JP4706059B2 - ワイピング自動洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、凹版印刷機におけるワイピング装置の洗浄作業に関して、印刷機械内部からワイピング装置を外へ引き出すことなく、ワイピング装置内を自動で洗浄する装置とその自動洗浄方法に関するものである。
一般的に、凹版印刷機における印刷方式は、図4に示すように、インキつぼ(23)に凹版インキを投入し、ダクトローラ(21)、着肉ローラ(22)、凹版版胴(18)の順で凹版インキを転移していく。また、凹版版胴(18)には、プレート状の凹版版面を巻き付け、この凹版版面上に転移された凹版インキは、凹版画線以外の余剰インキをワイピングローラ(1)で拭き取り、凹版版面の凹版画線内に残った凹版インキを、凹版圧胴(19)の表面に保持されている用紙に転移させ印刷されるものである。
従来、ワイピングローラの洗浄方法は、図5に示すように、層流装置(2)からワイピング溶液を送流しワイピングローラ(1)の表面に吹き付け、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)を構成している洗浄部材(24)を、ワイピングローラ(1)に着してワイピングローラの表面に付着した余剰インキをかき落とし、さらに、仕上げ洗浄部材(7)によってワイピングローラの表面に付いたワイピング溶液をかき落とすものとなっている。
また、ワイピングローラ(1)から余剰インキをかき取る際に必要なワイピング溶液の供給手段を図6に示す配管系統図に従って説明する。ワイピング溶液供給用電磁バルブ群(13)が開くと、ワイピング溶液循環送り用ポンプ(35)によってワイピング溶液循環槽(11)から溶液循環送り用配管を介して送流されたワイピング溶液は、ワイピング槽(10)内の層流装置(2)、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)へと送流され、ワイピング溶液を噴射しながら凹版版胴(18)に巻き付けられた凹版版面の余剰インキをワイピングローラ(1)でかき取り、かき取られた余剰インキはワイピング槽(1)の下部に堆積する。層流装置(2)、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)に供給され層流噴射を行ったワイピング溶剤はワイピング槽(10)下部に設けられた廃液口(8)を通り、ワイピング溶液循環槽(11)に戻る仕組みとなっている。
このような方法で印刷を終了した後のワイピング装置全体の洗浄方法を図7に従って説明する。図7は、ワイピング装置の側面図である。まず、ワイピングローラ支持部材(41)のワイピングローラ着脱部材(42)を手動で移動することにより、ワイピングローラ(1)を凹版版胴(18)から離脱し、洗浄部材の着脱部材(25a、25b)及び仕上げ洗浄部材の着脱部材(26)が連動して移動し、噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)とから構成される洗浄部材(24)、及び仕上げ洗浄部材(7)をワイピングローラ(1)から離脱させる。
次に、ワイピング操作制御盤(27)のワイピングローラ駆動停止ボタンを押し、図示しないワイピングローラ駆動原動機の作動を停止し、ワイピングローラ(1)の回転を停止させる。ワイピングローラ(1)の回転が完全に停止したことを確認した後、ワイピング操作制御盤(27)の固定解除ボタンを押し、ワイピング槽(10)と本機を固定している図示しない槽固定部材を解除し、ワイピング操作制御盤(27)の槽引き出しボタンを押し、槽移動用油圧シリンダ(28)を作動させ、ワイピング槽(10)を機械内部より外側へ引き出す。
このような手順でワイピング槽(10)を移動させ、更に仕上げ洗浄部材(7)及びワイピングローラ(1)を取り除いた後、オペレータの手によってホースで洗浄水を供給し、ブラシ装置並びにブラシ装置上部に配置するブラシ及びワイピング槽下部に堆積したインキを洗い流す。
洗浄作業が終了したら、前述した逆の手順でワイピングローラ(1)、ワイピング槽(10)、洗浄部材(24)並びに仕上げ洗浄部材(7)を元の位置にセットし、印刷機稼動状態に復旧させる。
従来の凹版版面に転移された余剰インキをワイピングローラ(1)で拭き取る洗浄機構としては、ワイピングローラの回転方向入り側に位置し、インキを溶解・分解させるための洗浄液をワイピングローラに連続的に供給する第1の洗浄部材と、第1の洗浄部材の下流に位置し、機械的にインキを取り除く部材と、この部材の下部に残存するインキを溶解・分解させるための洗浄液を噴射する装置とから成る第2の洗浄部材と、インキを溶解・分解させた後にワイピングローラ表面に残存する薄い洗浄液の薄膜層を取り除く仕上げブレードとから構成されている凹版印刷機のワイピング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ワイピング動作の自動機構として、印刷機本体からワイピング槽を自動的に出し入れする装置が提案されている。構成としては、凹版印刷機のワイピング部に、ワイピング槽の挿入限界点を検出する槽挿入限界点検出手段と、ワイピングローラの回転数を検出する回転数検出手段と、ワイピング槽の引き出し限界点を検出する槽引き出し限界点検出手段を設け、制御開始ボタンの押ボタン動作によりワイピング槽をワイピング位置に設置するワイピング槽設置手段と、ワイピング槽内の洗浄要素を印刷が可能な適正条件に設置する洗浄要素設置手段と、印刷中のワイピング状態を適正に保持するワイピング状態保持手段と、印刷終了後にワイピング槽内の洗浄要素の設置を解除する洗浄要素解除手段と、ワイピング層をワイピング位置から設置を解除するワイピング槽解除手段から構成されている(例えば、特許文献2照)。
特開2000−202984号公報 特開2000−218760号公報
特許文献1で開示されている従来装置は、噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)のみによって洗浄するため、ワイピングローラ(1)に着いているインキの大半を噴射装置付きプレブラシ(3)で洗浄し、その後噴射装置付きメインブラシ(4)によって洗浄することとなるが、ワイピングローラ(1)と噴射装置付きプレブラシ(3)は接触しながら洗浄を行うため、洗浄水が噴射装置付きメインブラシ(4)まで届かない。その結果、噴射装置付きプレブラシ(3)で洗浄しきれないインキやインキのカスが噴射装置付きメインブラシ(4)まで送られてしまう可能性があった。
また、通常、ワイピング溶液を循環している配管内には、インキのカスや沈殿物が残ってしまい、これを長年使用し続けると配管が詰まる原因となり、ワイピング溶液の循環不良が発生し、損紙の発生やローラの損傷を引き起こす可能性がある。
その結果、ワイピング装置の洗浄に関しては、オペレータの介在が不可欠であり、相当の時間を要していた。さらに、重量物のワイピングローラを取り外す作業により危険が伴ってしまうばかりでなく、ワイピングローラの取り外し及び取り付けの際、ローラ表面を傷つけてしまい、ローラを交換せざるを得ない状況が発生するといった問題があった。
特許文献2で開示されている装置は、印刷機本体からワイピング槽を自動的に出し入れする装置であるが、印刷終了後におけるワイピング槽内の自動洗浄を行うものではなく、印刷終了時から印刷開始時までのワイピング洗浄作業については、依然として自動化を図るといった課題が残されていた。
本発明は、上記課題の解決を目的とするものであり、具体的には、凹版印刷機におけるワイピング装置において、ワイピングローラとワイピング槽を洗浄するための噴射装置を設け、既存の噴射装置と新たに設置した噴射装置から洗浄水を噴射することによって、ワイピング洗浄作業を、印刷機械内にワイピング装置をセットした状態のまま自動で行う自動洗浄装置とその自動洗浄方法について提供することを目的とするものである。
本発明のワイピング自動洗浄装置は、ワイピング槽に、凹版版面の余剰インキを拭き取るワイピングローラと、前記ワイピングローラ下部前側に位置し、前記ワイピングローラに接触しながら前記ワイピング溶液又は洗浄水を噴射する噴射装置付きプレブラシと、前記ワイピングローラ下部後側に位置し、前記ワイピングローラに接触しながら前記ワイピング溶液又は洗浄水を噴射する噴射装置付きメインブラシと、前記ワイピングローラに噴射された溶剤又は洗浄水をワイピングローラに接触しながらかき落す仕上げブレードとを有するワイピング装置において、前記噴射装置付きプレブラシと前記噴射装置付きメインブラシの間に位置し、前記ワイピングローラに接触しないで洗浄水を噴射する中間噴射装置と、前記ワイピング槽下部の一方の隅に設けられ、前記ワイピング槽に堆積した余剰インキを洗浄するワイピング槽下部洗浄装置と、前記各ブラシ、中間噴射装置、ワイピング槽下部洗浄装置に洗浄液を供給する洗浄水供給槽とを連結し、前記洗浄水供給槽から送流された洗浄液によって前記ワイピング槽内を自動で洗浄することを特徴とする。
本発明のワイピング自動洗浄方法は、ワイピング装置洗浄開始の信号を受けることによって、溶液供給用電磁バルブ群が一斉に閉じ、それと同時に洗浄水送流切替えバルブが開き、洗浄水送り用ポンプによって洗浄水供給槽から洗浄水送り配管を介して、ワイピング槽内に設置されている層流装置、噴射装置付きプレブラシ、噴射装置付きメインブラシ、中間噴射装置及びワイピング槽下部洗浄噴射装置に洗浄水が供給され、噴射装置付きプレブラシ及び噴射装置付きメインブラシを、ワイピングローラに接触させない状態で、噴射装置付きプレブラシ及び噴射装置付きメインブラシから洗浄水を噴射することにより、噴射装置付きプレブラシ及び噴射装置付きメインブラシを洗浄し、洗浄された噴射装置付きプレブラシ及び噴射装置付きメインブラシ及び仕上げ洗浄装置を回転するワイピングローラに接触させ、層流装置、噴射装置付きプレブラシ、噴射装置付きメインブラシ及び中間噴射装置から洗浄水を噴射することにより、ワイピングローラの表面を洗浄し、ワイピングローラ表面に付着した洗浄水を仕上げブレードによりかき落して仕上げ、ワイピング槽下部洗浄噴射装置から洗浄水を噴射することにより、ワイピング槽下部に堆積したインキを除去し、廃液処理用ポンプによってワイピング槽の外へ廃液を自動移送することを特徴とする。
本発明のワイピング自動洗浄方法は、ワイピング自動洗浄装置により、ワイピング槽を印刷機に固定した状態でワイピング槽、ワイピングローラ、噴射装置付きプレブラシ、噴射装置付きメインブラシ及び各溶液配管内の洗浄を、同時に行う方法であることを特徴とする。
中間噴射装置を、噴射装置付きプレブラシと噴射装置付きメインブラシとの間に設置することによって、洗浄水を噴射装置付きメインブラシにまで送流し、過剰なインキやインキのカスが噴射装置付きメインブラシへ送られるのを防止するものであり、噴射装置付きメインブラシの延命化が図れる。
印刷機械各部の洗浄と同時にワイピング槽内の自動洗浄が可能となるため、ワイピング装置を移動させるための機械停止作業、洗浄作業、ワイピング装置の取り付け作業が不要となり、省力化、作業安全性の向上、作業時間の短縮、生産性の向上が図れる。
また、印刷中は溶剤を循環させていた各配管に、印刷後は洗浄水を送流することで、配管内壁に堆積したインキカスを除去し、洗浄液は循環させずにそのまま排出するため、各配管内の洗浄も同時に行うことが可能となる。また、配管内の洗浄によって、印刷中は常時良質なワイピング溶液を供給できることから、噴射口の目詰まり防止効果が得られ、品質の安定した印刷を行うことができる。
さらに、ワイピングローラ、ワイピング槽、洗浄部材並びに仕上げ洗浄部材を取り外して洗浄するといった人手の介在が無くなるため、取り外す作業が無くなったことで、再度取り付ける際のローラへの損傷も無くなり、時間の浪費及び材料のコストダウンの効果を奏するものである。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明におけるワイピング装置のワイピング槽内部側面図を示す。図2は、本発明におけるワイピング装置のワイピング配管系統図を示す。図3は、本発明のワイピング装置の自動洗浄動作フロー図を示す。
まず、ワイピング自動洗浄装置の構成について図1に従って説明する。ワイピング装置が一体形成されたワイピング槽(10)内には層流装置(2)によりワイピングローラ(1)にワイピング溶剤をかけ流す。ワイピングローラ(1)はワイピング槽(10)に回転自在に軸支されているとともに、凹版版胴(18)に装着された凹版面に周方向を接触させてこれと反対方向に回転している。
ワイピング槽(10)の左右両側壁の内面には、それぞれ二組のレバー機構(30a、30b)が付設され、一方のレバー機構(30a)には噴射装置付きプレブラシ(3)が支持され、また他方のレバー機構(30b)に噴射装置付きメインブラシ(4)が支持されている。さらに、上記装置の間に中間噴射装置支持部材(43)が付設され、その支持部材に中間噴射装置(5)が支持されている。
二組のレバー機構(30a、30b)における左右両ブラシアーム(31a、31b)間にはワイピングローラ(1)よりもやや長いブラシ受支軸(32a、32b)が回転自在でかつ調整部(33a、33b)にて所定の傾斜角度で位置決め、固定可能に軸支されている。また、中間噴射装置(5)は支持部材(43)に固定されるが、角度変更が可能な機能を有している。
ブラシ受支軸(32a、32b)には、ユニットホルダとしての枠状のブラシホルダ(34a、34b)がそれぞれ固定され、これらのブラシホルダ(34a、34b)にステンレスのメッシュが張られ、更にメッシュの上にブラシを装着したブラシ装置がそれぞれ支持され、上記装置の中間に支持部材(43)により中間噴射装置(5)が支持され、洗浄ユニット本体としての噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)と中間噴射装置(5)とが形成されている。
中間噴射装置(5)は、噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)との間に設置され、ワイピング槽(10)の下部又はワイピング槽(10)の側面に中間噴射装置支持部材(43)によって固定される。中間噴射装置(5)は、上部に一定間隔の千鳥に配置された噴射口が、ワイピングローラ(1)に接触しないように設けられ、その噴射口から洗浄水をワイピングローラ(1)に噴射する機構となっている。
従来装置に備え付けられている噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)のみによって洗浄する場合は、ワイピングローラ(1)に着いているインキの大半を噴射装置付きプレブラシ(3)で洗浄し、その後噴射装置付きメインブラシ(4)によって洗浄するが、ワイピングローラ(1)と噴射装置付きプレブラシ(3)は接触しながら洗浄を行うため、洗浄水が噴射装置付きメインブラシ(4)まで届かない。その結果、噴射装置付きプレブラシ(3)で洗浄しきれないインキやインキのカスが噴射装置付きメインブラシ(4)まで送られてしまう可能性があった。中間噴射装置(5)は、噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)との間に設置することによって、洗浄水を噴射装置付きメインブラシ(4)にまで送流し、過剰なインキやインキのカスが噴射装置付きメインブラシ(4)へ送られるのを防止する。
さらに、ワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)はワイピング槽(10)前方下部底面に設置及び固定され、ワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)側面の一方に配置された噴射孔又は長孔から定期的に洗浄水を噴射し、上記噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシによりかき落とされワイピング槽(10)の底面に堆積したインキを洗い流す。
ワイピング槽(10)の底面は、インキの堆積を減少させるため傾斜が設けてあるものの、底面のインキの堆積を皆無にすることはできず、従来の洗浄作業は、印刷が終了し機械停止後ローラを外し、手作業で底面に堆積したインキを除去していた。そこで、ワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)は、ワイピング槽(10)の底面に洗浄水を噴射することで人手の介在を必要とせず、ワイピング槽(10)に堆積したインキを除去し、自動洗浄を可能とするものである。
また、洗浄水送り用配管(39)と洗浄水送り用ポンプ(37)を用いて、ワイピング槽(10)とワイピング槽(10)の外に設けた洗浄水供給槽と連結させる。
次に、図2に示すワイピング装置のワイピング配管系統図に従って、ワイピング溶液又は洗浄水の循環について説明する。
印刷中、洗浄水供給槽(12)からワイピング槽(10)へ洗浄水を送流するための洗浄水送流切替えバルブ(16、17)は閉じた状態にあり、ワイピング溶液循環槽(11)からワイピング槽(10)へワイピング溶液を送流するためのワイピング溶液供給用電磁バルブ群(13)及びワイピング溶液戻り用バルブ(14)は開いた状態にある。
ワイピング溶液供給用電磁バルブ群(13)が開いた状態にあることにより、ワイピング溶液循環送り用ポンプ(35)によってワイピング溶液循環槽(11)から溶液循環送り用配管を介して送流されたワイピング溶液は、ワイピング槽(10)内の層流装置(2)、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)へと送流され、ワイピング溶液を噴射しながら凹版版胴(18)に巻き付けられた凹版版面の余剰インキをワイピングローラ(1)でかき取り、かき取られた余剰インキはワイピング槽(1)の下部に堆積する。ワイピング溶液は、溶液循環戻り用ポンプ(36)によってワイピング溶液循環層(11)へ戻り、印刷中は再度送流される、といったように循環する機構となっている。
ワイピング槽(19)内に堆積した余剰インキは、廃液切替えバルブ(15)を開くことにより廃液口(8)から排出される。
印刷終了後、ワイピング溶液循環槽(11)からワイピング槽(10)へワイピング溶液を送流するためのワイピング溶液供給用電磁バルブ群(13)は、図示しない制御装置からの信号により閉じられ、その代わりに洗浄水供給槽(12)からワイピング槽(10)へ洗浄水を送流するための洗浄水送流切替えバルブ(16、17)が開かれる。
洗浄水送流切替えバルブ(16、17)が開くと、洗浄水送り用ポンプ(37)によって洗浄水供給槽(12)から洗浄水送り用配管(39)を介して送流された洗浄水は、ワイピング槽(10)内の層流装置(2)、噴射装置付きプレブラシ(3)、噴射装置付きメインブラシ(4)、中間噴射装置(5)及びワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)へ送流される。
通常、溶剤を循環している配管内にはインキのカスや沈殿物が残ってしまう。これを長年使用すると配管が詰まる原因となり、溶剤の循環不良が発生し、さらには損紙の発生やローラの損傷を引き起こす可能性がある。印刷中は溶剤を循環させていた配管に、印刷後は洗浄水を送流することと、配管内を通した洗浄液は循環させずにそのまま排出することで、配管内のインキのカスや沈殿物を除去し、絶えず配管内をクリーンに保ち、溶剤循環のトラブルやワイピングに起因する損紙の発生等を防止することが可能となる。洗浄水により洗浄された際の廃液は、廃液口(8)から排出される。
次に、図3に示す自動洗浄動作フローに従って、洗浄手順の説明をする。
印刷終了後、ワイピング操作制御盤(27)の洗浄開始ボタンを「入」にし、ワイピングローラ自動洗浄がスタートする(STEP01)。
まず、ワイピング槽(10)が本機に固定されているかどうかを確認する(STEP02)。通常、印刷中及び印刷終了時は固定状態にある。確認の結果、既に固定されていればSTEP03へ進み、固定されていなければワイピング槽を固定し、STEP03へ進む。
ワイピング槽(10)が固定されていることを確認した後、ワイピングローラ(1)が版面に接触していないことを確認する。それと同時に噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)がワイピングローラ(1)に接触していないことを確認する(STEP03)。接触しておらず、それぞれが脱の状態にあればSTEP04へ進む。脱の状態にされていなければワイピングローラ(1)を版面と非接触状態にさせ、さらに噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)をワイピングローラ(1)と非接触状態にさせSTEP04へ進む。
ワイピングローラ着脱部材(42)と洗浄部材の着脱部材(25a、25b)と仕上げ洗浄部材の着脱部材(26)とは連動しており、通常、ワイピングローラ(1)が版面から脱すると、それと同時に噴射装置付きプレブラシ(3)、噴射装置付きメインブラシ(4)、仕上げ洗浄部材(7)もワイピングローラ(1)から脱する機構となっていることが望ましい。
ワイピングローラ(1)が版面と接触していないことを確認した後、ワイピングローラ(1)を回転させ(STEP04)、STEP08へ進む。
また、洗浄開始ボタンが「入」になると、ワイピング溶液供給用電磁バルブ群(13)が一斉に閉じ、それによってワイピング溶液循環槽(11)から溶液循環送り配管(44)を介して層流装置(2)、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)へと送流されていたワイピング溶液が一斉にストップする。それと同時に洗浄水送流切替えバルブ(16、17)が開かれる(STEP05)。
次に、循環層が洗浄水であることを確認するため、バルブが切替わっているかどうかの確認を行う(STEP06)。バルブが切替わっており、洗浄水であることが確認できればSTEP08へ進み、洗浄水でなくワイピング溶液であれば、バルブを洗浄水送流用に切替えSTEP08へ進む。
洗浄水送流切替えバルブ(16、17)が開くと、洗浄水送り用ポンプ(37)によって洗浄水供給槽(12)から洗浄水送り用配管(39)を介して送流された洗浄水は、ワイピング槽(10)内に設置されている層流装置(2)、噴射装置付きプレブラシ(3)、噴射装置付きメインブラシ(4)、中間噴射装置(5)及びワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)に供給される(STEP08)。
ワイピング操作制御盤(27)にある仕上げ洗浄部材(7)の手動、自動選択スイッチが連動モードに選択されていることを確認する(STEP09)。連動モードに選択されていればSTEP12へ進み、連動モードに選択されていなければ連動モードに切替える(STEP10)。再度、切替え作業の確認を行い(STEP11)確認後、STEP12へ進む。
まず、送流された洗浄水によって、ワイピングローラ(1)と非接触状態にある噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)を洗浄する(STEP12)。
噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)が洗浄された後、仕上げ洗浄部材(7)をワイピングローラ(1)と着し(STEP13)、さらに、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)をワイピングローラ(1)と着する(STEP14)。
きれいになった噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)が、回転するワイピングローラ(1)と着することでワイピングローラ(1)表面を洗浄し、さらに、ワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)により噴射することでワイピング槽(10)下部に堆積したインキを除去し洗浄する。
ワイピング操作制御盤(27)であらかじめ設定したワイピング装置自動洗浄のタイマーが終了するまで洗浄を行い(STEP16)、タイマーが終了したらSTEP17へ進む。
ワイピング装置自動洗浄のタイマー設定時間が終了した後、噴射装置付きプレブラシ(3)及び噴射装置付きメインブラシ(4)を脱し(STEP17)、洗浄水の送流と噴射を停止する(STEP18)。
次に、仕上げ洗浄部材(7)を脱し(STEP19)、ワイピングローラ(1)の回転を停止する(STEP20)。
洗浄に使用した洗浄水又は温水は、ワイピング溶液戻り用バルブ(14)を閉じ廃液切替えバルブ(15)を自動で開くことにより、廃液口(8)から廃液循環送り用配管(40)を通って廃液される。
洗浄終了後洗浄水供給用バルブはすべて閉じ、印刷開始信号を受けるまでワイピング溶液供給用バルブが閉じたまま待機する(STEP21)。
ワイピング装置自動洗浄が終了する(STEP22)。
本発明を実施するための最良の形態では、中間噴射装置(5)とワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)においては、印刷中は作動せず、印刷終了後のワイピング装置を洗浄する際に洗浄水を噴射する装置として説明してきたが、これに限定される必要はない。
例えば、中間噴射装置(5)を印刷中に作動させ、ワイピング溶液をワイピングローラ(1)に噴射させるようにしても良い。この場合、まず層流装置(2)から噴射されるワイピング溶液によりワイピングローラ(1)表面のインキを溶解し、ワイピングローラ(1)に付着したインキの大半を噴射装置付きプレブラシ(3)でかき取り、その後噴射装置付きメインブラシ(4)によってワイピングローラ表面を仕上げている。
層流装置(2)は、ワイピングローラ外周に沿ってワイピング溶液を送流するが、噴射装置付きプレブラシ(3)はワイピングローラ(1)に接触しながらインキをかき取るため、ワイピング溶液が噴射装置付きメインブラシ(4)まで届かない。その結果、噴射装置付きプレブラシ(3)でかき取れなかったインキや、噴射装置付きプレブラシ(3)にたまったインキのカスが噴射装置付きメインブラシ(4)まで送られてしまう可能性がある。
そこで、中間噴射装置(5)を、噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)との間に設置することによって、噴射装置付きプレブラシ(3)でかき落としきれなかったインキの二次的溶解の促進と、過剰なインキやインキのカスが噴射装置付きメインブラシ(4)へ送られるのを防止することができる。
さらに、ワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)を印刷中に作動させ、ワイピング槽(10)の底面にインキが堆積しないようにしても良い。この場合、噴射装置付きプレブラシ(3)と噴射装置付きメインブラシ(4)でかき落とされたインキがワイピング槽(10)の底面に落ち、かき落とされたインキがワイピング槽(10)の底面に堆積する前に、ワイピング槽下部洗浄噴射装置(6)から洗浄水を噴射することによってワイピング槽外へ排出する。そのことにより、ワイピング槽(10)の底面へのインキの堆積がなく、印刷終了後の自動洗浄作業を効率良く行うことができる。
本発明におけるワイピング装置のワイピング槽内部側面図を示す。 本発明におけるワイピング装置のワイピング配管系統図を示す。 本発明のワイピング装置の自動洗浄動作フロー図を示す。 凹版印刷機におけるワイピング装置側面図を示す。 従来のワイピング装置のワイピング槽内部側面図を示す。 従来のワイピング装置のワイピング配管系統図を示す。 従来のワイピング装置の側面図を示す。
符号の説明
1 ワイピングローラ
2 層流装置
3 噴射装置付きプレブラシ
4 噴射装置付きメインブラシ
5 中間噴射装置
6 ワイピング槽下部洗浄噴射装置
7 仕上げ洗浄部材
8 廃液口
9 液面検査装置
10 ワイピング槽
11 ワイピング溶液循環槽
12 洗浄水供給槽
13 ワイピング溶液供給用電磁バルブ群
14 ワイピング溶液戻り用バルブ
15 ワイピング溶液切替えバルブ
16、17 洗浄水送流切替えバルブ
18 凹版版胴
19 凹版圧胴
20 インカー
21 ダクトローラ
22 着肉ローラ
23 インカー
24 洗浄部材
25a、25b 洗浄部材の着脱部材
26 仕上げ洗浄部材の着脱部材
27 ワイピング操作制御盤
28 槽移動用油圧シリンダ
29 ワイピング操作部
30a、30b レバー機構
31a、31b ブラシアーム
32a、32b ブラシ受支軸
33a、33b 調整部
34a、34b ブラシホルダ
35 溶液循環送り用ポンプ
36 溶液循環戻り用ポンプ
37 洗浄水送り用ポンプ
38 廃液処理ポンプ
39 洗浄水送り用配管
40 廃液循環送り用配管
41 ワイピングローラ軸受け
42 ワイピングローラ着脱用部材
43 中間噴射装置支持部材
44 溶液循環送り用配管

Claims (1)

  1. ワイピング槽に、凹版版面の余剰インキを拭き取るワイピングローラと、前記ワイピングローラ下部前側に位置し、前記ワイピングローラに接触しながら前記ワイピング溶液又は洗浄水を噴射する噴射装置付きプレブラシと、前記ワイピングローラ下部後側に位置し、前記ワイピングローラに接触しながら前記ワイピング溶液又は洗浄水を噴射する噴射装置付きメインブラシと、前記ワイピングローラに噴射された溶剤又は洗浄水をワイピングローラに接触しながらかき落とす仕上げブレードとを有するワイピング装置において、前記噴射装置付きプレブラシと前記噴射装置付きメインブラシの間に位置するとともに、ワイピング槽の底面に配置され、ワイピングローラの直下からワイピングローラ軸芯へ指向し洗浄液を投射する中間噴射装置と、前記ワイピング槽下部の一方の隅に設けられ、前記ワイピング槽に堆積した余剰インキを洗浄するワイピング槽下部洗浄装置と、前記各ブラシ、中間噴射装置、ワイピング槽下部洗浄装置に洗浄液を供給する洗浄水供給槽とを連結し、前記洗浄水供給槽から送流された洗浄液によって前記ワイピング槽内を自動で洗浄することを特徴とするワイピング自動洗浄装置。
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