JP3711998B2 - ドレンポンプ及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドレンポンプ及びそれを備えた空気調和装置に関する。
空気調和装置においては、冷房運転時やドライ運転時に熱交換器において発生するドレン水を排出するためにドレンポンプが設けられることがある。このようなドレンポンプは、例えば、図14、図15及び図16に示される天井埋込型の空気調和装置1に内蔵されている。ここで、図14は、空気調和装置1の外観斜視図(天井は省略)である。図15は、空気調和装置1の概略側面断面図であって、図16のA−A断面図である。図16は、空気調和装置1の概略平面断面図であって、図15のB−B断面図である。
空気調和装置1は、内部に各種構成機器を収納するケーシング2と、ケーシング2の下側に配置された化粧パネル3とを備えている。具体的には、空気調和装置1のケーシング2は、空調室の天井Uに形成された開口に挿入されて配置されている。そして、化粧パネル3は、天井Uの開口に嵌め込まれるように配置されている。ケーシング2の内部には、主に、化粧パネル3の吸入口31を通じて空調室内の空気をケーシング2内に吸入して外周方向に吹き出す送風機4と、送風機4の外周を囲むように配置された熱交換器6とが配置されている。化粧パネル3には、空調室内の空気を吸入する吸入口31と、ケーシング2内から空調室内に空気を吹き出す吹出口32とが形成されている。
熱交換器6の下側には、熱交換器6において発生するドレン水を受けるためのドレンパン7が配置されている。ドレンパン7は、ケーシング2の下部に装着されている。ドレンパン7は、化粧パネル3の吸入口31に連通するように形成された吸入孔71と、化粧パネル3の吹出口32に対応するように形成された吹出孔72と、熱交換器6の下側に形成されドレン水を受けるドレン受け溝73とを有している。また、ドレンパン7の吸入孔71には、吸入口31から吸入される空気を送風機4の羽根車41へ案内するためのベルマウス5が配置されている。そして、ドレンパン7のドレン受け溝73のうち熱交換器6が配置されていない部分(具体的には、吹出孔72間)には、ドレン受け溝73に溜まったドレン水をケーシング2外に排出するドレンポンプ308が配置されている。ドレンポンプ308は、ケーシング2外に配置された排出管(図示せず)を介して接続されている。
このようなドレンポンプ308は、図17に示されるように、主として、下端部にドレン吸込口81aと側部にドレン吐出口81bとを有するポンプケーシング81と、ポンプケーシング81内に配置されておりポンプケーシング81内を鉛直方向に延びる軸部91を中心として回転可能な羽根車382と、ポンプケーシング81の上側に配置されており羽根車382の軸部91を回転駆動させるモータ83とを備えている。モータ83の側面には、空気調和装置1のケーシング2にドレンポンプ308を取り付けるためのモータ取付金具89が装着されている。ここで、図17は、従来のドレンポンプ308の側面図(ポンプケーシング81の断面を図示)である。また、羽根車382の軸部91の回転軸線をP−Pとする。
ポンプケーシング81は、主として、上部に開口を有しており羽根車82の側方を囲むように配置されたケーシング本体84と、ケーシング本体84の上部の開口を覆うように配置されたケーシング蓋85と、ケーシング本体84とケーシング蓋85との間をシールするためのシール部材86とから構成されている。ケーシング本体84は、下方に向かうにつれて縮径する円筒形状の本体部84aと、本体部84aの下端部から下方に向かって延びており下端部にドレン吸込口81aを有する管状の吸い上げ部84bと、本体部84aの側部に形成されたドレン吐出口84bから側方に向かって延びる管状の吐出ノズル部84cとを有している。吐出ノズル部84cは、図16に示されるように、その一部が空気調和装置1のケーシング2の側板を貫通している。ケーシング蓋85は、主として、略中央に大気とポンプケーシング81内と連通する貫通孔からなる空気導入部85aを有している。
羽根車382は、図18及び図19に示されるように、主として、モータ83の駆動軸に連結された軸部91と、本体部84a内に配置された主羽根392と、主羽根392の下側に配置された補助羽根94と、主羽根392と補助羽根94との間に配置されており中央に環状の貫通孔からなる開口部93aを有する円板状の受皿部93とから構成されている。ここで、図18は、図17のポンプケーシング81付近を示す拡大図である。図19は、従来のドレンポンプ308の平面図(モータ83及びケーシング蓋85を省略して図示)である。
軸部91は、空気導入部85a内を貫通し、軸部91の外周面とケーシング蓋85の空気導入部85aの内周面との間に隙間が形成されるように配置されている。
主羽根392は、例えば、軸部91の外周面から放射状に延びる4つの第1羽根395と、各第1羽根395の円周方向間において受皿部93の開口部93aの外周縁部から放射状に延びる4つの第2羽根396とから構成されている。第1羽根395の上端部の高さ位置(以下、図18に示されるように、開口部93aの上端面から第1羽根395及び第2羽根396の上端部までの高さを羽根高さH1とする)は、その内周部から外周部まで同じ高さである。また、第2羽根396の上端部の羽根高さH1は、その内周部から外周部まで第1羽根395と同じ高さである。
受皿部93は、本体部84aの縮径部分に沿うように配置されており、その外周縁部から上方に向かって延びる環状の仕切部93bが主羽根392の外周縁部を結ぶように配置されている。仕切部93bの上端部は、主羽根392の上端部よりも低い位置に配置されている(以下、図18に示されるように、開口部93aの上端面から受皿部93の仕切部93bの上端部までの高さを受皿高さH2とする)。すなわち、主羽根392の上端部は、羽根車382の側面視において、仕切部93bの上端部よりも上側に突出している。また、仕切部93bの外形寸法Dは、主羽根392の外径とほぼ同じ又はわずかに小さくなっている。補助羽根94は、吸い上げ部84b内に配置されており、軸部91の外周面から放射状に延びる4つの羽根である。
このような構成を有するドレンポンプ308では、モータ83を駆動すると、羽根車82が所定の方向に回転される。すると、吸い上げ部84bの一部がドレンパン7のドレン受け溝73に溜まったドレン水の水面よりも下まで水没しているため、ドレン受け溝73に溜まったドレン水は、補助羽根94によって、ドレン吸込口81aから吸い込まれ、吸い上げ部84b内を上昇して、本体部84aまで到達する。そして、本体部84aまで到達したドレン水は、主羽根392によって昇圧された後、吐出ノズル部84cを介してドレン吐出口81bから空気調和装置1のケーシング2に外に吐出される。具体的には、ドレン吐出口81bから吐出されたドレン水は、ケーシング2外に配置されており吐出ノズル部84cに接続された排出管を介して排出される。ここで、本体部84aまで上昇した水面は、受皿部93により、ほぼ上下に分断され、ドレン水の流れが制限されるように一部せき止められ、主羽根392に接するドレン水が吐出されることとなる(例えば、特許文献1、2、3及び4参照。)。
しかも、ドレンポンプ308は、発停することなく、水位h(図18参照)により、吐出流量が調節できるようになっている。すなわち、ドレンポンプ308は、水位hが低下すると吐出流量が減少し、水位hが上昇すると吐出流量が増加するようなる。そして、水位hがある水位まで上昇すると、最大の吐出流量に到達し、それ以上水位hが上昇しても、吐出流量が変化しなくなる。このため、熱交換器6におけるドレン水の発生量が変化する場合であっても、ドレン水の発生量と吐出流量とがバランスする水位で安定して運転が行われることになる。
ここで、ドレンポンプ308の本体部84a内では、水位hが低下するにつれて、主羽根392の軸部91と同心円状に空気層(図18及び図19の気液界面X参照)が拡大するため、主羽根392の送水仕事をすることが可能な有効面積が小さくなり、ドレンポンプ308の吐出流量が減少する。逆に、水位hが上昇すると、空気層が縮小するため、主羽根392の送水仕事をすることが可能な有効面積が大きくなり、ドレンポンプ308の吐出流量が増加する。このように、従来のドレンポンプ308は、水位hにより吐出流量を調節することができる構造になっている。
また、例えば、ドレン吐出口81bに接続された排出管の設置条件(配管長さ、内径や高さ等)によっては、背圧が小さくなることがある。このような場合には、ドレンポンプ308の揚程が低くなるため、主羽根392の軸部91と同心円状に空気層が拡大することになる。
このようなドレンポンプ308は、一般に、羽根車が完全に水没した型式のポンプに比べて、主羽根392が配置された部分に空気と水との気液界面が形成されるため、ポンプ効率が低く、運転音が大きい。そして、この運転音は、主として、主羽根392が空気層を掻き混ぜることによって発生しており、空気層が主羽根392の外周側に拡大するほど加速度的に大きくなる。特に、低揚程時には、空気と水との気液界面(図18及び図19の気液界面Y参照)が周速度の高い外周部まで拡大するため、非常に大きな運転音が発生する。この運転音は、空気調和装置1の送風機4が低風量の場合や空調室内が静かな場合に特に問題になる。
これに対して、仕切部93bの上端部の上を気液界面Yがスムーズに流れるようにすることで運転音を小さくすることを目的として、図20に示されるように、主羽根392(具体的には、第1及び第2羽根395、396)の外周部に、仕切部93bの上端部よりも上側の部分(すなわち、羽根高さH1と受皿高さH2との間の部分)のみに傾斜部395a、396aを設けた羽根車382を採用したものもあるが、この場合でも、運転音を十分に小さくすることができない。
特開平10−115294号公報 特開2000−80996号公報 特開2000−240581号公報 特開2001−342984号公報
本発明の課題は、低揚程時におけるドレンポンプの運転音を小さくすることにある。
請求項1に記載のドレンポンプは、ケーシングと、羽根車とを備えている。ケーシングは、下端部にドレン水を吸い込むためのドレン吸込口と、側部にドレン水を吐出するためのドレン吐出口とを有している。羽根車は、ケーシング内を鉛直方向に延びるように配置される軸部と、軸部の外周側に配置されており外周部が外周縁部に向かうにつれて羽根高さが小さくなるように傾斜している主羽根と、主羽根の下側に配置される補助羽根と、主羽根と補助羽根との間に配置され中央に開口を有する円板状の受皿部とを有している。受皿部は、その外周縁部から上方に向かって延びる環状の仕切部をさらに有している。主羽根の外周縁部は、仕切部の上端部よりも低い位置に配置されている。
このドレンポンプでは、周速度の高い主羽根の外周縁部が仕切部の上端部よりも低い位置に配置されているため、低揚程時に、空気と水との気液界面が周速度の高い外周部まで拡大する場合においても、気液界面と主羽根の外周部との衝突を緩和することができて、運転音を小さくすることができる。特に、低揚程の運転条件とともに、低水位の運転条件が重なる場合には、効果的に運転音を小さくすることができる。
しかも、仕切部の上端部よりも低い位置に配置されている部分が、周速度の高く運転音への影響が大きい主羽根の外周縁部であるため、主羽根の外周縁部の近傍における気液界面と主羽根との衝突を緩和しつつ、運転音への影響が比較的小さい主羽根の内周部については気液界面と主羽根との衝突を緩和する効果を小さくして、主羽根の送水仕事をすることが可能な有効面積を確保するようにしているため、ドレンポンプの性能の低下を極力抑えることができる。
また、このドレンポンプでは、主羽根の外周部の羽根高さが外周縁部に向かうにつれて低くなるように形成されており、主羽根の外周部において、主羽根の送水仕事をすることが可能な有効面積がさらに確保されやすくなっているため、ドレンポンプの性能の低下をさらに抑えることができる。
これにより、このドレンポンプでは、ポンプ性能の低下を抑えつつ、低揚程時の運転音を小さくすることができる。
請求項2に記載のドレンポンプは、請求項1において、主羽根の外周縁部は、仕切部の内周面よりも内周側に配置されている。
このドレンポンプでは、主羽根の外周縁部が受皿部の仕切部の内周面よりも内周側に配置されており、主羽根の直径が受皿部の内周面の直径よりも小さくなっているため、主羽根の外周縁部における気液界面と主羽根との衝突を緩和する効果を高めることができる。
請求項に記載のドレンポンプは、ケーシングと、羽根車とを備えている。ケーシングは、下端部にドレン水を吸い込むためのドレン吸込口と、側部にドレン水を吐出するためのドレン吐出口とを有している。羽根車は、ケーシング内を鉛直方向に延びるように配置される軸部と、軸部の外周側に配置される主羽根と、主羽根の下側に配置される補助羽根と、主羽根と補助羽根との間に配置され中央に開口を有する円板状の受皿部とを有している。主羽根は、その内周縁部から外周縁部に向かって羽根高さが低くなるように形成されている。
このドレンポンプでは、主羽根の羽根高さがその内周縁部から外周縁部に向かって低くなっているため、低揚程時に、空気と水との気液界面が周速度の高い外周部まで拡大する場合、及び、低揚程時に、水位が上昇して水位が低い場合よりも気液界面が内周部に位置する場合のいずれにおいても、気液界面と主羽根との衝突を緩和することができる。
これにより、このドレンポンプでは、水位の変化により気液界面の位置が変化する場合においても、低揚程時の運転音を小さくすることができる。
請求項に記載のドレンポンプは、ケーシングと、羽根車とを備えている。ケーシングは、下端部にドレン水を吸い込むためのドレン吸込口と、側部にドレン水を吐出するためのドレン吐出口とを有している。羽根車は、ケーシング内を鉛直方向に延びるように配置される軸部と、軸部の外周側に配置される主羽根と、主羽根の下側に配置される補助羽根と、主羽根と補助羽根との間に配置され中央に開口を有する円板状の受皿部とを有している。主羽根は、少なくとも外周部に、羽根高さが凹凸状に変化する凹凸部が形成されている。
このドレンポンプでは、周速度の高い主羽根の外周部に凹凸部が形成されているため、低揚程時に、空気と水との気液界面が周速度の高い外周部まで拡大する場合においても、気液界面と主羽根の外周部との衝突を緩和することができて、運転音を小さくすることができる。特に、低揚程の運転条件とともに、低水位の運転条件が重なる場合には、効果的に運転音を小さくすることができる。
しかも、凹凸部が主羽根の内周部にも形成されている場合には、低揚程時に、空気と水との気液界面が周速度の高い外周部まで拡大する場合、及び、低揚程時に、水位が上昇して水位が低い場合よりも気液界面が内周部に位置する場合のいずれにおいても、気液界面と主羽根との衝突を緩和することができる。
これにより、このドレンポンプでは、水位の変化により気液界面の位置が変化する場合においても、低揚程時の運転音を小さくすることができる。
請求項に記載の空気調和装置は、熱交換器と、熱交換器で発生したドレン水を溜めるためのドレンパンと、ドレンパンに溜まったドレン水を排出する請求項1〜のいずれかに記載のドレンポンプとを備えている。
この空気調和装置では、低揚程時の運転音が小さいドレンポンプをドレンパンに溜まったドレン水の排出に使用しているため、空気調和装置全体の騒音を小さくすることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
請求項1にかかる発明では、低揚程時の運転音を小さくすることができる。
請求項2にかかる発明では、主羽根の外周部における気液界面と主羽根との衝突を緩和する効果を高めることができる。
請求項にかかる発明では、低揚程時の運転音を小さくすることができる。
請求項にかかる発明では、低揚程時の運転音を小さくすることができる。
請求項にかかる発明では、空気調和装置全体の騒音を小さくすることができる。
以下、本発明にかかるドレンポンプ及びそれを備えた空気調和装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(1)ドレンポンプの構成及び動作
図1及び図2に空気調和装置1(図14〜図16参照)等に使用される本発明の第1実施形態にかかるドレンポンプ8を示す。ここで、図1は、本発明の第1実施形態にかかるドレンポンプ8のポンプケーシング81付近を示す拡大図である。図2は、本発明の第1実施形態にかかるドレンポンプ8の平面図(モータ83及びケーシング蓋85を省略して図示)である。尚、ドレンポンプ8は、羽根車82を除いて、従来のドレンポンプ308と同じ構成であるため、説明を省略する。
羽根車82は、主として、モータ83の駆動軸に連結された軸部91と、ポンプケーシング81の本体部84a内に配置された主羽根92と、主羽根92の下側に配置された補助羽根94と、主羽根92と補助羽根94との間に配置されており中央に環状の貫通孔からなる開口部93aを有する円板状の受皿部93とから構成されている。ここで、羽根車82は、主羽根92を除いて、従来の羽根車382と同じ構成であるため、説明を省略する。
主羽根92は、例えば、軸部91の外周面から放射状に延びる4つの第1羽根95と、各第1羽根95の円周方向間において受皿部93の開口部93aの外周縁部から放射状に延びる4つの第2羽根96とから構成されている。尚、主羽根92を構成する第1羽根95及び第2羽根96の枚数は、上記の枚数に限定されるものではなく、種々の枚数が選択可能である。
第1羽根95の上端部の高さ位置(以下、図1に示されるように、開口部93aの上端面から第1羽根95及び第2羽根96の高さを羽根高さH1とする)は、外周部に形成された傾斜部95aを除いて、その内周部から外周部まで同じ高さである。また、第2羽根96の上端部の羽根高さH1は、外周部に形成された傾斜部96aを除いて、その内周部から外周部まで第1羽根95と同じ高さである。しかも、従来のドレンポンプ308の主羽根392と同様に、主羽根92の傾斜部96aを除く部分は、羽根車82の側面視において、仕切部93bの上端部(具体的には、受皿高さH2)よりも上側に突出している。
そして、傾斜部95a、96aは、第1羽根95及び第2羽根96の外周部の一部を切り欠くように形成されており、外周縁部に向かうにつれて羽根高さH1が低くなるように傾斜した形状を有している。また、傾斜部95a、96aの外周縁部は、仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されている。
また、傾斜部95a、96aは、第1羽根95及び第2羽根96の外径が仕切部93bの外形寸法Dよりも短く、さらには、仕切部93bの内周面の直径dよりも短くなるように切り欠かれている。このため、第1羽根95及び第2羽根96の外周縁部は、仕切部93bの内周面よりも内周側に配置されている。尚、傾斜部95a、96aは、図1に示されるように、直線的に傾斜した形状であってもよいし、曲面を描くように傾斜した形状であってもよい。
このような傾斜部95a、96aが形成された主羽根92を有するドレンポンプ8では、従来のドレンポンプ308の本体部84a内と同様に、水位hが低下するにつれて、主羽根92の軸部91と同心円状に空気層が拡大する。特に、低揚程時には、空気と水との気液界面(図1及び図2の気液界面Y参照)が周速度の高い外周部まで拡大する。
しかし、ドレンポンプ8では、主羽根92の外周部に傾斜部95a、96aが形成されることによって主羽根92の外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されており、気液界面Yと主羽根92の外周部との衝突を緩和することができるため、主羽根92が空気層を掻き混ぜることによって発生する運転音を小さくすることができる。
しかも、仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されている部分が、周速度の高く運転音への影響が大きい主羽根92の外周縁部であるため、主羽根92の外周縁部の近傍における気液界面Yと主羽根との衝突を緩和しつつ、運転音への影響が比較的小さい主羽根92の内周部については気液界面と主羽根との衝突を緩和する効果を小さくして、主羽根92の送水仕事をすることが可能な有効面積を確保するようにしている。これにより、ドレンポンプ8の吐出流量の低下が抑えられて、ポンプ性能の低下を極力抑えることができる。
また、ドレンポンプ8では、主羽根92の外周縁部が受皿部93の仕切部93bの内周面よりも内周側に配置されているため、主羽根92の外周縁部における気液界面Yと主羽根92との衝突を確実に緩和する効果を得ることができる。
さらに、ドレンポンプ8では、主羽根92の外周部の羽根高さH1が外周縁部に向かうにつれて低くなるように形成されており、主羽根92の外周部において、主羽根92の送水仕事をすることが可能な有効面積がさらに確保されやすくなっているため、ドレンポンプ8のポンプ性能の低下をさらに抑えることができる。
このように、このドレンポンプ8では、ポンプ性能の低下を抑えつつ、低揚程時の運転音を小さくすることができる。また、このような低揚程時の運転音が小さいドレンポンプ8を空気調和装置1のドレンパン7に溜まったドレン水の排出に使用されているため、空気調和装置1全体の騒音を小さくすることができるようになり、空気調和装置1の送風機4が低風量の場合や空調室内が静かな場合において、ドレンポンプの運転音が気になるというような問題が生じにくくなる。
(2)実験例
次に、本実施形態の傾斜部95a、96aを有する主羽根92を備えたドレンポンプ8と従来の主羽根392を備えたドレンポンプ308とについて、ドレンポンプ単体での運転音及びポンプ性能の一つである揚程を実測した実験結果について説明する。ここで、図3は、各種水位及び揚程の条件におけるドレンポンプ単体での運転音の実測値を示すグラフである。図4は、各種回転数における揚程の実測値を示すグラフである。また、従来のドレンポンプとしては、図18に示される傾斜部を有しない主羽根を備えたドレンポンプ(以下、従来例1とする)と、図20に示される仕切部93bの上端部よりも上側の部分のみに形成された傾斜部395a、395bを有する主羽根を備えたドレンポンプ(以下、従来例2とする)とを準備して、運転音及び揚程の実測を行った。
従来例1のドレンポンプでは、図3に示されるように、低水位及び低揚程の場合に最も運転音が大きく(約46dBA)、高水位及び低揚程の場合に運転音が約43dBAまで低下し、さらに、揚程が大きくなると、運転音が30dBA程度まで低下する傾向となっている。また、揚程については、図4に示されるように、回転数が増加するにつれて右肩上がりの傾向となっている。また、従来例2のドレンポンプでは、図3に示されるように、従来例1よりも低水位及び低揚程の場合の運転音が改善されるが、低水位及び低揚程の場合に最も運転音が大きく(約42dBA)、高水位及び低揚程の場合に運転音が約40dBAまで低下し、さらに、揚程が大きくなると、運転音が30dBA程度まで低下する傾向となっている。
一方、本実施形態のドレンポンプ8では、図3に示されるように、低水位及び低揚程の場合に運転音が従来例1及び2のドレンポンプの運転音よりも小さく(約32dBA)、高水位及び低揚程の場合に運転音が約37dBAまで増加し(但し、従来例1及び2のドレンポンプの同条件での運転音よりも小さい)、さらに、揚程が大きくなると、運転音が30dBA程度まで低下する傾向となっている。また、揚程については、図4に示されるように、従来例1のドレンポンプの揚程よりもわずかに小さくなるが、回転数が増加するにつれて右肩上がりの傾向となっている。
ここで、低水位及び低揚程の場合に運転音が従来例1のドレンポンプの運転音よりも小さくなっているのは、上記に述べたように、主羽根92の外周部に傾斜部95a、96aを形成したことに起因しているものと考えられる。しかも、従来例2のドレンポンプの運転音よりも小さくなっているのは、本実施形態のドレンポンプ8の主羽根92に形成されている傾斜部95a、96aと、従来例2のドレンポンプの主羽根に形成されている傾斜部との形状に違いに起因するものである。具体的には、本実施形態のドレンポンプ8の主羽根92に形成されている傾斜部95a、96aは、その外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されているが、従来例2のドレンポンプの主羽根に形成されている傾斜部395a、395bが仕切部93bの上端部よりも上側の部分のみに形成されたものであることに起因している。しかも、本実施形態のドレンポンプ8では、主羽根92の外周縁部が受皿部93の仕切部93bの内周面よりも内周側に配置されているため、主羽根92の外周縁部における気液界面Yと主羽根92との衝突を緩和する効果が高められているものと推測される。また、高水位及び低揚程の場合に運転音が増加するのは、主羽根92の内周部が従来例1及び従来例2のドレンポンプの主羽根392と同じ形状であることに起因しているものと考えられる。
揚程については、主羽根92に傾斜部95a、96aを形成することによって、主羽根92の送水仕事をすることが可能な有効面積が少し小さくなっているが、主羽根92の内周部における有効面積は確保されているため、従来例1のドレンポンプの揚程よりもわずかに小さくなる程度にとどまっており、ドレンポンプ8のポンプ性能の低下が極力抑えられている。
このように、本実施形態のドレンポンプ8のように、主羽根92の外周縁部を仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置することによって、ポンプ性能の低下を抑えつつ、低揚程時、特に、低揚程の運転条件とともに低水位の運転条件が重なる場合には、効果的に運転音を小さくすることができる効果が確認されている。
[第2実施形態]
(1)ドレンポンプの構成及び動作
図5及び図6に空気調和装置1(図14〜図16参照)等に使用される本発明の第2実施形態にかかるドレンポンプ108を示す。ここで、図5は、本発明の第2実施形態にかかるドレンポンプ108のポンプケーシング81付近を示す拡大図である。図6は、本発明の第2実施形態にかかるドレンポンプ108の平面図(モータ83及びケーシング蓋85を省略して図示)である。尚、ドレンポンプ108は、羽根車182を除いて、従来のドレンポンプ308と同じ構成であるため、説明を省略する。
羽根車182は、主として、モータ83の駆動軸に連結された軸部91と、ポンプケーシング81の本体部84a内に配置された主羽根192と、主羽根192の下側に配置された補助羽根94と、主羽根192と補助羽根94との間に配置されており中央に環状の貫通孔からなる開口部93aを有する円板状の受皿部93とから構成されている。ここで、羽根車182は、主羽根192を除いて、従来の羽根車382と同じ構成であるため、説明を省略する。
主羽根192は、例えば、軸部91の外周面から放射状に延びる4つの第1羽根195と、各第1羽根195の円周方向間において受皿部93の開口部93aの外周縁部から放射状に延びる4つの第2羽根196とから構成されている。尚、主羽根192を構成する第1羽根195及び第2羽根196の枚数は、上記の枚数に限定されるものではなく、種々の枚数が選択可能である。
第1羽根195の上端部の高さ位置(以下、図5に示されるように、開口部93aの上端面から第1羽根195及び第2羽根196の高さを羽根高さH1とする)は、その内周縁部から外周縁部(具体的には、仕切部93bの外周縁部の上端部)に向かって羽根高さH1が低くなるように形成されている。すなわち、第1実施形態の第1羽根95において外周部のみに形成されていた傾斜部195aが第1羽根195全体に形成されている。また、第2羽根196の上端部の羽根高さH1は、第1羽根195と同様に、その内周縁部から外周縁部に向かって羽根高さH1が低くなるように傾斜部196aが形成されている。すなわち、第1実施形態の第2羽根96において外周部のみに形成されていた傾斜部196aが第2羽根196全体に形成されている。尚、第1羽根195及び第2羽根196の外周縁部は、仕切部93bの上端部(具体的には、受皿高さH2)と同じ高さ位置に配置されており、第1実施形態の傾斜部95a、96aのように第1羽根195及び第2羽根196の外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されていない。そして、これらの傾斜部195a、196aは、主羽根192の内周縁部から外周縁部(具体的には、軸部91の外周面から仕切部93bの外周縁部)にわたって形成されているため、第1実施形態の傾斜部95a、96aに比べて緩やかに傾斜している。このように、第1羽根195及び第2羽根196は、羽根高さH1が内周部よりも外周部において低くなっている。尚、傾斜部195a、196aは、図5に示されるように、直線的に傾斜した形状であってもよいし、曲面を描くように傾斜した形状であってもよい。
このような傾斜部195a、196aが形成された主羽根192を有するドレンポンプ108では、従来のドレンポンプ308の本体部84a内と同様に、水位hが低下するにつれて、主羽根192の軸部91と同心円状に空気層が拡大する。特に、低揚程時には、空気と水との気液界面(図5及び図6の気液界面Y参照)が周速度の高い外周部まで拡大する。
しかし、このドレンポンプ108では、主羽根192全体に傾斜部195a、196aが形成されることによって羽根高さH1が内周部よりも外周部において低くなっており、気液界面Yと主羽根192の外周部との衝突を緩和することができるため、主羽根192が空気層を掻き混ぜることによって発生する運転音を小さくすることができる。
しかも、水位hが上昇すると、空気層が縮小するが(図5及び図6の気液界面X参照)、この際においても、主羽根192全体に形成された傾斜部195a、196aによって、気液界面Xと主羽根192との衝突を緩和することができて、主羽根192が空気層を掻き混ぜることによって発生する運転音を小さくすることができる。
このように、このドレンポンプ108では、低揚程時に、空気と水との気液界面が周速度の高い外周部まで拡大する場合、及び、低揚程時に、水位が上昇して水位が低い場合よりも気液界面が内周部に位置する場合のいずれにおいても、気液界面と主羽根192との衝突を緩和することができるため、水位の変化により気液界面の位置が変化する場合においても、低揚程時の運転音を小さくすることができる。また、このような低揚程時の運転音が小さいドレンポンプ108を空気調和装置1のドレンパン7に溜まったドレン水の排出に使用されているため、空気調和装置1全体の騒音を小さくすることができるようになり、空気調和装置1の送風機4が低風量の場合や空調室内が静かな場合において、ドレンポンプの運転音が気になるというような問題が生じにくくなる。
(2)実験例
次に、本実施形態の傾斜部195a、196aを有する主羽根192を備えたドレンポンプ108と従来の主羽根392を備えたドレンポンプ308とについて、ドレンポンプ単体での運転音及びポンプ性能の一つである揚程を実測した実験結果について図3及び図4を用いて説明する。
本実施形態のドレンポンプ108では、図3に示されるように、低水位及び低揚程の場合に運転音が従来例1及び2のドレンポンプの運転音よりも小さく(約36dBA、但し、第1実施形態のドレンポンプ8の同条件での運転音よりも大きい)、高水位及び低揚程の場合に運転音が約35dBAまで減少し(しかも、第1実施形態のドレンポンプ108の同条件での運転音よりも小さい)、さらに、揚程が大きくなると、運転音が30dBA程度まで低下する傾向となっている。また、揚程については、図4に示されるように、従来例1のドレンポンプの揚程よりもわずかに小さくなる(但し、第1実施形態のドレンポンプ108の揚程と同程度である)が、回転数が増加するにつれて右肩上がりの傾向となっている。
ここで、低水位及び低揚程の場合に運転音が従来例1のドレンポンプの運転音よりも小さくなっているのは、上記に述べたように、主羽根192の外周部に傾斜部195a、196aを形成したことに起因しているものと考えられる。また、第1実施形態のドレンポンプ8の運転音よりも大きくなっているのは、傾斜部195a、196aが第1実施形態の傾斜部95a、96aよりも傾斜が緩やかであり、また、主羽根192の外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されておらず、主羽根192の外周部における気液界面と主羽根192との衝突を緩和する効果が第1実施形態の傾斜部95a、96aよりもやや小さいためであると考えられる。また、低水位及び低揚程の場合に運転音が従来例2のドレンポンプの運転音よりも小さくなっているのは、主羽根192の外周部だけでなく、主羽根192全体に傾斜部195a、196aが形成されていることに起因しているものと考えられる。さらに、高水位及び低揚程の場合に運転音が減少するのは、主羽根92全体に傾斜部195a、196aが形成されており、従来例1及び2のドレンポンプの主羽根や第1実施形態のドレンポンプ8の主羽根92とは異なり、主羽根192の内周部における気液界面と主羽根192との衝突を緩和する効果が得られるためであると考えられる。
揚程については、主羽根192に傾斜部195a、196aを形成することによって、主羽根192の送水仕事をすることが可能な有効面積が少し小さくなっているが、主羽根92全体に傾斜部195a、196aが形成された結果、主羽根192の外周部における有効面積が確保されているため、第1実施形態のドレンポンプ8と同等、すなわち、従来例1のドレンポンプの揚程よりもわずかに小さくなる程度にとどまっており、ドレンポンプ108のポンプ性能の低下が極力抑えられている。
このように、本実施形態のドレンポンプ108のように、主羽根192全体に傾斜部195a、196aを形成することによって、ポンプ性能の低下を抑えつつ、低揚程及び低水位時だけでなく、低揚程及び高水位時においても運転音を小さくすることができる効果が確認されており、結果的に、揚程や水位変化による運転音の変化も小さくなる効果が得られていることがわかる。
[第3実施形態]
(1)ドレンポンプの構成及び動作
図7及び図8に空気調和装置1(図14〜図16参照)等に使用される本発明の第3実施形態にかかるドレンポンプ208を示す。ここで、図7は、本発明の第3実施形態にかかるドレンポンプ208のポンプケーシング81付近を示す拡大図である。図8は、本発明の第3実施形態にかかるドレンポンプ208の平面図(モータ83及びケーシング蓋85を省略して図示)である。尚、ドレンポンプ208は、羽根車282を除いて、従来のドレンポンプ308と同じ構成であるため、説明を省略する。
羽根車282は、主として、モータ83の駆動軸に連結された軸部91と、主羽根292の下側に配置された補助羽根94と、主羽根292と補助羽根94との間に配置されており中央に環状の貫通孔からなる開口部93aを有する円板状の受皿部93とから構成されている。ここで、羽根車282は、主羽根292を除いて、従来の羽根車382と同じ構成であるため、説明を省略する。
主羽根292は、例えば、軸部91の外周面から放射状に延びる4つの第1羽根295と、各第1羽根295の円周方向間において受皿部93の開口部93aの外周縁部から放射状に延びる4つの第2羽根296とから構成されている。尚、主羽根292を構成する第1羽根295及び第2羽根296の枚数は、上記の枚数に限定されるものではなく、種々の枚数が選択可能である。
第1羽根295の上端部の高さ位置(以下、図7に示されるように、開口部93aの上端面から第1羽根295及び第2羽根296の高さを羽根高さH1とする)は、凹凸部295aが形成されているため、第1羽根295の内周縁部から外周縁部の全体にわたって凹凸状に変化している。また、第2羽根96の上端部の羽根高さH1は、凹凸部296aが形成されているため、第2羽根296の内周縁部から外周縁部の全体にわたって凹凸状に変化している。
本実施形態において、凹凸部295a、296aは、三角波形状の部分であり、その最外周部が外周縁部に向かうにつれて羽根高さH1が低くなるように傾斜した形状(以下、傾斜部295b、296bとする)になっている。この傾斜部295b、296bは、第1羽根295及び第2羽根296の外周部の一部を切り欠くように形成されており、その外周縁部が仕切部93bの上端部(具体的には、受皿高さH2)よりも低い位置に配置されている。
また、傾斜部295b、296bは、第1羽根295及び第2羽根296の外径が仕切部93bの外形寸法Dよりも短く、さらには、仕切部93bの内周面の直径dよりも短くなるように切り欠かれている。このため、第1羽根295及び第2羽根296の外周縁部は、仕切部93bの内周面よりも内周側に配置されている。尚、凹凸部295a、296aの形状は、本実施形態のものに限定されず、矩形波形状や、正弦波形状等の他の形状も適用可能である。
このような傾斜部295b、296bを有する凹凸部295a、296aが形成された主羽根292を備えたドレンポンプ208では、従来のドレンポンプ308の本体部84a内と同様に、水位hが低下するにつれて、主羽根292の軸部91と同心円状に空気層が拡大する。特に、低揚程時には、空気と水との気液界面(図7及び図8の気液界面Y参照)が周速度の高い外周部まで拡大する。
しかし、このドレンポンプ208では、主羽根292の外周部に凹凸部295a、296a(具体的には、傾斜部295b、296b)が形成されることによって主羽根292の外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されており、気液界面Yと主羽根292の外周部との衝突を緩和することができるため、第1実施形態のドレンポンプ8と同様に、主羽根292が空気層を掻き混ぜることによって発生する運転音を小さくすることができる。
しかも、水位hが上昇すると、空気層が縮小するが(図7及び図8の気液界面X参照)、この際においても、本実施形態のように、凹凸部295a、296aが主羽根292全体に形成されている場合には、第2実施形態のドレンポンプ108と同様に、凹凸部295a、296aによって気液界面Xと主羽根292との衝突を緩和することができて、主羽根292が空気層を掻き混ぜることによって発生する運転音を小さくすることができる。
そして、このような低揚程時の運転音が小さいドレンポンプ208を空気調和装置1のドレンパン7に溜まったドレン水の排出に使用されているため、空気調和装置1全体の騒音を小さくすることができるようになり、空気調和装置1の送風機4が低風量の場合や空調室内が静かな場合において、ドレンポンプの運転音が気になるというような問題が生じにくくなる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)第1実施形態の変形例
第1実施形態のドレンポンプ8の羽根車82を構成する主羽根92では、傾斜部95a、96aが仕切部93bの内周面の直径dよりも短くなるように切り欠かれることによって第1羽根95及び第2羽根96の外周縁部が仕切部93bの内周面よりも内周側に配置されているが、図9に示されるように、傾斜部95a、96aの外周縁部が仕切部93bの内周面に当接するように形成されていてもよい。
この場合でも、第1羽根95及び第2羽根96の外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されているため、従来例1及び2のドレンポンプよりも低揚程時の運転音を小さくできるものと推測される。
また、第1実施形態のドレンポンプ8の羽根車82を構成する主羽根92では、傾斜部95a、96aが周縁部に向かうにつれて羽根高さH1が直線的に低くなるように傾斜した形状を有しているが、図10に示されるように、第1羽根95及び第2羽根96の外周部の一部が折れ線状に切り欠かれた形状や、図11に示されるように、第1羽根95及び第2羽根96の外周部の一部が鉛直方向に真っ直ぐに切り欠かれた形状であってもよい。
この場合でも、第1羽根95及び第2羽根96の外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されているため、従来例1及び2のドレンポンプよりも低揚程時の運転音を小さくできるものと推測される。
(2)第2実施形態の変形例
第2実施形態のドレンポンプ108の羽根車182を構成する主羽根192では、傾斜部195a、196aが第1羽根195及び第2羽根196の内周縁部から外周縁部(具体的には、仕切部93bの外周縁部の上端部)に向かって羽根高さが低くなるように形成されており、主羽根192全体において、気液界面X、Yと主羽根192との衝突を確実に緩和できるようにして、低揚程時の運転音を低減させているが(図3参照)、図12に示されるように、第1実施形態の傾斜部95a、96aと同様に、傾斜部195a、196aの外周縁部が仕切部93bの上端部よりも低い位置に配置されるとともに、傾斜部195a、196aが仕切部93bの内周面の直径dよりも短くなるように切り欠かれていてもよい。
この場合には、主羽根92の外周部における気液界面と主羽根92との衝突を緩和する効果を高めることができるようになるため、低揚程及び低水位時の運転音をさらに低減させることができるものと推測される。
(3)第3実施形態の変形例
第3実施形態のドレンポンプ208の羽根車282を構成する主羽根292では、傾斜部295a、296aが第1羽根295及び第2羽根296の外周部の一部を第1羽根295及び第2羽根296の外径が仕切部93bの外形寸法Dよりも短くなるように切り欠くことによって形成されており、主羽根292の外周部における気液界面Yと主羽根292との衝突を確実に緩和できるようにして、低揚程及び低水位時の運転音を大幅に低減させているが(図3参照)、図13に示されるように、第1羽根295及び第2羽根296の外径を仕切部93bの外形寸法Dよりも小さくすることなく、外周部の一部を仕切部93bの外周縁部に向かって切り欠くように形成されていてもよい。
このようにすると、主羽根292の外周部における気液界面と主羽根292との衝突を緩和する効果が小さくなるが、それでも、第2実施形態のドレンポンプ108と同程度の運転音を小さくする効果が得られるものと推測される。
本発明を利用すれば、低揚程時におけるドレンポンプの運転音を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態にかかるドレンポンプのポンプケーシング付近を示す拡大図である。 本発明の第1実施形態にかかるドレンポンプの平面図(モータ及びケーシング蓋を省略して図示)である。 各種水位及び揚程の条件におけるドレンポンプ単体での運転音の実測値を示すグラフである。 各種回転数における揚程の実測値を示すグラフである。 本発明の第2実施形態にかかるドレンポンプのポンプケーシング付近を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態にかかるドレンポンプの平面図(モータ及びケーシング蓋を省略して図示)である。 本発明の第3実施形態にかかるドレンポンプのポンプケーシング付近を示す拡大図である。 本発明の第3実施形態にかかるドレンポンプの平面図(モータ及びケーシング蓋を省略して図示)である。 本発明の他の実施形態にかかるドレンポンプの羽根車の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかるドレンポンプの羽根車の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかるドレンポンプの羽根車の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかるドレンポンプの羽根車の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかるドレンポンプの羽根車の側面図である。 天井埋込型の空気調和装置の外観斜視図である。 天井埋込型の空気調和装置の概略側面断面図であって、図16のA−A断面図である。 天井埋込型の空気調和装置の概略平面断面図であって、図15のB−B断面図である。 従来のドレンポンプの側面図(ポンプケーシングの断面を図示)である。 図17のポンプケーシング付近を示す拡大図である。 従来のドレンポンプの平面図(モータ及びケーシング蓋を省略して図示)である。 他の従来例のドレンポンプの羽根車の側面図である。
符号の説明
1 空気調和装置
6 熱交換器
7 ドレンパン
8、108、208 ドレンポンプ
81 ポンプケーシング(ケーシング)
81a ドレン吸込口
81b ドレン吐出口
82、182、282 羽根車
91 軸部
92、192、292 主羽根
93 受皿部
93a 開口部(開口)
93b 仕切部
94 補助羽根
H1 羽根高さ
H2 受皿高さ

Claims (5)

  1. 下端部にドレン水を吸い込むためのドレン吸込口(81a)と、側部にドレン水を吐出するためのドレン吐出口(81b)とを有するケーシング(81)と、
    前記ケーシング内を鉛直方向に延びるように配置される軸部(91)と、前記軸部の外周側に配置されており外周部が外周縁部に向かうにつれて羽根高さ(H1)が低くなるように傾斜している主羽根(92)と、前記主羽根の下側に配置される補助羽根(94)と、前記主羽根と前記補助羽根との間に配置され中央に開口(93a)を有する円板状の受皿部(93)とを有する羽根車(82)とを備え、
    前記受皿部は、その外周縁部から上方に向かって延びる環状の仕切部(93b)をさらに有しており、
    前記主羽根の外周縁部は、前記仕切部の上端部よりも低い位置に配置されている、
    ドレンポンプ(8)。
  2. 前記主羽根(92)の外周縁部は、前記仕切部(93b)の内周面よりも内周側に配置されている、請求項に記載のドレンポンプ(8)。
  3. 下端部にドレン水を吸い込むためのドレン吸込口(81a)と、側部にドレン水を吐出するためのドレン吐出口(81b)とを有するケーシング(81)と、
    前記ケーシング内を鉛直方向に延びるように配置される軸部(91)と、前記軸部の外周側に配置される主羽根(192)と、前記主羽根の下側に配置される補助羽根(94)と、前記主羽根と前記補助羽根との間に配置され中央に開口(93a)を有する円板状の受皿部(93)とを有する羽根車(82)とを備え、
    前記主羽根(192)は、その内周縁部から外周縁部に向かって羽根高さ(H1)が低くなるように形成されている、
    ドレンポンプ(108)。
  4. 下端部にドレン水を吸い込むためのドレン吸込口(81a)と、側部にドレン水を吐出するためのドレン吐出口(81b)とを有するケーシング(81)と、
    前記ケーシング内を鉛直方向に延びるように配置される軸部(91)と、前記軸部の外周側に配置される主羽根(292)と、前記主羽根の下側に配置される補助羽根(94)と、前記主羽根と前記補助羽根との間に配置され中央に開口(93a)を有する円板状の受皿部(93)とを有する羽根車(82)とを備え、
    前記主羽根(292)は、少なくとも外周部に、羽根高さ(H1)が凹凸状に変化する凹凸部(295a、296a)が形成されている、
    ドレンポンプ(208)。
  5. 熱交換器(6)と、
    前記熱交換器で発生したドレン水を溜めるためのドレンパン(7)と、
    前記ドレンパンに溜まったドレン水を排出する請求項1〜のいずれかに記載のドレンポンプ(8、108、208)と、
    を備えた空気調和装置(1)。
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