JP2000015165A - 塗工装置用清掃装置 - Google Patents

塗工装置用清掃装置

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JP2000015165A JP10191523A JP19152398A JP2000015165A JP 2000015165 A JP2000015165 A JP 2000015165A JP 10191523 A JP10191523 A JP 10191523A JP 19152398 A JP19152398 A JP 19152398A JP 2000015165 A JP2000015165 A JP 2000015165A
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寿和 河合
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和正 木坂
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晨 呉
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/50Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
    • B05B15/52Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter for removal of clogging particles

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Abstract

(57)【要約】 【課題】長手方向に延設した塗工液吐出口の開口縁部を
清掃するときの使い捨て品を無くし且つ保守点検が楽に
できるようにすること。 【解決手段】長手方向に延設した塗工液吐出口8の開口
縁部を清掃するためのものであり、内側に長手方向に延
びる洗浄液通路22を設けると共に、外周面14aに洗
浄液通路22と連通する洗浄液流出口の多数を開設した
清掃ロール14と、清掃ロール14を強制回転駆動する
ための駆動装置15と、該清掃ロール14の外周面14
a上の廃液を掻取るための長手方向へ延設したスクレー
パ16と、清掃ロール14の洗浄液通路22に洗浄液を
供給するための洗浄液供給装置17とを備えたこと。ス
クレーパ16で掻取られた廃液を受取るための廃液受け
具25を備えたり、清掃ロール14及びスクレーパ16
を待機位置Cから清掃位置A,Bまで進退させる移動装
置12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向に延設し
た塗工液吐出口の開口縁部を清掃するときに用いる塗工
装置用清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この塗工装置用清掃装置としては、塗工
液吐出口の開口縁部に送行する清掃用シートを接触させ
ることにより、開口縁部を清掃用シートで拭き取るもの
がある(特開平7−80386号公報)。該清掃用シー
トは、ロール状で供給されると共に巻き戻した状態で拭
き取り、その後に巻き上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記塗工装置用
清掃装置では、清掃用シートの全部が巻き戻されると、
新しいロール状清掃用シートを補充すると共に巻き上げ
られた使用後のロール状清掃用シートを廃棄する必要が
ある。そのため、従来の塗工装置用清掃装置では、ロー
ル状清掃用シートの補充及び撤去に多くの手間を必要と
し、更にロール状清掃用シートが所謂使い捨てのために
ランニングコストが高くなる。また、塗工装置は、塗工
液の吐出と停止とを繰り返す間欠塗工を行うとき、塗工
液吐出口の開口縁部の左右両端に塗工液を残留させるこ
とがあり、残留付着した塗工液の清掃が必要となる。こ
の清掃を従来の塗工装置用清掃装置で行うとき、清掃用
シートでは、局部的な除去ができないことから、清掃を
必要としない箇所まで空清掃することになり、無駄が生
じる。そこで、本発明は、上記問題を解決するために、
使い捨てを無くし且つ保守点検が楽にできる塗工装置用
清掃装置並びに局部的な清掃ができる塗工装置用清掃装
置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】使い捨てを無くし且つ保
守点検が楽にできるようにするために請求項1記載の本
発明が採用した手段は、長手方向に延設した塗工液吐出
口の開口縁部を清掃するためのものであり、内側に長手
方向に延びる洗浄液通路を設けると共に、外周面に該洗
浄液通路と連通する洗浄液流出口を開設した清掃ロール
と、該清掃ロールを強制回転駆動するための駆動装置
と、該清掃ロールの外周面上の廃液を掻取るための長手
方向へ延設したスクレーパと、該清掃ロールの洗浄液通
路に洗浄液を供給するための洗浄液供給装置とを備えた
ことを特徴する塗工装置用清掃装置である。本発明にあ
つては、洗浄液供給装置で洗浄液を供給しながら清掃ロ
ールを回転させると、洗浄液の滲み出たロール外周面が
回転移動するので、塗工液吐出口の開口縁部にロール外
周面を接触させることで清掃することができると共に、
清掃により除去した廃棄物を洗浄廃液と共にスクレーパ
で除去できる。更に、本発明にあつては、清掃ロールの
外周面に洗浄液を滲み出させると共に、廃棄物を洗浄廃
液と共にスクレーパで除去できるので、奇麗なロール外
周面で清掃することができ、清掃ロールが老朽化するま
で交換する必要がない。
【0005】塗工装置乃至その周辺のクリーン度を維持
させるために請求項2記載の本発明が採用した手段は、
前記スクレーパで掻取られた廃液を受取るための廃液受
け具を備えた請求項1記載の塗工装置用清掃装置であ
る。本発明にあつては、スクレーパで掻取られた廃液を
廃液受け具で受取つて排出できるので、塗工装置乃至そ
の周辺を廃液で汚染させることがない。
【0006】塗工装置の使い勝手を向上させるために請
求項3記載の本発明が採用した手段は、前記清掃ロール
及びスクレーパを待機位置から清掃位置まで進退させる
移動装置を備えた請求項1又は2記載の塗工装置用清掃
装置である。本発明にあつては、清掃しないときには、
清掃ロール及びスクレーパを、塗工装置の使用の邪魔と
ならない待機位置まで後退させることができるので、塗
工装置の使用がし易くなる。
【0007】特定の局部のみを清掃するために請求項4
記載の本発明が採用した手段は、左右長手方向に延設し
た塗工液吐出口の開口縁部の左右両端を清掃するための
ものであり、非塗工状態の開口縁部の左右両端へ当接又
は接近できる吸引口を有する吸引ノズルと、吸引口を負
圧にする吸引装置とを備えたことを特徴する塗工装置用
清掃装置である。本発明にあつては、塗工液吐出口の開
口縁部の左右両端に塗工液が残留付着しているときに
は、吸引ノズルの吸引口を当接又は接近させて塗工液を
吸引排除することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る塗工装置用清
掃装置(以下、「本発明清掃装置」という)を図面に示
す実施の形態に基づいて説明する。
【0009】(第1の実施の形態)図1乃至図4は、本
発明清掃装置を備えた塗工設備の実施の形態を示すもの
であり、図1は塗工液吐出口の開口縁部を清掃ロールで
清掃している状態を部分断面して示す右側面図、図2は
塗工液吐出口の開口縁部を吸引ノズルで清掃している状
態を部分断面して示す右側面図、図3は清掃具本体を待
機位置まで後退させると共に塗工液吐出口から吐出する
塗工液を被塗工物に塗工している状態を部分断面して示
す右側面図、図4は清掃具本体を中間省略して示す平面
図である。
【0010】塗工設備1は、図3に示すように、被塗工
物用搬送装置2で搬送される被塗工物Wに塗工液Fを塗
工するための塗工装置3と、図1及び図2に示すよう
に、塗工装置3を清掃するための本発明清掃装置4とを
備えている。被塗工物用搬送装置2は、カツトされた被
塗工物W(図3参照)を吸引した状態で前方へ移動させ
る往復移動するテーブル5を備えたものや、連続したシ
ート状の被塗工物Wを支持しつつ搬送するロール(図示
略)を備えたものである。塗工装置3は、支持案内具6
に塗工ヘツド7を昇降自在に案内したものであり、塗工
ヘツド7の先端に左右長手方向に延設したスリツト状の
塗工液吐出口8から塗工液を間欠的に吐出するように構
成してある。塗工液吐出口8は、二枚のリツプ部材9,
10の間に形成されている。
【0011】前記本発明清掃装置4は、塗工装置3を清
掃するための清掃具本体11と、清掃具本体11を進退
移動させる移動装置12とを備えている。清掃具本体1
1は、図3に示すように、移動装置12の出力部12a
に取着したフレーム13と、図4に示すように、フレー
ム13に左右両軸端14a,14aを回転自在に軸支し
た清掃ロール14と、清掃ロール14を強制回転駆動す
る駆動装置15と、清掃ロール14の外周面14a上の
廃液を掻取るための左右長手方向へ延設した前後のスク
レーパ16,16と、清掃ロール14に洗浄液を供給す
るための洗浄液供給装置17(図1参照)と、フレーム
13に取着した左右の吸引ノズル18,18と、吸引ノ
ズル18,18の吸引口18,18を負圧にする吸引装
置19(図1参照)とを備えている。
【0012】上記清掃ロール14は、通水性の有る多孔
質材(例えば、孔加工した金属、多孔質の合成樹脂等)
で成形した中空で円筒状の心材20と、心材20の外周
を覆うものであつて弾性をもつた通水性の有る多孔質材
(例えば、硬質フエルト、多孔質の合成樹脂等)で成形
した表層材21とを備え、心材20の中心に左右長手方
向に延びる洗浄液通路22を設けると共に、外周面14
bに洗浄液通路22と連通する洗浄液流出口(図示略)
の多数を開設してある。なお、表層材21は、図示は省
略したが、心材20の外周面に弾性をもつた樹脂製線材
を巻回すると共に、隣接する線材の間に螺旋状の洗浄液
流出口となる隙間を形成することもある。前記駆動装置
15は、電気、空気圧又は油圧等をエネルギ源とするモ
ータ等からなり、周期的に清掃ロール14の回転方向を
変更するように、又はいずれか一方へ回転させるように
構成してある。
【0013】前記各スクレーパ16は、フレーム13に
両端を軸支させたホルダ23と、ホルダ23に固定した
掻取ブレード24とを備え、清掃ロール14の外周面1
4bに掻取ブレード24の先端を圧接させることによ
り、外周面14b上の廃液を掻取るように構成してあ
る。前記フレーム13は、スクレーパ16,16で掻取
られた廃液を受取るための廃液受け具25を取付けてあ
る。フレーム13と廃液受け具25とは、一体に形成す
ることもある。廃液受け具25は、スクレーパ16,1
6で掻取られた廃液を受取つて排出管25a(図1参
照)で排出できるので、塗工装置3乃至その周辺を廃液
で汚染させることがない。
【0014】前記各吸引ノズル18は、その先端に、偏
平又は丸孔等の形状の吸引口18aを開口させてある。
各吸引ノズル18は、図2に示すように、塗工ヘツド7
の塗工液吐出口8に吸引口18aを接触させるときに
は、吸引口18aを適度の弾性があるゴム又は合成樹脂
素材で成形され、塗工液吐出口8を形成するリツプ部材
9,10にダメイジを与えないようにする。
【0015】洗浄液供給装置17は、図1に示すよう
に、給液ポンプ(図示略)と清掃ロール14の洗浄液通
路22(図4参照)とを給液パイプ26及びロータリー
ジヨイント27を介して接合し、清掃時の前後を含めて
清掃中の清掃ロール14に洗浄液を圧送するようにして
ある。清掃ロール14に供給された洗浄液は、図4に示
す洗浄液通路22の左右方向の全域に導かれ、通水性の
有る心材20及び表層材21を通過して、外周面14b
に開設した洗浄液流出口から外周面14bの左右方向の
全域に亘つて滲み出る。前記吸引装置19は、吸引ポン
プ(図示略)と左右の吸引ノズル18,18と吸引管2
8で接合し、清掃時の前後を含めて清掃中の各吸引ノズ
ル18を吸引状態にするようにしてある。
【0016】前記移動装置12は、エアーシリンダ等か
らなる駆動源を備え、進退する出力部12aに接合した
清掃具本体11のフレーム13を移動させることによ
り、塗工装置3の塗工液吐出口8の開口縁部となるリツ
プ部材9,10の先端縁部に清掃ロール14を当接させ
るロール清掃位置A(図1参照)と、塗工液吐出口8の
開口縁部の左右両端に吸引ノズル18,18を接近させ
る吸引清掃位置B(図2参照)と、待機位置C(図3参
照)とに清掃具本体11を選択的に停止させるようにし
てある。
【0017】前記清掃具本体11及び吸引ノズル18,
18は、一体化して一組の移動装置12に取着する以外
に、図示は省略したが、両者を分離すると共に個別に進
退移動できるように二組の移動装置12,12に取着す
ることもある。
【0018】次に、本発明清掃装置4の動作を説明す
る。 (清掃ロール14による清掃のための準備動作)待機位
置C(図3参照)に清掃具本体11を待機させた状態
で、洗浄液供給装置17から清掃ロール14に洗浄液を
供給すると共に、回転する清掃ロール14の外周面14
bにスクレーパ16,16の掻取ブレード24を圧接さ
せることにより、清掃ロール14の外周面14bを洗浄
液で湿潤状態とする。
【0019】(清掃ロール14による清掃動作)塗工終
了後に上昇待機している塗工ヘツド7の下方位置となる
ロール清掃位置A(図1参照)まで清掃具本体11を前
進させ、その後に塗工ヘツド7を所定寸法だけ降下させ
ることにより、塗工液吐出口8の開口縁部となるリツプ
部材9,10の先端縁部の左右方向の全域を清掃ロール
14に当接させる。この当接した状態で、洗浄液の供給
されている清掃ロール14を一方向へ回転させる。この
とき、洗浄液で湿潤した清掃ロール14の回転する外周
面14aが塗工液吐出口8の開口縁部を拭き取るように
接触し、開口縁部を清掃する。清掃した後の廃液は、ス
クレーパ16によりロール外周面14aから掻取られ、
廃液受具25で受け集められて排出される。清掃ロール
14は、常に新しい洗浄液が外周面14aから滲み出て
自己洗浄が行われるため、奇麗なロール外周面14aで
清掃することができる。次に、清掃ロール14の逆方向
へ回転させ、塗工液吐出口8の開口縁部を清掃する。こ
の清掃ロール14の正逆回転の操作は、1回または適宜
回数行われる。なお、清掃ロール14は、正逆回転の操
作を行わずに、一方向または逆方向のみへ回転させて清
掃することもある。
【0020】清掃ロール14による清掃中は、塗工液吐
出口8から塗工液を吐出させつつ行うことも可能であ
る。この場合、塗工液吐出口8の開口縁部に回転中の清
掃ロール14を当接させて清掃した後に、塗工液吐出口
8の開口縁部と清掃ロール14とを離し、塗工液吐出口
8から塗工液が所定の膜状となつて吐出しているか否か
を目視または監視カメラ等で確認する。確認の結果、所
定の膜状となつていないときには、塗工液吐出口8の開
口縁部に回転中の清掃ロール14を当接させて清掃を再
開させ、所定の膜状となつているときには、下記の清掃
終了動作に移行する。
【0021】(吸引ノズル18,18による清掃動作)
塗工終了後に上昇待機している塗工ヘツド7の下方位置
となる吸引清掃位置B(図2参照)まで清掃具本体11
を前進させ、その後に塗工ヘツド7を所定寸法だけ降下
させることにより、吸引ノズル18,18の吸引口18
a,18aに塗工液吐出口8の開口縁部を当接又は接近
させる。吸引装置19で吸引中の吸引口18a,18a
は、塗工液吐出口8の開口縁部の左右両端に残留付着し
ている塗工液を吸引除去し、清掃を行う。
【0022】(清掃終了動作)塗工ヘツド7を待機位置
まで上昇させ後に、移動装置12で清掃具本体11を待
機位置C(図3参照)まで後退させる。これにより、清
掃の終了した塗工ヘツド7は、次回の塗工を開始させる
ことができる。待機期間が長いときには、清掃ロール1
4の回転を停止させると共に、洗浄液供給装置17及び
吸引装置19を停止させる。
【0023】上記の各動作は、制御装置(図示略)に記
憶している指示内容に従つて行うようにすることが可能
である。清掃ロール14及び吸引ノズル18,18によ
る清掃は、塗工装置3により間欠塗工が行われる毎に毎
回するか、間欠塗工が数回行われた毎に1回する。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、ロール外周面
に洗浄液を滲み出させ且つ廃液をスクレーパで除去する
ことにより、清潔なロール外周面で清掃することが可能
となり、更に、清掃ロールが老朽化するまで交換する必
要がないため、清掃能率の向上と清掃コストの低減がで
きる。請求項2記載の本発明は、スクレーパで掻取られ
た廃液を廃液受け具で受取つて排出できるので、塗工装
置乃至その周辺の廃液で汚染することがなく、塗工装置
乃至その周辺のクリーン度を維持できる。請求項3記載
の本発明は、清掃しないときには、清掃ロール及びスク
レーパを、塗工装置の使用の邪魔とならない待機位置ま
で後退させることができるので、塗工装置の使い勝手を
向上させることができる。請求項4記載の本発明は、塗
工液吐出口の開口縁部の左右両端に残留付着している塗
工液を吸引ノズルで吸引排除できるので、特定の局部の
みの清掃を能率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明清掃装置を備えた塗工設備の実施の形態
を示すものであり、塗工液吐出口の開口縁部を清掃ロー
ルで清掃している状態を部分断面して示す右側面図であ
る。
【図2】同実施の形態において、塗工液吐出口の開口縁
部を吸引ノズルで清掃している状態を部分断面して示す
右側面図である。
【図3】同実施の形態において、清掃具本体を待機位置
まで後退させると共に塗工液吐出口から吐出する塗工液
を被塗工物に塗工している状態を部分断面して示す右側
面図である。
【図4】同実施の形態において、清掃具本体を中間省略
して示す平面図である。
【符号の説明】
7…塗工ヘツド、8…塗工液吐出口、12…移動装置、
18…吸引ノズル、14…清掃ロール、14a…外周
面、15…駆動装置、16…スクレーパ、22…洗浄液
通路、25…廃液受け具、A,B…清掃位置、C…待機
位置、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月19日(1999.10.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、ロール外周面
に洗浄液を滲み出させ且つ廃液をスクレーパで除去する
ことにより、清潔なロール外周面で清掃することが可能
となり、更に、清掃ロールが老朽化するまで交換する必
要がないため、清掃能率の向上と清掃コストの低減がで
きる。請求項2記載の本発明は、スクレーパで掻取られ
た廃液を廃液受け具で受取つて排出できるので、塗工装
置乃至その周辺の廃液で汚染することがなく、塗工装置
乃至その周辺のクリーン度を維持できる。請求項3記載
の本発明は、清掃しないときには、清掃ロール及びスク
レーパを、塗工装置の使用の邪魔とならない待機位置ま
で後退させることができるので、塗工装置の使い勝手を
向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 呉 晨 大阪市西区西本町1丁目10番10号 井上金 属工業株式会社内 Fターム(参考) 4F041 AA12 AB01 BA05 BA12 BA60 4F042 AA22 CC03 CC10 CC11 DA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に延設した塗工液吐出口の開口縁
    部を清掃するためのものであり、内側に長手方向に延び
    る洗浄液通路を設けると共に、外周面に該洗浄液通路と
    連通する洗浄液流出口を開設した清掃ロールと、該清掃
    ロールを強制回転駆動するための駆動装置と、該清掃ロ
    ールの外周面上の廃液を掻取るための長手方向へ延設し
    たスクレーパと、該清掃ロールの洗浄液通路に洗浄液を
    供給するための洗浄液供給装置とを備えたことを特徴す
    る塗工装置用清掃装置。
  2. 【請求項2】前記スクレーパで掻取られた廃液を受取る
    ための廃液受け具を備えた請求項1記載の塗工装置用清
    掃装置。
  3. 【請求項3】前記清掃ロール及びスクレーパを待機位置
    から清掃位置まで進退させる移動装置を備えた請求項1
    又は2記載の塗工装置用清掃装置。
  4. 【請求項4】左右長手方向に延設した塗工液吐出口の開
    口縁部の左右両端を清掃するためのものであり、非塗工
    状態の開口縁部の左右両端へ当接又は接近できる吸引口
    を有する吸引ノズルと、吸引口を負圧にする吸引装置と
    を備えたことを特徴する塗工装置用清掃装置。
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