JP3721043B2 - コールピックアップ応答制御装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコールピックアップ応答制御装置及びその制御方法に関し、特に構内交換機におけるコールピックアップ応答制御装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コールピックアップサービスとは、構内交換機(PBX)に設けられるサービスであって、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、コールピックアップグループの中の一内線に対して、ある種類の着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とする、というものである。
【0003】
従来のコールピックアップサービスは、コールピックアップグループ中の内線への着信呼に対して、コールピックアップ操作の方法により応答できる着信呼の呼種を指定したり、予め決定し登録された応答優先順位に基づき応答する等、着信呼種の種別や優先順位を意識したサービスとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコールピックアップサービスにおける問題点は、コールピックアップグループに所属する内線への着信呼に対してコールピックアップ応答する場合、その着信中のコールピックアップグループあるいはその一内線の意志については考慮されないため、着信接続先の意に沿わないコールピックアップサービスとなっていたということである。
【0005】
例えば、着信中の呼があるコールピックアップグループにおいて、着信先の内線が、局線からの着信呼についてはコールピックアップ応答を規制させたい場合でも、他の空き内線よりコールピックアップ応答操作にて、応答条件(呼種・優先順位等)さえ一致すればその着信呼に応答できるため、そのコールピックアップ応答を拒否することができないという欠点があった。
【0006】
一方、この種のピックアップ制御方式の一例が特開平10−23159号公報に開示されている。この公報開示の技術は、発呼者が被呼側で利用中のピックアップ機能を必要に応じて拒否可能とする、というものである。そのために、発呼加入者から送出された被呼加入者に対する呼設定要求に、該被呼加入者に対するピックアップを拒否するピックアップ拒否要求が付加されているか否かを検出するピックアップ拒否要求検出手段と、ピックアップ拒否要求検出手段がピックアップ拒否要求が付加されていることを検出した場合に、呼出中の被呼加入者に対するピックアップを不能と設定するピックアップ拒否実行手段とを設けている。しかし、これはあくまでも発呼者側の意志によるものであり、被呼側即ち着信接続先の意志によるものではない。
【0007】
そこで本発明の目的は、着信接続先の意志によりコールピックアップ応答を拒否することが可能なコールピックアップ応答拒否制御装置及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明によるコールピックアップ応答制御装置は、構内交換機に設けられ、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、前記コールピックアップグループの中の一内線に対して、局線あるいは中継線からの着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とするコールピックアップ応答制御装置であって、その装置は局線あるいは中継線からの着信呼毎のコールピックアップ応答可否情報が格納される情報格納手段と、前記コールピックアップ応答操作時に前記情報格納手段に格納された可否情報を参照して着信呼がコールピックアップ応答可能なものであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果に基づき前記コールピックアップ応答を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
又、本発明によるコールピックアップ応答制御方法は、構内交換機に設けられ、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、前記コールピックアップグループの中の一内線に対して、局線あるいは中継線からの着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とするコールピックアップ応答制御方法であって、その方法は局線あるいは中継線からの着信呼毎のコールピックアップ応答可否情報が格納部に格納される第1ステップと、前記コールピックアップ応答操作時に前記第1ステップで前記格納部に格納された可否情報を参照して着信呼がコールピックアップ応答可能なものであるか否かを判定する第2ステップと、前記第2ステップでの判定結果に基づき前記コールピックアップ応答を制御する第3ステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明及び本発明による他の発明によれば、着信接続先にて予め着信呼種毎のコールピックアップ応答可否情報を登録しておき、着信呼があると前記コールピックアップ応答可否情報を参照し、その着信呼がコールピックアップ応答可能なのか否かを調べ、応答不可であればコールピックアップ応答を規制する構成であるため、着信接続先の意志によりコールピックアップ応答を拒否することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係るコールピックアップ応答拒否制御装置の最良の実施の形態の構成図である。同図を参照すると、コールピックアップ応答拒否制御装置は構内交換機(PBX;Private Branch Exchange)10と、局線トランク(TRK)15と、中継線トランク16とを含んで構成されている。さらに、構内交換機10は通話路スイッチ(SW)11と、構内交換機10を制御する中央処理装置(CPU)12と、特殊番号情報など各種情報を記憶させておく記憶装置(MEM)13と、保守コンソール端末(MAT)14と、内線(STA)17乃至19と、内線1A乃至1Cとを含んで構成されている。そして、内線17乃至19はコールピックアップグループ1の1Dに所属し、内線1A乃至1Cはコールピックアップグループ2の1Eに所属している。
【0012】
次に、本実施の形態の動作について説明する。一例として、内線17に局線トランク15から着信があった場合について説明する。従来のコールピックアップ応答制御装置では、内線17に局線トランク15から着信があったが、内線17の利用者が不在で応答できない場合、例えば同グループ1D内の内線19が空いていれば、内線19が所定の操作(例えば、コールピックアップ応答特殊番号をダイヤルする)を実行することによりこの着信に対して応答することが可能であった。これは見方を変えると局線トランク15からの着信に対してコールピックアップ応答を拒否したいと考えても拒否できないことになる。
【0013】
これに対し、本発明の記憶装置13には予め各着信呼種毎にコールピックアップ応答を拒否すべきか否かを示す応答可否情報が記憶されている。この例では局線トランク15からの着信に対してはコールピックアップ応答を拒否し、中継線トランク16からの着信に対してはコールピックアップ応答を許可する旨の応答可否情報が記憶装置13に記憶されているものとする。
【0014】
内線17に局線トランク15から着信があったが、内線17の利用者が不在で応答できない場合、中央処理装置12はまず内線17が所属するコールピックアップグループ1Dにおける着信呼の呼種情報を読出し、読出した呼種情報が局線トランク15からの着信であることを認識する。次に、中央処理装置12は記憶装置13からこの局線トランク15に対する応答可否情報を読出す。そして読出した結果、局線トランク15に対してはコールピックアップ応答を拒否すべきことから、中央処理装置12は局線トランク15に対するコールピックアップ応答を拒否する。即ち、局線トランク15からの着信に対してはコールピックアップ応答操作は規制され、その結果局線トランク15から内線17への着信はそのまま継続されることになる。
【0015】
これに対し、中継線トランク16からの着信があった場合、この着信に対してはコールピックアップ応答を許可すべきことから、中央処理装置12は中継線トランク16対するコールピックアップ応答を許可する。その結果中継線トランク16から内線17への着信は同グループ1D内の内線18又は19が空いていれば、いずれかの内線18又は19が前述の所定の操作を実行することによりこの着信に対して応答する。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。まず、第1実施例から説明する。図6は各実施例の動作説明用模式図である。同図は局線トランク64からの着信又は中継線トランク16からの着信が内線66になされた場合の動作を示している。同図において、64は局線トランク、65は中継線トランク、66乃至68はコールピックアップグループ69に所属する内線、61はCPU,62は記憶装置、63は保守コンソール端末を示している。
【0017】
図2乃至図5は記憶装置62に格納されるデータの模式説明図である。まず、コールピックアップグループ情報として、内線66,67,68を同一コールピックアップグループ69で登録し記憶部62に格納する(図2参照)。次に、コールピックアップ応答特殊番号31を登録し記憶部62に格納する(図3参照)。さらに、コールピックアップグループ69における各着信呼種毎にグループコールピックアップ可否のデータを登録し記憶部62に格納する(図4参照)。
【0018】
いま、グループコールピックアップ可否のデータとして、局線トランク64からの着信はグループコールピックアップ拒否し、中継線トランク16からの着信はグループコールピックアップ許可する旨を示すデータが記憶部62に格納されているものとする。
【0019】
以下、第1実施例の動作を図7の第1実施例の動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。いま、局線トランク64から着信があり(S1)、内線66に着信している場合において、内線66のコールピックアップグループ69と同じグループに所属する他内線68にて、内線66に着信中の呼に対して応答するために、コールピックアップ応答特殊番号31をダイヤルする。CPU61は内線68のダイヤルした特殊番号がコールピックアップ応答特殊番号31であると認識すると、内線68の所属するコールピックアップグループ69における着信呼の読み出しを行う。着信中の呼があった場合、その着信中の呼の呼種情報を読み出す(S2)。
【0020】
いま局線トランク64から着信があるので、読み出した呼種情報(局線トランク64)と、コールピックアップ応答操作内線68の所属するコールピックアップグループ番号(69)より、コールピックアップグループ応答可否メモリ(図4)の該当するコールピックアップ可否情報を読み出し、応答の可否を判断する(S3)。そして、局線トランク64に対するコールピックアップ応答が拒否のデータ設定であるので(S4にてN)、内線68のコールピックアップ応答操作は規制され(S5)、局線トランク64から内線66への着信はそのまま継続されることになる。
【0021】
一方、S4にて局線トランク64に対するコールピックアップ応答が許可のデータ設定である場合は(S4にてY)、内線68のコールピックアップ応答操作は許可されることになる(S6)。
【0022】
次に、中継線トランク65から内線66への着信がある場合において(S1)、内線66のコールピックアップグループ69と同じグループに所属する他内線68にて、内線66に着信中の呼に対して応答するために、コールピックアップ応答特殊番号31をダイヤルした場合、着信呼の読み出しを行う。着信中の呼があった場合、その着信中の呼の呼種情報を読み出す(S2)。
【0023】
いま中継線トランク65から着信があるので、読み出した呼種情報(中継線トランク65)と、コールピックアップ応答操作内線68の所属するコールピックアップグループ番号(69)より、コールピックアップグループ応答可否メモリ(図4)の該当するコールピックアップ応答可否情報を読み出し、応答の可否を判断する(S3)。そして、中継線トランク65に対するコールピックアップ応答は許可のデータ設定であるので(S4にてY)、内線68のコールピックアップ応答操作は許可されることになる(S6)。
【0024】
一方、S4にて局線トランク64に対するコールピックアップ応答が拒否のデータ設定である場合は(S4にてN)、内線68のコールピックアップ応答操作は規制され(S5)、中継線トランク65から内線66への着信はそのまま継続されることになる。
【0025】
次に、第2実施例について説明する。第2実施例ではコールピックアップグループ毎ではなく、各コールピックアップグループ内の内線毎に、各着信呼種でのコールピックアップ可否のデータを登録する(図5参照)。
【0026】
いま、コールピックアップ可否のデータとして、内線66に局線トランク64からの着信はコールピックアップ拒否するが中継線トランク65からの着信はコールピックアップ許可する旨のデータが記憶部62に格納されたいるものとする。
【0027】
以下、第2実施例の動作を図8の第2実施例の動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。いま、局線トランク64から着信があり(S11)、内線66に着信している場合において、内線66のコールピックアップグループ69と同じグループに所属する他内線68にて、内線66に着信中の呼に対して応答するために、コールピックアップ応答特殊番号31をダイヤルする。CPU61は内線68のダイヤルした特殊番号がコールピックアップ応答特殊番号31であると認識すると、内線68の所属するコールピックアップグループにおける着信呼の読み出しを行う。着信中の呼があった場合、その着信中の呼の呼種情報を読み出す(S12)。
【0028】
いま局線トランク64から着信があるので、読み出した呼種情報(局線トランク64)と、着信呼の着信接続先内線66に付与されたコールピックアップグループ内線対応応答可否メモリ(図5)より、該当するコールピックアップ拒否情報を読み出し、応答の可否を判断する(S13)。
【0029】
そして、局線トランク64に対するコールピックアップ応答が拒否のデータ設定であるので(S14にてN)、内線68のコールピックアップ応答操作は規制され(S15)、局線トランク64から内線66への着信はそのまま継続されることになる。
【0030】
一方、S14にて局線トランク64に対するコールピックアップ応答が許可のデータ設定である場合は(S14にてY)、内線68のコールピックアップ応答操作は許可されることになる(S16)。
【0031】
次に、中継線トランク65から内線66への着信がある場合において(S11)、内線66のコールピックアップグループ69と同じグループに所属する他内線68にて、内線66に着信中の呼に対して応答するために、コールピックアップ応答特殊番号31をダイヤルした場合、着信呼の読み出しを行う。着信中の呼があった場合、その着信中の呼の呼種情報を読み出す(S12)。
【0032】
いま中継線トランク65から着信があるので、読み出した呼種情報(中継線トランク65)と、着信呼の着信接続先内線66に付与されたコールピックアップグループ内線対応応答可否メモリ(図5)より、該当するコールピックアップ拒否情報を読み出し、応答の可否を判断する(S13)。
【0033】
そして、中継線トランク65に対するコールピックアップ応答は許可のデータ設定であるので(S14にてY)、内線68のコールピックアップ応答操作は許可されることになる(S16)。
【0034】
一方、S14にて局線トランク64に対するコールピックアップ応答が拒否のデータ設定である場合は(S14にてN)、内線68のコールピックアップ応答操作は規制され(S15)、中継線トランク65から内線66への着信はそのまま継続されることになる。このように、第2実施例では内線66乃至68の各々についてコールピックアップ応答可否情報が設定される。
【0035】
次に、第3実施例について説明する。第3実施例は着信中の呼が複数存在する場合の例である。記憶部62には予め着信呼の優先順位を示す情報が格納されている。本実施例では、局線トランク64からの着信の方が中継線トランク65からの着信よりも優先順位が高い旨の情報が記憶部62に格納されているものとする。
【0036】
以下、第3実施例の動作を図9の第3実施例の動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。いま、局線トランク64及び中継線トランク65の両者から着信があるとする。CPU61は局線トランク64及び中継線トランク65の両者から着信があることを認識する(S21)。次に、CPU61は記憶部62から優先順位に関する情報を読出し、局線トランク64からの着信の方が中継線トランク65からの着信よりも優先順位が高いことを認識する。そこで、CPU61は局線トランク64からの着信を選択する(S22)。これ以降の動作は第1あるいは第2実施例の動作と同様である。
【0037】
即ち、コールピックアップグループ毎に各着信呼種でのコールピックアップ可否のデータが登録されている場合は第1実施例の動作(図7のS2乃至S6参照)と同様となり、各コールピックアップグループ内の内線毎に各着信呼種でのコールピックアップ可否のデータが登録されている場合は第2実施例の動作(図8のS12乃至S16参照)と同様となる。これらの動作は既に説明済みなので説明を省略する。
【0038】
次に、第4実施例について説明する。第4実施例は第3実施例と同様に着信中の呼が複数存在する場合の例である。又、第2実施例と同様に各コールピックアップグループ内の内線毎に各着信呼種でのコールピックアップ可否のデータが登録されている。
【0039】
図10は第4実施例の動作を示す模式説明図、図11は第4実施例の動作を示すフローチャートである。図10を参照すると、いま、局線トランク64から内線66に着信があり、かつ中継線トランク65から内線67に着信があるものとする。一方、記憶装置62には内線66については局線トランク64からの着信はコールピックアップ拒否するが中継線トランク16からの着信はコールピックアップ許可する旨の応答可否情報が格納されており、内線67については局線トランク64及び中継線トランク16からの着信をともにコールピックアップ許可する旨の応答可否情報が格納されている。さらに、局線トランク64からの着信に対する特殊番号Aと中継線トランク16からの着信に対する特殊番号Bとを設定する。ここで、内線68が特殊番号をダイヤルする。
【0040】
まず、CPU61が局線トランク64及び中継線トランク65の両者から着信があることを認識する(S31)。次に、内線68が例えば特殊番号Aをダイヤルし、局線トランク64からの着信呼を指定する(S32)。すると、CPU61は局線トランク64からの着信呼の有無を検索する。検索の結果、局線トランク64からの着信呼が存在するので(S33),CPU61はその着信接続先である内線66の応答可否情報を記憶部62から読出す。記憶部62から読出した結果によると、内線66については局線トランク64からの着信はコールピックアップ拒否なので(図8のS14にてN)、コールピックアップ応答操作は規制される(S15)。この場合、CPU61は別の局線トランク64からの着信を検索する。そして、その着信がなければ、CPU61はコールピックアップ可能な着信呼なしとして処理する。
【0041】
一方、S32で内線68が特殊番号Bをダイヤルし、中継線トランク16からの着信呼を指定すると、CPU61は中継線トランク16からの着信呼の有無を検索する。検索の結果、中継線トランク16からの着信呼が存在するので(S33),CPU61はその着信接続先である内線67の応答可否情報を記憶部62から読出す。記憶部62から読出した結果によると、内線67については中継線トランク16からの着信はコールピックアップ許可なので(図8のS14にてY)、コールピックアップ応答操作は許可される(S16)。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、構内交換機に設けられ、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、前記コールピックアップグループの中の一内線に対して、ある種類の着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とするコールピックアップ応答制御装置であって、その装置は着信呼種毎のコールピックアップ応答可否情報が格納される情報格納手段と、前記コールピックアップ応答操作時に前記情報格納手段に格納された可否情報を参照して着信呼がコールピックアップ応答可能なものであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果に基づき前記コールピックアップ応答を制御する制御手段とを含むため、着信接続先の意志によりコールピックアップ応答を拒否することが可能となる。
【0043】
又、本発明による他の発明によれば、構内交換機に設けられ、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、前記コールピックアップグループの中の一内線に対して、ある種類の着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とするコールピックアップ応答制御方法であって、その方法は着信呼種毎のコールピックアップ応答可否情報が格納部に格納される第1ステップと、前記コールピックアップ応答操作時に前記第1ステップで前記格納部に格納された可否情報を参照して着信呼がコールピックアップ応答可能なものであるか否かを判定する第2ステップと、前記第2ステップでの判定結果に基づき前記コールピックアップ応答を制御する第3ステップとを含むため、上記本発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコールピックアップ応答拒否制御装置の最良の実施の形態の構成図である。
【図2】記憶装置62に格納されるデータの模式説明図である。
【図3】記憶装置62に格納されるデータの模式説明図である。
【図4】記憶装置62に格納されるデータの模式説明図である。
【図5】記憶装置62に格納されるデータの模式説明図である。
【図6】各実施例の動作説明用模式図である。
【図7】第1実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】第2実施例の動作を示すフローチャートである。
【図9】第3実施例の動作を示すフローチャートである。
【図10】第4実施例の動作を示す模式説明図である。
【図11】第4実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 構内交換機
15,64 局線トランク
16,65 中継線トランク
11,60 通話路スイッチ
12,61 中央処理装置
13,62 記憶装置
14,63 保守コンソール端末
17〜19 内線
1A〜1C 内線
66〜68 内線
Claims (12)
- 構内交換機に設けられ、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、前記コールピックアップグループの中の一内線に対して、局線あるいは中継線からの着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とするコールピックアップ応答制御装置であって、
局線あるいは中継線からの着信呼毎のコールピックアップ応答可否情報が格納される情報格納手段と、前記コールピックアップ応答操作時に前記情報格納手段に格納された可否情報を参照して着信呼がコールピックアップ応答可能なものであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果に基づき前記コールピックアップ応答を制御する制御手段とを含むことを特徴とするコールピックアップ応答制御装置。 - 前記可否情報は各コールピックアップグループ毎に前記情報格納手段に格納されることを特徴とする請求項1記載のコールピックアップ応答制御装置。
- 前記可否情報は各内線毎に前記情報格納手段に格納されることを特徴とする請求項1記載のコールピックアップ応答制御装置。
- 各着信呼に対し優先順位を設定する優先順位設定手段と、着信呼が複数存在する場合に、前記優先順位設定手段で設定された優先順位を参照して優先順位が高い着信呼を選択する選択手段とを含み、前記選択手段で選択された着信呼に対し前記コールピックアップ応答を制御することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のコールピックアップ応答制御装置。
- 着信呼が複数存在する場合に、前記コールピックアップ応答操作において所定の着信呼を指定する指定手段と、前記指定手段で指定された着信呼の着信の有無を検索する検索手段とを含み、前記検索手段で前記指定手段で指定された着信呼の着信があったことが検索された場合、その検索された着信呼の着信先の内線の前記可否情報を参照することにより前記コールピックアップ応答を制御することを特徴とする請求項3記載のコールピックアップ応答制御装置。
- 前記制御手段は前記判定手段での判定結果がコールピックアップ応答不可である場合、前記コールピックアップ応答を規制することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のコールピックアップ応答制御装置。
- 構内交換機に設けられ、複数の内線より構成されるコールピックアップグループを予め定めておき、前記コールピックアップグループの中の一内線に対して、局線あるいは中継線からの着信呼があると、そのコールピックアップグループ内の他内線より予め定められたコールピックアップ応答操作にて、その着信呼に対する応答を可能とするコールピックアップ応答制御方法であって、
局線あるいは中継線からの着信呼毎のコールピックアップ応答可否情報が格納部に格納される第1ステップと、前記コールピックアップ応答操作時に前記第1ステップで前記格納部に格納された可否情報を参照して着信呼がコールピックアップ応答可能なものであるか否かを判定する第2ステップと、前記第2ステップでの判定結果に基づき前記コールピックアップ応答を制御する第3ステップとを含むことを特徴とするコールピックアップ応答制御方法。 - 前記可否情報は各コールピックアップグループ毎に前記格納部に格納されることを特徴とする請求項7記載のコールピックアップ応答制御方法。
- 前記可否情報は各内線毎に前記格納部に格納されることを特徴とする請求項7記載のコールピックアップ応答制御方法。
- 各着信呼に対し優先順位を設定する第4ステップと、着信呼が複数存在する場合に、前記第4ステップで設定された優先順位を参照して優先順位が高い着信呼を選択する第5ステップとを含み、前記第5ステップで選択された着信呼に対し前記コールピックアップ応答を制御することを特徴とする請求項7乃至9いずれかに記載のコールピックアップ応答制御方法。
- 着信呼が複数存在する場合に、前記コールピックアップ応答操作において所定の着信呼を指定する第6ステップと、前記第6ステップで指定された着信呼の着信の有無を検索する第7ステップとを含み、前記第7ステップで前記第6ステップで指定された着信呼の着信があったことが検索された場合、その検索された着信呼の着信先の内線の前記可否情報を参照することにより前記コールピックアップ応答を制御することを特徴とする請求項9記載のコールピックアップ応答制御方法。
- 前記第3ステップは前記第2ステップでの判定結果がコールピックアップ応答不可である場合、前記コールピックアップ応答を規制することを特徴とする請求項7乃至11いずれかに記載のコールピックアップ応答制御方法。
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JP2001268232A (ja) | 2001-09-28 |
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