JP2002103570A - ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド - Google Patents

ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド

Info

Publication number
JP2002103570A
JP2002103570A JP2000293642A JP2000293642A JP2002103570A JP 2002103570 A JP2002103570 A JP 2002103570A JP 2000293642 A JP2000293642 A JP 2000293642A JP 2000293642 A JP2000293642 A JP 2000293642A JP 2002103570 A JP2002103570 A JP 2002103570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blanket cylinder
brush roller
cleaning
scraper
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000293642A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Koike
昇 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOIKE Manufacturing
KOIKE SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KOIKE Manufacturing
KOIKE SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOIKE Manufacturing, KOIKE SEISAKUSHO KK filed Critical KOIKE Manufacturing
Priority to JP2000293642A priority Critical patent/JP2002103570A/ja
Publication of JP2002103570A publication Critical patent/JP2002103570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシを回転させて印刷機のブランケット胴
から紙粉、インクなどの夾雑物をかき落すためのブラン
ケット胴洗浄装置の洗浄ヘッドに関する。 【解決手段】 印刷機のブランケット胴4の全長に亘っ
て対設されかつブランケット胴4の回転方向と反対方向
に回転駆動されてブランケット胴4の表面への夾雑物を
付着されるブラシローラ1と、このブラシローラ1の下
側部分に摺設するスクレーパ7と、このスクレーパ7よ
り下方でブラシローラ1に洗浄液剤を噴射する複数のノ
ズル手段8とを備えるヘッドユニット13と、このヘッ
ドユニット13のブラシローラ1をブランケット胴4に
対して接離運動する往復動手段12とからなる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブラシを回転させて
印刷機のブランケット胴から紙粉、インクなどの夾雑物
をかき落すためのブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機のブランケット胴に付着し
た紙粉やインクなどの夾雑物をかき落して汚れをなくす
にはタオルによってブランケット胴の表面を拭きとるこ
とが行われている。これによるとタオルにかかるコスト
が必要であると共に、タオル交換に重労働(特にタワー
プレスの場合)を要し、使い終ったタオルが産業廃棄物
となって処分に負担がかかると共に、ブランケット胴表
面の細かい凹凸面をかき落すことができないという欠点
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のタオルによる汚
れの除去方策の欠点を除去するのがこの発明の目的であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の洗浄ヘッドによれば、印刷機のブランケット胴の全
長に亘って対設されかつブランケット胴の回転方向と同
一方向に回転駆動されてブランケット胴の表面への夾雑
物を付着されるブラシローラと、このブラシローラの下
側部分に摺設するスクレーパと、このスクレーパより下
方でブラシローラに洗浄液剤を噴射する複数のノズル手
段とを備えるヘッドユニットと、このヘッドユニットの
ブラシローラをブランケット胴に対して接離運動する往
復動手段とからなるものであって、印刷機のブランケッ
ト胴に付着した夾雑物を完全に除去すると共に、ブラシ
ローラに付着した夾雑物はスクレーパによって掻き取ら
れる。
【0005】この発明の請求項2に記載の洗浄ヘッドに
よれば、請求項1において、ブラシローラの全長に形成
されるスクレーパが長方形の断面を有し、その一隅角部
でブラシローラに摺接するようにしてなり、ブラシロー
ラに付着した夾雑物はスクレーパにより有効に掻き取ら
れると共に、スクレーパへの夾雑物の堆積をなくすこと
ができる。
【0006】この発明の請求項3に記載の洗浄ヘッドに
よれば、請求項1においてノズル手段のノズルに対して
与圧されて洗浄液剤を供給される水の管路及び溶剤の管
路にそれぞれ電磁弁を介設すると共に、各ノズル手段に
対する水の管路及び溶剤の管路から分岐されて単一のノ
ズルに合流される分岐管路にはそれぞれ逆止弁を構成し
てなり、ノズル手段への水及び/又は溶剤の供給を各別
に行なうことが可能である。
【0007】この発明の請求項4に記載の洗浄剤ヘッド
によれば、請求項1において、ヘッドユニットのブラシ
ローラをブランケット胴に接離運動させる往復動手段が
エアシリンダによって構成されており、往復動手段がブ
ラシローラを適時に適切に往復動可能とする。
【発明の実施の形態】
【0008】図1はこの発明の洗浄ヘッドの一例を示す
側面図であって、1はヘッドのフレーム2に回転軸3を
介して支承されるブラシローラであって、このブラシロ
ーラ1は図にあらわれない駆動手段によって図1におい
て時計回り方向に回転する。このブラシローラ1を接離
運動させるブランケット胴4は同一方向に回動するよう
になっている。すなわちブラシローラ1はブランケット
胴4に対して反対方向となる。
【0009】フレーム2内でブラシローラ1の背後に固
定した台座5には、ブラケット6を介してスクレーパ7
が取り付けられており、このスクレーパ7はブラシロー
ラ1の下側部分において摺接され、このブラシローラ1
の全長に亘って形成されるスクレーパ7は断面ほぼ長方
形を呈している。
【0010】なお台座5には複数個のノズル手段8と後
述する水タンク及び溶剤タンクの管路にそれぞれ介設さ
れる電磁弁9が取り付けられており、ノズル手段8のノ
ズル10からはブラシローラ1に対してスクレーパ7よ
り下方の位置に洗浄液剤を点線11で示すように噴射さ
れるがその概要は後述する。
【0011】フレーム2には往復動手段としてのエアシ
リンダ12が取り付けられ、このエアシリンダ12によ
る往復運動によってブラシローラ1はブランケット胴4
に対して接離運動を行い、ブランケット胴4に接触する
ことによって、ブランケット胴4に付着した紙粉、イン
クなどの夾雑物をブラシローラ1で拭きとり、このブラ
シローラ1が後退したあと、スクレーパ7によって掻き
取られる。この間、ノズル手段8からの水又は/及び溶
剤すなわち洗浄液剤はブラシローラ1に対して供給され
る。
【0012】上述のようにして構成されたヘッドユニッ
ト13において、ブランケット胴4の回転方向に対して
同一方向に回動するブラシローラ1によって、より確実
に付着された紙粉やインクなどの夾雑物を掻き取るので
あるが、その際、掻き取り位置がブラシローラ1の下降
運動の場所であるため、夾雑物はスクレーパ7への触接
部位において鋭角をなす掻き取り部14に掻き取られ、
夾雑物がスクレーパ7の背後に堆積されることなく、確
実に落下することができるのである。その態様は図4に
示す。
【0013】図2はノズル手段8に至る洗浄液剤からの
管路構成を示すものであって、水タンク15からポンプ
16を介して与圧された管路17と、溶剤タンク18か
らポンプ19を介して与圧された管路20とには、それ
ぞれ電磁弁21,22が介設され、各管路17,20か
ら分岐された分岐管路23,24から各逆止弁25,2
6を経てノズル手段8のノズル10に至るものである。
【0014】ノズル手段8は図2に示す例ではブラシロ
ーラ1の全長に亘って8組準備されているが、その組は
必要に応じて任意に採択可能である。これらノズル手段
8と、これに関連する管路17,20から分岐される分
岐管路23,24、逆止弁25,26の構成に関しては
図2の左端の組についてのみ符号を付してあるが、他の
組に関してもすべて同一構成であるが、省略のため図に
は符号を付していない。尤も各ノズル10から噴射され
る噴霧の角度によって隣り合う噴霧が重なり合うように
することが肝要である。上記電磁弁21,22は図1に
おいては、電磁弁9として表現されている。
【0015】これらノズル手段8を示す図2において、
水タンク15からポンプ16により与圧された水は管路
17から電磁弁21、分岐管路23を経て逆止弁25を
介してノズル10に達し、また溶剤タンク18からポン
プ19により与圧されて溶剤は管路20の電磁弁22、
分岐管路24を経て逆止弁26を介してノズル10に達
するものである。すなわちノズル10から噴射される水
又は溶剤は電磁弁21,22の操作により必要に応じて
選択して供給されるものである。
【0016】各ノズル手段8のノズル10からの水の噴
射量は電磁弁21が開いている時間及び開閉の周期によ
り調整する。同様にノズル10からの溶剤の噴射量は電
磁弁22が開いている時間及び開閉の周期により調整す
る。なお各ノズル10毎に水噴射のための電磁弁21が
開いている時、水が溶剤の分岐管路24に進入すること
を防ぐ逆止弁26と、溶剤噴射のための電磁弁22が開
いている時、溶剤が水の分岐管路23に進入することを
防ぐ逆止弁25が設けられているものである。
【0017】ノズル手段8のノズル10から噴射される
水及び/又は溶剤は図1に点線11で示すようにブラシ
ローラ1の下方の部分に噴射されてこのブラシローラ1
を湿潤し、ブラシローラ1の回転につれて、ブランケッ
ト胴4の表面に付着した紙粉、インクなど油分等の夾雑
物を拭き取って、ブラシローラ1の更なる回転にともな
い、夾雑物はスクレーパ7の掻き取り部14によって掻
き取られ、夾雑物は下方に落下するのである。この際、
ヘッドユニット13の全幅にわたって、下部にドレイン
パン27を配設して、スクレーパ7によって掻きとられ
た交雑物を収容するのである。
【0018】上述の作業すなわちブランケット胴4の表
面からブラシローラ1に夾雑物を拭き取る作業の間はエ
アシリンダ12によりヘッドユニット13のブラシロー
ラ1がブランケット胴4に接触しているが、拭き取り作
業が終った段階でエアシリンダ12により後退運動を行
なうものである。
【0019】
【発明の効果】従来の洗浄ヘッドにおいては、ブラシロ
ーラはブランケット胴と逆方向に回動して夾雑物の拭き
取りを行っており、また掻き取りのためのスクレーパに
はブランケット胴から拭き取られた夾雑物がスクレーパ
の後方に堆積することがあったが、この発明の構成によ
れば、ブランケット胴からブラシローラへの夾雑物の転
移が極めて効果的に行え、かつスクレーパによる掻き取
りと、このスクレーパへの付着も防止できる効果も奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヘッドユニットの一例の側面図であ
る。
【図2】ブラシローラに対するノズル手段の配設態様を
示す略図である。
【符号の説明】
1 ローラ 4 ブランケット胴 7 スクレーパ 8 ノズル手段 12 エアシリンダ(往復動手段) 13 ヘッドユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機のブランケット胴の全長に亘って
    対設されかつブランケット胴の回転方向と反対方向に回
    転駆動されてブランケット胴の表面への夾雑物を付着さ
    れるブラシローラと、このブラシローラの下側部分に摺
    設するスクレーパと、このスクレーパより下方でブラシ
    ローラに洗浄液剤を噴射する複数のノズル手段とを備え
    るヘッドユニットと、このヘッドユニットのブラシロー
    ラをブランケット胴に対して接離運動する往復動手段と
    からなるブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド。
  2. 【請求項2】 ブラシローラの全長に形成されるスクレ
    ーパが長方形の断面を有し、その一隅角部でブラシロー
    ラに摺接するようにしてなる請求項1記載のブランケッ
    ト胴洗浄装置の洗浄ヘッド。
  3. 【請求項3】 ノズル手段のノズルに対して与圧されて
    洗浄液剤を供給される水の管路及び溶剤の管路にそれぞ
    れ電磁弁を介設すると共に、各ノズル手段に対する水の
    管路及び溶剤の管路から分岐されて単一のノズルに合流
    される分岐管路にはそれぞれ逆止弁を構成してなる請求
    項1記載のブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド。
  4. 【請求項4】 ヘッドユニットのブラシローラをブラン
    ケットに接離運動させる往復動手段がエアシリンダによ
    って構成される請求項1記載のブランケット胴洗浄装置
    の洗浄ヘッド。
JP2000293642A 2000-09-27 2000-09-27 ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド Pending JP2002103570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293642A JP2002103570A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293642A JP2002103570A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002103570A true JP2002103570A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18776401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000293642A Pending JP2002103570A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002103570A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009015144A1 (en) * 2007-07-25 2009-01-29 Air Motion Systems, Inc. Printing cylinder cleaning system
JP2015000118A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社東京洗染機械製作所 ロールアイロナー用異物除去装置
IT202000015034A1 (it) * 2020-06-23 2021-12-23 Nuova Folati S P A Dispositivo per la pulizia di rulli di stiro

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009015144A1 (en) * 2007-07-25 2009-01-29 Air Motion Systems, Inc. Printing cylinder cleaning system
US8281717B2 (en) 2007-07-25 2012-10-09 Air Motion Systems, Inc. Printing cylinder cleaning system
US8516962B2 (en) 2007-07-25 2013-08-27 Air Motion Systems, Inc. Printing cylinder cleaning system
JP2015000118A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社東京洗染機械製作所 ロールアイロナー用異物除去装置
IT202000015034A1 (it) * 2020-06-23 2021-12-23 Nuova Folati S P A Dispositivo per la pulizia di rulli di stiro

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5575211A (en) Washing Arrangement for rotary printer
US5918545A (en) Method and apparatus for cleaning flexographic printing plates
EP1920931B1 (en) Wiping apparatus for print head
US20030167948A1 (en) Method and apparatus for steam cleaning anilox inking rollers
JP2003531754A (ja) 印刷機のブランケットシリンダおよびインキローラを自動的にクリーニングする方法および装置
KR20080019165A (ko) 예비 토출장치
CN104859296A (zh) 照相凹版印刷机
CN213973194U (zh) 刮刀装置及喷墨打印机
JP2002103570A (ja) ブランケット胴洗浄装置の洗浄ヘッド
WO1999015335A1 (en) Method and apparatus for cleaning a rubber coated cylinder in an offset press
EA013550B1 (ru) Система удаления краски с формы глубокой печати
JP2006240077A (ja) 印刷機のシリンダ洗浄装置
JP2004161491A (ja) 印刷用又は加工用シート材の除塵装置
US5887524A (en) Washing device in the printing unit of rotary printing presses
JP4706059B2 (ja) ワイピング自動洗浄装置
JP2002103571A (ja) ブランケット胴洗浄装置におけるノズル構成
JP6097031B2 (ja) 凹版印刷機
JP2019098574A (ja) 自動洗浄装置
JP2004255790A (ja) 水着けローラの洗浄装置
JP2013056539A (ja) 回転体洗浄装置
JP2000280451A (ja) 輪転印刷機において開放された一側にローラを有する容器からインキを除去するための方法及び装置
JP2013056540A (ja) 回転体洗浄装置
JP3564265B2 (ja) フレキソ印刷機
JPH10309800A (ja) 印刷機の洗浄方法および同洗浄装置
JPH0444905B2 (ja)