JP3708582B2 - データ処理システムおよび端末情報自動設定方法 - Google Patents

データ処理システムおよび端末情報自動設定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,端末装置から端末側ネットワーク上の通信制御装置を用いて他のネットワーク上の資源を利用する場合に必要な端末・資源情報を自動設定するデータ処理システムおよび端末情報自動設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は,従来技術を説明する図である。図10に示すように,あるネットワーク上の端末aから他のネットワークの資源Xを利用する場合には,端末aと同一ネットワーク上の通信制御装置100に,あらかじめ端末aと利用する資源Xの関係を表す情報(以下,端末情報という)が設定されていなければならない。そのため,従来,まず端末aの利用者が管理者に資源Xとの接続に必要な端末情報の設定を依頼し(▲1▼),管理者が通信制御装置100に端末aの情報を設定し(▲2▼),設定条件等を利用者の端末へ通知する(▲3▼)という接続設定作業を完了してからでなければ端末aから資源Xへの接続はできなかった。
【0003】
また,端末aが他のネットワークの資源Xから資源Yへ接続先を変更する場合には,端末aの利用者は,その都度,端末情報の変更処理を管理者に申請しなければならなかった。
【0004】
さらに,ネットワークに端末bが追加されるなどネットワーク構成が変更された場合にも,管理者は,端末bの端末情報の追加作業等,端末情報の変更を行わなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の端末情報の設定では,管理者のみが設定を行うため各資源への利用状況を把握でき,各資源のセキュリティの徹底を行うことができた。しかし,その反面,接続先の資源の変更,端末装置の新規加入などによるネットワーク構成の変更時でも,管理者による端末情報の追加または変更処理が必要であり,その作業に費やす時間や労力が非常に多くかかるという問題があった。
【0006】
また,管理者の作業労力等の制限により,上述するようなネットワークの環境変化に対し,柔軟に対応することができないことがあった。
本発明は,端末装置の接続先の変更やネットワークの構成に何らかの変更があった場合に,端末装置の利用者に接続先の資源を選択させて,その資源と端末装置との関係を新たな端末情報として管理者に代わり自動的に再定義し,管理者の端末情報の変更等の作業を軽減することを目的とする。また,端末情報の変更の際にその情報を管理者に対して通知することにより,管理者が各資源の利用状況の把握が不明確になるのを防いで従来のセキュリティを担保することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記問題を解決するため,図1に示すような手段を設ける。
図1において,1−1,1−2は端末装置,2は通信制御装置,4はWAN等の他のネットワーク,5−1,5−2,…,5−nは他のネットワーク4に接続されているホストコンピュータ等の計算機に関する資源,11−1,11−2は接続要求および利用資源変更要求の要求送信手段,12−1,12−2は利用資源選択手段,13−1,13−2は資源情報送信手段,21は資源選択情報送信手段,22は端末・資源情報更新手段,23は資源接続処理手段,24は変更通知手段,30は端末・資源情報記憶部,31は資源情報テーブル,32は端末情報テーブル,33は組合せ情報テーブル,34は変更履歴情報記憶部を表す。
【0008】
LAN等の端末側ネットワーク上に,端末装置1−1,端末装置1−2,…と,通信制御装置2とが接続され,各端末装置1は,通信制御装置2により通信回線を介して他のネットワーク4の資源5−1,5−2,…,5−nの一つに接続して通信を行い,その資源5の一つを利用できるようになっている。
【0009】
各端末装置1における要求送信手段11は,他のネットワーク4の資源5への接続要求,または別の資源5への変更要求を通信制御装置2へ通知する手段である。利用資源選択手段12は,通信制御装置2の資源選択情報送信手段21から資源選択情報を受信すると,その資源選択情報を表示して利用者に利用資源を選択させる手段である。資源情報送信手段13は,利用資源選択手段12により利用者が選択した利用資源の選択情報を通信制御装置2へ送信する手段である。
【0010】
通信制御装置2における資源選択情報送信手段21は,端末装置1からの接続要求に対して端末・資源情報記憶部30にその端末装置1の端末情報が存在しない場合,端末装置1から利用資源の変更要求があった場合,または端末装置1からの接続要求に対して資源5との接続に失敗した場合に,その端末装置1が選択することのできる資源5の一覧情報からなる資源選択情報を,要求元の端末装置1へ送信する手段である。
【0011】
端末・資源情報更新手段22は,端末装置1の利用資源選択指示により,端末・資源情報記憶部30にその端末装置1に接続すべき資源5の情報を登録する手段である。資源接続処理手段23は,端末装置1からの接続要求に対して端末・資源情報記憶部30を検索し,その端末装置1に接続すべき資源情報を得て,他のネットワーク4を介する接続処理を行う手段である。変更通知手段24は,端末・資源情報更新手段22により,端末・資源情報記憶部30を更新した場合に,その更新情報を所定の管理者に通知するため,変更履歴情報記憶部34等に変更履歴情報を格納する手段である。
【0012】
端末・資源情報記憶部30には,例えば資源情報テーブル31,端末情報テーブル32および組合せ情報テーブル33がある。資源情報テーブル31は,通信制御装置2から利用可能な資源5に関する,資源名,通信手段(プロトコル),設定状況等の資源情報を管理するテーブルである。端末情報テーブル32は,通信制御装置2と同一の端末側ネットワークに接続されている端末装置1に関する端末名,通信手段(プロトコル),接続状況(許可/不可),利用権限等の端末情報を管理するテーブルである。組合せ情報テーブル33は,端末装置1とそれに接続する資源5との組合せ情報を管理するテーブルである。
【0013】
変更履歴情報記憶部34は,管理者へ通知するための変更履歴情報を記憶する手段である。
【0014】
【作用】
本発明では,利用者の一般端末から接続先の資源を選択できるようにして,選択資源名および端末と選択資源との関係を新たな端末情報として,通信制御装置2が管理者に代わり自動的に再定義するようにしている。これにより,ネットワーク環境の変化または利用資源の変更等に柔軟に対応することが可能となり,また管理者の負担を軽減することができる。
【0015】
また,通信制御装置2が管理する端末情報に変更が生じた場合には,変更履歴情報を変更履歴情報記憶部34に記録して,管理者に通知する。これにより,各資源の利用状況等が不明確になるのを防止する等,従来どおりのセキュリティを維持することができる。なお,この端末情報の変更通知は,変更履歴情報記憶部34にログとして記録する代わりに,直接,管理者へメールを送付することなどによって行ってもよい。
【0016】
【実施例】
以下,本発明の実施例を図を用いて説明する。
図2は,本発明の実施例による処理の概要を説明する図である。端末装置1−1と通信制御装置2のネットワークに,新たに端末装置1−2が加入した場合の例について説明する。
【0017】
端末装置1−2は,要求送信手段11−2により,通信制御装置2に,他のネットワーク4の資源5への接続を依頼する(▲1▼)。通信制御装置2の資源接続処理手段23は,端末・資源情報記憶部30を参照し,端末装置1−2の端末情報を探す。この場合,端末装置1−2は新規加入であるため,その端末情報はまだ登録されていない。そこで,資源選択情報送信手段21により,端末・資源情報記憶部30から利用可能な他のネットワーク4の資源選択情報を得て,端末装置1−2へ送る。
【0018】
端末装置1−2では,その資源選択情報を受信すると,それをディスプレイに表示し(▲2▼),利用者に利用資源を選択させる。利用者が一覧表示された資源選択情報の資源Xまたは資源Yの中から,例えば資源Yを選択すると,資源情報送信手段13−2によりその選択情報を通信制御装置2へ送る。
【0019】
通信制御装置2の端末・資源情報更新手段22は,端末情報テーブル32に端末装置1−2の情報を登録するとともに,組合せ情報テーブル33に端末装置1−2と資源Y5−2の組合せ情報を登録する。端末情報テーブル32に登録する情報は,端末装置1−2から獲得するか,またはディフォルト情報として予め用意されているものを用いる。同時に変更通知手段24により,それらの登録情報を変更履歴情報記憶部34に記録する。その後,資源接続処理手段23により,選択された資源Y5−2に対する端末装置1−2の接続処理を行う(▲3▼)。
【0020】
図3および図4は,通信制御装置2の端末・資源情報記憶部30および変更履歴情報記憶部34のテーブル・データ構成例を示す図である。
図3(A)は,資源情報テーブル31の構成例を示す。
【0021】
資源情報テーブル31は,通信制御装置2から利用可能な資源の一覧情報を保持し,資源との通信手段(プロトコル等)および設定状況を管理するテーブルである。資源情報は,管理者のみが設定可能な情報である。資源情報テーブル31中の資源名としては,資源側のネットワーク上で重複しない名前が付与される。通信手段として,通信制御装置2と資源5との通信プロトコルが登録され,設定状況として,設定済みであるか否かの情報が登録される。「未設定」の場合,その資源はどの端末装置1からも使用不可である。
【0022】
図3(B)は,端末情報テーブル32の構成例を示す。
端末情報テーブル32は,通信制御装置2へ接続依頼している端末装置の一覧情報を保持しており,端末名,通信制御装置との通信手段(プロトコル),接続情報,利用権限を管理する。端末情報テーブル32中の端末名は,端末側ネットワーク上で重複しない名前が付与される。通信手段は,通信制御装置2と端末装置1との通信プロトコル,接続情報は,通信制御装置2との接続の可否,利用権限は,管理者権限端末であるか一般端末(利用者端末)であるかの区別情報である。一般端末も,端末情報テーブル32への追加処理は可能であるが,接続情報が「不可」と設定されている一般端末からの要求は拒否される。
【0023】
図4(A)は,組合せ情報テーブル33の構成例を示す。
組合せ情報テーブル33は,端末装置1と資源5との接続情報を管理するテーブルである。一般端末からこの組合せ情報を変更することが可能である。組合せ情報テーブル33中の通番は,通信制御装置2内の組合せ情報に与えられた通し番号である。端末名として,端末情報テーブル32内の端末名,資源名として,資源情報テーブル31内の資源名が設定される。
【0024】
図4(B)は,変更履歴情報記憶部34に格納される変更履歴情報の構成例を示す。
変更履歴情報記憶部34には,管理者へ通知するために,図4(B)に示すような端末・資源情報記憶部30についての変更履歴情報が記録される。
【0025】
図4(B)において,「端末名」は端末情報テーブル32内の端末名,「日付」は端末情報または組合せ情報が変更/追加された日付,「時刻」は端末情報または組合せ情報が変更/追加された時刻,「追加/変更」は端末情報または組合せ情報の変更または追加の判別情報,「変更元資源名」は変更元の資源名,「変更先資源名」は変更先または追加された資源名,「通知フラグ」は管理者への通知状態を記録する情報である。
【0026】
管理者権限の端末から要求があると,通信制御装置2は,変更履歴情報中の通知フラグを判定して,このうちの未通知の情報を管理者へ通知する。管理者権限の端末から,必要に応じて変更履歴情報を削除することができる。
【0027】
図5ないし図8は,実施例における接続処理の流れを説明する図である。本実施例における端末装置1と通信制御装置2間のインタフェースでは,通信プロトコル内を流れる送受信データとして,通信パス接続要求,通信パス接続完了,端末名,端末名検索結果,資源選択情報,選択資源名,選択資源との接続結果,利用資源変更通知,変更履歴情報,変更履歴情報確認応答,通信パス切断要求,通信パス切断完了を扱う。
【0028】
図5は,新規に追加された一般端末からの接続処理の流れを説明する図である。
新規に追加接続された端末装置1から接続要求を通信制御装置2へ送る。通信制御装置2は,新規の端末装置1からの通信パス接続要求を受け,接続許可を送出し,通信パス接続完了となる。次に,通信制御装置2は,端末装置1が送信した端末名を受信して端末情報テーブル32を検索する。この場合,端末装置1は新規であるので,端末名検索結果として「端末名なし」を端末装置1に返信する。続いて,資源情報テーブル31から得た資源選択情報を,その端末装置1へ送信する。端末装置1は,その資源選択情報を画面表示して,利用者に資源名を選択させる。
【0029】
端末装置1が選択資源名を送信すると,通信制御装置2は,その選択資源名を受信し,選択資源名をもとに端末情報テーブル32,組合せ情報テーブル33,および変更履歴情報記憶部34を更新し,選択された資源に対し接続要求を行う。接続が完了すると,通信制御装置2は,端末装置1に資源との接続結果を報告する。以降,端末装置1と選択された資源との接続が確立し,端末装置1は業務を開始する。
【0030】
業務が終了し,通信制御装置2が,端末装置1からの通信パス切断要求を受けると,接続している資源に切断要求を送り,資源からの切断完了を端末装置1に送出して,接続を終了する。
【0031】
図6は,一般端末からの利用資源変更を伴う接続処理の流れを説明する図である。
端末装置1から通信パス接続要求を通信制御装置2へ送る。通信制御装置2は,端末装置1からの通信パス接続要求を受けると,接続許可を送出し,通信パス接続完了となる。次に,通信制御装置2は,端末装置1が送信した端末名を受信して端末情報テーブル32を検索し,端末名検索結果として「端末名あり」を端末装置1に送信する。続いて,端末装置1の利用権限をチェックし,利用権限が「一般」であるので,組合せ情報テーブル33の組合せ情報に従い,設定されている資源と接続する。その資源からの接続完了の通知があれば,資源との接続結果を端末装置1へ送信する。以降,端末装置1と資源との接続が確立し,端末装置1と資源との通信が可能になる。
【0032】
利用者が資源を変更したい場合,端末装置1から利用資源変更通知を通信制御装置2へ送る。通信制御装置2は,端末装置1からの利用資源変更通知を受けると,接続中の資源との接続を切断して,資源選択情報を端末装置1へ送信する。端末装置1では,資源選択情報を画面表示して,利用者に資源名を選択させる。そして,選択資源名を通信制御装置2へ送る。
【0033】
通信制御装置2は,端末装置1が送信した選択資源名を受信し,選択資源名をもとに,組合せ情報テーブル33,変更履歴情報記憶部34を更新し,選択された資源への接続を行う。資源との接続が完了すると,通信制御装置2は,資源との接続結果を端末装置1に送信する。以降,端末装置1と資源との接続が確立し,端末装置1と資源との通信が可能になる。端末装置1は,新しい資源を用いて業務を開始する。
【0034】
業務が終了すると,通信制御装置2は,端末装置1からの通信パス切断要求を受けて,接続している資源に切断要求を送り,資源からの切断完了を端末装置1に送出して,接続を終了する。
【0035】
図7は,一般端末の接続失敗による利用資源変更を伴う接続処理の流れを説明する図である。
端末装置1から通信パス接続要求を通信制御装置2へ送る。通信制御装置2は,端末装置1からの通信パス接続要求を受けると,接続許可を送出し,通信パス接続完了となる。次に,通信制御装置2は,端末装置1が送信した端末名を受信して端末情報テーブル32を検索し,端末名検索結果として「端末名あり」を端末装置1に送信する。続いて,端末装置1の利用権限をチェックし,利用権限が「一般」であるので,組合せ情報テーブル33の組合せ情報に従い,設定されている資源との接続を試みる。
【0036】
ここで,設定された資源との接続が失敗すると,通信制御装置2は,資源との接続結果として「接続失敗」を端末装置1へ送信する。続いて,資源選択情報を端末装置1へ送信する。端末装置1では,資源選択情報を画面表示して,利用者に資源名を選択させる。そして,選択資源名を通信制御装置2へ送る。
【0037】
通信制御装置2は,端末装置1が送信した選択資源名を受信し,選択資源名をもとに,組合せ情報テーブル33,変更履歴情報記憶部34を更新し,選択された資源への接続を行う。資源との接続が完了すると,通信制御装置2は,資源との接続結果を端末装置1に送信する。以降,端末装置1と資源との接続が確立し,端末装置1と資源との通信が可能になる。端末装置1は,新しい資源を用いて業務を開始する。
【0038】
業務が終了すると,通信制御装置2は,端末装置1からの通信パス切断要求を受けて,接続している資源に切断要求を送り,資源からの切断完了を端末装置1に送出して,接続を終了する。
【0039】
図8は,管理者権限端末からの接続処理の流れを説明する図である。
管理者権限のある端末装置1から通信制御装置2へ通信パス接続要求を送ると,通信制御装置2は,その通信パス接続要求を受け,接続許可を送出し,通信パス接続完了となる。次に,通信制御装置2は,端末装置1が送信した端末名を受信して端末情報テーブル32を検索し,端末名検索結果として「端末名あり」を端末装置1に送信する。続いて,端末装置1の利用権限をチェックし,利用権限が「管理者」であるので,変更履歴情報記憶部34中の通知フラグが「未」である変更履歴情報を端末装置1へ送信する。端末装置1では,受け取った変更履歴情報を画面表示して,管理者に確認させる。
【0040】
通信制御装置2は,端末装置1から変更履歴確認応答を受けた後,組合せ情報テーブル33の組合せ情報に従い,設定されている資源と接続する。資源からの接続完了通知があれば,その接続結果を端末装置1へ送信する。管理者権限端末装置1と資源との接続が確立し,端末装置1は資源との通信が可能になる。
【0041】
業務が終了し,通信制御装置2が,端末装置1からの通信パス切断要求を受けると,接続している資源に切断要求を送り,資源からの切断完了を端末装置1に送出して,接続を終了する。
【0042】
図9は,本発明の実施例に係る処理フローチャートである。
ステップS1では,端末装置1からの通信パス接続要求により,端末装置1と通信制御装置2とを接続する。ステップS2では,端末装置1と通信制御装置2との接続が成功したかどうかを判定する。接続に成功した場合には,ステップS3へ進む。ハードウェア障害等の原因により端末装置1と通信制御装置2との接続が成功しなかった場合には,処理を終了する。
【0043】
ステップS3では,通信制御装置2に要求元の端末装置1の端末情報があるか否かを判定する。端末情報がある場合にはステップS4へ進み,端末情報がない場合にはステップS12へ進む。
【0044】
ステップS4では,設定されている端末情報に従い,該当する資源に接続要求を送り,通信制御装置2と資源とを接続する。ステップS5では,通信制御装置2と資源との接続が成功したか否かを判定する。接続に成功した場合にはステップS6へ進み,接続に成功しなかった場合にはステップS12へ進む。
【0045】
ステップS6では,業務を開始し,端末装置1は資源との通信を行う。端末装置1から通信制御装置2に指示があれば,通信制御装置2は端末装置1の指示に従う。ステップS7の判定により,利用資源の変更指示を検出した場合には,ステップS11へ進む。また,ステップS8の判定により,業務終了の指示を検出したならば,ステップS9へ進む。
【0046】
業務終了の指示,すなわち端末装置1から通信パス切断要求があった場合には,ステップS9により,通信制御装置2と資源とを切断する。次に,ステップS10により,端末装置1と通信制御装置2との間の通信パスを切断し,処理を終了する。
【0047】
端末装置1から利用資源の変更指示があった場合には,ステップS11により,通信制御装置2と資源とのパスを切断し,ステップS12へ進む。
端末装置1からの接続要求に対して端末装置1が新規加入端末のため,端末情報がなかった場合,端末装置1から利用資源の変更要求があった場合,または端末装置1からの接続要求に対して資源との接続に失敗した場合には,ステップS12により,利用可能な資源の一覧からなる資源選択情報を端末装置1へ送る。端末装置1はその資源選択情報を画面に表示し,利用者に選択させる。
【0048】
ステップS13では,通信制御装置2は端末装置1からの応答により,資源が選択されたか否かを判定する。資源が選択されなかった場合には,ステップS10へ進む。資源が選択された場合,ステップS14へ進み,選択資源名を端末・資源情報記憶部30に設定し,ステップS15により,変更履歴情報記憶部34に変更履歴情報を格納して,端末情報の変更を管理者に通知する。その後,ステップS4へ進み,新しい資源との接続処理を行う。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,管理者が行う端末情報の変更作業がなくなることにより管理作業が簡略になり,利用者によるタイムリーな資源の選択が可能になる。利用者に資源の選択を行わせるのは,ネットワーク構成に変更があった場合か,利用者本人が利用する資源を変更したい場合か,ネットワークや資源等の異常により,目的の資源に接続できなかった場合であり,それ以外の場合は従来と同様であるので,利用者の処理や操作の負担が増えることはない。また,ネットワークや資源等の異常時にも,代わりの資源を選択して利用することができるので,業務が遂行できなくなるのを防ぐことができる。
【0050】
また,端末情報が更新された場合には,その都度,管理者に対して通知が行われることにより,その情報の更新が有効か無効かを問いただすことができ,従来どおりのセキュリティ機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理ブロック図である。
【図2】 本発明の実施例による処理の概要を説明する図である。
【図3】 実施例における資源情報テーブルおよび端末情報テーブルの構成例を示す図である。
【図4】 実施例における組合せ情報テーブルおよび変更履歴情報の構成例を示す図である。
【図5】 新規に追加された一般端末からの接続処理の流れを説明する図である。
【図6】 一般端末からの利用資源変更を伴う接続処理の流れを説明する図である。
【図7】 一般端末の接続失敗による利用資源変更を伴う接続処理の流れを説明する図である。
【図8】 管理者権限端末からの接続処理の流れを説明する図である。
【図9】 本発明の実施例に係る処理フローチャートである。
【図10】 従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
1−1,1−2 端末装置
11−1,11−2 要求送信手段
12−1,12−2 利用資源選択手段
13−1,13−2 資源情報送信手段
2 通信制御装置
21 資源選択情報送信手段
22 端末・資源情報更新手段
23 資源接続処理手段
24 変更通知手段
30 端末・資源情報記憶部
31 資源情報テーブル
32 端末情報テーブル
33 組合せ情報テーブル
34 変更履歴情報記憶部
4 他のネットワーク
5−1〜5−n 資源

Claims (4)

  1. 端末装置から端末側ネットワーク上の通信制御装置を用いて他のネットワーク上の資源を利用するデータ処理システムにおいて,
    前記通信制御装置は,
    前記各端末装置ごとに端末装置からの接続要求に対して接続すべき資源の情報を記憶する端末・資源情報記憶部と,
    前記端末装置からの接続要求に対して前記端末・資源情報記憶部を検索し,その端末装置に接続すべき資源情報を得て,端末装置と資源との接続処理を行う資源接続処理手段と,
    前記端末装置からの接続要求に対して前記端末・資源情報記憶部にその端末装置の端末情報が存在しない場合,前記端末装置から利用資源の変更要求があった場合,または前記端末装置からの接続要求に対して資源との接続に失敗した場合に,資源選択情報を要求元の端末装置へ送信する資源選択情報送信手段と,
    送信した資源選択情報により端末装置が選択した資源情報を受信し,前記端末・資源情報記憶部にその端末装置に接続すべき資源の情報を登録する端末・資源情報更新手段とを備え,
    前記端末装置は,
    前記通信制御装置に対し資源への接続要求または利用資源の変更要求を送信する要求送信手段と,
    前記通信制御装置へ送信した接続要求または利用資源の変更要求に対して,前記通信制御装置から資源選択情報を受信した場合に,その資源選択情報を表示して利用者に利用資源を選択させる利用資源選択手段と,
    選択された利用資源の情報を前記通信制御装置へ送信する資源情報送信手段とを備えた
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  2. 請求項1記載のデータ処理システムにおいて,
    前記通信制御装置は,
    前記端末・資源情報更新手段により,前記端末・資源情報記憶部を更新した場合に,その更新情報を所定の管理者に通知する変更通知手段を備えた
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  3. 端末装置から端末側ネットワーク上の通信制御装置を用いて他のネットワーク上の資源を利用するデータ処理システムにおける端末情報自動設定方法であって,
    前記通信制御装置は,
    前記各端末装置ごとに端末装置からの接続要求に対して接続すべき資源の情報を記憶する端末・資源情報記憶部を持ち,
    前記端末装置からの接続要求に対して前記端末・資源情報記憶部を検索し,その端末装置に接続すべき資源情報を得て,端末装置と資源との接続を行う資源接続処理と,
    前記端末装置からの接続要求に対して前記端末・資源情報記憶部にその端末装置の端末情報が存在しない場合,前記端末装置から利用資源の変更要求があった場合,または前記端末装置からの接続要求に対して資源との接続に失敗した場合に,資源選択情報を要求元の端末装置へ送信する資源選択情報送信処理と,
    送信した資源選択情報により端末装置が選択した資源情報を受信し,前記端末・資源情報記憶部にその端末装置に接続すべき資源の情報を登録する端末・資源情報更新処理とを実行し,
    前記端末装置は,
    前記通信制御装置に対し資源への接続要求または利用資源の変更要求を送信する要求送信処理と,
    前記通信制御装置へ送信した接続要求または利用資源の変更要求に対して,前記通信制御装置から資源選択情報を受信した場合に,その資源選択情報を表示して利用者に利用資源を選択させる利用資源選択処理と,
    選択された利用資源の情報を前記通信制御装置へ送信する資源情報送信処理とを実行する
    ことを特徴とする端末情報自動設定方法。
  4. 請求項3記載の端末情報自動設定方法において,
    前記通信制御装置は,
    前記端末・資源情報更新処理により前記端末・資源情報記憶部を更新した場合に,その更新情報を所定の管理者に通知する変更通知処理を実行する
    ことを特徴とする端末情報自動設定方法。
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