JP3715052B2 - ウェーハ乾燥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェーハの洗浄工程で使用されるウェーハ乾燥装置に関するもので、具体的には、ウェーハの洗浄後にそのウェーハを乾燥するウェーハ乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子の高集積化により半導体製造工程中のウェーハの洗浄技術は多様化され、それにともない、ウェーハの洗浄技術の重要性は増大している。
特に、微細構造を有する半導体素子の製造工程において、ウェーハの洗浄工程後のウェーハに付着したパーチクル(particles) のみならず、静電気、ウォータ・マーク(water mark)、ライン性のパーチクルなどは後続工程に大きな影響を及ぼすため、ウェーハの乾燥工程の必要性がさらに増大する。
【0003】
このウェーハの乾燥に関して、たとえば、特開平8−162434号公報(以下、第1公報という)には、並列収容された多数枚の被乾燥用の半導体ウェーハを容器内に収容し、この容器の上方を密封して容器の底部から温水を供給しながら、半導体ウェーハを温水に浸積した状態で温水を半導体ウェーハの上側からオーバ・フローさせて最終水洗を行い、この最終水洗後に、温水を容器から排水しながら、半導体ウェーハの上側から有機蒸気を送り込み、有機蒸気が温水に代わって容器内に充満された時点で有機蒸気の容器への供給を停止して、この有機蒸気により半導体ウェーハの乾燥を行い、引き続き容器内減圧により、容器内に残存する有機蒸気と湿気とを容器外に排出することにより半導体ウェーハを大気中に晒すことなく、水洗から蒸気乾燥に移行可能とする技術が開示されている。
【0004】
しかし、単一容器内で半導体ウェーハの洗浄と有機蒸気による乾燥工程とを連続的に行う方法では、半導体ウェーハに付着する不純パーチクルの除去が難しい。
そこで、たとえば、特開平8−148465号公報(以下、第2公報という)には、半導体基板の薬液処理、洗浄処理、乾燥処理を同一チャンバ内で行う場合に、薬液処理工程で生じる蒸気ミスト等の不要気体をチャンバ内から完全に除去するために、チャンバの開閉機構が開状態時に蓋の全面から外部空気を取り入れるとともに、チャンバの底部から強制排気することにより、チャンバ内部の不要気体を排気し、かつ空気の供給により薬液の蒸気のミストを低コストで排気できる旨開示されている。
【0005】
さらに、半導体装置の製造プロセスにおける蒸気洗浄、乾燥工程で使用される洗浄槽に供給される洗浄溶剤には高純度が要求され、かつ被洗浄物が洗浄溶剤の蒸気温度まで加熱されることによる金属イオンの析出を回避するために、洗浄槽に高純度石英が使用される場合がある。
【0006】
この高純度石英は高価なことから、特開平4−251929号公報(以下、第3公報という)には、洗浄物を収納した洗浄槽内に沸点温度よりやや低温に加温された高純度溶剤を洗浄物に噴射させることにより、洗浄物の表面に付着した水分を溶解して洗浄し、洗浄物の表面に被覆した溶剤を加温して乾燥させることにより、同一洗浄槽で洗浄工程と乾燥工程とを実行する技術が開示されている。
【0007】
このように、最近、半導体素子の製造に利用されるウェーハの乾燥装置はいくつかの方向に発展した。
その一つは遠心力を利用してウェーハを乾燥するスピン乾燥器(a spin dryer)であり、そして、もう一つはイソプロピル・アルコール( isopropyle alcohol :以下、IPAという)の低い蒸気圧を利用してウェーハを乾燥する乾燥装置(以下、「IPA乾燥装置」とよぶ)である。広義には、前記第1公報ないし第3公報に記載のウェーハの洗浄処理技術もこのIPA蒸気を使用して処理する範疇に属するものと考えられる。
【0008】
上述したスピン乾燥器は、機械的な力で乾燥するため、ウェーハが破損したり、高集積化による微細構造を有する半導体装置によっては完全には乾燥されなくなるような問題点が発生するため最近ではIPA乾燥装置が主に使用されている。
【0009】
このようなIPA乾燥装置は、図2に図示されているように、外部から供給ライン(不図示)を通して供給されるIPA11を利用してウェーハを約5分ないし10分の間、乾燥するプロセス・チャンバ10を具備している。
具体的には、従来のIPA乾燥装置において、キャリア14(carrier) に収納されたウェーハ15が上記のプロセス・チャンバ10内に進入してIPA蒸気によって乾燥される。
IPA蒸気はプロセス・チャンバ10内に供給されたIPA溶液11がヒータ16によって加熱されることにより生成される。
【0010】
一方、プロセス・チャンバ10内での乾燥工程が完了すると、プロセス・チャンバ10の底面に残っているIPA溶液11は排出ライン13に連結された排出用バルブ13bを通して外部の収集タンク(不図示)に排出される。凝縮蒸気収集板12で収集された凝縮蒸気と副産物とは排出ライン13に連結された排出用バルブ13aを通して上記の収集タンクに排出される。
【0011】
なお、図中の冷却ライン17はプロセス・チャンバ10内の上部にあるIPA蒸気を凝縮させて、そのIPA蒸気がプロセス・チャンバ10の外部に気体のまま排出されるのを防止するために使用される。
【0012】
このように、IPA蒸気によって、1次的なウェーハの乾燥工程が完了されると、ウェーハ15が収納されたキャリア14はプロセス・チャンバ10から上部のふたを通して外部に移送されて室温での自然乾燥工程が実行される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来のウェーハ乾燥装置を利用してウェーハを乾燥しても、ゲル(Gel) 性のパーチクルは持続的に発生しているし、また、ウェーハのエッジ部位からライン性のパーチクルが発生するという問題もあった。
【0014】
これは、従来のウェーハ乾燥装置が一つのプロセス・チャンバ10を具備しており、このプロセス・チャンバ10の上部に設置された冷却ライン17によってそのプロセス・チャンバ10の上部に上昇するIPA蒸気が瞬間的に液化され、再び加熱によってIPA蒸気に生成される循環サイクルにより、ウェーハが位置する蒸気領域(vapor zone)の形態が変化するためである。
このような蒸気領域の形態変化はウェーハの不完全乾燥を誘発させ、それによって、ウェーハの上にパーチクルが残ることになる。
【0015】
また、従来のウェーハ乾燥装置において、一つのプロセス・チャンバ10内でIPA溶液の供給、加熱および蒸気形成、凝縮冷却による循環サイクルが連続的に進行されるので、IPA容液自体の汚染によるパーチクルが発生するという課題があった。
【0016】
さらに、従来のウェーハ乾燥装置において、一つのプロセス・チャンバ10内での1次乾燥工程が約80°Cの温度で進行するが、プロセス・チャンバ10の外部に移送されたウェーハ15の2次乾燥工程は室温の約25°C程度の温度に急降下されながら進行するので、1次乾燥工程中に形成されたキャリア14とウェーハ15とに付着したIPA蒸気が瞬間的な温度の下降によって凝縮され、液化される。
【0017】
このように液化されたIPA混合物が2次乾燥工程の中に周辺空気と反応してウェーハ15のエッジ部分に、あるいはキャリア14とウェーハ15とが接触される部分で様々な型の欠陥が発生する課題があった。
【0018】
したがって、本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、IPA蒸気を発生させるチャンバとウェーハを乾燥するチャンバとを別途に設け、一つのチャンバ内で実行される乾燥工程によって発生されるパーチクルの発生を防止でき、かつ半導体装置製造の歩留まりの向上を期することができるウェーハ乾燥装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明のウェーハ乾燥装置は、イソプロピル・アルコ−ル(IPA)蒸気を利用するウェーハ乾燥装置であって、IPA蒸気を発生する第1チャンバを具備したIPA蒸気発生手段と、このIPA蒸気発生手段にIPA供給ラインを通して連結されてIPA蒸気の供給を受けてウェーハを乾燥する第2チャンバを備えたウェーハ乾燥手段とを具備し、IPA蒸気発生手段は、第1チャンバの底部に設置されて第1チャンバ内に供給ラインを通して注入されたIPA溶液を加熱してIPA蒸気を発生させる加熱部と、第1チャンバ内のIPA蒸気圧が一定の圧力以上の場合にIPA蒸気圧を自動的に排出させる圧力ゲージと、第1チャンバの上部に設置されてIPA蒸気を第1チャンバの外部に漏洩しないように凝縮させる冷却ラインとを含むように設ける。
【0020】
ここで、ウェーハ乾燥手段は、第2チャンバに設置され、IPA蒸気の流入の前に第2チャンバ内の圧力を所定の圧力以下に減圧させるとともに、ウェーハの乾燥完了後に窒素(N )ガスを流入させながら第2チャンバ内のIPA蒸気を排出させる減圧/排出手段とを含むことが好ましい。また、ウェーハ乾燥手段は、第2チャンバ内にIPA濃度を検出するセンサを含み、このセンサによってIPA成分が検出されなくなるまで減圧/排出手段で引き続いてIPA蒸気を排出させることが好ましい。また、減圧/排出手段は、排出用バルブと、この排出用バルブの開閉により作動する減圧ポンプとを含むことが好ましい。
【0021】
さらに、本発明のウェーハ乾燥装置では、第1チャンバによるIPA蒸気発生工程と第2チャンバによるウェーハの乾燥工程とが個別に実行され、第2チャンバでのウェーハ乾燥工程が温度変化なしに実行されるためウェーハに様々な形態で誘発される欠陥抑制する。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のウェーハ乾燥装置の実施の形態について添付図面を参照して詳しく説明する。図1は本発明の実施の形態に係るウェーハ乾燥装置の構成を示す断面図である。
IPA蒸気を発生するIPA蒸気発生手段の主体となるIPA蒸気発生用チャンバ20(以下、「第1チャンバ」とよぶ)と、この第1チャンバ20とは別途に設けられており、第1チャンバ20から発生したIPA蒸気の供給を受けてウェーハを乾燥させるウェーハ乾燥手段の主体となる乾燥用チャンバ40(以下、「第2チャンバ」とよぶ)とを具備している。
【0023】
本発明では、後述の説明からも明らかなように、本発明の主要構成要素であるIPA蒸気発生手段とウェーハ乾燥手段とに加えて、IPA蒸気発生手段は第1チャンバの底部に設置され、第1チャンバ内に供給ラインを通して注入されたIPA溶液を加熱してIPA蒸気を発生させる加熱部と、第1チャンバの上部に設置され、PIA蒸気を第1チャンバの外部に漏洩しないように凝縮させる冷却ラインと、第1チャンバ内のIPA蒸気圧が一定の圧力以上の場合、そのIPA蒸気圧を自動的に排出させる圧力ゲージとを有している。
【0024】
また、ウェーハ乾燥手段は、第2チャンバに設置されて、IPA蒸気の流入前に第2チャンバ内の圧力を所定の圧力以下に減圧させ、かつウェーハの乾燥完了後窒素(N2 )ガスを流入させながら第2チャンバ内のIPA蒸気を排出させる減圧/排出手段とを有している。
【0025】
さらに、ウェーハ乾燥手段は、第2チャンバ内にIPA濃度を検出するセンサを含み、センサによってIPA成分が検出されなくなるまで減圧/排出手段で継続してIPA蒸気を排出させる機能を有している。
【0026】
また、減圧/排出手段は、排出用バルブとこの排出用バルブの開閉によって作動する減圧ポンプとを含むものである。
【0027】
また、第1チャンバは、IPA蒸気を凝縮させて外部に漏洩されないように上部に設置された冷却ラインを付加するように構成されている。
【0028】
ここで、再び、図1を参照すると、上記のような第1チャンバ20、第2チャンバ40によってIPA蒸気発生工程とウェーハ乾燥工程とが別途に実行されるので、従来のように一つのチャンバ内でIPA溶液供給ー加熱ーIPA蒸気発生ー乾燥ー凝縮冷却を行う循環によって発生され得るパーチクルの発生を完全に除去できる。
【0029】
また、第2チャンバ40内で温度変化なしにローディング部43上のキャリア44に収納したウェーハ45を乾燥させることができるし、N2 ガスを第2チャンバ40内に注入しながら内部のIPA蒸気を外部に排出させることによって、第2チャンバ40の内部でIPA蒸気が液化されることはない。その結果、ウェーハ45とキャリア44との接触部分での混合物がウェーハ45に付着され難くなる。
【0030】
本発明のウェーハ乾燥装置の一実施の形態の主要構成要素は、第1チャンバ20内でIPA蒸気を発生させるIPA蒸気発生部と、第2チャンバ40内でIPAを蒸気を利用してウェーハを乾燥するウェーハ乾燥部および供給ポンプ31によって第1チャンバ20から第2チャンバ40にIPA蒸気を供給するIPA蒸気供給部30を具備している。
【0031】
次に、構成をより具体的に説明する。IPA供給ライン22を通して第1チャンバ20内に供給されたIPA21の溶液は第1チャンバ20の底部に設置された加熱部としてのヒータ23によって加熱されてIPA蒸気に変わる。
第1チャンバ20内のIPA蒸気圧が一定以上に超過すると、圧力ゲージ25が作動し、第1チャンバ20内での適正なIPA蒸気圧が維持されるまで自動的にIPA蒸気を第1チャンバ20の外部に排出させる。
また、冷却ライン24はIPA蒸気を冷却するためのものであり、第1チャンバ20内で発生したIPA蒸気が昇圧されて第1チャンバ20の外部に漏洩されるのを防止するために設けられたものである。
【0032】
第1チャンバ20内に適正圧のIPA蒸気が生成されると、供給バルブ32をオープンさせながら供給ポンプ31を作動させる。供給バルブ32と供給ポンプ31とにより、IPA供給部30を構成している。
このIPA蒸気の供給の際、第1チャンバ20内のIPA蒸気は、IPA供給部30を通して第2チャンバ40内に供給される。
第2チャンバ40内では、流入されたIPA蒸気によって、キャリア44に収納されたウェーハ45の乾燥工程が実行される。
【0033】
第2チャンバ40内にIPA蒸気が供給される前に、実質的には排出用バルブ51をオープンさせるとき作動される減圧ポンプ52によって第2チャンバ40の内部圧力が720mmHgまで減圧される。
このように、第2チャンバ40内の圧力が一定の圧力まで減圧された状態でIPA蒸気が第1チャンバ20から第2チャンバ40内に迅速に供給される。
【0034】
なお、第2チャンバ40の外壁内部には、熱線42が設置されていて、第2チャンバ40の温度をウェーハ45の蒸発領域の温度とほぼ一致するように維持する。
【0035】
また、第2チャンバ40の内部圧力が一定圧力に到達すると、供給バルブ32を閉めてIPA蒸気の第2チャンバ40への供給を遮断させて、一定の温度が維持される蒸発領域でウェーハ45の乾燥工程が一定時間の間、実行される。
【0036】
一方、第2チャンバ40内でのウェーハ乾燥が完了されると、N2 供給バルブ53を調節してN2 ガスを第2チャンバ40内に流入させながら、内部にあるIPA蒸気と副産物とを外部の収集タンク(不図示)に排出させる。
【0037】
IPA蒸気および副産物の外部排出は減圧ポンプ52の作動により実行される。この一実施の形態で上記のN2 の供給温度は約24〜60°C範囲内で外部手段によって設定できる。
減圧ポンプ52によって第2チャンバ40内のIPA蒸気を排出させる際、第2チャンバ40内のIPA濃度の検出センサ63の検出作動によって第2チャンバ40内のIPA成分が完全に排出されるまで上記のN2 ガスの注入動作が続行される。
このように、ウェーハ45の乾燥工程が完了すると、第2チャンバ40のふた41が開いてウェーハ45が収納されたキャリア44がロボット・システムによって上部に返送されたのち、再びふた41が閉じることになる。
【0038】
また、第2チャンバ40には、圧力ゲージ61と温度センサ62とがそれぞれ設けられている。
圧力ゲージ61は第2チャンバ40内に注入されたIPA蒸気の圧力が一定圧以上に超過する場合、外部にIPA蒸気を排出させるために設けられたものであり、温度検出センサ62は第2チャンバ40内の温度を検出するために設けられたものである。
さらに、排出用バルブ71は第2チャンバ40内の底面に残ることのあるIPAと乾燥副産物を外部の収集タンクに排出さるために設けられている。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明のウェーハ乾燥装置によれば、第1チャンバ、第2チャンバの二つのチャンバによってIPA蒸気発生工程とウェーハ乾燥工程とを個別に実行させるようにしたので、一つのチャンバ内でのIPA溶液供給ー加熱ーIPA蒸気発生ー乾燥ー凝縮冷却をするという循環によって発生し得るパーチクルの発生を完全に除去することができる。
【0040】
また、IPA蒸気発生工程と乾燥工程が別々に実行されることから、第2チャンバでのウェーハの乾燥工程が温度変化なしに実行でき、ウェーハに様々な形態の欠陥を誘発させる従来の課題を防止できる。したがって、良好なウェーハの乾燥により半導体装置の製造の歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェーハ乾燥装置の一実施の形態の構成を示す断面図。
【図2】従来のウェーハ乾燥装置の構成を示す断面図。
【符号の説明】
20 第1チャンバ
21 IPA
22 IPA供給ライン
23 ヒータ
24 冷却ライン
25,61 圧力ゲージ
30 IPA供給部
31 供給ポンプ
32 供給バルブ
40 第2チャンバ
44 キャリア
45 ウェーハ
50 減圧/排出手段
51 排出用バルブ
52 減圧ポンプ
53 N2 供給バルブ

Claims (4)

  1. イソプロピル・アルコ−ル(IPA)蒸気を利用するウェーハ乾燥装置において、
    前記IPA蒸気を発生する第1チャンバを具備したIPA蒸気発生手段と、
    前記IPA蒸気発生手段にIPA供給ラインを通して連結され、前記IPA蒸気の供給を受けてウェーハを乾燥する第2チャンバを具備したウェーハ乾燥手段とを具備し、
    前記IPA蒸気発生手段は、
    前記第1チャンバの底部に設置され、前記第1チャンバ内に供給ラインを通して注入されたIPA溶液を加熱してIPA蒸気を発生させる加熱部と、
    前記第1チャンバ内のIPA蒸気圧が一定の圧力以上の場合、IPA蒸気圧を自動的に排出させる圧力ゲージと、
    前記第1チャンバの上部に設置されてIPA蒸気を第1チャンバの外部に漏洩しないように凝縮させる冷却ラインと、
    を含むことを特徴とするウェーハ乾燥装置。
  2. 請求項1記載のウェーハ乾燥装置において、
    前記ウェーハ乾燥手段は、
    前記第2チャンバに設置され、IPA蒸気の流入の前に前記第2チャンバ内の圧力を所定の圧力以下に減圧させるとともに、ウェーハの乾燥完了後に窒素(N)ガスを流入させながら前記第2チャンバ内のIPA蒸気を排出させる減圧/排出手段と、
    を含むことを特徴とするウェーハ乾燥装置。
  3. 請求項2記載のウェーハ乾燥装置において、
    前記ウェーハ乾燥手段は、
    前記第2チャンバ内にIPA濃度を検出するセンサを含み、前記センサによってIPA成分が検出されなくなるまで前記減圧/排出手段で引き続いてIPA蒸気を排出させることを特徴とするウェーハ乾燥装置。
  4. 請求項2記載のウェーハ乾燥装置において、
    前記減圧/排出手段は、
    排出用バルブと、
    この排出用バルブの開閉により作動する減圧ポンプと、
    を含むことを特徴とするウェーハ乾燥装置。
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