JP3717150B2 - フィードバー受け台装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多工程の加工を行うプレス機械に設けられるトランスファ装置のフィードバーを、ムービングボルスタにより金型と共に搬出入するためにフィードバーを載置するフィードバー受け台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフィードバー受け台装置を有するプレス機械1を図4に示す。図4(A)はプレス機械1の全体正面図、図4(B)はその右側面図を示す。プレス機械1のフレーム2は、クラウン3,コラム4,ベッド5を4本のタイロッド6で結合して構成される。クラウン3,ベッド5間には、昇降自在にスライド7が設けられている。また、クラウン3の内部には、図示しない駆動機構部が設けられ、スライド7と連結されている。駆動機構部は、モータにより回転駆動されるフライホイールの蓄積エネルギーを、ギヤ,クランクシャフト等によりスライド7の昇降運動として伝達する。
【0003】
また、ベッド5の上面には後述するムービングボルスタ8a(8b)が設けられている。ムービングボルスタ8a(8b)とスライド7間には金型9(上型10,下型11)が設けられる。上型10はスライドに固定され、下型11はムービングボルスタ8a(8b)に固定される。また、金型9は複数の加工工程を有する。プレス加工を施すワークは、金型9の工程間をプレス機械1に設けられたトランスファ装置12により搬送される。その詳細を図5に示す。
【0004】
図5(A)は、図4(A)のI−I断面図、図5(B)はその正面図を示す。
トランスファ装置12には、2本のフィードバー13が設けられている。フィードバー13は、1本に付き2個所あるフィードバーガイド14により摺動自在に支持されている。また、前述の通り、金型9は、複数の加工工程を有する。ここでは、4つの工程(ステージS2〜S5)を有する。そして、フィードバー13の内側には、各ステージでワークを挟持できるようにフィンガ15が設けられている。一方、フィードバー13は、駆動ユニット16a,16b,16cにより、矢印で表すようにクランプ・アンクランプ,アドバンス・リターン,リフト・ダウンの各運動を行う。
【0005】
コンベヤ等で構成される中間搬送装置17によりワークは最終アイドルステージS1に供給される。そして、フィードバー13が図5矢印で示すように、クランプ・アンクランプ,アドバンス・リターン,リフト・ダウンの各運動を行うことで、フィンガ15に挟持されたワークは最終アイドルステージS1からステージS2,S3と順次搬送される。この搬送は、スライド7の昇降動作に合わせて(干渉しない様に)行われるとともに、ステージS2〜S5においてワークは加工される。加工されたワークは、取出しステージS6で、製品取出し装置18により、プレス機械1の外部に搬出される。
【0006】
一方、図4(B)に示す通り、プレス機械1には2基のムービングボルスタ8a,8bが設けられている。このムービングボルスタ8a,8bは、プレス機械1の前後に移動可能である。ムービングボルスタ8a,8bの動作としては、ベッド5上にムービングボルスタ8aが載置されているときは、他方のムービングボルスタ8bはプレス後面の段取り位置にある。ムービングボルスタ8bがベッド5上に載置されるときは、他方のムービングボルスタ8aは、プレス前面の段取り位置にある。このような動作を行うムービングボルスタ8a,8bにより、一方のムービングボルスタ8a(8b)がベッド5上に載置されプレス加工を行っている場合でも、他方のムービングボルスタ8b(8a)はプレス後面(前面)の段取り位置にあるため、金型交換等の段取り作業を行うことができる。
【0007】
ここで、金型交換等の段取り作業を行った場合は、通常、ワーク形状も変るため、ワークを挟持するフィンガ15もワーク形状に合わせて交換しなければならない。しかし、フィードバー13に複数設けられたフィンガ15を交換するのは、非常に煩雑である。そこで、図5(B)に示すように、フィードバー13を3分割し、交換すべきフィンガ15が取り付けられている中央のフィードバー13aを、ムービングボルスタ8a,8bにより金型9と共に搬出入することで、段取り作業の向上を図った。
【0008】
分割された中央のフィードバー13aをムービングボルスタ8a,8bに載置するために、フィードバー受け台装置50を各ムービングボルスタ8a,8bに夫々4個所設けた。[図5(A)]
【0009】
図2(A)にフィードバー受け台装置50の詳細図、図2(B)には図2(A)のIII−III断面図を示す。フィードバー受け台装置50には、ムービングボルスタ8a,8bの端面に立設したフレーム部材51が設けられている。フレーム部材51の上部には、ベースプレート52が設けられている。ベースプレート52の端部には、サイドプレート53a,53bが係止されている。ベースプレート52及びサイドプレート53a,53bにはローラ54,55が夫々2個ずつ設けられている。一方、ガイドレール56は、ローラ54,55にガイドされる溝56a,56bを有し、図面上の左右方向(プレス機械1の前後方向)を移動自在に設けられている。また、ガイドレール56の外側の端面には、入限ストッパプレート57が固設されている。入限ストッパプレート57の下部57aがベースプレート52と当接することで、ガイドレール56の内方向への移動を規制している。
【0010】
一方、サイドプレート53a,53bの外側の端面には夫々出限ストッパプレート58a,58bが固設されている。出限ストッパプレート58a,58bの上部58a’,58b’は、ガイドレール56上に設けられたプレート59と当接することで、ガイドレール56の外方向への移動を規制している。また、出限ストッパプレート58a,58bの上部58a’,58b’にはマグネット(図示せず)が設けられている。プレート59が上部58a’,58b’に当接すると、プレート59は上部58a’,58b’に設けられたマグネットにより吸着される。また、プレート59の外側の側面には、フック部材65が固設されている。フック部材65は鍵形状部65aを有する。
【0011】
一方、フィードバー13の下面には、フィードバーガイド14(図5)にガイドされるライナ60が固設されている。このライナ60は、フィードバー13の横の長さよりも若干張り出す張出部60aを有する。また、ライナ60及びプレート59上面は、互いに嵌合可能に形成されるとともに、ライナ中央部材61にはピン穴61aが設けられ、プレート59上面中央には、ピン62が固設されている。
【0012】
さらに、ガイドレール56とベースプレート52には連通してロックピン穴56’,52’が明けられている。ロックピン63をロックピン穴56’,52’に挿嵌することができる。また、フレーム部材50の内部には、リミットスイッチ64が設けられている。このリミットスイッチ64の接点は、ロックピン63が挿嵌された状態でONする位置に固設されている。
【0013】
ここで、フィードバー13の中央部のフィードバー13aをフィードバー受け台装置50に載置するまでの動作を説明する。
【0014】
まず、フィードバー13をダウンの状態(点P)に下降させる。ここで点Pは、フィードバー13が水平外方向にアンクランプ動作で移動しても、ライナ60がプレート59及びフック部材65(鍵形状部65a)と干渉しない高さである。次に、フィードバー13は、点Pから、ピン62がピン穴61aに挿嵌する位置、すなわちフィード中点、最大アンクランプの位置(点Q;金型交換位置)まで、水平外方向(必要に応じてアドバンス方向)を移動する。そして、ムービングボルスタ8a(8b)が上昇する動作により相対的にフィードバー13が下降し、ライナ60(フィードバー13)がプレート59の上面に載置されるとともに、ピン穴61aにピン62が挿嵌される。このピン62がピン穴61aに挿嵌することにより、フィードバー13の横方向が位置決めされる。なお、図5(A)のフィードバー13の2点鎖線の位置は、フィードバー受け台装置50にフィードバー13が載置されている状態を示す。
【0015】
上述の動作中、フィードバー13を金型交換位置点Q(フィード中点、最大アンクランプ)に移動させた後、フィードバー13を3分割させる。なお、フィードバー13a,13b,13cの連結部70,71[図5(B)]は、図示しないが、エアシリンダ又は油圧シリンダによりピンを出入することにより、確実かつ容易に分割・連結ができるように構成されている。分割完了後、ムービングボルスタ8a,8bは上昇動作を行い、前述のフィードバー受け台装置50に中央部のフィードバー13aのみを載置させ、金型9とともにフィードバー13aを搬出する。
【0016】
段取り時は、図2(A)で示すロックピン63を抜いて、図2(A)の2点鎖線に示す位置(出限ストッパプレート58a,58bの上部58a’,58b’がプレート59に当接する位置)までガイドレール56(フィードバー13a)を移動させる。すると、上部58a’,58b’に設けられるマグネットによりプレート59が吸着されるので、ガイドレール56(フィードバー13a)は固定される。これにより、金型9周りの作業空間をより広く確保できるとともに、段取り作業時に不意にフィードバー13a(ガイドレール56)が移動することを防止することができる。また、ロックピン63を抜くことで、リミットスイッチ64の接点はOFFとなる。リミットスイッチ64の接点がOFFの状態におけるムービングボルスタ8a,8bの作動を規制することで、より安全に段取り作業を行うことができる。
【0017】
また、図3に示すように、段取り作業時に誤ってフィードバー13aに接触した場合等は、フィンガ15の自重又は外力により、フィードバー13aはフィンガ15が設けられている側(内側)に傾く場合がある。この場合、外側のライナ60の張出部60aがフック部材65の鍵形状部65aと当接する。これにより、フィードバー13aが転倒・落下するのが防止される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
この様な従来のフィードバー受け台装置50は、プレス機械1の駆動機構部より動力を得るメカ駆動式トランスファ装置では問題なく使用することができたが、近年急増するサーボモータによりフィードバーを駆動するサーボトランスファー装置を有するプレス機械に適用した場合、サーボモータに異常が発生すると、転倒防止フック(フック部材65)に不具合が生じる場合がある。例えば、サーボモータは、まれにオーバランを起こす。金型交換操作中、点Pから点Qへの水平移動中にオーバランが起ると、フィードバー13はプレート59上の適正な位置を過ぎて、フック部材65と干渉し、破損してしまう。
【0019】
また、サーボトランスファ装置の機能を生かして、ミスグリップ等の異常が発生した位置から、直接に、サーボトランスファの移動原点にフィードバーを移動させる操作、すなわち原点復帰操作を行う場合に不具合が生じることがある。例えば、フィードバー13がリフト状態である位置からフィードバー受け台装置50までアンクランプさせ、その位置で下降させたい場合がある。しかし、従来のフィードバー受け台装置50では、ライナ60の張出部60a下面とフック部材65の上面が干渉し、破損してしまう。
【0020】
本発明の目的は、サーボモータのオーバランが起っても、フィードバー転倒防止用のフック部材を破損することの無いフィードバー受け台装置を提供することにある。さらに他の目的は、サーボトランスファ装置の機能を制限することの無いフィードバー受け台装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、サーボモータを駆動源に持ち、ワークを次工程に搬送するトランスファ装置及び金型を搬出入するムービングボルスタ装置を有するプレス機械に設けられ、金型搬出入時に前記フィードバーの一部を同時に搬出入するため前記フィードバーを載置できるように形成されるフィードバー受け台装置において、前記フィードバーを受けるプレートを有し、該プレートに設けられ鍵形状部を有するフック部材が、前記フィードバーとの当接により前記フィードバーと反対方向に自在に回動し、前記フィードバーの前記フック部材への当接が解除されると、前記フィードバー側に付勢するスプリングにより、前記フック部材を前記フィードバー側に起き上がらせる方向に回動させ、ストッパと前記プレートとの当接により、前記フック部材の前記フィードバー側への回動を、フィードバー13の転倒・落下防止を図る定常状態の位置に抑制することを特徴とするフィードバー受け台装置である。
【0022】
請求項1の発明では、フィードバーを受けるプレートにフック部材を回動自在に設けた。さらに、このフック部材をスプリングによりフィードバー方向に付勢するとともに、ストッパによりフック部材の回動を規制した。これにより、フィードバーがオーバランしてフック部材に当接した場合においても、フック部材はフィードバーのオーバラン方向に回動するのみで、破損することはない。
【0023】
請求項2の発明は、前記フック部材の鍵形状部は、該鍵形状部のフィードバー側の外面が斜めに形成されることを特徴とする請求項1記載のフィードバー受け台装置である。
【0024】
請求項2の発明では、フック部材の鍵形状部のフィードバー側の外面を斜めに形成した。これにより、フィードバーがフック部材よりも上方にある位置からフィードバーが下降し、フィードバー受け台に載置させたい場合においても、フィードバー(ライナ)はフック部材の傾斜部に当接するので、フック部材は傾斜部に沿って外側へ回動して逃げる。フック部材の傾斜部とフィードバー(ライナ)との当接が解除されると、フック部材はスプリングにより付勢されているので、元の(定常の)状態に戻ることができる。ゆえに、請求項2の発明により、請求項1の発明による効果に加えて、サーボトランスファ装置の機能を制限することの無いフィードバー受け台装置を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1に示す。なお、図1に示す本発明の実施の形態であるフィードバー受け台装置100は、図4及び図5に示す前述の従来フィードバー受け台装置50と代えて設置できる。よって、前述の説明と同様の部材には同符号を付し、説明を省略する。また、同様に、従来フィードバー受け台装置50と本発明によるフィードバー受け台装置100において同様の部材には、同符号を付し、説明を省略する。
【0026】
図1(B)は図5(B)のII−II断面図を示す。図1(A)は図1(B)の上面図である。また、図1(B)のIII−III断面図は、図2(A)のIII−III断面図、すなわち図2(B)と同様である。
【0027】
図1において、フック部材101は、フィードバー長手方向におけるプレート59の端面2個所に、ピン102により回動自在に設けられている。なお、フック部材の上部は、鍵形状部101aを形成するとともに、鍵形状部101aのフィードバー13側の側面(斜部101b)は、斜めに形成されている。ピン102にはスプリングであるねじりコイルばね103が設けられている。
【0028】
一方、ピン102が設けられる面と同一のプレート59の側面には、ピン104が立設する。フック部材101のピン104と同じ側の側面にも、同様にピン105が立設する。ねじりコイルばね103の一方の腕103aはピン104の下側に当接することで係止される。同様に、ねじりコイルばね103の他方の腕103bはピン105の下側に当接することで係止される。このようにして、ねじりコイルばね103により、フック部材101はフィードバー13側に付勢される。さらに、フック部材101の側面のうち、ピン105が立設する面と反対側の側面には、ピン106が立設する。このピン106がプレート59の外側面に当接することで、付勢されたフック部材101が係止される。つまり、このピン106がフック部材101の回動を抑制するストッパの役割を果たす。
【0029】
図3に示す様な場合、つまり、段取り時に作業者がフィードバー13に触れるなどして、フィンガ15の自重又は外力により、フィードバー13が傾いた場合、フック部材101の鍵形状部101aの下面101a’と、ライナ60の張出部60aが当接する。このようにして、本発明のフィードバー受け台装置100においても、フィードバー13の転倒・落下防止を図ることができる。さらに、フィードバー13の原点復帰操作中にサーボモータの異常によりオーバランを起こし、プレート59上方の適正な位置よりもさらに外側にフィードバー13が移動した場合、フィードバー13はフック部材101と接触する。しかし、フック部材101はフィードバー13に押されて外側に倒れるので、破損する虞はない。図1(B)のフック部材101の2点鎖線はこのときの状態を示す。
【0030】
なお、10mm以上の大きなオーバランに対しては、通常、駆動ユニット16a,16b,16c夫々に設けられたストッパ(機械的な係止装置、図示せず)が作用する。つまり、オーバランの距離が10mm程度までは、駆動ユニット16a,16b,16c夫々に設けられたストッパは作用せず、10mm以上で作用する。よって、本発明によるフック部材101等の構造は、10mm程度までのオーバランに対応していれば良い。
【0031】
次に、プレス加工中にミスグリップ(フィンガ15の挟持ミス)等が発生し、例えばフィードバー13がリフト状態から原点復帰操作を行う場合について説明する。フィードバー13はリフト状態から外側に水平移動し(アンクランプ動作)、プレート59上方に達した後、下降する。下降中、ライナ60はフック部材101の斜部101bに接触する。そして、ライナ60(張出部60a)と斜部101bの接触している点が下方に移動するとともに、フック部材101は、外側に倒れていく。ライナ60(張出部60a)と斜部101bの接触が解除されると、フック部材101はフィードバー13側に起き上がる(元の状態に戻る)。この状態でフィード方向にフィードバーが移動して、原点復帰操作は完了する。このように、斜部101bが形成されることで、プレート59上方からフィードバー13が下降し、プレート59上に載置される場合においても、フック部材101等を破損する虞はない。
【0032】
以上、本発明の実施例に付いて説明したが、フック部材101周辺を他の構成としても同様の効果を得ることができる。例えば、プレート59の側面に設けられているピン102,フック部材101,ねじりコイルばね103は、プレート59の中央部にコの字形切欠きを設け、この切欠き内に収納することもできる。また、ねじりコイルばね102を他の態様のスプリングでフック部材101を付勢することもできる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、フィードバーの原点復帰操作でオーバランが発生した場合においても、フック部材が外側に倒れ、異常解除とともに正常な状態に戻ることができる。よって、フィードバー及びフック部材を損傷することなく、原点復帰操作を行うことができる。請求項2においては、フィードバーがリフト状態であっても、その位置から原点復帰操作をすることができる。フック部材に斜部を設けることで、トランスファ装置の動作を制限すること無く、フック部材を有するフィードバー受け台装置を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の実施例によるフィードバー受け台装置の上面図
(B)本発明の実施例によるフィードバー受け台装置の側面図
【図2】(A)図5(B)のII−II断面図になる従来フィードバー受け台装置の側面図
(B)図2(A)のIII−III断面図
【図3】従来フィードバー受け台装置でフィードバーが傾いた場合の状態図
【図4】(A)従来フィードバー受け台装置を有するプレス機械の全体正面図
(B)従来フィードバー受け台装置を有するプレス機械の全体側面図
【図5】図4(A)のI−I断面図
(B)図5(A)の正面図
【符号の説明】
1はプレス機械、2はフレーム、3はクラウン、4はコラム、5はベッド、6はタイロッド、7はスライド、8a,8bはムービングボルスタ、9は金型、10は上型、11は下型、12はトランスファ装置、13はフィードバー、14はフィードバーガイド、15はフィンガ15a,16b,16cは駆動ユニット、17は中間搬送装置、18は製品取出し装置、50はフィードバー受け台装置、51はフレーム部材、ベースプレート52、53a,53bはサイドプレート、54,55はローラ、56はガイドレール、57は入限ストッパプレート、57aは下部、58a,58bは出限ストッパプレート、58a’,58b’は上部、59はプレート、60はライナ、60aは張出部、61はライナ中央部材、61aはピン穴、62はピン、65はフック部材、65aは鍵形状部、70,71は連結部、100はフィードバー受け台装置、101はフック部材、101aは鍵形状部、101a’は下面、102はピン、103はねじりコイルばね、103a,103bは腕、104,105,106はピンである。

Claims (2)

  1. サーボモータを駆動源に持ち、フィードバー(13)によりワークを次工程に搬送するトランスファ装置(12)及び金型(9)を搬出入するムービングボルスタ(8a,8b)を有するプレス機械(1)に設けられ、ムービングボルスタ(8a,8b)によりフィードバー(13)を金型(9)と同時に搬出入するためフィードバー(13)を載置できるように形成されるフィードバー受け台装置(100)において、フィードバー(13)を受けるプレート(59)を有し、プレート(59)に設けられ鍵形状部(101a)を有するフック部材(101)が、フィードバー(13)との当接によりフィードバー(13)と反対方向に自在に回動し、フィードバー(13)のフック部材(101)への当接が解除されると、フィードバー(13)側に付勢するスプリング(103)により、フック部材(101)をフィードバー(13)側に起き上がらせる方向に回動させ、ストッパ(106)とプレート(59)との当接により、フック部材(101)フィードバー(13)側への回動を、フィードバー13の転倒・落下防止を図る定常状態の位置に抑制することを特徴とするフィードバー受け台装置(100)
  2. フック部材(101)の鍵形状部(101a)は、鍵形状部(101a)のフィードバー(13)側の外面(101b)が斜めに形成されることを特徴とする請求項1記載のフィードバー受け台装置(100)
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