JP3705565B2 - ページイメージの割付印刷方法及びこれを利用した割付印刷制御装置並びに割付印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の論理ページを1枚の用紙に同時に印刷するいわゆる割付印刷を行うためのページイメージの割付印刷方法及びこれを利用した割付印刷制御装置並びに割付印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、モノクロの論理ページとカラーの論理ページとが混在するときに割付印刷を行うのに適したページイメージの割付印刷方法及びこれを利用した割付印刷制御装置並びに割付印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
論理ページごとに印刷イメージを作成してから、複数の論理ページを1枚の用紙に同時に印刷するいわゆる割付印刷機能を有するプリンタがある。このようなプリンタは、例えば1枚の用紙に印刷するイメージをビットマップデータとして記憶するビットマップメモリと、各論理ページのイメージデータをビットマップメモリ上に割り付けるための割付手段と、印刷時の倍率を設定する倍率設定手段と、設定された倍率で論理ページのイメージデータを拡大縮小してビットマップメモリ上に展開配置する拡大縮小手段とを備えている(特開平7−256973号公報参照)。
【0003】
このプリンタでは、論理ページのイメージデータを順次受け取って、割付手段によりビットマップメモリ上に割り付けて、拡大縮小手段によりビットマップメモリ上に展開配置する。そして、1枚の用紙に割り付ける全ての論理ページデータの処理が完了した時点で、プリンタが印刷を開始する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したプリンタは割付印刷機能の実行に必要な全ての構成を備えているので、非常に大きなメモリ容量が要求されてプリンタが高価になってしまう。
【0005】
また、1枚の用紙に印刷しようとする全ての論理ページイメージをビットマップメモリ上に配置するまで印刷動作を開始しないので、プリンタが論理ページデータの受け取りを開始してから実際に印刷を開始するまでの時間が長くなってしまう。
【0006】
さらに、用紙上に配置する論理ページがモノクロイメージのみか、またはカラーイメージを含むかが考慮されていないので、印刷完了までに長時間を要する場合がある。すなわち、カラーシリアルプリンタによって論理ページデータと同色で割付印刷を行うためには、ビットマップメモリ上に作成するイメージをカラーイメージにしておく必要がある。このため、論理ページのイメージデータが全てモノクロであったとしても、カラーイメージとしてビットマップデータを作成しなければならず長時間を要すると共に、プリンタがカラーイメージ用の印刷動作を行うために印刷完了までに長時間が費やされることがある。
【0007】
そこで、本発明は、割付印刷の際に、モノクロページとカラーページが混在していても安価かつ高速に処理できるページイメージの割付印刷方法及びこれを利用した割付印刷制御装置並びに割付印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための技術的手段として、本発明にかかるページイメージの割付印刷方法は、上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷方法において、前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置との基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定工程と、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式へ決定し、前記ページ組のカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、前記出力形式決定工程により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力工程とを備え、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴としている。
【0009】
また、上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷させるページイメージの割付印刷制御装置において、前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定手段と、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前記ページ組がカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定手段と、前記出力形式決定手段により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力手段とを備え、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
すなわち、上位部から印刷イメージを受信すると、処理手順決定工程か処理手順決定手段か処理手順決定手順のいずれかにより現在処理している論理ページが他の論理ページと組み合わされてページ組が設定される。次いで、出力形式決定工程か出力形式決定手段か出力形式決定手順のいずれかにより、そのページ組を印刷する際の出力形式がモノクロまたはカラーに決定される。このとき、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定しているので、カラー印刷するための無駄な動作を行うことはない。
【0011】
さらに、イメージ出力工程かイメージ出力手段かイメージ出力手順のいずれかにより、ページ組の印刷イメージがカラーシリアルプリンタに送信される。このため、カラーシリアルプリンタからページ組の印刷イメージが印刷される。したがって、ページ組の作成の度に印刷が行われるので、印刷すべき全ての論理ページの印刷イメージの作成を待たずに印刷が開始される。そして、全てのページ組について印刷することにより、割付印刷が完了する。
【0012】
さらに、印刷ヘッドの移動が無駄なく適切に行われるので、例えばページ組の印刷形式が先後で異なっていても印刷動作が支障無く行われる。
【0013】
また、本発明にかかるページイメージの割付印刷方法は、上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷方法において、前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置との基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定工程と、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式へ決定し、前記ページ組のカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、前記出力形式決定工程により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力工程とを備え、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴としている。
【0014】
そして、上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷制御装置において、前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて現在の論理ページの印刷印刷イメージを既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順決定手段と、前記上位部から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成するページイメージ作成手段と、前記ページイメージ作成手段により処理された論理ページを含む前記ページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された前記論理ページがあるときに、処理された前記論理ページの印刷イメージを一時的に記憶する保管手段と、前記ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージが前記ページイメージ作成手段により作成されるか、または前記保管手段により記憶されているときに、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前記ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定手段と、前記出力形式決定手段により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成するイメージ合成手段と、前記イメージ合成手段で形成された前記印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0015】
したがって、カラーインクジェットプリンタにより印刷する場合でも印刷ヘッドの移動が無駄なく適切に行われるので、例えばページ組の印刷形式が先後で異なっていても印刷動作が支障無く行われる。
【0016】
また、本発明にかかるページイメージの割付印刷方法は、上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷方法において、前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて、現在の論理ページの印刷イメージを既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順決定工程と、前記上位部から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成するページイメージ作成工程と、前記ページイメージ作成工程により処理された論理ページを含む前記ページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された前記論理ページの印刷イメージを一時的に記憶する保管工程と、前記ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージが前記ページイメージ作成工程により作成されるか、または前記保管工程により記憶されているときに、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前期ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、前記出力形式決定工程により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成するイメージ合成工程と、前記イメージ合成工程で形成された前記印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力工程とを備えたことを特徴としている。
【0017】
この場合、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とすることが望ましく、また、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とすることが望ましい。
【0018】
また、上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷させるページイメージの割付印刷制御装置において、前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定手段と、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前記ページ組がカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定手段と、前記出力形式決定手段により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力手段とを備え、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定手段を備えたことを特徴としている。
【0019】
この場合、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とすることが望ましく、また、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とすることが望ましい。
【0020】
すなわち、上位部から印刷イメージを受信すると、処理手順決定工程か処理手順決定手段か処理手順決定手順のいずれかにより現在処理している論理ページを既に記憶した論理ページと合成するか、または記憶して後続の論理ページと合成するかが決定される。そして、ページイメージ作成工程かページイメージ作成手段かページイメージ作成手順のいずれかにより、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成する。さらに、保管工程か保管手段か保管手順のいずれかにより、現在処理しているページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された論理ページの印刷イメージを一時的に記憶しておく。
【0021】
次いで、出力形式決定工程か出力形式決定手段か出力形式決定手順のいずれかにより、そのページ組を印刷する際の出力形式がモノクロまたはカラーに決定される。このとき、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであるときに当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定しているので、カラー印刷するための無駄な動作を行うことはない。
【0022】
さらに、イメージ合成工程かイメージ合成手段かイメージ合成手順のいずれかにより、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成する。また、イメージ出力工程かイメージ出力手段かイメージ出力手順のいずれかにより、ページ組の印刷イメージがカラーシリアルプリンタに送信される。これにより、カラーシリアルプリンタからページ組の印刷イメージが印刷される。このため、ページ組の作成の度に印刷が行われるので、印刷すべき全ての論理ページの印刷イメージの作成を待たずに印刷が開始される。そして、全てのページ組について印刷することにより、割付印刷が完了する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図示した好ましい実施の形態に基づいて、この発明の構成をを具体的に説明する。図2に本発明の割付印刷制御装置10の実施形態を示す。この割付印刷制御装置10は、例えば上位プログラムから成る上位部12と、例えばカラーインクジェットプリンタから成るカラーシリアルプリンタ14と、印刷イメージを記憶する例えば半導体メモリから成る記憶装置16とに接続されており、上位部12から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタ14により印刷させるためのものである。この割付印刷制御装置10は、処理手順決定手段18と、ページイメージ作成手段20と、保管手段22と、出力形式決定手段24と、印刷開始位置決定手段26と、イメージ合成手段28と、イメージ出力手段30とを備えている。なお、カラーシリアルプリンタ14としては、カラーインクジェットプリンタに限られない。
【0030】
処理手順決定手段18は、複数ページの印刷イメージを受信した順に印刷用紙に割り付ける位置を設定しておく。そして、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて、現在の論理ページの印刷イメージを記憶装置16に既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶装置16に記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成し、この印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信する処理手順を決定する。
【0031】
ページイメージ作成手段20は、上位部12から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成する。そして、保管手段22は、ページイメージ作成手段20により処理された論理ページを含むページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された論理ページの印刷イメージを記憶装置16に一時的に記憶する。
【0032】
出力形式決定手段24は、ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージがページイメージ作成手段20により作成されるか、または保管手段22により記憶されているときに、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する。
【0033】
印刷開始位置決定手段26は、先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する。そして、カラーシリアルプリンタ14の印刷機構部に、印刷開始時のヘッド位置についての制御命令を作成して出力する。
【0034】
イメージ合成手段28は、出力形式決定手段24により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶装置16に記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成する。また、イメージ出力手段30は、イメージ合成手段28で形成された印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信する。
【0035】
ところで、割付印刷制御装置10はコンピュータシステムにより構成されている。このコンピュータシステムは、例えば各種の演算処理を実行する中央演算処理装置と、演算処理を実行する上で必要なプログラムやデータ等を記憶するRAMやROM等の主記憶装置と、入出力ポート等の各種インタフェースと、この割付印刷制御装置10を実現するプログラムやその処理を実行する上で必要な各種データや定数等を記憶する例えばハードディスクドライブ装置と、データや必要な指令を入力する入力装置と、中央演算処理装置で処理した結果を出力する出力装置とを備えるのが一般的である。なお、割付印刷制御装置10としてはコンピュータシステムにより構成されるものに限られず、シーケンス回路等の電気回路により構成されるものであっても構わない。
【0036】
また、割付印刷制御装置10は、ページイメージの割付印刷方法を実現する。この割付印刷方法は、上位部12から複数ページの印刷イメージを受信した順に印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて、現在の論理ページの印刷イメージを既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信する処理手順を決定する処理手順決定工程と、上位部12から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成するページイメージ作成工程と、ページイメージ作成工程により処理された論理ページを含むページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された論理ページの印刷イメージを一時的に記憶する保管工程と、ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージがページイメージ作成工程により作成されるか、または保管工程により記憶されているときに、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定すると共に、ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、先に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程と、出力形式決定工程により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成するイメージ合成工程と、イメージ合成工程で形成された印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信するイメージ出力工程とを備えている。
【0037】
以下、図1に示すフローチャートに基づいて割付印刷制御装置10の作動を説明する。
【0038】
上位部12からページ処理開始の命令が送信されると(ステップ101 )、処理手順決定手段18が処理手順決定工程を実行する。すなわち、複数ページの印刷イメージを受信した順に印刷用紙に割り付ける位置を設定する。そして、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて、現在の論理ページの印刷イメージを記憶装置16に既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶装置16に記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成する。さらに、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信する処理手順を決定する(ステップ102 )。
【0039】
この決定を受けて、ページイメージ作成手段20がページイメージ作成工程を実行する。このページイメージ作成工程では、上位部12から受信した論理ページの印刷色指定に従って、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成する(ステップ103 )。
【0040】
そして、ページイメージ作成手段20により処理された論理ページを含むページ組の中で、未だ処理されていない論理ページが有るか否かを判断する(ステップ104 )。そのような論理ページが有るときは(ステップ104/YES)、保管手段22が保管工程を実行することにより、処理された論理ページの印刷イメージを記憶装置16に一時的に記憶する(ステップ105 )。
【0041】
一方、ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージがページイメージ作成工程により作成されるか、または保管工程により記憶されているときは(ステップ104/NO )、出力形式決定手段24により出力形式決定工程が実行される。すなわち、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定する。他方、ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する(ステップ106 )。このため、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであるときにカラー印刷するための無駄な動作を行うことを防止して印刷速度を向上させることができる。
【0042】
次いで、印刷開始位置決定手段26が印刷開始位置決定工程を実行する。すなわち、先に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する(ステップ107 )。これは、出力形式決定手段24により決定した出力形式で現在の組の印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送った場合、後続の組において、出力形式が切り替わってもカラーシリアルプリンタ14の印刷ヘッド等の印刷機構部の動作が支障なく行えるようにするものである。具体的には、現在の組の印刷イメージの印刷動作を開始する時の印刷ヘッドの位置を決定すると共に、例えばカラーインクジェットプリンタであれば印刷イメージの最上端を印刷ヘッドのどのノズルを使用して印刷するかを決定して、カラーシリアルプリンタ14の印刷機構部に対する制御命令を作成する。
【0043】
さらに、イメージ合成手段28がイメージ合成工程を実行する。すなわち、出力形式決定手段24により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶装置16に記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成する。
【0044】
そして、イメージ出力手段30がイメージ出力工程を実行する。すなわち、イメージ合成手段28で形成された印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信して印刷させる(ステップ108 )。このため、ページ組が作成される度に印刷が行われるので、印刷すべき全ての論理ページの印刷イメージの作成を待たずに印刷が開始される。よって、上位部12から印刷命令を送信したときからカラーシリアルプリンタ14で印刷動作が開始されるまでの時間を短縮することができる。そして、全てのページ組について印刷することにより、割付印刷が完了する(ステップ109 )。
【0045】
次に、図3〜図8に示す更に具体的な実施形態に基づいて割付印刷制御装置10の作動を説明する。
【0046】
図3に、この実施形態で割付印刷を行う場合の印刷用紙32の1ページ上に配置される複数ページの配置を示す。同図に示すように、印刷用紙32上に4ページ分の印刷イメージ34、36、38、40が配置されている。そして、用紙左上を開始位置にして横方向に向けて、1ページ目の印刷割付位置を第1割付位置34、2ページ目を第2割付位置36、3ページ目を第3割付位置38、4ページ目を第4割付位置40とする。また、カラーシリアルプリンタ14により印刷を行う場合の印刷ヘッド42の印刷動作方向を符号44で示す。
【0047】
さらに、1ページ目と2ページ目とは、印刷ヘッド42の1度の印刷動作により連続して印刷されるので、印刷を並列処理可能なページ組として設定される。同様に3ページ目と4ページ目とがページ組として設定される。このため、印刷ヘッド42の印刷動作に従い、第1割付位置34と第2割付位置36上に配置される論理ページの印刷イメージは並列に同時進行して印刷される。また、第3割付位置38と第4割付位置40上に配置される論理ページも同様である。
【0048】
これにより、奇数論理ページの印刷イメージが作成されても偶数論理ページの印刷イメージが作成されていなければ、ページ組としては未完成であるので印刷できない。よって、奇数論理ページの印刷イメージは、偶数論理ページの印刷イメージが作成されるまで、カラーシリアルプリンタ14に送ることを待たなければならない。この待ち時間の間は、奇数論理ページの印刷イメージは記憶装置16に一時記憶されている。
【0049】
そして、図4に示すフローチャートに基づいて、カラーシリアルプリンタ14としてカラーインクジェットプリンタを用いて図3に示す割付印刷を実行する場合のページ処理の手順を説明する。なお、この実施形態では、上位部12が送信する印刷データを赤・緑・青のRGB値で示されるカラーデータとし、またカラーシリアルプリンタ14が処理できる印刷イメージデータを、カラー印刷イメージではシアン・マゼンタ・イエロー及びブラックのCMYK値で示されるデータとし、モノクロ印刷イメージではブラックのK値で示されるデータとしている。
【0050】
ページ処理が開始されると(ステップ401 )、処理手順決定工程が実行されて、上位部12より送られる現在の論理ページの順番により、印刷イメージを記憶装置16に一時退避させるか、またはカラーシリアルプリンタ14に出力するかの決定を行う(ステップ402 )。ここでは、論理ページの処理を開始してから奇数番目のページの場合は記憶装置16に一時保管し、偶数番目のページの場合は記憶装置16に保管している直前の論理ページの印刷イメージデータと合成を行うようにする。また、論理ページの出力色指定に従って、印刷イメージを作成するためのRGB値からCMYK値又はK値への変換方法を選択する(ステップ403 )。
【0051】
そして、ページイメージ作成工程が実行されて、上位部12より送られてくるRGB値の印刷データを受け取った順番に記憶装置16内等のプリンタドライバの作業領域上にRGB値の印刷イメージの作成をする(ステップ404 )。1ページ分の全ての印刷データを使用して印刷イメージが作成されたかを判断し(ステップ405 )、まだ作成されていなければ(ステップ405/NO )、印刷イメージの作成を繰り返す。1ページ分の印刷イメージが完成すると(ステップ405/YES)、先に決定したページ処理に従って、当該ページが奇数か偶数かを判断する(ステップ406 )。
【0052】
印刷イメージを作成したページが奇数ページの場合は(ステップ406/YES)、保管工程を実行する。すなわち、記憶装置16に対して印刷イメージの記憶開始の設定を行い(ステップ407 )、作業領域上に作成したRGB値の印刷イメージに対してステップで予め選択した色変換を施し(ステップ408 )、変換後の印刷イメージを記憶装置16に保管する(ステップ409 )。
【0053】
一方、印刷イメージを作成したページが偶数ページの場合は(ステップ406/NO )、出力形式決定工程を実行する。そして、記憶装置16内に保管されている直前の奇数ページと現在の偶数ページの出力色指定を照合し、最終的にカラーシリアルプリンタ14に送る印刷イメージの色に関する出力形式を決定する(ステップ410 )。具体的には、ページ組の両ページともモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定すると共に、ページ組の少なくとも1ページがカラーイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する。
【0054】
次に、印刷開始位置決定工程を実行する。そして、決定した出力形式に従って現在のページ組を印刷した場合に、次のページ組で出力形式が変更されてもカラーシリアルプリンタ14の印刷動作が正常に継続できるようにする。すなわち、後続のページ組の印刷開始時点でカラーシリアルプリンタ14の印刷ヘッド42の位置制御ができるだけの余裕を得られるように、現在のページ組を印刷開始する印刷ヘッド42の位置を求め、制御命令を作成して出力する(ステップ411 )。
【0055】
ここで、印刷開始位置決定工程を図5〜図7に示す具体例に即して説明する。図5は、カラーインクジェットプリンタにおけるモノクロ印刷時の印刷ヘッド42の動作を示す一例である。印刷ヘッド42上にはCMYKの各印刷ノズル46が配置されており、モノクロ印刷の場合はKノズル46の列(図中黒丸で示す)だけを使用する。モノクロ印刷時の解像度をノズル間ピッチ48と同じものとすると、1回の改行動作で、印刷ヘッド42は(ノズル間ピッチ48+ノズル列高さ50)の分だけ改行を要することなる。
【0056】
また、図6は、カラーインクジェットプリンタにおけるカラー印刷時の印刷ヘッド42の動作を示す一例である。印刷ヘッド42はモノクロ印刷時のものと同じ印刷ヘッド42である。カラー印刷時の解像度はノズル間ピッチ48の倍とすると、1回の改行動作で、印刷ヘッド42はノズル列高さ50の半分だけ改行をすることなる。この動作により、改行前の印刷ヘッド位置におけるノズル位置と改行後の印刷ヘッド位置におけるピッチ52は印刷ヘッド42上のノズル間ピッチ48の半分となり、印刷結果の解像度はノズル間ピッチ48の倍となる。
【0057】
そして、図7は、図5及び図6で説明したモノクロ印刷動作とカラー印刷動作を行う印刷ヘッド42を用いた場合に印刷開始位置決定工程を実行するときの説明図である。1ページ目と2ページ目から成るページ組の第1印刷領域54をモノクロ印刷イメージにし、3ページ目と4ページ目から成るページ組の第2印刷領域56をカラー印刷イメージにしたとする。
【0058】
ここで、第2印刷領域56をカラー印刷するための印刷ヘッド基準位置60は、図6で説明した改行動作を用いる必要性より、第2印刷領域56における最上端位置58よりノズル列高さ50の半分だけ上に位置する必要がある。印刷ヘッド基準位置60を定めてから、第1印刷領域54をモノクロ印刷する場合の改行量を逆方向に計算すると、第1印刷領域54の最上端を含む印刷ヘッド位置62を求めることができる。また、印刷ヘッド位置62における第1印刷領域54の最上端ライン位置から、印刷ヘッド42上に配置する出力イメージ先頭のノズル距離64を決定することができる。これにより、印刷ヘッド42を印刷ヘッド位置62に位置させるための印刷用紙吸入量66と、出力イメージを所定の高さから印刷させるためのノズル距離64とを実現できるように、カラーシリアルプリンタ14の印刷機構部に対する制御命令を作成して送信する。
【0059】
制御命令の送信後は、図4に示すようにイメージ合成工程を実行する。まず、現在のページ組となる2ページの出力形式が同じか否かを判断する(ステップ412 )。
【0060】
同じであれば(ステップ412/YES)、偶数ページの印刷イメージを1ラインずつ作業領域より取り出し、出力形式に合わせて色変換をした後(ステップ413 )、記憶装置16内の奇数ページの印刷イメージの同じ印刷位置に相当するラインデータを取り出して合成をする(ステップ414 )。この合成した印刷イメージをイメージ出力工程によりカラーシリアルプリンタ14に出力する。そして、ページ組の全ての印刷イメージを合成して出力したかを判断して(ステップ415 )、残りがあれば(ステップ415/NO )、印刷イメージの次のラインデータを取り出して合成する。また、当該ページ組の全ての印刷イメージを合成して出力すれば(ステップ415/YES)、記憶装置16内に保管されている奇数ページの印刷イメージデータの廃棄指示をして(ステップ416 )、処理の終了とする(ステップ417 )。
【0061】
一方、現在のページ組となる2ページの出力形式が異なる場合(ステップ412/NO )、即ちカラーとモノクロとが有る場合は、合成する出力イメージの形式はカラーとし、1ライン分のカラーラインイメージを格納する作業領域を作成する(ステップ418 )。
【0062】
偶数ページの印刷イメージがカラーの場合は、1ライン取り出して色変換を行った後、そのラインイメージをカラーラインイメージ用作業領域に配置する(ステップ419 )。次に、記憶装置16内の奇数ページの印刷イメージから同じ印刷位置に相当するラインデータを取り出し、作業領域上のカラーラインイメージ作業領域上のブラックイメージ位置に配置することで出力イメージデータとする(ステップ420 )。
【0063】
偶数ページの印刷イメージがモノクロの場合は、1ライン取り出して色変換してカラーラインイメージ用作業領域上のブラックイメージ位置に配置する(ステップ419 )。そして、記憶装置16内の奇数ページの印刷イメージから同じ印刷位置に相当するラインデータを取り出し、作業領域上に配置する(ステップ420 )。
【0064】
この合成した印刷イメージをイメージ出力工程によりカラーシリアルプリンタ14に出力する。そして、ページ組の全ての印刷イメージを合成して出力したかを判断して(ステップ421 )、残りがあれば(ステップ421/NO )、印刷イメージの次のラインデータを取り出して合成する。また、当該ページ組の全ての印刷イメージを合成して出力すれば(ステップ421/YES)、記憶装置16内に保管されている奇数ページの印刷イメージデータの廃棄指示をして(ステップ416 )、処理の終了とする(ステップ417 )。
【0065】
なお、ここに説明した実施形態は本発明の好ましい一形態であって、本発明はこれに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施できることは勿論である。例えば上述した実施形態では、割付印刷制御装置10は、処理手順決定手段18と、ページイメージ作成手段20と、保管手段22と、出力形式決定手段24と、印刷開始位置決定手段26と、イメージ合成手段28と、イメージ出力手段30とを備えているが、これには限られず、例えば印刷開始位置決定手段26は無くてもよく、少なくとも処理手順決定手段18と、出力形式決定手段24と、イメージ出力手段30とを備えていればよい。この場合でも、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであるときに当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定しているので、カラーシリアルプリンタ14の動作が印刷イメージに対して最適になり、印刷速度を向上することができる。
【0066】
また、上述した各実施形態では割付印刷制御装置10はコンピュータから構成されるものとしているが、これには限られない。例えば、上述した割付印刷方法の各工程をカラーシリアルプリンタ14に対するプリンタドライバとしてコンピュータに実行させるようにしても構わない。これによれば割付印刷方法をプリンタドライバのプログラムで実現することにより、カラーシリアルプリンタ14側で特別な装備を持つ必要が無いので割付印刷機能を安価に実行することができる。なお、この割付印刷方法の実行プログラムはプリンタドライバに限られず、OS(オペレーティングシステム)上で作動するアプリケーションでも、OSに組み込まれたものでも構わない。
【0067】
さらに、この割付印刷方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したCD−ROMやフロッピーディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を使用して汎用コンピュータやパーソナルコンピュータを作動させることにより割付印刷方法を実行することもできる。
【0068】
ここでのプログラムは、上位部12としてのアプリケーションプログラムがOSに送信した印刷要求により、OSが複数ページの印刷イメージを送信して、これを受けて1枚の印刷用紙32に割り付けてカラーシリアルプリンタ14により印刷する。このプログラムは、複数ページの印刷イメージを受信した順に印刷用紙32に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて、現在の論理ページの印刷イメージを既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信する処理手順を決定する処理手順決定工程、即ち処理手順決定手順と、上位部12から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成するページイメージ作成工程、即ちページイメージ作成手順と、ページイメージ作成手順により処理された論理ページを含むページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された論理ページの印刷イメージを一時的に記憶する保管工程、即ち保管手順と、ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージがページイメージ作成手順により作成されるか、または保管手順により記憶されているときに、ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定すると共に、ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程、即ち出力形式決定手順と、1枚の印刷用紙32に含まれるページ組を2組とすると共に、先に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッド42の位置を、後に印刷するページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッド42の位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程、即ち印刷開始位置決定手順と、出力形式決定手順により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成するイメージ合成工程、即ちイメージ合成手順と、イメージ合成手順で形成された印刷イメージをカラーシリアルプリンタ14に送信するイメージ出力工程、即ちイメージ出力手順とをコンピュータに実行させるためのものである。
【0069】
さらに、上述したような汎用コンピュータなどを使用することには限られず、割付印刷方法を各工程を実行する専用のコンピュータを含む独立した装置とすることもできる。
【0070】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1に記載のページイメージの割付印刷方法と、請求項6に記載のページイメージの割付印刷制御装置と、請求項10に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とによれば、いずれの場合も、処理手順決定工程か処理手順決定手段か処理手順決定手順のいずれかにおいてページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであるときに当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定しているので、カラー印刷するための無駄な動作を行うことはない。このため、印刷速度を向上することができる。
【0071】
また、イメージ出力工程かイメージ出力手段かイメージ出力手順のいずれかにより、印刷イメージがページ組としてカラーシリアルプリンタに送信されるので、ページ組の作成の度に印刷することができる。このため、印刷すべき全ての論理ページの印刷イメージの作成を待たずに印刷が開始されるので、上位部からの印刷開始の指令から印刷開始までの時間を短縮することができる。
【0072】
そして、請求項2に記載のページイメージの割付印刷方法と、請求項7に記載のページイメージの割付印刷制御装置と、請求項11に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とによれば、いずれの場合も、処理手順決定工程か処理手順決定手段か処理手順決定手順のいずれかにおいてページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであるときに当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定しているので、カラー印刷するための無駄な動作を行うことはない。このため、印刷速度を向上することができる。
【0073】
また、イメージ出力工程かイメージ出力手段かイメージ出力手順のいずれかにより、印刷イメージがページ組としてカラーシリアルプリンタに送信されるので、ページ組の作成の度に印刷することができる。このため、印刷すべき全ての論理ページの印刷イメージの作成を待たずに印刷が開始されるので、上位部からの印刷開始の指令から印刷開始までの時間を短縮することができる。
【0074】
さらに、請求項3に記載のページイメージの割付印刷方法と、請求項8に記載のページイメージの割付印刷制御装置と、請求項12に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とによれば、いずれの場合も、印刷ヘッドの移動が無駄なく適切に行われるので、例えばページ組の印刷形式が先後で異なっていても印刷動作が支障無く行われる。このため、印刷速度を向上することができる。
【0075】
また、請求項4に記載のページイメージの割付印刷方法と、請求項9に記載のページイメージの割付印刷制御装置と、請求項13に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とによれば、いずれの場合も、カラーインクジェットプリンタにより印刷する場合でも印刷ヘッドの移動が無駄なく適切に行われるので、例えばページ組の印刷形式が先後で異なっていても印刷動作が支障無く行われる。このため、印刷速度を向上することができる。
【0076】
さらに、請求項5記載のページイメージの割付印刷方法と、請求項14記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とによれば、いずれの場合も、カラーシリアルプリンタ自体には割付印刷用のメモリ等の特別な装備を設ける必要はないので、ページ割付印刷を安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のページイメージの割付印刷方法のフローチャートを示す図である。
【図2】本発明のページイメージの割付印刷制御装置を示すブロック図である。
【図3】印刷用紙上に複数のページを割り付けた状態を示す平面図である。
【図4】本発明のページイメージの割付印刷方法の他のフローチャートを示す図である。
【図5】モノクロ印刷時の印刷ヘッドの改行幅を示す図である。
【図6】カラー印刷時の印刷ヘッドの改行幅を示す図である。
【図7】印刷ヘッドの初期位置を設定するための工程を示す図である。
【符号の説明】
10 割付印刷制御装置
12 上位部
14 カラーシリアルプリンタ
16 記憶装置
18 処理手順決定手段
20 ページイメージ作成手段
22 保管手段
24 出力形式決定手段
26 印刷開始位置決定手段
28 イメージ合成手段
30 イメージ出力手段
Claims (10)
- 上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷方法において、
前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置との基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定工程と、
前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式へ決定し、前記ページ組のカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、
前記出力形式決定工程により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力工程とを備え、
先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とするページイメージ割付印刷方法。 - 上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷方法において、
前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置との基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定工程と、
前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式へ決定し、前記ページ組のカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、
前記出力形式決定工程により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力工程とを備え、
先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とするページイメージ割付印刷方法。 - 上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷方法において、
前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて、現在の論理ページの印刷イメージを既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順決定工程と、
前記上位部から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成するページイメージ作成工程と、
前記ページイメージ作成工程により処理された論理ページを含む前記ページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された前記論理ページの印刷イメージを一時的に記憶する保管工程と、
前記ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージが前記ページイメージ作成工程により作成されるか、または前記保管工程により記憶されているときに、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前期ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定工程と、
前記出力形式決定工程により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成するイメージ合成工程と、
前記イメージ合成工程で形成された前記印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力工程とを備えたことを特徴とするページイメージ割付印刷方法。 - 先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とする請求項3に記載のページイメージ割付印刷方法。
- 先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とする請求項3に記載のページイメージ割付印刷方法。
- 上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷させるページイメージの割付印刷制御装置において、
前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定手段と、
前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前記ページ組がカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定手段と、
前記出力形式決定手段により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力手段とを備え、
先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定手段を備えたことを特徴とするページイメージの割付印刷制御装置。 - 上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷させるページイメージの割付印刷制御装置において、
前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組を決定して、前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順を決定する処理手順決定手段と、
前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージである場合には当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前記ページ組がカラーイメージのページを含んでいる場合には当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定手段と、
前記出力形式決定手段により決定した出力形式に従い前記ページ組の印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力手段とを備え、
先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定手段を備えたことを特徴とするページイメージの割付印刷制御装置。 - 上位部から受信した複数ページの印刷イメージを1枚の印刷用紙に割り付けてカラーシリアルプリンタにより印刷するページイメージの割付印刷制御装置において、
前記複数ページの印刷イメージを受信した順に前記印刷用紙に割り付ける位置を設定しておき、現在処理を行っているページ番号とその割付位置とに基づいて現在の論理ページの印刷印刷イメージを既に記憶している他の論理ページの印刷イメージと合成するか、または現在の論理ページの印刷イメージを記憶して後続の論理ページの印刷イメージと合成して、印刷を並列処理可能な複数のページの組であるページ組として印刷イメージを作成して、この印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信する処理手順決定手段と、前記上位部から受信した論理ページの印刷色指定に従い、印刷イメージをモノクロまたはカラーとして作成するページイメージ作成手段と、
前記ページイメージ作成手段により処理された論理ページを含む前記ページ組の中で未だ処理されていない論理ページがあるときに、処理された前記論理ページがあるときに、処理された前記論理ページの印刷イメージを一時的に記憶する保管手段と、
前記ページ組に含まれる全ての論理ページの印刷イメージが前記ページイメージ作成手段により作成されるか、または前記保管手段により記憶されているときに、前記ページ組内での全ページの印刷イメージがモノクロイメージであれば当該ページ組の印刷イメージをモノクロ形式に決定し、前記ページ組がカラーイメージのページを含んでいれば当該ページ組の印刷イメージをカラー形式に決定する出力形式決定手段と、
前記出力形式決定手段により決定した出力形式に従い、現在の論理ページの印刷イメージと、記憶している論理ページの印刷イメージを出力形式に合わせて合成するイメージ合成手段と、
前記イメージ合成手段で形成された前記印刷イメージを前記カラーシリアルプリンタに送信するイメージ出力手段とを備えたことを特徴とするページイメージ割付印刷制御装置。 - 先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置を、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とする請求項8に記載のページイメージ割付印刷制御装置。
- 先に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置及び使用ノズルを、後に印刷する前記ページ組の印刷を開始するときの印刷ヘッドの位置に基づいて算出する印刷開始位置決定工程を備えたことを特徴とする請求項8に記載のページイメージ割付印刷制御装置。
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