JP3713110B2 - 内視鏡の挿入部 - Google Patents

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、体腔内等に挿入される内視鏡の挿入部に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡の挿入部は、一般に、手元側から複数の操作ワイヤを介して遠隔操作することによって屈曲する湾曲部が可撓管の先端側に連結されていて、操作ワイヤを案内するための複数のガイドパイプが可撓管内に並列に挿通されている。
【0003】
そのような可撓管は、一般に、金属帯材を一定の径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管の外周に網状管を被覆し、さらにその外周に合成樹脂外皮を被覆して形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
内視鏡の挿入部は、先側の部分が硬くて曲がり難いと、体腔内の小さく屈曲した部分を通過させるのが困難であり、手元側の部分が柔らかくて曲がり易いと、操作者が挿入管を体腔内に押し進めようとしても手元側で撓んでしまって、うまく挿入させることができない。
【0005】
したがって、内視鏡の挿入部可撓管は、先側の部分が柔らかくて曲がり易く、手元側の部分が硬くて曲がり難いのが望ましい。そのような必要性については、古くは実公昭52−17998号等に記載されている。
【0006】
そこで従来は、先側と手元側の硬さに差をつけるために、可撓管の最外層の合成樹脂外皮の厚さや硬さ等を位置によって変化させていたが、そのような構造では、合成樹脂外皮の製造に著しく時間とコストがかかってしまう問題がある。
【0007】
そこで本発明は、可撓管の先寄りの部分と手元側寄りの部分の硬さの差を簡単につけて、低コストで製造することができる内視鏡の挿入部を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の挿入部は、手元側から複数の操作ワイヤを介して遠隔操作することによって屈曲する湾曲部が可撓管の先端側に連結されて、上記操作ワイヤを案内するための複数のガイドパイプが上記可撓管内に並列に挿通された内視鏡の挿入部において、上記ガイドパイプを密巻コイルパイプによって形成すると共に、上記可撓管の手元側端部から可撓管の途中の位置まで、金属製のパイプを上記密巻コイルパイプの少なくとも一本に被嵌したことを特徴とする。
【0009】
なお、上記金属製のパイプがTi−Ni系の超弾性合金によって形成されていてもよい。また、上記金属製のパイプがコイルパイプによって形成されてもよく、その場合、上記金属製のパイプが密巻コイルパイプであるとよい。
【0010】
また、上記金属製のパイプが、長さを変えて複数のガイドパイプに被嵌されていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は内視鏡を示しており、遠隔操作によって屈曲する湾曲部1が可撓管2の先端に連結されていて、対物光学系等を内蔵した先端部本体3が湾曲部1の先端に連結されている。体腔内への挿入部は、この湾曲部1、可撓管2及び先端部本体3によって構成されている。
【0012】
湾曲部1の内部構造は、公知のものなので図示されていないが、例えば多数の節輪をリベットで回動自在に連結し、その外面を弾力性のあるゴム製の外皮チューブで被覆して形成されている。
【0013】
可撓管2の管状構造部分は、ステンレス鋼又は銅合金等の金属製帯材を一定の径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管の外面に、ステンレス鋼細線等を編組して形成された網状管を被覆し、さらにその外面に合成樹脂外皮を被覆して構成されている。
【0014】
なお、螺旋管は必要に応じて二重又は三重に重ね合わせてもよく、合成樹脂外皮は、押し出し成形、ディッピング又はチューブ被覆等どのような製法によるものであってもよい。
【0015】
可撓管2の基端は操作部4に連結されている。操作部4には、湾曲部1を遠隔操作によって屈曲させるための湾曲操作機構が配置されている。6はその湾曲操作ノブである。
【0016】
湾曲操作ノブ6を回転操作すると、それによって操作ワイヤ7が進退操作される。操作ワイヤ7は、可撓管2内を通過して、その先端は湾曲部1の先端に連結されている。
【0017】
操作ワイヤ7は、可撓管2内においてはガイドパイプ8内に進退自在に挿通されている。可撓管2が牽引操作されたときガイドパイプ8が移動しないように、ガイドパイプ8の先端は可撓管2の先端部分に固定され、ガイドパイプ8の基端は操作部4内の不動部材に固定されている。
【0018】
可撓管2は、湾曲部1の軸線に対して垂直な断面において90°間隔に4本配置されており、任意の一本又は二本の操作ワイヤ7を牽引することにより、湾曲部1を任意の方向に屈曲させることができる。ガイドパイプ8も、それに対応して、4本が可撓管2内に併置されている。図2には、それらが各二本だけ図示されている。
【0019】
図1は可撓管2を示している。可撓管の外壁部分を構成する管状構造部21は、詳細な図示は省略されているが、前述のように、ステンレス鋼又は銅合金等の金属製帯材を一定の径で螺旋状に巻いて形成された螺旋管の外周に、ステンレス鋼細線等を編組して形成された網状管を被覆し、さらにその外周に合成樹脂外皮を被覆して構成されている。
【0020】
管状構造部21の先端部分には、湾曲部1と連結接続するための先側口金22が固着され、管状構造部21の後端部分には、可撓管2を操作部4に連結接続するために操作部4側に設けられた受け(図示せず)に当てつけられる元側口金23が固着されている。
【0021】
操作ワイヤ7が挿通されたガイドパイプ8は、四本のうち三本が図示されているが、いずれも、素線の断面形状が円形のステンレス鋼線を密着巻きにより均一な径でコイル状に巻いて形成された密巻コイルパイプが用いられている。なお、図1においては、ガイドパイプ8の表面が平らに略示されているが、実際に、断面形状が平板状の素線を巻いてガイドパイプ8を形成してもよい。
【0022】
各ガイドパイプ8は、先端部分が銀ロー付け等によって先側口金22の内周面に固着されていて、それ以外の部分は可撓管2に固定されておらず、後端部分は元側口金23内から操作部4内に伸び出している。
【0023】
そして、二本のガイドパイプ8には、可撓管2の手元側端部から可撓管2の途中の位置まで、Ti−Ni系の超弾性合金製の金属パイプ24a,24bが被嵌されている。
【0024】
可撓管2が曲げられた際に金属パイプ24a,24b内でガイドパイプ8が軸線方向に移動できるように、金属パイプ24a,24bは手元側端部付近だけがガイドパイプ8に固着されている。金属パイプ24a,24bは、ガイドパイプ8に全く固定せずに操作部4内の不動部材に固定してもよい。いずれにしても、その製造、組立は非常に容易である。
【0025】
二本の金属パイプ24a,24bは長さが相違しており、第1の金属パイプ24aの方が第2の金属パイプ24bより短い。したがって、図1に示されるように、二本の金属パイプ24a,24bが並んで存在している可撓管2の手元側寄りの範囲Aは、可撓管2が硬くて曲がり難い。
【0026】
そして、金属パイプ24a,24bが存在しない先端寄りの範囲Cは可撓管2が柔らかくて曲がり易く、第2の金属パイプ24bだけが存在する中間の範囲Bは、硬さ及び曲がり易さが中間の程度になっている。
【0027】
したがって、このような可撓管2が組み込まれた内視鏡の挿入部を体腔内に挿入する際には、先端寄りの範囲Cが柔軟なので体腔内の小さく屈曲した部分を容易に通過することができる。
【0028】
また、可撓管2の手元側寄りの範囲Aが硬いので、操作者が可撓管2を体腔内に押し進める際に、手元側で撓みすぎることなく確実に挿入させることができる。中間の範囲Bの存在は、可撓管2の硬さを滑らかに変化させて可撓管2が全体として滑らかに曲がることに寄与する。
【0029】
そして、Ti−Ni系の超弾性合金によって形成された金属パイプ24a,24bは、曲がり癖がつき難いので、数多くの臨床使用を行ったり、小さな保管箱内等に長期間保管しても、可撓管2に曲がり癖がつかない。
【0030】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、複数のガイドパイプ8のうちの一本だけに金属パイプ24aを被嵌してもよく、三本或いは全部に被嵌してもよい。
【0031】
また、ガイドパイプ8に被嵌される金属製のパイプをコイルパイプで形成してもよく、その場合には、できるだけ硬化させた密巻コイルパイプを用いるとよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、可撓管内に挿通された湾曲操作ワイヤのガイドパイプを密巻コイルパイプによって形成すると共に、可撓管の手元側端部から可撓管の途中の位置まで金属製のパイプを被嵌したことにより、挿入部の先寄りの部分と手元側寄りの部分の硬さの差をつけて優れた挿入性を得ることができ、しかも製造が非常に簡単で低コストで製造することができる。
【0033】
そして、その金属製のパイプをTi−Ni系の超弾性合金によって形成すれば、曲がり癖がつき難いので、数多くの臨床使用を行ったり、小さな保管箱内等に長期間保管しても挿入部に曲がり癖がつかない。
【0034】
また、金属製のパイプをコイルパイプ(特に密巻コイルパイプ)で形成しても、それに近い効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の可撓管の側面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡の側面図である。
【符号の説明】
1 湾曲部
2 可撓管
7 操作ワイヤ
8 ガイドパイプ
24a,24b 金属パイプ

Claims (5)

  1. 手元側から複数の操作ワイヤを介して遠隔操作することによって屈曲する湾曲部が可撓管の先端側に連結されて、上記操作ワイヤを案内するための複数のガイドパイプが上記可撓管内に並列に挿通された内視鏡の挿入部において、
    上記ガイドパイプを密巻コイルパイプによって形成すると共に、上記可撓管の手元側端部から可撓管の途中の位置まで、金属製のパイプを上記密巻コイルパイプの少なくとも一本に被嵌したことを特徴とする内視鏡の挿入部。
  2. 上記金属製のパイプがTi−Ni系の超弾性合金によって形成されている請求項1記載の内視鏡の挿入部。
  3. 上記金属製のパイプがコイルパイプによって形成されている請求項1又は2記載の内視鏡の挿入部。
  4. 上記金属製のパイプが密巻コイルパイプである請求項3記載の内視鏡の挿入部。
  5. 上記金属製のパイプが、長さを変えて複数のガイドパイプに被嵌されている請求項1、2、3又は4記載の内視鏡の挿入部。
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