JP3705445B2 - 光熱変換型ヒートモード受像材料及び記録材料 - Google Patents

光熱変換型ヒートモード受像材料及び記録材料 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は光熱変換型ヒートモード記録方法に用いる受像材料及び記録材料に関し、特にレーザー走査方式に適した光熱変換型ヒートモード受像材料及び記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱転写記録においては、記録材料と受像材料の密着が転写プロセスに必須であり、通常のサーマルヘッドを使用した熱転写記録では、プラテンローラにサーマルヘッドを押圧することにより記録材料と受像材料の密着が達成されている。
【0003】
レーザー等の光を使用するヒートモード熱転写記録では、エネルギーロスを出来る限り少なくするために光学系をシンプルにして光学系ロスを少なくしたいという要求がある。
【0004】
更に、走査速度を上げるために円筒走査の利用も考えられるが、円筒走査では記録材料と受像材料を巻き付けたドラムを高速回転するために、接触式の密着方法を採ることが難しい。
【0005】
又、透明なカバーシートを使用して記録材料と受像材料の密着を行うことが考えられるが、この方法では材料シートのサイズが大きくなるに従って密着ムラが発生し易くなり、又、カバーシートの使用により記録材料、受像材料の自動搬送機構が複雑になり、装置の大型化、コストアップ等の問題もあった。
【0006】
従って、非接触式で光学系のロスが少ないヒートモード熱転写記録における記録材料と受像材料の効果的な密着方法の開発が要請されている。
【0007】
【発明の目的】
本発明の目的は、光熱変換型ヒートモード記録に関し、小スペース、低価格な装置で受像材料と記録材料を短時間で均一に密着でき、搬送する際のトラブルもない光熱変換型ヒートモード受像材料及び記録材料を提供することにある。
【0008】
【発明の構成】
本発明者らは、記録材料と受像材料の密着性が両者の表面物性に大きく影響されることに着目し、鋭意検討の結果、前記の諸問題を改良できることを見い出し本発明を為すに至った。
【0009】
即ち本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
【0010】
(1)記録材料の熱溶融性のインク層を有する面と受像材料の受像面を密着した状態で、画像情報に応じた光を照射することにより記録する光熱変換型ヒートモード記録方法に用いられる光熱変換型ヒートモード受像材料において、受像面の表面粗さがRa値0.4〜0.01であり、かつうねりが2μm以下であり、かつ前記受像面のスムースター値が23℃・55%RHで5〜20mmHgである光熱変換型ヒートモード受像材料。
【0012】
()前記受像材料に帯電防止層を有する前記(1)記載の光熱変換型ヒートモード受像材料。
【0013】
)記録材料の熱溶融性のインク層を有する面と受像材料の受像面を密着した状態で、画像情報に応じた光を照射することにより記録する光熱変換型ヒートモード記録方法に用いられる光熱変換型ヒートモード記録材料において、前記インク層の表面粗さがRa値0.4〜0.01であり、かつうねりが2μm以下であり、かつ前記受像面のスムースター値が23℃・55%RHで5〜20mmHgである光熱変換型ヒートモード記録材料。
【0015】
)前記記録材料に帯電防止層を有する前記(3)に記載の光熱変換型ヒートモード記録材料。
【0017】
又、下記構成の記録方法は本発明の効果を発揮するのに好ましい態様である。
【0018】
(8)微小孔を有する減圧器に光熱変換型ヒートモード受像材料の受像面と該受像材料より縦横共寸法が大きい光熱変換型ヒートモード記録材料のインク面を重ね合わせ、該受像材料の周囲よりはみ出した記録材料部分から微小孔を通して減圧することにより、記録材料と受像材料を密着させ、引き続き記録材料側から光照射を行う光熱変換型ヒートモード記録方法。
【0019】
(9)微小孔を有する減圧器に光熱変換型ヒートモード記録材料のインク面と該記録材料より縦横共寸法が大きい光熱変換型ヒートモード受像材料の受像面を重ね合わせ、該記録材料の周囲よりはみ出した受像材料部分から微小孔を通して減圧することにより、記録材料と受像材料を密着させ、引き続き受像材料側から光照射を行う光熱変換型ヒートモード記録方法。
【0020】
(10)減圧器が平板である(8)又は(9)記載の光熱変換型ヒートモード記録方法。
【0021】
(11)減圧器がドラム状である(8)又は(9)記載の光熱変換型ヒートモード記録方法。
【0022】
以下、図面によって光熱変換型ヒートモード記録方法を説明するが、光熱変換型ヒートモード受像材料を「ヒートモード受像材料」或は単に「受像材料」と、又、光熱変換型ヒートモード記録材料を「ヒートモード記録材料」或は単に「記録材料」とも称する。
【0023】
密着方法としては、図1に示すように、微小孔を有する減圧器に受像材料の受像層面と受像材料より縦横共寸法が大きい記録材料のインク面を重ね合わせ、該受像材料の周囲よりはみ出した記録材料部分から微小孔を通して減圧することにより、受像材料と記録材料を密着させる、又、逆に記録材料のインク面と記録材料より縦横共寸法が大きい受像材料の受像面を重ね合わせ、該記録材料の周囲よりはみ出した受像材料部分から微小孔を通して減圧することにより、受像材料と記録材料を密着させることも可能である。
【0024】
この密着方法によれば、記録材料と受像材料の搬送、巻付け共自動化が容易であり、密着完了後に光照射を行うことによりヒートモード記録が可能となる。減圧器は図2に示すようにドラム状であってもよいし、図3に示すように平板であってもよいが、高速記録が要求される場合、平板の減圧器とポリゴンミラー又はガルバノミラーによる平面走査より、ドラム状の減圧器を使用する円筒走査の方が光学系のロスが少なくて良い。
【0025】
このような減圧器を使用して、記録材料のインク面と受像材料の受像面を完全に密着又は極く近傍に配した状態(以下、この状態を密着状態と呼ぶ)で記録情報に応じた光を照射することにより熱転写記録を行う。
【0026】
以下、本発明をより詳細に説明する。
【0027】
本発明における減圧器及び減圧器の周辺を図4に示す。此処では減圧器がドラム状の場合を例示するが、平板の場合も基本的構成は同様である。例えば図5に示す構成の記録材料と受像材料を減圧器に巻き付けて密着させる場合は、まず受像材料を減圧孔弁を閉じた状態で減圧し巻き付けて固定する。次に、記録材料を巻き付けていくが、この時、減圧孔を順次開きながら行う。これにより減圧時間の短縮と密着状態が得られ易い。スクィーズローラにより押圧しながら減圧弁を開いていくと更に効果的である。
【0028】
記録材料のインク層及び/又は受像材料の表面粗さはRa値として0.4〜0.01であるが、0.3〜0.05がより好ましい。Raが0.4を超えると密着性が悪化し、転写感度の低下、転写画像のドット再現性の劣化、色濁り等が発生する。0.01以下にすることは生産的に難しく、又、圧力転写によるカブリが発生し易くなる。
【0029】
一方、表面のうねり(0.1〜数mmの間隔で観察される表面の凹凸)は2μm以下であり、表面粗さに比べると大きくてもよいが、2μm以上になると受像材料及び記録材料の剛性にもよるが、矢張り密着性を悪くする。
【0030】
減圧密着を行う場合、減圧している時間により密着の程度は変化するが、減圧時間は短い程好ましい。スムースター値は、密着に要する減圧時間を測る指標として銀塩感材等で屡々用いられ、スムースター値が大きい程密着に要する減圧時間は短くなる。本発明における受像材料及び/又は記録材料のスムースター値は、23℃・55%RHで5〜20mmHgであるが、5mmHg以下では密着に要する時間が長くなり不都合であり、20mmHg以上では密着に要する減圧時間は短くて済むが、密着性が悪化し転写感度の低下等を招く。
【0031】
減圧密着による密着時間を短くするため、更にスクィーズロールにより押圧しながら減圧を行うが、この際、受像材料と記録材料の滑り性が良い方が好ましい。即ち、受像材料と記録材料の静止摩擦係数が0.2以下であることが好ましく、0.2を超えると密着時間が長くなると同時に材料表面に皺を生じ、均一な密着を妨げる。
【0032】
受像材料、記録材料の表面抵抗を低くすることにより、それぞれを減圧器へ搬送する際の搬送トラブル、搬送工程でのゴミ付着を少なくすることができる。表面抵抗は温度・湿度により大きく変化するが、ヒートモード熱転写記録装置内は一般に低湿になり易く、従って23℃・55%RHでの表面抵抗を109Ω以下にすることが望ましい。
【0033】
次に本発明に使用する記録材料及び受像材料について説明する。
【0034】
記録材料は、基本的に支持体上に熱溶融性のインク層を積層した構造を有すると共に、像様に照射される光を熱に変換する機能を兼ね備える。必要に応じて支持体とインク層の間に中間層(剥離層、バリヤー層、クッション層等)を設けてもよい。
【0035】
熱溶融性のインク層とは、加熱時に溶融又は軟化して色材とバインダー等を含有する層毎転写可能であるインク層を意味し、完全な溶融状態で転写しなくてもよい。
【0036】
上記色材としては、例えば無機顔料及び有機顔料などの顔料ならびに染料を挙げることができる。
【0037】
無機顔料としては、二酸化チタン、カーボンブラック、酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウム及びカルシウムのクロム酸塩等が挙げられる。
【0038】
有機顔料としては、アゾ系、チオインジゴ系、アントラキノン系、アントアンスロン系、トリフェンジオキサジン系の顔料、バット染料顔料、フタロシアニン顔料(例えば銅フタロシアニン)及びその誘導体、キナクリドン顔料などが挙げられる。又、有機染料としては、酸性染料、直接染料、分散染料、油溶性染料、含金属油溶性染料又は昇華性色素等が挙げられる。
【0039】
形成した画像をカラープルーフとして用いる場合には、印刷インクに使用されているものと同等の色材として例えばリオノールブルーFG-7330、リオノールイエローNo.1206,No.1406G、リオノールレッド6BFG-4219X(いずれも東洋インキ社製)等の顔料を使用することができる。
【0040】
インク層における色材の含有率は特に限定されないが、通常5〜70重量%の範囲内にあり、好ましくは10〜60重量%である。
【0041】
インク層のバインダーとしては、熱溶融性物質、熱軟化性物質、熱可塑性樹脂を挙げることができる。熱溶融性物質は、通常、柳本MJP−2型を用いて測定した融点が40〜150℃の範囲内にある固体又は半固体の物質である。具体的には、カルナバ蝋、木蝋等の植物蝋;蜜蝋、セラック蝋等の動物蝋;パラフィンワックス、マイクロクリスタルワックス、ポリエチレンワックス、エステルワックス、酸ワックス等の石油蝋;並びにモンタン蝋、オゾケライト、セレシン等の鉱物蝋等のワックス類を挙げることができ、更にこれらのワックス類などの他に、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸;パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、マルガニルアルコール等の高級アルコール;パルミチン酸セチル、パルミチン酸ミリシル、ステアリン酸セチル、ステアリン酸ミリシル等の高級脂肪酸エステル;アセトアミド、プロピオン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、アミドワックス等のアミド類;並びにステアリルアミン、ベヘニルアミン、パルミチルアミン等の高級アミン類などが挙げられる。
【0042】
又、熱可塑性樹脂としては、エチレン系共重合体、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、アイオノマー樹脂、石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ジエン系コポリマー等のエラストマー類;エステルガム、ロジンマレイン酸樹脂、ロジンフェノール樹脂、水添ロジン等のロジン誘導体;並びにフェノール樹脂、テルペン樹脂、シクロペンタジエン樹脂、芳香族系炭化水素樹脂等の高分子化合物などを挙げることができる。
【0043】
上記熱溶融性物質及び熱可塑性物質を適宜に選択することにより、所望の熱軟化点あるいは熱溶融点を有する熱転写層を形成することができる。
【0044】
像様に照射される光を熱に変換する機能は、例えば光熱変換材をインク層に含有させることにより、又はインク層に隣接して光熱変換材を含有する光熱変換層を設けることにより実現できる。
【0045】
光熱変換材をインク層に含有させる場合、光熱変換材としては従来公知のものをいずれも使用できる。本発明の好ましい態様では半導体レーザー光照射により発熱させるため、カラー画像を形成する場合は700〜3000nmの波長帯に吸収極大を示し、可視域での吸収が無いか小さい近赤外光吸収剤が好ましい。モノクロ画像を形成する場合は、可視〜近赤外域まで吸収を持つカーボンブラック等が好ましい。
【0046】
近赤外光吸収剤としては、シアニン系、ポリメチン系、アズレニウム系、スクワリウム系、チオピリリウム系、ナフトキノン系、アントラキノン系色素等の有機化合物、フタロシアニン系、アゾ系、チオアミド系の有機金属錯体などが好適に用いられ、具体的には特開昭63-139191号、同64-33547号、特開平1-160683号、同1-280750号、同1-293342号、同2-2074号、同3-26593号、同3-30991号、同3-34891号、同3-36093号、同3-36094号、同3-36095号、同3-42281号、同3-97589号、同3-103476号等に記載の化合物が挙げられる。
【0047】
光熱変換材を含有する光熱変換層をインク層と別層として設ける場合、光熱変換材は上記のものをそのまま用いることができる。
【0048】
光熱変換層におけるバインダーとしては、ガラス転移点が高く熱伝導率の高い樹脂、例えばポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリスチレン、エチルセルロース、ニトロセルロース、ポリビニルアルコール、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリパラバン酸、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、アラミド等の一般的な耐熱性樹脂を使用することができる。
【0049】
この光熱変換層の膜厚は0.1〜3μmが好ましく、光熱変換層における光熱転換材の含有量は、通常、画像記録に用いる光源の波長での吸光度が0.3〜3.0になるように決めることができる。
【0050】
光熱変換層としては、この他にもカーボンブラック、アルミニウムなどの蒸着膜として形成することも可能である。なお、光熱変換材はインク層の色材そのものでもよく、又、上記のものに限定されず、様々な物質が使用できる。
【0051】
記録材料のクッション層は記録材料と受像材料との密着を増す目的で設けられるが、前記支持体自体にクッション性が付与されていてもよい。
【0052】
クッション性を付与するには、低弾性率を有する材料あるいはゴム弾性を有する材料を使用すればよい。具体的には、天然ゴム、アクリレートゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、スチレン-ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、弗素ゴム、ネオプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、エピクロルヒドリン、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)、ウレタンエラストマー等のエラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリブテン、ポリウレタン、アセテート、セルロースアセテート、アミド樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、耐衝撃性アクリル樹脂、スチレン-ブタジエン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル-ブタジエン共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、可塑剤入り塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の内、弾性率の小さな樹脂が挙げられる。
【0053】
クッション層として使用可能な形状記憶樹脂としては、ポリノルボルネンやポリブタジエンユニットとポリスチレンユニットとが複合化されたスチレン系ハイブリッドポリマー等を挙げることができる。
【0054】
クッション層の厚みは使用する樹脂又はエラストマーの種類、記録材料-受像シート密着の際の吸引力、マット材の粒径、マット材の使用量など様々の因子により異なるので一概には決められないが、通常10〜100μmの範囲である。
【0055】
クッション層の形成方法としては、前記素材を溶媒に溶解又はラテックス状に分散したものを、ブレードコーター、ロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、グラビアコーター等の塗布法、ホットメルトによる押出しラミネーション法、クッション層フィルムの貼合せ法などを適用できる。
【0056】
支持体としては、寸法安定性が良く、画像形成の際の熱に耐えるものならば何でもよく、具体的には特開昭63-193886号2頁左下欄12〜18行に記載のフィルム又はシートを使用することができる。又、レーザー光を記録材料側から照射して画像を形成するのであれば、記録材料の支持体は透明であることが望ましい。レーザー光を受像材料側から照射して画像を形成するのであれば、記録材料の支持体は透明である必要はない。支持体の厚さは特に制約はないが、通常2〜300μm、好ましくは5〜200μmである。
【0057】
帯電防止層は記録材料、受像材料共に同様な構成を採ることが可能であり、バックコート層下引層、インク層下引層、受像層下引層等の中間層として設けることもできるし、受像層、インク層、バックコート層等の表面にある層に帯電防止剤を添加して構成することもできる。これらの層は、支持体の一方の面に設けることにより帯電防止が可能であり、又、支持体の両面に設けることも好ましい。
【0058】
帯電防止層の膜厚は単独で形成する場合0.5〜3μmで設けることができ、受像層、光熱変換層、インク層等に帯電防止剤を添加する場合には、それぞれの層に必要な膜厚で形成すればよい。
【0059】
帯電防止剤としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル等の非イオン系界面活性剤、第4級アンモニウム塩等のカチオン系界面活性剤、アルキルホスフェート等のアニオン系界面活性剤、両性界面活性剤、導電性樹脂等の「11290の化学商品」化学工業日報社刊875〜876頁に記載の化合物が使用できる。
【0060】
又、導電性微粒子も用いることができ、例えばZnO,TiO2,SnO2,Al2O3,In2O3,MgO,BaO,CoO,CuO,Cu2O,CaO,SrO,BaO2,PbO,PbO2,MnO3,SiO2,ZrO2,Ag2O,Y2O3,Bi2O3,Ti2O3,Sb2O3,Sb2O5,K2Ti6O13,NaCaP2O18,MgB2O5等の酸化物;CuS,ZnS等の硫化物、SiC,TiC,ZrC,VC,NbC,MoC,WC等の炭化物、Si3N4,TiN,ZrN,VN,NbN,TaN,Cr2N等の窒化物、TiB2,ZrB2,NbB2,TaB2,CrB,MoB,WB,LaB5等の硼化物、TiSi2,ZrSi2,NbSi2,TaSi2,CrSi2,MoSi2,WSi2等の珪化物、BaCO3,CaCO3,SrCO3,BaSO4,CaSO4等の金属塩、SiN4-SiC,9Ai2O3-2B2O3等の複合体が挙げられ、これら1種を単独で又は2種以上を併用してもよい。
【0061】
帯電防止剤の帯電防止層への添加量は、帯電防止層として単層である場合と他の層に帯電防止剤を添加する場合では異なるが、全量に対して5〜80重量%が好ましく、10〜60重量%がより好ましい。
【0062】
次に、受像材料について述べる。
【0063】
受像材料は、前記記録材料から像様に剥離したインク層を受容して画像を形成する。通常、受像材料は支持体と受像層とを有し、又、支持体のみから形成されることもある。
【0064】
受像材料は熱により溶融したインク層が転写されるのであるから、適度の耐熱強度を有すると共に、画像が適正に形成されるよう寸法安定性に優れることが望ましい。
【0065】
支持体の表面に形成する受像層は、バインダーと必要に応じて添加される各種添加剤やマット材からなる。又、場合によってはバインダーのみで形成される。
転写性の良い受像層バインダーとしては、ポリ酢酸ビニルエマルジョン系接着剤、クロロプレン系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等の接着剤、天然ゴム、クロロプレンゴム系、ブチルゴム系、ポリアクリル酸エステル系、ニトリルゴム系、シリコンゴム系、ロジン系、石油系樹脂などの粘着材、再生ゴム、アイオノマー樹脂、SBR、ポリサルファイド系、ポリブタジエン系、エチレン-酢酸ビニル系樹脂、ポリイソプレン、塩化ビニル系樹脂、ポリビニルエーテル等を挙げることができる。
【0066】
又、受像層上に形成された画像を、更に加熱及び/又は加圧により他の被記録媒体に再転写する場合は、受像層として極性の比較的小さい(SP値の小さい)樹脂が特に好ましい。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-塩化ビニル共重合体、エチレン-アクリル共重合体、塩化ビニル系樹脂、各種変性オレフィンなどである。
【0067】
受像層の膜厚は通常、10〜100μmであるが、クッション層を受像層として用いる場合はこの限りではない。クッション層としては記録材料に記載したクッション層が利用できる。又、他の被記録媒体に再転写する場合の膜厚は30〜50μmが好ましい。
【0068】
受像材料の支持体としては、記録材料で説明したものと同様のものが使用できるが、厚みは25〜300μmが好ましく、更に好ましくは50〜200μmである。
【0069】
その他、必要に応じて受像層下引層、バックコート層、帯電防止層などを設けることができる。
【0070】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0071】
(記録材料の作成)
厚さ75μmの透明PET(ポリエチレンテレフタレート:ダイヤホイルヘキスト社製T-100)支持体上にクッション層、光熱変換層、インク層等を順次塗工して記録材料を作成した。各層の作成方法及び塗工液を次に記す。
【0072】
<クッション層>
以下の三通りの形成方法を用いた。
【0073】
形成方法A(うねり=0.5μm)
下記組成の塗工液をブレードコータを用いて塗布・乾燥した。膜厚30μm。
【0074】
クッション層形成用塗工液
EVA 15部
(VA含量28%,三井デュポンケミカル社製:EV250)
トルエン 85部
形成方法B(うねり=1.2μm)
EVA(VA含量14%)をエクストルージョンラミネートして形成後、カレンダーロールで平滑化処理した。
【0075】
形成方法C(うねり=2.5μm)
EVA(VA含量14%)をエクストルージョンラミネートして形成した。
【0076】
<光熱変換層>
クッション層の上に下記組成の塗工液を、それぞれワイヤーバーにて塗布・乾燥し、乾燥膜厚0.4μmの層を得た。
【0077】
光熱変換層形成用塗工液A
ポリビニルアルコール(日本合成化学社製:GL-05) 7部
IR吸収色素(IR-1) 3部
蒸留水 90部
光熱変換層形成用塗工液B
ポリビニルアルコール(日本合成化学社製:GL-05) 5部
IR吸収色素(IR-1) 3部
アニオン性高分子 2部
(主成分ポリスチレンスルホン酸ナトリウム,三洋化成
工業社製:ケミスタッドSA-9)
蒸留水 90部
【0078】
【化1】
Figure 0003705445
【0079】
<インク層>
光熱変換層の上に下記組成の塗工液を、それぞれワイヤーバーにて塗布・乾燥した。乾燥膜厚0.5μm。
【0080】
インク層形成用塗工液A
スチレンアクリル(三洋化成社製:ハイマーSBM-100) 6.4部
エチレン-酢酸ビニル共重合体 0.5部
(三井・デュポンポリケミカル社製:EV-40Y)
シアン顔料分散物(御国色素社製) 2.5部
0.8μmシリコン樹脂微粒子 0.3部
(東芝シリコーン社製:トスパール108)
DOP(ジオクチルフタレート) 0.3部
MEK(メチルエチルケトン) 90部
インク層形成用塗工液B
スチレンアクリル(前出:ハイマーSBM-100) 6.4部
エチレン-酢酸ビニル共重合体(前出:EV-40Y) 0.5部
マゼンタ顔料分散物(御国色素社製) 2.5部
0.8μmシリコン樹脂微粒子(前出:トスパール108) 0.3部
DOP 0.3部
MEK 90部
インク層形成用塗工液C
スチレンアクリル(前出:ハイマーSBM-100) 6.4部
エチレン-酢酸ビニル共重合体(前出:EV-40Y) 0.5部
マゼンタ顔料分散物(御国色素社製) 2.5部
2.0μmシリコン樹脂微粒子 0.3部
(東芝シリコーン社製:トスパール120)
DOP 0.3部
MEK 90部
インク層形成用塗工液D
ロジン系樹脂(播磨化成社製:DS-90) 6.7部
エチレン-酢酸ビニル共重合体(前出:EV-40Y) 0.5部
マゼンタ顔料分散物(御国色素社製) 2.5部
DOP 0.3部
MEK 90部
インク層形成用塗工液E
スチレンアクリル(前出:ハイマーSBM-100) 6.69部
エチレン-酢酸ビニル共重合体(前出:EV-40Y) 0.5部
マゼンタ顔料分散物(御国色素社製) 2.5部
弗素系界面活性剤(旭硝子社製:サーフロンS-382) 0.01部
DOP 0.3部
MEK 90部
インク層形成用塗工液F
スチレンアクリル(前出:ハイマーSBM-100) 6.4部
エチレン-酢酸ビニル共重合体(前出:EV-40Y) 0.5部
マゼンタ顔料分散物(御国色素社製) 2.5部
0.8μmシリコン樹脂微粒子(前出:トスパール108) 0.3部
酸化錫[酸化アンチモンドープ] 1.0部
(平均粒径0.02μm、三菱マテリアル社製:導電粉T-1)
DOP 0.3部
MEK 90部
(受像材料の作成)
記録材料と同じPET支持体上に記録材料と同様のクッション層、受像層下引層、受像層等を塗工して作成した。
【0081】
〈受像層〉
下記組成の塗工液を、それぞれワイヤーバーにて塗布・乾燥した。膜厚1.0μm。
【0082】
受像層形成用塗工液A
EVA/VCLグラフトポリマー 5.0部
(日本ゼオン社製:グラフトマーR3)
MEK 70部
シクロヘキサノン 25部
受像層形成用塗工液B
EVA/VCLグラフトポリマー(前出:クラフトマーR3) 4.5部
3.5μmシリカ微粒子 0.5部
(富士デビソン社製:サイロイド244)
MEK 70部
シクロヘキサノン 25部
受像層形成用塗工液C
1,2-ポリブタジエン 5部
(日本合成ゴム社製:RB-830)
トルエン 95部
受像層形成用塗工液D
EVA/VCLグラフトポリマー(前出:グラフトマーR3) 4.9部
3.5μmシリカ微粒子(前出:サイロイド244) 0.1部
MEK 70部
シクロヘキサノン 25部
受像層形成用塗工液E
EVA/VCLグラフトポリマー(前出:グラフトマーR3) 4.7部
5.0μmシリカ微粒子 0.3部
(富士デビソン社製:サイロイド79)
MEK 70部
シクロヘキサノン 25部
受像層形成用塗工液F
エチレン-塩化ビニル共重合体 9.9部
(東洋モートン社製:AD37P295J)
弗素系界面活性剤(旭硝子社製:サーフロンS-381) 0.1部
水 90部
受像層形成用塗工液G
EVA/VCLグラフトポリマー(前出:グラフトマーR3) 8.0部
酸化錫[酸化アンチモンドープ](前出:導電粉T-1) 2.0部
MEK 65部
シクロヘキサノン 25部
〈下引層〉
受像材料に、試料によっては下記組成の塗工液をワイヤーバーにて塗布・乾燥して下引層を設けた。乾燥膜厚1.0μm。
【0083】
受像層下引層形成用塗工液A
ポリビニルブチラール 8.0部
(積水化学工業社製:Bx-1)
酸化錫[酸化アンチモンドープ](前出:導電粉T-1) 2.0部
MEK 90部
〈バッキング層〉
記録材料及び受像材料に、試料によっては下記組成の塗工液を塗布・乾燥してバッキング層を設けた。
【0084】
BC層形成用塗工液A
ポリビニルアルコール(前出:GL-05) 7部
アニオン性高分子(前出:ケミスタッドSA-9) 3部
蒸留水 90部
実施例1
PETベース上に表1に示すクッション層、光熱変換層、インク層を設け記録材料を作成した。受像材料はPETベース上に表1に示すクッション層と受像層を順次設けて作成した。作成した記録材料と受像材料を、表1に示す組合せで下記条件でヒートモード転写を行い、表面粗さ、うねりと転写性との関係を調べた。
【0085】
表面粗さとうねりの測定は、小坂研究所(株)製の表面粗さ測定器サーフコーダSEF−30Dを使用し、表面粗さは、縦倍率20000倍、粗さカットオフ値0.08mm、基準長さ2.50mm、送り速さ0.1mm/秒として中心線平均粗さ(Ra)を測定し求めた。うねりは、縦倍率20000倍、粗さカットオフ値8mm、基準長さ5.00mm、送り速さ0.1mm/秒として最大高さ(Rmax)を測定し求めた。
【0086】
(転写条件)
図2に示すドラム上に、受像材料と記録材料をこの順に巻き付け、ドラム内部を減圧し、受像材料と記録材料の密着状態が一定となったところでレーザービームを照射し転写した。記録エネルギーは0.3J/cm2とした。
【0087】
【表1】
Figure 0003705445
【0088】
結果の評価
○:全面均一に転写可能
△:転写ムラが発生し易く、転写に必要なエネルギーが大きい
×:エネルギーを大きくしても転写ムラが消えない
実施例2
表2に示すような表面平滑度の異なる記録材料及び受像材料の組合せにより実施例1と同条件でヒートモード転写を行い、スムースター値と密着時間及び転写性との関係を調べた。
【0089】
【表2】
Figure 0003705445
【0090】
結果の評価
*目視で判定した受像材料と記録材料の密着状態が定常状態になるまでの時間(秒)
○:空気溜まりも発生せず、転写に必要なエネルギーも小さい
△:抜けはないが、転写に必要なエネルギーは大きい
×:空気溜まりによる抜けあり。
【0091】
実施例3
表3に示すような表面抵抗の異なる記録材料及び受像材料の組合せにより実施例1と同条件でヒートモード転写を行い、導電性とゴミ付着による密着不良との関係を調べた。
【0093】
*:×109Ωで示す
結果の評価
◎:ゴミの付着による密着不良なし
○:ゴミの付着による密着不良は殆どなし
×:ゴミの付着による密着不良がある
××:ゴミの付着による密着不良が非常に多い。
【0094】
実施例4
表4に示すような記録材料と受像材料の摩擦係数を異にする組合せにより実施例1と同条件でヒートモード転写を行い、摩擦係数と密着時間及び搬送性との関係を調べた。
【0095】
【表4】
Figure 0003705445
【0096】
結果の評価
*目視で判定した受像材料と記録材料の密着状態が定常状態になるま での時間(秒)
○:記録材料、受像材料共に良好
×:記録材料、受像材料のいずれか一方は搬送不良発生
【0097】
【発明の効果】
本発明によれば、コンパクトで低価格な装置により光熱変換型ヒートモード受像材料と同記録材料を短時間で均一に密着でき、搬送時のトラブルもない光熱変換型ヒートモード転写記録が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光熱変換型ヒートモード受像材料及び記録材料をドラム状減圧器に巻き付けることを示す斜視図
【図2】ドラム状減圧器の基本的構成を示す断面図
【図3】受像材料と記録材料が平板状減圧器上で密着されることを示す断面図
【図4】ドラム状減圧器及び減圧器の周辺を示す全体構成図
【図5】本発明の光熱変換型ヒートモード記録材料及び受像材料の層構成の一例を示す断面図
【符号の説明】
1 圧力ロール
2 減圧孔(2−1は開いた状態、2−2は閉じた状態を示す)
3 ヒートモード記録材料(3−1はイエロー、3−2はマゼンタ、3−3はシアン、3−4はブラック記録材料を示す)
4 ヒートモード受像材料
5 ヒートモード記録材料補給手段
6 ヒートモード受像材料補給手段
7 減圧器保持部分
8 光学的書込み手段
9 筐体
10 減圧孔弁
11,21 支持体
12,22 クッション層
13 光熱変換層
14 インク層
15,24 バックコート層
23 受像層

Claims (4)

  1. 記録材料の熱溶融性のインク層を有する面と受像材料の受像面を密着した状態で、画像情報に応じた光を照射することにより記録する光熱変換型ヒートモード記録方法に用いられる光熱変換型ヒートモード受像材料において、受像面の表面粗さがRa値0.4〜0.01であり、かつうねりが2μm以下であり、かつ前記受像面のスムースター値が23℃・55%RHで5〜20mmHgであることを特徴とする光熱変換型ヒートモード受像材料。
  2. 前記受像材料に帯電防止層を有することを特徴とする請求項1記載の光熱変換型ヒートモード受像材料。
  3. 記録材料の熱溶融性のインク層を有する面と受像材料の受像面を密着した状態で、画像情報に応じた光を照射することにより記録する光熱変換型ヒートモード記録方法に用いられる光熱変換型ヒートモード記録材料において、前記インク層の表面粗さがR a 0.4 0.01 であり、かつうねりが2μ m 以下であり、かつ前記受像面のスムースター値が23℃・55%RHで5〜20mmHgであることを特徴とする光熱変換型ヒートモード記録材料。
  4. 前記記録材料に帯電防止層を有することを特徴とする請求項3に記載の光熱変換型ヒートモード記録材料。
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