JP2877497B2 - 空気調和機用ドレンポンプ - Google Patents

空気調和機用ドレンポンプ

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JP2877497B2
JP2877497B2 JP2315201A JP31520190A JP2877497B2 JP 2877497 B2 JP2877497 B2 JP 2877497B2 JP 2315201 A JP2315201 A JP 2315201A JP 31520190 A JP31520190 A JP 31520190A JP 2877497 B2 JP2877497 B2 JP 2877497B2
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浩一 渡辺
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Toshiba Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機に係り、特に、空気調和機内の熱
交換器で発生したドレン水を強制的に排水する空気調和
機用ドレンポンプに関するものである。
(従来の技術) 従来、空気調和機の室内ユニット内等にはその室内熱
交換器で発生したドレン水を強制的に排水するためのド
レンポンプが設けられている。
第12図に示すように、このドレンポンプaは電動モー
タbの回転軸cの下端に回転羽根dを連結すると共に、
この回転羽根dを囲繞するように略逆円錘形のケーシン
グeが形成されており、さらに、このケーシングeの下
端部にはドレン水を吸込む吸込口fが形成され、また、
ケーシングeの上端部外周には吸い込まれたドレン水を
吐出する吐出口gが形成されている。
そして、吸込口fよりケーシングe内に侵入してきた
ドレン水を回転羽根dによって回転させて掻き揚げ、こ
れによって発生する遠心力を利用して吐出口gよりケー
シングeの外に吐出して排水している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このドレンポンプaは回転羽根dやケーシ
ングeの内周面等の羽根の回転運動に関連する各部分の
僅かな製造バラツキによる回転バランスのずれと揚水の
状態の変化により、回転する回転羽根dによっておのお
の仕切られるケーシングe内部の液の容量及び掻き揚げ
による波形形状に不均一な状態を発生させやすかった。
そのため、回転する回転羽根dに対する掻き揚げ負荷が
不均一となり、揚水条件によっては異常に大きな振動を
発生し、実際の使用には特別に防振構造用部品各種が必
要であった。しかも、この掻き揚げ負荷の不均一は揚水
効率の低下を招くものであった。
そこで、本発明は上述した問題点を有効に解決するた
めに案出されたものであり、その目的は回転羽根による
揚水運転時に発生する振動の低減化と揚水効率の向上化
を達成した空気調和機用ドレンポンプを提供するもので
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、電動モータの回
転軸に、回転羽値を連結し、該回転羽根を囲繞するよう
に略逆円錐形のケーシングを設けてケーシング内に回転
羽根で仕切られた複数の部屋を構成し、該ケーシングの
下部にドレン水を吸い込む吸込口を設けると共に、該ケ
ーシングの上部に、吸い込んだドレン水を吐出する吐出
口を形成した空気調和機用ドレンポンプにおいて、上記
回転羽根の上部に回転羽根で仕切られたケーシング内の
各部屋に掻き揚げられたドレン水を他の部屋に移動させ
る連通部を備えたものである。
(作用) 本発明は以上の様に構成したので、回転羽根によって
仕切られたケーシングの各部屋内のドレン水の量が異な
っている場合であっても、回転時にドレン水が回転羽根
の上部に形成された連通部を通過して、その量が多い部
屋からその量が少ない部屋に移動することになり、仕切
られた各部屋内のドレン水の量が均等になる。従って、
回転時に回転羽根に加わるドレン水の掻き揚げ負荷が均
一となり、回転時の振動が低減される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明に係る空気調和機用ドレンポンプ1を
示したものである。図示するように、このドレンポンプ
1は電動モータ2の回転軸3の下端に、略逆三角形平板
状に形成された回転羽根4を連結し、この回転羽根4を
囲繞するように略逆円錘形のケーシング5を設け、さら
にこのケーシングの下端にドレン水を吸い込む吸込口6
を設けると共に、このケーシング6の外周上端部に吸い
込んだドレン水を吐出する吐出口7を形成して構成され
ている。
また、第2図に示すように、この回転羽根4の上部で
あって回転軸3の左右には略円形の連通部8が形成され
ており、この回転羽根4で仕切られたケーシング5内の
各部屋に掻き揚げられたドレン水を互いに通過させるよ
うになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
電動モータ2を駆動させて回転羽根4を回転させる
と、吸込口6よりケーシング5内に吸い上げられたドレ
ン水は、回転羽根4の外核線の回転により、円錐形をし
たケーシングの内周面5aを、回転羽根4の回転方向に回
転しながら上昇し、吐出口7からケーシング5の外部に
吐出されることになる。
この時、吸込口6の下端部からのケーシング5内に入
り込んだドレン水の水位の変化条件、或いは吐出口7の
端部からの揚程の変化条件に伴い、ケーシング5内を回
転しながら上昇するドレン水の容積及びその回転時の形
状が変化するが、この回転羽根4の回転に伴うドレン水
の回転運動により排出しきれないドレン水は再びケーシ
ング5内の各部屋に戻り、回転羽根4によって掻き揚げ
られ、ケーシング5の上端部を回転するドレン水の上に
折り重なる液層を形成する。
そして、この再びケーシング5内に戻り折り重なった
液層が回転羽根4によって仕切られた各部屋で不均一な
状態となった時に、回転羽根4の上端部分のそれぞれの
両端に加えられる掻き揚げ負荷も不均一となる。
そして、この回転羽根4に加えられる各部屋からの加
重の差の変化が周期性を保つ条件となった時、ポンプ本
体1から大きな振動を発生させることになる。
このように、回転羽根4によってケーシング5内で仕
切られた部屋のドレン水の液層及びその形状の不均一な
状態は、回転する回転羽根4の軸芯に対し、回転羽根4
の外核線部分の偏芯度のバラツキ、及びケーシング5の
内周面5aの同芯度のバラツキ等に起因し、吸込口6の水
位条件又は吐出口7からの揚程条件によりケーシング5
内の液容積の変化による影響を受けて発生することにな
る。
そこで、本発明は回転羽根4の上部にこの回転羽根4
によって仕切られた各部屋の間を連通する連通部8を形
成し、仕切られた部屋間にドレン水を通過させることに
よって、仕切られた各部屋内のドレン水の容積を均衡状
態に調整したものである。
すなわち、この連通部8はドレン水の多い部屋側か
ら、その圧力抵抗に比例して対向するドレン水の少ない
部屋内にそのドレン水を逃がす働きがあり、これによっ
て部屋内のドレン水の量を均等にするものである。従っ
て、回転時に回転羽根4の上端部分に加わる掻き揚げ負
荷加重は常に一定となって、掻き揚げ運転時の振動が低
減されると共に、揚水効率も向上することになる。
尚、本実施例では連通部8の形状を略円形に形成した
が、第3図〜第11図に示すように切欠形状や長孔形状、
四角形状といった様々な形に形成してもよい。
また、本実施例では回転軸に対象な2枚の平板状の羽
根としたが、3枚羽根、4枚羽根においても上述と同様
な効果が得られる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、振動の低減化が可能となるた
め、従来、必要であった特別な防振構造施設が不要とな
り、製造コストが低減される。また、回転羽根による掻
き揚げ状態の均一化が可能となり、揚水効率も向上する
といった優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の回転羽根およびケーシングを示す部分拡大図、第3
図は連通部の形状を切欠型に形成した回転羽根の正面
図、第4図は第3図の側面図、第5図は連通部の形状を
縦長孔型に形成した回転羽根の正面図、第6図は第5図
の側面図、第7図は連通部の形状を楕円型に形成した回
転羽根の正面図、第8図は連通部の形状を横長孔型に形
成した回転羽根の正面図、第9図は連通部の形状を変型
四角孔型に形成した回転羽根の正面図、第10図は連通部
の形状を変型縦長孔型に形成した回転羽根の正面図、第
11図は連通部の形状を四角孔型に形成した回転羽根の正
面図、第12図は従来の空気調和機用ドレンポンプの断面
図である。 図中1はドレンポンプ、2は電動モータ、3は回転軸、
4は回転羽根、5はケーシング、6は吸込口、7は吐出
口、8は連通部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの回転軸に、回転羽根を連結
    し、該回転羽根を囲繞するように略逆円錐形のケーシン
    グを設けてケーシング内に回転羽根で仕切られた複数の
    部屋を構成し、該ケーシングの下部にドレン水を吸い込
    む吸込口を設けると共に、該ケーシングの上部に、吸い
    込んだドレン水を吐出する吐出口を形成した空気調和機
    用ドレンポンプにおいて、上記回転羽根の上部に回転羽
    根で仕切られたケーシング内の各部屋に掻き揚げられた
    ドレン水を他の部屋に移動させる連通部を備えたことを
    特徴とする空気調和機用ドレンポンプ。
JP2315201A 1990-11-20 1990-11-20 空気調和機用ドレンポンプ Expired - Fee Related JP2877497B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005054678A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Daikin Industries, Ltd. ドレンポンプ及びそれを備えた空気調和装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005054678A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Daikin Industries, Ltd. ドレンポンプ及びそれを備えた空気調和装置
JP2005188497A (ja) * 2003-12-05 2005-07-14 Daikin Ind Ltd ドレンポンプ及びそれを備えた空気調和装置
US7435048B2 (en) 2003-12-05 2008-10-14 Daikin Industries, Ltd. Drain pump, and air conditioner provided therewith
US7670105B2 (en) 2003-12-05 2010-03-02 Daikin Industries, Ltd. Drain pump, and air conditioner provided therewith

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