向する状態でブラケット12に組み、ボルト13を完全に締め込む。次に、図3に示すように主ケース16のねじ山の数条をキャップ11のねじ溝にかみ合わせ、主ケース16のワイヤ通口31からワイヤ1をホルダー23内に差し込んで、ワイヤ1の遊端をボールチャック15でクランプ固定する。同様にワイヤ固定具2のケース7を取付金具9にねじ込み、図2に示すようにキャップ11がケース7内に入り込んでしまうまでケース7をねじ込む。このときは、圧縮ばね5が圧縮変形するので、ワイヤ固定金具2を容易にねじ込み操作できる。
【0018】
上記のようにワイヤ1を仮張設した後、主ケース16の操作部32にスパナ等の工具を当てがって、主ケース16を取付金具19にねじ込み、ワイヤ1を徐々に緊張させる。最終的には、圧縮ばね5が全圧縮するまで主ケース16をねじ込み操作して、ワイヤ1にたるみが生じる余地を無くす。なお、圧縮ばね5の全圧縮状態は、主ケース16のねじ込み力が急激に増加することで知ることができる。もちろん、上記とは異なる手順でワイヤ1を張り渡してもよい。先に述べた圧縮ばね5の圧縮代とは、ワイヤ1を仮張設したのち圧縮ばね5が全圧縮するまでのたわみ量、あるいはエンド金具4の軸部4aがスラストベアリング6に接当するまでの圧縮ばね5のたわみ量のいずれかを意味する。
【0019】
ワイヤ固定具2およびワイヤ緊張具3のそれぞれがスラストベアリング6およびベアリング20を内蔵していて、ケース7および主ケース16のねじ込み操作の影響を遮断できるので、ワイヤ2が各ケース7・16のねじ込み操作によってねじり変形するのを完全に防止できる。ワイヤ1を張り渡した状態では、ホルダー23が主ケース16で覆い隠されて操作できないので、いたずらの余地を皆無にできる。ボルト13がキャップ11内に収容されることも、いたずらを排除することに役立っている。
【0020】
図6(a)・(b)に主ケース16およびブラケット12の変形例を示す。主ケース16は丸筒状に形成し、その外周面の周囲複数個所に浅い穴を形成して、これをねじ込み用の操作部32とした。符号35は主ケース16用の締結工具を示しており、先端の掛止爪36を操作部32に引っ掛けて主ケース16を取付金具19にねじ込み操作する。このように、丸筒状に形成し専用の締結工具35でのみねじ込み可能とした主ケース16は、いたずらを受けにくい。ワイヤ固定具2のケース7も同様に丸筒状に形成し、操作部7aを複数個の穴で形成できる。
【0021】
図6(b)に示すブラケット12は、丸軸で形成した。そのうえで一方の軸端に、平行な平坦面37を形成し、これをキャップ11の係合穴14に係合して、キャップ11を回動不能に係合保持できるようにした。平坦面37はブラケット12の周面の少なくとも1個所に形成してあればよい。
【0022】
上記以外にスラストベアリング6は、エンド金具4のフランジ一部4bと圧縮ばね5との間に配置できる。ワイヤ緊張具は、床と天井との間や壁面に沿ってワイヤを固定する場合にも適用できる。ワイヤ1に作用する張力が小さい場合には、大小いずれか一方のボール24・25を省略できる。ホルダー23はクランプ解除用の操作部を備えていてもよいが、この場合は操作部の端が主ケース16のワイヤ通口31の開口縁より内側に位置するよう、主ケース16を長めに形成する。
【0023】
【発明の効果】
本発明では、ワイヤ固定具2およびワイヤ緊張具3を取付金具9・19にそれぞれ仮り組みした後、主ケース16をねじ込み操作することにより圧縮ばね5を全圧縮させ、たるみを生じる余地のない状態でワイヤ1を張り渡すようにした。従って、例えば人がもたれ掛かるような場合にも、ワイヤ1を高度に緊張した状態に維持してたるみを防止でき、とくに手すりや柵等における安全性を向上できる。ワイヤ固定具2とワイヤ緊張具2のそれぞれに、ねじ込み操作の影響を避けるスラストベアリング6およびベアリング20を設けるので、ねじ込み操作に伴うワイヤ1のねじれを完全に防止でき、ワイヤ1の縒りが解けたり、過剰にねじられて強度が低下するのを解消できる。
【0024】
ホルダー23を主ケース16の外面からは触れないように主ケース16内に配置するので、ワイヤ1を張り渡した後は、ホルダー23のクランプ解除操作を行えず、従って、いたずらによってワイヤ1がワイヤ緊張具3から分離されるのを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤ緊張装置の縦断面図である。
【図2】ワイヤ固定具の縦断面図である。
【図3】ワイヤ緊張具の使用状態を示す一部破断正面図である。
【図4】ワイヤ緊張具の縦断側面図である。
【図5】ワイヤ緊張装置の使用態様例を示す正面図である。
【図6】図6(a)は主ケースの変形例を示す斜視図であり、図6(b)はブラケットの変形例を示す斜視図である。
【図7】従来のワイヤ緊張具の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ
2 ワイヤ固定具
3 ワイヤ緊張具
4 エンド金具
5 圧縮ばね
6 スラストベアリング
7 ケース
9 取付金具
15 ボールチャック
16 主ケース
17 緊張ねじ
19 取付金具
20 ベアリング
22 ケース
23 ホルダー
31 ワイヤ通口
32 操作部

Claims (2)

  1. ワイヤ(1)の一端を固定保持するワイヤ固定具(2)と、ワイヤ(1)の他端をワイヤ固定具(2)から遠ざかる側へ緊張操作するワイヤ緊張具(3)を備えているワイヤ緊張装置であって、
    ワイヤ固定具(2)は、ワイヤ(1)の端部に固定したエンド金具(4)を受け止める圧縮ばね(5)およびスラストベアリング(6)と、エンド金具(4)、圧縮ばね(5)およびスラストベアリング(6)を収容する筒状のケース(7)と、ケース(7)の開口端に装着した取付金具(9)とを含み、
    ワイヤ緊張具(3)は、ワイヤ(1)の遊端をクランプ固定するボールチャック(15)と、ボールチャック(15)を収容する主ケース(16)と、主ケース(16)の内面とボールチャック(15)のケース(22)との間に配置したベアリング(20)と、主ケース(16)の開口端に緊張ねじ(17)を介してねじ込まれる取付金具(19)とを含み、
    主ケース(16)の外周面に、主ケース(16)を取付金具(19)にねじ込み操作するための操作部(32)が形成されており、
    緊張ねじ(17)のねじ込み代が圧縮ばね(5)を全圧縮できる寸法に設定してあり、
    ワイヤ固定具(2)およびワイヤ緊張具(3)の各取付金具(9・19)が、周面に雄ねじ(8a・17a)が形成してある有底筒状のキャップ(11)と、キャップ(11)をブラケット(12)に締結するボルト(13)とからなり、キャップ(11)の底壁にブラケット(12)に外嵌する係合穴(14)が設けられており、ブラケット(12)および係合穴(14)の断面形状が相対回動不能な非円形状に形成されているワイヤ緊張装置。
  2. ボールチャック(15)のケース(22)内に配置されるホルダー(23)の端部が主ケース(16)の一端に開口したワイヤ通口(31)の開口縁より内側に設けられて、ホルダー(23)がクランプ解除操作不能に設けてある請求項1記載のワイヤ緊張装置
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