JP3515709B2 - 内視鏡の可撓管 - Google Patents
内視鏡の可撓管Info
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- JP3515709B2 JP3515709B2 JP13703999A JP13703999A JP3515709B2 JP 3515709 B2 JP3515709 B2 JP 3515709B2 JP 13703999 A JP13703999 A JP 13703999A JP 13703999 A JP13703999 A JP 13703999A JP 3515709 B2 JP3515709 B2 JP 3515709B2
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Description
等を外装する内視鏡の可撓管に関する。
ラスチック製の帯材を一定の径で螺旋状に巻いて形成さ
れた螺旋管の外面に、金属細線を編組して形成された網
状管を被覆し、その網状管の外面に合成樹脂材からなる
一様な厚さの可撓性の外皮を被覆して構成されている。
等へ挿入するには、挿入部可撓管が必要な方向には柔軟
に曲がり、且つ無用な横ぶれをしないことが望ましい。
管の可撓性には方向による差がないので、曲がり易い柔
軟な可撓性に構成すると横ぶれし易く、逆に横ぶれを小
さく構成すると曲がるべき方向にも柔軟に曲がらなくな
ってしまう傾向があり、挿入性に不十分な点があった。
方向には柔軟に曲がり、それ以外の方向には曲がり難く
て、優れた挿入性を得ることができる内視鏡の可撓管を
提供することを目的とする。
め、本発明の内視鏡の可撓管は、帯状部材をピッチ方向
に隙間のあいたコイル状に巻いて形成された螺旋管と、
複数の素線を並べた素線束を網状に編組して形成されて
螺旋管の外面に被覆された網状管と、溶融状態で網状管
の外面に被覆されてチューブ状に形成された可撓性の外
皮とを有し、溶融状態の外皮部材を網状管の隙間部分を
通って内方に突出させてそのまま冷却させた内視鏡の可
撓管において、突出部の内方への突出量を周方向で変化
させることにより、可撓性を方向によって相違させたも
のである。
向のみにおいて他の方向より小さくてもよく、周方向の
180°対称の方向において他の方向より小さくてもよ
い。
態を説明する。図4は内視鏡の全体構成を示しており、
体腔内に挿入される挿入部は外力が加わった方向に自由
に曲がる可撓管1によって外装されていて、その基端は
操作部2の下端部に連結されている。
た操作ノブ4からの遠隔操作によって任意の方向に任意
の角度だけ屈曲させることができる湾曲部3が連結さ
れ、対物光学系等を内蔵した先端部本体5が湾曲部3の
先端に連結されている。
可撓性連結管6の先端には、図示されていないビデオプ
ロセッサ兼光源装置に接続されるコネクタ7が取り付け
られている。
層ずつ順に剥がして示しており、最内層は、例えばステ
ンレス鋼製又は銅合金製の帯状部材をピッチ方向に隙間
11のあいたコイル状に巻いて形成された螺旋管10に
より構成されている。螺旋管10はここでは一重である
が、巻き方向を順に異ならせた二重あるいは三重以上の
ものであってもよい。
製の複数の素線を並べた素線束を網状に編組して形成さ
れた網状管20が被覆されていて、その網状管20の外
面に可撓性の外皮30が被覆されている。21は、均一
に点在する網状管20の編み目である。
成分とする部材から形成されており、素材のペレットを
押し出し成形機に入れて、加熱溶融された状態で網状管
20の外面に直接被覆し、そのまま冷却されてチューブ
状に形成されている。
の断面図であり、螺旋管10の外周面と網状管20の内
周面とはよく密着していて、外皮30は素材の溶融状態
においても螺旋管10の外周面と網状管20の内周面と
の間に入り込んでいない。
に、外皮部材が網状管20の編み目21部分を通って内
側の螺旋管10のピッチ方向隙間11内に点在する状態
に突出し、そのまま冷却硬化されている。31がその突
出部である。
旋管10内に芯金100が通され、その芯金100は冷
却後に抜去されるが、図2及び図3は、芯金100が螺
旋管10内に通されている状態を示している。
チ方向隙間11への外皮部材の突出部31の突出量は、
可撓管1の周方向に変化しており、この実施の形態にお
いては、突出部31が上方向(観察視野の上方向であ
り、操作部2の前方向に対応する)において螺旋管10
の内表面とほぼ同面で突出量が最低であり、そこから左
右両側へ突出量が次第に大きくなり、下方向において最
大になっている。
押し出し成形時に螺旋管10の内径寸法より細い外径寸
法の芯金100を用いて、その位置を管理することによ
って任意に形成することができる。
面形状に形成されている。その結果、上方向には非常に
柔軟で外力によって曲がり易く、他の方向にはそれより
曲がり難い特性を有する。
管1によって外装された挿入部分の上方向を体腔内壁の
曲がり部の内壁側に合わせながら挿入することにより、
可撓管1が体腔内壁の曲がり方向に沿って柔軟に曲が
り、他の方向には曲がり難くて横ぶれせず容易に挿入す
ることができる。
管1に芯金100が通されている状態を示しており、芯
金100の左右両部分が削ぎ落とされ、その結果、左右
両部分の突出部31の突出量が下方向より大きくなって
いる。その他は上述の第1の実施の形態と同じである。
おいては、可撓管1で外装された挿入部分が左右方向に
最も曲がり難く、横ぶれがより規制されて優れた挿入性
を得ることができる。
管1に芯金100が通されている状態を示しており、芯
金100が螺旋管10にほぼ内接する外径寸法であって
左右両部分が削ぎ落とされた形状に形成されている。
おいては、上下両方向に非常に柔軟で外力によって曲が
り易く、それと直交する左右方向にはそれより曲がり難
い特性を有し、挿入性がよくしかも使いやすい。
ものではなく、例えば可撓管1の長さ方向の一部にだけ
本発明を適用してもよく、具体的には、可撓管1の先端
寄りの部分だけ突出部31の突出量を周方向において変
化させてもよい。また、本発明を可撓性連結管6に適用
しても差し支えない。
方向にだけ他の方向より曲がり易くなるので、体腔内へ
の挿入に際して、横ぶれすることなく曲がってほしい方
向にだけ曲がり易い状態で挿入することができ、非常に
優れた挿入性を得ることができる。
部分側面断面図である。
芯金が挿入されている状態の正面断面図である。
芯金が挿入されている状態の部分側面断面図である。
る。
ずつ順に剥がして示す側面図である。
芯金が挿入されている状態の正面断面図である。
芯金が挿入されている状態の正面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】帯状部材をピッチ方向に隙間のあいたコイ
ル状に巻いて形成された螺旋管と、複数の素線を並べた
素線束を網状に編組して形成されて上記螺旋管の外面に
被覆された網状管と、溶融状態で上記網状管の外面に被
覆されてチューブ状に形成された可撓性の外皮とを有
し、溶融状態の外皮部材を上記網状管の隙間部分を通っ
て内方に突出させてそのまま冷却させた内視鏡の可撓管
において、 上記突出部の内方への突出量を周方向で変化させること
により、可撓性を方向によって相違させたことを特徴と
する内視鏡の可撓管。 - 【請求項2】上記突出部の突出量が、周方向の一方向の
みにおいて他の方向より小さい請求項1記載の内視鏡の
可撓管。 - 【請求項3】上記突出部の突出量が、周方向の180°
対称の方向において他の方向より小さい請求項1記載の
内視鏡の可撓管。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13703999A JP3515709B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 内視鏡の可撓管 |
US09/547,674 US6520214B1 (en) | 1999-04-13 | 2000-04-12 | Flexible tube for endoscope |
DE10018382A DE10018382B4 (de) | 1999-04-13 | 2000-04-13 | Flexibles Rohr für ein Endoskop |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13703999A JP3515709B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 内視鏡の可撓管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000325300A JP2000325300A (ja) | 2000-11-28 |
JP3515709B2 true JP3515709B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=15189441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13703999A Expired - Fee Related JP3515709B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-05-18 | 内視鏡の可撓管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3515709B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012120573A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Olympus Corp | 内視鏡 |
EP3659491A1 (en) | 2011-12-13 | 2020-06-03 | EndoChoice Innovation Center Ltd. | Removable tip endoscope |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP13703999A patent/JP3515709B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000325300A (ja) | 2000-11-28 |
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