JP3711235B2 - 扉開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、家具や建具等に設けられる扉体を開閉するための扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家具や建具等の固定部材に扉体を取り付けるための扉開閉装置には種々のものがある。これらのうちで当該取付作業をワンタッチで行えるようにしたものとして、特開平7−82946号公報に開示のものがある。
この公報に開示のトップピボット機構(扉開閉装置)100は、図8に示すように、固定枠体101に配設された、支持金具102及び支持アーム103で構成される一方のヒンジ部材104と、扉体105に配設された、取付金具106及び連動アーム107で構成される他方のヒンジ部材108との連結をワンタッチで行えるようにしたものである。
このトップピボット機構100の動作説明を図9を参照して概説する。この機構100では、支持アーム103に形成された連結体103aの挿入口(連結体103aの矩形状の切欠き)109に対し、連動アーム107の円筒体107aに固着された軸受ブロック110の回動中心軸110aを、図9(A)中の矢印方向に挿入し、回動中心軸110aによって操作レバー111の操作部111aが押動されると、操作レバー111は、支持ブロック112の支軸112aを中心に、コイルスプリング113,114の付勢力に抗して図9(A)中の矢印方向に回転する。
【0003】
すると、操作レバー111の支持突片111bが開閉体115の係合段部115aから外れ、開閉体115は、図9(B)に示すように、コイルスプリング113及びこれに直列に配されたコイルスプリング114の付勢力によって、上記挿入口109を閉塞する方向に、即ち、図9(B)中の矢印方向に押動される。このとき、回動中心軸110aは、開閉体115及び操作レバー111によって支持される態様をなす。このように、トップピボット機構100によれば、回動中心軸110aを連結体103aの挿入口109から挿入するだけで、この種の取付作業をワンタッチで行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の機構は、当該取付作業をワンタッチで行うことができ利便性が極めてよいものであるが、当該機構を構成する部材、例えば操作レバー111や支持ブロック112、開閉体115等を支持アームの連結体に組み込んでいるために、当該連結体が従来より大きくなってしまい、この種の扉体に用いる場合には、見栄えを悪くする。また、当該機構を構成するに要する部材も多く、当然のことながら製品コストも高くなる。
【0005】
本発明の目的は、装置を大型化せずに、しかも、簡単な構造で、家具や建具等の固定部材に扉体を取り付けるための取付作業をワンタッチで行える扉開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る扉開閉装置は、固定部材に配設された第1係合部材と扉体に配設された第2係合部材とを、軸棒を介して連設させる装置で、第1係合部材又は第2係合部材のいずれか一方に軸棒を係止させるロック手段を設ける一方、他方の第1係合部材又は第2係合部材に、上記軸棒の係止状態を解除して当該軸棒が挿入される軸受部材を設けてなるものである。本装置によれば、ロック手段に対し、例えば押圧力を加えるなどして軸棒の係止状態を解除するだけで、第1係合部材と第2係合部材とが軸棒を介して連設されるようになるため、固定部材に扉体を取り付けるための取付作業をワンタッチで行えることはもちろんのこと、構造自体が簡素で、装置が大型化するのを回避できる。
【0007】
本発明の請求項2に係る扉開閉装置は、上記ロック手段が、軸棒に形成される凹溝と、軸棒が挿通する貫通孔が上記凹溝との間で係脱可能なように穿設されるロック部材と、このロック部材を付勢して軸棒の係止状態を保持させる突片とで構成される一方、上記軸受部材が、第1係合部材と第2係合部材とを連設させるときに、ロック部材に当接して軸棒の係止状態を解除する鍔部を備えるとともに、当該軸棒が挿入される挿通孔を備えてなるものである。
本装置によれば、突片の付勢力によってロック部材の貫通孔の周縁に係止された軸棒を、このロック部材を軸受部材の鍔部に当接させて当該係止状態を解除することによって、貫通孔に挿通するようにするとともに、軸受部材の挿通孔に挿入する態様を採ったものであり、これにより、上記取付作業をワンタッチで行えることはもちろんのこと、装置構造を大型化することなく、極めて簡素に構成できる。
【0008】
また、本発明の請求項3に係る扉開閉装置は、ロック手段が、軸棒に対し一端を固定支点にして傾斜されるとともに、この傾斜角の拡開方向に付勢され、且つ、軸棒が挿通して当該軸棒との間で係脱可能なように作用する貫通孔が穿設された可動片で構成される一方、軸受部材が、第1係合部材と第2係合部材とを連設させるときに、可動片に当接して軸棒の係止状態を解除する突起部を備えるとともに、軸棒が挿入される挿通孔を備えてなるものである。
本装置によれば、可動片が上述のような付勢状態に置かれているときに、当該可動片の貫通孔と軸棒と間の摩擦力によってこの貫通孔に係止された軸棒を、この可動片を軸受部材の突起部に当接させて当該係止状態を解除することによって、貫通孔に挿通するようにするとともに、軸受部材の挿通孔に挿入する態様を採ったものであり、これにより、上記同様の効果を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態に係る扉開閉装置を図1〜5を参照して説明する。本実施の形態に係る扉開閉装置1では、図1に示すように、固定部材2に配設された第1係合部材3と扉体4に配設された第2係合部材5とを連設する場合、第2係合部材5に係止された軸棒6を第1係合部材3に同図中の矢印方向に挿入することによって、固定部材2に扉体4を取り付けるための取付作業をワンタッチで行えるようにしている。尚、本扉開閉装置1は、固定部材2及び扉体4に所定間隔をあけて配設される扉開閉装置のうち一方の扉開閉装置であり、本実施の形態では、固定部材2及び扉体4の上方に配設されている。
【0010】
本扉開閉装置1の構成を図2〜4を参照して説明する。
本装置1は、上述のように、第1係合部材3及び第2係合部材5並びにこれら部材を連設するための上記軸棒6等の連結部材を備えており、ここでは、最初に第2係合部材5及びこれに配設される連結部材について説明する。
第2係合部材5は、図2に示すように、取付プレート7のみで構成され、この取付プレート7の一方端には、円筒体7aが形成される一方、この板状部7bには、取付プレート7を扉体4に取り付けるためのビス穴が適宜数穿設され、また、上記円筒体7aには、軸棒6等の数点の連結部材のみが配設される。
【0011】
即ち、これら連結部材は、主として、鍔8aを有する中空円筒状のブッシュ8と、略中央部に環状の鍔9aを有する中空円筒状の樹脂製ブッシュ9と、その上端部に鍔10、及びこの鍔10に垂設された軸部11を有するとともに、この軸部11の略中央部に小溝11a、及びこの下端部に大溝(ロック手段の構成要素)11bを有する上記軸棒6と、後述するロック部材15とで構成される。このうち、ブッシュ8は、その鍔8aが円筒体7aの最上端に当接された状態で、この最上端部に圧入される一方、ブッシュ9は、その鍔9aが円筒体7aの最下端に当接された状態でこの最下端部に圧入されるとともに、その下円筒部12が円筒体7aの最下端から突出した状態で配設される。これに対し、軸棒6は、その鍔10がブッシュ8の鍔8aに当接可能なように、且つ、その軸部11がブッシュ8及びブッシュ9の中空部を貫通し、ブッシュ9の下円筒部12から突出可能なように配設される。そして、この軸部11の小溝11aにEリング13が嵌着されるとともに、このEリング13とブッシュ8の円筒下端8bとの間にスプリング14が介装され、軸棒6は、このスプリング14によって、当該軸棒6の鍔10がブッシュ8の鍔8aに当接する方向に付勢されるが(図5(B)参照)、後述するように、軸棒6がロック部材15によって係止状態に置かれるときは、軸棒6の鍔10がブッシュ8の鍔8aから離隔し、スプリング14はEリング13とブッシュ8の円筒下端8bとの間で圧縮状態に置かれる(図5(A)参照)。
【0012】
連結部材には、ブッシュ9の下円筒部12に形成された後述のスリット16に緩嵌される上記ロック部材(ロック手段)15が含まれる。このロック部材15は、図3(A)に詳細に示すように、横断面が矩形状の短辺を円弧状に形成した扁平な柱状部材であり、この柱状部材の中心軸に対し偏心させて貫通孔15aが穿設されている。一方、ブッシュ9の下円筒部12には、当該下円筒部12の軸心に直角にスリット16が設けられ、このスリット16の一方の開口部には、突片(ロック手段)16aが垂れ下がった状態で形成されており、この突片16aは、その材質の弾性力を利用すべくスリット16内に向かって傾斜するように付勢されている。
但し、上記突片16aは、本実施の形態のように下円筒部12に一体に形成されるものでなく、下円筒部12とは別体で構成されるものであってもよい。
【0013】
ここで、本装置1に係るロック手段の動作説明をする。
上記下円筒部12のスリット16に緩嵌されたロック部材15は、軸棒6が図3(B)のような位置にあるとき、即ち、第1係合部材3と第2係合部材5とが連設される前の状態のときには、突片16aの付勢力によってスリット16から僅かに突出する態様をなしている。このとき、ロック部材15の貫通孔15aの周縁に軸棒6の大溝11bが係止し、軸棒6がロック部材15によって第2係合部材5に係止された態様をなす。一方、軸棒6が図3(C)のような位置にあるとき、即ち、第1係合部材3と第2係合部材5とが連設された状態のときには、ロック部材15は、突片16aの付勢力に抗してスリット16内に収容される態様をなしている。このとき、軸棒6が貫通穴15aに挿通して、上記係止状態が解除された態様をなす。このように、ロック部材15は、軸棒6の大溝11bとの間で係脱可能なように、本実施の形態ではブッシュ9の下円筒部12に形成されたスリット16に緩嵌される。
【0014】
次に、第1係合部材3及びこれに配設される連結部材について説明する。
第1係合部材3は、図4に示すように、取付プレート20に加えて、本実施の形態では、ケース体21を備え、取付プレート20は、上記固定部材2に固着されたケース体21上を、カム機構22によって前後方向(同図の矢印A,B方向)に移動する一方、調整ボルト23によって左右方向(同図の矢印C,D方向)に移動して、それぞれの方向に対する調整ができるようになっている。そして、略板状をなす上記取付プレート20の一方端には、円筒体20aが形成され、この円筒体20aには、連結部材としての軸受部材24の軸部25のみが圧入されるようになっている。
【0015】
軸受部材24は、有底の挿通孔25aを有する円筒状の上記軸部25と、この軸部25に立設された、横断面がCリング状をなす鍔部26とで構成されている。
鍔部26の開口部26aは、上記ブッシュ9の下円筒部12を挿入させることができるほどの大きさであり、第1係合部材3と第2係合部材5とを連設させるために開口部26aから下円筒部12を挿入したときに、鍔部26は、スリット16から突出しているロック部材15に当接し、軸棒6の係止状態を解除する作用をする。そして、挿通孔25aには、係止状態が解除された軸棒6が挿入される。
【0016】
次に、本装置1を用いた、固定部材2に扉体4を取り付けるための取付作業の手順を図5を参照して説明する。尚、図5では、固定部材2や扉体4等は省略されており、軸棒6によって連設される取付プレート7の円筒体7a及び取付プレート20の円筒体20aの部位のみが表されている。
本装置1を用いると、上記取付作業を極めて簡単に行うことができる。即ち、図5(A)に示すように、扉体4を固定部材2に近づけて、換言すれば、円筒体7aを円筒体20aに近づけて、ブッシュ9の下円筒部12を軸受部材24の開口部26aから挿入し、ロック部材15を軸受部材24の側壁26bに当接させると、図5(B)に示すように、ロック部材15が突片16aの付勢力に抗してスリット16内に収容されるので、ロック部材15の貫通孔15aの周縁に対する軸棒6の大溝11bの係止状態が解除され、軸棒6がスプリング14の弾性力によって軸受部材24の挿通孔25aに挿入される。このように、ロック部材15を鍔部26の側壁26bに当接させるだけで、上記取付作業をワンタッチで行うことができる。
【0017】
また、取外作業をする場合には、例えば軸棒6の鍔10をスプリング14の付勢力に抗して持ち上げつつ、上記当接状態が解除されるように下円筒部12を開口部26aから退出させてやりさえすればよい、即ち、扉体4を固定部材2から遠ざけてやりさえすればよい。このとき、ロック部材15は、突片16aの付勢力によって突出するとともに、軸棒6の持ち上げるに従って、ロック部材15の貫通孔15aの周縁に軸棒6の大溝11bが係止されて図5(A)に示すような状態になる。
【0018】
本発明の第2の実施の形態に係る扉開閉装置30を説明する。
本装置30が上述した装置1と異なるところは、ロック手段の構成のみであり、したがって、本装置30のロック手段に係る点について図6を参照して説明する。但し、図6において、図1〜5中の構成部材と同一の構成部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本実施の形態では、軸棒6に代えて軸棒31が、また、ブッシュ9に代えてブッシュ32が、更に、軸受部材24に代えて軸受部材33が用いられる。ここで、軸棒31は、軸棒6から大溝11bを削除したものであり、また、ブッシュ32は、ブッシュ9から下円筒部12を削除し、この代わりに、上記鍔9aの外周縁の円弧上に一端を固定支点とし、且つ、当該鍔9aに対し所定角度で傾斜してなる弾性薄板状の可動片34を配したものであり(図6(A))、かかる可動片34は、その略中央に穿設された貫通孔34aに挿通される軸棒31に対し所定角度で傾斜する態様をなす。そして、この貫通孔34aは、後述するように当該貫通孔34aに挿通される軸棒31との間で係脱可能なように作用する。また、軸受部材33は、軸受部材24の側壁26b内の適宜位置に突起部35を配したものである(図6(A))。
尚、上記可動片34は、本実施の形態のように鍔9aに一体に形成されるものでなく、鍔9aとは別体で構成されるものであってもよい。
【0019】
次に、図6(B),(C)を参照して、本装置30に係るロック手段の動作説明をする。
上記可動片34の貫通孔34aに挿通された軸棒31は、当該軸棒31が図6(B)のような位置にあるとき、即ち、第1係合部材3と第2係合部材5とが連設される前の状態のときには、軸棒31の軸端31aが可動片34の貫通孔34aからいくらか突出する態様をなす。このとき、上記傾斜角の拡開方向(同図中の矢印方向)に付勢された可動片34の貫通孔34aに軸棒31が係止し、軸棒31が可動片34によって第2係合部材5に係止された態様をなす。一方、軸棒31が図6(C)のような位置にあるとき、即ち、第1係合部材3と第2係合部材5とが連設された状態のときには、軸棒31の軸部が軸受部材33の挿通孔25aにまで挿入される態様をなす。このとき、可動片34がその付勢力に抗する力を受けて上記傾斜角の縮閉方向(同図中の矢印方向)に回転し、上記係止状態が解除された態様をなす。
ところで、上記係止状態は、可動片34の貫通孔34aと軸棒31との間における摩擦力の作用に拠るものであり、この摩擦力の大きさは、両者間の摩擦係数に拠ることはもちろんのこと、可動片34の貫通孔34aの孔径及び軸棒31の軸径、並びに可動片34の上記傾斜角等に拠ることは言うまでもない。
【0020】
本装置30を用いた、固定部材2に扉体4を取り付けるための取付作業の手順を概説する。
本装置30を用いても、上記取付作業を極めて簡単に行うことができる。即ち、図6(B)に示すように、扉体4を固定部材2に近づけて、可動片34の貫通孔34aから突出した軸棒31の軸端31aを軸受部材33の開口部26aから挿入し、可動片34を軸受部材24の側壁26b内の突起部35に当接させると、図6(C)に示すように、可動片34は、上記傾斜角が縮閉方向に移動するので、可動片34の貫通孔34aに対する軸棒31の係止状態が解除され、軸棒31がスプリング14の弾性力によって軸受部材33の挿通孔25aに挿入される。このように、可動片34を側壁26b内の突起部35に当接させるだけで、上記取付作業をワンタッチで行うことができる。
【0021】
また、取外作業をする場合には、例えば軸棒31の鍔10をスプリング14の付勢力に抗して持ち上げつつ、上記当接状態が解除されるように軸棒31の軸端31aを開口部26aから退出させてやりさえすればよい、即ち、扉体4を固定部材2から遠ざけてやりさえすればよい。このとき、可動片34は、その付勢力によって上記傾斜角が拡開方向に移動するとともに、軸棒6の持ち上げにつれて、可動片34の貫通孔34aに軸棒31が係止されて図6(B)に示すような状態になる。
【0022】
ところで、上述の実施形態では、本装置1が固定部材2及び扉体4の上方に配設されている場合について説明したが、固定部材2及び扉体4の下方に配設される場合であっても、同様に当該取付作業をワンタッチで行える。
また、上述の実施形態では、第2係合部材5に係止された軸棒6を第1係合部材3に挿入することによって、固定部材2に扉体4を取り付けるための取付作業をワンタッチで行える場合について説明したが、第3の実施の形態のように(図7参照)、第1係合部材3に係止された軸棒6を第2係合部材5に挿入することによっても、同様に当該取付作業をワンタッチで行える。尚、図7において、図1中の構成部材と同一の構成部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
【0023】
【発明の効果】
本発明の扉開閉装置によれば、装置を大型化せずに、しかも、簡単な構造で、家具や建具等の固定部材に扉体を取り付けるための取付作業をワンタッチで行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る扉開閉装置の斜視構成図である。
【図2】 図1の第2係合部材及びその連結部材の分解斜視図である。
【図3】 図2の部分詳細図である。
【図4】 図1の第1係合部材及びその連結部材の分解斜視図である。
【図5】 図1の装置の動作説明図である。
【図6】 第2の実施の形態に係る扉開閉装置の動作説明図である。
【図7】 第3の実施の形態に係る扉開閉装置の斜視構成図である。
【図8】 従来の扉開閉装置の構成図である。
【図9】 従来の扉開閉装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1,30 扉開閉装置
2 固定部材
3 第1係合部材
4 扉体
5 第2係合部材
6,31 軸棒
11b 大溝(凹溝、ロック手段の構成要素)
15 ロック部材(ロック手段)
15a 貫通孔
16a 突片(ロック手段)
24,33 軸受部材
25a 挿通孔
26 鍔部
34 可動片(ロック手段)
34a 貫通孔
35 突起部
Claims (3)
- 固定部材に配設された第1係合部材と扉体に配設された第2係合部材とを、軸棒を介して連設させる扉開閉装置であって、前記第1係合部材又は第2係合部材のいずれか一方に前記軸棒を係止させるロック手段を設ける一方、他方の前記第1係合部材又は第2係合部材に、前記軸棒の係止状態を解除して当該軸棒が挿入される軸受部材を設けてなることを特徴とする扉開閉装置。
- 前記ロック手段は、前記軸棒に形成される凹溝と、前記軸棒が挿通する貫通孔が前記凹溝との間で係脱可能なように穿設されるロック部材と、該ロック部材を付勢して前記軸棒の係止状態を保持させる突片とで構成される一方、前記軸受部材は、前記第1係合部材と第2係合部材とを連設させるときに、前記ロック部材に当接して前記係止状態を解除する鍔部を備えるとともに、前記軸棒が挿入される挿通孔を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の扉開閉装置。
- 前記ロック手段は、前記軸棒に対し一端を固定支点にして傾斜されるとともに、該傾斜角の拡開方向に付勢され、且つ、前記軸棒が挿通して当該軸棒との間で係脱可能なように作用する貫通孔が穿設された可動片で構成される一方、前記軸受部材は、前記第1係合部材と第2係合部材とを連設させるときに、前記可動片に当接して前記係止状態を解除する突起部を備えるとともに、前記軸棒が挿入される挿通孔を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の扉開閉装置。
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