JP3720422B2 - 除電方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リフトアンドキャリー式の移送装置を利用して物品に帯電している静電気を除去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば液晶用ガラス基板等の物品に帯電している静電気を除去する方法としては、イオナイザを用いて中和する方法が採用されている。
イオナイザは、針状電極(エミッタ)のコロナ放電により発生したイオンを室内の一様流によって搬送し、帯電体上の電荷を逆極性のイオンで中和するものである。
【0003】
イオナイザは、例えば、特開平2−254417号公報、特開平3−34424号公報、特開平5−243200号公報等に開示されている。
又、特開平7−73991号公報の図5には、ローラコンベヤ上の除電対象物にイオンを含んだ気流をスリットノズルから高速で吹き付けるスリットノズル式イオナイザが開示されている。
【0004】
処で、このスリットノズル式イオナイザでは、次のような不具合がある。ローラコンベヤの速度によっては、十分な除電ができない。高速気流により塵埃の巻上等の気流乱れが生じる。上から吹き付けるため、物品の形状が限定される。
図34は、従来の除電装置の概要を示す説明図である。
図において、1はクリーンルームを表す。クリーンルーム1は、天井側にHEPAフィルタ等の高性能フィルタ2を設け、床側にグレーチング板等の床板3を設け、天井空間4と床下空間5とをセントラル空調機6によって連絡することにより、クリーンエアを垂直ダウンフローによって循環供給できるようになっている。
【0005】
クリーンルーム1内には、2種類の生産装置7、8がローラコンベヤ9を挟んで配置されている。そして、ローラコンベヤ9の上方には、約1m程度の長さの吊り下げ型イオナイザ10が配置されている。従って、2種類の生産装置7、8間に配置されたローラコンベヤ9及びを吊り下げ型イオナイザ10によって除電処理領域12が形成されている。
【0006】
尚、ローラコンベヤ9での搬送時に、作業者等からのゴミが除電処理領域12内に侵入しないように、上部には開放フード13が設けてある。
この従来例では、図34に示すように、生産装置7で加工された液晶用ガラス基板11が、ローラコンベヤ9にて次の生産装置8へ搬入される過程で吊り下げ型イオナイザ10からコロナ放電により発生されるイオンによって静電気を除去するものである。
【0007】
処が、図34では、垂直ダウンフローのクリーンルーム1内で、1台の吊り下げ型イオナイザ10によってスポット的に除電するので、吊り下げ型イオナイザ10から放電されるイオンは、垂直ダウンフローによって床下空間5へ搬送され、図35に示すように吊り下げ型イオナイザ10直下のみが除電される。
而も、吊り下げ型イオナイザの長さが約1m程度であるため、ローラコンベヤ9の速度が0.5m/sec程度で処理される上記従来の除電方法では、液晶用ガラス基板11が吊り下げ型イオナイザの下を2秒で通過してしまい、除電能力が不十分である。
【0008】
又、液晶用ガラス基板11が、複数枚を積み込むカセット式となった場合には、下側の液晶用ガラス基板11は除電できにくかった。
そこで、図36及び37に示すように、複数個の吊り下げ型イオナイザ10をローラコンベヤ9の流れ方向に配置することが考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
処が、図36に示すように、複数個の吊り下げ型イオナイザ10をローラコンベヤ9の流れ方向に配置しても、クリーンルーム1が垂直ダウンフローであるから、液晶用ガラス基板11が、複数枚を積み込むカセット式となった場合には、下側の液晶用ガラス基板11は除電できにくかった。
【0010】
一方、イオナイザは、その電極にゴミが付着しやすく、そのゴミが落下し、被処理物に付着する虞があるので、このゴミ落下防止のためのメンテナンスが必要とされている。
そこで、図36のように、複数個の吊り下げ型イオナイザ10を用いる場合には、各吊り下げ型イオナイザ10の電極に付着したゴミの落下を防止するためのメンテナンスを、1つの吊り下げ型イオナイザを用いた図34の除電装置に比し頻繁に行わなければならないという問題があった。
【0011】
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、1つのイオン発生器によって静電気が帯電した物品を連続的に除電することが可能な除電方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、入出部を有するダクト状の処理室内に被処理物を載置する複数の載置ゾーンを水平方向に配置すると共に被処理物を各載置ゾーンに間欠的に移送するリフトアンドキャリー式の移送装置を配置し、処理室の上流側で供給するクリーンエアを処理室の下流側で吸引することによって、処理室内の水平方向にクリーンエアを流し、処理室のクリーンエア供給部でコロナ放電によりイオンを発生し、発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら被処理物に帯電している静電気を除去することを特徴とするものである。
【0013】
請求項2の発明は、入出部を有するダクト状の処理室内に被処理物を載置する複数の載置ゾーンを水平方向に配置すると共に被処理物を各載置ゾーンに間欠的に移送するリフトアンドキャリー式の移送装置を配置し、処理室の上流側の上部側から供給するクリーンエアを処理室の下流側の下部側で吸引することによって、処理室内の水平方向にクリーンエアを流し、処理室のクリーンエア供給部でコロナ放電によりイオンを発生し、発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら被処理物に帯電している静電気を除去することを特徴とするものである。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項1記載の除電方法において、クリーンルーム内の清浄空気を導入し、浄化したクリーンエアを用いることを特徴とするものである。
【0020】
【作用】
請求項1の発明においては、処理室の上流側で供給するクリーンエアを処理室の下流側で吸引することによって、処理室内にクリーンエアを水平方向に流し、被処理物をリフトアンドキャリー式の移送装置により上流側の載置ゾーンから下流側の載置ゾーンに向かって間欠的に移送し、クリーンエアの給気側でコロナ放電により発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら被処理物に帯電している静電気を除去することができる。
【0021】
請求項2の発明においては、処理室の上流側の上部側から供給するクリーンエアを処理室の下流側の下部側で吸引することによって、処理室内にクリーンエアを水平方向に流し、被処理物をリフトアンドキャリー式の移送装置により上流側の載置ゾーンから下流側の載置ゾーンに向かって間欠的に移送し、クリーンエアの給気側でコロナ放電により発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら被処理物に帯電している静電気を除去することができる。
【0022】
請求項3の発明においては、クリーンルーム内の清浄空気が、給気側のファン等によって吸引された後、高性能フィルタによって所定のクリーン度に浄化されて処理室の上流側へ吹き出される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1実施例に係る除電装置をクリーンルーム内に設置した例を示す。
図において、21はクリーンルームを表す。クリーンルーム21は、天井23側にHEPAフィルタ等の高性能フィルタ24を敷設し、床側にグレーチング板等の床板25を設け、天井23側の空間22と床下空間26とをセントラル空調機27によって連絡することにより、クリーンエアを垂直ダウンフローによって循環供給できるようになっている。
【0028】
クリーンルーム21内には、2種類の生産装置28、29を挟んで、除電装置30が配置されている。
この除電装置30は、図2乃至図12に示すように、前後に入出部32、33を備えたダクト状の処理室31と、この処理室31内に水平方向に設けられ液晶用ガラス基板(被処理物)44を載置する3つの載置ゾーン34A、34B、34Cと、液晶用ガラス基板(被処理物)44を各載置ゾーン34A、34B、34Cに間欠的に移送するリフトアンドキャリー式の移送装置60と、処理室31の上流側の天井31aに設けられたファン36とHEPAフィルタ等の高性能フィルタ37を組み合わせたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35と、処理室31の下流側の床板31bに設けられたファン39とHEPAフィルタ等の高性能フィルタ40を組み合わせたファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38と、ファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35の下面に設けられたイオン発生器(イオナイザ)41とを備えている。
【0029】
ここで、処理室31は、図1及び図4に示すように、入出口32、33以外は、閉鎖されている。即ち、天井31a、床板31b、側板31cで囲われている。
又、この除電装置30の入出口32、33の天井側には、図1及び図12に示すように、垂れ壁42、43が設けてある。
更に、除電装置30には、図2に示すように、脚30aが設けてある。
【0030】
次に、図1乃至図11に基づいて、処理室31内に水平方向に設けられた3つの載置ゾーン34A、34B、34Cと、液晶用ガラス基板(被処理物)44を各載置ゾーン34A、34B、34Cに間欠的に移送するリフトアンドキャリー式の移送装置60について説明する。
3つの載置ゾーン34A、34B、34Cは、図1乃至図4に示すように、処理室31の壁面31c、31cに8本の棒状の受座61を対向するように配置したものである。受座61は、先端が小径となり、液晶用ガラス基板(被処理物)44の端部を載置しやすくしてある。
【0031】
3つの載置ゾーン34A、34B、34Cは、図3に示すように、夫々に液晶用ガラス基板(被処理物)44が載置されたときに、各液晶用ガラス基板(被処理物)44が干渉しないような間隔が維持できるように、隙間Sが設けてある。この隙間Sとしては、1本の受座61を取り付ける間隔に相当する。
次に、リフトアンドキャリー式の移送装置60について説明する。
【0032】
リフトアンドキャリー式の移送装置60は、図1乃至図3に示すように、3つの載置ゾーン34A、34B、34Cを形成する受座61、61間に処理室31の長手方向に設置されている。
リフトアンドキャリー式の移送装置60は、昇降ユニット70と、移送装置90と、制御手段(シーケンサ)とで構成されている。
【0033】
図4乃至図8に示すように、昇降ユニット70は、矩形状の受座ベース71と、この受座ベース71の両側部に設けた棒状のガラス基板受座ベース72と、両ガラス基板受座ベース72の両端部に設けた吸着キャップ73と、この吸着キャップ73に連絡するチューブ74と、矩形状の受座ベース71の下面に取り付けた受座取付ブラケット75と、この受座取付ブラケット75に取り付けたほぼL字型の取付ブラケット76と、この取付ブラケット76を介して受座取付ブラケット75を昇降させるエアシリンダ77と、このエアシリンダ77を取り付けるほぼL字型の取付ブラケット78と、この取付ブラケット78を取り付けるベース79と、取付ブラケット76に取り付けられエアシリンダ77の伸縮に伴ってこのベース79に設けた孔80を挿通するガイド81と、ベース79の下面に取り付けられた走行用のガイド82と、ベース79に設けた直方体状のストライカ83とを備えている。
【0034】
エアシリンダ77には、図7に示すように、エアポートイン77aとエアポートアウト77bとが設けてある。又、エアシリンダ77に連結するチューブ74には、図示しない開閉弁が取り付けられており、真空ポンプに連絡している。
図1乃至図4、図5乃至図11に示すように、移送装置90は、処理室31の床板31bに取り付けられ昇降ユニット70の走行用のガイド82を案内するレール91と、昇降ユニット70の走行用のガイド82に押さえ金具94を介して取り付けられるエンドレスのタイミングベルト92と、処理室31の床板31bに取り付けられタイミングベルト92を駆動するタイミングプーリ93と、処理室31の床板31bに取り付けられタイミングベルト92を回転自在に支持するタイミングプーリ94と、処理室31の床板31bの下面側に取り付けられ駆動側のタイミングプーリ93を正転・逆転させるサーボモータ95とで構成されている。
【0035】
サーボモータ95は、エンコーダを取り付けることによって、昇降ユニット70の進む距離をこのエンコーダのパルス数で決定するようにしてある。例えば、エンコーダが1000パルスで駆動部のタイミングプーリ93が1回転するというように、エンコーダのパルス数で調整する。本実施例では、30000パルスに設定し、水平に2.4秒で500mm移動するようにしてある。
【0036】
タイミングベルト93は、図9乃至図11に示すように、ベルトクランプ96、97をボルトナット99で締付することによって無端状とされている。
図3、図4、図6に示すように、制御手段(シーケンサ)は、移送装置90のレール91の両端に設けたオーバラン防止用の近接センサ101と、3つの載置ゾーン34A、34B、34Cの夫々の中央に設けた基板感知用ファイバーセンサ102と、受座71に設けた基板感知用ファイバーセンサ103と、各基板感知用ファイバーセンサ102と対向して設けた原点感知用光センサ104とで構成されている。
【0037】
ここで、基本的には本装置は、後述するようにサーボモータ95にエンコーダを設け、エンコーダに設定されたパルス数だけ移動するようにされているので、オーバランしないものであるが、重量物を搬送した場合にオーバーランを起こす虞があるので、オーバラン防止用の近接センサ101が設けてある。
更に、昇降装置70及び移送装置90は、図4に示すように、隔壁110によって囲われている。
【0038】
昇降装置90の受座取付ブラケット75の位置で、受座取付ブラケット75の幅より広幅の溝111が長手方向に形成されている。
又、タイミングプーリ93、94の近傍の床板31bには、駆動部排気口112が設けてある。この駆動部排気口112には排気ファン113が設けてある。
これによって、駆動部門130が処理室31から分離される。
【0039】
更に、駆動部門130の両側には、図4に示すように、パンチング板120が取り付けられ、処理室31内の空気をファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38で排気できるようにレターンシャフト121が形成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
このように構成された本実施例によれば、図1に示すように、クリーンルーム21では天井23側の空間22から供給されるクリーンエアは、床下空間26に向かって垂直ダウンフローとして流下していく。
【0040】
これによって、クリーン度をクラス10にすることができる。
一方、除電装置30では、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35では、クリーンルーム21内のクリーンエアをファン36で吸引した後、高性能フィルタ37で浄化して処理室31内に吹き出し、同時に、処理室31の下流側の床板31bに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38において、処理室31内のクリーンエアをファン39で吸引した後、高性能フィルタ40で浄化してクリーンルーム21内に吹き出している。
【0041】
これによって、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35から処理室31内に吹き出されたクリーンエアは、処理室31の下流側の床板31bに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38によって吸引されるため、処理室31内に水平方向に配置された3つの載置ゾーン34A、34B、34Cに沿って流れる。
【0042】
この際、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35から処理室31内に吹き出されたクリーンエアは、図2に示すように、生産装置28方向へ、垂れ壁42が設けてあるため、生産装置28側への流れが低減され、処理室31の下流側へ流れるようになる。
又、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35の下面に設けたイオン発生器(イオナイザ)41からコロナ放電により発生されたイオンは、上述のように処理室31内を3つの載置ゾーン34A、34B、34Cに沿って流れるクリーンエアによって搬送される。
【0043】
一方、処理室31における下流側においても、処理室31内のクリーンエアの生産装置29への両量を低減するために、図12に示すように、垂れ壁43を設ける。
この垂れ壁42、43によって、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35から処理室31内に吹き出されたクリーンエアを搬送物に沿った効果的な水平方向の流れとすることができる。
この状態において、生産装置28で加工された液晶用ガラス基板44は、最初の載置ゾーン34Aに載せられる。
【0044】
上述したように、処理室31内では、その上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35の下面に設けたイオン発生器(イオナイザ)41からコロナ放電により発生されたイオンが、処理室31内を3つの載置ゾーン34A、34B、34Cに沿って流れるクリーンエアによって搬送されているので、その上下面44a、44bを含む表面がクリーンエアによって搬送されるイオンと接触し、除電される。
【0045】
このように、生産装置28で加工された液晶用ガラス基板44が、最初の載置ゾーン34Aに載せられると、制御装置(シーケンサ)の指令により、載置ゾーン34Aの基板感知センサ102が液晶用ガラス基板44を感知する。ここで、基板感知センサ102は、処理室31の天井面31aに向かって感知部位が向けられている。
【0046】
そして、最初の載置ゾーン34Aの基板感知センサ102が液晶用ガラス基板44を感知すると、制御装置(シーケンサ)の指令により、サーボモータ95が駆動し、リフトアンドキャリー式の移送装置60の移送装置90が、図2及び図3における右方向へ移動し、基板感知用ファイバーセンサ102と対向して設けた原点感知用光センサ104からの光を昇降ユニット70のストライカ83が遮光すると、制御装置(シーケンサ)の指令により、サーボモータ95に停止指令が出され、最初の載置ゾーン34Aの指定位置で昇降ユニット70が停止する。
【0047】
これによって、昇降ユニット70は、最初の載置ゾーン34Aに乗せられている液晶用ガラス基板44の真下に位置する。
次いで、昇降装置70の受座ヘッド71に設けた基板感知用ファイバーセンサ103が、液晶用ガラス基板44が昇降装置70上にあることを感知すると、制御装置(シーケンサ)の指令により、吸着キャップ73に連絡する開閉弁を開く。これによって、吸着キャップ73からはエアが吸引される。そして、制御装置(シーケンサ)の指令により、昇降装置70のエアシリンダ77に連絡する圧縮空気弁を開き、そのラム77cが伸長し、受座ヘッド71を上昇させ、液晶用ガラス基板44に吸着キャップ73を当接させ、同時に液晶用ガラス基板44を吸着キャップ73で吸着して、エアシリンダ77のラム77cの長さだけ伸長させ、液晶用ガラス基板44を最初の載置ゾーン34Aの受座61より上方に持ち上げる。ここでは、ラム77Cの長さを16mmとした。
【0048】
次いで、制御装置(シーケンサ)の指令により、サーボモータ95のモータ95を正転させ、吸着キャップ73で液晶用ガラス基板44を吸着した昇降装置70を次の載置ゾーン34Bへ水平移送する。ここで、エンコーダからのパルス数が30000になると、2.4秒で500mm移動するように設定してある。
次の載置ゾーン34Bでは、基板感知用ファイバーセンサ102と対向して設けた原点感知用光センサ104からの光を昇降ユニット70のストライカ83が遮光すると、制御装置(シーケンサ)の指令により、サーボモータ95に停止指令が出され、次の載置ゾーン34Bの指定位置で昇降ユニット70が停止する。
【0049】
次に、制御装置(シーケンサ)の指令により、吸着キャップ73に連絡する開閉弁を閉じる。そして、制御装置(シーケンサ)の指令により、昇降装置70のエアシリンダ77に連絡する圧縮空気弁を閉じ、そのラム77cを収縮させ、受座ヘッド71を下降させ、液晶用ガラス基板44を次の載置ゾーン34Bの受座61上に載せ、昇降ユニット70は更に下方へ移動する。
【0050】
以下同様にして、最終の載置ゾーン34Cへ送られ、次の生産装置29へ搬出される。
図13は、以上の動作を表したものである。
本実施例では、最初の載置ゾーン34Aの中心点から次の載置ゾーン34Bの中心点までの距離を500mm、次の載置ゾーン34Bの中心点から最後の載置ゾーン34Cの中心点までの距離を500mmと設定し、この最初の載置ゾーン34Aの中心点から最後の載置ゾーン34Cの中心点までの距離を搬送速度0.1m/sで搬送するようにしたものである。即ち、1000mmを大凡12秒で搬送できるようにした。
【0051】
そのため、最初の載置ゾーン34A及び次の載置ゾーン34Bでの待ち時間を1秒、リフトアップ時間及びリフトダウン時間を夫々1秒、リフト後のストップ時間を0.3秒、500mmの移動時間を2.4秒、移動後のストップ時間を0.3秒とした。
尚、以上の処理過程においては、各載置ゾーン34A、34B、34Cは勿論のこと、リフトアンドキャリー式の移送装置60による移送過程においても、液晶用ガラス基板44は、その上下面44a、44bを含む表面がクリーンエアによって搬送されるイオンと接触し、除電される。
【0052】
その後、液晶用ガラス基板44は、次の生産装置29へ搬送される。
以上のように、本実施例によれば、水平方向に設けられた液晶用ガラス基板(被処理物)44を載置する3つの載置ゾーン34A、34B、34Cに沿ってクリーンエアを送りながら、液晶用ガラス基板(被処理物)44をリフトアンドキャリー式の移送装置60により上流側の載置ゾーン34Aから下流側の載置ゾーン34Cに向かって間欠的に移送し、クリーンエアの給気側でコロナ放電により発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら液晶用ガラス基板(被処理物)44に帯電している静電気を除去することができる。
【0053】
特に、イオン発生器(イオナイザ)41からコロナ放電により発生されたイオンは、従来のように垂直ダウンフローではなく、処理室31の上流側から下流側へほぼ水平方向に流れるクリーンエアによって搬送されるため、3つの載置ゾーン34A、34B、34C上及び移送中の液晶用ガラス基板(被処理物)44との接触時間が格段に長くなり、液晶用ガラス基板44に帯電された静電気は、確実に除去される。
【0054】
又、液晶用ガラス基板(被処理物)44は、3つの載置ゾーン34A、34B、34C上に載置されているときは勿論のこと、移送中においても、常時クリーンエア及びこれによって搬送されるイオンに接触するため、その上面44aは勿論のこと下面44b側も除電される。
【0055】
図14乃至図22は、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35から処理室31内に吹き出されたクリーンエアが、生産装置28方向へ流れる量を低減し、且つ処理室31内の水平方向の流れを速やかに形成するため、ファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35の下面側にクリーンエア流れ制御機構を設けた例を示す。
【0056】
図14では、下面側の開口率を側面側の開口率より小さくして、下流側へ向かう流れを作れるようにしたパンチング板45を配した例を示す。
この例では、垂れ壁42が設けてあった位置は、閉鎖されてある。
又、パンチング板45には、開口率の大きい側面側にイオン発生器(イオナイザ)41が設けてある。
【0057】
図15は、図14におけるパンチング板45の側面が楕円形状にした例、図16は、図14におけるパンチング板45の側面が半円形状にした例を示す。
図17は、図14におけるパンチング板45に代えてほぼL字状に折れ曲がる抵抗板46とした例を示す。
この抵抗板46によって、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35から処理室31内に吹き出されたクリーンエアは、下流側へ向かう流れに変えられる。
【0058】
図18は、図17における抵抗板46に水平方向に延びる板体46aを追加した例を示す。
図19は、図17における抵抗板46の傾斜部46bをパンチングにした例を示す。
図20は、図18における抵抗板46に傾斜部46bと水平方向に延びる板体46aをパンチングにした例を示す。
【0059】
図21は、図17におけるほぼL字状に折れ曲がる抵抗板46を円弧状にした例を示す。
図22は、図2に示す垂れ壁42と同様の効果を奏するように、ファンフィルタユニット35の高性能フィルタ37の形状を水平部37aとこれに連設する円弧状部37bとすると共に、通気抵抗を水平部37aが大きく、円弧状部37bが小さくなるようにした例を示す。
【0060】
この例によれば、ファン36から送られる空気は、水平部37aでは低速、円弧状部37bでは高速となって給気される。
図23は、処理室31における下流側の垂れ壁43に代えて円弧状の気流案内板47を設けた例を示す。
この例によれば、処理室31内のクリーンエアの流れを垂れ壁43と同様に変更させることができると共に、垂れ壁43に比してその変更をスムーズに行うことができる。
【0061】
図24は、本発明の第2実施例に係る除電装置を示す。
本実施例と図1に示す実施例との相違は、ファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38が処理室31の下流側の天井31aに設けてある点にある。本実施例においても、図1に示す実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0062】
ファンフィルタユニット35から吹き出されたクリーンエアは、処理室31の下流側に設けたファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38によって吸引されるため、処理室31内に水平方向に配置されたローラコンベヤ34に沿って流れる。
図25は、本発明の第3実施例に係る除電装置を示す。
【0063】
本実施例と図1に示す実施例との相違は、処理室31の上流側の天井31aに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)35と処理室31の下流側の床板31bに設けたファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)38とが、吹出口151と吸込口152に置き換わると共に、吹出口151と吸込口152をダクト153を介して循環ファン150により連結し、循環ファン150でクリーンエアを循環させるようにしたものである。
【0064】
図26は、本発明の第4実施例に係る除電装置を示す。
図25に示す実施例における吸込口152を処理室31の下流側の天井31aに設けたものである。
本実施例においても、図25に示す実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0065】
図27乃至図33は、本発明の第5実施例に係る除電装置を示す。
本実施例では、図31乃至図33に示すキャリアケース160にて複数の液晶用ガラス基板44を複数枚収容し、除電するものである。
処理室31では、キャリアケース160を載置するために、受座61の先端にレール85を取り付け、矩形状の受座ベース71の両側部に設けた棒状のガラス基板受座ベース72及び吸着キャップ73を廃止し、受座ベース71の両端に立上がり部71aを設け、この立上がり部71aでキャリアケース160を受け止めるようにしたものである。
【0066】
このキャリアケース160は公知であり、枠161に液晶用ガラス基板44を1枚ずつ収容する段部161が形成されており、上下左右からクリーンエアが流通できる隙間があり、一側部側から液晶用ガラス基板44を段部161に沿って移動させながら収容するようになっている。
その他の構成は、図1に示す実施例と同様である。
【0067】
本実施例でも図1に示す実施例と同様の効果を奏することができる。
次に、本実施例による作用を説明する。
図28において、キャリアケース160は、高さが約300mmで、枠161に液晶用ガラス基板44を1枚ずつ収容する段部161が16個形成されており、上下左右からクリーンエアが流通できる隙間があり、一側部側から液晶用ガラス基板44を段部162に沿って移動させながら収容するようになっている。
【0068】
このキャリアケース160の最上位(枠161の上面から約50mm下の位置)と中間(最上位から約100mm下の位置)と最下位(中間から約100mmした後で、枠161の下面から約50mmの位置)に液晶用ガラス基板44を1枚ずつ収容した後、処理室31内の流速を0.5m/sec、温度23℃、湿度55%の条件で、最上位、中間及び最下位の液晶用ガラス基板44の除電特性を帯電プレートモニタにより測定した。試験した液晶用ガラス基板44の静電気の帯電量は−1800Vであった。
【0069】
その結果は、次の通りである。
最上位の液晶用ガラス基板44は、25秒後に静電気の帯電量が−100Vとなった。
中間の液晶用ガラス基板44は、52秒後に静電気の帯電量が−100Vとなった。
【0070】
最下位の液晶用ガラス基板44は、60秒後に静電気の帯電量が−100Vとなった。
比較のために、垂直ダウンフローのクリーンルーム内で、上記と同様に最上位、中間及び最下位の液晶用ガラス基板44の除電特性を帯電プレートモニタにより測定した。試験した液晶用ガラス基板44の静電気の帯電量は−1800Vあった。尚、垂直ダウンフローの流速は0.5m/s、温度23℃、湿度55%であった。
【0071】
最上位の液晶用ガラス基板44は、50秒後に静電気の帯電量が−100Vとなった。
中間の液晶用ガラス基板44は、260秒後に静電気の帯電量が−100Vとなった。
【0072】
最下位の液晶用ガラス基板44は、160秒後に静電気の帯電量が−100Vとなった。
本実施例では、液晶用ガラス基板44の上下面から除電するので、従来例のように液晶用ガラス基板44の上面からの除電に比して短時間に除電できたものと思われる。
【0073】
尚、上記実施例では、3つの載置ゾーン34A、34B、34Cを設けた場合について説明したが、被処理物及び処理規模によって増減することは任意である。
又、被処理物として液晶用ガラス基板について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、半導体であっても良い。
更に、天井全面に高性能フィルタを用いたクリーンルームに適用した場合について説明したが、コンベンショナルタイプのクリーンルームとしたものとしても良い。
【0075】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、水平方向に設置した複数の載置ゾーンに沿ってクリーンエアを送ることができるので、上流側に1つのイオン発生器を設置するだけで、連続的に被処理物に帯電する静電気を確実に除去することができるので、複数のイオナイザを必要とせず、メンテナンスが容易である。
又、水平方向に設置した複数の載置ゾーンに沿って流れるクリーンエアでイオンを搬送するので、被処理物に対し上下面にイオンを接触させることが可能となり、ガラス基板等を複数枚積み込むカセット式であっても、被処理物の上下面に帯電する静電気を確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る除電装置をクリーンルーム内に設置した例を示す説明図である。
【図2】図1の除電装置の正面図である。
【図3】図1の除電装置の平面図である。
【図4】図1の除電装置の断面図である。
【図5】図1の昇降ユニットの受座の平面図である。
【図6】図1の昇降ユニットの一部切欠き側面図である。
【図7】図1の昇降ユニットの要部を示す側面図である。
【図8】図1の昇降ユニットと移送装置との関係を示す側面図である。
【図9】図1の移送装置のタイミングベルトの平面図である。
【図10】図9の移送装置のタイミングベルトの結合部の詳細を示す平面図である。
【図11】図10の移送装置のタイミングベルトの結合部の詳細を示す側面図である。
【図12】図1の除電装置のクリーンエアの排気部におけるクリーンエアの流れを示す説明図である。
【図13】図1の除電装置の実施例における処理工程を示す説明図である。
【図14】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図15】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図16】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図17】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図18】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図19】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図20】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図21】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図22】図1の除電装置のクリーンエアの供給部に設けたリーンエア流れ制御機構を示す説明図である。
【図23】図1の除電装置における下流側の垂れ壁に代えて円弧状の気流案内板を設けた例を示す説明図である。
【図24】本発明の第2実施例に係る除電装置を示す説明図である。
【図25】本発明の第3実施例に係る除電装置を示す説明図である。
【図26】本発明の第4実施例に係る除電装置を示す説明図である。
【図27】本発明の第5実施例に係る除電装置を示す平面図である。
【図28】図27の除電装置の断面図である。
【図29】図27の除電装置の昇降ユニットの平面図である。
【図30】図27の除電装置の昇降ユニットの側面図である。
【図31】図27の除電方法に用いられる液晶用ガラス基板を複数枚収容し、搬送するキャリアケースの正面図である。
【図32】図31に示すキャリアケースの側面図である。
【図33】図31に示すキャリアケースの背面図である。
【図34】従来の除電装置の概要を示す説明図である。
【図35】図34における従来の除電装置のイオナイザとローラコンベヤ上の被処理物との関係を示す説明図である。
【図36】従来の除電装置の概要を示す説明図である。
【図37】図36における従来の除電装置のイオナイザとローラコンベヤ上の被処理物との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
21 クリーンルーム
22 ファンフィルタユニット
28、29 生産装置
30 除電装置
31 処理室
32、33 入出口
34 ローラコンベヤ
34A,34B,34C 載置ゾーン
35 ファンフィルタユニット(クリーンエア給気手段)
38 ファンフィルタユニット(クリーンエア排気手段)
41 イオン発生器(イオナイザ)
42、43 垂れ壁
44 液晶用ガラス基板
60 リフトアンドキャリー式の移送装置
61 受座
70 昇降ユニット
73 吸着キャップ
77 エアシリンダ
83 ストライカ
90 移送装置
91 レール
92 タイミングベルト
93、94 タイミングプーリ
95 サーボモータ
102 基板感知用ファイバーセンサ
103 基板感知用ファイバーセンサ
104 原点感知用光センサ
110 隔壁
111 溝
Claims (3)
- 入出部を有するダクト状の処理室内に被処理物を載置する複数の載置ゾーンを水平方向に配置すると共に被処理物を各載置ゾーンに間欠的に移送するリフトアンドキャリー式の移送装置を配置し、処理室の上流側で供給するクリーンエアを処理室の下流側で吸引することによって、処理室内の水平方向にクリーンエアを流し、処理室のクリーンエア供給部でコロナ放電によりイオンを発生し、発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら被処理物に帯電している静電気を除去することを特徴とする除電方法。
- 入出部を有するダクト状の処理室内に被処理物を載置する複数の載置ゾーンを水平方向に配置すると共に被処理物を各載置ゾーンに間欠的に移送するリフトアンドキャリー式の移送装置を配置し、処理室の上流側の上部側から供給するクリーンエアを処理室の下流側の下部側で吸引することによって、処理室内の水平方向にクリーンエアを流し、処理室のクリーンエア供給部でコロナ放電によりイオンを発生し、発生されたイオンをクリーンエアで搬送しながら被処理物に帯電している静電気を除去することを特徴とする除電方法。
- 請求項1又は請求項1記載の除電方法において、クリーンルーム内の清浄空気を導入し、浄化したクリーンエアを用いることを特徴とする除電方法。
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