JP3709537B2 - 凹版印刷機のワイピング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、凹版印刷機のワイピング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来凹版印刷機のワイピング装置は、図4に示すように版面上のインキを拭い取る樹脂製ワイピングローラ11と、このワイピングローラ11上に付着したインキを溶解・分散させるための洗浄液14を満たした浸堰型洗浄槽と称される洗浄槽1と、このワイピングローラ11に接触して機械的にインキを取り除く機能を有する複数個のブラシ群13から構成される部材及び/又はこのブラシ群13の上にインキの抜けを阻害しない開き目を有し、かつ柔軟性がある合成繊維製のタワシ5を載せてワイピングローラ11と面接触させる部材と、この部材の下流側に位置してワイピングローラ上に残存する洗浄液を拭い取る鋼製の仕上げブレード10から構成され、図示しない印刷部にて紙に印刷(絵柄)が施される。
【0003】
前記従来の浸堰型ワイピング装置では、150枚/分未満の印刷速度において、洗浄液あるいは洗浄用部材とワイピングローラが接触する時間が長く、ワイピングローラ表面に付着したインキを完全に溶解・分散させることができ、また、インキを溶解・分散させた後にローラ表面に残存する薄い洗浄液の薄膜層も仕上げブレードにより取り除かれ、完全に清浄化されたローラが再び版面上のインキを拭い取るためのサイクルに入ることで、汚れのない凹版印刷物を印刷することが可能であった。
【0004】
ところが、上述したような従来のワイピング装置にあっては、洗浄液が新しいうちは拭い取られたインキが効率的に洗浄液中に溶解・分散するが、印刷時間の経過と共に洗浄液中のインキ濃度が高くなり、このためにインキの溶解・分散能力が低下し、洗浄用部材の上部に位置するタワシに未溶解のインキが徐々に蓄積されるようになる。そのため、連続印刷枚数が約3万枚以上に達すると、ワイピングローラ上のインキが完全に拭い取れず、わずかに残ったインキが印刷物に付着する「拭き残り」と称される欠陥や、汚れた洗浄液が印刷物に付着する「溶剤汚れ」と称される印刷欠陥が生じていた。このような事象が生じた場合、オペレータは印刷機械を一旦停止させ、洗浄用部材を洗浄したり、洗浄液を交換する等の措置を講じる必要があり、不稼働時間が増加したり、また、この洗浄作業がオペレータにとって作業服や手が汚れる好ましくない作業であるという問題があった。
【0005】
一方、150枚/分以上の高速印刷になると、浸堰型洗浄槽に満たした洗浄液がワイピングローラの増速により、ワイピングローラ上に厚い洗浄膜圧層を形成し、下流に位置する鋼製の仕上げブレードに衝撃となって現われ、このブレードを強く押し上げるため、ワイピングローラとブレードとの間にごくわずかな隙間が生じて洗浄液を完全に除去できない現象が生じる。この現象は「液上がり現象」と称されるが、ワイピングローラ表面に洗浄液を残したまま次の版面の洗浄サイクルに入ることから、版面内のインキを溶解して印刷物をにじませたり、印刷用紙に洗浄液が付着したりするなど印刷物の品質を著しく損ねることから、凹版印刷機の高速化を阻害するという問題があった。
【0006】
このような問題を解決するために、洗浄用部材の下部からワイピングローラ11に向けて洗浄液を噴射する洗浄仕組みと、噴射洗浄後にこのローラ表面に残存する薄膜層の洗浄液を取り除くことができる洗浄液回収装置16とから構成される、図5に示す非浸堰型ワイピング装置を開発した(特願平10-92249)が、インキの種類によっては版面上の余分なインキを拭い去るために版面とワイピングローラ間で高い押圧力を必要とし、このことにより発生した摩擦熱がワイピングローラに伝導し、その結果ワイピングローラが異常に膨張してワイピングローラにかかる電力負荷が急激に増大して電源異常を引き起こしたり、あるいは摩擦熱によりワイピングローラが軟化してその表面が焼付け損傷を起こすという現象が生じた。
【0007】
この現象を回避するために、該装置において洗浄用部材の下部からワイピングローラを冷却するに十分な洗浄液を供給することは理論上可能であるが、所要の洗浄液が膨大になるため、ワイピング槽の寸法の制限や洗浄液の回収・循環装置が大型化し到底現実的でないことが分かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来の問題を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、ワイピングローラの回転方向入り側から、洗浄液を連続的に供給する洗浄仕組みと、洗浄用部材の下部からワイピングローラに向けて洗浄液を噴射する洗浄仕組みと、噴射洗浄後にこのワイピングローラ表面に残存する薄膜層の洗浄液を効果的に取り除くことができる補助装置と、汚れた洗浄液を回収し、再循環する洗浄液循環管理槽とから構成されるワイピング装置を提供することで、ワイピングローラの余剰インキを迅速、且つ、確実に除去するとともに、洗浄液の泡発生を防止し、洗浄液の洗浄力の劣化を防止し、ワイピングローラの発熱を抑制し、長時間にわたって良好な印刷物を得ることと高速印刷を可能とし、併せてオペレータの負担軽減を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これらの課題を解決するために、凹版印刷機のワイピング部において、ワイピングローラ表面に付着した余剰インキを洗浄する装置の洗浄機構として、インキを溶解・分散させるための洗浄液をワイピングローラに連続的に供給する第1の洗浄部材と、機械的にインキを取り除く部材と、該部材の下部に残存するインキを溶解・分散させるための洗浄液を噴射する装置とからなる第2の洗浄部材と、洗浄液循環管理槽とを設けたことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0010】
また、第1の洗浄部材は、ワイピングローラの回転方向入り側に設置したことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0011】
また、第2の洗浄部材は、前記第1の洗浄部材の下流側に設置したことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0012】
また、第1の洗浄部材は、層流発生ノズル又は乱流発生ノズルを用いたことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0013】
また、第2の洗浄部材は、複数列の層流発生又は乱流発生ノズルと該イズルの上にインキの抜けを阻害しない開き目を有し、かつ柔軟性がある合成繊維製のタワシとからなり、前記ワイピングローラと面接触することを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0014】
また、第2の洗浄部材のタワシの下部に金属製ネットを設けたことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0015】
また、第2の洗浄部材のタワシの下部に複数の穴の空いた金属板を設けたことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0016】
また、洗浄液に溶け込んだインキの大部分を比重差による沈澱にて隔離し、再利用可能な洗浄液として再循環させることができることを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0017】
また、洗浄液循環管理槽は、槽底が勾配であり、槽の下部に出口オリフィスを設け、そこからインキ濃度の高い廃液を取り除き、更に、新しい洗浄液を供給することができる供給口を具備したことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以上のような構成にすることにより、ワイピングローラに付着したインキは、第1の層流発生ノズル又は乱流発生ノズルによって、ワイピングローラの円周面に供給された洗浄液と、機械的にインキを取り除く部材と該部材の下部に残存するインキを溶解・分散させるための洗浄液を噴射する第2の洗浄部材の相乗効果によって溶解・分散され、ワイピングローラと接触する部位における未溶解インキの蓄積が防止できる。
【0019】
また、150枚/分以上の高速印刷時であっても、ワイピングローラ上に形成される洗浄膜圧層が薄いため、もっとも下流に位置する鋼製の仕上げブレードに衝撃を与えることがなく、従ってローラと仕上げブレードとの接触を低速時と同様の状態で保つことが可能となる。
【0020】
さらに、ワイピングローラ入り側からローラ表面に一定量の洗浄液を常時吹きかけることによって、該ローラの昇温を抑制できるため、版面とワイピングローラ間の高い押圧力で発生した摩擦熱によるワイピングローラの膨張や軟化が未然に防止できる。
【0021】
なお、ワイピングローラが版胴との間で起こる押圧力で摩耗し、このために生じる洗浄用部材との微妙な隙間がインキの蓄積を許し、印刷物に汚れが発生することがあるが、このような場合でも印刷機械を停止させることなく用紙の供給のみを停止して、噴射洗浄装置の自浄作用により洗浄用部材を洗浄することが可能になる。
【0022】
【実施例】
図1は、本発明の凹版印刷機のワイピング装置の一実施例を示したものであり、ワイピングローラ11の表面に付着したインキをローラ11の回転方向入り側に置いた、インキを溶解・分散させるための洗浄液をローラに吹きかける装置を有する第1の洗浄部材3と、この部材の下流に位置し、インキを機械的に取り除く部材と、この部材の下部にインキを溶解・分散させるための洗浄液を噴射する装置とから構成される第2の洗浄部材4と、従来のワイピング装置で使用している仕上げブレード10と、非浸堰型ワイピング槽1と、洗浄液循環管理槽15とから構成されている。
【0023】
第1の洗浄部材3は、層流発生ノズル又は乱流発生ノズルによってインキを溶解・分散させるための洗浄液をワイピングローラ11の円周面に連続的に吹きかけ、ローラ上に残存するインキを溶解・分散させる。
【0024】
第2の洗浄部材4は、ホルダー上に組込んだベースフレームに金属製ネット6を張り、その上にインキの抜けを阻害しない開き目を有し、かつ柔軟性がある合成繊維製のタワシ5を載せ、前記ローラと面接触する機能を持たせたもので、凹版胴12から拭い去られたインキがワイピングローラ11に付着し、このローラに付着したインキを金属製ネット6の上に載せたタワシ5で機械的に拭い去る。この拭い去ったインキを洗浄液噴射装置7の噴射ノズル8から吹き出た高圧の洗浄液によって、溶解・分散させながらタワシ5の開き目からワイピング槽1の下部に落とす。この際、金属製ネット6にはワイピングローラ11と同じ曲率を持たせ、ローラに押圧力をかけている。
【0025】
本発明による第1と、第2の洗浄部材の構成にすることにより、ワイピングローラ11上のインキは、層流発生ノズル又は乱流発生ノズル3により吹きかけられる洗浄液と、タワシ5の下部から噴射される高圧の洗浄液により溶解・分散させられ、仕上げブレード10により、完全にワイピング槽1の下部に除去される。なお、本実施例においてタワシ5を用いず、複数列の噴射ノズル8だけで洗浄することも可能である。
【0026】
150枚/分以上の印刷速度においても、非浸堰型であるため、第2の洗浄後にワイピングローラ11上に残る洗浄層は薄くなり、下流に位置する仕上げブレード10に加わる洗浄液の衝撃を効果的に抑えることができるため、仕上げブレード10の浮き上がりを防止することが可能となる。この様にして、ワイピングローラ11上に残存する洗浄液が確実に取り除けるため、ワイピングローラ11の表面が完全に清浄される。
【0027】
また、ワイピング槽1の下部に除去された洗浄済みの洗浄液を洗浄液循環管理槽15に回収し、循環・供給を繰り返すことにより、再び版面上のインキを拭い取るサイクルに入ることができ、未溶解インキが蓄積されることなく、汚れのない凹版印刷物を安定して長時間にわたり印刷することができる。
【0028】
更に、ワイピングローラ入り側からローラ表面に一定量の洗浄液を常時吹きかけることによって、該ローラの昇温を抑制できるため、版面とワイピングローラ間の高い押圧力で発生した摩擦熱によるワイピングローラの膨張や軟化が未然に防止できる。
【0029】
これらの手段を講じていても、ワイピングローラ11が凹版胴12との間で起こる押圧力で摩耗し、このために生じる第2段の洗浄部材4との微妙な隙間がインキの蓄積を許し、印刷物に汚れが発生することがある。このような場合にも、印刷機械を停止させることなく用紙の供給のみを停止して、噴射装置7による自浄作用を活用して、洗浄部材4を洗浄することができるため、オペレータの負担を著しく軽減することができる。
【0030】
第1の洗浄部材3においては、洗浄液循環管理槽15から送液された洗浄液14が連続的にワイピングローラに層流状態で吹きかけられ、洗浄液14としては、臭気を伴う溶剤型洗浄液と、臭気の少ない水性型洗浄液がインキの種類によって効果的に使い分けられるが、この際溶剤型洗浄液は洗浄効果に優れるものの、局所排気装置を具備する等の作業環境対策を講じる必要がある。そのため、水性型洗浄液の使用が望まれるが、この場合には洗浄液中に含まれる界面活性剤等により泡が発生する。この泡の発生は、空気の混入により極端に助長され、ワイピング効果を著しく損なう。このため、送液配管中への空気の混入防止はもとより、ワイピングローラ11へ吹きかける洗浄液14は空気を巻き込まないように層流状態で供給する必要がある。このような事由で、溶剤型洗浄液の場合には層流発生ノズル又は乱流発生ノズル3の使用が可能であり、水性型洗浄液の場合には層流状態で使用するノズル3あるいは特殊加工を施した噴射ノズル3を使い分ける必要がある。
【0031】
図2は、本発明の第2の洗浄部材の構成例の一実施例を示したものである。(d)のように噴射ノズル8を組込んだ洗浄部材4の上に、(c)の金属製ネット6を取り付け、このネット6の張力をワイピングローラ11の曲率に沿うように適度に調整する。この上に、インキの抜けを阻害しない開き目を有し、かつ柔軟性がある合成繊維製の(b)に示すタワシ5を載せ、ワイピングローラ11と面接触する機能を持たせたものである。(e)は、(b)〜(d)を組み合わせた状態を正面から見た図であり、(a)は側面から見た図である。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によればワイピングローラで拭い取られたインキは、第1のノズルで供給された洗浄液と、第2の下部よりの噴射洗浄液の組み合わせによって溶解・分散され、この洗浄液を回収、循環、供給のサイクルを繰り返すことにより、第2の洗浄部材がワイピングローラと接触する部位における未溶解インキの蓄積を防止することができる。
【0033】
さらに、150枚/分以上の高速印刷時であっても、ワイピングローラ上に形成される洗浄液の皮膜層が薄いため、下流に位置する鋼製の仕上げブレードに衝撃を与えることがなく、従ってワイピングローラと仕上げブレードとの接触を低速時と同様の状態で保つことが可能となる。また、ワイピングローラ入り側からローラ表面に一定量の洗浄液を常時吹きかけることによって、該ワイピングローラの昇温を抑制できるため、版面とワイピングローラ間の高い押圧力で発生した摩擦熱によるワイピングローラの膨張や軟化が未然に防止できる。なお、これらの手段を講じても、ワイピングローラが版胴との間で起こる押圧力で摩耗し、このために生じる第2の洗浄部材との微妙な隙間がインキの蓄積を許し、印刷物に汚れが発生することがあるが、このような場合でも印刷機械を停止させることなく用紙の供給のみを停止して、噴射洗浄装置による自浄作用で洗浄部材を洗浄することが可能になり、従来の浸堰型ワイピング装置と異なり、溶剤汚れ・液上がりがなくなり、良好な印刷物を安定して印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る凹版印刷機のワイピング装置の一実施例を示す図。
【図2】第2の洗浄部材(金属製ネット)とその構成内容を示す図。
【図3】第2の洗浄部材(複数の穴の空いた金属板)を示す図。
【図4】従来のワイピング装置を示す図。
【図5】従来の非浸堰型ワイピング装置を示す図。
【符号の説明】
1 ワイピング槽
2 洗浄部材(浸堰型ワイピング)
3 第1の洗浄部材(ノズル)
4 第2の洗浄部材
5 タワシ
6 金属製ネット
7 噴射装置
8 噴射ノズル
9 仕上げブレードホルダー
10 仕上げブレード
11 ワイピングローラ
12 凹版胴
13 ブラシ
14 洗浄液
15 洗浄液循環管理槽
16 洗浄液回収(吸引)装置
17 補助ブレード
18 出口オリフィス
19 洗浄液(新液)

Claims (8)

  1. 凹版印刷機のワイピング部において、ワイピングローラ表面に付着した余剰インキを洗浄する装置の洗浄機構として、インキを溶解・分散させるための洗浄液を、層流を発生させるノズルによってワイピングローラ円周面に沿うよう連続的に層流状態で吹きかける第1の洗浄部材と、機械的にインキを取り除く部材と、該部材の下部に残存するインキを溶解・分散させるための洗浄液を噴射する装置とからなる第2の洗浄部材とを設けたことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置。
  2. 前記第1の洗浄部材は、ワイピングローラの回転方向入り側に設置したことを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
  3. 前記第2の洗浄部材は、前記第1の洗浄部材の下流側に設置したことを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
  4. 前記第2の洗浄部材は、複数列の層流又は乱流を発生させるノズルと該ノズルの上にインキの抜けを阻害しない開き目を有し、且つ柔軟性がある合成繊維製のタワシとからなり、前記ワイピングローラと面接触することを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
  5. 前記第2の洗浄部材として、タワシの下部に金属製ネットを設けたことを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
  6. 前記第2の洗浄部材として、タワシの下部に複数の穴の空いた金属板を用いたことを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
  7. 洗浄液に溶け込んだインキの大部分を比重差による沈殿にて隔離し、再利用可能な洗浄液として再循環させることができることを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
  8. 前記洗浄液循環管理槽は、槽底が勾配であり、槽の下部に出口オリフィスを設け、そこからインキ濃度の高い廃液を取り除き、更に新しい洗浄液を供給することができる供給口を具備したことを特徴とする請求項1記載の凹版印刷機のワイピング装置。
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