JP3707789B1 - 多機能クリップ - Google Patents
多機能クリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3707789B1 JP3707789B1 JP2005127370A JP2005127370A JP3707789B1 JP 3707789 B1 JP3707789 B1 JP 3707789B1 JP 2005127370 A JP2005127370 A JP 2005127370A JP 2005127370 A JP2005127370 A JP 2005127370A JP 3707789 B1 JP3707789 B1 JP 3707789B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fold
- material plate
- material plates
- piece
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は、クリップの挟持力を増強すると共にカード類、書類、封筒、写真、履き物等の多種多様な物品を挟み止めする、多くの用途に使用することができる多機能クリップを得ることを目的とする。
【解決手段】 本発明の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、該素材プレート1の一方端を台形状にカットして嘴状部2を形成し、前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、前記嘴状部2の底辺となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、前記各素材プレート1の端部折曲片4及び挟持面部6を第1折り目3及び第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に2回折り曲げることにより断面形状が略ハート形を呈する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、該素材プレート1の一方端を台形状にカットして嘴状部2を形成し、前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、前記嘴状部2の底辺となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、前記各素材プレート1の端部折曲片4及び挟持面部6を第1折り目3及び第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に2回折り曲げることにより断面形状が略ハート形を呈する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カード類、書類、封筒、写真、履き物等の多種多様な物品を挟み止めするための弾性力のある素材、すなわち合成樹脂、竹材、金属材等で作られた多機能クリップに関する。
従来、クリップは、目玉クリップ、ピンチと称されるものが広く使用されているが、不使用時にはスプリングの力で閉じた状態にあり、使用時に紙等を挟むために強い力で開く必要があり、瞬時に使いにくい欠点と紙等を連続して挿し込み挟むことが出来ない欠点がある。
そこで、力を掛けずに片手で簡単に被挟持物品を挟み込むことができ、カード類、写真、履き物等の多種多様な物品に手軽に利用できるクリップが開発されている(特許文献1を参照)。
このクリップは、挟持部が一対の弾力性に富む薄板状の樹脂製挟持片から成り、一対の挟持片の基端側を一体的に形成すると共に先端側においてそれぞれを内方向へ円弧状に湾曲形成し、当該湾曲部分で互いを押圧する状態に当接させ、挟持片自体の弾力によって当接位置で適度な挟持力を有する如く設け、被挟持物品の着脱を容易ならしむ略ハート形状の挟持部を形成したものである。
特開平11−91276号公報
そこで、力を掛けずに片手で簡単に被挟持物品を挟み込むことができ、カード類、写真、履き物等の多種多様な物品に手軽に利用できるクリップが開発されている(特許文献1を参照)。
このクリップは、挟持部が一対の弾力性に富む薄板状の樹脂製挟持片から成り、一対の挟持片の基端側を一体的に形成すると共に先端側においてそれぞれを内方向へ円弧状に湾曲形成し、当該湾曲部分で互いを押圧する状態に当接させ、挟持片自体の弾力によって当接位置で適度な挟持力を有する如く設け、被挟持物品の着脱を容易ならしむ略ハート形状の挟持部を形成したものである。
本発明は、上記公知技術を改良し、クリップの挟持力を増強すると共にカード類、書類、封筒、写真、履き物等の多種多様な物品を挟み止めする、多くの用途に使用することができる多機能クリップを得ることを目的とする。
本発明の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、該素材プレートの一方端を台形状にカットして嘴状部を形成し、前記素材プレートの他方端は端部と平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成し、前記素材プレートを左右対称に重ね合わせ、前記嘴状部の底辺となる位置で鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定し、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって、折り曲げられた挟持面部同士が内奥で一線状に当接し、かつ前記端部折曲片はそれぞれの素材プレートの内面に面状に当接して安定する断面形状が略ハート形を呈するものである。
本発明の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、両素材プレートの両端に平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成し、前記素材プレートを左右対称に重ね合わせ、中央となる位置で鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定し、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって、上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈するものである。
本発明の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、該素材プレートの両端に平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成し、前記素材プレートを左右対称に重ね合わせ、上下部に間隔を空けて2個の鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定して中央に挟み部を備え、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって、上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈するものである。
本発明の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの1枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、該素材プレートの中央部から2つに折り曲げ、両素材プレートの両端に平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成すると共に、中央となる位置で鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定して上方に挿入部を形成し、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって略ハート形を呈し、さらに前記素材プレートの第2折り目に沿って端部から中心に所定幅で切断し、該切断幅に平行に第2折り目に向って切断して細幅帯状の挟持片を形成し、該挟持片を中央で反対側の素材プレート側に直角に折り曲げ、同様に反対側の素材プレートにも対称的に細幅帯状の挟持片を切断形成し、同様に前記挟持片の中央で反対側の素材プレート側に直角に折り曲げたものである。
本発明は、素材自体の弾性力、摩擦力を利用したクリップであり、開く必要がなく紙を連続挿し込み及び引き抜きが楽に行え、形、大きさを自由自在に加工でき、低コストで実施可能で挟持力の強い多機能クリップである。
本発明の多機能クリップは、反発力を利用し簡易にしっかりと紙を挟むことができ、連続して紙を挿し込んでも予め挿し込んだ紙が落ちない上、紙を引っ張り出す場合も容易に取り出せ、低コストで実施可能である。
本発明の多機能クリップは、上下、両面と多機能を有し、壁などの構造物にピン等の方法で簡単に取り付けを行うことができ、カード類、書類、封筒、写真、履き物等の多種多様な物品を挟み止めする、多くの用途で使用することができる。
本発明の多機能クリップは、反発力を利用し簡易にしっかりと紙を挟むことができ、連続して紙を挿し込んでも予め挿し込んだ紙が落ちない上、紙を引っ張り出す場合も容易に取り出せ、低コストで実施可能である。
本発明の多機能クリップは、上下、両面と多機能を有し、壁などの構造物にピン等の方法で簡単に取り付けを行うことができ、カード類、書類、封筒、写真、履き物等の多種多様な物品を挟み止めする、多くの用途で使用することができる。
本発明の多機能クリップの第1の実施形態を図面に基づいて、以下に説明する。
図1の斜視図に示すように、第1の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、該素材プレート1の一方端を台形状にカットして嘴状部2を形成し、図2の側面図に示すように前記素材プレート1の他方端は所定長さの他方端と平行する第1折り目3を形成して端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
なお、図3の正面図に示すように前記嘴状部2には、貫通する所定大きさの穴孔7を形成する。
図1の斜視図に示すように、第1の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、該素材プレート1の一方端を台形状にカットして嘴状部2を形成し、図2の側面図に示すように前記素材プレート1の他方端は所定長さの他方端と平行する第1折り目3を形成して端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
なお、図3の正面図に示すように前記嘴状部2には、貫通する所定大きさの穴孔7を形成する。
そして、図4の平面図に示すように前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、図3に示すように前記嘴状部2の底辺となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、図2に示すように前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定する。
このように素材プレート1を2回折り曲げ、左右対称に重ね合わせ対向するように配置することにより、前記端部折曲片4及び挟持面部6は弓形に屈曲し弾性力の作用と素材プレート1の反発力により釣り合いを保ち、前記挟持面部6の上部には三角形の空間を生み、素材プレート1両面の接合点Cを支持部とし、鳩目8等の固定部品で固定することによりクリップと成る。
すなわち、素材プレート1を内側に2回折り曲げることにより断面形状が略ハート形を呈し、挟持面部6の上方を鳩目8等の固定部品によって固定されていることで一体の多機能クリップと成る。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定する。
このように素材プレート1を2回折り曲げ、左右対称に重ね合わせ対向するように配置することにより、前記端部折曲片4及び挟持面部6は弓形に屈曲し弾性力の作用と素材プレート1の反発力により釣り合いを保ち、前記挟持面部6の上部には三角形の空間を生み、素材プレート1両面の接合点Cを支持部とし、鳩目8等の固定部品で固定することによりクリップと成る。
すなわち、素材プレート1を内側に2回折り曲げることにより断面形状が略ハート形を呈し、挟持面部6の上方を鳩目8等の固定部品によって固定されていることで一体の多機能クリップと成る。
前記素材プレート1は、弾性力のある素材、例えばポリプロピレン等の合成樹脂、竹材、ステンレス板や銅板等の金属材が使用可能であり、用途により素材は選択されるが、ポリプロピレン等の合成樹脂が容易に加工でき、低コストで実施可能な素材である。
なお、図3で示す前記素材プレート1の鳩目8下部の形状を円形となるように形成すれば、例えばてんとう虫のような意匠的効果を持つ多機能クリップになる。
前記素材プレート1の接合点Cの支持部、すなわち鳩目8は、嘴状部2の底辺となる位置であって三角形空間の頂点に位置し、この支持部は正三角形の頂点に位置することが最良である。
支持部の固定部品は、鳩目8に限らず、リングスナップ、スナップ釦、針金や黒軟鉄入りのラッピングタイ等で固着したり、又は接着するものである。
なお、図3で示す前記素材プレート1の鳩目8下部の形状を円形となるように形成すれば、例えばてんとう虫のような意匠的効果を持つ多機能クリップになる。
前記素材プレート1の接合点Cの支持部、すなわち鳩目8は、嘴状部2の底辺となる位置であって三角形空間の頂点に位置し、この支持部は正三角形の頂点に位置することが最良である。
支持部の固定部品は、鳩目8に限らず、リングスナップ、スナップ釦、針金や黒軟鉄入りのラッピングタイ等で固着したり、又は接着するものである。
次に、第1の実施形態の多機能クリップの使用の仕方を図面に基づいて、以下に説明する。
まず、紙を綴じるためには、図1に示す挟持面部6同士の間から内奥の当接している一線状A部に向け紙を挿し込むことにより、一線状A部は挟持面部6の弾性力と素材プレート1の内面の面状B部に接している端部折曲片4の反発力の釣り合いにより挟持力を発揮させているので、紙を強力に挟持する。
上部の2枚の素材プレート1により形成された嘴状部2は、鳩目8等の固定部品で固定した場合、両面が摺動回転可能となり新たな挟持力を持ち、告知プレート、名前プレート、メッセージカード等を挟む機能がある。
また、前記嘴状部2に設けた穴孔7により、ピン、釘等の色々な方法で壁等に多機能クリップを固定可能となり、吊下げ使用を行うことが出来る。
まず、紙を綴じるためには、図1に示す挟持面部6同士の間から内奥の当接している一線状A部に向け紙を挿し込むことにより、一線状A部は挟持面部6の弾性力と素材プレート1の内面の面状B部に接している端部折曲片4の反発力の釣り合いにより挟持力を発揮させているので、紙を強力に挟持する。
上部の2枚の素材プレート1により形成された嘴状部2は、鳩目8等の固定部品で固定した場合、両面が摺動回転可能となり新たな挟持力を持ち、告知プレート、名前プレート、メッセージカード等を挟む機能がある。
また、前記嘴状部2に設けた穴孔7により、ピン、釘等の色々な方法で壁等に多機能クリップを固定可能となり、吊下げ使用を行うことが出来る。
本発明の多機能クリップの第2の実施形態を図面に基づいて、以下に説明する。
図5の斜視図に示すように、第2の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、図6の側面図に示すように両素材プレート1の両端に平行する第1折り目3を形成して所定長さの端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
そして、図8の平面図に示すように前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、図7の正面図に示すように中央となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、図6に示すように前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定し、上下方向の2面に前記挟持面部6を有するクリップと成る。
すなわち、素材プレート1を内側に2回折り曲げることにより上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈する一体の多機能クリップと成る。
したがって、第2の実施形態の多機能クリップは、上下方向の2面に紙を綴じることができる。
図5の斜視図に示すように、第2の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、図6の側面図に示すように両素材プレート1の両端に平行する第1折り目3を形成して所定長さの端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
そして、図8の平面図に示すように前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、図7の正面図に示すように中央となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、図6に示すように前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定し、上下方向の2面に前記挟持面部6を有するクリップと成る。
すなわち、素材プレート1を内側に2回折り曲げることにより上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈する一体の多機能クリップと成る。
したがって、第2の実施形態の多機能クリップは、上下方向の2面に紙を綴じることができる。
本発明の多機能クリップの第3の実施形態を図面に基づいて、以下に説明する。
図9の斜視図に示すように、第3の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、図10の側面図に示すように素材プレート1の両端に平行する第1折り目3を形成して所定長さの端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
そして、前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、図11の(a)正面図、(b)背面図に示すように上下部に間隔を空けて2個の鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、図10に示すように前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定し、上下方向の2面に前記挟持面部6を有するクリップと成る。
すなわち、素材プレート1を内側に2回折り曲げることにより上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈し、鳩目8間の中央に挟み部9を備えた多機能クリップと成る。
したがって、第3の実施形態の多機能クリップは、上下方向の2面に紙を綴じることができるし、中央の挟み部9には鉛筆等の棒状物品を挟むことができる。
また、前記挟み部9に同一の多機能クリップを挟むことにより、上下左右に略ハート形を呈する十字状の多機能クリップを形成することができる。
なお、図11(a)に示すように、第2折り目5部分にV状の切欠き10を形成することにより、前記切欠き10中にペン等を差し込むことが可能となる。
図9の斜視図に示すように、第3の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、図10の側面図に示すように素材プレート1の両端に平行する第1折り目3を形成して所定長さの端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
そして、前記素材プレート1を左右対称に重ね合わせ、図11の(a)正面図、(b)背面図に示すように上下部に間隔を空けて2個の鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定し、図10に示すように前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定し、上下方向の2面に前記挟持面部6を有するクリップと成る。
すなわち、素材プレート1を内側に2回折り曲げることにより上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈し、鳩目8間の中央に挟み部9を備えた多機能クリップと成る。
したがって、第3の実施形態の多機能クリップは、上下方向の2面に紙を綴じることができるし、中央の挟み部9には鉛筆等の棒状物品を挟むことができる。
また、前記挟み部9に同一の多機能クリップを挟むことにより、上下左右に略ハート形を呈する十字状の多機能クリップを形成することができる。
なお、図11(a)に示すように、第2折り目5部分にV状の切欠き10を形成することにより、前記切欠き10中にペン等を差し込むことが可能となる。
本発明の多機能クリップの第4の実施形態を図面に基づいて、以下に説明する。
図12の斜視図に示すように、第4の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの1枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、図13の側面図に示すように前記素材プレート1の中央部から2つに折り曲げ、両素材プレート1の両端に平行する第1折り目3を形成して端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
そして、図14の正面図に示すように中央となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定して、図13に示すように上方に挿入部11を形成し、前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
なお、図15(a)は平面図、(b)は底面図である。
また、前記素材プレート1の第2折り目5に沿って端部から中心に所定幅で切断し、さらに該切断幅に平行に第1折り目3に向って切断して細幅帯状の挟持片12を形成し、該挟持片12を中央で反対側の素材プレート1側に直角に折り曲げ、図15(b)の底面図に示すように、同様に反対側の素材プレート1にも対称的に細幅帯状の挟持片12を形成し、該挟持片12を中央で反対側の素材プレート1側に直角に折り曲げる。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定し、前記挟持面部6を有するクリップと成る。
また、図13に示すように、前記挟持片12間には挟み空間Dが形成されるので、棒状物品であれば上から多機能クリップで押さえつけることにより、前記挟持片12が上方に変形し、棒状物品が一線状A部に当接することにより挟持面部6が広がって挟持片12が初期状態に戻り、棒状物品は挟み空間D又はA上部の三角空間に挟まれて支持される。
したがって、第4の実施形態の多機能クリップは、上方に形成された挿入部11に指を挿し込み、前記挟み空間D又はA上部の三角空間でスプーン等の食器用具を挟んで使用することができる。
図12の斜視図に示すように、第4の実施形態の多機能クリップは、弾性力のある変形可能な適宜長さの1枚の薄板帯状の素材プレート1から形成され、図13の側面図に示すように前記素材プレート1の中央部から2つに折り曲げ、両素材プレート1の両端に平行する第1折り目3を形成して端部折曲片4を形成し、さらに前記第1折り目3から前記端部折曲片4より長く前記第1折り目3と平行する第2折り目5を形成して挟持面部6を形成する。
そして、図14の正面図に示すように中央となる位置で鳩目8等の固定部品で両素材プレート1を一体に固定して、図13に示すように上方に挿入部11を形成し、前記各素材プレート1の前記端部折曲片4及び挟持面部6を前記第1折り目3及び前記第2折り目5に沿ってそれぞれ内側に折り曲げする。
なお、図15(a)は平面図、(b)は底面図である。
また、前記素材プレート1の第2折り目5に沿って端部から中心に所定幅で切断し、さらに該切断幅に平行に第1折り目3に向って切断して細幅帯状の挟持片12を形成し、該挟持片12を中央で反対側の素材プレート1側に直角に折り曲げ、図15(b)の底面図に示すように、同様に反対側の素材プレート1にも対称的に細幅帯状の挟持片12を形成し、該挟持片12を中央で反対側の素材プレート1側に直角に折り曲げる。
こうすることによって、折り曲げられた挟持面部6同士が内奥で一線状Aに当接し、かつ前記端部折曲片4はそれぞれの素材プレート1の内面に面状Bに当接して安定し、前記挟持面部6を有するクリップと成る。
また、図13に示すように、前記挟持片12間には挟み空間Dが形成されるので、棒状物品であれば上から多機能クリップで押さえつけることにより、前記挟持片12が上方に変形し、棒状物品が一線状A部に当接することにより挟持面部6が広がって挟持片12が初期状態に戻り、棒状物品は挟み空間D又はA上部の三角空間に挟まれて支持される。
したがって、第4の実施形態の多機能クリップは、上方に形成された挿入部11に指を挿し込み、前記挟み空間D又はA上部の三角空間でスプーン等の食器用具を挟んで使用することができる。
1 素材プレート
2 嘴状部
3 第1折り目
4 端部折曲片
5 第2折り目
6 挟持面部
7 穴孔
8 鳩目
9 挟み部
10 切欠き
11 挿入部
12 挟持片
2 嘴状部
3 第1折り目
4 端部折曲片
5 第2折り目
6 挟持面部
7 穴孔
8 鳩目
9 挟み部
10 切欠き
11 挿入部
12 挟持片
Claims (4)
- 弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、該素材プレートの一方端を台形状にカットして嘴状部を形成し、前記素材プレートの他方端は端部と平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成し、前記素材プレートを左右対称に重ね合わせ、前記嘴状部の底辺となる位置で鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定し、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって、折り曲げられた挟持面部同士が内奥で一線状に当接し、かつ前記端部折曲片はそれぞれの素材プレートの内面に面状に当接して安定する断面形状が略ハート形を呈することを特徴とする多機能クリップ。
- 弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、両素材プレートの両端に平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成し、前記素材プレートを左右対称に重ね合わせ、中央となる位置で鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定し、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって、上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈することを特徴とする多機能クリップ。
- 弾性力のある変形可能な適宜長さの2枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、該素材プレートの両端に平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成し、前記素材プレートを左右対称に重ね合わせ、上下部に間隔を空けて2個の鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定して中央に挟み部を備え、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって、上下方向の2面に断面形状が略ハート形を呈することを特徴とする多機能クリップ。
- 弾性力のある変形可能な適宜長さの1枚の薄板帯状の素材プレートから形成され、該素材プレートの中央部から2つに折り曲げ、両素材プレートの両端に平行する第1折り目を形成して所定長さの端部折曲片を形成し、さらに前記第1折り目から前記端部折曲片より長く前記第1折り目と平行する第2折り目を形成して挟持面部を形成すると共に、中央となる位置で鳩目等の固定部品で両素材プレートを一体に固定して上方に挿入部を形成し、前記各素材プレートの前記端部折曲片及び挟持面部を前記第1折り目及び前記第2折り目に沿ってそれぞれ内側に折り曲げすることによって略ハート形を呈し、さらに前記素材プレートの第2折り目に沿って端部から中心に所定幅で切断し、該切断幅に平行に第2折り目に向って切断して細幅帯状の挟持片を形成し、該挟持片を中央で反対側の素材プレート側に直角に折り曲げ、同様に反対側の素材プレートにも対称的に細幅帯状の挟持片を切断形成し、同様に前記挟持片の中央で反対側の素材プレート側に直角に折り曲げたことを特徴とする多機能クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005127370A JP3707789B1 (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 多機能クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005127370A JP3707789B1 (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 多機能クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3707789B1 true JP3707789B1 (ja) | 2005-10-19 |
JP2006305743A JP2006305743A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=35335167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005127370A Expired - Fee Related JP3707789B1 (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 多機能クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3707789B1 (ja) |
-
2005
- 2005-04-26 JP JP2005127370A patent/JP3707789B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006305743A (ja) | 2006-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0586564U (ja) | クリップ | |
TW201410493A (zh) | 裝訂夾 | |
JP5653355B2 (ja) | クリップ | |
US20090045314A1 (en) | Wall mount clip for sheet like material such as paper/pictures | |
JP3707789B1 (ja) | 多機能クリップ | |
JP2804017B2 (ja) | 紙挟み | |
JP3165969U (ja) | マグネットクリップ | |
EP2790923B1 (en) | Corner paperclip | |
JP6478401B2 (ja) | クリップ | |
JP3142165U (ja) | 新聞ホルダー | |
JP7190784B1 (ja) | クリップ | |
JP3237502U (ja) | 書類綴じ具 | |
RU2005132613A (ru) | Зажим для зажимания листов | |
JP3168657U (ja) | ホルダ | |
JP4383503B2 (ja) | 紙片を掲示するクリップ | |
JP3118779U (ja) | 紙類フォルダ | |
JP2007245698A (ja) | クリップ | |
JP5956281B2 (ja) | ポップカード保持具の展開物およびポップカード保持具 | |
JP3123472U (ja) | クリップ | |
JP3152472U (ja) | クリップ | |
WO1999039603A1 (en) | Multi-purpose paper clip | |
JP2003326881A (ja) | クリップ | |
JP3203902U (ja) | しおり | |
KR200258627Y1 (ko) | 매직 클립 | |
JP2002321479A (ja) | 事務用クリップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110812 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |