JPH0538217Y2 - - Google Patents

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JPH0538217Y2
JPH0538217Y2 JP16225888U JP16225888U JPH0538217Y2 JP H0538217 Y2 JPH0538217 Y2 JP H0538217Y2 JP 16225888 U JP16225888 U JP 16225888U JP 16225888 U JP16225888 U JP 16225888U JP H0538217 Y2 JPH0538217 Y2 JP H0538217Y2
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operating lever
casing
fitting
housing
mounting plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、捲締めバンドの両端あるいは蓋体と
枠などの一方側に取付けた受け金具に引掛けて、
これ等の間を緊締した状態で係合する締付け金具
に関し、更に詳しくは、係合状態でのロツク手段
を備えた形式に係わるものである。
〔従来の技術〕
捲締めバンド或いは蓋体などをガタつきなく緊
締した状態でセツトするには、それ等の結合セツ
ト向きに引き合う発条力を働かせることが望まし
く、しかも、かかるセツト状態を安定に保つ必要
がある。
そのために、従来のこの種締付け装置では、例
えば、実開昭59−42267号公報或いは実開昭59−
74276号公報などに示される如く、結合セツト時
に引き延ばされるスプリングを配置して、その発
条力による緊張作用での締結間の締付け並びに受
け金具からの掛け金具の離脱を防止する構成が採
用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述の従来装置によれば、結合セツ
ト状態での保持手段が、セツトのために旋回操作
するレバーへのスプリング作用力の方向を変える
ことによつて行なう構成であるので、このセツト
状態で金具に強い振動あるいは衝撃が加わつたよ
うな場合に、その反動で、掛け金具が受け金具か
ら不用意に外れる惧れがあつた。
そこで、本考案は、この種締付け金具において
結合セツト時に働くロツク手段を有すると共に、
その操作が簡便な装置の開発を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本考案では、一
端に掛け金具を出入可能に配置した箱型筐体の他
端に、操作レバーにおける前記筐体を跨ぐ開脚片
の中間部を回動自在に軸支し、前記掛け金具に筐
体内引き込み向きの発条力を附与する一方、前記
操作レバーにはその一端に取付け板を回動自在に
軸支すると共に他端に前記筐体の端縁と衝合する
向きの移動性向を附与した係止片を設けてなる締
付け金具を提案する。
〔作用〕
箱型筐体と操作レバーとからなる締付け金具
は、操作レバー側をその取付け板によつて締結を
必要とする一方の側に固定し、その他方側に設け
た受け金具に前記筐体から延びた掛け金具を引掛
ける。
この状態では、これ等筐体と操作レバーとがそ
れ等の軸支点を中心に旋回して、互いの長手方向
が交叉する向きにある。
これによつて、該操作レバーの一端に回動自在
に軸支した前記取付け板が旋回動して掛け金具の
係合先端との水平などの向き関係を保ちながらこ
れにより退くので、これ等取付け板と掛け金具の
先端との間の幅が広くなり、この状態での先の受
け金具への引掛けが出来る。
次に、この状態から、操作レバーの自由端を押
し下げる向きの操作で、これを回動させると、こ
の旋回端面に筐体端面に衝合する突出向きの移動
性向を附与された係止片が、この移動性向に基き
その先端を筐体上面に摺接させながら、筐体端面
に向かつて移行し、遂には、該端面の上縁を乗り
越えて端面と係合する。
この係合状態では、係止片がその移動性向によ
つて該端面に喰い込み或いはこれを挟み込む向き
に突出して、爾後の操作レバーの旋回動を阻止し
たロツク状態となる。
一方、このときの前記操作レバーの旋回は、他
方端の取付け板を掛け金具の先端に向けて押し出
すように移行させるので、この取付け板と掛け金
具先端との間が狭まり、受け金具に係合させた掛
け金具をその附勢発条力に抗して引き出すように
作用するので、この受け金具と締付け金具との間
に引き締め作用力が生じる。
そして、このロツク状態を解除するには、手動
操作により前記係止片をその移動性向に抗して押
して、その係止端を筐体端面の係合位置から退か
せることによつて行われ、この係脱下で操作レバ
ーを引き越すことが可能となる。
〔実施例〕
次に、本考案の好ましい実施例について添附図
面を参照して説明する。
第1図は本考案金具の一実施例を示す平面図、
同じく第2図はその側面図で、箱型の筐体1とこ
れを跨ぐ開脚片2a,2bを有すコ字型の操作レ
バー2とからなり、該開脚片2a,2bの中間部
を支軸3により筐体1に回動自在に軸支してあ
る。
筐体1にはその一端に四角の枠型からなる掛け
金具4を出入自在に差し入れ、かつ、その挿入深
部の横板4aと筐体折り曲げ片1aとの間に強い
拡圧発条5を配在せしめて(第3図の断面図参
照)、該金具4に筐体内への引き込み向きの発条
力を附与してある。
これに対して、操作レバー2には、これが筐体
1の端面と衝合する位置に設けた切込み溝6に、
該溝6の縁を上下向きに挟み込む上方指当て部7
aと下方係合部7bとの間の連繋縊れ部7cを摺
動自在に嵌装した係合片7を配置し、この下方係
合部7bの中間部分を抉り貫いて長溝孔8を構成
すると共に、該孔8の一方側に開穿した横孔9,
9から弱い拡圧スプリング10,10を差し入れ
て、他方側の受け穴11,11と前記長溝孔6に
差し通すストツパー軸12との間に該スプリング
10,10を畜勢下にそれぞれ配在せしめて、該
係合片7に前記筐体1の衝合端面に向かつて突出
する向きの移動性向を附与してある。
更に、この操作レバー2の一端には支軸13に
よつて取付け板14が摺動自在に組付けてある。
その他、15は受け金具を示し、締結時に前記
掛け金具4の端軸4bと係合するようになしてあ
る。
このような構成よりなる実施例によれば、受け
金具15に掛け金具4の端軸4bを引掛けて、筐
体1と操作レバー2とが縦列の状態にあるとき、
第2図上、取付け板14の支軸13が前記端軸4
bと操作レバー2の支軸3とを結ぶ線よりも上に
位置するので、該端軸4bと取付け板14との間
に引き合う向きに作用する力で該操作レバー2が
同図上時計方向すなわち取付け面に圧接する向き
の力を受けて、締結状態を安定に保つように作用
すると共に、操作レバー2の係止片7が、その係
合部7bの先端を筐体1における端面の表板縁1
bの下方にもぐり込ませて、該係合部7bと指当
て部7aとの間で該縁1bを挟み込んだロツクの
状態にある。
このときの前記掛け金具4はその拡圧発条5を
幾分圧縮して筐体1から突出した状態にあり、こ
れによる畜圧作用力によつて、取付け板14と受
け金具15との間に締付け力が働き、更に、先の
係合部7bと指当て部7aとによる表板端1bの
挟み込みで、操作レバー2が筐体1に対して回動
を阻止された状態にある。
次に、これより係止片7の指当て部7aを、図
上右方向に押すように操作すると、該係止片7が
スプリング10による移動性向に抗して図上右方
向に移動し、その係合部7bが筐体1の表板縁1
bに対する作用域から退くので、爾後、操作レバ
ー2を引き越すようにして旋回動させることが出
来る。
この引き越し状態(例えば、第3図上鎖線図
示)では、掛け金具4の先端と取付け板14とを
結ぶ仮想線上(取付け作用面)で、取付け板14
の支軸13が操作レバー2の旋回動中心支軸3に
近寄るので、即ち、掛け金具4の先端と取付け板
14との間の幅が広くなるので、受け金具15に
対する緊張が緩み、掛け金具4が発条5の拡圧力
で筐体1側に引き戻されると共に、これ等金具4
及び15間の掛け外しを容易に行うことが出来
る。
なお、このロツク解除状態から前述のロツク状
態への移行は、操作レバー2の先端を逆に押し下
げるだけで、係止片7がその移動性向に基き筐体
1の表板面を圧接しながら該レバー2の旋回に伴
い筐体端面の表板縁1bに向かつて移動し、最終
的にこれを乗り越えて前述のロツク状態に至る。
〔考案の効果〕
このように本考案金具によれば、掛け金具を有
する筐体に対して操作レバーを旋回動させるタイ
プの締付け金具において、操作レバーに筐体端面
と衝合する向きの移動性向を附与した係止片を設
けて、受け金具との結合セツト時に該係止片を筐
体端面と咬み合せて操作レバーの回動を阻止する
機械的ロツク手段を採用したので、この結合セツ
ト時に強い振動あるいは衝撃が生じても、これに
よつて掛け金具が受け金具から外れるなどの不都
合がなくて、安定したセツト状態を得ることが出
来ると共に、このセツト時における締付け作用は
勿論のこと、特に、セツト操作が単に操作レバー
を押し付けるだけの簡単な操作によつて可能であ
るなど、本考案金具は機能性並びに操作性に優れ
たもので、この種締付け金具として実用上極めて
顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案金具の一実施例を示す平面図、
第2図は同じく側面図、第3図は本考案金具の前
記実施例を縦断して示す側面図である。 1……箱型筐体、2……操作レバー、3……支
軸、4……掛け金具、5……発条、7……係止
片、10……スプリング、13……支軸、14…
…取付け板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に掛け金具を出入可能に配置した箱型筐体
    の他端に、操作レバーにおける前記筐体を跨ぐ開
    脚片の中間部を回動自在に軸支し、前記掛け金具
    に筐体内引き込み向きの発条力を附与する一方、
    前記操作レバーにはその一端に取付け板を回動自
    在に軸支すると共に他端に前記筐体の端縁と衝合
    する向きの移動性向を附与した係止片を設けてな
    ることを特徴とする締付け金具。
JP16225888U 1988-12-14 1988-12-14 Expired - Lifetime JPH0538217Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16225888U JPH0538217Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14

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JP16225888U JPH0538217Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14

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Publication Number Publication Date
JPH0281887U JPH0281887U (ja) 1990-06-25
JPH0538217Y2 true JPH0538217Y2 (ja) 1993-09-28

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JP16225888U Expired - Lifetime JPH0538217Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14

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