JP3714065B2 - 電動ホッチキスに供されるリフィル用ステープル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電動ホッチキスに装着されて被綴り材の綴りに供されるステープルで、綴り作業で消費されたときにリフィルするためのリフィル用ステープルに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、電動ホッチキスは多数の真直状のステープル針を連結してなる連結ステープルを先頭のものから順にコ字形に折り曲げ成形した後に被綴り材に打込むものであるが、従来はステープルカートリッジにリフィル用のステープルを装填しておき、綴り作業の繰り返しによってステープルが消費されたときは、ステープルカートリッジごと交換してステープルを補給していた。
【0003】
ところが、この方式では古いカートリッジは廃棄されることになり、資源の節約、自然環境の保護等の観点から好ましくない。そこで、ステープルカートリッジはそのまま使用し続け、ステープルのみをリフィルするようになってきている。そして、この種のリフィル用ステープルは電動ホッチキスに装填できる大きさに形成され、紙テープなどで巻いた状態で市場に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のリフィル用ステープルをホッチキス本体のステープルカートリッジに装填するときの作業性に問題があり、例えばステープルカートリッジの装填口に対して誤って上下を逆にして入れ込んでしまうと、取り出しが非常に面倒であった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、電動ホッチキスに対して容易かつ正確に装填することができるリフィル用ステープルを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る電動ホッチキスに供されるリフィル用ステープルは、電動ホッチキスに必要に応じて補給されるリフィル用ステープルであって、多数の真直状のステープル針をシート状に連結してなる連結ステープルを多段に積層してブロック状に形成し、その周囲を結束テープで巻くとともに、結束テープの先端にタブを形成し、このタブの幅を上記電動ホッチキスの連結ステープル用装填口の幅よりも大きくしたことを特徴とする。
【0007】
なお、前記連結ステープルをブロック状に形成することに代えて、多数の真直状のステープル針を長尺の帯状に連結してなる連結ステープルをロール状に形成するように構成してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はリフィル用ステープルの斜視図で、このリフィル用ステープルAは多数の真直状のステープル針をシート状に連結してなる連結ステープル1(通常はシート状ステープルとかシートステープルとか呼ばれている)を多段に積層してブロック状に形成したものである。ブロック状ステープルの周囲は紙又はプラスチックの結束テープ2で巻かれて結束されている。結束テープ2の先端にはタブ3が形成されている。図2(a) のようにタブ3の幅寸法は上記電動ホッチキスのステープルカートリッジ4に設けられたステープル装填口5の幅よりも大きくなるように形成されている。
【0009】
上記構成によれば、リフィル用ステープルAを電動ホッチキスのステープルカートリッジ4の装填口5に装填するにあたり、上下を逆にして間違った状態で装填すると、すなわち図2(a) のようにタブ3の方から先に装填口5に装着しようとすると、タブ3の幅が装填口5の幅よりも大きいから入らない。このため、作業者は入れ方が間違っていることに容易に気付く。これに対し、同図(b) のように正しく装填すると、つまりタブ3を後ろにして装填口5から装填すると、カートリッジは正しい状態で装着される。装着した後に結束テープ2を強く引っ張ることにより上記結束テープ2を切り離せばよい。
【0010】
このように、タブ3の幅寸法をステープル装填口5の幅よりも大きくなるように形成したので、間違えて装着することが有効に防止され、常に容易に正しくリフィルのための装填作業を行なうことができる。
【0011】
次に、図3のリフィル用ステープルBは多数の真直状のステープル針を連結ステープル26(図4参照)により長尺の帯状に連結してなる連結ステープル1Aをロール状に形成したもので、一般にロールステープルと呼ばれるものであるが、図4に示されるように、その終端部には粘着テープ7を介して紙又はプラスチックの結束テープ2が連結され、さらに結束テープ2の端部にはタブ3が接着されている。なお、連結ステープル1Aの終端部と粘着テープ7の粘着力よりも粘着テープ7と結束テープ2との粘着力又は結束テープ2とタブ3との接着力の方が強くなるように設定されている。結束テープ2はロール状の連結ステープル1Aの周囲に1周回以上巻き回され、重複した内外重合面2Pを接着することによって連結ステープル1Aをロール状に結束保持している。
【0012】
また、上記タブ3の幅寸法も、電動ホッチキスのステープルカートリッジに設けられたステープル装填口5の幅よりも大きくなるように形成されている。また、タブ3の一側9は斜めに切除されている。さらに、タブ3の表面には矢印のマーク25が表示されている。
【0013】
上記リフィル用ステープルは図5及び図6に示されるロールステープルカートリッジ10に装填される。このロールステープルカートリッジ10はカートリッジ本体10aにロールステープルの収納部11とステープル送り通路12とを設けたものである。
【0014】
収納部11の下方は開放され、この開口部13からロールステープルの最外側の端部が導出されてステープル送り通路12内を通るように構成されている。また、収納部11の上部にはキャップ14が取り付けられ、ロールステープルはキャップ14を開いて収納部11内に収納できるように構成されている。
【0015】
ステープル送り通路12は収納部11の開口部13から連続するもので、上部ガイド板15と下部ガイド板16との間に形成され、上部ガイド板15の下面には2枚の逆止爪17が前側に傾斜して配置され、送り通路12の前方に移動したステープルが後退移動しないようにしている。また、下部ガイド板16の後部は開放されている。下部ガイド板16の下面側には送り板18が前後に移動可能に配置されている。送り板18の上面には3枚の送り爪19が前側に傾斜して固定され、送り爪19は下部ガイド板の開放部からステープル送り通路12内に突出している。送り板18の下面からは送りレバー20が下方に露出するように形成されている。送りレバー20は開口穴21の内部を移動できるように形成され、この移動分が送り板18の移動範囲である。
【0016】
22はラチェットレバーで、このレバー22はカートリッジ本体内で送り板18に結合されている。ラチェットレバー22は圧縮バネ23により常時前方に付勢され、これにより送り板18も前方に移動するように付勢されている。
【0017】
上記構成において、図6に点線で示すように電動ホッチキスのステープルカートリッジのキャップ14を開いてその収納部11内に上記リフィル用ステープルBを装填する際、図5に点線で示すようにタブ3から入れようとしても入らない。逆にしてタブ3の切除された側9を右又は左になるようにして入れれば、収納部11内に正しく装填できる。さらに、図6に実線で示すようにキャップ14を閉じると、タブ3はその外側に露出するから、結束テープ2をタブ3の矢印マーク25の方向に引くことでロール状の連結ステープル1Aが収納部11内で回転し、その先端が収納部11から導出される。最後に、強く結束テープ2を引くと、図7に示すように連結ステープル1Aの先端と粘着テープ7との粘着が外れ、結束テープ2が分離される。そこで、図8のように連結ステープル1Aの先端24を開口部13から少し送り通路12の内部に導入してやった後、送りレバー20を持って送り板18を前後に動かすと、図のように前方に動かしたときに送り板18の送り爪19が連結ステープル1Aに係合するので、ロールステープルを送り板18の移動分だけ送り出す。後方に動かしたときはロールステープルには逆止爪17が係合しているので、ロールステープルは後方には移動できない。このようにして、送りレバー20の移動分だけロールステープルを送り出すことができる。
【0018】
上述のように、タブ3の幅寸法をステープル装填口5の幅よりも大きくなるように形成したので、間違えて装着することが有効に防止される。
【0019】
また、タブ3の一側9が切除されているので、装填方向を正しく把握して装填することができる。
【0020】
さらに、タブ3の表面に矢印のマークが表示されているので、タブ3を引っ張ることが容易に理解でき、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリフィル用ステープルの斜視図
【図2】 (a) (b) はそれぞれ誤った装填方法と正しい装填方法を示す説明図
【図3】他のリフィル用ステープルの斜視図
【図4】上記ステープルの結束テープを伸ばした状態の斜視図
【図5】上記ロールステープルカートリッジの平面図
【図6】上記ロールステープルカートリッジの縦断面
【図7】ロールステープルから結束テープを外した状態を示す上記カートリッジの拡大縦断面図
【図8】連結ステープルを送り通路内に送り込む態様を示す上記カートリッジの拡大縦断面図
【符号の説明】
1、1A 連結ステープル
2 結束テープ
3 タブ
5 装填口
Claims (2)
- 電動ホッチキスに必要に応じて補給されるリフィル用ステープルであって、多数の真直状のステープル針をシート状に連結してなる連結ステープルを多段に積層してブロック状に形成し、その周囲を結束テープで巻くとともに、結束テープの先端にタブを形成し、このタブの幅を上記電動ホッチキスの連結ステープル用装填口の幅よりも大きくしたことを特徴とする電動ホッチキスに供されるリフィル用ステープル。
- 前記請求項1において、前記連結ステープルをブロック状に形成することに代えて、多数の真直状のステープル針を長尺の帯状に連結してなる連結ステープルをロール状に形成したことを特徴とする電動ホッチキスに供されるリフィル用ステープル。
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JP30315099A JP3714065B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 電動ホッチキスに供されるリフィル用ステープル |
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JP30315099A Expired - Fee Related JP3714065B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 電動ホッチキスに供されるリフィル用ステープル |
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1999
- 1999-10-25 JP JP30315099A patent/JP3714065B2/ja not_active Expired - Fee Related
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